JP2012019341A - 撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012019341A
JP2012019341A JP2010155035A JP2010155035A JP2012019341A JP 2012019341 A JP2012019341 A JP 2012019341A JP 2010155035 A JP2010155035 A JP 2010155035A JP 2010155035 A JP2010155035 A JP 2010155035A JP 2012019341 A JP2012019341 A JP 2012019341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guidance information
function
display
cumulative
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010155035A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Ito
洋一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010155035A priority Critical patent/JP2012019341A/ja
Priority to US13/173,485 priority patent/US20120008014A1/en
Publication of JP2012019341A publication Critical patent/JP2012019341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00132Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture in a digital photofinishing system, i.e. a system where digital photographic images undergo typical photofinishing processing, e.g. printing ordering
    • H04N1/00183Photography assistance, e.g. displaying suggestions to the user
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/64Computer-aided capture of images, e.g. transfer from script file into camera, check of taken image quality, advice or proposal for image composition or decision on when to take image
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2101/00Still video cameras
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/673Focus control based on electronic image sensor signals based on contrast or high frequency components of image signals, e.g. hill climbing method

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの習熟度を的確に判定してガイダンス情報の表示/非表示を適切に切り替えることができる撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラムを提供する。
【解決手段】累積撮影コマ数カウント部102が、過去に撮影した画像のコマ数の累積値である累積撮影コマ数をカウントし、習熟度判定部103が、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数が多いほどユーザの習熟度が高いと判定し、表示切り替え部104が、習熟度判定部103により判定された習熟度に基づいて、操作部41の操作に応じて機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報を表示させるか否かを切り替える。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像を撮影する撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラムに関する。
デジタルカメラなどの撮像装置においては、操作に習熟していないユーザであってもシャッタを押すだけで簡単に綺麗な画像を撮影できるようにするために、最適な撮影シーンの自動判別やマクロ撮影の自動オンなど、様々な自動化技術が搭載されている。また、他人とは少し違った画像を撮影したい、カメラの設定を変更していつもとは少し雰囲気を変えて画像を撮影したいと考えるものの、機能の使い方がよく分からないというユーザの要望に応えるために、画像撮影に関わる機能の説明や機能を設定するための操作方法などを簡単に示したガイダンス情報を画像モニタ上に表示することも行われている。
このようなガイダンス情報は、機能の概要や操作方法をユーザに伝えるには有効である反面、カメラの操作を熟知したユーザにとっては、ガイダンス情報の表示自体が煩わしく感じられる場合もある。このため、現在普及している多くのデジタルカメラは、ガイダンス情報の表示/非表示をユーザが選択できるようにしている。
また、この種のガイダンス情報の表示機能を持つ各種情報処理装置においては、装置の操作状況からユーザの習熟度を判定し、ユーザの習熟度に応じてガイダンス情報の表示/非表示を切り替えるようにしたものも知られている。例えば、特許文献1には、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話機等の端末装置に実装される操作補助装置において、ガイダンスの対象となる機能を過去に選択した回数などの履歴に基づいて当該機能に対するユーザの習熟度を判定し、操作補助を行うか否かを決定するという技術が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術をデジタルカメラなどの撮像装置に適用してユーザの習熟度を判定するようにした場合には、以下のような問題が生じる。すなわち、カメラを購入したユーザは、そのカメラに搭載されている機能の利便性を確認すべく、実際の画像撮影は行わずに様々な機能を試してみることも多い。また、様々な機能を試す中で、誤操作により予期せぬ機能を設定してしまう場合もある。このような場合、特許文献1に記載の技術によりユーザの習熟度を判定するようにすると、カメラ購入直後のユーザは当然ながら習熟度は低い状況であるにも関わらず、機能を選択した履歴によって習熟度が向上したと判定されてしまい、ガイダンス情報が表示されなくなる虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの習熟度を的確に判定してガイダンス情報の表示/非表示を適切に切り替えることができる撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラムを提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、ユーザが操作する操作手段と、前記操作手段の操作に応じて画像撮影の機能を設定する設定手段と、前記操作手段の操作により設定可能な前記機能の説明と前記機能を設定するための操作方法の少なくともいずれかを含むガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、前記ガイダンス情報を表示可能な表示手段と、過去に撮影した画像のコマ数の累積値である累積撮影コマ数をカウントする累積撮影コマ数カウント手段と、前記累積撮影コマ数が多いほどユーザの習熟度が高いと判定する習熟度判定手段と、判定された前記習熟度に基づいて、前記表示手段に前記ガイダンス情報を表示させるか否かを切り替える表示切り替え手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置の制御方法は、ユーザが操作する操作手段と、前記操作手段の操作に応じて画像撮影の機能を設定する設定手段と、前記操作手段の操作により設定可能な前記機能の説明と前記機能を設定するための操作方法の少なくともいずれかを含むガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、前記ガイダンス情報を表示可能な表示手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、過去に撮影した画像のコマ数の累積値である累積撮影コマ数をカウントするステップと、前記累積撮影コマ数が多いほどユーザの習熟度が高いと判定するステップと、判定した前記習熟度に基づいて、前記表示手段に前記ガイダンス情報を表示させるか否かを切り替えるステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る制御プログラムは、ユーザが操作する操作手段と、前記操作手段の操作に応じて画像撮影の機能を設定する設定手段と、前記操作手段の操作により設定可能な前記機能の説明と前記機能を設定するための操作方法の少なくともいずれかを含むガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、前記ガイダンス情報を表示可能な表示手段と、を備える撮像装置により実行される制御プログラムであって、前記撮像装置に、過去に撮影した画像のコマ数の累積値である累積撮影コマ数をカウントする機能と、前記累積撮影コマ数が多いほどユーザの習熟度が高いと判定する機能と、判定した前記習熟度に基づいて、前記表示手段に前記ガイダンス情報を表示させるか否かを切り替える機能と、を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、累積撮影コマ数が多いほどユーザの習熟度が高いと判定するようにしているので、ユーザの習熟度を的確に判定して、ガイダンス情報の表示/非表示を適切に切り替えることができるという効果を奏する。
