JP2009111879A - 携帯機器 - Google Patents

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Akira Imai
今井  亮
Kazuhisa Horikiri
和久 堀切
Masayuki Sakai
真之 酒井
Noriko Katayama
典子 片山
Mitsufumi Misawa
充史 三沢
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Abstract

【課題】複数の機能を有する携帯機器において、各機能に適したモニタ構成や操作部による使い勝手のよい操作方法を採ることができるようにする。
【解決手段】この携帯機器1は、背面に第1のモニタ14を備えた第1の筐体10と、第1の筐体10の上面に摺動自在に配設された第2の筐体12であって、下面に第2のモニタを備えた第2の筐体12と、第1の筐体10に対して第2の筐体12を基準位置からモニタ表示面に平行な同一平面内の複数の位置にスライド自在に連結する連結機構とから構成されている。第2の筐体12を距離Lだけスライドさせると、第1の筐体10に撮影レンズ16等が露出するとともに、第2の筐体12上に第1の操作部24が露出して撮影モードとなり撮影が可能になり、更に第2の筐体をスライドさせると、第2の筐体12上の第2のモニタが露出し、2つのモニタを使用した再生が可能になる。
【選択図】 図2

Description

本発明は携帯機器に係り、特にデジタルカメラ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話等のモニタを備えた携帯機器に関する。
従来、複数の表示部を連結し、画面のサイズやアスペクト比を変えることができる表示装置が提案されている(特許文献1)。
この表示装置は、複数の表示部が一致する部分のうちの上側の表示部のフレーム部分を透明にし、これにより上側の表示部の画像と下側の表示部の画像との境界部分が、上記フレーム部分によって遮蔽されることなく、連続的につながって表示できるようにしている。
また、特許文献1には、複数の表示部の連結機構としては、複数の表示部間をスライド自在連結した機構、回転可能に連結した機構、平行リンクで連結した機構等が記載されている。
特開2006−10811号公報
特許文献1に記載の表示装置は、モバイル機器のディスプレイとして適用されるもので、複数の表示部を重ね合わせることでモバイル機器のコンパクト化を可能にするとともに、複数の表示部を展開することで表示エリアを拡大することができるが、引用文献1には、表示機能に関する記載しかなく、特に前記表示装置とモバイル機器との関係を示す構成、モバイル機器の操作部、及び複数の機能に関する記載がない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、複数の機能を有する携帯機器において、各機能に適したモニタ構成や操作部による使い勝手のよい操作方法を採ることができる携帯機器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る発明は、第1の機能と第2の機能とを含む複数の機能を有する携帯機器において、背面に第1のモニタを備えた第1の筐体と、前記第1の筐体の上面に摺動自在に配設された第2の筐体であって、下面に第2のモニタを備えた第2の筐体と、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を基準位置から少なくともモニタ表示面に平行な同一平面内の第1の位置及び第2の位置に移動自在に連結する連結機構と、からなり、前記第2の筐体が前記第1の位置に移動すると、前記第2の筐体上に第1の操作部が露出して前記第1の機能を使用可能にし、前記第2の筐体が前記第2の位置に移動すると、前記第2の筐体上の第2のモニタが露出し、前記第2の機能を使用可能にすることを特徴としている。
即ち、前記第2の筐体が基準位置からモニタ表示面に平行な同一平面内の第1の位置に移動すると、前記第2の筐体上に第1の操作部が露出し、これにより第1の筐体上の第1のモニタと前記第1の操作部とを使用した前記第1の機能を使用することができるようになり、一方、前記第2の筐体が前記第2の位置に移動すると、前記第2の筐体上の第2のモニタが露出し、これにより前記第1の筐体上の第1のモニタ及び前記第2の筐体上の第2のモニタの2つのモニタを使用した前記第2の機能を使用することができるようになる。
請求項2に示すように請求項1に記載の携帯機器において、前記第1の筐体と第2の筐体とは、前記第2の筐体が前記基準位置に位置するときにシルエットが一致することを特徴としている。
請求項3に示すように請求項1又は2に記載の携帯機器において、前記第2の筐体の前記基準位置からの移動距離、又は移動位置を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記第2の筐体の移動距離、又は移動位置に応じて前記携帯機器の複数の機能のうちのいずれかの機能を制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
即ち、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を移動させたときの移動距離、又は移動位置に基づいて前記複数の機能を切り換えることができ、これにより第2の筐体を移動させたときのモニタ構成や露出する操作部に適した機能を使用することができるようになる。
請求項4に示すように請求項3に記載の携帯機器において、前記複数の機能に対応した複数の動作モードのうちのいずれかの動作モードを選択するモード選択手段を備え、前記制御手段は、前記モード選択手段によって選択された動作モードに応じて携帯機器の複数の機能のうちのいずれかの機能を制御し、前記モード選択手段は、前記検出手段によって検出された前記第2の筐体の移動距離、又は移動位置に応じて前記動作モードを切り換えることを特徴としている。
請求項5に示すように請求項1から4のいずれかに記載の携帯機器において、前記第2の筐体が前記第2の位置に移動して前記第2のモニタが露出すると、前記第1の筐体上の第1のモニタと第2の筐体上の第2のモニタとは、上下方向又は左右方向に並べられることを特徴としている。
請求項6に示すように請求項1から5のいずれかに記載の携帯機器において、前記連結機構は、ボールキャッチ又はマグネットキャッチを備え、前記基準位置、第1の位置、及び第2の位置にて前記第2の筐体を停止させることを特徴としている。
請求項7に示すように請求項1から6のいずれかに記載の携帯機器において、前記連結機構は、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を前記基準位置からモニタ表示面に平行な同一平面内で前記第1の位置とは異なる方向の第3の位置に移動自在に連結し、前記第2の筐体が前記第3の位置に移動すると、前記第2の筐体上の第2の操作部が露出することを特徴としている。
請求項8に示すように請求項1から7のいずれかに記載の携帯機器において、前記連結機構は、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を前記基準位置からモニタ表示面に平行な同一平面内で前記第2の位置とは異なる方向の第4の位置に移動自在に連結し、前記第2の筐体が前記第4の位置に移動すると、前記第2の筐体上の第2のモニタが露出することを特徴としている。
上記請求項7、8に係る発明によれば、前記複数の機能のうちの第1の機能及び第2の機能とは異なる第3の機能及び第4の機能を、前記第2の筐体の移動位置に応じてそれぞれ割り当てることができる。
