JP2009048136A - 焦点調節装置及び焦点調節方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 合焦位置の検出を短時間で行うことが可能な焦点調節装置及び焦点調節方法を提供する。
【解決手段】 レリーズスイッチが半押しされると(S1オン)、まず、AFサーチ範囲が決定される(ステップS10)。次に、基準焦点深度倍率bが算出され(ステップS12)、S1オン時のズームポジションに対応する絞り値Fno.が求められ、サーチ間隔sが算出される(ステップS14)。次に、上記AFサーチ範囲とサーチ間隔sを用いてAFサーチが開始される(ステップS16)。そして、AFサーチ範囲内においてサーチ間隔sごとにAF評価値が取得される(ステップS18、S20)。次に、上記ステップS18及びS20において取得したAF検出ポイントごとのAF評価値から補間演算(例えば、線形補間、スプライン補間)によりピーク位置(ベストピント位置)が検出され(ステップS22)、フォーカスレンズ14が駆動されて合焦位置に移動する(ステップS24)。
【選択図】 図5

Description

本発明は焦点調節装置及び焦点調節方法に係り、特に撮影装置(電子カメラ)のオートフォーカス制御に用いられる焦点調節装置及び焦点調節方法に関する。
特許文献1及び2には、粗いステップで合焦位置のサーチを行った後に、必要に応じて細かいステップで再度サーチを行うカメラが開示されている。
特許文献3には、第1のコントラストサーチでピークが不明瞭な場合に、第1のコントラストサーチのほぼ中間のフォーカス位置で再度第2のサーチを行うオートフォーカス装置が開示されている。
特開2006−227605号公報 特開2004−325517号公報 特開2000−338387号公報
上記特許文献1から3に記載の技術では、合焦位置の検出精度を高めるために、広いサーチ間隔と狭いサーチ間隔で合焦位置のサーチを2回繰り返す必要があるため、合焦位置の検出に時間がかかるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、合焦位置の検出を短時間で行うことが可能な焦点調節装置及び焦点調節方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る焦点調節装置は、フォーカス光学系を含む撮影手段によって撮影された被写体の画像信号を取得する画像取得手段と、所定の焦点距離において所定の空間周波数の被写体に対して求められたコントラスト特性を取得し、該コントラスト特性に基づいて撮影時のサーチ間隔を算出するサーチ間隔算出手段と、前記フォーカスレンズを所定のサーチ範囲内の前記サーチ間隔ごとの検出ポイントに移動させて、前記画像信号から各検出ポイントにおける焦点評価値を取得する焦点評価値取得手段と、前記焦点評価値取得手段により取得した各検出ポイントにおける焦点評価値を用いて合焦位置の検出を行う合焦検出手段とを備えることを特徴とする。
上記第1の態様によれば、コントラスト特性及び焦点距離(ズームポジション)に基づいて適切にサーチ間隔を設定することで、1回のAFサーチで高精度の合焦検出を実現することができるので、合焦位置の検出に要する時間を短縮することができる。
本発明の第2の態様は、上記第1態様に係る焦点調節装置において、前記サーチ間隔算出手段は、前記コントラスト特性からピーク位置を検出することが可能なサーチ間隔の最大値を求め、該サーチ間隔の最大値から基準焦点深度倍率を算出し、撮影時の焦点距離に応じて、前記撮影時の焦点深度倍率が前記基準焦点深度倍率と等しくなるようなサーチ間隔を算出することを特徴とする。
本発明の第3の態様は、上記第1又は第2の態様に係る焦点調節装置において、前記所定の空間周波数は、600TVから700TVであることを特徴とする。
本発明の第4の態様は、上記第1から第3の態様に係る焦点調節装置において、前記コントラスト特性は、MTF特性、又は前記撮影手段により撮影された画像信号の高周波成分を抽出して生成された焦点評価値特性であることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、上記第1から第4の態様に係る焦点調節装置において、前記サーチ間隔算出手段によって算出されたサーチ間隔と前記サーチ範囲から前記検出ポイントごとの焦点評価値を取得する回数を示すサーチ回数を算出し、前記サーチ回数が所定回数未満の場合に、前記撮影時のサーチ間隔を、前記サーチ間隔算出手段によって算出されたサーチ間隔よりも狭くするサーチ間隔変更手段を更に備えることを特徴とする。
上記第5の態様によれば、サーチ回数が所定値未満の場合にサーチ回数を増加させることにより、最小限のサーチ回数で合焦位置の検出を行うことができる。