図1−1は、デジタルカメラの上面図である。 図1−2は、デジタルカメラの正面図である。 図1−3は、デジタルカメラの裏面図である。 図2は、デジタルカメラの制御系の構成を示すブロック図である。 図3は、制御プログラムの実行によってCPUにより実現されるガイダンス情報の表示機能に関わる機能構成を示す機能ブロック図である。 図4は、累積撮影コマ数と習熟度のレベルとの関係の一例を示す図である。 図5は、ガイダンス情報の表示例を示す図である。 図6は、デジタルカメラのフラッシュモードとして設定可能な各モードに関するガイダンス情報の一例を示す図である。 図7は、デジタルカメラのフラッシュモードとして設定可能な各モードのガイダンス情報を表示させるか否かと習熟度のレベルとの関係の一例を示す図である。 図8は、累積撮影コマ数カウント部による日毎の累積撮影コマ数のカウントアップおよびリセットの具体的な一例を説明する図である。 図9は、第3実施例のCPUにより実現されるガイダンス情報の表示機能に関わる機能構成を示す機能ブロック図である。 図10は、第4実施例のCPUにより実現されるガイダンス情報の表示機能に関わる機能構成を示す機能ブロック図である。 図11は、第5実施例のCPUにより実現されるガイダンス情報の表示機能に関わる機能構成を示す機能ブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では本発明をデジタルカメラに適用した例について説明するが、本発明は、ガイダンス情報の表示機能を備えた各種の撮像装置に対して広く適用することができる。
(デジタルカメラの構成)
まず、本実施形態に係るデジタルカメラの具体的な構成について説明する。図1は、本実施形態に係るデジタルカメラの外観を示す図であり、図1−1は同デジタルカメラの上面図、図1−2は同デジタルカメラの正面図、図1−3は同デジタルカメラの裏面図である。
本実施形態に係るデジタルカメラは、図1−1に示すように、その上面に、静止画撮影が可能な枚数などを表示するサブLCD1と、画像撮影の際に押圧操作されるシャッタボタンSW1と、モードダイアルSW2と、マイク2およびスピーカ3を有する。
シャッタボタンSW1は、2段式のスイッチで構成されており、半押し操作と押し切り操作が可能である。デジタルカメラは、このシャッタボタンSW1の半押し操作によりAE(自動露出)/AF(オートフォーカス)が作動し、シャッタボタンSW1の押し切り操作によりAWB(オートホワイトバランス)が作動して、静止画の撮影を実行する。
モードダイヤルSW2は、ダイヤル式のスイッチにより構成されており、その位置によりデジタルカメラのモードを設定できる。デジタルカメラの動作モードには、画像を撮影する撮影モード、撮影された画像を再生する再生モード、カメラ設定のためのセットアップモードなどがある。デジタルカメラの撮影モードには、例えば「静止画撮影モード」と「シーンモード」があり、「シーンモード」には、さらに「被写体追尾モード」、「ポートレートモード」、「フェイスモード」、「スポーツモード」、「遠景モード」、「夜景モード」、「高感度モード」、「ズームマクロモード」、「白黒モード」、「セピアモード」、「斜め補正モード」、「文字モード」、「動作撮影モード」などがある。これらのモードの切り替えが、モードダイヤルSW2の操作により行われる。
また、本実施形態に係るデジタルカメラは、図1−2に示すように、その正面に、フラッシュを発光させるフラッシュ発光部4と、AF補助光/セルフタイマランプ5と、図示しないリモコン端末からの赤外線信号を受信するリモコン受光部6と、鏡胴ユニット7と、光学ファインダ(正面)8を有する。また、本実施形態に係るデジタルカメラの側面には、後述するメモリカード29を挿入するメモリカードスロットルやバッテリ25を収容するバッテリ収容部が設けられており、これらメモリカードスロットルやバッテリ収容部は蓋体9により閉塞されている。また、本実施形態に係るデジタルカメラの側面には、テレビなどの外部表示機器にデジタルカメラを接続するための後述するAV出力端子21や、パーソナルコンピュータなどの外部情報端末にデジタルカメラを接続するための後述するUSB端子22なども設けられている。
また、本実施形態に係るデジタルカメラは、図1−3に示すように、その裏面に、AF動作時に点灯するAFLED10と、フラッシュ発光時に点灯するフラッシュLED11と、LCDモニタ12と、光学ファインダ(裏面)13と、電源スイッチ14とを有する。
LCDモニタ12は、カラー画像を表示可能な画像モニタであり、再生モード時には撮影済みの画像を表示するための画像表示パネルとして利用されるとともに、セットアップモード時には各種設定操作を行うためのユーザインタフェース表示パネルとして利用される。また、撮影モード時には、必要に応じてライブビューが表示されて、画角確認用のファインダとして利用される。
さらに、本実施形態に係るデジタルカメラの裏面には、ズーム(WIDE)スイッチSW3、ズーム(TELE)スイッチSW4、上/フラッシュスイッチSW5、右スイッチSW6、下/マクロスイッチSW7、左/画像確認スイッチSW8、セルフタイマ/削除スイッチSW9、メニュースイッチSW10、OKスイッチSW11、ディスプレイスイッチSW12、クイックアクセススイッチSW13の各種スイッチが設けられている。
ズーム(WIDE)スイッチSW3およびズーム(TELE)スイッチSW4は、デジタルカメラのズーム動作を指示するためのスイッチである。デジタルカメラは、撮影モード時にズーム(WIDE)スイッチSW3が操作されると広角側へのズームを行い、ズーム(TELE)スイッチSW4が操作されると望遠側へのズームを行って、レンズの焦点距離を変化させる。また、再生モード時には、ズーム(WIDE)スイッチSW3が操作されると再生中の画像がLCDモニタ12に縮小表示され、ズーム(TELE)スイッチSW4が操作されると再生中の画像がLCDモニタ12に拡大表示される。
上/フラッシュスイッチSW5は、フラッシュのモード(発光禁止、オート、赤目軽減、強制発光、スローシンクロなど)を切り替える際やLCDモニタ12上のカーソルを上移動させる場合に操作されるスイッチである。右スイッチSW6は、LCDモニタ12上のカーソルを右移動させる場合に操作されるスイッチである。下/マクロスイッチSW7は、マクロ撮影を行う際やLCDモニタ12上のカーソルを下移動させる場合等に操作されるスイッチである。左/画像確認スイッチSW8は、撮影した画像をLCDモニタ12で確認する際やLCDモニタ12上のカーソルを左移動させる場合等に操作されるスイッチである。
セルフタイマ/削除スイッチSW9は、セルフタイマの作動時やLCDモニタ12に表示中の画像を削除する際に操作されるスイッチである。メニュースイッチSW10は、各モードの通常画面からメニュー画面への遷移を指示する際に操作されるスイッチである。OKスイッチSW11は、選択内容の確定、処理の実行を指示する際に操作されるスイッチである。
ディスプレイスイッチSW12は、LCDモニタ12のマークの表示/非表示を切り替えるなど、LCDモニタ12の画面の表示状態の変更を指示する際に操作されるスイッチである。撮影モード時にこのディスプレイスイッチSW12が1回操作されるごとに、LCDモニタ12の画面表示は、ヒストグラム表示→グリッドガイド表示→マーク表示なし→LCDモニタオフ→通常のマーク表示→ヒストグラム表示→・・・と切り替えられる。また、再生モード時には、ディスプレイスイッチSW12が1回操作されるごとに、LCDモニタ12の画面表示は、ヒストグラム表示→ハイライト表示→マーク表示なし→通常のマーク表示→ヒストグラム表示→・・・と切り替えられる。また、ディスプレイスイッチSW12は、入力操作のキャンセルや1つ前の操作状態に戻すことを指示するためのスイッチとしても機能する。
クイックアクセススイッチSW13は、登録したメニューを瞬時に選択する際に操作されるスイッチである。
図2は、本実施形態に係るデジタルカメラの制御系の構成を示すブロック図である。本実施形態に係るデジタルカメラは、全体の動作がCPU(中央処理装置)40によって統括的に制御される。
CPU40は、SW1〜SW13(以下、これら各スイッチを区別しない場合は操作部41と総称する。)から入力される操作信号やリモコン受光部6からの出力信号に基づき、所定の制御プログラム90に従ってデジタルカメラの全体を統括制御する。具体的には、CPU40はデジタルカメラによる画像の撮影、撮影した画像の再生などの動作を統括制御し、また、フラッシュ発光部4からのフラッシュ発光制御、AF補助光/セルフタイマランプ5、AFLED10やフラッシュLED11の点灯制御、サブLCD1の表示制御などを行う。このCPU40の動作電源はバッテリ25から供給される。また、バッテリ25からの電力はDC/DCコンバータ53を介してデジタルカメラ内部の各回路へ供給される。
