JP4655660B2 - デジタルカメラ、動画編集方法、及びプログラム - Google Patents

デジタルカメラ、動画編集方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、横長液晶モニタなどのワイドアスペクト比のモニタ画面を備えたデジタルカメラ及びワイドアスペクト比のモニタ画面を活用した動画編集技術に関する。
デジタルカメラやカメラ付き携帯電話において、撮像素子の画素数が100万画素、200万画素、・・・500万画素、・・・と増大しつつあり、それに伴い画像を表示するモニタ画面も1.8インチ、2インチ、2.5インチ、・・・と大型化が進んでいる。テレビジョン受像機においてはアスペクト比が16:9のいわゆるワイド画面が普及しているが、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話においては4:3のアスペクト比が主流である。これは、撮像素子がワイド画面に対応していないので、表示だけワイド化してもあまり意味がないからであった。
ここで、ワイド画面を撮影できるようにするとともにワイド画面のモニタを設けた先行技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、パノラマ表示のためにワイド画面のモニタを設けたものがある(例えば、特許文献2参照)。
他方、動画再生技術において、動画再生時に画面を静止させると画面一杯に静止画が表示されてしまい動画が見えなくなるのは、普通のビデオテープの再生や、画面静止機能のあるテレビジョン受信機で周知である。
また、記録されている動画を再生する際に動画を縮小して画面上にマルチ表示し、指定された動画を静止画として取り込んでその動画が表示されていた位置に表示したり、その動画が表示されていた位置とは異なる画面上の位置に表示する技術がある(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−04398号 特開2003−189153号 特開平8−265703号
特許文献1に記載の技術は、1コマ1コマの画像をリアルタイムで自動的に張り合わせることが可能であり、ユーザのカメラ操作により得た広い視野角の映像から、ワイドでかつ高精細な静止画を作りあげるデジタルワイドカメラを実現するというものであるが、ワイドアスペクト比のモニタ画面のモニタ画面全面に画像を表示するため、ワイド画面の領域を有効に活用する工夫はなされていないといった課題があり、また、動画再生時に静止画を切り取って動画が表示されている位置とは異なる画面上の他の位置に表示することはできないといった課題があった。
また、特許文献2に記載の技術は、パノラマ映像を撮影すると共に、ワイドアスペクト比のモニタ画面のディスプレイにおいてパノラマ画像を観察することを可能とし、立体感を確認しながら撮影することを可能とした撮像装置を提供するものであり、やはりワイドアスペクト比のモニタ画面のモニタ画面全面に画像を表示するため、ワイド画面の領域を有効に活用する工夫はなされていないといった課題があり、特許文献1に開示の技術と同様に、動画再生時に静止画を切り取って動画が表示されている位置とは異なる画面上の他の位置に表示することはできないといった課題があった。
また、特許文献3に記載の技術のうちでは、マルチ表示されている動画を動画が表示されている位置とは異なる画面上の他の位置に表示することができるので、動画再生時に気に入った場面(例えば、図10(a))を静止画に切り取る場合に切り取り指示操作を行なうと動画10−1の上に静止画10−2が表示されてしまってその動画10−1が見えない(図10(b))といった不都合は生じないが、デジタルカメラや携帯電話機のように画面サイズが小さめに制限されている携帯情報機器では画像を縮小してマルチ表示すると見にくいといった不都合がある。
また、同特許文献3に開示の技術では、マルチ画面に表示された動画を所望のタイミングで静止画として取り込んで動画が表示されていた位置に静止画表示すると共に、動画表示位置をマルチ画面の次の画面にシフトさせて動画を表示したり(同特許文献の請求項2参照)、マルチ画面上の固定位置に動画を表示し、所望のタイミングで静止画として取り込んでマルチ画面の他の位置に表示し、更に取り込まれた静止画をマルチ画面に表示された静止画の次の位置に表示するといった動作をマルチ画面が一杯になるまで繰り返すことはできるが、固定位置に表示される動画を任意のタイミングで切り出して固定位置に静止画として表示したり、表示させた静止画を前後にスクロールして所望の静止画を切り出すといった編集動作を行なったり、サイズが小さめに制限された画面上で、動画や切り出された静止画を見やすく表示するために(マルチ表示用の2次元配列とは異なった)画像表示領域を画面上に設定することができないといった課題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、デジタルカメラにワイド画面(ワイドアスペクト比のモニタ画面)を採用し、ワイド画面の領域を有効に活用することによって動画と切り取った画像の静止画をモニタ画面に表示して所望の動画を編集を行なうことのできる、デジタルカメラ、動画編集方法、及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明では、所定のアスペクト比の動画を記録すると共に、記録した動画を再生可能なデジタルカメラにおいて、前記所定のアスペクト比よりも大きいワイドアスペクト比のモニタ画面からなり動画表示領域及び静止画表示領域を有する表示部と、この表示部の前記動画表示領域に前記記録した動画を再生表示する動画再生手段と、この動画再生手段によって前記動画表示領域に前記動画が再生表示されている際に操作される切り取り指示操作手段と、前記動画再生手段によって前記動画表示領域に再生表示されている動画のうち前記切り取り指示操作手段による操作がなされた時点で前記動画表示領域に表示されていた静止画を切り取って前記静止画表示領域に表示させる静止画表示手段と、この静止画表示手段によって前記静止画表示領域に前記静止画が表示されている際に操作されるスクロール指示操作手段と、このスクロール指示操作手段の操作がなされる毎に前記動画再生手段によって前記動画表示領域に再生表示された前記動画の中から前記静止画表示手段によって前記静止画表示領域に表示された前記静止画の前後いずれか一方の次の静止画を順次切り出す切り出し手段と、この切り出し手段によって切り出された静止画を前記静止画表示領域に順次切り替え表示させる切り替え表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明では、更に、前記切り取り指示操作手段による操作がなされ、前記静止画表示手段によって前記静止画が前記静止画表示領域に表示された際に、前記動画再生手段による前記動画の再生表示を一時停止させる再生表示停止手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明では、前記所定のアスペクト比は3:4であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明では、前記静止画表示領域は複数の静止画表示領域からなり、前記切り取り指示操作手段の操作がなされると前記静止画表示手段によって前記静止画が前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示され、更に前記スクロール指示操作手段の操作がなされると前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示されていた前記静止画が複数の静止画表示領域のうちの他の静止画表示領域にシフト表示されると共に、前記複数の静止画表示領域のうちの一つには、前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示されていた前記静止画の前後いずれか一方の静止画が前記動画から切り出されて表示されることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明では、前記スクロール指示操作手段は、前スクロール指示操作手段と後スクロール支持操作手段とを備え、前スクロール指示操作手段が操作されると前記複数の静止画表示領域のうちの一つには、前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示されていた前記静止画の一コマ前の静止画が前記動画から切り出されて表示され、後スクロール指示操作手段が操作されると前記複数の静止画表示領域のうちの一つには、前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示されていた前記静止画の一コマ後の静止画が前記動画から切り出されて表示されることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明では、前記静止画表示領域は複数の静止画表示領域からなり、更に、動画と静止画を入れ替えるための表示領域を前記複数の静止画表示領域の中から指定する入れ替え表示領域指定手段と、前記動画表示領域に表示されている動画を前記入れ替え表示領域指定手段によって指定された静止画表示領域に表示し前記入れ替え表示領域指定手段によって指定された静止画表示領域に表示されていた静止画を前記動画表示領域に表示する画像入れ替え表示手段と、を備えたことを特徴とし、請求項7に記載の発明では、更に、前記動画再生手段による動画の再生表示に先立って前記表示部の動画表示領域及