本発明の第6の態様に係る焦点調節装置は、フォーカス光学系を含む撮影手段によって撮影された被写体の画像信号を取得する画像取得手段と、前記フォーカスレンズを所定のサーチ範囲内で移動させて合焦位置の検出を行うときの焦点評価値の検出ポイントの間隔を示すサーチ間隔を算出し、前記サーチ範囲と前記サーチ間隔から焦点評価値を取得する回数を示すサーチ回数を算出し、前記サーチ回数が所定回数未満の場合に、前記撮影時のサーチ間隔を、前記算出したサーチ間隔よりも狭くするサーチ間隔算出手段と、前記フォーカスレンズを前記サーチ範囲内の前記サーチ間隔ごとの検出ポイントに移動させて、前記画像信号から各検出ポイントにおける焦点評価値を取得する焦点評価値取得手段と、前記焦点評価値取得手段により取得した各検出ポイントにおける焦点評価値を用いて合焦位置の検出を行う合焦検出手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第7の態様に係る焦点調節方法は、フォーカス光学系を含む撮影手段によって撮影された被写体の画像信号を取得する画像取得工程と、所定の焦点距離において所定の空間周波数の被写体に対して求められたコントラスト特性を取得し、該コントラスト特性に基づいて撮影時のサーチ間隔を算出するサーチ間隔算出工程と、前記フォーカスレンズを前記サーチ間隔の検出ポイントに移動させて、前記画像信号から各検出ポイントにおける焦点評価値を取得する焦点評価値取得工程と、前記焦点評価値取得工程により取得した各検出ポイントにおける焦点評価値を用いて合焦位置の検出を行う合焦検出工程とを備えることを特徴とする。
本発明の第8の態様は、上記第7の態様に係る焦点調節方法において、前記サーチ間隔算出工程は、前記コントラスト特性からピーク位置を検出することが可能なサーチ間隔の最大値を求める工程と、該サーチ間隔の最大値から基準焦点深度倍率を算出し、撮影時の焦点距離に応じて、前記撮影時の焦点深度倍率が前記基準焦点深度倍率と等しくなるようなサーチ間隔を算出する工程とを備えることを特徴とする。
本発明の第9の態様は、上記第7又は第8の態様に係る焦点調節方法において、前記サーチ間隔算出工程において算出された第1サーチ間隔と前記サーチ範囲から前記検出ポイントごとの焦点評価値を取得する回数を示すサーチ回数を算出する工程と、前記サーチ回数が書定位置未満の場合に、前記撮影時のサーチ間隔を、前記第1サーチ間隔よりも狭い第2サーチ間隔に変更するサーチ間隔変更工程とを更に備えることを特徴とする。
本発明の第10の態様に係る焦点調節方法は、フォーカス光学系を含む撮影手段によって撮影された被写体の画像信号を取得する画像取得工程と、前記フォーカスレンズを所定のサーチ範囲内で移動させて合焦位置の検出を行うときの焦点評価値の検出ポイントの間隔を示すサーチ間隔を算出し、前記サーチ範囲と前記サーチ間隔から焦点評価値を取得する回数を示すサーチ回数を算出し、前記サーチ回数が所定回数未満の場合に、前記撮影時のサーチ間隔を、前記算出したサーチ間隔よりも狭くするサーチ間隔算出工程と、前記フォーカスレンズを前記サーチ範囲内の前記サーチ間隔ごとの検出ポイントに移動させて、前記画像信号から各検出ポイントにおける焦点評価値を取得する焦点評価値取得工程と、前記焦点評価値取得工程において取得した各検出ポイントにおける焦点評価値を用いて合焦位置の検出を行う合焦検出工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、コントラスト特性及び焦点距離(ズームポジション)に基づいて適切にサーチ間隔を設定することで、1回のAFサーチで高精度の合焦検出を実現することができるので、合焦位置の検出に要する時間を短縮することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る焦点調節装置及び焦点調節方法の好ましい実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る焦点調節装置を備えた撮影装置の主要構成を示すブロック図である。図1に示すように、撮影装置10(以下、カメラ10という)は、静止画及び動画の記録及び再生機能を備えた電子カメラである。中央処理装置(CPU)66は、所定のプログラムに従ってカメラ10全体の動作を制御するとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算等の各種演算を実施する。電源回路40は、本カメラシステムの各ブロックに電源を供給する。
