JP7428143B2 - 撮影装置、撮影方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、撮影装置、撮影方法、及びプログラムに関する。
近年、各種カメラ(例えば、一眼レフカメラ、デジタルカメラ、又はビデオカメラ等)を用いる撮影の演出補助を行う技術が開発されている。例えば、以下の特許文献1には、過去に良好な撮影がなされた場合等において、当該良好な撮影と同様の設定で撮影を行うことが可能な技術が開示されている。
特開2006-115045号公報
しかし、特許文献1をはじめとする背景技術によっては、ユーザの撮影に関する習熟度に基づいて撮影の演出補助を適切に行うことができなかった。例えば、背景技術における演出補助機能は、「構図」、「マニュアル設定」(撮影時の撮影装置の設定。例えば、シャッタースピード、絞り値、ISO感度、露出、又はホワイトバランス等の設定)、「アクセサリ」(撮影時に撮影装置と共に使用される物品。例えば、フラッシュ、レンズ、又はフィルタ等)の特定の項目に対して行われる場合が多かったり、ユーザが自らの習熟度に基づいて演出補助の項目を選択しなければならなかったりした。また、例えば「構図」に関する演出補助が行われる場合において、ユーザに提示される参考画像には「構図」という要素だけでなく「マニュアル設定」や「アクセサリ」等の様々な要素も含まれているため、ユーザが構図を参考画像に合わせて撮影をしたとしても、参考画像に似た画像を得ることができない場合も多かった。
そこで、本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの撮影に関する習熟度に基づいて撮影の演出補助をより適切に行うことが可能な、新規かつ改良された撮影装置、撮影方法、及びプログラムを提供する。
本開示によれば、ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、前記撮影の補助のために提示される項目を決定する補助制御部と、前記項目に関する情報である項目情報を前記ユーザに提示し、前記撮影において参考となる画像である参考画像を、前記参考画像に対応する前記項目情報と共に前記ユーザに提示するか、又は前記項目情報として前記ユーザに提示する提示部と、撮影された画像と前期参考画像とを比較することにより、撮影された画像が前記項目に応じた要素を含む、前記参考画像を参考にして撮影が行われる際の撮影ポイントをどれだけ満たしているかに基づき前記習熟度情報を算出する習熟度算出部と、を備える、撮影装置が提供される。
また、本開示によれば、ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、前記撮影の補助のために提示される項目を決定することと、前記項目に関する情報である項目情報を前記ユーザに提示し、前記撮影において参考となる画像である参考画像を、前記参考画像に対応する前記項目情報と共に前記ユーザに提示するか、又は前記項目情報として前記ユーザに提示することと、撮影された画像と前期参考画像とを比較することにより、撮影された画像が前記項目に応じた要素を含む、前記参考画像を参考にして撮影が行われる際の撮影ポイントをどれだけ満たしているかに基づき前記習熟度情報を算出することと、を有する、コンピュータにより実行される撮影方法が提供される。
また、本開示によれば、ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、前記撮影の補助のために提示される項目を決定することと、前記項目に関する情報である項目情報を前記ユーザに提示し、前記撮影において参考となる画像である参考画像を、前記参考画像に対応する前記項目情報と共に前記ユーザに提示するか、又は前記項目情報として前記ユーザに提示することと、撮影された画像と前期参考画像とを比較することにより、撮影された画像が前記項目に応じた要素を含む、前記参考画像を参考にして撮影が行われる際の撮影ポイントをどれだけ満たしているかに基づき前記習熟度情報を算出することと、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
項目が「構図」である場合に撮影装置がユーザに提示する情報の具体例を示す図である。 項目が「マニュアル設定」である場合に撮影装置がユーザに提示する情報の具体例を示す図である。 項目が「アクセサリ」である場合に撮影装置がユーザに提示する情報の具体例を示す図である。 本実施形態に係る撮影装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る撮影装置による撮影処理全体の処理フロー例を示すフローチャートである。 図5のステップS1016で行われる撮影処理の処理フロー例を示すフローチャートである。 図6のステップS1104で行われる演出補助処理の処理フロー例を示すフローチャートである。 図7のステップS1208、ステップS1216、及びステップS1224で行われる項目情報や参考画像の提示処理の処理フロー例を示すフローチャートである。 図6のステップS1120で行われる習熟度の算出処理の処理フロー例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.機能概要
2.構成例
3.処理フロー例
4.項目「レタッチ」に関する機能
5.むすび
<1.機能概要>
まず、本開示の一実施形態に係る撮影装置の機能概要について説明する。
本実施形態に係る撮影装置は、各種カメラ(例えば、一眼レフカメラ、デジタルカメラ、又はビデオカメラ等)、撮影機能を有するスマートフォンや携帯電話等を含み、必ずしもこれらに限定されない。より具体的には、本実施形態に係る撮影装置は撮影機能を有する装置であればよく、例えば、内視鏡、顕微鏡、又はドライブレコーダ等も含み得る。以降では一例として、本実施形態に係る撮影装置が各種カメラである場合について説明する。
ユーザ(特に初心者)が、カメラを用いてより魅力的な写真を撮影することは容易ではない。より具体的には、ユーザは、インターネットや書籍等で魅力的な写真とはどのようなものであるかを学ぶことが求められる。さらに、ユーザは、所望の写真を撮影するためのカメラの操作方法を学ぶことが求められる。特に近年では、様々な機能を搭載したカメラが開発されているところ、その操作方法は複雑である場合が多く、ユーザがカメラを適切に操作することができないことも多い。また、ユーザは、カメラの操作方法を理解していても、各機能によってどのような写真が撮影できるか認識できていないために各機能が使用されないことも多い。
撮影の演出補助機能を有するカメラは開示されているところ、上記のように、特許文献1をはじめとする背景技術によっては、ユーザの撮影に関する習熟度に基づいて撮影の演出補助を適切に行うことができなかった。
