JP3259877B2 - 画像取扱装置 - Google Patents

画像取扱装置

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JP3259877B2
JP3259877B2 JP12344794A JP12344794A JP3259877B2 JP 3259877 B2 JP3259877 B2 JP 3259877B2 JP 12344794 A JP12344794 A JP 12344794A JP 12344794 A JP12344794 A JP 12344794A JP 3259877 B2 JP3259877 B2 JP 3259877B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像取扱装置、より詳
しくは、送受信モード選択手段を備えた画像取扱装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子スチルカメラのデジタル化が
進むとともに、撮影した画像データをパーソナルコンピ
ュータ(以下、パソコンと略記する。)等で再生して加
工する等の要望が増えている。また、電話回線を用いて
遠隔地へ送受信することも行われている。
【0003】ところで、電子スチルカメラのようにデジ
タルで画像を取り扱う機器の場合、電話回線を使用して
画像を伝送することが可能である。このとき、各種スイ
ッチ類が必要である。例えば、再生/記録を切り換える
記録再生切換スイッチ、送信/受信の切り換えスイッ
チ、撮影開始を示すトリガスイッチ、タイムスイッチ、
圧縮モードスイッチ、連写等の撮影モードを変更するド
ライブスイッチ、1画像伝送、全画像伝送,ある特定の
コマだけを連続して伝送するプログラム伝送などの各種
の伝送モードの切り換えスイッチ等である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様に、上述のよう
な電子スチルカメラでは、各種スイッチ類が設けられて
いるが、そのため、そのスイッチ操作状態とその表示状
況との対応関係が複雑となり、操作者にとって分かりに
くくなっているという課題がある。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、各種スイッチ類を利用する場合、スイッチ操作
状態とその表示状況との対応関係を操作者にとって分か
りやすく出来る画像取扱装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像取扱装置は、送信動作モードと
受信動作モードを選択するための可動操作子を有する送
受信モード選択手段と、前記可動操作子の操作態様に似
た表示形態を有し、前記送信動作モードと受信動作モー
ドの選択に伴う可動操作子の選択操作位置に合致した表
示形態を取り得る送受信モード表示器とを備えたことを
特徴とする画像取扱装置である。
【0007】
【作用】本発明による画像取扱装置では、送受信モード
選択手段が、送信動作モードと受信動作モードを選択す
るための可動操作子を有し、送受信モード表示器が、可
動操作子の操作態様に似た表示形態を有し、前記送信動
作モードと受信動作モードの選択に伴う可動操作子の選
択操作位置に合致した表示形態を取る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1ないし図5は、本発明の一実施例を示
したものである。
【0010】この実施例の電子スチルカメラはICメモ
リカードを記録媒体としたものであり、その構成を信号
の流れに沿って図1を参照して説明する。
【0011】光学系1を介して入射した被写体の光学像
は、その結像面に配設されたCCD等で構成される撮像
系2によってアナログの電気信号に変換される。この撮
像系2から出力された撮像信号は、クランプ回路3によ
ってDCレベルを一定に保たれた後、アナログ/デジタ
ル変換回路(以下、A/D変換回路と略記する。)4に
よってデジタル信号に変換され、フレームメモリ6に書
き込まれて一時的に保管される。
【0012】フレームメモリ6への書き込みが全て終わ
ると、次に、メモリコントローラ5のコントロールによ
りフレームメモリ6からデータを読み出して、離散型コ
サイン変換回路(以下、DCTと略記する。また、図中
では、DCT/IDCTと記載する。)7においてデー
タ圧縮に必要なデータ変換を行い、コーダ/デコーダ8
へ出力する。このコーダ/デコーダ8のコーダ部では、
圧縮処理を施すために必要な各種のデータやテーブルが
書き込まれている補助メモリ9を参照しながら、該映像
データを圧縮処理する。そして、圧縮されたデータは、