CPU66には、システムバス52を介してフラッシュROM54及びSDRAM56が接続されている。フラッシュROM54には、CPU66が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ、カメラ動作に関する各種定数/情報、ユーザ設定情報等のカメラ10の動作に関する各種設定情報等が格納されている。SDRAM56には、プログラムの展開領域、CPU66の演算作業用領域、及び画像データや音声データの一時記憶領域が設けられている。
操作部68は、電源スイッチ、モード選択スイッチ、撮影モード切替スイッチ、レリーズスイッチ、メニュー/OKキー、十字キー、キャンセルキーを含んでいる。操作部68からの信号はCPU66に入力され、CPU66は操作部68からの入力信号に基づいてカメラ10の各回路を制御し、例えば、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、表示部74の表示制御等を行う。
電源スイッチは、カメラ10の電源のオン・オフを切り替えるための操作手段である。
モード選択スイッチは、撮影モードと再生モードとを切り替えるための操作手段である。
撮影モード切替スイッチは、カメラ10の撮影モードを切り替える操作手段である。カメラ10の撮影モードは、例えば、シーンポジション(例えば、ナチュラルフォト、人物、風景、スポーツ、夜景、水中撮影、接写(花等)又はテキスト文章撮影)に応じてフォーカスや露出を最適化して撮影するためのシーンポジションモード、被写体の顔を検出する顔検出モード、フォーカス及び露出を自動的に設定するオートモード、フォーカス及び露出をマニュアルで設定可能なマニュアルモード及び動画撮影モードの間で切り替えられる。
レリーズスイッチは、撮影開始の指示を入力する操作手段であり、半押し時にオンするS1スイッチと、全押し時にオンするS2スイッチとを有する2段ストローク式のスイッチで構成されている。
メニュー/OKキーは、表示部74の画面上にメニューを表示させる指令を行うためのメニューボタンとしての機能と、選択内容の確定及び実行等を指令するOKボタンとしての機能とを兼備した操作キーである。
十字キーは、上下左右の4方向の指示を入力する操作部であり、メニュー画面から項目を選択したり、各メニューから各種設定項目の選択を指示したりする操作手段(カーソル移動操作手段)である。また、十字キーの上キー及び下キーは撮影モード時のズームスイッチあるいは再生モード時の再生ズームスイッチとして機能し、左キー及び右キーは再生モード時のコマ送り(順方向/逆方向送り)ボタンとして機能する。
キャンセルキーは、選択項目等所望の対象の消去や指示内容の取り消し、あるいは1つ前の操作状態に戻す時等に使用される。
フラッシュボタンは、フラッシュモードを切り替えるためのボタンであり、撮影モードの下、フラッシュボタンを押圧操作することにより、フラッシュモードが、フラッシュ発光/発光禁止の各モードに設定される。
表示部74は、カラー表示可能な液晶モニタ(LCD)で構成されている。表示部74は、撮影時に画角確認用の電子ファインダとして使用できるとともに、記録済み画像を再生表示する手段として利用される。また、表示部74は、ユーザインターフェース用の表示画面としても利用され、メニュー情報や選択項目、設定内容等の情報が表示される。なお、表示部74としては、液晶モニタのほか、有機EL(electro-luminescence)等の他の方式の表示装置を用いることも可能である。
カメラ10には記録メディア62を着脱可能に装着することができる。記録メディア62の形態は特に限定されず、xDピクチャカード(登録商標)、スマートメディア(登録商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等、種々の媒体を用いることができる。メディア制御部60は、カメラ10に装着される記録メディア62に適した入出力信号の受渡しを行うために所要の信号変換を行う。
タイマ58は、時間を計時するための手段であり、例えば、タイマ撮影時に用いられる。
また、カメラ10は、パーソナルコンピュータその他の外部機器と接続するための通信手段として外部接続インターフェース部(外部接続I/F)76を備えている。カメラ10は、外部接続I/F76を介して外部機器と接続されると、当該外部機器との間でデータの受渡しが可能となる。なお、カメラ10と外部機器との間の通信方式としては、例えば、USB、IEEE1394やBluetooth(登録商標)等を採用することができる。
次に、カメラ10の撮影機能について説明する。モード選択スイッチによって撮影モードが選択されると、撮像素子22を含む撮影部に電源が供給され、撮影可能な状態になる。
撮像素子22は、カラーCCD固体撮像素子である。以下、撮像素子22をCCD22という。なお、本実施形態では、撮像素子22としては、例えば、CMOSのような他の固体撮像素子を用いてもよい。