本件の開示者は、上記事情に鑑みて本開示に係る技術を創作するに至った。本実施形態に係る撮影装置は、ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、撮影の補助のために提示される項目を決定し、当該項目に関する情報である項目情報をユーザに提示する。そして、本実施形態に係る撮影装置は、撮影において参考となる画像である参考画像を、当該参考画像に対応する項目情報と共にユーザに提示するか、又は項目情報としてユーザに提示する。
「ユーザの撮影に関する習熟度情報(以降、単に「習熟度情報」と呼称する場合がある)」とは、ユーザの撮影に関する総合的な技術力(スキル)を示す情報である。より具体的には、習熟度情報は、ユーザの撮影そのものに関する知見(knowledge)の深さ、撮影装置を操作する技術の高さ、及び撮影画像を編集する技術の高さ等を示す情報である(なお、習熟度情報はこれらの情報に限定されない)。
また、「撮影の補助のために提示される項目(以降、単に「項目」と呼称する場合がある)」は、画像の構図に関する項目、撮影処理の設定に関する項目、又は撮影処理に用いられるアクセサリに関する項目のうちの少なくともいずれか一つを含む。より具体的には、項目は、「構図」、「マニュアル設定」、又は「アクセサリ」のうちの少なくともいずれか一つを含む。本実施形態に係る撮影装置は、習熟度情報に基づいて、提示する項目を決定する。例えば、習熟度が低い場合には提示される項目が「構図」とされ、習熟度が中程度である場合には提示される項目が「マニュアル設定」とされ、習熟度が高い場合には提示される項目が「アクセサリ」とされ得る。なお、項目の内容、及び習熟度の高さに対応する項目の内容は、必ずしもこれらに限定されない。例えば項目には「レタッチ」等が含まれていてもよい。撮影画像は、後段の処理にてユーザによりレタッチを施される場合が少なくないところ、項目に「レタッチ」が含まれることによって、例えばPC(Personal Computer)でのレタッチ時に演出補助を行ったり、レタッチを考慮した撮影を実現したりすることができる。これによってユーザは、撮影だけでなく、レタッチによって作品が完成するまでの一連の工程について学習することができる。
そして「項目情報」とは、これら項目に関する情報であり、「構図」、「マニュアル設定」、又は「アクセサリ」等の具体的な内容の情報である。例えば、項目が「マニュアル設定」である場合には、項目情報は、シャッタースピード、絞り値、ISO感度、露出、又はホワイトバランス等の設定値の情報であり得、項目が「アクセサリ」である場合には、項目情報は、レンズ、フィルタ、又はフラッシュ等を示す情報、それらの特徴を示す情報、又はそれらの設定値の情報であり得る。また、項目が「構図」である場合には、項目情報は、参考画像における主要被写体の位置や大きさの情報であったり、参考画像自体であったりする(主要被写体の位置や大きさの情報が文字で表示されず、参考画像のみが表示される場合)。
また、「参考画像」とは、項目情報に対応する画像である。より具体的には、項目「構図」に係る参考画像は、具体例である構図で撮影された画像であり、項目「マニュアル設定」に係る参考画像は、具体例であるマニュアル設定で撮影された画像であり、項目「アクセサリ」に係る参考画像は、具体例であるアクセサリが用いられて撮影された画像である。上記のとおり、参考画像は、撮影において参考となる画像であることを想定しており、例えば、習熟度の高いユーザ(例えば、プロのカメラマン等)によって撮影された画像や、評価の高い画像等(例えば、SNSやコミュニティサイトで評価の高い画像等)であり得る。
ここで図1~図3を参照して、本実施形態に係る撮影装置がユーザに提示する参考画像及び項目情報の具体例について説明する。
図1は、項目が「構図」である場合に撮影装置がユーザに提示する参考画像等の具体例を示す図である。図1には、撮影装置のEVF(Electric View Finder/Electronic View Finder)やモニタ等の表示領域10に表示される画像の具体例が示されている(図2及び図3も同様)。図1に示すように、表示領域10の左側にはライブビュー画像11(所定のフレームレートで撮像素子から読み出された画素信号を用いて生成された画像)が表示され、表示領域10の右側には項目「構図」に関する参考画像12a~参考画像12cが表示されている(図1の例では、参考画像12a~参考画像12cが項目情報として提示されている)。本実施形態に係る撮影装置は、ライブビュー画像11を解析することによって、撮影のシーンを推定し当該シーンに基づいて参考画像を提示する(図2及び図3も同様)。図1の例では、撮影装置は、撮影のシーンが「サッカー」であることに基づいて、同様に「サッカー」を撮影のシーンとする参考画像を提示している。
図2は、項目が「マニュアル設定」である場合に撮影装置がユーザに提示する参考画像等の具体例を示す図である(図2の例では、撮影のシーンが「滝」である場合の参考画像が示されている)。図2に示すように、表示領域10の右側には項目「マニュアル設定」に関する参考画像13a~参考画像13cが、各参考画像に対応する項目情報(図2の例では、「シャッタースピード:10秒」、「絞り値:F16」、「ISO感度:ISO1600」)と共に表示されている。
図3は、項目が「アクセサリ」である場合に撮影装置がユーザに提示する参考画像等の具体例を示す図である(図3の例では、撮影のシーンが「植物」である場合の参考画像が示されている)。図3に示すように、表示領域10の右側には項目「アクセサリ」に関する参考画像14a~参考画像14cが、各参考画像に対応する項目情報(図3の例では、「レンズ:S1018」(レンズの型番を想定)、「ガイドナンバー:56」、「NDフィルタ:ND8」)と共に表示されている。
このように本実施形態に係る撮影装置は、参考画像を、当該参考画像に対応する項目情報と共にユーザに提示するか、又は項目情報としてユーザに提示することによって、撮影の各シーンにおける魅力的な撮影画像を学ぶ機会をユーザに提供することができ、また、ユーザが求める画像のイメージを具体化させることができる。また、本実施形態に係る撮影装置は、習熟度情報に基づいてユーザに提示する項目を決定することで、提示する項目を動的に切り替えることができ、各項目がどのように作品の見た目に影響するかを学ぶ機会を、習熟度の段階に応じてユーザに提供することができる。
なお、表示領域10に表示される内容は図1~図3の例に限定されない。例えば、表示領域10に表示される参考画像の数は特に限定されず、表示される参考画像がスクロール等によって切り替えられてもよい。また、表示領域10におけるライブビュー画像11と参考画像のレイアウトも特に限定されない。また、提示される項目に対してユーザが集中できるように表示内容が適宜制御されてもよい。例えば、項目が「構図」である場合、ユーザが構図に集中できるように、EVFやモニタが白黒に表示されたり、その他の機能(例えば、マニュアル設定機能等)に関するメニューが非表示にされたりしてもよい。
