JP2007096809A - 撮像装置、動画記憶方法および動画記憶プログラム - Google Patents

撮像装置、動画記憶方法および動画記憶プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】静止画に加えて撮影動画に対しても、より効果的な合成映像効果を得る。
【解決手段】制御部20は、まず、1回目の撮影で画像取得部10により撮像された画像をデジタル信号処理部28、画像圧縮/伸張処理部29によりモーションJPEG形式の動画にして画像メモリ31に保存する。このとき動画の撮影時間を保存する。また、2回目の撮影に先立って、どちらを親画面、子画面とするかを設定するとともに、子画面の位置およびサイズを設定する。そして、1回目に撮像した動画を再生しつつ、2回目の動画撮影を行う。このとき、上記撮影時間を減算表示する。そして、2回目の動画撮影が終了すると、1回目の動画と2回目の動画とを合成し、MPEG形式の動画として画像メモリ31に保存する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、動画記憶方法および動画記憶プログラムに関する。
従来より、撮像機能を有するデジタルカメラや携帯電話においては、静止画を撮影する際、画角の左右でそれぞれ撮影した静止画を合成するカップリングショットなどに代表される多重露光撮影による特殊効果を狙った機能を有するものがあった(例えば特許文献1参照)。
特開2004−023165号公報
ところで、近年、デジタルカメラや携帯電話などでは、静止画に加えて動画撮影可能なものが広く普及している。しかしながら、上記従来技術では、静止画のみを合成の対象にしていたため、動画での合成が困難であった。このため、せっかく静止画に加えて動画を撮影できるにもかかわらず、その機能を十分に生かすことができないという問題があった。
そこで本発明は、静止画に加えて撮影動画に対しても、より効果的な合成映像効果を得ることができる撮像装置、動画記憶方法および動画記憶プログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、撮像手段と、この撮像手段によって撮像された画像を記憶する記憶手段と、前記撮像手段により連続的に撮像される画像と前記記憶手段に記憶された画像とを同時に表示する表示手段と、この表示手段に表示されている状態を動画として記憶する動画記憶手段とを具備することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1記載の撮像装置において、前記表示手段に前記記憶された画像と前記連続的に撮像された画像とを表示させるとき、少なくとも一方の画像を前記表示手段の表示領域の一部を占有するように表示させる表示制御手段をさらに具備するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、請求項2記載の撮像装置において、前記記憶された画像と前記連続的に撮像された画像のうち、前記表示制御手段により前記表示手段の表示領域の一部を占有するように表示させる画像を選択する選択手段をさらに具備するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、請求項2記載の撮像装置において、前記選択手段により選択された画像の表示位置を設定する表示位置設定手段をさらに具備するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、請求項2記載の撮像装置において、前記選択手段により選択された画像の表示サイズを設定する表示領域設定手段をさらに具備するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項6記載のように、請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置において、前記記憶手段に記憶される画像は動画であってもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項7記載のように、請求項6記載の撮像装置において、前記記憶手段に記憶される動画とともに当該動画の撮影時間を記憶する撮影時間記憶手段と、前記表示手段に前記連続的に撮像された画像と前記記憶手段に記憶されている動画とを同時に表示する際、前記撮影時間記憶手段に記憶されている撮影時間に基づいて表示経過時間を表示するよう制御する経過時間表示手段とをさらに具備するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項8記載のように、請求項7記載の撮像装置において、前記撮影時間記憶手段に記憶されている撮影時間と、前記撮像手段により連続的に撮像される撮影時間とを比較する比較手段と、この比較手段により、前記撮像手段により連続的に撮像される撮影時間の方が長くなった場合、前記撮像手段により連続的に撮像される画像を優先して前記表示手段に表示する変更手段とをさらに具備するようにしてもよい。