レンズユニット12は、フォーカスレンズ14、ズームレンズ16、絞り18及びシャッタ20を含む光学ユニットである。CPU66は、レンズドライバ34に制御信号を出力して、フォーカスレンズ14を駆動させてその位置(フォーカス位置)を移動させることによりフォーカシングを行う。また、CPU66は、レンズドライバ34に制御信号を出力して、ズームレンズ16を駆動させてその位置(ズームポジション)を移動させることによりズーミングを行う。絞り18は、いわゆるターレット型絞りで構成されており、F2.8からF8の絞り孔が穿孔されたターレット板を回転させることにより絞り値(F値)が変化する。CPU66は、レンズドライバ34に制御信号を出力して絞り値を制御する。また、CPU66は、タイミングジェネレータ(TG)32からの駆動パルスに基づいてシャッタ20の開閉のタイミングを制御する。
レンズユニット12を通過した光は、CCD22の受光面に結像される。CCD22の受光面には多数の受光素子(例えば、フォトダイオード)が2次元的に配列されており、各受光素子に対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造で配置されている。CCD22は、各受光素子の電荷蓄積時間(シャッタスピード)を制御する電子シャッタ機能を有している。CPU66は、TG32からの駆動パルスに基づいてCCD22における電荷蓄積時間を制御する。また、CPU66は、CCD22のOFD(Overflow Drain)の電位を制御して、CCD22の受光素子に蓄積される信号電荷の上限値を調整する。
CCD22の受光面に結像された被写体像は、各受光素子によって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各受光素子に蓄積された信号電荷は、CPU66の指令に従いTG32から与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じたアナログの電圧信号(R、G、B信号)として順次読み出される。
CCD22から読み出されたアナログの電圧信号は、アナログ信号処理部(CDS/AMP)24に入力される。アナログ信号処理部24に入力されたアナログの電圧信号は、CDS26によってサンプリングホールド(相関2重サンプリング処理)されて、ゲイン制御回路28によって増幅された後、A/D変換器30によってA/D変換される。ゲイン制御回路28におけるR、G、B信号の増幅ゲインは、撮影感度(ISO感度)に相当する。CPU66は、この増幅ゲインを調整することにより撮影感度を設定する。A/D変換器30によってデジタル信号に変換された点順次のR、G、B信号は、RAWデータとしてデジタル信号処理部42に入力され、画像バッファ44を介してSDRAM56に記憶される。
SDRAM56に記憶されたR、G、B信号は、同時化処理(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理)が行われた後、YC処理部46によって輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換されるとともに、階調変換処理(例えば、ガンマ補正)、輪郭補正回路等の所定の処理が施される。
撮影画像を表示部74にモニタ出力する場合、SDRAM56から画像データが読み出され、システムバス52を介してエンコーダ70に送られる。エンコーダ70は、入力された画像データを表示用の所定方式のビデオ信号(例えば、NTSC方式のカラー複合画像信号)に変換して表示部74に出力する。
ライブビュー画像(スルー画)を表示部74にモニタ出力する場合には、CCD22から出力される画像信号によって、1コマ分の画像を表す画像データがSDRAM56のA領域とB領域とで交互に書き換えられる。SDRAM56のA領域及びB領域のうち、画像データが書き換えられている方の領域以外の領域から、書き込まれている画像データが読み出される。このようにしてSDRAM56内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される画像信号が表示部74に供給されることにより、撮影中の画像がリアルタイムに表示部74に表示される。撮影者は、表示部74に表示されるスルー画によって撮影画角を確認できる。
レリーズスイッチが半押しされると(S1オン)、CCD22から出力された画像信号はA/D変換後に画像バッファ44を介してAE・AWB検出回路48並びにAF検出回路50に入力され、自動露出処理(AE処理)及び自動焦点調節処理(AF処理)が開始される。