データバス20を通って該電子スチルカメラに着脱可能
に取り付けられた情報記録手段たるICメモリカード1
0に書き込まれる。
【0013】次に、上述のように記録した映像データを
再生する場合の信号の流れに沿って、該電子スチルカメ
ラについての説明を続ける。
【0014】上記ICメモリカード10から読み出され
たデータは、データバス20を通ってコーダ/デコーダ
8に入力され、該コーダ/デコーダ8のデコーダ部にお
いて上記圧縮処理されたデータを元に戻す伸長処理が施
される。この伸長されたデータは、DCT回路7におい
て逆DCT処理されてフレームメモリ6に書き込まれ
る。全てのデータの伸長処理が終了すると、今度はフレ
ームメモリ6からデータがメモリコントローラ5のコン
トロールによって読み出されて、その出力がデジタルプ
ロセス11によって例えばNTSCに準拠したビデオ信
号に変換処理される。そして、D/A(デジタル/アナ
ログ)変換回路12によってアナログ信号に変換され
て、バッファ13により例えば75Ωインピーダンス整
合をとられた後に、電子ビューファインダ(以下、EV
Fと略記する。)14において撮影者に観察可能に画像
が再生される。そしてこれと同時に、該ビデオ信号は外
部への映像出力端子15へ出力されるようになってい
る。
【0015】該電子スチルカメラは、これら構成要素の
他に、日付けや時刻等の文字情報を生成して画面上にオ
ンスクリーン表示を行うキャラクタジェネレータ16
と、後述する各種の動作モード等を表示する表示部17
と、各種の操作を行う操作部18とを有していて、上述
の各構成要素は、システムコントローラ19により制御
されるようになっている。
【0016】なお、上記ICメモリカード10等の記録
媒体に記録するときには、例えばパソコン上で認識可能
なフォーマット(例えば、具体的にはDOSフォーマッ
ト)に変換して記録出来るようにもなっている。
【0017】次に、上記電子スチルカメラで記録する際
の動作を、図2のフローチャートを参照して説明する。
【0018】記録動作を開始すると、まず上記操作部1
8に設けられた記録モード切換スイッチ49(図4参
照)の状態より、該電子スチルカメラの状態がカメラ対
応モードであるかパソコン対応モードになっているかを
判断する(S1)。パソコン対応モードになっていると
きには、パソコン用のディスプレイのアスペクト比に対
応するために、垂直方向の補間処理を行う(S2)。す
なわち、上記フレームメモリ6に書き込まれた画像デー
タをDCT7へ転送する際に、メモリコントローラ5の
指令によって例えば5ライン毎に1ラインずつ同じデー
タを送ることによって、縦方向に1.2倍長いアスペク
ト比のパソコン用ディスプレイに対応することができ
る。また、カメラ対応モードになっているときには、こ
の補間処理は必要ないので行わない。
【0019】そして、該画像データはDCT7で圧縮処
理されて(S3)、上述のようにICメモリカード10
等の記録媒体に記録される(S4)。このとき、該記録
媒体には2種類のフォーマットの画像データが混在する
ことになるので、その識別子として画像データの先頭部
分に、パソコン対応モードかカメラ対応モードかを示す
フラグをヘッダ情報として付け加えて、再生時などに分
類認識するための目安とする。
【0020】なお、副情報としては、パソコンでは、D
OS(ディスクオペレーティングシステム)で使用され
るファイルネームにおいて、例えばパソコン対応のファ
イルであるときにはPC、カメラ対応のファイルである
ときにはCAMなどの拡張子をそれぞれ付けてデータを
分類するようにしても良い。また、各種の画像データを
統括的に管理するコントロールファイルなどを記録媒体
中に設けて、このファイルによって分類して管理するよ
うにしても良い。この場合には、該コントロールファイ
ルにデータを書き込むことで分類することができる。
【0021】次に、上記電子スチルカメラで再生する際
の動作を、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0022】上述の記録動作において分類データをヘッ
ダに書く場合についての再生の動作を例にとって説明す
る。再生モード時には、ICメモリカード10等の記録
媒体に記録されているデータを読み込むが、その際に
は、まずデータの先頭にあるヘッダを読み込み(S1
1)、次に実際の画像データを読み込む(S12)。そ
して、コーダ/デコーダ8のデコーダ部にデータを送っ
て伸長処理を行い(S13)、DCT7で必要なデータ
逆変換を行う。そして、システムコントローラ19が、
上記読み込んだヘッダのフラグから、そのデータがカメ
ラ用の画像データか、パソコン用の画像データかを認識
する(S14)。これらの処理を本発明の再生記録態様