また、上記目的達成のため、請求項9記載の発明による動画記憶方法は、撮像部にて撮像された画像を第1のメモリに記憶させる記憶ステップと、前記撮像部により連続的に撮像される画像と前記第1のメモリに記憶された画像とを同時に表示部に表示させる表示ステップと、この表示ステップにより表示されている状態を動画として第2のメモリに記憶させる動画記憶ステップとからなることを特徴とする。
また、上記目的達成のため、請求項10記載の発明による動画記憶プログラムは、コンピュータに、撮像部にて撮像された画像を第1のメモリに記憶させる記憶手段、前記撮像部により連続的に撮像される画像と前記第1のメモリに記憶された画像とを同時に表示部に表示する表示手段、この表示部に表示されている状態を動画として第2のメモリに記憶する動画記憶手段として機能させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、撮像手段によって撮像された画像を記憶手段に記憶し、前記撮像手段により連続的に撮像された画像と前記記憶手段に記憶されている画像とを表示手段で同時に表示し、この表示されている状態を動画として動画記憶手段に記憶するようにしたので、静止画と動画とを合成した動画を生成することにより、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
また、請求項2記載の発明によれば、前記表示手段に前記記憶された画像と前記連続的に撮像された画像とを表示させるとき、表示制御手段により、少なくとも一方の画像を前記表示手段の表示領域の一部を占有するように表示させるようにしたので、一方の画像を表示手段の表示領域の一部を占有するように表示させることで、双方の画像を比較するなど、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
また、請求項3記載の発明によれば、選択手段により、前記記憶された画像と前記連続的に撮像された画像のうち、前記表示制御手段により前記表示手段の表示領域の一部を占有するように表示させる画像を選択するようにしたので、一方の画像を選択的に表示手段の表示領域の一部を占有するように表示させることで、双方の画像を比較するなど、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
また、請求項4記載の発明によれば、表示位置設定手段により、前記選択手段により選択された画像の表示位置を設定するようにしたので、一方の画像を任意の位置に設定することができ、親画面の画像の視聴を妨げることなく、双方の画像を見ることができるなど、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
また、請求項5記載によれば、表示領域設定手段により、前記選択手段により選択された画像の表示サイズを設定するようにしたので、一方の画像を任意の表示サイズに設定することができ、親画面の画像の視聴を妨げることなく、双方の画像を見ることができるなど、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
また、請求項6記載の発明によれば、前記記憶手段に記憶される画像を動画としたので、動画と動画とを合成して動画を生成することにより、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
また、請求項7記載の発明によれば、前記記憶手段に記憶される動画とともに当該動画の撮影時間を撮影時間記憶手段に記憶し、前記表示手段に前記連続的に撮像された画像と前記記憶手段に記憶されている動画とを同時に表示する際、経過時間表示手段により、前記撮影時間記憶手段に記憶されている撮影時間に基づいて表示経過時間を表示するよう制御するようにしたので、連続的に撮像する画像の撮影時間を容易に調整することができ、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
また、請求項8記載の発明によれば、比較手段により、前記撮影時間記憶手段に記憶されている撮影時間と、前記撮像手段により連続的に撮像される撮影時間とを比較し、前記撮像手段により連続的に撮像される撮影時間の方が長くなった場合、変更手段により、前記撮像手段により連続的に撮像される画像を優先して前記表示手段に表示するようにしたので、撮影時間に合わせて効果的に画像を表示することができるなど、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
また、請求項9記載の発明によれば、撮像部にて撮像された画像を第1のメモリに記憶させる記憶ステップと、前記撮像部により連続的に撮像される画像と前記第1のメモリに記憶された画像とを同時に表示部に表示させる表示ステップと、この表示ステップにより表示されている状態を動画として第2のメモリに記憶させる動画記憶ステップとからなるようにしたので、静止画と動画とを合成した動画を生成することにより、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