AE・AWB検出回路48は、1画面を複数の分割エリア(例えば、8×8又は16×16)に分割し、この分割エリアごとにR、G、B信号を積算し、その積算値をCPU66に提供する。CPU66は、AE・AWB検出回路48によって得られた積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。CPU66は、求めた露出値と所定のプログラム線図に従って、絞り値とシャッタスピードを決定し、また、オートモードの場合に、フラッシュ発光モード/非発光モードの設定を行う。これにより、CCD22の電子シャッタ機能、絞り18及びフラッシュ発光が制御されて適正な露光量を得る。更に、CPU66は、AE・AWB検出回路48によって得られた積算値に基づいて検出した被写体輝度に基づいてAFサーチ時における露出値を決定し、シャッタスピード、絞り値、フレームレート、増幅ゲイン(撮影感度)を決定する。ここで、AF露出は、例えば、AF検出エリアのスポット測光値に基づいて決定され、例えば、撮影時の露出よりもやや明るめに設定される。
CPU66は、フラッシュ発光モードに設定された場合にフラッシュ制御回路38にコマンドを送って動作させる。フラッシュ制御回路38は、フラッシュ発光部36(放電管)を発光させるための電流を供給するためのメインコンデンサを含んでおり、CPU66からのフラッシュ発光指令に従ってメインコンデンサの充電制御、フラッシュ発光部36への放電(発光)のタイミング及び放電時間の制御等を行う。なお、フラッシュ発光部36としては、放電管に代えて発光ダイオード(LED)を用いることも可能である。
また、AE・AWB検出回路48は、自動ホワイトバランス調整時に、分割エリアごとにR、G、B信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果をCPU66に提供する。CPU66は、Rの積算値、Bの積算値、Gの積算値を得て、分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、これらR/G、B/Gの値のR/G、B/G軸座標の色空間における分布等に基づいて光源種判別を行い、判別された光源種に応じてホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランスゲイン)を制御し、各色チャンネルの信号に補正をかける。
カメラ10におけるAF制御は、例えば、画像信号のG信号の高周波成分が極大になるようにフォーカスレンズ14を移動させるコントラストAFが適用される。即ち、AF検出回路50は、G信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ、絶対値化処理部、画面内(例えば、画面中央部)にあらかじめ設定されているフォーカス対象エリア内の信号を切り出すAFエリア抽出部及びAFエリア内の絶対値データを積算する積算部から構成される。
AF検出回路50により求められた積算値のデータはCPU66に通知される。CPU66は、フォーカスレンズ14を駆動して移動させながら、AF検出ポイントごとにAF用RAWデータを取得する。AF検出回路50は、AF検出ポイントごとのAF用RAWデータから焦点評価値(AF評価値)を演算してSDRAM56に格納する。CPU66は、AF評価値を用いて、移動平均後評価値作成処理、AFサーチ中断判定、合焦判定及び合焦演算を行う。具体的には、CPU66は、AF評価値又は移動平均後評価値が極大となるフォーカス位置を検出して合焦位置として決定する。そして、CPU66は、合焦位置が検出できた場合には、求めた合焦位置にフォーカスレンズ14を移動させ、合焦位置が検出できなかった場合には、フォーカスレンズ14をパーン位置(パーンフォーカス位置)に移動させる。なお、AF評価値の演算はG信号を利用する態様に限らず、輝度信号(Y信号)を利用してもよい。
レリーズスイッチが半押しされ(S1オン)、AE処理及びAF処理が行われた後、レリーズスイッチが全押しされると(S2オン)、記録用の撮影動作がスタートする。S2オンに応動して取得された画像データはYC処理部46によって輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、SDRAM56に格納される。
SDRAM56に格納されたY/C信号は、圧縮・伸張回路64によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディア制御部60を介して記録メディア62に記録される。例えば、静止画についてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式、動画についてはAVI(Audio Video Interleaving)形式の画像ファイルとして記録される。