請求項9に示すように請求項1から8のいずれかに記載の携帯機器において、前記第2のモニタの上面には第2のタッチパネルが配設され、前記第2の筐体が前記第1の位置に移動すると、前記第2のモニタの一部が露出するとともに、前記第2のタッチパネルが露出し、前記1の操作部は、前記第2のモニタの一部及び第2のタッチパネルから構成されていることを特徴としている。
請求項10に示すように請求項1から8のいずれかに記載の携帯機器において、前記第1の筐体と第2の筐体との間に操作部スライダが配設され、前記第2の筐体が前記第1の位置に移動すると、前記操作部スライダは前記第2の筐体とともに移動して前記第1の操作部として露出し、前記第2の筐体が前記第2の位置に移動すると、前記操作部スライダは前記第1の筐体とともに停止し、前記第2の筐体上の第2のモニタが露出することを特徴としている。
請求項11に示すように請求項1から10のいずれかに記載の携帯機器において、前記第1のモニタの上面には第1のタッチパネルが配設され、前記第1のタッチパネルによる操作が可能になることを特徴としている。
即ち、前記第1の筐体上の第1のモニタは常時露出しているが、この第1のモニタと該第1のモニタ上の第1のタッチパネルを操作部として利用することができる。これにより、前記第2の筐体が基準位置に位置している状態でも携帯機器を操作することができる。
請求項12に示すように請求項1から11のいずれかに記載の携帯機器において、前記第2のモニタの上面には第2のタッチパネルが配設され、前記第2の筐体が前記第2の位置又は第4の位置に移動すると、前記第2のモニタとともに前記第2のタッチパネルが露出し、該第2のタッチパネルによる操作が可能になることを特徴としている。
請求項13に示すように請求項1から12のいずれかに記載の携帯機器において、前記第1の筐体及び第2の筐体は、それぞれ略直方体の形状を有し、前記第1、第2の位置は、それぞれ前記第2の筐体を前記基準位置から長手方向に第1の距離及び第2の距離だけ移動させたときの位置であることを特徴としている。
請求項14に示すように請求項1から12のいずれかに記載の携帯機器において、前記第1の筐体及び第2の筐体は、それぞれ略直方体の形状を有し、前記第1、第2の位置は、それぞれ前記第2の筐体を前記基準位置から短手方向に第3の距離及び第4の距離だけ移動させたときの位置であることを特徴としている。
請求項15に示すように請求項8に記載の携帯機器において、前記第1の筐体及び第2の筐体は、それぞれ略直方体の形状を有し、前記第1、第2の位置は、それぞれ前記第2の筐体を前記基準位置から長手方向に第1の距離及び第2の距離だけ移動させたときの位置であり、前記第3、第4の位置は、それぞれ前記第2の筐体を前記第1の位置から短手方向に第3の距離及び第4の距離だけ移動させたときの位置であることを特徴としている。
請求項16に示すように請求項1から15のいずれかに記載の携帯機器において、前記第1の位置は、前記第2の筐体を前記基準位置から対角線方向に第5の距離だけ移動させたときの位置であることを特徴としている。
即ち、第2の筐体は、第1の筐体に対して水平方向又は垂直方向に移動する場合に限らず、斜め方向に移動してもよい。
請求項17に示すように請求項1から16のいずれかに記載の携帯機器において、撮影レンズを含む撮像手段及び該撮像手段にて撮影された画像を記録する記録手段を備え、前記第1の筐体の前記第1のモニタと対向する面には、前記撮影レンズが配設され、前記第2の筐体が前記第1の位置に移動すると、少なくとも前記第1の筐体に配設された撮影レンズが露出するとともに、前記第2の筐体上に第1の操作部が露出して撮影動作が可能になり、前記第1のモニタは、スルー画又は撮影された画像を表示することを特徴としている。
即ち、請求項17に係る携帯機器は、前記第2の筐体が前記第1の位置に移動すると、撮像装置として機能する。
請求項18に示すように請求項17に記載の携帯機器において、前記第2の筐体が前記第2の位置又は第4の位置に移動して前記第2の筐体上の第2のモニタが露出すると、前記撮像装置によって撮影された画像を前記第1のモニタ及び第2のモニタにそれぞれ再生させることが可能になることを特徴としている。
請求項19に示すように請求項18に記載の携帯機器において、前記表示制御手段は、前記第1のモニタ及び第2のモニタにそれぞれ前記撮像装置によって撮影された前後の2コマを表示させることを特徴としている。
請求項20に示すように請求項18又は19に記載の携帯機器において、前記表示制御手段は、前記第1のモニタ及び第2のモニタのうちの一方に前記撮像装置によって撮影された1コマを表示させ、他方に前記1コマの一部を拡大表示させることを特徴としている。
例えば、1コマ内に顔画像が含まれる場合には、顔領域を自動検出し、顔画像のみを拡大表示したり、ユーザによって指定された1コマ内の領域を拡大表示することができる。
請求項21に示すように請求項18又は19に記載の携帯機器において、前記表示制御手段は、前記第1のモニタ及び第2のモニタのうちの一方に前記撮像装置によって撮影された複数のコマからなるインデックス画像を表示させ、他方に前記インデックス画像から選択された1コマを表示させることを特徴としている。
このように2つのモニタを使用することで、インデックス画像の表示と1コマ表示とを切り換えることなく、所望のコマを表示させることができる。
請求項22に示すように請求項18から21のいずれかに記載の携帯機器において、前記表示制御手段は、左右方向に並んだ前記第1のモニタ及び第2のモニタに1コマのパノラマ画像、又は2コマからなるパノラマ画像を表示させることを特徴としている。
即ち、1コマの上下の領域を削除して、例えば縦横のアスペクト比を1:3にし、このアスペクト比の画像を、横並びの2つのモニタの画面全体に表示させたり、また、パノラマ風に2枚の画像を撮影し、これらの2枚の画像をそれぞれ左右のモニタに1枚ずつ表示する。この場合、2枚の画像のつなぎ目が良好になるように画像を加工してもよい。
本発明によれば、複数の機能を有する携帯機器において、第2の筐体を基準位置に位置させることにより携帯機器の小型化を図ることができ、また、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を前記基準位置からモニタ表示面に平行な同一平面内の第1の位置又は第2の位置を含む複数の位置に移動させることにより、操作部を露出させたり、モニタを露出させて2つのモニタを使用可能にし、これにより各機能に適したモニタ構成としたり、使い勝手のよい操作方法を採ることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る携帯機器の好ましい実施の形態について説明する。
[携帯機器の外観]
図1乃至図5はそれぞれ本発明に係る携帯機器の外観図である。
図1は電源OFF時の携帯機器の外観を示す4面図であり、同図(A)は正面図、同図(B)は上面図、同図(C)は右側面図、同図(D)は背面図である。
この実施の形態の携帯機器1は、撮像装置(デジタルカメラ)であり、主として第1の筐体10と第2の筐体12とから構成されている。第1の筐体10と第2の筐体12とは、それぞれ略直方体で投影形状が略同じ形状となっており、モニタ表示面に平行な同一平面内で水平方向及び垂直方向にスライド自在に連結されている。尚、連結機構の詳細については後述する。
図1に示すように電源OFF時には、第1の筐体10と第2の筐体10とのシルエットが一致している状態(第2の筐体12が基準位置に位置している状態)になる。
図2は撮影モード時の携帯機器1を示す4面図であり、同図(A)は正面図、同図(B)は上面図、同図(C)は右側面図、同図(D)は背面図である。この撮影モード時には、図2に示すように第2の筐体10は、シルエットが一致している基準位置から携帯機器1の長手方向に距離Lだけ移動した第1の位置に位置している。