び静止画表示領域を設定する表示領域設定手段を備えたことを特徴とし、請求項8に記載の発明では、前記静止画表示手段は、更に、前記切り取った静止画を前記静止画表示領域のサイズに合うように縮小又は拡大して表示する手段を含むことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明では、前記静止画表示手段による静止画表示領域における静止画表示と前記動画再生手段による動画表示領域における動画表示とを並行して実行する手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明では、前記スクロール指示操作手段によるスクロール動作時に、前記静止画領域における静止画表示と前記動画再生手段による前記動画表示領域における動画表示を並行して実行する手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明では、前記画像入れ替え表示手段による画像の入れ替え時に、前記静止画領域における静止画表示と前記動画再生手段による前記動画表示領域における動画表示を並行して実行する手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明では、更に、前記切り取り指示操作手段による操作があると前記動画表示領域の動画表示を停止する停止手段と、この停止手段による動画表示停止を解除して動画表示を再開させる解除手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明では、更に、前記スクロール指示操作手段によるスクロール動作がなされている間は、前記動画表示領域の動画表示を停止する手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明では、所定のアスペクト比の動画を記録すると共に、前記所定のアスペクト比よりも大きいワイドアスペクト比のモニタ画面からなり動画表示領域及び静止画表示領域を有する表示部を備えたデジタルカメラの動画編集方法において、前記表示部の前記動画表示領域に前記記録した動画を再生表示する動画再生ステップと、この動画再生ステップによって前記動画表示領域に前記動画が再生表示されている際に静止画像の切り取り指示を出力する切り取り指示ステップと、前記動画再生ステップによって前記動画表示領域に再生表示されている動画のうち前記切り取り指示ステップによって切り取り指示が出力された時点で前記動画表示領域に表示されていた静止画を切り取って前記静止画表示領域に表示させる静止画表示ステップと、この静止画表示ステップによって前記静止画表示領域に前記静止画が表示されている際にスクロール指示を出力するスクロール指示ステップと、このスクロール指示ステップによるスクロール指示が出力される毎に前記動画再生ステップによって前記動画表示領域に再生表示された前記動画の中から前記静止画表示ステップによって前記静止画表示領域に表示された前記静止画の前後いずれか一方の次の静止画を順次切り出す切り出しステップと、この切り出しステップによって切り出された静止画を前記静止画表示領域に順次切り替え表示させる切り替え表示制御ステップとを備えたことを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明では、更に、前記静止画表示ステップによって前記静止画が前記静止画表示領域に表示された際に、前記動画再生ステップによる前記動画の再生表示を一時停止させる再生表示停止ステップを備えたことを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明では、更に、前記動画再生ステップによる動画再生に先だって前記動画表示領域及び静止画表示領域を設定するステップを備えたことを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明では、前記静止画表示領域は複数の静止画表示領域からなり、動画と静止画を入れ替えるための表示領域の指定を検出するステップと、前記動画表示領域に表示されている動画を前記指定された静止画表示領域に表示するステップと、前記指定された静止画表示領域に表示に表示されていた静止画を前記動画表示領域に表示するステップと、を備えたことを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、請求項14乃至17のいずれか1項に記載の動画像編集方法をデジタルカメラのコンピュータに実行させるプログラムを特徴とするものである。
本発明によれば、サイズ上の制限により画面の活用方法が制約されているデジタルカメラのワイドアスペクト比のモニタ画面の領域を有効に活用することができる。
(実施形態1)
図1はデジタルカメラ1の外観図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は背面図、図1(c)は底面側斜視図である。これらの図において、デジタルカメラ1は、箱形の本体2の前面に沈胴式のレンズ鏡筒3、ストロボ発光窓4、ファインダ前面窓5及び収音穴6などを配置すると共に、本体2の上面に電源スイッチ7及びシャッターボタン8などを配置し、さらに、本体2の背面にファインダ後面窓9、撮影モード/再生モード切換ボタン10、ズームキー11、MENUボタン12、カーソルキー(上下左右方向移動ボタン)13、SETキー14、DISPボタン15、拡声穴16及び液晶モニタ17などを配置し、加えて、本体2の底面に蓋18を設け、この蓋18を開くことによって本体2の内部に実装されたバッテリ19や大容量の記憶媒体20(たとえば、カード型フラッシュメモリ(CF)(Compact Flash)やカード型ハードディスク(HDD)(Hard Disk Drive)など)を着脱できるようになっている。
撮影モード/再生モード切換ボタン10は、撮影ボタン及び再生ボタンからなり、撮影ボタンを押すと撮影モード(初期設定は静止画撮影)に移行し、再生ボタン(初期設定は静止画再生)を押すと再生モードに移行する。
液晶モニタ17は、例えばアスペクト比16:9のワイドアスペクト比のモニタ画面(ワイドLCD画面)を有している。後述する撮像素子はアスペクト比4:3(12:9)の画像を作成するので、通常の画像表示時には余りの領域ができる。そこで、通常の画像表示時に画像を引き伸ばして全面表示してもよいし、余りの領域に日付や画素数などの情報表示を行ってもよいが、本発明では動画から切り取った静止画を表示する。
図1(b)において、MENUボタン12は各種メニューを表示させるためのもので、撮影モード時に操作すると、撮影画素数の設定、撮影画質(圧縮率の低い(画質の高い)方からファイン、ノーマル、エコノミー)の設定、静止画/動画/音声録音の切換、セルフタイマー、ストロボ、ホワイトバランスなどの各種撮影条件の設定を行うことができる。また再生モード時に操作すると、画面の自動送り(スライドショー)、プロテクトの設定、印刷枚数の設定(DPOF)(Digital Print Order Format)、画像の回転、トリミング、リサイズなどの設定を行うことができる。また、再生モード時にMENUボタン12を操作すると静止画再生モード、動画再生モードの設定を行なうことができる(実施例では初期設定は静止画再生モードとしているがこれに限定されない)。動画再生モードに設定されると、更に、MENUボタン12の操作により、動画および切り取った静止画の表示領域設定処理(図13のステップS0参照)に移行することができる。
また、同図においてDISPボタン15は、液晶モニタ画面上に各種情報を表示するためのもので、画素数、画質、静止画/動画/音声の区別、日付、時間、電池残量、メモリ残量などを表示する。もう一度DISPボタン15を押すと情報表示は消えて画像表示だけとなる。また、動画再生時にDISPボタン15を操作すると操作時点で動画表示されていた画像を切り取りって静止画表示を行なう静止画切り取り処理への切り取り指示ボタンとして機能する。なお、DISPボタン15に切り取り指示ボタンとしての機能を兼用させず、切り取り指示専用のキーを設けるようにしてもよい。
カーソルキー13は、モード設定やメニュー選択等に際して液晶モニタ画面4に表示されるメニューやアイコン等をカーソルでポイント(指定)する際に操作するキーであり、カーソルキー13の操作によりカーソルを上下又は左右に移動させることができる。また、設定された表示領域に表示されている静止画(動画から切り取った静止画)をカーソルキー13の操作により前後にスクロール表示することができる。
また、SETキー14はカーソルが表示されている項目を選択設定若しくは確認する際に押すキーであり、また、設定された表示領域に表示されている静止画にカーソルが位置づけられているときにSETキー13を押すと、表示されている静止画(またはコマ数等の静止画記憶位置情報)が記憶媒体20(図2)に記録される。
図2は、デジタルカメラ1の内部ブロック図である。この図において、デジタルカメラ1は、機能別に、音声入力系21、撮像系22、制御系23、音声出力系24、画像ファイル記憶系25、表示系26及び操作系27などに分類することができる。
これらの系毎に説明すると、音声入力系21は、本体前面の収音穴6の近くに配置されたマイク28と、このマイク28で拾った音を増幅するアンプ29と、アンプ29で増幅されたアナログの音声信号をデジタル信号に変換するA/D変換部30と、デジタル変換された音声信号を一時的に記憶する音声メモリ31とを備えている。