モード選択スイッチにより再生モードが選択されると、記録メディア62に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録された画像ファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係る画像ファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮・伸張回路64によって非圧縮のY/C信号に伸張され、エンコーダ70によって表示用の信号に変換された後、表示部74に出力される。これにより、当該画像ファイルの画像内容が表示部74の画面上に表示される。
静止画の1コマ再生中(動画の先頭フレーム再生中も含む)に、十字キーの右キー又は左キーを操作することによって、再生対象の画像ファイルを切り換えること(順コマ送り/逆コマ送り)ができる。コマ送りされた位置の画像ファイルが記録メディア62から読み出されて表示部74に再生表示される。
次に、本発明に係る焦点調節方法について説明する。図2は、カメラのMTF特性を示すグラフである。図2のグラフには、空間周波数に応じたコントラスト感度の特性が表されている。カメラのMTF特性は、主にレンズ及び撮像素子(CCD)の性能に影響される。
図3は、異なる空間周波数をもつ被写体をデフォーカスして撮影して得られたMTF特性を示すグラフである。図3からわかるように、空間周波数が高いほどMTF特性関数の山の幅が狭くなる。
図4は、MTF特性とサンプリング間隔の関係を模式的に示す図である。MTF特性グラフに対して正しくサンプリングするためにサンプリング間隔の最大値を△dとする。図4のMTF特性曲線L10からピーク位置を正確に算出するためには、MTF特性の周波数の2倍の周波数でサンプリングする必要があるため、△dは、例えば、MTF特性曲線L10の山の幅Wの1/2以下になる(サンプリング定理)。△dよりサンプリング間隔を拡大すると、サンプリング精度が低下する可能性がある。通常の撮影画像では、空間周波数が600TV本より低い成分がメインに占めている。従って、通常のシーンを撮影する場合には、空間周波数が高い場合、例えば、目標空間周波数を600TV本〜700TV本とした場合のMTF特性関数から求めたサンプリング間隔△dを用いることにより十分なサンプリング精度を確保することができる。なお、サンプリング間隔△dは、画像のMTF特性、コントラスト特性又はカメラ10により撮影された画像信号の高周波成分を抽出して生成された焦点評価値特性から求めることができる。
MTF特性関数から求めたサンプリング間隔△d、絞り値をFno.、許容錯乱円径をPhiとした場合、基準焦点深度倍率bは、下記の式(1)により定義される。
b=△d/(2×Fno.×Phi) …(1)
Figure 2009048136
表1は、ズームポジションと絞り値Fno.の関係を示している。焦点距離及び絞り値は、ズームポジションによって異なる。撮影時のサーチ間隔sは、S1オン時(AFサーチ時)のズームポジションに応じた絞り値Fno.を下記の式(2)に代入することにより算出される。
s=b×(2×Fno.×Phi) …(2)
図5は、本発明の第1の実施形態に係るAF処理の流れを示すフローチャートである。レリーズスイッチが半押しされると(S1オン)、まず、AFサーチ範囲が決定される(ステップS10)。ここで、AFサーチ範囲は、例えば、ズームポジション、撮影モード(シーンポジションモード、マクロモード等)に基づいて決定され、例えば、テキスト撮影モード(白板モード)又はマクロ(接写)モードの場合には狭くなる。
次に、上記式(1)により基準焦点深度倍率bが算出される(ステップS12)。そして、上記表1によりS1オン時のズームポジションに対応する絞り値Fno.が求められ、上記式(2)によりサーチ間隔sが算出される(ステップS14)。
次に、上記ステップS10において決定されたAFサーチ範囲と、ステップS14において算出されたサーチ間隔sを用いてAFサーチが開始される(ステップS16)。そして、ステップS18及びS20が繰り返されて、AFサーチ範囲内においてサーチ間隔sごとにAF評価値が取得される(ステップS18、S20)。
次に、上記ステップS18及びS20において取得したAF検出ポイントごとのAF評価値から補間演算(例えば、線形補間、スプライン補間)によりピーク位置(ベストピント位置)が検出され(ステップS22)、フォーカスレンズ14が駆動されて合焦位置に移動する(ステップS24)。