<2.構成例>
上記では、本実施形態に係る撮影装置の機能概要について説明した。続いて、図4を参照して、本実施形態に係る撮影装置の構成例について説明する。図4は、本実施形態に係る撮影装置の構成例を示すブロック図である。
図4に示すように本実施形態に係る撮影装置100は、撮像部101と、信号処理部102と、画像格納部103と、記録部104と、参考画像取得部105と、参考画像記録部106と、提示制御部107と、提示部108と、習熟度算出部109と、習熟度記録部110と、ステップカウンタ111と、所有物記録部112と、所有物リスト113と、を備える。また、参考画像取得部105は、シーン推定部105aを備える。
撮像部101は、レンズ群、シャッター、各種フィルタ、及び撮像素子等を備える構成である。レンズ群は、例えば、最も被写体側に位置する前玉レンズ、被写体像のピント位置を制御するために用いられるフォーカシングレンズ、被写体像の像ぶれを補正するために用いられるぶれ補正レンズ等を備えるところ、レンズ群が備えるレンズの種類や枚数は特に限定されない。シャッターは、光路を開閉することによって撮像素子の露光状態を制御する。各種フィルタは、所望の波長の光のみを透過させるために用いられ、例えば光学的ローパスフィルターや赤外線カットフィルター等であり得るところ、フィルタの種類は特に限定されない。撮像素子は、結像面に複数の画素を備える構成であり、各々の画素は、レンズ群により結像された被写体像を電気的な信号(画素信号)に変換する。撮像素子は、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサアレイや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサアレイ等であり得るところ、必ずしもこれらに限定されない。
信号処理部102は、撮像部101の撮像素子から提供された画素信号に対して各種処理を施す構成である。例えば、信号処理部102は、画素信号に対して、ノイズ除去、ゲイン調節、波形整形、A/D変換、ホワイトバランス調節、輝度調節、コントラスト値調節、シャープネス(輪郭強調)調節、色補正、又はぶれ補正等を行う。なお、信号処理部102の処理内容はこれらに限定されない。
画像格納部103は、信号処理部102によって各種処理が施された撮影画像を一時的に格納する構成である。画像格納部103は、例えば各種メモリ等によって実現され得るところ、必ずしもこれに限定されない。
記録部104は、画像格納部103に一時的に格納されている撮影画像を長期間記録する構成である。記録部104は、例えば各種ハードディスク等によって実現され得るところ、必ずしもこれに限定されない(参考画像記録部106、習熟度記録部110、及び所有物記録部112についても同様)。なお図4では、記録部104が撮影装置100に備えられる場合を一例として示しているが、記録部104は撮影装置100の外部に備えられてもよい(参考画像記録部106、習熟度記録部110、及び所有物記録部112についても同様)。例えば、記録部104は、外付けの記録装置(例えば、メモリーカードや外付けハードディスク等)や、外部装置(例えば、外部のストレージやクラウドサーバ等)によって実現されてもよい。
シーン推定部105aは、撮影画像(ライブビュー画像)に基づいて撮影のシーンを推定する構成である。より具体的には、シーン推定部105aは、撮影画像を解析することで撮影画像における主要被写体の位置や大きさ等を認識したり、被写体の内容を認識したりすることで、撮影のシーンを推定する。
ここで、「撮影のシーン(以降、単に「シーン」と呼称する場合がある)」とは、撮影の対象や状況等を示す情報であればよい。より具体的には、シーンには、被写体に関する要素が含まれ得る。例えば、シーンには、被写体の内容(例えば、「風景」、「人間」、「動物」や、より詳細な「山」、「海」、「子供」、「老人」、「犬」、「猫」等)、被写体の行動(例えば、「サッカー」、「走る」、「泳ぐ」、「静止する」等)、被写体の位置する場所(例えば、「屋内」、「屋外」、「遊園地」等)、撮影画像における被写体の位置(例えば、「左側」、「中央付近」等)、大きさ(面積)、又は数(例えば、「2人」、「3個」等)が含まれ得る。また、シーンには、撮影の状況に関する要素が含まれ得る。例えば、シーンには、撮影環境(例えば、天気、時間帯、明るさ等)、撮影場所(例えば、「屋内」、「屋外」等)、撮影方法(例えば、「望遠」、「近接」等)が含まれ得る。また、シーンは、上記の各要素が組み合わされたものであってもよい。例えば、「子供」、「サッカー」、「2人」、「望遠」等が組み合わされることで、撮影のシーンが、「2人の子供がサッカーをしている様子が望遠で撮影されるシーン」であることが表されてもよい。このように複数の要素が組み合わされてシーンが表されることによって、後段の処理で、より適切な演出補助が行われ得る。
なお、シーン推定部105aによるシーンの推定方法は上記に限定されない。例えば、シーン推定部105aは、撮影装置100に備えられている各種センサ(図4に図示無し。例えば、位置センサやジャイロセンサ等)からのセンサデータに基づいて撮影装置100の位置や向き等を特定し、これらの情報も考慮してシーンを推定してもよい。例えば、撮影装置100が、有名な風景の撮影スポットに位置している場合、シーン推定部105aは、シーンが「風景」であると推定してもよい。これによって、シーン推定部105aは、シーンの推定精度を向上させることができる。また、シーン推定部105aが撮影のシーンを推定するトリガは特に限定されないところ、例えば、シーン推定部105aは、撮影ボタンの半押し、所定ボタンの押下、又はタッチパネルへのタッチ等の所定の操作がユーザによって行われたことをトリガとして撮影のシーンを推定してもよい。シーンが推定された後には、参考画像の提示等を含む演出補助が行われる(したがって、以降では撮影ボタンの半押し等の操作を「演出補助命令」とも呼称する)。
参考画像取得部105は、撮影画像(例えば、ライブビュー画像等)に基づいて参考画像を装置内又は装置外から取得する構成である。より具体的には、参考画像取得部105は、撮影画像を用いてシーン推定部105aによって推定されたシーンに基づいて参考画像を参考画像記録部106又は外部装置等(例えば、メモリーカード、外付けハードディスク、ストレージ、又はクラウドサーバ等)から取得する。例えば、参考画像取得部105は、シーン推定部105aによって推定されたシーンと同一または類似のシーンに関する参考画像を取得する。これによって、後段の処理で、撮影の対象や状況等に合った参考画像が提示される。