図3は第3の再生モード時の携帯機器1を示す3面図であり、同図(A)は正面図、同図(B)は底面図、同図(C)は背面図である。この第3の再生モード時には、図3に示すように第2の筐体10は、シルエットが一致している基準位置から携帯機器1の長手方向に距離Lだけ移動した第2の位置に位置している。
図4は第1の再生モード時の携帯機器1を示す4面図であり、同図(A)は正面図、同図(B)は底面図、同図(C)は背面図、同図(D)は右側面図である。この第1の再生モード時には、図3に示すように第2の筐体10は、シルエットが一致している基準位置から携帯機器1の短手方向に距離Lだけ移動した第3の位置に位置している。
図5は第2の再生モード時の携帯機器1を示す3面図であり、同図(A)は底面図、同図(B)は背面図、同図(C)は右側面図である。この第2の再生モード時には、図5に示すように第2の筐体10は、シルエットが一致している基準位置から携帯機器1の短手方向に距離Lだけ移動した第4の位置に位置している。
図1乃至図5に示したように第2の筐体12は、第1の筐体10とシルエットが一致している基準位置から第1の位置(撮影モード(図2))、第2の位置(第3の再生モード(図3))、第3の位置(第1の再生モード(図4))、及び第4の位置(第2の再生モード(図5))に移動することができるようになっている。
図2に示すように、第1の筐体10の背面には、その背面の面積よりも僅かに小さい画面を有するタッチパネル付きの第1のモニタ14が配設され、この第1のモニタ14と対向する面(第1の筐体10の上面)には、デジタルカメラの撮影レンズ16、セルフタイマーランプ18、及びフラッシュの発光部20が配設されている。従って、第2の筐体12は、第1の筐体10のシルエットと一致する基準位置に移動させることにより撮影レンズ16等を遮蔽することができ、レンズカバーとして機能する。
一方、第2の筐体12の背面には、その背面の面積よりも僅かに小さい画面を有するタッチパネル付きの第2のモニタ22が配設されている(図3、図5参照)。また、このタッチパネル付きの第2のモニタ22は、図2に示すように撮影モード時に使用する第1の操作部24として機能するとともに、図4に示すように第1の再生モード時に使用する第2の操作部26として機能する。
また、第2の筐体12の側面には、撮影ボタン28が配設されている。
上記第1のモニタ14、及び第2のモニタ22は、例えば、液晶モニタ、有機エレクトロルミネッセンス等を使用することができる、また、第1のモニタ14、及び第2のモニタ22は、略同じ画面サイズを有している。
図2に示す撮影モード時に使用する第1の操作部24は、マクロ撮影を選択するためのマクロボタン24A、フラッシュ発光を選択するためのフラッシュボタン24B、手振れ補正機能をON/OFFさせる手振れ補正ボタン24C、顔検出機能をON/OFFさせる顔検出ボタン24D、赤目軽減フラッシュの発光を選択するための赤目軽減ボタン24E、セルフタイマー撮影を行うためのセルフタイマーボタン24Fを示すアイコンボタンを表示しており、これらのボタンがタッチされることにより撮影時の条件を適宜設定できるようになっている。尚、第1の操作部24に表示させるタッチパネル用のボタンは、上記の例に限らず、ズーム等を指示するマルチファンクションの十字ボタン、メニュー/OKボタン等の種々のボタンを設けることが考えられる。
また、図4に示す第1の再生モード時に使用する第2の操作部26は、再生ズーム、コマ送り、コマ戻しを含むマルチファンクションの十字ボタン26A、メニュー/OKボタン26B、モニタの表示内容等を変更させるDISP/BACKボタン26C、削除ボタン26Dを示すアイコンボタンを表示しており、これらのボタンがタッチされることにより第1の再生モード時の再生操作ができるようになっている。
[携帯機器のスライド機構]
図6乃至図11は、上記携帯機器1の第1の筐体10と第2の筐体12との連結機構(スライド機構)の実施の形態を示す図である。
図6(A)に示すように、第2の筐体12の第2のモニタ22が設けられた面の4隅には、ボールキャッチを構成する4つのボール30が埋設されており、また、第2のモニタ22の外周部には、スチールフレーム32が設けられている。
一方、図6(B)に示すように、第1の筐体10の下面(第1のモニタ14と対向する面)には、ボール30が嵌合する8つの凹部34と、各凹部34を連結している凹溝36とが形成され、更に4隅には4つのマグネット38が配設されている。
上記構成の第1の筐体10と第2の筐体12とは、マグネット38とスチールフレーム32との磁力により一体化される。
図7に示すようにボール30は、バネ31によって突出する方向に付勢されており、第1の筐体10と第2の筐体12とが磁力により一体化されることにより、弾性を持って凹部34、又は凹溝36に嵌合するようになっている。
図8は第1の筐体10の下面の要部拡大図であり、図9は図8のA−A線に沿う断面図である。
図8及び図9に示すように、凹部34と凹溝36とは深さが異なっており、第1の筐体10に対して第2の筐体12を磁力に抗して移動させる外力を加えると、第2の筐体12側のボール30は、凹溝36に沿って移動する。そして、ボール30が凹部34に嵌合すると、更に大きな外力を加えなければ、移動しないように固定される。
即ち、第1の筐体10と第2の筐体12とは、相互にスライド移動できるとともに、ボールキャッチによって所定の位置まで移動すると、一時的に固定することができる。尚、ボールキャッチの代わりに、マグネットキャッチを使用してもよい。
図10は第2の筐体12を携帯機器1の短手方向に移動させた場合のボールキャッチの状態を示す図である。
図10に示すように第2の筐体12を、図10上で下方向に距離Lだけ移動させると、第2の筐体12の下端の2個のボール30が、第1の筐体10の上端の2つの凹部34に嵌合し、この位置で停止する。このスライド位置に移動させられた携帯機器1は、第2の再生モードに適用され、第1のモニタ14と第2のモニタ22とが上下方向に並ぶ(図5(A)参照)。
図11は第2の筐体12を携帯機器1の長手方向に移動させた場合のボールキャッチの状態を示す図である。
図11に示すように第2の筐体12を、図11上で左方向に距離Lだけ移動させると、第2の筐体12の右端の2個のボール30が、第1の筐体10の左端の2つの凹部34に嵌合し、この位置で停止する。このスライド位置に移動させられた携帯機器1は、第3の再生モードに適用され、第1のモニタ14と第2のモニタ22とが左右方向に並ぶ(図3(C)参照)。
尚、この実施の形態のボールキャッチによる連結機構によれば、第1の筐体10と第2の筐体12とは分離することもできる。
[第2の筐体の位置検出]
図12及び図13はそれぞれ第1の筐体10と第2の筐体12とのスライド位置の関係を示す平面図及び側面図である。
図12及び図13に示すように、第2の筐体の下面には、4つの開閉位置検出スイッチSW1、SW2、SW3、SW4が設けられている。これらのスイッチSW1、SW2、SW3、SW4は、例えば近接スイッチ、光電スイッチ等によって構成され、スイッチSW1、SW2、SW3、SW4と対向する位置に第1の筐体10が存在する場合には、OFFとなり、第1の筐体10が存在しない場合にはONとなる。
尚、図12上で、黒丸(●)示したスイッチはOFFを示し、白丸(○)で示したスイッチはONを示している。
図12(A)及び図13(A)は、第1の筐体10と第2の筐体12とのシルエットが一致している基準位置(電源OFF)の状態を示し、この場合、スイッチSW1〜SW4は全てOFFとなる。
図12(B)及び図13(B)は、第2の筐体12が同図上で左方向に距離Lだけ移動した第1の位置(撮影モード)の状態を示し、この場合、スイッチSW1、SW3はONとなり、スイッチSW2、SW4はOFFとなる。