従来のAF処理では、合焦位置を高精度に検出するためには、サーチ間隔を広げてAFサーチを行った後、サーチ間隔を狭くしてAFサーチを再度行う必要があった。即ち、通算2度AFサーチを行うため、合焦位置の検出までに時間がかかる。本実施形態によれば、適切にサーチ間隔を設定することで、1回のAFサーチで高精度の合焦検出を実現することができるので、合焦位置の検出に要する時間を短縮することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図6及び図7は、AFサーチを模式的に示す図である。予め設定した第1サーチ間隔でAFサーチする場合、図6に示すように、AFサーチ範囲の全域をサーチして補間演算を行っても、AF検出ポイントが少ないので、合焦精度が低下する可能性がある。例えば、所定のAFサーチ範囲を1000μm、第1サーチ間隔を400μmとすると、AFサーチ回数がわずか2回ほどで終了してしまう。このため、AF検出ポイント3か所分(P1〜P3)のAF評価値しか取得できず、補間演算を行っても正確に合焦位置(ベストピント位置)を算出するにはデータ数が不十分である。
本実施形態では、AFサーチ範囲とサーチ間隔からAFサーチ回数を計算し、合焦位置の検出に必要十分なAFサーチ回数が得られない場合、図7に示すように、サーチ間隔を第1サーチ間隔よりも狭い第2サーチ間隔に狭めてAFサーチ回数を増やす。
図8は、本発明の第2の実施形態に係るAF処理の流れを示すフローチャートである。レリーズスイッチが半押しされると(S1オン)、まず、AFサーチ範囲が決定されるとともに(ステップS30)、第1サーチ間隔が算出され、AFサーチのサーチ間隔として設定される(ステップS32)。第1サーチ間隔の算出方法は、例えば、上記第1の実施形態と同様に算出される。なお、第1サーチ間隔は、第1の実施形態とは異なる方法で算出するようにしてもよい。
次に、上記ステップS30において決定されたAFサーチ範囲と、ステップS32において算出された第1サーチ間隔からAFサーチ回数が算出される(ステップS34)。そして、AFサーチ回数が所定回数(例えば、3又は4)未満の場合には(ステップS36のYes)、第1サーチ間隔よりも狭い第2サーチ間隔がサーチ間隔として設定される(ステップS38)。一方、AFサーチ回数が所定回数以上の場合には(ステップS36のNo)、サーチ間隔は第1サーチ間隔のままとなる。
次に、AFサーチ範囲内のサーチ範囲ごとのAF評価値が取得され(ステップS40)、合焦位置(ベストピント位置)が判定され(ステップS42)、フォーカスレンズ14が駆動されて合焦位置に移動する(ステップS44)。
本実施形態によれば、予めサーチ範囲とサーチ間隔からAFサーチ回数を計算し、合焦精度を保つために必要なAFサーチ回数を確保することで、サーチ間隔が過度に増えることによる合焦精度及び合焦速度の低下を防ぐことができる。
本発明の第1の実施形態に係る焦点調節装置を備えた撮影装置の主要構成を示すブロック図 カメラのMTF特性を示すグラフ 異なる空間周波数をもつ被写体をデフォーカスして撮影して得られたMTF特性を示すグラフ MTF特性とサンプリング間隔の関係を模式的に示す図 本発明の第1の実施形態に係るAF処理の流れを示すフローチャート AFサーチを模式的に示す図 AFサーチを模式的に示す図 本発明の第2の実施形態に係るAF処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
10…撮影装置、12…レンズユニット、14…フォーカスレンズ、16…ズームレンズ、18…絞り、20…シャッタ、22…CCD、24…アナログ信号処理部(AFE)、26…相関2重サンプリング処理部(CDS)、28…ゲイン制御部、30…A/D変換器、32…タイミングジェネレータ(TG)、34…レンズドライバ、36…フラッシュ発光部、38…フラッシュ制御回路、40…電源回路、42…デジタル信号処理部(DSP)、44…画像バッファ、46…YC処理部、48…AE・AWB検出回路、50…AF検出回路、52…システムバス、54…フラッシュROM、56…SDRAM、58…タイマ、60…メディア制御部、62…記録メディア、64…圧縮・伸張処理部、66…CPU、68…操作部、70…エンコーダ、72…ドライバ、74…表示部、76…外部接続インターフェース部(外部接続I/F)

Claims (10)

  1. フォーカス光学系を含む撮影手段によって撮影された被写体の画像信号を取得する画像取得手段と、
    所定の焦点距離において所定の空間周波数の被写体に対して求められたコントラスト特性を取得し、該コントラスト特性に基づいて撮影時のサーチ間隔を算出するサーチ間隔算出手段と、
    前記フォーカスレンズを所定のサーチ範囲内の前記サーチ間隔ごとの検出ポイントに移動させて、前記画像信号から各検出ポイントにおける焦点評価値を取得する焦点評価値取得手段と、
    前記焦点評価値取得手段により取得した各検出ポイントにおける焦点評価値を用いて合焦位置の検出を行う合焦検出手段と、
    を備えることを特徴とする焦点調節装置。