撮像系22は、本体前面のレンズ鏡筒3に収められたズーム機能及びオートフォーカス機能付の撮影レンズ群32と、この撮影レンズ群32を通過した被写体像を二次元の画像信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などからなる電子撮像部33と、この電子撮像部33からの画像信号に対して所要の画像処理を施す映像処理部34と、画像処理後の画像信号を一時的に記臆する画像メモリ35とを備えるとともに、レンズ鏡筒3の不図示のフォーカス機構を駆動するフォーカス駆動部36と、同ズーム機構を駆動するズーム駆動部37と、本体前面のストロボ発光窓4に設けられたストロボ発光部38と、このストロボ発光部38を駆動するストロボ駆動部39と、これらの各部(電子撮像部33、映像処理部34、フォーカス駆動部36、ズーム駆動部37、ストロボ駆動部39)を制御するための撮影制御部40とを備えている。
制御系23は、上記の各系を制御してデジタルカメラ1の動作を集中的にコントロールする制御回路(CPU若しくはMPU(以下、CPU)41と、このCPU41の動作に必要な各種プログラムやデータを不揮発的に記憶するプログラムメモリ42と、画像データ記憶用の内蔵フラッシュメモリ(データメモリ)43とを備えている。
音声出力系24は、CPU41から適宜に出力される音声データをアナログの音声信号に変換するD/A変換部44と、この音声信号を増幅するアンプ45と、増幅された音声信号を拡声するために本体背面の拡声穴16の近くに設けられたスピーカ46とを備えている。
画像ファイル記憶系25は、インターフェース部47と、このインターフェース部47に着脱可能に接続される記憶媒体20とを備えている。
表示系26は、CPU41から適宜に出力される表示データを一時的に保持するビデオメモリ(VRAM)48を含む表示制御部49と、表示制御部49の出力信号を表示する液晶モニタ17とを備えている。
操作系27は、本体2の各部に設けられた様々な操作ボタン類、すなわち、前述した、シャッターボタン8、撮影モード/再生モード切換ボタン10、ズームキー11、MENUボタン12、カーソルキー(上下左右方向移動ボタン)13、SETキー14、DISPボタン15を含む操作入力部50と、この操作入力部50からの操作信号をCPU41に入力するための入力回路51とを備えている。
図3は撮像素子から表示モニタ画面までのデータの流れを示す図である。電子撮像部33のCCD、CMOSなどの撮像素子は多数のフォトダイオードの前面にフィルターを備えることで色を得ている。このフィルターには「原色フィルター」と「補色フィルター」の2種類があり、原色フィルターはR(Red)、G(Green)、B(Blue)、補色フィルターはC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)からなる。一般に300万画素、500万画素、・・・と呼ばれる画素数は、フォトダイオードの数である。
フォトダイオードがチャージした電荷は映像信号処理部34でA/D変換され、撮像素子の画素に対応したベイヤーデータの形でいったん保持し、信号処理により輝度、色差マルチプレクス信号(Y,Cb,Crデータ、Y,U,Vともいう)を得る。そのY,U,Vデータ(以下、画像データ)が画像メモリ35に記憶される。
画像の画素数構成としては、一般的に2560×1920、2048×1536、1600×1200、1024×786、800×600、640×480などが知られている。本実施の形態では、画像メモリ35に記憶される画像データは、例えば、静止画データでは、輝度(Y)データが1600×1200画素で構成され、色差(U,V)データがそれぞれ800×600画素で構成される。これは輝度信号のほうが人間の目に捉えられやすいため色差信号の情報量を減らしているためであるが、もちろん同数でもよい。このように構成された画像データを液晶モニタ17に表示するために、演算により液晶モニタ17の表示画素数に合わせたRGBデータを作成しVRAM48に書き込む。従って撮像素子の画素数と液晶モニタ画面の表示画素数は直接の対応関係はない。
また、動画データは、通常は、静止画データより低画質(画素密度の低い)、640×490画素で構成されるなお、画像メモリ35のメモリ容量が十分あれば、静止画とほぼ同等の高画質の動画データでもよい。
液晶モニタ17は各表示画素にRGBのカラーフィルターを有しており、図4(a)に示すようなデルタ配列や図4(b)のストライプ配列が一般的である。
液晶モニタ17は16:9のワイドアスペクト比のモニタ画面で構成されており、画素数が640×360画素とすると、ストライプ配列の場合は横方向に640×3(R、G、B)画素が配列され、縦方向に360画素が配列されている。また、デルタ配列の場合は横方向に640画素、縦方向に360画素配列されている。デルタ配列は表示画素数が1/3となるが、色再現性は高い。
液晶モニタ17は16:9のワイドアスペクト比のモニタ画面であるが、撮影されて作成される画像データは1600×1200画素の4:3のアスペクト比なので、画像メモリ35は4:3の画像を記憶するよう構成されている。
前記図3の画像メモリ35のメモリ構成はデルタ配列の場合であるが、ストライプ配列の場合は図5(a)に示すようにR、G、Bそれぞれ100×1200画素の画像メモリを有する。液晶モニタ画面が1600×3×1200画素あれば、それをそのまま供給すればよく、本実施の態様のように液晶モニタ17が640×360画素であれば図5(b)に示すように適宜間引いて供給する。デルタ配列の場合は画像データをY,U,Vデータの形で保存し、表示時に演算によりRGBデータを作成して直接表示制御部49に送出する。
表示制御部34内には640×360画素のVRAM(表示バッファ)48が備えられており、表示データはこのVRAM48に作成される。つまり液晶モニタ17はこのVRAM48のデータをそのまま表示している。従って画像データが4:3の分しかなくても、VRAM48は液晶モニタ17に対応する画素数を有し、表示しない領域は例えば黒が書き込まれる。
JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)圧縮はCPU41で行う。画像メモリ35の画像データY,U,VそれぞれについてJPEG圧縮を行い圧縮されたJPEG-Y,JPEG-U,JPEG-Vを一旦データメモリ43に記憶した後、CF若しくはHDD20に転送し保存記録する。
また、480×360画素の縮小画像も、160画素×120画素のサムネイルもそれぞれJPEG圧縮されて一旦データメモリ43に記憶した後、記憶媒体(CF若しくはHDD)20に転送記憶し、前記本画像と関連付けて保存される。
CPU41は、静止画の保存記録の際には画像メモリ35に記憶されている画像データを読み出して、静止画圧縮処理を施して記憶媒体20に保存記録し、再生時には記憶媒体20に保存記録されていた圧縮画像データに伸張処理を施して画像データを再生する。また、動画の保存記録の際には画像メモリ35に記録されている連続画像(複数の静止画像)に圧縮処理を施して記録媒体20に保存記録し、再生時には記録媒体20に保存記録されていた圧縮画像データに伸張処理を施して動画データを再生し、画像メモリ35に保存記録する。
また、上記圧縮伸張部は複数の圧縮率に対応しており、圧縮率に対応させて記憶するモードは圧縮率の低い高解像度に対応するモードと圧縮率の高い低解像度に対応するモードがある。
図6は記憶媒体(CF若しくはHDD)20の記録領域のレイアウト例を示す図であり、記憶媒体の記録領域上には、各領域に記録されるファイルやデータの情報が所定の規定フォーマットにより登録(記録)される管理領域20−1、図7に示すような静止画フォルダを記録する静止画ファイル記録領域20−2、図8に示すような、動画ファイルを記録する動画ファイル記録領域20−3、動画と対応付けられて記録された音声データからなる音声データファイルを記録する音声ファイル記録領域20−4、及び動画から切り取った静止画データ(若しくは切り取られた静止画のコマ数等の記憶位置情報)を記録する切り取り画像記録領域20−5及び図示しない作業領域や予備領域(プログラムを記録媒体20に記録するように構成した場合には更にプログラム記録領域)が設けられている。
図7は記憶媒体(CF若しくはHDD)20に記録される静止画像データの状態を示す図である。符号100はJPEG圧縮された画像のフォルダを示し、本画像101と、それを縮小した縮小画像102及びサムネイル103を有する(図7(a))。サムネイル103は他のデジタルカメラと互換性を保つために共通の規格で定められた縮小画像であり、縮小画像102は任意の縮小率で本画像を縮小した画像であって、一般的にサムネイルよりは大きく、例えばモニタ画面のモニタ画面のサイズとほぼ一致する。また、サムネイルは画面を分割して複数画像をマルチ画面表示するときのサイズとほぼ一致することが多い。なお、ヘッダ104には、ファイル名、画素数、撮影日時、撮影条件等の情報が記憶される。
静止画を表示する際は、液晶モニタ17には通常は縮小画像102を表示している。縮小画像102は本画像101を縮小したものであるから、基本的に補間処理を行っていないので画質の劣化は無い。ただし縮小するために間引き等を行って情報量が減っているので本画像の画質を表現できてはいない。
再生時に拡大指示があると、縮小画像102を拡大して表示する場合と本画像101を縮小して表示する場合があるが、ここでは本画像101を縮小する場合を例にとって説明する。