参考画像取得部105がシーンに基づいて参考画像を取得する方法は特に限定されない。例えば、後段で説明する参考画像記録部106は、複数の参考画像と、シーンに関するメタデータとを対応付けて記録しておき、参考画像取得部105は、当該メタデータと、シーン推定部105aによって推定されたシーンとを比較することで互いの類似度(又は関連度)に基づいて参考画像を取得してもよい。このとき、参考画像取得部105は、類似度の高い参考画像をより優先的に取得することで、より適切な参考画像を取得することができる。なお、参考画像の優先順位の決定方法は特に限定されない。例えば、撮影画像と参考画像とで撮影場所や撮影時期がより近かったり、参考画像を撮影したユーザの評価や参考画像自体の評価がより高いほど、優先順位がより高くなってもよい。また、参考画像がユーザの所有しないアクセサリを用いて撮影されたものである場合や、撮影装置100の性能や機能では撮影することができないものである場合等には、当該参考画像の優先順位がより低くなってもよい。
また、参考画像取得部105は、参考画像に対応する項目情報も参考画像記録部106から取得する。例えば、参考画像取得部105は、項目が「構図」である場合には参考画像における主要被写体の位置や大きさの情報を、項目が「マニュアル設定」である場合には、シャッタースピード、絞り値、ISO感度、露出、又はホワイトバランス等の設定値の情報を、項目が「アクセサリ」である場合には、レンズ、フィルタ、又はフラッシュ等を示す情報、それらの特徴を示す情報、又はそれらの設定値の情報をそれぞれ取得する。これによって、参考情報と共に項目情報のユーザへの提示が可能となる。
ここで、ユーザは、参考画像取得部105によって取得された複数の参考画像の中から参考とする参考画像を選択する(なお、参考画像は必ずしも選択されなくてもよい)。これによって後段の処理で、習熟度算出部109が撮影画像と参考画像とを比較することで習熟度情報を算出することができる。なお、ユーザによる参考画像の選択方法は特に限定されない。例えば、ユーザは所定ボタンの押下、タッチパネルへのタッチ、又は視線認識機能等によって複数の参考画像の中から所望の参考画像を選択することができる。また、ユーザが参考画像を選択した場合、当該参考画像と同一または類似のマニュアル設定等が自動的に行われてもよい。これによって、ユーザは、参考画像に類似した画像をより容易に撮ることができる。
参考画像記録部106は、参考画像と、参考画像に対応する項目情報を記録する構成である。上記のとおり、参考画像は、撮影において参考となる画像であることを想定しているところ、例えば、参考画像記録部106には、撮影装置100の製造時に、習熟度の高いユーザ(例えば、プロのカメラマン等)によって撮影された撮影画像や評価の高い撮影画像等が記録されたり、外部装置と通信可能な通信部(図4に図示無し)を介してこれらの画像が随時更新されたりする。
提示制御部107は、提示部108によってユーザに提示される情報を制御する構成である。例えば提示制御部107は、提示部108に含まれるEVFやモニタ等に表示されるライブビュー画像、参考画像、又は項目情報等の内容やレイアウト等を制御する。なお、取得された参考画像がユーザの所有しないアクセサリを用いて撮影されたものである場合や、撮影装置100の性能や機能では撮影することができないものである場合、提示制御部107は、当該参考画像を他の参考画像と区別可能な態様で提示部108に提示させたり(例えば、グレイアウトさせる等)、所定の警告を提示させたりしてもよい。また、提示制御部107は、ユーザが所有するアクセサリの中から代替品を提示させたり、撮影装置100相当の設定値を別途提示させたり(例えば、参考画像のISO値はISO50だが、撮影装置100がISO100以上のみに対応する場合にISO100を提示する等)、撮影装置100相当の設定値により参考画像を変換したりしてもよい(例えば、ノイズ感が重要なシーンにおいて、参考画像を撮影した撮影装置のISO1600のノイズが、撮影装置100のISO3200相当であれば、ISO値をISO3200に変換した参考画像を生成する等)。また、提示部108が音声出力機構等を含む場合、提示制御部107は、ユーザに提示される音声出力の内容を制御してもよい。提示制御部107は、制御の内容を示す制御情報を生成し、当該情報を提示部108に提供する。
提示部108は、提示制御部107から提供される制御情報に基づいて各種情報をユーザに提示する構成である。提示部108は、例えば図1~図3に示したように、複数の参考画像を、当該参考画像に対応する項目情報と共にユーザに提示するか(例えば図2や図3のように、参考画像が、マニュアル設定やアクセサリに関する項目情報と共に提示される場合)、又は項目情報としてユーザに提示する(例えば図1のように、参考画像が項目情報として提示される場合)。その際提示部108は、例えば図1~図3に示したように、ライブビュー画像を、参考画像等と共にユーザに提示する。これによって、ユーザは、参考画像を参考にしながら撮影を行い易くなる。上記のとおり提示部108は、EVFやモニタ等の表示機構を含むところ、例えばスピーカ等の音声出力機構等を備えていてもよい。なお、提示部108の内容は必ずしもこれらに限定されない。
習熟度算出部109は、撮影画像と参考画像とを比較することで習熟度情報を算出する構成である。より具体的には、習熟度算出部109は、参考画像を参考にして撮影が行われる場合のポイント(以降、「撮影ポイント」と呼称する)を、撮影画像がどれだけ満たしているかに基づいて習熟度情報を算出する。撮影ポイントは、項目の内容によって異なる。項目が「構図」である場合、撮影ポイントには、例えば主要被写体の位置や大きさに関する要素が含まれ、項目が「マニュアル設定」である場合、撮影ポイントには、例えばシャッタースピード、絞り値、ISO感度、露出、又はホワイトバランス等の値に関する要素が含まれ、項目が「アクセサリ」である場合、撮影ポイントには、例えばレンズ、フィルタ、又はフラッシュ等に関する要素(アクセサリを示す情報、アクセサリの特徴を示す情報、又はアクセサリの設定に関する情報等を含む)が含まれる。なお、撮影ポイントは、項目毎に各要素の重み付けが異なっていてもよい。例えば、項目が「構図」である場合、例えば主要被写体の位置や大きさに関する要素の重みが他要素に比べて大きく設定されてもよい(項目「マニュアル設定」や項目「アクセサリ」についても同様)。
習熟度算出部109は、撮影画像自体を解析したり、撮影画像に付加されたメタデータ等(例えば、Exif(Exchangeable image file format)等)を参照したりして、撮影ポイントとなる上記の各要素の情報(以降、「第1の撮影ポイント情報」と呼称する)を取得する。また、習熟度算出部109は、参考画像取得部105によって取得された参考画像を解析したり、同じく取得された項目情報を参照したりして、第1の撮影ポイント情報と同一又は類似の要素の情報(以降、「第2の撮影ポイント情報」と呼称する)を取得する。そして、習熟度算出部109は、第1の撮影ポイント情報と第2の撮影ポイント情報とを比較し、互いの類似度等(なお、必ずしも類似度に限定されない)を習熟度情報として算出する。