バス100を介してCPU40と接続されたフラッシュROM58には、CPU40が実行する制御プログラム90及び制御に必要な各種データ、ユーザ設定情報など(例えば、カメラ調整データ91、カメラ設定データ92)のデジタルカメラの動作に関する各種設定情報等が格納されている。また、このフラッシュROM58には、デジタルカメラの画像撮影に関わる各種機能の説明や機能を設定するための操作方法などを簡単に示したガイダンス情報が、それぞれの機能ごとに、ガイダンス情報表示データ93aおよびガイダンス情報音声データ93bとして格納されている。
SDRAM54は、CPU40の演算作業用領域、画像データ(Raw−RGB画像データ55、YUV画像データ56、圧縮伸張画像データ57)等の一時記憶領域として利用される。
鏡胴ユニット7は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ71およびフォーカスレンズ72、これらのレンズを駆動するレンズ駆動部76、絞り73、絞り73を制御する絞り駆動部77、メカシャッタ74、メカシャッタ74を駆動するシャッタ駆動部78からなる。
レンズ駆動部76、絞り駆動部77、シャッタ駆動部78は、CPU40からの駆動指令により駆動制御される。
デジタルカメラの電源がオン状態になると、フラッシュROM58に格納された制御プログラム90がSDRAM54にロードされ、CPU40はその制御プログラム90に従って装置各部の動作を制御する。それとともに制御に必要なデータ等を、一時的にSDRAM54に保存する。
フラッシュROM58は、書き換え可能な半不揮発性メモリなので、制御プログラム90や制御に必要な各種データ、ユーザ設定情報など(例えば、カメラ調整データ91、カメラ設定データ92)を変更することが可能となり、機能のバージョンアップが容易に行えるという特徴をもつ。また、機能のバージョンアップとともに新たな機能に関するガイダンス情報表示データ93aおよびガイダンス情報音声データ93bをフラッシュROM58に格納することで、新たな機能に対応したガイダンス情報の提示も可能になる。
デジタルカメラは、モードダイヤルSW2の操作により撮影モードが選択されることによって、動作モードが撮影モードに設定され、画像の撮影が可能になる。そして、撮影モードに設定されることにより、鏡胴ユニット7が繰り出されて、撮影スタンバイ状態になる。
この撮影モードの下、鏡胴ユニット7のレンズ(ズームレンズ71、フォーカスレンズ72)を通過した被写体光は、絞り73を介して固体撮像素子であるCCD80の受光面に結像される。なお、CCD80の代わりにCMOSイメージセンサなど、他の撮像素子を用いるようにしてもよい。
CCD80の受光面には、所定の配列構造(ベイヤー、Gストライプなど)で配列された赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタを介して多数のフォトダイオード(受光素子)が二次元的に配置されている。レンズを通過した被写体光は、各フォトダイオードによって受光され、入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、タイミングジェネレータ(TG)81から与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出され、アナログ処理部(CDS/AMP)42に加えられる。
アナログ処理部(CDS/AMP)42は、入力された画素ごとのRGB信号をサンプリングホールド(相関二重サンプリング処理)するとともに、増幅し、A/D変換器43に出力する。
A/D変換器43は、アナログ処理部(CDS/AMP)42から出力されたアナログRGB信号をデジタルRGB信号に変換して出力し、このA/D変換器43から出力されたデジタルのRGB信号が、センサ入力制御部44を介し、Raw−RGB画像データ55としてSDRAM54に取り込まれる。
画像信号処理部46は、SDRAM54に取り込まれたRaw−RGB画像データ55をCPU40の指令に従って処理し、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)へ変換し、YUV画像データ56を生成する。すなわち、この画像信号処理部46は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含む画像処理手段として機能し、CPU40からの指令に従ってSDRAM54をワークエリアとして利用しながら、入力されたRGB信号を信号処理することにより、輝度信号及び色差信号(輝度/色差信号)を生成する。生成された輝度/色差信号は、YUV画像データ56としてSDRAM54に格納される。
撮影画像をLCDモニタ12に出力する場合は、YUV画像データ56が、SDRAM54からOSDMIX部48に送られる。
OSDMIX部48は、入力されたYUV画像データ56の輝度/色差信号に文字や図形などのオンスクリーンディスプレイデータを重ね合わせて合成し、ビデオエンコーダ65およびLCDモニタ信号処理部49に出力する。これにより、所要の撮影情報等が画像データに重ねて表示される。また、OSDMIX部48は、CPU40によりガイダンス情報の表示が必要と判断され、表示対象となるガイダンス情報表示データ93aがフラッシュROM58から読み出されて入力されると、YUV画像データ56の輝度/色差信号にガイダンス情報表示データ93aを合成し、LCDモニタ信号処理部49に出力する。これにより、ガイダンス情報が画像データに重ねてLCDモニタ12に表示される。
ビデオエンコーダ65は、入力されたYUV画像データ56の輝度/色差信号を表示用のデジタル表示出力信号(たとえばNTSC方式のカラー複合映像信号)に変換し、D/A変換器66にてデジタル表示出力信号をアナログビデオ出力信号に変換する。
ビデオAMP67は、D/A変換器66から出力されたアナログビデオ出力信号を、75Ωインピーダンス変換し、テレビなどの外部表示機器と接続するためのAV出力端子21へ出力する。これにより、CCD80で撮像された画像がテレビなどの外部表示機器に表示される。
一方、LCDモニタ信号処理部49は、入力されたYUV画像データ56の輝度/色差信号をLCDモニタ12の入力信号形式であるRGB信号へ変換し、LCDモニタ12へ出力する。これにより、CCD80で撮像された画像がLCDモニタ12に表示される。
CCD80から画像信号を定期的に取り込み、その画像信号から生成される輝度/色差信号によってSDRAM54内のYUV画像データ56を定期的に書き換え、LCDモニタ12およびAV出力端子21に出力することにより、CCD80で撮像される画像がリアルタイムに表示される。ユーザは、このLCDモニタ12にリアルタイムに表示される画像(ライブビュー)を見ることにより、撮影画角を確認することができる。
画像の撮影はシャッタボタンSW1の押下によって行なわれる。撮影に先立ち、ユーザは、画角を調整する必要があるとき、ズーム(WIDE)スイッチSW3およびズーム(TELE)スイッチSW4を操作し、ズームレンズ71をズーミングさせて画角を調整する。
シャッタボタンSW1が半押しされると、R1オン信号がCPU40に入力され、CPU40はAE/AF処理を実施する。
まず、センサ入力制御部44を介してCCD80から取り込まれた画像信号がAF検出部51並びにAE/AWB検出部52に入力される。AE/AWB検出部52は、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割エリアごとにR、G、B信号を積算する回路を含み、その積算値をCPU40に提供する。CPU40は、AE/AWB検出部52から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。そして、求めた撮影EV値と所定のプログラム線図から絞り値とシャッタースピードを決定し、これに従いCCD80の電子シャッタと絞り駆動部77を制御して適正な露光量を得る。
また、AE/AWB検出部52は、自動ホワイトバランス調整時、分割エリアごとにR、G、B信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果をCPU40に提供する。CPU40は、得られたRの積算値、Bの積算値、Gの積算値から各分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、求めたR/G、B/Gの値のR/G、B/Gの色空間における分布等に基づいて光源種判別を行う。そして、判別された光源種に適したホワイトバランス調整値に従って、たとえば、各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)になるように、ホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を制御し、各色チャンネルの信号に補正をかける。
AF検出部51は、G信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ、絶対値化処理部、所定のフォーカスエリア(たとえば、画面中央部)内の信号を切り出すAFエリア抽出部及びAFエリア内の絶対値データを積算する積算部から構成され、AF検出部51で求めた積算値のデータはCPU40に通知される。CPU40は、レンズ駆動部76を制御してフォーカスレンズ72を移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値(AF評価値)を演算し、評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。そして、求めた合焦位置にフォーカスレンズ72が移動するように、レンズ駆動部76を制御する。