例えば、図7(b)に示すように、本画像101が1600×1200画素とし、液晶モニタ17の表示サイズが480×360画素、縮小画像102のサイズが480×360画素であるとし更にサムネイルのサイズが160×120画素であるとする。液晶モニタ17に表示するには縮小画像102をそのまま表示すればよく、3×3個の9分割されたマルチ画面表示を行うにはサムネイルをそのまま表示すればよい。なお、液晶モニタ17の構成上、例えば330×220画素のように記憶されている画像の画素数と合わない場合があるが、そういう場合は適宜補間等の処理を行って画素数を合わせる。また、拡大指示は、再生モード時にズームキー11が操作されると再生表示している画像を拡大/縮小する。
図8は記憶媒体(CF若しくはHDD)20に記録される動画ファイルの状態を示す図であり、動画ファイル200はJPEG圧縮された動画データ201とヘッダ204等からなり、動画データ201は各コマを構成する静止画像(図示の例で静止画1−1〜1−n、静止画2−1〜2−m等からなる。また、ヘッダ204は、ファイル名、画素数、撮影日時、撮影条件等のほか、撮影したコマ数や画質、コマの時間間隔(または、撮影速度)や対応する音声データや音声ファイルの等の動画撮影情報を記録してなる。
動画を表示する際は、液晶モニタ17には通常は圧縮された動画データ201を構成する各静止画を伸張して画像メモリ35に記憶し、再生された各静止画1−1〜1−nを順次画像メモリ35から取り出して連続表示している。動画データを構成する各静止画は静止画モードで撮影される静止画より通常は低画質であるが、撮影時のモード選択により高画質の場合もある。再生時に縮小指示があると、動画データ201を構成する静止画は縮小されて表示される。
図9はワイドLCDを備えたデジタルカメラ1の液晶モニタ17上に設定した表示領域の実施例のいくつかを示す図である。図9(a)はアスペクト比12:9の表示領域R1を16:9のアスペクト比のワイドLCD画面の(向かって)左側に設定し、その右側にR1より小さい所定のアスペクト比の表示領域R2、R3を設定した例であり、図9(b)はアスペクト比12:9の表示領域R1の右側にR1より小さい所定のアスペクト比の表示領域R2、R3、R4を設けるようにした例であり、図9(c)はアスペクト比12:9の本画像表示領域R1を画面の中央に設定し、その両側にR1より小さい所定のアスペクト比の表示領域R2、R3を設定した例である。なお、VRAM48の記憶領域にも液晶モニタ17に設定される表示領域に対応する領域がそれぞれ設定される。また、静止画表示領域の数は上述した2(R2、R3)〜3(R1、R2、R3)の領域に限定されない。また、表示する静止画は表示領域のサイズに合わせて縮小若しくは拡大して全体を表示してもよいが、表示領域のサイズが全体画像より小さい場合に縮小せずに部分表示するようにしてもよい。
図10は、従来の動画表示及び動画から切り取った静止画の表示例を示す図であり、図11は、本発明の動画編集方法によるワイドLCD画面での動画及び切り取った静止画の表示例を示す図である。
図10で、(a)は液晶モニタ画面に表示された動画の表示例、(b)は(a)に表示されている動画を任意のタイミングで切り取って同一画面に静止画表示した例であり、動画10−1が静止画1―2によって覆われてしまい、動画が見えなくなっている。なお、切り出した動画を画面上の一部に表示するようにしても動画の一部が静止画で覆われて見えなくなるので、従来方法によれば動画の全部一部分が切り取った静止画で覆われてしまい見えなくなることになる。
図11は、アスペクト比16:9のワイドLCD画面17の全表示領域のうち、アスペクト比12:9の表示領域R1に再生した動画11−1を表示し、切り出した静止画像を右側(表示領域R2、R3)に縮小表示した例であり、動画11Mが再生表示されているとき、ユーザが任意のタイミングでDISPボタン15を押すと、ボタン15を押した時点で表示領域R1に表示されていた画像11−(j)が切り取られて表示領域R2に縮小されて静止画表示される。図示の例は次に述べるように、前スクロールボタン11Fが1回クリックされた結果、切り取った静止画像11−(j)の1コマ前の画像11−(j−1)が縮小されて表示領域R2に静止画表示され、表示領域R2に表示されていた静止画11−(j)がシフトされて表示領域R3に表示された例である。なお、R1、R2、R3は予め設定された表示領域であり、本実施例の標準設定ではR1>R2=R3であるが、これに限定されないし、後述するようにユーザが任意のサイズで設定することもできる。
図11で、符号11Fは前スクロールボタンを示し、スクロール操作により表示されている静止画より前に撮影されたコマの画像に遡って動画中の画像を切り取って静止画表示することができる。前スクロールボタン11Fがm回クリックされると、切り取った静止画像11−(j)のmコマ前の画像11−(j−m)が縮小されて表示領域R2に静止画表示され、表示領域R2に表示されていた静止画11−(j−(m−1))はシフトされて表示領域R3に表示される。なお、表示領域R4、R5、・・・が設定されている場合は静止画11−(j−(m−2))、静止画11−(j−(m−3))、・・が順次シフトされて表示領域R4、R5、・・・に表示される。前スクロール操作はユーザがカーソルキー13を操作してカーソルを前スクロールボタン11Fに位置づけてからSETキー14を押して行なうことができ、m回クリックするにはSETキー14をm回押せばよいこととなる。
動画表示中にDISPボタン15を操作して切り取り指示を出す際、ユーザが切り出そうとしてからDISPボタン15を押すまでには少し時間がかかるので指示が遅れ、所望の静止画像と切り出した画像が異なることが生じる可能性があるが、上記前スクロール操作により、1コマずつ前の画像に遡って動画から静止画像を切り出して表示できるので、この前スクロール操作を繰り返すことにより所望の静止画像を切り出すことができる。
また、符号11Bは後スクロールボタンを示し、スクロール操作により表示されている静止画より後に撮影されているコマの画像を切り取って静止画表示することができる。後スクロールボタン11Fがn回クリックされると、切り取った静止画像11−(j)のnコマ後の画像11−(j+n)が縮小されて表示領域R3に静止画表示され、表示領域R2には静止画11−(j−(n−1))が表示される。なお、表示領域R4、R5、・・・が設定されている場合は静止画11−(j−(n+1))、静止画11−(j−(n+2)、・・・が順次シフトされて表示領域R4、R5、・・・に表示される。後スクロール操作はユーザがカーソルキー13を操作してカーソルを後スクロールボタン11Bに位置づけてからSETキー14を押して行なうことができn回クリックするにはSETキー14をn回押せばよいこととなる。
動画表示中にDISPボタン15を操作して切り取り指示を出して切り取った画像より少し後に撮影された画像(例えば、ゴルフでインパクトした瞬間とその後のフォーム)を見たい場合がある。このような場合には動画を戻して切り取り指示を行なってもよいが、所望の静止画を1回で切り取ることができるとは限らない。しかしながら、上記後スクロール操作により、1コマずつ後の静止画像を切り出して表示できるので、この後スクロール操作を繰り返すことにより確実に所望の静止画像を切り出すことができる。
なお、図11の説明では、スクロール操作は前スクロールボタン11Fまたは後スクロールボタン11Bをカーソルキー13で指定し、SETキー14を押すことにより前方または後方にスクロールする例を示したが、カーソルキー13を上方操作または下方操作すると前方または後方にスクロールするように構成してもよい。
また、符号11Cは入れ替えボタンを示し、表示領域R1の動画をR1、R2、R3、・・のうちの指定された表示領域に表示するようにし、指定された表示領域に表示されている静止画を(図示の例では拡大して)表示領域R1に表示することができる。具体的には、ユーザがカーソルキー13を操作してカーソルを入れ替えボタン1Cに位置づけてからSETキー14を押すことにより動画と静止画の表示領域を入れ替えることができる。
図11の例では、表示領域R2、R3、・・に表示される静止画像は縮小画像のため細部が見にくいので拡大して見たい場合がある。しかし、表示領域R2、R3、・・・上で拡大しても部分しかみることができないので、アスペクト比12:9の表示領域R1にその静止画を表示する。表示される静止画は拡大表示してもよいが、縮小画像を拡大することとなるので画質が劣化する。そこで、表示時に保持される静止画像が動画データ中のどこにあったかという位置情報(あるいは、先頭からのコマ数)を元に動画データから同じ静止画をもう一度切り出してそのまま表示領域R1に表示するようにする。このようにすれば表示される静止画は動画と同じサイズで表示され、しかも、画質は劣化しない。なお、表示領域R1に表示されていた動画は表示領域R1に表示された静止画が表示されていた表示領域に表示されるので、切り取り指示操作により動画から他の静止画を切り出すこともできる。
更に、表示領域R2、R3、・・、(または入れ替えにより表示領域R1)に表示されている静止画上にカーソルを移動させ、SETキー14を押すとその静止画に対応する静止画データ(動画データ中の静止画)が記憶媒体20に記録される。
図12は本実施形態におけるワイドLCD画面での動画及び静止画表示のタイミングチャートであり、動画開始タイミング、静止画Aの切り出し指示(DISPボタン15の押し下げ)タイミング、静止画Bの切り出し指示タイミング、静止画Cの切り出しタイミングを時系列に記し、横軸に、それぞれ、表示領域R1における動画表示期間(黒塗りの帯部分)、動画像(動画データを構成する静止画)、表示領域R2における切り出された静止画A、B、Cの表示期間、表示領域R2に表示される静止画(A、B、C)の変遷、表示領域R3における切り出された静止画A、B、・・の表示期間、表示領域R3に表示される静止画(A、B、・・)の変遷が示されている。