また、習熟度算出部109は、撮影の状況にも基づいて習熟度情報を算出してもよい。例えば習熟度算出部109は、上記の撮影ポイントを満たす撮影画像が撮れる確率(又は回数等)、又は上記の撮影ポイントを満たす撮影画像が撮れるまでの所要時間(例えば、ユーザにより参考画像が選択されてから撮影画像が撮れるまでの所要時間等)にも基づいて習熟度情報を算出してもよい。これにより、習熟度算出部109は、習熟度情報の精度を向上させることができる。
なお、習熟度算出部109による習熟度情報の算出方法は上記に限定されない。例えば、習熟度算出部109は、ユーザの習熟度に相当する情報(例えば、ユーザの作品に対する評価、ユーザの資格、ユーザの職歴や就職先企業等の情報)を外部装置(例えば、SNSやコミュニティサイトの管理サーバ等)から取得し、これらの情報にも基づいて習熟度情報を算出してもよい。また、習熟度算出部109は、習熟度情報として「習熟度カウンタ」を有し、例えば撮影画像が撮影ポイントを満たしていれば習熟度カウンタを加算し、そうでなければ習熟度カウンタを減算することで習熟度情報を算出してもよい。このとき、撮影ポイントのうちより重要な要素については加算又は減算される値が、他要素に比べて大きく設定されてもよい。また、撮影ポイントのうちより難易度の高い要素が満たされている場合には加算される値が他要素に比べて大きく設定されたり、より難易度の低い要素が満たされていない場合には減算される値が他要素に比べて大きく設定されたりしてもよい。
習熟度記録部110は、習熟度情報を記録する構成である。より具体的には、習熟度算出部109が習熟度情報を算出した後、習熟度記録部110は、当該習熟度情報を受けて記録する。なお、撮影装置100を使用するユーザが複数人存在する場合、習熟度記録部110は、ユーザ毎に所有物情報を管理することができる。その場合、所定の方法によって撮影装置100を使用しているユーザが認証される(例えば、ID及びパスワードによる認証や生体認証等)。
ステップカウンタ111は、撮影の補助のために提示される項目の決定に用いられる情報を管理する構成である。より具体的には、ステップカウンタ111は、習熟度情報に基づいて、提示される項目の決定に用いられる値を算出する。習熟度情報が数値形式である場合(なお、習熟度情報は必ずしも数値形式である必要はない)、ステップカウンタ111は、例えば、ある範囲の数値を値「1」に対応付け、別の範囲の数値を値「2」に対応付け、さらに別の範囲の数値を値「3」に対応付ける等する。そして、例えば値が「1」であれば項目「構図」が提示され、値が「2」であれば項目「マニュアル設定」が提示され、値が「3」であれば項目「アクセサリ」が提示される等のように、これらの値は、提示される項目の決定に使用される。本実施形態において、ステップカウンタ111は、ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、撮影の補助のために提示される項目を決定する補助制御部として機能する(参考画像取得部105等の他の構成も補助制御部として機能してもよい)。なお、ステップカウンタ111は、これらの値と習熟度情報との対応付けの方法(上記の例では、習熟度情報である数値の範囲等)を適宜変更してもよい。例えば、ステップカウンタ111は、習熟度情報である数値の大きさに基づいて、これらの値と習熟度情報との対応付けの方法を変更してもよい。
所有物記録部112は、撮影装置100を使用するユーザの所有物(アクセサリ)に関する情報(以降、「所有物情報」と呼称する)を記録する構成である。所有物記録部112への記録方法については、ユーザが撮影装置100自体に直接入力する場合や、外部装置(例えば、PCやスマートフォン等)を介して入力する場合、又は撮影装置100とアクセサリが自動的に通信連携することによって入力が行われる場合等が想定され得るところ、必ずしもこれらの方法に限定されない。
所有物リスト113は、ユーザの所有物(アクセサリ)に基づいて参考画像等が取得される際に用いられる情報を管理する構成である。例えば、所有物記録部112に記録されている所有物情報に基づいて所有物リスト113に情報が設定され、参考画像取得部105は、当該情報に基づいて参考画像等を参考画像記録部106から取得することができる。なお、所有物リスト113に設定される情報は、所有物情報から抽出された情報(換言すると、参考画像等の取得に不要な情報が所有物情報から除去された後の情報)や所有物情報を上位概念化した情報(例えば、所有物情報がレンズの製品番号を含む場合には、そのレンズの種類を示す情報等)であり得るところ、必ずしもこれらに限定されない。
以上、撮影装置100の構成例について説明した。なお、図4を用いて説明した上記の構成はあくまで一例であり、撮影装置100の構成は係る例に限定されない。より具体的には、撮影装置100は、図4に示す構成の全てを必ずしも備えなくてもよいし、図4に示されていない構成を備えていてもよい。例えば、図4に示す構成の一部が外部装置によって実現され、撮影装置100は当該装置と通信連携を行うことで各種機能を実現してもよい。
また、図4に示す構成の一部(例えば、シーン推定部105a、参考画像取得部105、及び習熟度算出部109等)は、人工知能(AI:Artificial Intelligence)技術、又は機械学習技術によって実現されてもよい。例えば、図4に示す構成の一部の機能は、ニューラルネットワークや回帰モデル等の機械学習技術により実現され得る。より具体的には、参考画像取得部105の機能が機械学習技術により実現される場合、シーン推定部105aによって推定されたシーンと、取得される参考画像や項目情報とを紐づけた学習データが、ニューラルネットワークや回帰モデルを用いた所定の計算モデルに入力されることで学習が行われ、生成されたパラメータを有する処理モデルが実装された処理回路によって、参考画像取得部105の機能が実現され得る。
<3.処理フロー例>
上記では、本実施形態に係る撮影装置100の構成例について説明した。続いて、撮影装置100の処理フロー例について説明する。
(3.1.撮影処理全体の処理フロー例)
まず、図5を参照して、撮影装置100による撮影処理全体の処理フロー例について説明する。図5は、撮影装置100による撮影処理全体の処理フロー例を示すフローチャートである。
例えば、ユーザが操作入力部(図4に図示無し)を用いて撮影装置100の電源を入れた場合、ステップS1000では、習熟度記録部110に記録されている習熟度情報が読み出され、ステップS1004では、読み出された習熟度情報に基づいてステップカウンタ111に値が設定される。ステップS1008では、所有物記録部112に記録されている所有物情報が読み出され、ステップS1012では、読み出された所有物情報に基づいて所有物リスト113に値が設定される。そしてステップS1016では、撮影処理が行われることで、撮影処理全体の処理が終了する。