認識手段が実行する。
【0023】読み込んだデータがパソコン用の画像デー
タであるときは、上記記録時に行った補間処理の反対の
処理(逆補間処理)を行い(S15)ながら、フレーム
メモリ6にデータを書き込んで行く。つまり、5ライン
送られた後に上述の補間された1ラインがDCT7から
送られてくるので、この1ラインを省く処理をシステム
コントローラ19の指令によりメモリコントローラ5が
制御して行う。このような逆補間処理により、ICメモ
リカード10に書かれているパソコン用のディスプレイ
に対応したアスペクト比のフォーマットのデータも、何
等問題なくNTSC方式に準拠したモニタで再生するこ
とができる。一方、上記の読み込んだデータがカメラ用
のデータであったときは、逆補間処理を行うことなくそ
のデータをそのままフレームメモリ6に書き込む。
【0024】次に、図4に示した操作部18の一例を参
照して、電子スチルカメラの操作について説明する。
【0025】電子スチルカメラの上面には、該カメラの
各種状態を表示する上記表示部17を構成するLCD4
7が設けられている。このLCD47の左側には、前方
側にズームのテレ操作をするズームテレスイッチ(図
中、ZOOMTと表示する。)31が、手前側にズーム
のワイド操作をするズームワイドスイッチ(図中、ZO
OMWと表示する。)32が設けられている。
【0026】これらのズームスイッチ31,32の手前
側には、記録モードのときには、例えばホワイトバラン
ス,シャッタースピード,露出補正値,パワーフォーカ
ス等のモードの変更や各値の調整に使用され、再生モー
ドのときにはコマ送りやコマ戻しなどに使用される。ア
ップスイッチ(図中、UPと表示する。)33とダウン
スイッチ(図中、DOWNと表示する。)34が設けら
れている。
【0027】これらアップ,ダウンスイッチ33,34
の右側には、2行5列にわたって、10個の各種スイッ
チが配列されている。これらを、1列目から5列目へ向
かって順に説明する。
【0028】1列1行目には、記録モードのときにホワ
イトバランスの調整をするものであって、例えばオート
モード,晴れのモード,曇りのモードなどのホワイトバ
ランスモードを変更するホワイトバランススイッチ(図
中、WBと表示する。)35が、1列2行目には、記録
モードのときには押している間だけ直前に記録された画
像を再生し、再生モードのときには撮影コマを消去する
ビュースイッチ(図中、VIEW,ERASEと表示す
る。)36が、2列1行目には、記録モードのときに露
出モード、例えばオートアイリスモードかマニュアルア
イリスモードかを変更する露出補正スイッチ(図中、+
/−と表示する。)37が、2列2行目には、記録モー
ドのときにフォーカスモード、つまりAFモードかパワ
ーフォーカスモードかを切り替えるフォーカススイッチ
(図中、FOCUSと表示する。)38が、3列1行目
には、記録モードのときにストロボモード、例えばオー
トストロボモード,ストロボオフモード,外部ストロボ
モードなどを変更するストロボスイッチ(図中、ストロ
ボと表示する。)39が、3列2行目には、記録モード
のときに後述する種々の圧縮モードを変更する圧縮モー
ドスイッチ(図中、MODEと表示する。)40が、4
列1行目には、記録モードのときには記録スピードモー
ド、つまりセルフタイマーモード,連写モード,インタ
ーバル撮影モードなどを変更し、再生モードのときには
再生スピード、つまりインターバル再生,連続再生など
を変更するドライブスイッチ(図中、DRIVEと表示
する。)41が、4列2行目には、記録モードのときに
主に色合いや色の濃さ等を変更するピクチャースイッチ
(図中、PICTUREと表示する。)42が、5列1
行目には、電子スチルビデオカメラがどのモードにある
かに関らず、例えば3秒以上押し続けることによって時
間設定モードに入って年月日,時刻等のカメラのデート
機能の設定を変更するタイムスイッチ(図中、TIME
と表示する。)43が、5列2行目には、電子スチルビ
デオカメラのパワーのON/OFFを切り替える電源ス
イッチ(図中、POWERと表示する。)44がそれぞ
れ設けられている。
【0029】なお、上記タイムスイッチ43は、より詳
しくは、時刻設定モードに入るとLCD47上のコマ数
表示の部分70(図5参照)にまず年号が点滅表示さ
れ、同時に年月日時分の全て表示された電子ビューファ
インダ14は、その年の部分が点滅する。そして、この
点滅している部分が、上記アップダウンスイッチ33,
34を操作することにより変更できる部分である。同様
にして、もう一度タイムスイッチ43を押すごとに、
月,日付,時刻等が順次点滅表示されるので、これらを