本実施例では、図12に示すように表示領域R1には再生された動画が再生が終わるか再生終了指示が出されるまで連続的に表示され、DISPボタン15が押されると静止画Aが切り出され、表示領域R2に表示される。次に、DISPボタン15が押されると静止画Bが切り出され、表示領域R2に表示されると共に静止画Aが表示領域R3に表示される。そして、更に、DISPボタン15が押されると静止画Cが切り出され、表示領域R2に表示されると共に静止画Bが表示領域R3に表示される。静止画A、B、Cはそれぞれ次にDISPボタン15が押されるまで表示領域R2に表示され、DISPボタン15が押されると表示領域R3に順次表示される。
上記図12のタイミングチャートに示したように、本実施形態では動画は再生が終わるか再生終了指示が出されるまで連続的に表示されるので、ユーザは表示領域R1に連続的に表示される動画を見ながら所望のタイミングでDISPボタン15を押して静止画像をいくつか切り出し、表示領域R2、R3、・・に表示して所望の静止画像を取得することができる。また、動画表示が静止画切り出しにより途切れないので見やすく、短時間に静止画の編集を行なうことができる。
図13は本実施形態におけるワイドLCD画面での動画及び静止画の画面表示動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートはデジタルカメラ1に本願発明のワイドLCDの液晶モニタ画面における再生画像の表示/編集制御を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。
以下に示す処理は基本的にCPU41が予めプログラムメモリ42に記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリ42に格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、図1〜図13に基いて説明する。
なお、説明上、記憶媒体20には動画撮影により記録された動画データ及び/または外部画像処理装置から受け取った動画データが図8に示したような形式で記録されているものとし、アスペクト比16:9のワイド液晶モニタ画面17の表示領域は、標準設定で図9(b)に示したような表示領域R1、R2、R3、R4が設定され、表示領域R1のアスペクト比は12:9、表示領域R2、R3、R4のアスペクト比をそれぞれ4:3であるものとする。
動画再生モードで、まず、CPU41は図15に示すような表示領域設定処理を実行し(ステップS0)、次に、記憶媒体20に記録されている動画を選択可能に再生表示してユーザに再生する動画の選択を促し、ユーザが画像を選択するとステップS2に進む。ここで、選択可能に画像を表示する方法は公知の方法でよく、例えば、記憶媒体20に記録されている各動画ファイルから代表画像データ(例えば、先頭の静止画データ)を取り出して縮小し、液晶モニタ17に2次元配列表示してカーソル操作により所望の動画ファイルを選択させるようにしてもよいし、グループ化された動画またはその縮小画像を液晶モニタ17に2次元配列表示してカーソル操作により所望の画像を選択させるようにしてもよい(ステップS1)。
再生する動画が選択されると、CPU41は選択された動画ファイル200の動画データ201を記憶媒体20から読み出して動画データを構成する各静止画に伸張処理を施して再生し、画像メモリ35に記憶し(ステップS2)、画像メモリ35から再生された静止画像を順次1コマずつ読み出して液晶モニタ17の表示領域R1(図9(b))に連続的に表示することにより動画表示する。また、この際、コマ数カウンタ(初期値=0)に1を加えて表示されている画像がはじめから何番目の静止画かをカウントするものとする(ステップS3)。
動画が表示されている際、切り取りたい画像があるとユーザは静止画切り取り指示操作(実施例ではDISPボタン15の押し下げ)を行なうので、CPU41は入力回路51からの信号を基に操作入力部50で静止画切り取り指示操作が行なわれたか否かを調べ、切り取り指示操作が行なわれた場合はステップS5に進み、そうでない場合はステップS9に進む(ステップS4)。
上記ステップS4で切り取り指示操作が行なわれた場合は図16に示すような静止画表示処理を実行する(ステップS5)。
静止画が表示領域に表示されると、ユーザはスクロール操作若しくは入れ替え操作(実施例では、カーソルキー13及びSETキー14による前スクロール操作または後スクロール操作若しくは入れ替え操作)を行なうことができるので、CPU41は入力回路51からの信号を基に操作入力部50でスクロール操作若しくは入れ替え操作が行なわれたか否かを調べ、スクロール操作若しくは入れ替え操作が行なわれなかった場合はステップS7に進み、操作が行なわれた場合は図17に示すようなスクロール処理/入れ替え処理に移行する。なお、本実施形態ではスクロール処理/入れ替え処理は動画表示と並行的に行なわれる(つまり、スクロール操作や入れ替え操作中でも動画表示は中断せず、連続して表示される)ものとし、スクロール処理/入れ替え処理画が終わると直ちにステップS7に進むものとする(ステップS6)。
ユーザは表示領域に表示されている静止画像を保存記録したいときはその静止画像をカーソル操作により指定して記憶媒体20に保存記録させることができるので、CPU41は入力回路51からの信号を基に操作入力部50で切り取った静止画の指定操作が行なわれたか否かを調べ、指定操作が行なわれた場合はステップS8に進み、そうでない場合はステップS9に進む(ステップS7)。
上記ステップS7で静止画の指定操作が行なわれた場合は、CPU41はデータメモリ43に保持しているコマ数(=図16の静止画表示処理で保持したコマ数)を基に画像メモリ35から該当する静止画データを取り出して圧縮処理を施し、記憶媒体20の切り取り画像記録領域20−5(図6)に保存記憶する。なお、切り取り画像記録領域20−5に切り取られた静止画のコマ数等の記憶位置情報を記憶するようにしてもよい(ステップS8)。
CPU41は再生する動画データが終わったか、操作入力部50で動画の再生終了操作が行なわれたかを画像入力回路51からの信号を基に調べ、動画データが終わったか操作入力部50で動画の再生終了操作が行なわれた場合は表示処理を終了し、そうでない場合はステップS2に戻る(ステップS9)。
上記図13のフローチャートに示した動作により、デジタルカメラ1は記憶媒体20に動画を表示する領域とその動画から切り取った静止画を表示する領域を設定できるので、ワイドアスペクト比の液晶モニタ17の表示領域を有効に活用することができる。また、動画表示領域と静止画表示領域が別のため切り取った静止画が動画の上に重なることがないので、動画及び静止画が見やすい。
また、表示されている静止画を前後にスクロールできるので、動画データ中で対応する静止画の前後の画像を順次切り出して表示することができることから、静止画切り取りのタイミングがずれてしまったような場合でも動画から静止画を切り取り直して所望の静止画を取得することができる。また、現在表示されている動画と切り取った静止画の画像が著しく異なっていても、その静止画に対応する前または後の画像を切り取り直して所望の静止画を取得することができる。
また、交換(入れ替え)表示、つまり、動画を切り取られた静止画の表示領域に表示すると共にその動画をその動画の表示領域に表示することができるので、表示されている静止画が見にくい時に静止画を拡大して見ることができる。
図14は表示領域設定画面の一実施例を示す図であり、符号140は表示領域設定画面、符号141は標準設定用ウインドウ、符号142はユーザ設定用ウインドウ、符号143は標準設定選択欄、符号144はユーザ設定選択欄、符号13はカーソルを示す。
標準設定用ウインドウ141には図9(b)に示したアスペクト比12:9の動画表示領域R1とアスペクト比4:3の静止画表示領域R2、R3、R4が表示されている。ユーザがカーソルキー13を操作して標準設定選択欄143にカーソル13を位置づけてSETキー14を押すと標準設定が選択される。
ユーザ設定用ウインドウ142には動画表示領域R1が中央に表示され、左右はユーザによる表示領域が設定される余白部分としてカラー表示されている。ユーザがカーソルキー13を操作してユーザ設定選択欄143にカーソル13を位置づけてSETキー14を押すとユーザ設定が選択される(図15のステップS0−4→S0−6の経路参照)。
図15は、図13のフローチャートの表示領域設定処理動作を説明するための詳細なフローチャートである。
図15で、CPU41は液晶モニタ17に表示領域設定の要否を問うメッセージ(例えば、画面に表示する画像の大きさや位置を設定しますか?(イ)設定する、(ロ)ユーザ設定済み、(ハ)設定しない)を表示してユーザにカーソルキー13の操作による選択を促し(ステップS0−1)、ユーザが「(イ)設定する」を選択すると表示領域設定フラグをオン(値=「1」)にしてステップS0−3に進み、「(ロ)既設定でよい」を選択するとステップS1に進み、「(ハ)設定しない」を選択すると表示領域設定フラグをオフ(値=「0」)にしてステップS1に進む(ステップS0−2)。
表示領域を設定する場合は、CPU41は図14に示したような表示領域設定画面140を表示し(S0−3)、標準設定でよいかユーザ設定するかの選択を促し、標準設定が選択された場合はステップS0−5に進み、ユーザ設定が選択された場合はステップS0−7に進む(ステップS0−4)。