図12(C)及び図13(C)は、第2の筐体12が同図上で左方向に距離Lだけ移動した第2の位置(第3の再生モード)の状態を示し、この場合、スイッチSW1、SW2、SW3はONとなり、スイッチSW4はOFFとなる。
図12(D)は、第2の筐体12が同図上で下方向に距離Lだけ移動した第3の位置(第1の再生モード)の状態を示し、この場合、スイッチSW1、SW2はONとなり、スイッチSW3、SW4はOFFとなる。
図12(E)は、第2の筐体12が同図上で下方向に距離Lだけ移動した第4の位置(第2の再生モード)の状態を示し、この場合、スイッチSW1、SW2、SW4ONとなり、スイッチSW3はOFFとなる。
尚、図13(C)に示すように第2の筐体12を同図上で左方向に距離Lだけ移動させる代わりに、図13(D)に示すように第2の筐体12を同図上で右方向に距離Lだけ移動させるようにしてもよい。
また、この実施の形態では、2つのモニタを使用する第2の再生モード及び第3の再生モード時には、第2のモニタ22は全て露出するようになっているが、第2のモニタ22の一部が露出しないようにしてもよい。例えば、図13(D)に示す第3の再生モード時に、第2の筐体12を同図上で右方向に距離Lよりも少ない距離(L−L)だけ移動させ、図13(B)に示す撮影モード時に露出していた第1の操作部24(図2参照)に相当する部分が露出しないようにしてもよい。これによれば、第3の再生モード時における第1の筐体10と第2の筐体12との重なり部分を大きくとることができ、また、第1の操作部24のみにタッチパネルを設けた場合に、第2のモニタ22上でのタッチパネルが設けられた部分とタッチパネルが設けられていない部分とで画面の明るさ等が変化しないようにすることができる。
上記動作モードとスイッチSW1〜SW4のON/OFFとの関係は、次表の通りである。
Figure 2009111879
[携帯機器の内部構成]
図14は本発明に係る携帯機器の内部構成を示すブロック図であり、撮像装置に関して示している。
この携帯機器(撮像装置)1は、静止画や動画の記録及び再生機能を備えたデジタルカメラであり、撮像装置1全体の動作は中央処理装置(CPU)40によって統括制御される。CPU40は、所定のプログラムに従って本カメラシステムを制御する制御手段として機能するとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算など、各種演算を実施する演算手段として機能する。
バス42を介してCPU40と接続されたROM44には、CPU40が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納され、EEPROM46には、CCD画素欠陥情報、カメラ動作に関する各種定数/情報等が格納されている。
また、メモリ(SDRAM)48は、プログラムの展開領域及びCPU40の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データや音声データの一時記憶領域として利用される。VRAM50、52は、第1のモニタ14、第2のモニタ22用の画像データ専用の一時記憶メモリであり、それぞれA領域50AとB領域50Bが含まれている。尚、メモリ48とVRAM50、52は共用することが可能である。
撮像装置1には、前述したように撮影ボタン28、開閉位置検出スイッチSW1〜SW4、タッチパネル14A付きの第1のモニタ14、タッチパネル22A付きの第2のモニタ22が設けられている。撮影ボタン24、スイッチSW1〜SW4、タッチパネル14A、22A(図2に示す第1の操作部24、図4に示す第2の操作部26等)からの信号はCPU40に入力され、CPU40は入力信号に基づいて撮像装置1の各回路を制御し、例えば、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、第1のモニタ14、第2のモニタ22の表示制御などを行う。
[表1]に示したように、CPU40はスイッチSW1〜SW4からのON/OFF信号に応じて撮影モード、再生モード(第1〜第3の再生モード)の設定を行うことができるとともに、電源のON/OFFを行うことができる。
撮影ボタン28は、撮影開始の指示を入力する操作ボタンであり、半押し時にONするS1スイッチと、全押し時にONするS2スイッチとを有する二段ストローク式のスイッチで構成されている。
第1のモニタ14は、撮影モード時に画角確認用の電子ファインダとして使用できるとともに、第1〜第3の再生モード時に記録済み画像を再生表示する手段として利用される。また、第2のモニタ22は、第2、第3の再生モード時に記録済み画像を再生表示する手段として利用される。また、第1のモニタ14、第2のモニタ22は、タッチパネル14A、22Aで操作されるユーザインターフェース用表示画面としても利用され、撮影モード、再生モード時に使用される各種ボタンの表示や、必要に応じてメニュー情報や選択項目、設定内容などの情報が表示される。尚、第1のモニタ14、及び第2のモニタ22に表示される表示内容の詳細については後述する。
撮像装置1は、メディアソケット(メディア装着部)54を有し、メディアソケット54には記録メディア56を装着することができる。記録メディアの形態は特に限定されず、xD-Picture Card(商標)、スマートメディア(商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなど、種々の媒体を用いることができる。
メディアコントローラ58は、メディアソケット54に装着される記録メディア56に適した入出力信号の受渡しを行うために所要の信号変換を行う。
また、撮像装置1はパソコンその他の外部機器と接続するための通信手段としてUSBインターフェース部60を備えている。図示せぬUSBケーブルを用いて撮像装置1と外部機器を接続することにより、外部機器との間でデータの受渡しが可能となる。もちろん、通信方式はUSBに限らず、IEEE1394やBluetooth その他の通信方式を適用してもよい。
次に、撮像装置1の撮影機能について説明する。
第2の筐体12の移動位置に応じて撮影モードが選択されると(図2参照)、カラーCCD固体撮像素子(以下CCDと記載)62を含む撮像部に電源が供給され、撮影可能な状態になる。
レンズユニット64は、フォーカスレンズを含む撮影レンズ16と絞り兼用メカシャッター66とを含む光学ユニットである。レンズユニット64は、CPU40によって制御されるレンズ駆動部68、絞り駆動部70によって電動駆動され、ズーム制御、フォーカス制御及びアイリス制御が行われる。
レンズユニット64を通過した光は、CCD62の受光面に結像される。CCD62の受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が二次元的に配列されており、各フォトダイオードに対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造(ベイヤー、Gストライプなど)で配置されている。また、CCD62は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する電子シャッター機能を有している。CPU40は、タイミングジェネレータ72を介してCCD62での電荷蓄積時間を制御する。尚、CCD62に代えてMOS型など他の方式の撮像素子を用いてもよい。
CCD62の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CPU40の指令に従いタイミングジェネレータ72から与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