以上のように、シャッタボタンSW1の半押しによって、AE/AF処理が行なわれる。その後、ユーザがシャッタボタンSW1を押し切ると、CPU40にR2オン信号が入力され、CPU40は、画像の撮影、記録処理を開始する。すなわち、CPU40は測光結果に基づき決定された絞り値に従い、絞り駆動部77を制御して絞り73を動かし、シャッタ速度値に従い、シャッタ駆動部78を制御してメカシャッタ74の開閉動作を制御してCCD80の露光時間を制御することにより、CCD80を露光する。
CCD80から出力された画像信号は、アナログ処理部(CDS/AMP)42、A/D変換器43、センサ入力制御部44を介してSDRAM54に取り込まれ、画像信号処理部46において輝度/色差信号に変換されたのち、YUV画像データ56としてSDRAM54に格納される。
SDRAM54に格納されたYUV画像データ56は、圧縮伸張処理部47に加えられ、所定の圧縮フォーマット(たとえばJPEG形式)に従って圧縮された後、SDRAM54に圧縮伸張画像データ57として格納され、所定の画像記録フォーマット(たとえばExif形式)の画像ファイルとされたのち、カード制御部50を介してメモリカード29(たとえばSDカード)に記録される。
以上のようにしてメモリカード29に記録された画像は、モードダイヤルSW2の操作により再生モードが選択され、動作モードが再生モードに設定されることにより、LCDモニタ12で再生表示させることができる。デジタルカメラの動作モードが再生モードに設定されると、CPU40は、カード制御部50にコマンドを出力し、メモリカード29に最後に記録された画像ファイルを読み出させる。読み出された画像ファイルの圧縮画像データは、圧縮伸張処理部47に加えられ、非圧縮の輝度/色差信号に伸張されたのち、OSDMIX部48およびLCDモニタ信号処理部49を介してLCDモニタ12に出力される。これにより、メモリカード29に記録されている画像がLCDモニタ12に再生表示される。
また、パーソナルコンピュータなどの外部情報端末とUSB通信を行う場合は、デジタルカメラがUSB端子22を介して外部情報端末と接続される。CPU40は、USB制御部59を制御することにより、外部情報端末との間でUSB通信を行う。
シャッタ音、操作音などの音声信号データはフラッシュROM58に格納されており、CPU40が音声信号処理部45を制御し、この音声信号データを、音声信号処理部45を介してオーディオCODEC61へ出力する。また、CPU40は、ガイダンス情報の音声出力が必要と判断すると、音声出力の対象となるガイダンス情報音声データ93bをフラッシュROM58から読み出し、このガイダンス情報音声データ93bを、音声信号処理部45を介してオーディオCODEC61へ出力する。
オーディオCODEC61は、入力された音声信号を増幅するマイクアンプや、スピーカ3を駆動するためのオーディオアンプを内蔵する。このオーディオCODEC61には、ユーザが音声信号を入力するマイク2、音声信号を出力するスピーカ3が接続されている。オーディオCODEC61は、音声信号処理部45から入力される音声信号データやガイダンス情報音声データ93bに応じてオーディオアンプでスピーカ3を駆動する。これによりシャッタ音や操作音、ガイダンス情報などが、スピーカ3から出力される。
(ガイダンス情報の表示機能)
次に、本実施形態に係るデジタルカメラが備えるガイダンス情報の表示機能について説明する。ガイダンス情報は、ユーザが操作部41を操作することによって設定可能なデジタルカメラの画像撮影に関わる機能のうち、特に利用頻度の高い機能について、それぞれの機能の説明や機能を設定するための操作方法をユーザに提示して、ユーザのカメラ操作を補助する情報である。ガイダンス情報を表示する対象となる機能としては、例えば、モードダイヤルSW2の操作によって切り替えられる各動作モード、上/フラッシュスイッチSW5の操作によって切り替えられる各フラッシュモード、下/マクロスイッチSW7の操作によって切り替えられるマクロ機能、セルフタイマ/削除スイッチSW9の操作によって切り替えられるセルフタイマモードなどが挙げられる。これらの各機能についてのガイダンス情報は、必要に応じてLCDモニタ12などに表示される。
このようなガイダンス情報は、デジタルカメラの操作に不慣れなユーザにとっては機能の概要や操作方法を知る上で有用な情報となるが、カメラの操作を熟知したユーザにとっては、ガイダンス情報がLCDモニタ12に表示されることで煩わしさを感じる場合もある。そこで、本実施形態に係るデジタルカメラでは、デジタルカメラの操作に対するユーザの習熟度を判定してユーザの習熟度が低い場合にガイダンス情報を表示し、ユーザの習熟度が高い場合にはガイダンス情報を表示しないようにしている。そして、特にデジタルカメラの操作に対するユーザの習熟度を、累積撮影コマ数の情報を用いて判定するようにしている。
本実施形態に係るデジタルカメラのガイダンス情報の表示機能は、例えば、CPU40がフラッシュROM58に格納された制御プログラム90(ガイダンス情報の表示機能に関わるプログラムコンポーネント)を実行することによって実現される。図3は、制御プログラム90の実行によってCPU40により実現されるガイダンス情報の表示機能に関わる機能構成を示す機能ブロック図である。CPU40は、ガイダンス情報の表示機能に関わる機能構成として、図3に示すように、機能設定部101、累積撮影コマ数カウント部102、習熟度判定部103、表示切り替え部104を有する。
機能設定部101は、操作部41を用いたユーザの操作に応じて、画像撮影に関わる各種機能の設定を行う。例えば、モードダイヤルSW2の操作によって撮影モードの「シーンモード」が選択され、さらに「被写体追尾モード」が選択されると、機能設定部101は被写体追尾モードでデジタルカメラを動作させるように、被写体追尾モードの設定を行う。
累積撮影コマ数カウント部102は、ユーザが撮影した総コマ数(累積撮影コマ数)をカウントする。累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数は、例えばフラッシュROM58にカメラ設定データとして格納される。累積撮影コマ数のカウント条件は、静止画の撮影であれば1コマで+1カウント、動画の撮影であれば1回の動画記録で+1カウントとする。また、1つのファイルで複数の撮影コマ数を格納できる画像格納形式(例えばCIPAマルチピクチャフォーマットなど)の場合は、ファイルは1つだが、ファイル内に格納されている全ての画像のコマ数を累積撮影コマ数としてカウントする。
習熟度判定部103は、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数に基づいて、デジタルカメラの操作に対するユーザの習熟度を判定する。習熟度判定部103により判定された習熟度は、例えばフラッシュROM58にカメラ設定データとして格納される。この習熟度は、例えば図4に示すような3段階のレベルで判定される。習熟度が低いレベルがレベル1、中間のレベルがレベル2、習熟度が高いレベルがレベル3である。デジタルカメラの出荷時には習熟度はレベル1とされており、ユーザが実際にデジタルカメラで画像の撮影を行って累積撮影コマ数が増加すると、習熟度判定部103により判定される習熟度のレベルが向上したと判定され、フラッシュROM58のデータが書き換えられる。具体的には、例えば図4に例示されるように、累積撮影コマ数が100コマ以下の間は習熟度のレベルはレベル1のままであり、累積撮影コマ数が101コマに達すると、習熟度のレベルがレベル1からレベル2に上がる。その後、累積撮影コマ数が500コマ以下の間は習熟度のレベルはレベル2のままであり、累積撮影コマ数が501コマに達すると、習熟度のレベルがレベル2からレベル3に上がる。勿論、図4に示した例は一例であり、習熟度をより多段階のレベルで分類するようにしてもよいし、習熟度の各レベルに対応する累積撮影コマ数も任意に設定可能である。
表示切り替え部104は、習熟度判定部103によって累積撮影コマ数に応じて判定された習熟度、つまりフラッシュROM58にカメラ設定データとして格納されている習熟度のレベルに基づいて、操作部41の操作に応じて機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報の表示を行うか否かの切り替えを行う。ここで、習熟度は3段階以上の複数のレベル(図4の例ではレベル1〜レベル3)で判定されている。表示切り替え部104は、ガイダンス情報が用意されている複数の機能のそれぞれについて、ガイダンス情報の表示を行うか否かを、習熟度のレベルに応じて個別に切り替える。
具体的には、図4に示した例でいうと、習熟度のレベルがレベル1であれば、ガイダンス情報が用意されている複数の機能のうちのいずれの機能が機能設定部101により設定される場合であっても、当該機能についてのガイダンス情報を表示させる。また、習熟度のレベルがレベル3であれば、ガイダンス情報が用意されている複数の機能のうちのいずれの機能が機能設定部101により設定される場合であっても、当該機能についてのガイダンス情報を表示させない。習熟度のレベルがレベル2の場合には、ガイダンス情報が用意されている複数の機能のうち、予め定めた一部の機能が機能設定部101により設定される場合のみ、当該機能についてのガイダンス情報を表示させ、それ以外の機能が機能設定部101により設定される場合には、当該機能についてのガイダンス情報を表示させない。なお、習熟度をより多段階のレベルで分類した場合は、レベルが上がるに従って(つまり、累積撮影コマ数が増加するに従って)ガイダンス情報を表示させる機能が減少するように、習熟度のレベルとガイダンス情報の表示有無との関係を各機能ごとに個別に定めておくことが望ましい。