アップダウンスイッチ33,34を用いて変更すること
ができる。いうまでもなくこのときには、電子ビューフ
ァインダ14でも同様に変更部分が点滅表示されてい
る。また、該タイムスイッチ43は、3秒以上押すかわ
りに短い時間押す場合には、記録開始時のタイミング音
や各種警告音などのオン/オフにも使用することができ
る。
【0030】これらのスイッチ類の右側には、1段目で
AFロック,2段目で記録開始を指示する2段式のトリ
ガスイッチ(図中、トリガと表示する。)45が配設さ
れている。
【0031】次に、該電子スチルカメラの手前側の面に
は、左側から順に、記録モードのときに、ホワイトバラ
ンスやフォーカスや露出補正などの各設定が全てオート
になるフルオート撮影モードとこれら各設定を撮影者が
調整可能なマニュアル撮影モードとを切り換えるため
の、スライドスイッチである手動切換スイッチ(図中、
AUTO/マニュアルと表示する。)46が、その右側
に、左へスライドさせると記録モードに、右へスライド
させると再生モードにそれぞれ切り換わる2段式の記録
再生切換スイッチ(図中、PLAY/CAMと表示す
る。)48が、さらに右側に、記録モードのときにカメ
ラ対応モードで撮影するかパソコン対応モードで撮影す
るかを切り換えるスライドスイッチでなる記録モード切
換スイッチ(図中、カメラ/PCと表示する。)49が
それぞれ配設されていて、これらのさらに右側には、電
子ビューファインダ(図中、EVFと表示する。)14
が設けられている。
【0032】次に、本実施例の主要部分を説明する。本
カメラのようにデジタルで画像を取り扱う機器の場合、
電話回線を使用して画像を伝送することが可能となる。
このとき、上述のようなスイッチ類の構成において、操
作性を向上させるために以下に説明するような複数の機
能を1つのスイッチに割り当てるようにしても良い。す
なわち、カメラ対応モードにおいて再生/記録を切り換
える記録再生切換スイッチ48は、伝送モードでは送信
/受信の切り換えを行い、カメラ対応モードにおいて撮
影開始を示すトリガスイッチ45は、伝送モードでは送
信開始/受信開始を行い、カメラ対応モードにおいて日
付や時刻を設定するタイムスイッチ43は、伝送モード
では転送先の電話番号設定を行い、記録モードにおいて
圧縮モードを変更する圧縮モードスイッチ40は、再生
モードでは1回押すごとに再生/送信/受信を切り換
え、カメラ対応モードにおいて連写等の撮影モードを変
更するドライブスイッチ41は、伝送モードでは1画像
伝送、全画像伝送,ある特定のコマだけを連続して伝送
するプログラム伝送などの各種の伝送モードの切り換え
を行うようにしても良い。
【0033】また、相手先の電話番号をいくつか記憶し
ておき、特になにも操作しなければ1番目の相手に電話
を自動的にダイヤルし、また、異なる相手にダイヤルし
たければ操作手段で変更することが可能なようにするこ
とにより、一番目によくかける相手を記憶させておけ
ば、より操作性が向上する。
【0034】このように限られたスイッチに複数の機能
を割りあてることで、スイッチ数をいたずらに増やして
操作性を悪化させることなく、すっきりとしたスイッチ
配置で高い操作性を得ることができる。なお、上述のよ
うに複数機能の同一のスイッチへの割り当ては、各スイ
ッチが有する機能から直感的にわかりやすいように配分
されているので、操作者の混乱を招くようなことはな
い。
【0035】次に、本発明の主要部を説明する。上記L
CD47における表示の一例を、図5を参照して説明す
る。
【0036】電話マークで示される表示61と「TRA
NSMIT」と反転文字で示される表示62は、その点
灯時に伝送モードであることを表す伝送モード表示であ
って、非点灯時はノーマルのカメラ対応モードであるこ
とを示している。
【0037】上記表示62の下側近傍に配設されている
矢印マークの表示64(本発明の送受信モード表示器)
は、上記表示61,62が点灯する伝送モードのとき
に、中央の棒状の表示と左側の3角印が同時に点灯して
左向きの矢印を構成し、該電子スチルカメラから電話に
向かってデータを送信しているイメージを示して送信モ
ードであることを表し、一方、中央の棒状の表示と右側
の3角印が同時に点灯して右向きの矢印を構成するとき
には、電話からデータを受信するというイメージを示し
て受信モードであることを表わしている。
【0038】さらに、この表示64の矢印の向きは、伝
送モードのときに送信と受信をスライドさせて切り換え
る上記記録再生切換スイッチ48(本発明の送受信モー
ド選択手段)のスライド方向と一致させているため、操
作者にとって感覚的にわかりやすい表示となっている。
【0039】なお、本実施例では左右方向であるが、上