また、請求項10記載の発明によれば、コンピュータに、撮像部にて撮像された画像を第1のメモリに記憶させる記憶手段、前記撮像部により連続的に撮像される画像と前記第1のメモリに記憶された画像とを同時に表示部に表示する表示手段、この表示部に表示されている状態を動画として第2のメモリに記憶する動画記憶手段として機能させるようにしたので、静止画と動画とを合成した動画を生成することにより、より効果的な映像効果を得ることができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図において、画像取得部10は、レンズ11、シャッター12、LPF13からなる。レンズ11は、通常の光学レンズであり、非球面レンズを重ねたレンズ群からなる。シャッター12は、シャッタボタン271が操作されると、制御部20によって駆動されるドライバ14により動作する、所謂メカニカルシャッタである。なお、デジタルカメラによっては、メカニカルシャッタを備えない場合もあり、沈胴式のレンズ構造、メカニカルズームを搭載する機種の場合、これらの駆動制御もドライバ14で行う。LPF13は、水晶ローパスフィルタであり、モアレの発生を防ぐために搭載されている。
次に、アナログ信号処理部15は、撮像センサ(CCD,CMOS)16、サンプリング/信号増幅処理部17、A/Dコンバータ18からなる。撮像センサ16は、被写体画像(イメージ)を結像し、RGBの各色の光の強さを、電流値に変換する。サンプリング/信号増幅処理部17は、ノイズや色むらを抑えるための相関二重サンプリング処理や信号増幅処理を行う。A/Dコンバータ18は、アナログフロントエンドとも呼ばれ、サンプリング・増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換する(RGB,CMYG各色について12bitデータに変換してバスラインに出力する)。
次に、制御部(CPU)20は、後述するプログラムメモリ格納されるプログラムに従ってデジタルカメラ1(撮像装置)の全体を制御する。特に、本実施形態では、動画撮影モードにおいて、既に撮影した動画とこれから撮影する動画との合成処理、一方の動画を子画面とし、他方の動画を親画面とするかの選択処理、親画面に対する子画面の位置、サイズの設定処理などを行う。また、制御部(CPU)20は、これから動画を撮影する際には、既に撮影した動画の撮影時間を表示部25に減算表示するようになっている。
プレビューエンジン22は、録画モード(記録モード、撮影モードともいう)において、画像取得部10、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータ、もしくはシャッター操作検出直後、イメージバッファ26に格納されたデジタルデータ、および、画像メモリ31に格納されたデジタルデータを表示部25に表示させるために間引き処理を行う。D/Aコンバータ23は、プレビューエンジン22により間引き処理されたデジタルデータを変換し、後段のドライバ24に出力する。
ドライバ24は、後段の表示部25に表示されるデジタルデータを一時記憶するバッファ領域を備え、キー操作部27、制御部20を介して入力された制御信号に基づいて表示部25を駆動させる。表示部25は、カラーTFT液晶や、STN液晶などからなり、プレビュー画像や、撮影後の画像データ、設定メニューなどを表示する。
イメージバッファ26は、アナログ信号処理部15、もしくはデジタル信号処理部28を介して入力され、デジタル信号処理部28に渡すまで一時的に撮影直後のデジタルデータを格納する。キー操作部27は、シャッタボタンや、記録/再生モード選択スライドスイッチ、メニューボタン、十字キー(中央押しで決定)などからなる。
デジタル信号処理部28は、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータに対して、ホワイトバランス処理、色処理、階調処理、輸郭強調、RGB形式からYUV形式への変換、YUV形式からJPEG形式への変換を行う。また、デジタル信号処理部28は、画像取得部10およびアナログ信号処理部15により取り込んだ画像データからExif規格に従った画像ファイルを生成する。
また、デジタル信号処理部28は、JPEG変換されたフレーム画像からモーションJPEG形式の動画を生成する。画像圧縮/伸張処理部29は、デジタル信号処理部28を介して入力されたデジタルデータをJPEG方式に圧縮符号化したり、モーションJPEG形式の動画ファイルを生成したり、モーションJPEG形式の動画ファイルをMPEG形式の動画ファイルに変換したり、再生モードにおいては、JPEG形式、モーションJPEG形式、あるいはMPEG形式の動画ファイルを伸張したりする。
プログラムメモリ30は、制御部20にロードされる各種プログラムや、ベストショット機能におけるEV値、色補正情報などを格納する。画像メモリ31は、イメージバッファ26に一時的に保持された画像データや、各種ファイル形式に変換されたデジタルデータ、動画データなどを格納する。カードI/F32は、外部記録媒体33と撮像装置本体との間のデータ交換を制御する。
外部記録媒体33は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、SDカード等からなる着脱可能な記録媒体である。外部接続用I/F34は、USBコネクター用スロットなどからなり、パーソナルコンピュータなどと接続され、撮影した画像データの転送などに用いられる。RAM35は、制御部(CPU)20の制御に必要な各種パラメータや、後述する動画撮影時の撮影時間(=カウンタTa)、動画を合成する際に必要な設定値を保持する合成設定テーブルなどを記憶する。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