(3.2.撮影処理の処理フロー例)
続いて、図6を参照して、図5のステップS1016で行われる撮影処理をより詳細に示した処理フロー例について説明する。図6は、図5のステップS1016で行われる撮影処理の処理フロー例を示すフローチャートである。
ステップS1100では、ユーザによる演出補助命令が行われたか否かが判定される。例えば、ユーザによって撮影ボタンの半押し等の操作が行われたか否かが判定される。ユーザによる演出補助命令が行われた場合(ステップS1100/Yes)、ステップS1104にて、演出補助処理が行われる。例えば、図1~図3で示したように、参考画像や項目情報の提示が行われる。演出補助処理の詳細については後述する。ユーザによる演出補助命令が行われなかった場合(ステップS1100/No)には、ステップS1104の処理は省略される。
ステップS1108では、撮影のための事前操作が行われる。例えば、ユーザが、撮影装置100にアクセサリを装着したり、マニュアル設定を行ったり、複数の参考画像の中から所望の参考画像を選択したりする。なお、事前操作の内容はこれらに限定されない。ステップS1112では、ユーザによって撮影ボタンが押下されたか否かが判定される。ユーザによって撮影ボタンが押下された場合(ステップS1112/Yes)、ステップS1116にて、撮影画像が記録される。より具体的には、撮像部101の撮像素子における各画素が被写体像を画素信号に変換し、信号処理部102が画素信号に対して各種処理を施すことで撮影画像を生成し、画像格納部103に格納する。その後、記録部104が画像格納部103から撮影画像を受け記録する。
ステップS1120では、ユーザの撮影に関する習熟度の算出処理が行われる。習熟度の算出処理の詳細については後述する。なお図6の例では、撮影ボタンが押下され撮影が行われる度に習熟度の算出が行われることが表されているところ、必ずしもこれに限定されない。例えば、習熟度は、所定の撮影回数毎又は所定の期間毎に行われてもよい。そして、ユーザによって撮影装置100の電源が切られた場合(ステップS1124/Yes)、一連の撮影処理が終了する。ユーザによって撮影装置100の電源が切られていない場合(ステップS1124/No)、処理がステップS1100に戻り、演出補助処理や撮影画像の記録等が継続して行われる。
(3.3.演出補助処理の処理フロー例)
続いて、図7を参照して、図6のステップS1104で行われる演出補助処理をより詳細に示した処理フロー例について説明する。図7は、図6のステップS1104で行われる演出補助処理の処理フロー例を示すフローチャートである。
ステップS1200では、参考画像取得部105が、ステップカウンタ111から値を取得する。例えば、ステップカウンタ111の値が「1」である場合(ステップS1204/Yes)、ステップS1208にて、項目「構図」に関する項目情報や参考画像が提示されることで一連の演出補助処理が終了する。項目情報や参考画像の提示処理の詳細については後述する(ステップS1216及びステップS1224についても同様)。
ステップカウンタ111の値が「2」である場合(ステップS1204/NoかつステップS1212/Yes)、ステップS1216にて、項目「マニュアル設定」に関する項目情報や参考画像が提示されることで一連の演出補助処理が終了する。
ステップカウンタ111の値が「3」である場合(ステップS1212/NoかつステップS1220/Yes)、ステップS1224にて、項目「アクセサリ」に関する項目情報や参考画像が提示されることで一連の演出補助処理が終了する。ステップカウンタ111の値が「1」~「3」でない場合(ステップS1220/No)には、演出補助のための項目情報や参考画像は提示されない。なお、演出補助処理に用いられるステップカウンタ111の値は上記に限定されない。
(3.4.項目情報や参考画像の提示処理の処理フロー例)
続いて、図8を参照して、図7のステップS1208、ステップS1216、及びステップS1224で行われる項目情報や参考画像の提示処理をより詳細に示した処理フロー例について説明する。図8は、図7のステップS1208、ステップS1216、及びステップS1224で行われる項目情報や参考画像の提示処理の処理フロー例を示すフローチャートである。
ステップS1300では、撮影画像(ライブビュー画像)が画像格納部103に格納される。より具体的には、撮像部101の撮像素子における各画素が被写体像を画素信号に変換し、信号処理部102が画素信号に対して各種処理を施すことで撮影画像を生成し、画像格納部103に格納する。
ステップS1304では、シーン推定部105aが、撮影画像(ライブビュー画像)に基づいて撮影のシーンを推定する。より具体的には、シーン推定部105aは、撮影画像を解析することで撮影画像における主要被写体の位置や大きさ等を認識したり、被写体の内容を認識したりすることで、撮影のシーンを推定する。ステップS1308では、参考画像取得部105が、推定されたシーン等に基づいて参考画像及び項目情報を参考画像記録部106から読み出す。より具体的には、参考画像取得部105は、シーン推定部105aによって推定されたシーンと、参考画像記録部106に記録されている参考画像のメタデータとを比較することで互いの類似度(又は関連度)に基づいて参考画像を取得する。なお上記のとおり、シーン推定部105aや参考画像取得部105等が人工知能技術、又は機械学習技術によって実現されてもよい。ステップS1312では、表示画像が表示される。より具体的には、提示制御部107がライブビュー画像と参考画像(優先順位の高い参考画像)を用いて表示画像を生成し、提示部108が当該画像を表示する。
このとき、項目が「構図」である場合には図1に示したように参考画像が項目情報として表示される(なお、必ずしも表示される必要はないが、項目情報は、参考画像における主要被写体の位置や大きさに関する情報を含んでいるとする)。また、項目が「マニュアル設定」である場合には図2に示したように、参考画像と共に項目情報として例えばシャッタースピード、絞り値、ISO感度、露出、又はホワイトバランス等の設定値の情報が表示される。また、項目が「アクセサリ」である場合には図3に示したように、参考画像と共に項目情報として例えばレンズ、フィルタ、又はフラッシュ等を示す情報、それらの特徴を示す情報、又はそれらの設定値の情報が表示される。以上により、項目情報や参考画像の提示処理が終了する。
(3.5.習熟度の算出処理の処理フロー例)
続いて、図9を参照して、図6のステップS1120で行われる習熟度の算出処理をより詳細に示した処理フロー例について説明する。図9は、図6のステップS1120で行われる習熟度の算出処理の処理フロー例を示すフローチャートである。