下方向や斜め方向でももちろんかまわない。また、棒状
矢印でなくてもよい。
【0040】「PLAY」と反転文字で示される再生モ
ード表示63は、点灯することによって該電子スチルカ
メラが再生モードにあることを表すものである。
【0041】その下側の電池マークで示す表示65は、
電子スチルカメラのメインバッテリーの消耗度を表示す
るバッテリー警告表示であり、消耗してくると表示内部
右側の大きい部分が消灯して、電池残量が少なくなった
ことをイメージ的にわかりやすく示し、電池が消耗して
なくなると表示内部左側の小さい部分も消灯して電池が
空であることを示す表示である。
【0042】その右側の音符で示される表示66は、記
録開始時のタイミング音や各種警告音などのオン/オフ
を表すブザー表示である。
【0043】その下側の、「N,E,S,F」でそれぞ
れ示される表示67は、上記圧縮モードスイッチ40に
よって設定された圧縮モードを表示するものであって、
「N」は通常の圧縮モードであるノーマル圧縮を、
「E」はノーマル圧縮モードよりも圧縮率を高めてより
多くの画像を記録することができるエコノミー圧縮を、
「S」は上記ノーマル圧縮よりも圧縮率を低くしてより
精細な画像を記録するモードであるスタジオ圧縮を、
「F」は圧縮処理を施さずそのままで画像を記録するモ
ードであるファイン非圧縮をそれぞれ示している。
【0044】その下側の3つの7セグメントの表示68
は、ICメモリカード10などの記録媒体に記録できる
残量を撮影枚数などで表示する残量コマ数表示である。
【0045】その下側の「FULL−AUTO」と示さ
れる表示69は、記録モードのときにフルオートモード
であることを表示するものである。
【0046】その下の表示はストロボモード表示77で
あり、「AUTO」で表わされる表示77aはオートス
トロボモードを、「SS」で表わされる表示77bはス
ロースシャッタストロボモードを、「OFF」で表わさ
れる表示はストロボオフモードを、「EXT」で表わさ
れる表示77dは外部ストロボモードを、「FILL−
INN」で表わされる表示77eは強制ストロボ発光モ
ードをそれぞれ示している。
【0047】LCD47の表示の中央左側に戻って、枠
で囲まれた大きい3つの7セグメントの表示70は、記
録モードのときには次に撮影されるコマ数を表示、再生
モードのときには再生されているコマ数を表示するもの
である。
【0048】その下側の「ERASE」と反転文字で示
されるイレース表示71は、1コマごとの消去や全コマ
を消去するオールイレースなどの消去モードであること
を表示するものである。
【0049】その下左側の「INT」と示されるインタ
ーバルモード表示72は、記録モードのときにはインタ
ーバル撮影を、再生モードのときにはインターバル再生
をそれぞれ示すものである。
【0050】その右側の「PROG」と示されるプログ
ラムモード表示73は、記録モードのときはプログラム
記録であることを、再生モードのときはプログラム再生
であることをそれぞれ表示するものである。
【0051】その下左側の重なった矩形で示される連写
モード表示74は、記録モードのときに、例えば1秒あ
たり5コマ記録するといった連写モードであることを表
示するものである。
【0052】その右側の「Hi」の表示75aと「L
o」の表示75bとで示される表示75は、上記表示7
4で示される連写モードまたは上記表示72で示される
インターバルモードのスピードを示すものであり、スピ
ードが早いときには「Hi」の表示75aを、遅いとき
には「Lo」の表示75bをそれぞれ点灯するものであ
る。
【0053】そして、その右側にはセルフタイマーモー
ドであることを表示するセルフタイマーモード表示76
が配設されている。
【0054】また、全体的に、記録モード時に点灯する
セグメントは表示面の下側に、再生モード時に点灯する
セグメントは表示面の上側に、というふうに上下に分け
ることによって、操作者に視覚的にわかりやすくしてい
る。
【0055】このような実施例によれば、撮影者は、テ
レビで再生することを目的としているときにはカメラ対
応モードにして撮影し、パソコンで画像を取り込むこと
を目的としているときにはパソコン対応モードで撮影す
ることによって、パソコン上においてもなんら特別な処
理を施すことなく、アスペクト比の対応がとれた画像を
すぐに再生することができる。また、パソコン対応モー
ドで撮影された画像データであっても、撮影者は意識せ
ずにそのままテレビで再生することができ、電子スチル
カメラとパソコンとの間のデータのリンクを簡単に行う
ことができる。こうして、主としてテレビモニタで表示
するための機器として考えられていた電子スチルカメラ
を、より広い分野の種々の画像処理機器に対応した画像