表示切り替え部104は、機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報の表示が必要と判断した場合、表示対象となるガイダンス情報表示データ93aをフラッシュROM58から読み出してOSDMIX部48に供給する。OSDMIX部48は、表示対象となるガイダンス情報表示データ93aが供給されると、上述したように、ガイダンス情報表示データ93aを合成した画像データを生成してLCDモニタ信号処理部49に出力する。そして、LCDモニタ信号処理部49がOSDMIX部48により生成された画像データ(輝度/色差信号)をRGB信号へ変換してLCDモニタ12に出力することで、LCDモニタ12には、例えば図5に示すように、ガイダンス情報G1,G2が重ね合わされた画像が表示される。なお、図5では、モードダイヤルSW2の操作によって「被写体追尾モード」が選択された場合にLCDモニタ12に表示されるガイダンス情報G1,G2を例示している。
また、表示切り替え部104は、機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報の表示が必要と判断し、表示対象となるガイダンス情報表示データ93aをOSDMIX部48に供給したときに、表示対象となるガイダンス情報表示データ93aに対応するガイダンス情報音声データ93bを、ガイダンス情報表示データ93aとともにフラッシュROM58から読み出す。そして、読み出したガイダンス情報音声データ93bを、音声信号処理部45を介してオーディオCODEC61へ供給する。オーディオCODEC61は、このガイダンス情報音声データ93bに応じてオーディオアンプでスピーカ3を駆動することにより、LCDモニタ12に表示されるガイダンス情報に対応した音声が、スピーカ3から出力される。
なお、表示切り替え部104は、機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報の表示が不要と判断した場合には、フラッシュROM58に格納されている習熟度のレベルを読み出してOSDMIX部48に供給し、ガイダンス情報の代わりにこの習熟度のレベルを画像に重ね合わせてLCDモニタ12に表示させるようにしてもよい。この場合、ユーザはLCDモニタ12を確認することで、習熟度判定部103により判定されている現在の習熟度を確認することができ、ガイダンス情報が表示されない理由を明確に知ることができる。
(第1実施例)
次に、フラッシュモードの切り替えを行う場合を例に挙げて、CPU40によるガイダンス情報の表示制御の一例についてさらに具体的に説明する。
図6は、デジタルカメラのフラッシュモードとして設定可能な各モードに関するガイダンス情報の一例を示している。本実施形態に係るデジタルカメラは、上述したように、フラッシュモードとして「発光禁止」、「オート」、「赤目軽減」、「強制発光」、「スローシンクロ」の各モードを備えており、これらのモードが上/フラッシュスイッチSW5の操作により切り替えられるようになっている。
CPU40の機能設定部101は、ユーザにより上/フラッシュスイッチSW5が操作されると、その操作によって選択されたモードをデジタルカメラのフラッシュモードとして設定する。このとき、表示切り替え部104は、その時点でフラッシュROM58に格納されている習熟度のレベル、すなわち累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数に応じて習熟度判定部103により判定された習熟度のレベルに基づき、機能設定部101が設定するフラッシュモードについてのガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させるか否かを決定する。
図7は、デジタルカメラのフラッシュモードとして設定可能な各モードについて、ガイダンス情報を表示させるか否かと習熟度のレベルとの関係の一例を示した図である。ここでは、習熟度のレベルが図4に示したようにレベル1〜レベル3の3段階で分類されているものとしている。なお、図7中の○はガイダンス情報を表示させることを示し、図7中の×はガイダンス情報を表示させないことを示している。
図7に示すように、上/フラッシュスイッチSW5の操作に応じて機能設定部101が設定するフラッシュモードが「発光禁止」または「オート」の場合、表示切り替え部104は、その時点でフラッシュROM58に格納されている習熟度のレベル、すなわち累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数に応じて習熟度判定部103により判定された習熟度のレベルがレベル1の場合のみガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させ、習熟度のレベルがレベル2もしくはレベル3であれば、ガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させない。また、上/フラッシュスイッチSW5の操作に応じて機能設定部101が設定するフラッシュモードが「赤目軽減」、「強制発光」、「スローシンクロ」のいずれかの場合、表示切り替え部104は、その時点でフラッシュROM58に格納されている習熟度のレベルがレベル1もしくはレベル2の場合にガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させ、習熟度のレベルがレベル3であれば、ガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させない。
以上のように、機能設定部101が設定する機能ごと(上記の例ではフラッシュモードの各モードごと)に、ガイダンス情報の表示を行うか否かを、習熟度のレベルに応じて個別に切り替える。これにより、上記の例では「発光禁止」や「オート」などの比較的に頻繁に使用されるモードについては習熟度のレベルがレベル2になればそれ以降ガイダンス情報は表示させず、「赤目軽減」、「強制発光」、「スローシンクロ」などのあまり使用されないモードについては、習熟度のレベルがレベル3になるまでガイダンス情報を表示させるといったように、機能設定部101が設定する機能の性質に合わせてガイダンス情報を表示させるか否かの切り替えを、より効果的に行うことができる。
(第2実施例)
上記の第1実施例では、累積撮影コマ数カウント部102が、デジタルカメラ購入後にユーザが撮影した総コマ数を累積撮影コマ数としてカウントし、カウントした累積撮影コマ数をフラッシュROM58に格納することを前提としていたが、累積撮影コマ数カウント部102は、カウントした累積撮影コマ数を日毎にリセットし、日毎の累積撮影コマ数をフラッシュROM58に格納するようにしてもよい。
図8は、累積撮影コマ数カウント部102による日毎の累積撮影コマ数のカウントアップおよびリセットの具体的な一例を説明する図である。図8の例では、3〜5コマ目の撮影や6〜8コマ目が、3枚1組の撮影(連写撮影やブラケット撮影などの連続撮影)となっている。このような複数枚が1組となる撮影については、その組の最終コマの撮影が終了した時点でその組の全コマ数分をまとめてカウントアップする。ここで、図8の例では、6コマ目は撮影の日付(Exif IFDのDate Time Original)が2008/12/31となっているが、8コマ目の撮影が終了した日付が2009/1/1となっているので、累積撮影コマ数カウント部102は、それまでカウントした累積撮影コマ数(図8の例では5枚)をリセット(ゼロクリア)した後、3枚分をカウントアップする。
また、累積撮影コマ数カウント部102は、コマ削除機能によるファイル削除や、トリミング機能、画像サイズ変更(リサイズ)機能などの新規ファイル生成は、カウントアップしないようにし、撮影した画像ファイルのみをカウントするようにする。
1日の間にデジタルカメラの電源が複数回オンされた場合、累積撮影コマ数カウント部102は、電源オン時の日付が前回の電源オフ時の日付から変化がなければ、同日付期間の累積撮影コマ数をカウントしてフラッシュROM58に格納する。累積撮影コマ数カウント部102がカウントした累積撮影コマ数をリセット(ゼロクリア)する条件は、A)デジタルカメラの電源オンからオフまでの間に日付が変わったとき、B)日付が再設定されたとき、である。
本例では、以上のようにして累積撮影コマ数カウント部102が撮影の都度その日の累積撮影コマ数をカウントアップして、日毎の累積撮影コマ数をフラッシュROM58に格納する。ここで、上記の例と同様に、ユーザにより上/フラッシュスイッチSW5が操作されると、機能設定部101がその操作によって選択されたモードをデジタルカメラのフラッシュモードとして設定する。このとき、表示切り替え部104は、その時点でフラッシュROM58に格納されている習熟度のレベル、すなわち累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされたその日の累積撮影コマ数に応じて習熟度判定部103により判定された習熟度のレベルに基づき、機能設定部101が設定するフラッシュモードについてのガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させるか否かを決定する。
例えば、機能設定部101が設定するフラッシュモードが「発光禁止」または「オート」の場合、表示切り替え部104は、その時点でフラッシュROM58に格納されている習熟度のレベル、すなわち累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされたその日の累積撮影コマ数に応じて習熟度判定部103により判定された習熟度のレベルがレベル1の場合のみガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させ、習熟度のレベルがレベル2もしくはレベル3であれば、ガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させない。また、上/フラッシュスイッチSW5の操作に応じて機能設定部101が設定するフラッシュモードが「赤目軽減」、「強制発光」、「スローシンクロ」のいずれかの場合、表示切り替え部104は、その時点でフラッシュROM58に格納されている習熟度のレベルがレベル1もしくはレベル2の場合にガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させ、習熟度のレベルがレベル3であれば、ガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させない。