B−1.動画撮影モード処理
ここで、図2ないし図4は、本実施携帯によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。図5は、1回目の動画撮影時のスルー表示の表示例を示す模式図である。また、図6は、2回目の動画撮影終了後のスルー表示の表示例を示す模式図である。図7は、合成画面(子画面、親画面)設定直後のスルー表示の表示例を示す模式図である。図8(a)〜(c)は、2回目の動画撮影時のスルー表示の表示例を示す模式図である。
ユーザにより動画撮影モードが選択されると、まず、図5に示すように、画像取得部10から撮り込んだ画像をそのまま表示部25に表示させるスルー画像表示とする(ステップS10)。該スルー画像表示状態において、撮影開始指示が検出されたか否かを判断する(ステップS12)。ユーザは、シャッタキーや、動画撮影開始のボタンを押下することにより撮影開始を指示する。
そして、撮影開始指示が検出されなければ、ステップS10に戻り、スルー画像表示を継続する。一方、撮影開始指示が検出されると、画像取得部10からフレーム画像を撮り込み、モーションJPEG形式で順次画像メモリ31に保存し(ステップS14)、撮影終了指示が検出されたか否かを判断する(ステップS16)。ユーザは、再度、シャッタキーや、動画撮影開始のボタンを押下することにより撮影終了を指示する。
そして、撮影終了指示が検出されなければ、ステップS16に戻り、モーションJPEG形式による動画の撮り込みを継続する。一方、撮影終了指示が検出されると、撮影時間を示すカウンタTaを保存し(ステップS18)、図6に示すように、再び、画像取得部10から撮り込んだ画像をそのまま表示部25に表示させるスルー画像表示とする(ステップS20)。このとき、既に撮影した動画がある旨をアイコン100で表示する。
次に、例えば、ユーザのジョグダイヤル操作などによる、既に撮像された動画と新たに撮影する動画とを合成する動画合成指示が検出されたか否かを判断する(ステップS22)。ここで、動画合成指示が検出されなければ、ステップS14で撮り込んだモーションJPEG形式の動画をMPEG形式に圧縮して保存する(ステップS24)。
一方、動画合成指示が検出されると、既に撮像された動画と新たに撮影する動画とのどうちらを親画面とし、どちらを子画面とするかを設定する合成方法設定処理を実行する(ステップS26)。なお、該合成方法設定処理の詳細については後述する。どちらの動画を親画面とするが設定されると、次に、2回目の動画撮影を行うために、図7に示すように、画像取得部10から撮り込んだ画像をそのまま表示部25に表示させるスルー画像表示とする(ステップS28)。このとき、画面には、動画合成の状態がアイコン101で表示される。
次に、上記スルー画像表示状態において、撮影開始指示が検出されたか否かを判断する(ステップS30)。そして、撮影開始指示が検出されなければ、ステップS28に戻り、スルー画像表示を継続する。一方、撮影開始指示が検出されると、図8(a)、(b)に示すように、画像メモリ31に保存された動画を子画面102に再生表示させつつ、表示部25に表示されている画面(子画面とスルー表示されている親画面)を1つの動画として順次撮り込み、MPEG圧縮して保存する(ステップS32)。
図8(a)には、1回目の動画を子画面とする場合を示しており、図8(b)には、2回目(今回)の動画を子画面とする場合を示している。このとき、画面には、現在の撮影計測カウンタ200と、RAM35に保存されている動画の再生時間(=カウンタTa)とを表示する。一般的に、合成された動画において、親画面で再生される動画を子画面で再生される動画より長時間とした方が、見易さの点で好ましい。そこで、1回目の再生時間を示すカウンタTaを表示することで、2回目の撮影の終了タイミングをユーザに知らしめるようにしている。なお、カウンタTaは、減算表示とする。
次に、上述した2回目の撮影において、カウンタTaがタイムアップしたか、すなわち2回目の撮影時に1回目の再生時間が終了したか否かを判断する(ステップS34)。ここで、カウンタTaがタイムアップしていない場合、すなわち、1回目の再生時間が終了していなければ、撮影終了指示が検出されたか否かを判断する(ステップS36)。そして、撮影終了指示が検出されなければ、ステップS32に戻り、画像メモリ31に保存された動画を子画面102に再生表示させつつ、表示部25に表示されている画面(子画面とスルー表示されている親画面)を1つの動画としてMPEG圧縮して保存する動作を継続する。
一方、上述した2回目の撮影において、カウンタTaがタイムアップした場合には、スルー画像上の、画像メモリ31に保存されている1回目の動画の表示を止め、表示部25に表示されている画面(スルー表示されている親画面)を1つの動画としてMPEG圧縮して保存していく(ステップS38)。このとき、認知しやすいように、カウンタTaを撮影計測カウンタ200と異なる色、例えば黄色で表示する。