CCD62から出力された信号はアナログ処理部(CDS/AMP)74に送られ、ここで画素ごとのR,G,B信号がサンプリングホールド(相関二重サンプリング処理)され、増幅された後、A/D変換器76に加えられる。A/D変換器76によってデジタル信号に変換された点順次のR,G,B信号は、画像入力コントローラ78を介してメモリ48に記憶される。
画像信号処理回路80は、メモリ48に記憶されたR,G,B信号をCPU40の指令に従って処理する。即ち、画像信号処理回路80は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含む画像処理手段として機能し、CPU40からのコマンドに従ってメモリ48を活用しながら所定の信号処理を行う。
画像信号処理回路80に入力されたRGBの画像データは、画像信号処理回路80において輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施される。画像信号処理回路80で処理された画像データはVRAM50に格納される。
撮影画像を第1のモニタ14に表示する場合、VRAM50から画像データが読み出され、バス42を介して表示制御回路82に送られる。表示制御回路82は、ビデオエンコーダを含み、入力された画像データを表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して第1のモニタ14に出力する。
CCD62から出力される画像信号によって、1コマ分の画像を表す画像データがA領域50AとB領域50Bとで交互に書き換えられる。VRAM50のA領域50A及びB領域50Bのうち、画像データが書き換えられている方の領域以外の領域から、書き込まれている画像データが読み出される。このようにしてVRAM50内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号が第1のモニタ14に供給されることにより、撮像中の映像がリアルタイムに第1のモニタ14に表示される。撮影者は、第1のモニタ14に表示される映像(スルームービー画)によって撮影画角を確認できる。
撮影ボタン28が半押しされ、S1がオンすると、撮像装置1はAE及びAF処理を開始する。即ち、CCD62から出力された画像信号はA/D変換後に画像入力コントローラ80を介してAF検出回路86並びにAE/AWB検出回路88に入力される。
AE/AWB検出回路88は、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割エリアごとにRGB信号を積算する回路を含み、その積算値をCPU40に提供する。CPU40は、AE/AWB検出回路88から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。求めた露出値と所定のプログラム線図に従い、絞り値とシャッタースピードが決定され、これに従いCPU40はCCD62の電子シャッター及びアイリスを制御して適正な露光量を得る。
また、AE/AWB検出回路88は、自動ホワイトバランス調整時には、分割エリアごとにRGB信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果をCPU40に提供する。CPU40は、Rの積算値、Bの積算値、Gの積算値を得て、各分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、これらR/G、B/Gの値のR/G、B/Gの色空間における分布等に基づいて光源種判別を行い、判別された光源種に適したホワイトバランス調整値に従って、例えば、各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)になるように、ホワイトバランス調整回路のR,G,B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を制御し、各色チャンネルの信号に補正をかける。前述した各比の値を1以外の値になるようにホワイトバランス調整回路のゲイン値を調整すると、ある色味が残った画像を生成することができる。
本撮像装置1におけるAF制御は、例えば映像信号のG信号の高周波成分が極大になるようにフォーカシングレンズ(撮影レンズ16を構成するレンズ光学系のうちフォーカス調整に寄与する移動レンズ)を移動させるコントラストAFが適用される。即ち、AF検出回路86は、G信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ、絶対値化処理部、画面内(例えば、画面中央部)に予め設定されているフォーカス対象エリア内の信号を切り出すAFエリア抽出部、及びAFエリア内の絶対値データを積算する積算部から構成される。
AF検出回路86で求めた積算値のデータはCPU40に通知される。CPU40は、レンズ駆動部68を制御してフォーカシングレンズを移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値(AF評価値)を演算し、評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。そして、求めた合焦位置にフォーカシングレンズを移動させるようにレンズ駆動部68を制御する。尚、AF評価値の演算はG信号を利用する態様に限らず、輝度信号(Y信号)を利用してもよい。
撮影ボタン28が半押しされ、S1オンによってAE/AF処理が行われ、撮影ボタン28が全押しされ、S2オンによって記録用の撮影動作がスタートする。S2オンに応動して取得された画像データは画像信号処理回路80において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリ48に格納される。
メモリ48に格納されたY/C信号は、圧縮伸張回路90によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ58を介して記録メディア56に記録される。例えば、静止画についてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式で記録される。
一方、第2の筐体12の移動位置に応じて再生モード(第1の再生モード)が選択されると(図4参照)、記録メディア56に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録されたファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係るファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮伸張回路90を介して非圧縮のYC信号に伸張され、画像信号処理回路80及び表示制御回路82を介して表示用の信号に変換された後、第1のモニタ14に出力される。これにより、当該ファイルの画像内容が第1のモニタ14の画面上に表示される。
静止画の一コマ再生中(動画の先頭フレーム再生中も含む)に、第2の操作部26の十字ボタン26A(図4参照)の右ボタン又は左ボタンをタッチすることによって、再生対象のファイルを切り換えること(順コマ送り/逆コマ送り)ができる。コマ送りされた位置の画像ファイルが記録メディア56から読み出され、上記と同様にして静止画像や動画が第1のモニタ14に再生表示される。
また、第2の筐体12の移動位置に応じて第2又は第3の再生モードが選択されると(図5、図3参照)、前述したように第1のモニタ14に再生画像が表示されるとともに、表示制御回路84を介して第2のモニタ22にも記録メディア56に記録されている画像の再生表示が可能になる。
尚、図14に示したレンズユニット64、CCD62等の撮像部、及び第1のモニタ14は第1の筐体10に配設され、第2のモニタ22は第2の筐体12に配設されるが、他の回路等は、適宜分散して配設されている。また、第1の筐体10と第2の筐体12との間は、フレキシブルプリント配線板(FPC)、赤外線通信、又はブルートゥース等の近距離無線手段によって通信可能となっている。