その後、デジタルカメラの電源がオフされてから次に電源がオンされるまでの間に日付が変わると、累積撮影コマ数カウント部102は、それまでにカウントした累積撮影コマ数をリセットする。これに伴い、習熟度判定部103により判定される習熟度のレベルも一時的に下のレベルに下がることになる。そして、累積撮影コマ数カウント部102が撮影の都度その日の累積撮影コマ数をカウントアップしていくことで、習熟度判定部103により判定される習熟度のレベルも上がっていく。
以上のように、本例では、累積撮影コマ数カウント部102が日毎の累積撮影コマ数をカウントし、習熟度判定部103が日毎の累積撮影コマ数に応じて習熟度を判定するようにしているので、デジタルカメラを最後に利用した日から長時間が経過することで機能の使い方などを忘れてしまうといったユーザの習性を習熟度の判定に反映させて、習熟度をより的確に判定し、ガイダンス情報の表示/非表示をより適切に切り替えることが可能となる。
(第3実施例)
上記の第1実施例および第2実施例では、ガイダンス情報が用意されている機能の全てに対して、表示切り替え部104が、習熟度判定部103により判定された共通の習熟度に基づいてガイダンス情報の表示/非表示を切り替えるようにしているが、習熟度判定部103が機能ごとの習熟度を判定し、表示切り替え部104が機能ごとの習熟度に基づいてガイダンス情報の表示/非表示を切り替えるようにしてもよい。この場合、特許文献1に記載されているような機能の使用履歴の情報も加味すれば、機能ごとの習熟度をより的確に判定することが可能となる。
図9は、本例のCPU40により実現されるガイダンス情報の表示機能に関わる機能構成を示す機能ブロック図である。本例の場合、CPU40は、図3に示した構成に加えて、経過時間カウント部105を有している。
経過時間カウント部105は、ガイダンス情報が用意されている機能の全てについて、各機能が機能設定部101によって前回設定されたときからの経過時間をカウントする。経過時間カウント部105によりカウントされた各機能ごとの経過時間の情報は、例えばフラッシュROM58にカメラ設定データとして格納される。
本例の場合、習熟度判定部103は、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数と、経過時間カウント部105によりカウントされた各機能の前回設定時からの経過時間とに基づいて、ガイダンス情報が用意されている全ての機能について、各機能ごとの習熟度を判定する。具体的には、習熟度判定部103は、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数が多く、且つ、経過時間カウント部105によりカウントされた経過時間が短いほど、習熟度が高くなるように、各機能ごとの習熟度を判定する。
表示切り替え部104は、操作部41の操作に応じて機能設定部101が設定する機能について、習熟度判定部103によって判定された当該機能に対する習熟度に基づいて、ガイダンス情報の表示を行うか否かの切り替えを行う。
以上のように、本例では、習熟度判定部103が、累積撮影コマ数と各機能の前回設定時からの経過時間とに基づいて、ガイダンス情報が用意されている各機能ごとの習熟度を判定し、表示切り替え部104が、操作部41の操作に応じて機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報を表示するか否かを、習熟度判定部103により判定された当該機能に対する習熟度に基づいて切り替えるようにしている。したがって、機能ごとのガイダンス情報の表示/非表示の切り替えをより適切に行うことができる。
(第4実施例)
上記の第3実施例では、各機能の使用履歴の情報として各機能の前回設定時からの経過時間の情報を利用して機能ごとの習熟度を判定するようにしていたが、機能ごとの習熟度判定に利用する各機能の使用履歴の情報としては、各機能の累積設定回数の情報も有効である。
図10は、本例のCPU40により実現されるガイダンス情報の表示機能に関わる機能構成を示す機能ブロック図である。本例の場合、CPU40は、図3に示した構成に加えて、累積設定回数カウント部106を有している。
累積設定回数カウント部106は、ガイダンス情報が用意されている機能の全てについて、各機能が機能設定部101によって設定された総回数(累積設定回数)をカウントする。累積設定回数カウント部106によりカウントされた各機能ごとの累積設定回数の情報は、例えばフラッシュROM58にカメラ設定データとして格納される。
本例の場合、習熟度判定部103は、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数と、累積設定回数カウント部106によりカウントされた各機能の累積設定回数とに基づいて、ガイダンス情報が用意されている全ての機能について、各機能ごとの習熟度を判定する。具体的には、習熟度判定部103は、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数が多く、且つ、累積設定回数カウント部106によりカウントされた累積設定回数が多いほど、習熟度が高くなるように、各機能ごとの習熟度を判定する。
表示切り替え部104は、操作部41の操作に応じて機能設定部101が設定する機能について、習熟度判定部103によって判定された当該機能に対する習熟度に基づいて、ガイダンス情報の表示を行うか否かの切り替えを行う。
以上のように、本例では、習熟度判定部103が、累積撮影コマ数と各機能の累積設定回数とに基づいて、ガイダンス情報が用意されている各機能ごとの習熟度を判定し、表示切り替え部104が、操作部41の操作に応じて機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報を表示するか否かを、習熟度判定部103により判定された当該機能に対する習熟度に基づいて切り替えるようにしている。したがって、機能ごとのガイダンス情報の表示/非表示の切り替えをより適切に行うことができる。
(第5実施例)
本例は、上記の第3実施例で説明した各機能の前回設定時からの経過時間の情報と、上記の第4実施例で説明した各機能の累積設定回数の情報の双方を利用して、機能ごとの習熟度を判定するようにした例である。
図11は、本例のCPU40により実現されるガイダンス情報の表示機能に関わる機能構成を示す機能ブロック図である。本例の場合、CPU40は、図3に示した構成に加えて、経過時間カウント部105と、累積設定回数カウント部106を有している。
本例の場合、習熟度判定部103は、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数と、経過時間カウント部105によりカウントされた各機能の前回設定時からの経過時間と、累積設定回数カウント部106によりカウントされた各機能の累積設定回数とに基づいて、ガイダンス情報が用意されている全ての機能について、各機能ごとの習熟度を判定する。具体的には、習熟度判定部103は、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数が多く、且つ、経過時間カウント部105によりカウントされた経過時間が短く、且つ、累積設定回数カウント部106によりカウントされた累積設定回数が多いほど、習熟度が高くなるように、各機能ごとの習熟度を判定する。
表示切り替え部104は、操作部41の操作に応じて機能設定部101が設定する機能について、習熟度判定部103によって判定された当該機能に対する習熟度に基づいて、ガイダンス情報の表示を行うか否かの切り替えを行う。
以上のように、本例では、習熟度判定部103が、累積撮影コマ数と各機能の前回設定時からの経過時間と各機能の累積設定回数とに基づいて、ガイダンス情報が用意されている各機能ごとの習熟度を判定し、表示切り替え部104が、操作部41の操作に応じて機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報を表示するか否かを、習熟度判定部103により判定された当該機能に対する習熟度に基づいて切り替えるようにしている。したがって、機能ごとのガイダンス情報の表示/非表示の切り替えをより適切に行うことができる。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態に係るデジタルカメラによれば、累積撮影コマ数カウント部102が累積撮影コマ数をカウントし、習熟度判定部103が、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数が多いほどユーザの習熟度が高いと判定し、表示切り替え部104が、習熟度判定部103により判定された習熟度に基づいて、操作部41の操作に応じて機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報を表示させるか否かを切り替えるようにしている。したがって、デジタルカメラの操作に対するユーザの習熟度を的確に判定して、ガイダンス情報の表示/非表示を適切に切り替えることができる。