データを供給する、汎用画像入力機器として位置付ける
ことができる。
【0056】なお、上記実施例においては、アスペクト
比を合わせるために、画像データの垂直方向に補間処理
を施したが、これに対して画像データの水平方向にデー
タの間引き処理を行っても、上述とほぼ同様の動作によ
り、ほぼ同様の効果を得ることができる。
【0057】また、上記実施例においてはCCDとパソ
コン用ディスプレイのアスペクト比を対応させる構成で
あったが、画素数を対応させるように構成することもも
ちろん可能であり、この場合には、上述の補間処理を行
う代わりに画素データの転送個数を変えることにより行
う。つまり、メモリコントローラ5の指令によりフレー
ムメモリ6からDCT7へデータを転送するときに、パ
ソコン対応モードである場合には、例えば640×40
0の画素分のデータだけを転送するようにすれば良い。
これにより圧縮されるデータ自体が640×400とい
うパソコンの表示モードに合った画素数で行われるの
で、パソコン上ではなんら特別な処理をすることなくそ
のまま画像データを表示や加工できる。このときには、
正規画面768×480のうち転送されなかった部分が
あるが、この部分には何も表示されないので撮影時に観
察する電子ビューファインダ14上などでは黒くなる。
このときには、例えばキャラクタジェネレータ16でパ
ソコンデータであることを認識できる文字等を生成し
て、この何も表示されない部分に重ね合わせて表示する
ことで、操作者にわかるようにしておくと良い。この他
にも、512×512や640×480などのあらゆる
画素数にもほぼ同様の構成で簡単に対応できることはい
うまでもない。さらには、パソコン用の画素数だけでは
なく、PAL用の画素数やハイビジョン用の画素数へも
対応することができる。
【0058】一方、上記実施例においては、1つの記録
媒体内にノーマルの画像データとその他の例えばパソコ
ン用の画像データといったような幾つかの画像フォーマ
ットが混在することに対して、該画像データの先端にヘ
ッダを付けることによってシステムコントローラ19が
そのフォーマットを判別して、カメラ処理の動作を切り
換えるようにしている。しかし、このヘッダは、パソコ
ン上では画像の加工や再生を行うときにはかえって処理
の邪魔になることがある。そこでこのヘッダを付けるモ
ードと付けないモードとを設けて、必要に応じて撮影者
が切り替えることにより、ヘッダを付けない場合にはパ
ソコンとのデータの高い互換性を保つように選択できる
ようにしても良い。また、パソコン上のデータ処理は、
一般的にデータの先頭から行って画像データの終了で終
わることが多いので、ヘッダを画像データの先頭に付加
する代わりに、画像データの最後に付加するモードを設
けるようにしても良い。これによりパソコン上ではあま
り邪魔にならず、かつカメラでも画像データのフォーマ
ットの判別が可能となるようにできる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
受信の可動操作子の操作状況に応じて、その表示がなさ
れるので、操作者にとってその操作が感覚的にわかりや
すい表示となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電子スチルカメラの主
要部を示すブロック図。
【図2】上記実施例の電子スチルカメラで記録する際の
動作を示すフローチャート。
【図3】上記実施例の電子スチルカメラで再生する際の
動作を示すフローチャート。
【図4】上記実施例の電子スチルカメラの操作部を示す
斜視図。
【図5】上記実施例の表示部たるLCDの表示を示す線
図。
【符号の説明】
5 メモリコントローラ 6 フレームメモリ 7 離散型コサイン変換回路(DCT/IDCT) 8 コーダ/デコーダ 10 ICメモリカード 19 システムコントローラ 48 記録再生切換スイッチ(送受信モード選択手段) 49 記録モード切換スイッチ 64 矢印マーク表示(送受信モード表示器)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報の送信動作モードと受信動作モ
    ードを有してなる画像取扱装置において、 前記送信動作モードと受信動作モードを選択するための
    可動操作子を有する送受信モード選択手段と、 前記可動操作子の操作態様に似た表示形態を有し、前記
    送信動作モードと受信動作モードの選択に伴う前記可動
    操作子の選択操作位置に合致した表示形態を取り得る送
    受信モード表示器と、 を備えたことを特徴とする画像取扱装置。
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