なお、1回目の動画が子画面に設定されている場合には、再生が終了した子画面を予め設定されているトランジション効果を用いて画面上から消すようにしてもよい。また、1回目の動画が親画面に設定されている場合には、再生が終了した親画面を予め設定された色の画面(例えば、ブルー画面)とするか、図8(c)に示すように、子画面に表示されている2回目の動画が徐々にズームして表示領域全体に広がるように表示を切り替えるようにしてもよい。
次に、撮影終了指示が検出されたか否かを判断し(ステップS40)、撮影終了指示が検出されなければ、ステップS38に戻り、表示部25に表示されている画面(スルー表示されている親画面)を1つの動画としてMPEG圧縮して保存する動作を繰り返す。そして、撮影終了指示が検出されると、MPEG圧縮された動画をフィル化して保存する(ステップS42)。
また、2回目の撮影において、1回目の1回目の再生時間が終了し(ステップS34のNO)、撮影終了指示が検出された場合には(ステップS36のYES)、1回目の撮影動画について編集指示が検出されたか否かを判断する(ステップS44)。そして、1回目の撮影動画について編集指示が検出された場合には、2回目の撮影時間に合わせて1回目の撮影動画を編集(カット)する(ステップS46)。その後、ステップS42へ進み、MPEG圧縮された動画をフィル化して保存する。
一方、1回目の撮影動画について編集指示が検出されなかった場合には、2回目の撮影動画に予め設定された色のフレーム(例えば、黒フレーム)を追加して、カウントTaに合わせる(ステップS48)。その後、ステップS42へ進み、MPEG圧縮された動画をフィル化して保存する。
B−2.合成設定画面表示処理
次に、上述した合成設定画面表示処理の動作について説明する。ここで、図9は、本実施形態によるデジタルカメラの合成設定画面表示処理の動作を説明するためのフローチャートである。また、図10(a)〜(c)は、合成設定画面表示処理における表示例を示す模式図である。
合成設定画面表示処理では、まず、図10(a)に示す親子画面選択画面を表示する(ステップS60)。該親子画面選択画面では、前回(1回目)の撮影動画と今回(2回目)の撮影動画とをどのように合成するか、すなわち、前回の撮影動画を子画面とし、今回の撮影動画を親画面とするか、あるいは今回の撮影動画を子画面とし、前回の撮影動画を親画面とするかを選択する。ユーザは、カーソルキー(十字キーなど)により選択する。現在選択されている方には、矢印マーカ300で示される。
次に、親子画面選択画面で設定操作が検出されたか否かを判断し(ステップS62)、設定操作が検出されなければ、ステップS60に戻り、上記処理を繰り返す。一方、親子画面選択画面で設定操作が検出されると、そのとき選択されている親子画面の関係を、RAM35の合成設定テーブルに登録する(ステップS64)。なお、図11は、合成設定テーブルのデータ構成例を示す概念図である。図において、親子画面の関係が「0」の場合、前回の撮影動画が子画面となり、「1」の場合、今回の撮影動画が子画面となることを示す。
次に、図10(b)に示す子画面大きさ設定画面を表示する(ステップS66)。該子画面大きさ設定画面では、初期値の子画面301が表示される。ユーザは、カーソルキー(十字キーなど)を操作して、子画面301を縮小または拡大する。なお、縦横比は固定となっている。次に、子画面大きさ設定画面で設定操作が検出されたか否かを判断する(ステップS68)。
ここで、設定操作が検出されると、次に、図10(c)に示す子画面位置設定画面を表示する(ステップS70)。ここで、該子画面位置設定画面では、上記子画面大きさ設定画面で設定した大きさの子画面301が表示される。ユーザは、カーソルキー(十字キーなど)を操作して、子画面301の位置を上下左右に移動させる。次に、子画面位置設定画面で設定操作が検出されたか否かを判断する(ステップS72)。そして、設定操作が検出されると、上述した子画面大きさ設定画面で指定した大きさと、上記子画面位置設定画面で指定した位置とを、図11に示すように、親画面の画角内における子画面の座標としてRAM35の合成設定テーブルに登録する(ステップS74)。その後、当該処理を終了して前述したメインルーチンに戻る。
このように、本実施形態では、子画面の大きさと子画面の位置とはセットで設定可能となっており、いずれか一方のみを指定することはできないようになっている。
一方、上記子画面大きさ設定画面で設定操作がなされなかった場合には、デフォルト選択が検出されたか否かを判断する(ステップS76)。「デフォルト」が選択された場合には、図11に示すように、2回目の撮影時に、親画面に再生表示される動画に対して、フレーム間予測により変化の小さな位置に子画面を合成させるように設定する(ステップS78)。この場合、結果として、撮影中に子画面があちらこちらにジャンプすることになる。その後、当該処理を終了して前述したメインルーチンに戻る。
上述した実施形態によれば、。
なお、上述した実施形態では、デジタルカメラによる動画撮影で説明したが、これに限らず、携帯電話やシリコンムービカメラなどによる動画撮影であってもよい。また、上述した実施形態では、1回目、2回目とも動画としたが、いずれか一方は静止画であってもよい。