また、習熟度判定部103は、累積撮影コマ数カウント部102によりカウントされた累積撮影コマ数に応じた3段階以上の複数のレベルでユーザの習熟度を判定し、表示切り替え部104は、ガイダンス情報が用意されている各機能ごとに、ガイダンス情報の表示を行うか否かを、習熟度のレベルに応じて個別に切り替えるようにしているので、機能設定部101が設定する機能の性質に合わせてガイダンス情報を表示させるか否かをより効果的に切り替えることができる。
また、表示切り替え部104は、機能設定部101が設定する機能についてのガイダンス情報の表示が不要と判断した場合に、ガイダンス情報の代わりに習熟度のレベルを表示させることで、ガイダンス情報が表示されない理由をユーザに明確に認識させることができる。
また、ガイダンス情報をLCDモニタ12に表示させる場合に、表示するガイダンス情報に対応した音声をスピーカ3から出力させるようにしているので、ユーザに対して視覚だけでなく聴覚によっても機能の内容や操作の仕方を認識させることができ、より効果的な操作支援を行うことができる。
また、累積撮影コマ数カウント部102がカウントした累積撮影コマ数を日毎にリセットすることにより、デジタルカメラを最後に利用した日から長時間が経過することで機能の使い方などを忘れてしまうといったユーザの習性を習熟度の判定に反映させて、習熟度をより的確に判定し、ガイダンス情報の表示/非表示をより適切に切り替えることが可能となる。
また、ガイダンス情報が用意されている各機能の前回設定時からの経過時間をカウントする経過時間カウント部105を付加し、習熟度判定部103が、累積撮影コマ数が多く、且つ、各機能の前回設定時からの経過時間が短いほど習熟度が高くなるように、各機能ごとの習熟度を判定することにより、機能ごとのガイダンス情報の表示/非表示の切り替えをより適切に行うことができる。
また、ガイダンス情報が用意されている各機能の累積設定回数をカウントする累積設定回数カウント部106を付加し、習熟度判定部103が、累積撮影コマ数が多く、且つ、各機能の累積設定回数が多いほど習熟度が高くなるように、各機能ごとの習熟度を判定することにより、機能ごとのガイダンス情報の表示/非表示の切り替えをより適切に行うことができる。
さらに、ガイダンス情報が用意されている各機能の前回設定時からの経過時間をカウントする経過時間カウント部105と、各機能の累積設定回数をカウントする累積設定回数カウント部106とを付加し、習熟度判定部103が、累積撮影コマ数が多く、且つ、各機能の前回設定時からの経過時間が短く、且つ、各機能の累積設定回数が多いほど習熟度が高くなるように、各機能ごとの習熟度を判定することにより、機能ごとのガイダンス情報の表示/非表示の切り替えをより適切に行うことができる。
以上、本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。例えば、実施形態に係るデジタルスチルカメラの構成や動作はあくまで一例であり、用途や目的に応じて様々な変形が可能である。
3 スピーカ(音声出力手段)
12 LCDモニタ(表示手段)
40 CPU
41 操作部(操作手段)
58 フラッシュROM(ガイダンス情報記憶手段)
101 機能設定部(設定手段)
102 累積撮影コマ数カウント部(累積撮影コマ数カウント手段)
103 習熟度判定部(習熟度判定手段)
104 表示切り替え部(表示切り替え手段)
105 経過時間カウント部(経過時間カウント手段)
106 累積設定回数カウント部(累積設定回数カウント手段)
特開2006−139332号公報

Claims (10)

  1. ユーザが操作する操作手段と、
    前記操作手段の操作に応じて画像撮影の機能を設定する設定手段と、
    前記操作手段の操作により設定可能な前記機能の説明と前記機能を設定するための操作方法の少なくともいずれかを含むガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、
    前記ガイダンス情報を表示可能な表示手段と、
    過去に撮影した画像のコマ数の累積値である累積撮影コマ数をカウントする累積撮影コマ数カウント手段と、
    前記累積撮影コマ数が多いほどユーザの習熟度が高いと判定する習熟度判定手段と、
    判定された前記習熟度に基づいて、前記表示手段に前記ガイダンス情報を表示させるか否かを切り替える表示切り替え手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記習熟度判定手段は、前記累積撮影コマ数に応じた3段階以上の複数のレベルでユーザの習熟度を判定し、
    前記表示切り替え手段は、複数の前記機能に対応する複数の前記ガイダンス情報の各々について、前記表示手段に表示させるか否かを、判定された前記習熟度のレベルに基づいて個別に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示切り替え手段は、前記表示手段に前記ガイダンス情報を表示させない場合に、判定された前記習熟度を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示手段が前記ガイダンス情報を表示する際に、前記ガイダンス情報に対応する音声を出力する音声出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記累積撮影コマ数カウント手段は、カウントした累積撮影コマ数を日毎にリセットすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記機能を設定したときからの経過時間をカウントする経過時間カウント手段をさらに備え、
    前記習熟度判定手段は、前記累積撮影コマ数が多く、且つ、前記経過時間が短いほど、前記習熟度が高いと判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記機能の累積設定回数をカウントする累積設定回数カウント手段をさらに備え、
    前記習熟度判定手段は、前記累積撮影コマ数が多く、且つ、前記累積設定回数が多いほど、前記習熟度が高いと判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記機能を設定したときからの経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、
    前記機能の累積設定回数をカウントする累積設定回数カウント手段と、をさらに備え、
    前記習熟度判定手段は、前記累積撮影コマ数が多く、且つ、前記経過時間が短く、且つ、前記累積設定回数が多いほど、前記習熟度が高いと判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  9. ユーザが操作する操作手段と、
    前記操作手段の操作に応じて画像撮影の機能を設定する設定手段と、
    前記操作手段の操作により設定可能な前記機能の説明と前記機能を設定するための操作方法の少なくともいずれかを含むガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、
    前記ガイダンス情報を表示可能な表示手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
    過去に撮影した画像のコマ数の累積値である累積撮影コマ数をカウントするステップと、
    前記累積撮影コマ数が多いほどユーザの習熟度が高いと判定するステップと、
    判定した前記習熟度に基づいて、前記表示手段に前記ガイダンス情報を表示させるか否かを切り替えるステップと、を含むことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. ユーザが操作する操作手段と、
    前記操作手段の操作に応じて画像撮影の機能を設定する設定手段と、
    前記操作手段の操作により設定可能な前記機能の説明と前記機能を設定するための操作方法の少なくともいずれかを含むガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、
    前記ガイダンス情報を表示可能な表示手段と、を備える撮像装置により実行される制御プログラムであって、
    前記撮像装置に、
    過去に撮影した画像のコマ数の累積値である累積撮影コマ数をカウントする機能と、
    前記累積撮影コマ数が多いほどユーザの習熟度が高いと判定する機能と、
    判定した前記習熟度に基づいて、前記表示手段に前記ガイダンス情報を表示させるか否かを切り替える機能と、を実現させることを特徴とする制御プログラム。
JP2010155035A 2010-07-07 2010-07-07 撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラム Pending JP2012019341A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010155035A JP2012019341A (ja) 2010-07-07 2010-07-07 撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラム
US13/173,485 US20120008014A1 (en) 2010-07-07 2011-06-30 Imaging apparatus, method for controlling imaging apparatus, and computer program product for controlling imaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010155035A JP2012019341A (ja) 2010-07-07 2010-07-07 撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012019341A true JP2012019341A (ja) 2012-01-26