標準設定が選択された場合は、CPU41はデータメモリ43(またはプログラムメモリ42)に記録されている標準設定値を取り出しVRAM48に標準設定領域R1、R2、R3、R4を設定し、図13のステップS1に進む(ステップS0−5)。
ユーザ設定が選択された場合は、CPU41は液晶モニタ画面17にカーソル13を表示し、ユーザによるカーソル操作を可能としてユーザにカーソルキー13の操作によりカーソル131を移動させて表示領域R1の移動を行なうか、若しくは余白に表示領域を設定させるようにする。例えば、表示領域R1はユーザ設定用ウインドウ142の表示領域R1の右端または左端にカーソル13を位置づけてからSETキー14を押し、カーソルキー13を右(→)移動操作または左(←)移動操作することにより左右に移動させることができる。また、表示領域R1以外の領域(つまり、余白部分)でカーソル13をR1の右端または左端、あるいはウインドウ172の上端または下端に位置づけて、SETキー14を2回押してからカーソルキー13を左右(→)(←)移動操作あるいは上下(↑)(↓)移動操作してカーソル131を移動させ、SETキー14を押すことにより、表示領域R1以外の領域を分割し、例えば、図9(a)や図9(c)に示すように表示領域R2、R3を設定することができる。
CPU41は操作入力部50からの信号を調べ、カーソル操作に応じた領域設定値を取得し(ステップS0−7)、VRAM48にユーザ設定領域を設定し、ステップS1に進む(ステップS0−8)。
図16は、図13のフローチャートにおける静止画表示処理動作を説明するための詳細なフローチャートであり、図13のフローチャートのステップS4で表示領域R1に表示されている動画の静止画切り取り指示操作が行なわれた場合に行なわれる静止画表示処理動作を示す。なお、説明上、表示領域はR1〜R4の4領域が設定されており、R1を動画表示領域、R2〜R3を静止画表示領域として説明する。また、R2、R3、R4の表示フラグの初期値をオフ(=「0」)とする。なお、設定された表示領域がR1〜R4より少ないか多い場合には、下記ステップS5−5〜S5−7に準じた静止画像表示用の中間ステップを増設または減ずればよい。
図16で、図13のフローチャートのステップS4において切り取り指示操作が行なわれると、CPU41は、切り取り指示があった時点(実施例ではDISPボタン15が押され、入力回路51からのDISPボタン押し下げ信号をCPU41が受け取ったとき)に動画表示領域R1に表示されている画像のコマ数を取得し(ステップS5−1)、取得したコマ数を基に画像メモリ35から該当する静止画像を取り出して表示領域R2のサイズに合うように縮小して保持する(ステップS5−2)。次に、表示領域R2の表示フラグを調べ、表示フラグがオンの場合はR2に静止画が表示されていると判定してステップS5−5に進み、オフの場合はステップS5−4に進む(ステップS5−3)。
表示領域R2の表示フラグがオフの場合は、上記ステップS5−2で保持した静止画を表示領域R2に表示して図13のステップS6に進む。また、R2、R3、R4に表示された静止画像が何番目のコマ数かを示す情報が各表示領域に対応付けられて保持されるものとする(ステップS5−4)。
表示領域R2の表示フラグがオンの場合は、CPU41は表示領域R3の表示フラグを調べて表示フラグがオンの場合はR3に静止画が表示されていると判定してステップS5−8に進み、オフの場合はステップS5−6に進む(ステップS5−5)。
表示領域R3の表示フラグがオフの場合は、CPU41は、表示領域R2に表示されている静止画を表示領域R3に表示してから(ステップS5−6)、上記ステップS5−2で再生した静止画を表示領域R2に上書き表示して図13のステップS6に進む。また、R2、R3、R4に表示された静止画像が何番目のコマ数かを示す情報が各表示領域に対応付けられて保持されるものとする(ステップS5−7)。
表示領域R3の表示フラグがオンの場合は、CPU41は、表示領域R3に表示されている静止画を表示領域R4に上書き表示し(ステップS5−8)、表示領域R2に表示されている静止画を表示領域R3に上書き表示してから、ステップS5−7に進む。また、R2、R3、R4に表示された静止画像が何番目のコマ数かを示す情報が各表示領域に対応付けられて保持されるものとする(ステップS5−9)。
図17は、図13のフローチャートにおける静止画のスクロール処理/入れ替え処理動作を説明するための詳細なフローチャートであり、図13のフローチャートのステップS6で操作が行なわれた場合に行なわれる処理動作を示す。なお、説明上、表示領域はR1〜R4の4領域が設定されており、R1を動画表示領域、R2〜R3を静止画表示領域として説明する。
図17で、CPU41は図13のフローチャートのステップS2でカウントした動画の切り換え指示時のコマ数(図13のフローチャートのステップS2でのカウンタの値)をスクロールカウンタに代入し(ステップT1)、図13のフローチャートのステップS6の操作が前スクロール操作か後スクロール操作か、入れ替え操作かを調べ、前スクロール操作の場合はステップT3に進み、後スクロール操作の場合はステップT8に進み、入れ替え操作の場合はステップT13に進む(ステップT2)。
前スクロール操作の場合は、CPU41は、表示領域R3に表示されている静止画を表示領域R4に上書き表示し(ステップT3)、表示領域R3に表示されている静止画を表示領域R4に上書き表示してから(ステップT4)、スクロールカウンタの値から1を差し引き(ステップT5)、スクロールカウンタの値が示すコマ数のコマの静止画像データを画像メモリ35から取り出して表示領域R2のサイズに合うように縮小し(ステップT6)、表示領域R2に上書き表示してステップT20に進む。また、表示領域R2、R3、R4に表示された静止画像が何番目のコマ数かを示す情報が各表示領域に対応付けられて保持されるものとする(ステップT7)。
後スクロール操作の場合は、CPU41は、表示領域R3に表示されている静止画を表示領域R2に上書き表示し(ステップT8)、表示領域R4に表示されている静止画を表示領域R3に上書き表示してから(ステップT9)、CPU41はスクロールカウンタの値に1を加え(ステップT10)、スクロールカウンタの値が示すコマ数のコマの静止画像データを画像メモリ35から取り出して表示領域R4のサイズに合うように縮小し(ステップT11)、表示領域R4に上書き表示してステップT20に進む。また、表示領域R2、R3、R4に表示された静止画像が何番目のコマ数かを示す情報が各表示領域に対応付けられて保持されるものとする(ステップT12)。
入れ替え操作の場合は、カーソルキーで指定されている静止画像が表示領域R2、R3、R4のいずれかに表示されている静止画像か、表示領域R1に表示されている静止画像かを調べ、表示領域R2、R3、R4のいずれかに表示されている静止画の場合はステップT14に進み、表示領域R1に表示されている静止画の場合はステップT17に進む(ステップT13)。
指定された画像が表示領域R2、R3、R4のいずれかに表示されている静止画の場合は指定された表示領域に表示されている静止画が何番目のコマの静止画かを示すコマ数を取得し(ステップT14)、そのコマ数のコマの静止画像データを画像メモリ35から取り出して表示領域R1に表示すると共に(ステップS15)、画像メモリ35に記憶されている動画データから切換時のコマ数の静止画像データを取り出して指定された表示領域のサイズに合うように縮小してその表示領域に1コマずつ連続表示(動画表示)するようにして、ステップT20に進む。また、表示領域R1に表示された静止画像が何番目のコマ数かを示す情報が表示領域R1に対応付けられて保持されるものとする(ステップT16)。
指定された画像が表示領域R1に表示されている静止画の場合は、その静止画のコマ数を取得し(ステップT17)、そのコマ数のコマの静止画像データを画像メモリ35から取り出して動画が表示されている表示領域のサイズに合うように縮小してその表示領域に上書き表示すると共に(ステップT18)、その表示領域に表示されていた動画の続きの画像を画像メモリ35から取り出して表示領域R1に表示する(ステップT19)。
CPU41は入力回路51からの信号を基に操作入力部50でスクロール操作若しくは入れ替え操作が行なわれたか否かを調べ、スクロール操作若しくは入れ替え操作が行なわれた場合はステップT2に戻り、所定時間経過してもスクロール操作若しくは入れ替え操作が行なわれなかった場合は図13のステップS7に移行する(ステップT20)。
[実施形態2]
上記実施形態1では、動画表示中に切り換え指示やスクロール指示/入れ替え指示があっても動画表示(動画を構成する各コマの静止画像の連続表示)を中断することなく行なうようにしたが、動画表示中に切換指示があると動画表示を中断して静止画切り換え処理を行い、必要に応じてスクロール指示/入れ替え指示を行うようにしてもよい。
図18は、本実施形態におけるワイドLCD画面での動画及び静止画表示のタイミングチャートであり、動画開始タイミング、静止画Aの切り出し指示(DISPボタン15の押し下げ)タイミング、動画再開指示のタイミング、静止画Bの切り出し指示タイミング、動画再開指示のタイミング、静止画Cの切り出しタイミングを時系列に記し、横軸に、それぞれ、表示領域R1における動画表示期間(黒塗りの帯部分)、動画像(動画データを構成する静止画)、表示領域R2における切り出された静止画A、B、Cの表示期間、表示領域R2に表示される静止画(A、B、C)の変遷、表示領域R3における切り出された静止画A、B、・・の表示期間、表示領域R3に表示される静止画(A、B、・・)の変遷が示されている。