ステップS1400では、習熟度算出部109が撮影画像の判定処理を行う。より具体的には、習熟度算出部109は、参考画像取得部105から提供された項目情報に基づいて、撮影画像が参考画像の撮影ポイントをどれだけ満たしているかを判定する。項目が「構図」である場合、撮影ポイントには、例えば主要被写体の位置や大きさに関する要素が含まれ、項目が「マニュアル設定」である場合、撮影ポイントには、例えばシャッタースピード、絞り値、ISO感度、露出、又はホワイトバランス等の設定値に関する要素が含まれ、項目が「アクセサリ」である場合、撮影ポイントには、例えばレンズ、フィルタ、又はフラッシュ等に関する要素(アクセサリを示す情報、アクセサリの特徴を示す情報、又はアクセサリの設定値の情報等を含む)が含まれる。
ステップS1404では、習熟度算出部109が、ステップS1400での判定結果に基づいて習熟度情報を更新し、習熟度情報を習熟度記録部110に記録する。ステップS1408では、ステップカウンタ111の値が習熟度情報等に基づいて適宜更新され、習熟度の算出処理が終了する。
なお、図5~図9のフローチャートにおける各ステップは、必ずしも記載された順序に沿って時系列に処理される必要はない。すなわち、フローチャートにおける各ステップは、記載された順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
<4.項目「レタッチ」に関する機能>
上記では、撮影装置100の処理フロー例について説明した。続いて、項目「レタッチ」に関する機能について説明する。
上記で説明したとおり、撮影の補助のために提示される項目には、「構図」、「マニュアル設定」、又は「アクセサリ」等だけでなく、「レタッチ」が含まれてもよい。ここで、「レタッチ」とは、撮影画像を編集すること(例えば、撮影画像における明るさ、コントラスト、又は色調の変更、撮影画像の拡大、縮小、切り抜き、又は回転等のように、撮影画像の見た目に影響を与える処理全般を含む)を指す。なお、レタッチを行う装置は特に限定されない。例えば、レタッチは、撮影装置100又は種々の外部装置(例えば、PC、スマートフォン、又は専用機器等)によって行われ得る。以降では、レタッチがPCによって行われる場合を一例として説明する。
撮影の補助のために提示される項目が「レタッチ」である場合、参考画像記録部106には、レタッチ後の参考画像、及び参考画像に施されたレタッチの具体的な内容を含む項目情報(例えば、レタッチが施された参考画像中の領域や被写体等に関する情報も含まれ得る)が記録されている。なお、項目情報は、参考画像に施されたレタッチの具体的な内容だけに限定されず、その他の情報(例えば、構図、マニュアル設定、又はアクセサリに関する情報等)を含んでいてもよい。参考画像取得部105は、シーン推定部105aによって推定されたシーンに基づいて参考画像及び項目情報を参考画像記録部106から取得する。そして、提示制御部107は、提示部108にこれらの情報を提示させる。例えば、提示制御部107は、提示部108であるEVFやモニタ等に(レタッチ後の)参考画像又は項目情報を表示させる。なお、提示制御部107は、撮影時にユーザが認識すべき情報のみを提示部108に提示させることがより望ましい。換言すると、提示制御部107は、撮影後に行われる(PC等を用いた)レタッチ作業に関する情報(例えば、レタッチ作業の指示に関する情報等)を提示部108に提示させないことがより望ましい。これによって、撮影時に不要な情報が排除されるため、ユーザは撮影に集中できる。
撮影が行われた後に、撮影画像は、レタッチを行うPCに提供される。例えば、撮影装置100からの通信連携や外部記憶媒体等によって撮影画像がPCに提供される。このとき、項目情報のうち、レタッチの具体的な内容等(例えば、レタッチが施されるべき撮影画像中の領域や被写体等に関する情報も含まれ得る)のような、レタッチ作業時にユーザが認識すべき情報(以降、「レタッチ情報」と呼称する)が、撮影画像に対応付けられる。レタッチ情報と撮影画像との対応付けの方法は特に限定されない。例えば、レタッチ情報が撮影画像のメタデータに格納されることで対応付けが行われてもよい。また、レタッチ情報の識別情報(例えば、ID等)が撮影画像のメタデータに格納されることで対応付けが行われ、かつ、レタッチ情報が外部装置(例えば、クラウドサーバ等)に記録されてもよい。これによって、レタッチを行うPCは、レタッチ情報の識別情報に基づいて外部装置からレタッチ情報を取得することができる。そしてレタッチ作業時に、PCは、撮影画像と共に当該レタッチ情報をユーザに提示することで、ユーザに適切なレタッチ作業を促す(指示する)。
その後、レタッチが施された撮影画像を用いて、上記で説明した習熟度の算出処理(例えば、図6のステップS1120、及び図9参照)が行われる。例えば、習熟度算出部109に相当する構成が、レタッチを行ったPCに備えられることで、PCがレタッチ後の撮影画像と参考画像とを比較すること等によって習熟度を算出してもよい。また、習熟度算出部109に相当する構成が、SNSサイトを管理するサーバ等に備えられ、レタッチ後の撮影画像が当該サーバに提供されることで、当該サーバがレタッチ後の撮影画像と参考画像とを比較すること等によって習熟度を算出してもよい。算出された習熟度は撮影装置100に提供され、提示項目の決定に用いられ得る。
近年、撮影画像がレタッチを施される場合が少なくない。また、撮影画像の見栄えはレタッチの質に影響されることから、上記のようなレタッチに関する機能が実現されることで、ユーザは、撮影だけでなく、レタッチによって作品が完成するまでの一連の工程について学習することができ、撮影画像にレタッチを適切に施すことができる。
<5.むすび>
以上で説明してきたように、本実施形態に係る撮影装置100は、ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、撮影の補助のために提示される項目を決定し、当該項目に関する情報である項目情報をユーザに提示する。そして、撮影装置100は、撮影において参考となる画像である参考画像を、当該参考画像に対応する項目情報と共にユーザに提示するか、又は項目情報としてユーザに提示する。
これによって、撮影装置100は、撮影の各シーンにおける魅力的な撮影画像を学ぶ機会をユーザに提供することができ、また、ユーザが求める撮影画像のイメージを具体化させることができる。また、撮影装置100は、習熟度情報に基づいてユーザに提示する項目を決定することで、提示する項目を動的に切り替えることができ、各項目がどのように作品の見た目に影響するかを学ぶ機会を、習熟度の段階に応じてユーザに提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の実施形態では主に静止画を用いて説明したところ、本開示は動画に対しても適用可能である。本開示が動画に対して適用される場合、ユーザに提示される項目には、「カット割り」等、動画の作成に関係する要素が含まれ得る。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的又は例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、又は上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、前記撮影の補助のために提示される項目を決定する補助制御部と、