[再生モードでの表示の実施形態]
第2の筐体12の移動位置に応じて第1の再生モードが選択されると(図4参照)、前述したように1つのモニタ(第1のモニタ14)を使用した通常の再生を行うことができる。
<第2の再生モード時の表示例>
図15及び図16はそれぞれ第2の再生モード時の第1の表示例を示す図である。
これらの図面に示すように、第2の再生モード時には、第1のモニタ14と第2のモニタ22とが上下に並んだモニタ配置となり、第1の表示例では、第1のモニタ14と第2のモニタ22にそれぞれ前後に撮影された2枚の画像を表示するようにしている。
また、図16に示すように第2のモニタ22上のタッチパネル22Aの右端部にタッチすると、第2の再生モード時に使用する操作画面が表示される。この操作画面には、再生ズーム、コマ送り、コマ戻しを含むマルチファンクションの十字ボタン92A、メニュー/OKボタン92B、モニタの表示内容等を変更させるDISP/BACKボタン92C、削除ボタン92Dを示すアイコンボタンが表示され、これらのボタンをタッチすることにより第2の再生モード時の再生操作ができるようになっている。
例えば、十字ボタン92Aの右ボタン、又は左ボタンにタッチすることにより、コマ送り、又はコマ戻しを行うことができる。尚、この場合、2つのモニタがあるため、2コマずつコマ送り、又はコマ戻しを行ってもよいし、2つのモニタ間でコマがシフトするように1コマずつコマ送り、又はコマ戻しを行ってもよい。
尚、タッチパネルの操作画面は、画像の一部を消去して表示するようにしてもよいし、半透明にして画像の一部に重ねて表示するようにしてもよい。また、タッチパネルの操作画面は、一定時間、操作しない場合には、自動的に消去されるようになっている。
図17は第2の再生モード時の第2の表示例を示す図である。
同図に示すように、第2の表示例では、所望の1コマを第1のモニタ14の画面全体に表示し、3×3コマの縮小画像(サムネイル画像)からなるインデックス画像を第2のモニタ22に表示するようにしている。
そして、第2のモニタ22上のタッチパネル22Aを使用し、インデックス画像中の任意のサムネイル画像にタッチすると、そのタッチしたサムネイル画像に枠94が表示されるとともに、枠94が表示されたサムネイル画像が第1のモニタ14に拡大表示される。
インデックス画像の切り換え方法は、例えばインデックス画像中の先頭コマ(左上)に一定時間タッチすると、前ページのインデックス画像を表示し、インデックス画像中の最終コマ(右下)に一定時間タッチすると、次ページのインデックス画像を表示することによって行うことができる。また、第1のモニタ14上のタッチパネル14Aを使用してインデックス画像の切り換え等を行うようにしてもよい。
第2の再生モードでのその他の表示例としては、所望の1コマを第2のモニタ22に表示し、この表示された1コマの一部を拡大して第1のモニタ14に表示するようにしてもよい。
1コマ中の拡大する領域としては、顔検出手段によって自動的に顔検出した顔領域でもよいし、タッチパネル22A上で指定した領域でもよい。
また、第1のモニタ14と第2のモニタ22での画像再生をそれぞれ独立して行うようにしてもよい。この場合、例えば、一方のモニタに動画を表示させながら、他方のモニタに静止画をコマ送り表示させることができる。
<第3の再生モード時の表示例>
図3(C)は第3の再生モード時における画像の表示例を示している。
第3の再生モード時には、第1のモニタ14と第2のモニタ22とが左右に並んだモニタ配置となる。
そして、パノラマ再生等の指示入力をタッチパネル14A等で行うことにより、左右方向に並んだ第1のモニタ14、第2のモニタ22に1コマのパノラマ画像を表示させることができるようになっている。
即ち、パノラマ表示する1コマの上下の領域を削除して、例えば縦横のアスペクト比を1:3にし、このアスペクト比の画像を、第1のモニタ14及び第2のモニタ22の画面全体に表示させる。
また、パノラマ風に2枚の画像が撮影記録されている場合、これらの2枚の画像をそれぞれ左右のモニタに1枚ずつ表示することで、パノラマ表示することができる。尚、この場合、パノラマ再生等の指示入力があると、2枚の画像のつなぎ目が良好になるように画像を加工した上で表示することが好ましい。
更に、第3の再生モード時においても、第2の再生モードと同様な再生を行うことができることは言うまでもない。
[携帯機器のスライド機構の他の実施の形態]
図18は本発明に係る携帯機器の他の実施の形態を示す背面図であり、前述した第1の再生モードの状態に関して示している。尚、図18に示す携帯機器1’は、スライド機構のみが携帯機器1と異なり、他の構成は同一である。
図18に示すように携帯機器1’の第1の筐体10’と第2の筐体12’とは、携帯機器1’の対角線方向にもスライド可能になっている。
そして、第2の筐体12’が斜め方向にスライド移動すると、第2のモニタ22及びタッチパネル22Aからなる操作部26’が現れる。
図19及び図20は、それぞれ上記携帯機器1’の第1の筐体10’と第2の筐体12’との連結機構(スライド機構)の実施の形態を示す図である。
図19(A)に示すように、第2の筐体12’の第2のモニタ22が設けられた面の4隅には、ボールキャッチを構成する6つのボール30が埋設されており、また、第2のモニタ22の外周部には、スチールフレーム32が設けられている。
一方、図19(B)に示すように、第1の筐体10’の下面(第1のモニタ14と対向する面)には、ボール30が嵌合する8つの凹部34と、各凹部34を連結している凹溝36とが形成され、更に周辺部には6つのマグネット38が配設されている。
上記構成の第1の筐体10’と第2の筐体12’とは、マグネット38とスチールフレーム32との磁力により一体化される。
図20は第2の筐体12’を対角線方向(図20上で斜め下方向)に移動させた場合のボールキャッチの状態を示す図である。
図20に示すように第2の筐体12’を、図20上で対角線方向に距離Lだけ移動させると、第2の筐体12’の左上の3個のボール30が、第1の筐体10’の斜め下方向に分岐した3本の凹溝36の先端の3つの凹部34に嵌合し、この位置で停止する。このスライド位置に移動させられた携帯機器1’は、第1の再生モードに適用される(図18参照)。
尚、この実施の形態のボールキャッチ等を利用したスライド機構は、図6乃至図11で説明した携帯機器1のスライド機構と同様に、水平方向及び垂直方向にも移動できるが、ここではその説明は省略する。
[携帯機器の他の実施の形態]
図21は本発明に係る携帯機器の他の実施の携帯を示す分解斜視図である。
同図に示す携帯機器100は、図1等で示した携帯機器1と同様な機能を有するもので、主として第1の筐体110、第2の筐体120、及び操作部スライダ130から構成されている。
また、図22は、第1の筐体110と第2の筐体120と操作部スライダ130とのスライド位置の関係を示す側面図である。
図21及び図22に示すように、第1の筐体110と第2の筐体120とは、それぞれ略直方体で投影形状が略同じ形状となっており、第2の筐体120は、第1の筐体110のガイド部112により第1の筐体110の長手方向にスライド自在に連結され、また、操作部スライダ130は、第1の筐体110に形成されたガイド孔(長孔)114と、このガイド孔114に案内される操作部スライダ130に設けられたガイドシャフト132とにより水平方向にスライド自在に連結されている。
第2の筐体120の長手方向の各側面には、ボールキャッチを構成する2つのボール30が埋設されており、上面には4つのボール30が埋設されている。
また、操作部スライダ130の下面には、第2の筐体120の上面の4つのボール30が嵌合する凹部34(図22(C))が形成され、上面には、4つのボール30が埋設されている。