本実施例では、図18に示すように表示領域R1には再生された動画が切り換え指示が出されるか、再生が終わるか再生終了指示が出されるまで連続的に表示され、動画再開指示が出されると動画表示を再開する。
図18で、動画表示中に切り換え指示、つまり、DISPボタン15が押されると静止画Aが切り出されて表示領域R2に表示されると共に、動画表示が中断される。次に、動画再開指示により動画表示が再開されてからDISPボタン15が押されると静止画Bが切り出され表示領域R2に表示されると共に静止画Aが表示領域R3に表示されると共に、動画表示が中断される。そして、動画再開指示により動画表示が再開されてから更にDISPボタン15が押されると静止画Cが切り出され、表示領域R2に表示されると共に静止画Bが表示領域R3に表示される。静止画A、B、Cはそれぞれ次にDISPボタン15が押されるまで表示領域R2に表示され、DISPボタン15が押されると表示領域R3に順次表示される。
上記図18のタイミングチャートに示したように、本実施形態では静止画の切り取り指示が出されると動画表示が中断するので、ユーザは表示領域R2やR3に表示されている静止画像をよく見て、時間に余裕を持ってスクロール処理や入れ替え処理を行ないながら所望の静止画を取得することができる。
図19は本実施形態におけるワイドLCD画面での動画及び静止画の画面表示動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートはデジタルカメラ1に本願発明のワイドLCDの液晶モニタ画面における再生画像の表示/編集制御を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。
以下に示す処理は基本的にCPU41が予めプログラムメモリ42に記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリ42に格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、図1〜図11、図18、図19に基いて説明する。
なお、説明上、記憶媒体20には動画撮影により記録された動画データ及び/または外部画像処理装置から受け取った動画データが図8に示したような形式で記録されているものとし、アスペクト比16:9のワイド液晶モニタ画面17の表示領域は、標準設定で図9(b)に示したような表示領域R1、R2、R3、R4が設定され、表示領域R1のアスペクト比は12:9、表示領域R2、R3、R4のアスペクト比をそれぞれ4:3であるものとし、ステップS1〜S4の動作は図13のフローチャートと同様とする。
ステップS4(図13参照)で切り取り指示操作が行なわれた場合は、CPU41は画像メモリ35からの動画データの読み出しと動画表示領域R1への表示経路を遮断して動画表示を停止(中断)させ(ステップS5−1)、図16に示したような切り取り静止画表示処理を実行する(ステップS5−2)。
静止画が表示領域に表示されると、ユーザはスクロール操作若しくは入れ替え操作(実施例では、カーソルキー13及びSETキー14による前スクロール操作または後スクロール操作若しくは入れ替え操作)を行なうことができるので、CPU41は入力回路51からの信号を基に操作入力部50でスクロール操作若しくは入れ替え操作が行なわれたか否かを調べ、スクロール操作若しくは入れ替え操作が行なわれなかった場合はステップS7に進み、操作が行なわれた場合はステップS6−2に進む(ステップS6−1)。
スクロール操作若しくは入れ替え操作が行なわれた場合は、図17に示すようなスクロール処理/入れ替え処理を実行する。なお、入れ替え操作のあった場合は図17のステップT16、ステップT17で表示される動画は、動画表示停止時の画像となる(ステップS6−2)。
ユーザは表示領域に表示されている静止画像を保存記録したいときはその静止画像をカーソル操作により指定して記憶媒体20に保存記録させることができるので、CPU41は入力回路51からの信号を基に操作入力部50で切り取った静止画の指定操作が行なわれたか否かを調べ、指定操作が行なわれた場合はステップS8−2に進み、そうでない場合はステップS9に進む(ステップS7)。
上記ステップS7で静止画の指定操作が行なわれた場合は、CPU41はデータメモリ43に保持しているコマ数(=図16の静止画表示処理で保持したコマ数)を基に画像メモリ35から該当する静止画データを取り出して圧縮処理を施し、記憶媒体20の切り取り画像記録領域20−5に保存記憶する。なお、切り取り画像記録領域20−5に切り取られた静止画のコマ数等の記憶位置情報を記憶するようにしてもよい(ステップS8−1)。
CPU41は画像メモリ35からの動画データの読み出しと動画表示領域R1への表示経路を開通させて動画表示を停止(中断)させたコマの画像から再開させる(ステップS8−2)。
CPU41は再生する動画データが終わったか、画像入力回路51からの信号を基に操作入力部50で動画の再生終了操作が行なわれたかを調べ、動画データが終わったか、画像入力回路51からの信号を基に操作入力部50で動画の再生終了操作が行なわれた場合は表示処理を終了し、そうでない場合はステップS2に戻る(ステップS9)。
上記図19のフローチャートに示した動作により、実施形態1と同様の効果を奏することができる。また、静止画像を切り取って静止画表示領域に表示する際には動画表示を停止するので、ユーザは、表示領域に表示された静止画を時間的余裕をもって見たり、スクロール操作等により所望の静止画を取得することができる。
図20は、本発明を適用したカメラ付き携帯電話200の蓋を開いた状態の正面図に相当する外観図である。
図示のように蓋部202は本体部203に対し第1ヒンジ部201を回転軸として開閉可能に配置されているほか、第2ヒンジ部212を軸(図示せず)に回転軸として矢印βに示すように回転可能になっている。また、符号206は表示部を示す。
また、符号209はシャッターキー、符号285は再生モードキー、符号283は撮影モードキー、符号281はカーソルキー(上下左右方向移動ボタン)、符号282は決定キー、符号284は本体側面に設けられたズームキーを示す。
カメラ付き携帯電話200は撮影モード及び再生モードを備え、撮影モードでは静止画及び動画撮影を行なうことができる。また、再生モードでは静止画および動画の再生を行なうことができる。なお、カメラ付き携帯電話200のカメラ部分に係わる内部回路及び動作については、上記実施形態1と同様であるので省略する。
表示部206は16:9のワイドアスペクト比の画像を表示可能な428×240ドットの液晶モニタ画面を備えている。12:3のアスペクト比の画像を表示するときは320×240ドットの表示領域R1を用いる。再生モードで動画再生時には、320×240画素の12:9のアスペクト比の領域R1に動画を表示する。また、静止画切り取り操作がなされると、残りの144×108画素の4:3のアスペクト比の領域R2に切り出した静止画を縮小表示することができる。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
デジタルカメラの外観図であり、図1(a)、(b)は、デジタルカメラの正面図及び背面図、図1(c)は、デジタルカメラの底面側斜視図である。 デジタルカメラの内部ブロック図である。 撮像素子から表示モニタ画面までのデータの流れを示す図である。 液晶モニタ画面の画素配列を示す図であり、図4(a)はデルタ配列の例、図4(b)はストライプ配列の例を示す。 画像メモリ及び表示バッファの一例を示す図である。 記憶媒体のレイアウト例を示す図である。 記憶媒体に記録される静止画データの状態を示す図である。 記憶媒体に記録される動画データの状態を示す図である。 ワイドLCDを備えたデジタルカメラの液晶モニタ上に設定した表示領域の実施例のいくつかを示す図である。 従来の動画表示及び動画から切り取った静止画の表示例を示す図である。 本発明の動画編集方法によるワイドLCD画面での動画及び切り取った静止画の表示例を示す図である。 実施形態1におけるワイドLCD画面での動画及び静止画表示のタイミングチャートである。 実施形態1におけるワイドLCD画面での動画及び静止画の画面表示動作を説明するためのフローチャートである。 表示領域設定画面の一実施例を示す図である。 図13のフローチャートにおける表示領域設定処理動作を説明するための詳細なフローチャートである。 図13のフローチャートにおける静止画表示処理動作を説明するための詳細なフローチャートである。 図13のフローチャートにおける静止画のスクロール処理/入れ替え処理動作を説明するための詳細なフローチャートである。 実施形態2におけるワイドLCD画面での動画及び静止画表示のタイミングチャートである。 実施形態2におけるワイドLCD画面での動画及び静止画の画面表示動作を説明するためのフローチャートである。 本発明を適用したカメラ付き携帯電話200の蓋を開いた状態の正面図に相当する外観図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
13 カーソルキー(表示領域設定手段、スクロール指示操作手段、入れ替え表示領域指定手段)
14 SETキー(表示領域設定手段、スクロール指示操作手段、入れ替え表示領域指定手段)
15 DISPボタン(切り取り指示操作手段)
17 液晶モニタ画面(ワイドアスペクト比のモニタ画面)
20 記憶媒体
23 制御系
24 音声出力系
25 画像ファイル記憶系
26 表示系(表示部)
27 操作系
32 撮影レンズ群
34 映像処理部