前記項目に関する情報である項目情報を前記ユーザに提示する提示部と、を備える、
撮影装置。
(2)
前記提示部は、前記撮影において参考となる画像である参考画像を、前記参考画像に対応する前記項目情報と共に前記ユーザに提示するか、又は前記項目情報として前記ユーザに提示する、
前記(1)に記載の撮影装置。
(3)
前記提示部は、複数の前記参考画像を、前記参考画像に対応する前記項目情報と共に前記ユーザに提示するか、又は前記項目情報として前記ユーザに提示する、
前記(2)に記載の撮影装置。
(4)
前記提示部は、ライブビュー画像を、前記参考画像と共に前記ユーザに提示する、
前記(2)又は(3)に記載の撮影装置。
(5)
前記ライブビュー画像に基づいて前記参考画像を装置内又は装置外から取得する参考画像取得部をさらに備える、
前記(4)に記載の撮影装置。
(6)
参考画像取得部は、前記ライブビュー画像に基づいて前記撮影のシーンを推定するシーン推定部を備え、
前記シーン推定部によって推定された前記シーンに基づいて前記参考画像を装置内又は装置外から取得する、
前記(5)に記載の撮影装置。
(7)
撮影された画像と、前記参考画像とを比較することで前記習熟度情報を算出する習熟度算出部をさらに備える、
前記(2)から(6)のいずれか1項に記載の撮影装置。
(8)
前記習熟度算出部は、前記撮影の状況にも基づいて前記習熟度情報を算出する、
前記(7)に記載の撮影装置。
(9)
前記項目は、画像の構図に関する項目、撮影処理の設定に関する項目、又は撮影処理に用いられるアクセサリに関する項目のうちの少なくともいずれか一つを含む、
前記(1)から(8)のいずれか1項に記載の撮影装置。
(10)
ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、前記撮影の補助のために提示される項目を決定することと、
前記項目に関する情報である項目情報を前記ユーザに提示することと、を有する、
コンピュータにより実行される撮影方法。
(11)
ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、前記撮影の補助のために提示される項目を決定することと、
前記項目に関する情報である項目情報を前記ユーザに提示することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
100 撮影装置
101 撮像部
102 信号処理部
103 画像格納部
104 記録部
105 参考画像取得部
105a シーン推定部
106 参考画像記録部
107 提示制御部
108 提示部
109 習熟度算出部
110 習熟度記録部
111 ステップカウンタ
112 所有物記録部
113 所有物リスト

Claims (9)

  1. ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、前記撮影の補助のために提示される項目を決定する補助制御部と、
    前記項目に関する情報である項目情報を前記ユーザに提示し、前記撮影において参考となる画像である参考画像を、前記参考画像に対応する前記項目情報と共に前記ユーザに提示するか、又は前記項目情報として前記ユーザに提示する提示部と、
    撮影された画像と前期参考画像とを比較することにより、撮影された画像が前記項目に応じた要素を含む、前記参考画像を参考にして撮影が行われる際の撮影ポイントをどれだけ満たしているかに基づき前記習熟度情報を算出する習熟度算出部と、
    を備える、
    撮影装置。
  2. 前記提示部は、複数の前記参考画像を、前記参考画像に対応する前記項目情報と共に前記ユーザに提示するか、又は前記項目情報として前記ユーザに提示する、
    請求項に記載の撮影装置。
  3. 前記提示部は、ライブビュー画像を、前記参考画像と共に前記ユーザに提示する、
    請求項に記載の撮影装置。
  4. 前記ライブビュー画像に基づいて前記参考画像を装置内又は装置外から取得する参考画像取得部をさらに備える、
    請求項に記載の撮影装置。
  5. 参考画像取得部は、前記ライブビュー画像に基づいて前記撮影のシーンを推定するシーン推定部を備え、
    前記シーン推定部によって推定された前記シーンに基づいて前記参考画像を装置内又は装置外から取得する、
    請求項に記載の撮影装置。
  6. 前記習熟度算出部は、前記撮影の状況にも基づいて前記習熟度情報を算出する、
    請求項に記載の撮影装置。
  7. 前記項目は、画像の構図に関する項目、撮影処理の設定に関する項目、又は撮影処理に用いられるアクセサリに関する項目のうちの少なくともいずれか一つを含む、
    請求項1に記載の撮影装置。
  8. ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、前記撮影の補助のために提示される項目を決定することと、
    前記項目に関する情報である項目情報を前記ユーザに提示し、前記撮影において参考となる画像である参考画像を、前記参考画像に対応する前記項目情報と共に前記ユーザに提示するか、又は前記項目情報として前記ユーザに提示することと、
    撮影された画像と前期参考画像とを比較することにより、撮影された画像が前記項目に応じた要素を含む、前記参考画像を参考にして撮影が行われる際の撮影ポイントをどれだけ満たしているかに基づき前記習熟度情報を算出することと、
    を有する、
    コンピュータにより実行される撮影方法。
  9. ユーザの撮影に関する習熟度情報に基づいて、前記撮影の補助のために提示される項目を決定することと、
    前記項目に関する情報である項目情報を前記ユーザに提示し、前記撮影において参考となる画像である参考画像を、前記参考画像に対応する前記項目情報と共に前記ユーザに提示するか、又は前記項目情報として前記ユーザに提示することと、
    撮影された画像と前期参考画像とを比較することにより、撮影された画像が前記項目に応じた要素を含む、前記参考画像を参考にして撮影が行われる際の撮影ポイントをどれだけ満たしているかに基づき前記習熟度情報を算出することと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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