一方、第1の筐体110の、第2の筐体120及び操作部スライダ130が挿入される収納部の側面の内側には、第2の筐体120の側面のボール30が嵌合する凹部34が形成され、収納部の下面には、操作部スライダ130のボール30が嵌合する凹部34が形成されている。
図22(A)に示すように初期状態(電源OFF時)には、第1の筐体110と第2の筐体120とのシルエットが一致している状態になる。
図22(B)に示すように、上記初期状態(基準位置)から第2の筐体120を距離Lだけ同図(B)上で右方向に移動させると、操作部スライダ130の操作面が露出する。これにより、第1のモニタ14を使用した撮影や再生動作が可能になる。
図22(C)に示すように、上記初期状態(基準位置)から第2の筐体120を距離Lだけ同図(C)上で左方向移動させると、第2の筐体120上の第2のモニタ22が全て露出する。この場合には、第1の筐体110上の第1のモニタ14と第2の筐体120上の第2のモニタ22とが横並びとなり、図5に示したようにパノラマ表示等に適した第3の再生モードとなる。
尚、第1の筐体110と操作部スライダ130との間はFPC140によって電気的に接続され(図22(B))、第2の筐体120と操作部スライダ130のとの間はFPC142によって電気的に接続されている(図22(C))。
[携帯機器1の他の実施の形態]
図23は第1の筐体10と第2の筐体12とのスライド位置の関係を示す平面図である。
図23(A)、(B)及び(D)は、図12(A)、(B)及び(C)に対応しているため、その説明は省略する。
図23(C)に示すように第2の筐体12は、同図上で右方向に距離Lだけ移動した位置(第6の位置)で停止することができ、この実施の形態では、第2の筐体12の第6の位置への移動を、例えば第1の再生モード(通常の再生モード)に割り当てるようにしている。また、このとき露出する第2の筐体12上の第2のモニタ14及びタッチパネル14Aは、第1の再生モード時に使用する操作部として使用できるようになっている。
このように第2の筐体12は、複数のスライド位置(移動位置)で停止することができ、携帯機器1は、第2の筐体12の各移動位置に応じて動作モードが切り換えられる。
[変形例]
図12(B)に示した携帯機器1の動作モード(撮影モード)と、図12(D)に示した携帯機器1の動作モード(第1の再生モード)とが逆になるように設定するようにしてもよい。ただし、この場合には、図12(D)に示した状態時に撮影レンズ等が露出するように撮影レンズ等の位置を配置する必要がある。
この実施の形態では、第2の筐体12の移動位置をスイッチによって検出し、その移動位置に応じて携帯機器1の複数の機能を切り換えるようにしているが、これに限らず、第1の筐体10と第2の筐体12との相対的な移動距離を測定し、その移動距離に応じて携帯機器の複数の機能を切り換えるようにしてもよく、また、複数の機能の切換手段は、前記第2の筐体の移動と連動させずに、別途設けたモード選択手段によって行うようにしてもよい。
また、携帯機器は、この実施の形態の撮像装置に限らず、携帯電話(カメラ付き携帯電話)、PDA、電子辞書、ゲーム機等の他の機器であってもよく、これらの機器を適宜組み合わせたものでもよい。
更に、2つのモニタに表示する表示内容もこの実施の形態に限らず、例えば、第2の筐体を携帯機器の長手方向に移動させて携帯電話として使用する場合には、上側のモニタを携帯電話の表示画面として使用し、下側のモニタをテンキー等が表示されたタッチパネル式の画面として使用することができる。また、第2の筐体を携帯機器の短手方向に移動させてPDAとして使用する場合には、上側のモニタをPDAの表示画面として使用し、下側のモニタをキーボード等が表示されたタッチパネル式の画面として使用することができる。
勿論、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいことは言うまでもない。
図1は本発明に係る携帯機器の外観図であり、電源OFF時の携帯機器の外観を示す4面図である。 図2は本発明に係る携帯機器の外観図であり、撮影モード時の携帯機器を示す4面図である。 図3は本発明に係る携帯機器の外観図であり、第3の再生モード時の携帯機器を示す3面図である。 図4は本発明に係る携帯機器の外観図であり、第1の再生モード時の携帯機器を示す4面図である。 図5は本発明に係る携帯機器の外観図であり、第2の再生モード時の携帯機器を示す3面図である。 図6は図1等に示した携帯機器の第1の筐体と第2の筐体との連結機構(スライド機構)の実施の形態を示す図である。 図7はボールキャッチの構造を示す断面図である。 図8は第1の筐体の下面の要部拡大図である。 図9は図8のA−A線に沿う断面図である。 図10は第2の筐体を携帯機器の短手方向に移動させた場合のボールキャッチの状態を示す図である。 図11は第2の筐体を携帯機器の長手方向に移動させた場合のボールキャッチの状態を示す図である。 図12は第1の筐体と第2の筐体とのスライド位置の関係を示す平面図である。 図13は第1の筐体と第2の筐体とのスライド位置の関係を示す側面図である。 図14は本発明に係る携帯機器の内部構成の実施の形態を示すブロック図である。 図15は第2の再生モード時の第1の表示例を示す図である。 図16は第2の再生モード時の第1の表示例を示す図であり、タッチパネルが現れた状態を示す図である。 図17は第2の再生モード時の第2の表示例を示す図である。 図18は本発明に係る携帯機器の他の実施の形態を示す背面図である。 図19は図18に示した携帯機器の第1の筐体と第2の筐体との連結機構(スライド機構)の実施の形態を示す図である。 図20は第2の筐体を対角線方向に移動させた場合のボールキャッチの状態を示す図である。 図21は本発明に係る携帯機器の他の実施の形態を示す分解斜視図である。 図22は第1の筐体と第2の筐体と操作部スライダとのスライド位置の関係を示す側面図である。 図23は第1の筐体と第2の筐体とのスライド位置の関係を示す平面図である。
符号の説明
1、1’、100…携帯機器、10、10’110…第1の筐体、12、12’、120…第2の筐体、14…第1のモニタ、14A、22A…タッチパネル、16…撮影レンズ、22…第2のモニタ、24…第1の操作部、26、26’…第2の操作部、28…撮影ボタン、30…ボール、32…スチールフレーム、34…凹部、36…凹溝、38…マグネット、40…CPU(中央処理装置)、56…記録メディア、62…CCD、64…レンズユニット、82、84…表示制御回路、112…ガイド部、114…ガイド孔、130…操作部スライダ、132…ガイドシャフト、140、142…フレキシブルプリント配線板(FPC)、SW1〜SW4…開閉位置検出スイッチ

Claims (22)

  1. 第1の機能と第2の機能とを含む複数の機能を有する携帯機器において、
    背面に第1のモニタを備えた第1の筐体と、
    前記第1の筐体の上面に摺動自在に配設された第2の筐体であって、下面に第2のモニタを備えた第2の筐体と、
    前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を基準位置から少なくともモニタ表示面に平行な同一平面内の第1の位置及び第2の位置に移動自在に連結する連結機構と、からなり、
    前記第2の筐体が前記第1の位置に移動すると、前記第2の筐体上に第1の操作部が露出して前記第1の機能を使用可能にし、
    前記第2の筐体が前記第2の位置に移動すると、前記第2の筐体上の第2のモニタが露出し、前記第2の機能を使用可能にすることを特徴とする携帯機器。