Family

ID=45438323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010155035A Pending JP2012019341A (ja) 2010-07-07 2010-07-07 撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20120008014A1 (ja)
JP (1) JP2012019341A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020162320A1 (ja) * 2019-02-06 2020-08-13 ソニー株式会社 撮影装置、撮影方法、及びプログラム
JP2021128251A (ja) * 2020-02-13 2021-09-02 キヤノン株式会社 電子機器およびその制御方法、プログラム、記憶媒体

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014127954A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2021158479A (ja) * 2020-03-26 2021-10-07 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
US20220087644A1 (en) * 2020-09-24 2022-03-24 GE Precision Healthcare LLC Systems and methods for an adaptive interface for an ultrasound imaging system

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004029423A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JP2007139880A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Nikon Corp カメラ
JP2007142884A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2009088688A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fujifilm Corp 撮像装置及びその撮像方法並びにその設定切替方法
JP2009111503A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及びプログラム
JP2009117947A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Nikon Corp カメラ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5550646A (en) * 1993-09-13 1996-08-27 Lucent Technologies Inc. Image communication system and method
JP3863327B2 (ja) * 1999-03-15 2006-12-27 富士フイルムホールディングス株式会社 構図アドバイス機能付きディジタル・スチル・カメラおよびその動作制御方法
JP4603761B2 (ja) * 2002-10-24 2010-12-22 シャープ株式会社 合焦状態表示装置、携帯端末装置並びに情報表示プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004029423A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JP2007139880A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Nikon Corp カメラ
JP2007142884A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2009088688A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fujifilm Corp 撮像装置及びその撮像方法並びにその設定切替方法
JP2009111503A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及びプログラム
JP2009117947A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Nikon Corp カメラ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020162320A1 (ja) * 2019-02-06 2020-08-13 ソニー株式会社 撮影装置、撮影方法、及びプログラム
JPWO2020162320A1 (ja) * 2019-02-06 2021-12-16 ソニーグループ株式会社 撮影装置、撮影方法、及びプログラム
US11523047B2 (en) 2019-02-06 2022-12-06 Sony Group Corporation Imaging device, imaging method, and program
JP7428143B2 (ja) 2019-02-06 2024-02-06 ソニーグループ株式会社 撮影装置、撮影方法、及びプログラム
JP2021128251A (ja) * 2020-02-13 2021-09-02 キヤノン株式会社 電子機器およびその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP7466325B2 (ja) 2020-02-13 2024-04-12 キヤノン株式会社 電子機器およびその制御方法、プログラム、記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US20120008014A1 (en) 2012-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7706674B2 (en) Device and method for controlling flash
JP4135100B2 (ja) 撮影装置
US7668451B2 (en) System for and method of taking image
JP4730553B2 (ja) 撮影装置及び露出制御方法
JP4697606B2 (ja) 撮影装置及び合焦制御方法
JP6017225B2 (ja) 撮像装置
US8228419B2 (en) Method of controlling digital photographing apparatus for out-focusing operation and digital photographing apparatus adopting the method
KR20040045638A (ko) 사용자가 쉽게 증명 사진을 촬영할 수 있도록 디지털카메라의동작을 제어하는 방법
JP2007232793A (ja) 撮像装置
JP2007324877A (ja) 撮像装置
JP2008028728A (ja) デジタルカメラ
KR101029071B1 (ko) 감지 휘도 범위를 넓히기 위한 디지털 촬영 장치의 제어방법, 및 이 방법을 채용한 디지털 촬영 장치
JP5849389B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2009048136A (ja) 焦点調節装置及び焦点調節方法
JP2012019341A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラム
JP2010287919A (ja) 撮像装置
JP4879127B2 (ja) デジタルカメラ、及びデジタルカメラのフォーカスエリア選択方法
JP2004032524A (ja) デジタルカメラ
US8810690B2 (en) Method of controlling digital photographing apparatus and digital photographing apparatus using the same
JP4714561B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
US20050195294A1 (en) Method of controlling digital photographing apparatus for adaptive image compositing, and digital photographing apparatus using the method
JP2007114411A (ja) 撮像装置
KR100702950B1 (ko) 촬영 장치의 제어 방법 및 이 방법을 사용한 촬영 장치
KR101244913B1 (ko) 디지털 이미지 촬영 장치의 이미지 처리 방법
KR101086413B1 (ko) 영상 흔들림이 보정되는 디지털 영상 처리 장치의 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140527