本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本実施携帯によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施携帯によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施携帯によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 1回目の動画撮影時のスルー表示の表示例を示す模式図である。 2回目の動画撮影終了後のスルー表示の表示例を示す模式図である。 合成画面(子画面、親画面)設定直後のスルー表示の表示例を示す模式図である。 2回目の動画撮影時のスルー表示の表示例を示す模式図である。 本実施形態によるデジタルカメラの合成設定画面表示処理の動作を説明するためのフローチャートである。 合成設定画面表示処理における表示例を示す模式図である。 合成設定テーブルのデータ構成例を示す概念図である。
符号の説明
10 画像取得部(撮像手段、撮像部)
11 レンズ
12 シャッター
13 LPF
14 ドライバ
15 アナログ信号処理部
16 撮像センサ
17 サンプリング/信号増幅処理部
18 A/Dコンバータ
20 制御部(表示制御手段、選択手段、表示位置設定手段、表示サイズ設定手段、比較手段、変更手段)
22 プレビューエンジン
23 D/Aコンバータ
24 ドライバ
25 表示部(表示手段、経過時間表示手段)
26 イメージバッファ(記憶手段、第1のメモリ)
27 キー操作部
28 デジタル信号処理部
29 画像圧縮/伸張処理部
30 プログラムメモリ
31 画像メモリ(動画記憶手段、第2のメモリ)
32 カードI/F
33 外部記録媒体
34 外部接続I/F
35 RAM(撮影時間記憶手段)

Claims (10)

  1. 撮像手段と、
    この撮像手段によって撮像された画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段により連続的に撮像される画像と前記記憶手段に記憶された画像とを同時に表示する表示手段と、
    この表示手段に表示されている状態を動画として記憶する動画記憶手段と
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示手段に前記記憶された画像と前記連続的に撮像された画像とを表示させるとき、少なくとも一方の画像を前記表示手段の表示領域の一部を占有するように表示させる表示制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記記憶された画像と前記連続的に撮像された画像のうち、前記表示制御手段により前記表示手段の表示領域の一部を占有するように表示させる画像を選択する選択手段をさらに具備することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記選択手段により選択された画像の表示位置を設定する表示位置設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記選択手段により選択された画像の表示サイズを設定する表示領域設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  6. 前記記憶手段に記憶される画像は動画であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置。
  7. 前記記憶手段に記憶される動画とともに当該動画の撮影時間を記憶する撮影時間記憶手段と、
    前記表示手段に前記連続的に撮像された画像と前記記憶手段に記憶されている動画とを同時に表示する際、前記撮影時間記憶手段に記憶されている撮影時間に基づいて表示経過時間を表示するよう制御する経過時間表示手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記撮影時間記憶手段に記憶されている撮影時間と、前記撮像手段により連続的に撮像される撮影時間とを比較する比較手段と、
    この比較手段により、前記撮像手段により連続的に撮像される撮影時間の方が長くなった場合、前記撮像手段により連続的に撮像される画像を優先して前記表示手段に表示する変更手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 撮像部にて撮像された画像を第1のメモリに記憶させる記憶ステップと、
    前記撮像部により連続的に撮像される画像と前記第1のメモリに記憶された画像とを同時に表示部に表示させる表示ステップと、
    この表示ステップにより表示されている状態を動画として第2のメモリに記憶させる動画記憶ステップと
    からなることを特徴とする動画記憶方法。
  10. コンピュータに、
    撮像部にて撮像された画像を第1のメモリに記憶させる記憶手段、
    前記撮像部により連続的に撮像される画像と前記第1のメモリに記憶された画像とを同時に表示部に表示する表示手段、
    この表示部に表示されている状態を動画として第2のメモリに記憶する動画記憶手段
    として機能させることを特徴とする動画記憶プログラム。
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