  2. 前記第1の筐体と第2の筐体とは、前記第2の筐体が前記基準位置に位置するときにシルエットが略一致することを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記第2の筐体の前記基準位置からの移動距離、又は移動位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記第2の筐体の移動距離、又は移動位置に応じて前記携帯機器の複数の機能のうちのいずれかの機能を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯機器。
  4. 前記複数の機能に対応した複数の動作モードのうちのいずれかの動作モードを選択するモード選択手段を備え、
    前記制御手段は、前記モード選択手段によって選択された動作モードに応じて携帯機器の複数の機能のうちのいずれかの機能を制御し、
    前記モード選択手段は、前記検出手段によって検出された前記第2の筐体の移動距離、又は移動位置に応じて前記動作モードを切り換えることを特徴とする請求項3に記載の携帯機器。
  5. 前記第2の筐体が前記第2の位置に移動して前記第2のモニタが露出すると、前記第1の筐体上の第1のモニタと第2の筐体上の第2のモニタとは、左右方向又は上下方向に並べられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の携帯機器。
  6. 前記連結機構は、ボールキャッチ又はマグネットキャッチを備え、前記基準位置、第1の位置、及び第2の位置にて前記第2の筐体を停止させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯機器。
  7. 前記連結機構は、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を前記基準位置からモニタ表示面に平行な同一平面内で前記第1の位置とは異なる方向の第3の位置に移動自在に連結し、
    前記第2の筐体が前記第3の位置に移動すると、前記第2の筐体上の第2の操作部が露出することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の携帯機器。
  8. 前記連結機構は、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を前記基準位置からモニタ表示面に平行な同一平面内で前記第2の位置とは異なる方向の第4の位置に移動自在に連結し、
    前記第2の筐体が前記第4の位置に移動すると、前記第2の筐体上の第2のモニタが露出することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の携帯機器。
  9. 前記第2のモニタの上面には第2のタッチパネルが配設され、前記第2の筐体が前記第1の位置に移動すると、前記第2のモニタの一部が露出するとともに、前記第2のタッチパネルが露出し、
    前記1の操作部は、前記第2のモニタの一部及び第2のタッチパネルから構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の携帯機器。
  10. 前記第1の筐体と第2の筐体との間に操作部スライダが配設され、
    前記第2の筐体が前記第1の位置に移動すると、前記操作部スライダは前記第2の筐体とともに移動して前記第1の操作部として露出し、
    前記第2の筐体が前記第2の位置に移動すると、前記操作部スライダは前記第1の筐体とともに停止し、前記第2の筐体上の第2のモニタが露出することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の携帯機器。
  11. 前記第1のモニタの上面には第1のタッチパネルが配設され、前記第1のタッチパネルによる操作が可能になることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の携帯機器。
  12. 前記第2のモニタの上面には第2のタッチパネルが配設され、前記第2の筐体が前記第2の位置又は第4の位置に移動すると、前記第2のモニタとともに前記第2のタッチパネルが露出し、該第2のタッチパネルによる操作が可能になることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の携帯機器。
  13. 前記第1の筐体及び第2の筐体は、それぞれ略直方体の形状を有し、
    前記第1、第2の位置は、それぞれ前記第2の筐体を前記基準位置から長手方向に第1の距離及び第2の距離だけ移動させたときの位置であることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の携帯機器。
  14. 前記第1の筐体及び第2の筐体は、それぞれ略直方体の形状を有し、
    前記第1、第2の位置は、それぞれ前記第2の筐体を前記基準位置から短手方向に第3の距離及び第4の距離だけ移動させたときの位置であることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の携帯機器。
  15. 前記第1の筐体及び第2の筐体は、それぞれ略直方体の形状を有し、
    前記第1、第2の位置は、それぞれ前記第2の筐体を前記基準位置から長手方向に第1の距離及び第2の距離だけ移動させたときの位置であり、
    前記第3、第4の位置は、それぞれ前記第2の筐体を前記基準位置から短手方向に第3の距離及び第4の距離だけ移動させたときの位置であることを特徴とする請求項8に記載の携帯機器。
  16. 前記第2の位置は、前記第2の筐体を前記基準位置から対角線方向に第5の距離だけ移動させたときの位置であることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の携帯機器。
  17. 撮影レンズを含む撮像手段及び該撮像手段にて撮影された画像を記録する記録手段を備え、
    前記第1の筐体の前記第1のモニタと対向する面には、前記撮影レンズが配設され、
    前記第2の筐体が前記第1の位置に移動すると、少なくとも前記第1の筐体に配設された撮影レンズが露出するとともに、前記第2の筐体上に第1の操作部が露出して撮影動作が可能になり、
    前記第1のモニタは、スルー画又は撮影された画像を表示することを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の携帯機器。
  18. 前記第2の筐体が前記第2の位置又は第4の位置に移動して前記第2の筐体上の第2のモニタが露出すると、前記撮像装置によって撮影された画像を前記第1のモニタ及び第2のモニタにそれぞれ再生させることが可能になることを特徴とする請求項17に記載の携帯機器。
  19. 前記表示制御手段は、前記第1のモニタ及び第2のモニタにそれぞれ前記撮像装置によって撮影された前後の2コマを表示させることを特徴とする請求項18に記載の携帯機器。
  20. 前記表示制御手段は、前記第1のモニタ及び第2のモニタのうちの一方に前記撮像装置によって撮影された1コマを表示させ、他方に前記1コマの一部を拡大表示させることを特徴とする請求項18又は19に記載の携帯機器。
  21. 前記表示制御手段は、前記第1のモニタ及び第2のモニタのうちの一方に前記撮像装置によって撮影された複数のコマからなるインデックス画像を表示させ、他方に前記インデックス画像から選択された1コマを表示させることを特徴とする請求項18又は19に記載の携帯機器。
  22. 前記表示制御手段は、横方向に並んだ前記第1のモニタ及び第2のモニタに1コマのパノラマ画像、又は2コマからなるパノラマ画像を表示させることを特徴とする請求項18から21のいずれかに記載の携帯機器。
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