35 画像メモリ
41 CPU(制御手段、動画再生手段、静止画表示手段、スクロール画像表示手段、画像入れ替え表示手段、停止手段、解除手段)
43 データメモリ
48 VRAM(ビデオメモリ)
101 本画像
102 縮小画像
140 表示領域設定画面(表示領域設定手段)
300 カメラ付き携帯電話
200 動画ファイル
201 動画データ
306 表示部
381 カーソルキー
384 ズームキー
R1 動画表示領域
R2 静止画表示領域(第1の静止画表示領域)
R3、R4 静止画表示領域

Claims (18)

  1. 所定のアスペクト比の動画を記録すると共に、記録した動画を再生可能なデジタルカメラにおいて、
    前記所定のアスペクト比よりも大きいワイドアスペクト比のモニタ画面からなり動画表示領域及び静止画表示領域を有する表示部と、
    この表示部の前記動画表示領域に前記記録した動画を再生表示する動画再生手段と、
    この動画再生手段によって前記動画表示領域に前記動画が再生表示されている際に操作される切り取り指示操作手段と、
    前記動画再生手段によって前記動画表示領域に再生表示されている動画のうち前記切り取り指示操作手段による操作がなされた時点で前記動画表示領域に表示されていた静止画を切り取って前記静止画表示領域に表示させる静止画表示手段と、
    この静止画表示手段によって前記静止画表示領域に前記静止画が表示されている際に操作されるスクロール指示操作手段と、
    このスクロール指示操作手段の操作がなされる毎に前記動画再生手段によって前記動画表示領域に再生表示された前記動画の中から前記静止画表示手段によって前記静止画表示領域に表示された前記静止画の前後いずれか一方の次の静止画を順次切り出す切り出し手段と、
    この切り出し手段によって切り出された静止画を前記静止画表示領域に順次切り替え表示させる切り替え表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 更に、前記切り取り指示操作手段による操作がなされ、前記静止画表示手段によって前記静止画が前記静止画表示領域に表示された際に、前記動画再生手段による前記動画の再生表示を一時停止させる再生表示停止手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記所定のアスペクト比は3:4であることを特徴とする請求項に記載のデジタルカメラ。
  4. 前記静止画表示領域は複数の静止画表示領域からなり、前記切り取り指示操作手段の操作がなされると前記静止画表示手段によって前記静止画が前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示され、更に前記スクロール指示操作手段の操作がなされると前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示されていた前記静止画が複数の静止画表示領域のうちの他の静止画表示領域にシフト表示されると共に、前記複数の静止画表示領域のうちの一つには、前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示されていた前記静止画の前後いずれか一方の静止画が前記動画から切り出されて表示されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデジタルカメラ。
  5. 前記スクロール指示操作手段は、前スクロール指示操作手段と後スクロール支持操作手段とを備え、前スクロール指示操作手段が操作されると前記複数の静止画表示領域のうちの一つには、前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示されていた前記静止画の一コマ前の静止画が前記動画から切り出されて表示され、後スクロール指示操作手段が操作されると前記複数の静止画表示領域のうちの一つには、前記複数の静止画表示領域のうちの一つに表示されていた前記静止画の一コマ後の静止画が前記動画から切り出されて表示されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデジタルカメラ。
  6. 前記静止画表示領域は複数の静止画表示領域からなり、更に、動画と静止画を入れ替えるための表示領域を前記複数の静止画表示領域の中から指定する入れ替え表示領域指定手段と、前記動画表示領域に表示されている動画を前記入れ替え表示領域指定手段によって指定された静止画表示領域に表示し、前記入れ替え表示領域指定手段によって指定された静止画表示領域に表示されていた静止画を前記動画表示領域に表示する画像入れ替え表示手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  7. 更に、前記動画再生手段による動画の再生表示に先立って前記表示部の前記動画表示領域及び静止画表示領域を設定する表示領域設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  8. 前記静止画表示手段は、更に、前記切り取った静止画を前記静止画表示領域のサイズに合うように縮小又は拡大して表示する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のデジタルカメラ。
  9. 前記静止画表示手段による静止画表示領域における静止画表示と前記動画再生手段による動画表示領域における動画表示を並行して実行する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデジタルカメラ。
  10. 前記スクロール指示操作手段によるスクロール動作時に、前記静止画領域における静止画表示と前記動画再生手段による前記動画表示領域における動画表示を並行して実行する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデジタルカメラ。
  11. 前記画像入れ替え表示手段による画像の入れ替え時に、前記静止画領域における静止画表示と前記動画再生手段による前記動画表示領域における動画表示を並行して実行する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデジタルカメラ。
  12. 更に、前記切り取り指示操作手段による操作があると前記動画表示領域の動画表示を停止する停止手段と、この停止手段による動画表示停止を解除して動画表示を再開させる解除手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデジタルカメラ。
  13. 更に、前記スクロール指示操作手段によるスクロール動作がなされている間は、前記動画表示領域の動画表示を停止する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデジタルカメラ。
  14. 所定のアスペクト比の動画を記録すると共に、前記所定のアスペクト比よりも大きいワイドアスペクト比のモニタ画面からなり動画表示領域及び静止画表示領域を有する表示部を備えたデジタルカメラの動画編集方法において、
    前記表示部の前記動画表示領域に前記記録した動画を再生表示する動画再生ステップと、
    この動画再生ステップによって前記動画表示領域に前記動画が再生表示されている際に静止画像の切り取り指示を出力する切り取り指示ステップと、
    前記動画再生ステップによって前記動画表示領域に再生表示されている動画のうち前記切り取り指示ステップによって切り取り指示が出力された時点で前記動画表示領域に表示されていた静止画を切り取って前記静止画表示領域に表示させる静止画表示ステップと、
    この静止画表示ステップによって前記静止画表示領域に前記静止画が表示されている際にスクロール指示を出力するスクロール指示ステップと、
    このスクロール指示ステップによるスクロール指示が出力される毎に前記動画再生ステップによって前記動画表示領域に再生表示された前記動画の中から前記静止画表示ステップによって前記静止画表示領域に表示された前記静止画の前後いずれか一方の次の静止画を順次切り出す切り出しステップと、
    この切り出しステップによって切り出された静止画を前記静止画表示領域に順次切り替え表示させる切り替え表示制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする動画編集方法。
  15. 更に、前記静止画表示ステップによって前記静止画が前記静止画表示領域に表示された際に、前記動画再生ステップによる前記動画の再生表示を一時停止させる再生表示停止ステップを備えたことを特徴とする請求項14に記載の動画編集方法。
  16. 更に、前記動画再生ステップによる動画再生に先だって前記動画表示領域及び静止画表示領域を設定するステップを備えたことを特徴とする請求項14に記載の動画編集方法。
  17. 前記静止画表示領域は複数の静止画表示領域からなり、動画と静止画を入れ替えるための表示領域の指定を検出するステップと、前記動画表示領域に表示されている動画を前記指定された静止画表示領域に表示するステップと、前記指定された静止画表示領域に表示に表示されていた静止画を前記動画表示領域に表示するステップと、を備えたことを特徴とする請求項14に記載の動画編集方法。
  18. 請求項14乃至17のいずれか1項に記載の動画像編集方法をデジタルカメラのコンピュータに実行させるプログラム。
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