  2. 前記サーチ間隔算出手段は、前記コントラスト特性からピーク位置を検出することが可能なサーチ間隔の最大値を求め、該サーチ間隔の最大値から基準焦点深度倍率を算出し、撮影時の焦点距離に応じて、前記撮影時の焦点深度倍率が前記基準焦点深度倍率と等しくなるようなサーチ間隔を算出することを特徴とする請求項1記載の焦点調節装置。
  3. 前記所定の空間周波数は、600TVから700TVであることを特徴とする請求項1又は2記載の焦点調節装置。
  4. 前記コントラスト特性は、MTF特性、又は前記撮影手段により撮影された画像信号の高周波成分を抽出して生成された焦点評価値特性であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の焦点調節装置。
  5. 前記サーチ間隔算出手段によって算出されたサーチ間隔と前記サーチ範囲から前記検出ポイントごとの焦点評価値を取得する回数を示すサーチ回数を算出し、前記サーチ回数が所定回数未満の場合に、前記撮影時のサーチ間隔を、前記サーチ間隔算出手段によって算出されたサーチ間隔よりも狭くするサーチ間隔変更手段を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の焦点調節装置。
  6. フォーカス光学系を含む撮影手段によって撮影された被写体の画像信号を取得する画像取得手段と、
    前記フォーカスレンズを所定のサーチ範囲内で移動させて合焦位置の検出を行うときの焦点評価値の検出ポイントの間隔を示すサーチ間隔を算出し、前記サーチ範囲と前記サーチ間隔から焦点評価値を取得する回数を示すサーチ回数を算出し、前記サーチ回数が所定回数未満の場合に、前記撮影時のサーチ間隔を、前記算出したサーチ間隔よりも狭くするサーチ間隔算出手段と、
    前記フォーカスレンズを前記サーチ範囲内の前記サーチ間隔ごとの検出ポイントに移動させて、前記画像信号から各検出ポイントにおける焦点評価値を取得する焦点評価値取得手段と、
    前記焦点評価値取得手段により取得した各検出ポイントにおける焦点評価値を用いて合焦位置の検出を行う合焦検出手段と、
    を備えることを特徴とする焦点調節装置。
  7. フォーカス光学系を含む撮影手段によって撮影された被写体の画像信号を取得する画像取得工程と、
    所定の焦点距離において所定の空間周波数の被写体に対して求められたコントラスト特性を取得し、該コントラスト特性に基づいて撮影時のサーチ間隔を算出するサーチ間隔算出工程と、
    前記フォーカスレンズを前記サーチ間隔の検出ポイントに移動させて、前記画像信号から各検出ポイントにおける焦点評価値を取得する焦点評価値取得工程と、
    前記焦点評価値取得工程により取得した各検出ポイントにおける焦点評価値を用いて合焦位置の検出を行う合焦検出工程と、
    を備えることを特徴とする焦点調節方法。
  8. 前記サーチ間隔算出工程は、
    前記コントラスト特性からピーク位置を検出することが可能なサーチ間隔の最大値を求める工程と、
    該サーチ間隔の最大値から基準焦点深度倍率を算出し、撮影時の焦点距離に応じて、前記撮影時の焦点深度倍率が前記基準焦点深度倍率と等しくなるようなサーチ間隔を算出する工程と、
    を備えることを特徴とする請求項7記載の焦点調節方法。
  9. 前記サーチ間隔算出工程において算出された第1サーチ間隔と前記サーチ範囲から前記検出ポイントごとの焦点評価値を取得する回数を示すサーチ回数を算出する工程と、
    前記サーチ回数が書定位置未満の場合に、前記撮影時のサーチ間隔を、前記第1サーチ間隔よりも狭い第2サーチ間隔に変更するサーチ間隔変更工程と、
    を更に備えることを特徴とする請求項7又は8記載の焦点調節方法。
  10. フォーカス光学系を含む撮影手段によって撮影された被写体の画像信号を取得する画像取得工程と、
    前記フォーカスレンズを所定のサーチ範囲内で移動させて合焦位置の検出を行うときの焦点評価値の検出ポイントの間隔を示すサーチ間隔を算出し、前記サーチ範囲と前記サーチ間隔から焦点評価値を取得する回数を示すサーチ回数を算出し、前記サーチ回数が所定回数未満の場合に、前記撮影時のサーチ間隔を、前記算出したサーチ間隔よりも狭くするサーチ間隔算出工程と、
    前記フォーカスレンズを前記サーチ範囲内の前記サーチ間隔ごとの検出ポイントに移動させて、前記画像信号から各検出ポイントにおける焦点評価値を取得する焦点評価値取得工程と、
    前記焦点評価値取得工程において取得した各検出ポイントにおける焦点評価値を用いて合焦位置の検出を行う合焦検出工程と、
    を備えることを特徴とする焦点調節方法。
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