JP2009089325A - 情報機器及び電池残量検出方法 - Google Patents

情報機器及び電池残量検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電池の電力により動作する情報機器において、実際に使用するときに電池残量が足りなくなることを防止することができる情報機器及び電池残量検出方法を提供する。
【解決手段】 アラームの設定日時になった場合には(ステップS30のYes)、電池残量検出部126によって電池124の残量が検出される(ステップS40)。自然放電情報DB120内の電池124の保存特性データに基づいて、予定日時における電池残量を算出(推定)する(ステップS42)。そして、残量−撮像可能枚数変換テーブル122内の電池残量と撮像可能枚数及び動画の撮像可能時間の関係を示すデータに基づいて、予定日時における撮像可能枚数及び撮像可能時間が算出され(ステップS44)、モニタ22に表示される(ステップS46)。
【選択図】 図10

Description

本発明は情報機器及び電池残量検出方法に係り、特に電池から供給される電力により動作する情報機器及び該情報機器における電池残量検出方法に関する。
特許文献1には、予定時間と予定とを入力することが可能なスケジュール機能を有する情報機器が開示されている。
特願2004−178607号公報
電池の電力により動作する情報機器は、電池残量をチェックしてからの経過時間が長くなると、当該情報機器を実際に使用するときに電池残量が足りなくなるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、電池の電力により動作する情報機器において、実際に使用するときに電池残量が足りなくなることを防止することができる情報機器及び電池残量検出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る情報機器は、動作電力を供給する電池と、前記電池の残量を検出する電池残量検出手段と、前記電池の保存特性を記録する保存特性記録手段と、予定日時を含むスケジュール情報を記録するスケジュール情報記録手段と、前記電池残量検出手段によって検出された電池残量及び前記電池の保存特性に基づいて、前記予定日時における電池残量を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段によって算出された前記予定日時における電池残量を表示する第1の表示手段とを備えることを特徴とする。
上記第1の態様によれば、電池の保存特性に基づいて予定日時における電池残量を算出することにより、情報機器を実際に使用するときに電池の残量が十分かどうかに関する情報をユーザに提供することができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様に係る情報機器において、前記予定日時までの間、前記情報機器が置かれた環境に関する環境情報を記録する環境情報記録手段を更に備え、前記第1の算出手段は、前記環境情報に基づいて、前記予定日時における電池残量を算出することを特徴とする。
上記第2の態様によれば、電池の保存特性に加えて、予定日時までの間、前記情報機器が置かれた環境に関する環境情報を考慮することにより、情報機器を実際に使用するときに電池の残量をより正確に算出することができる。
本発明の第3の態様は、上記第2の態様に係る情報機器において、前記環境情報記録手段は、前記予定日時までの間に前記情報機器が置かれた環境の気温に関する情報、前記スケジュール情報によって指定された場所又は前記場所への移動手段に関する情報のうち少なくとも1つの情報を環境情報として記録することを特徴とする。
上記第3の態様によれば、電池の保存特性に加えて、予定の場所までの移動手段及び移動時の環境における気温を考慮することにより、情報機器を実際に使用するときに電池の残量をより正確に算出することができる。従って、例えば、自動車の車内のような高温の環境に置かれていた場合にも、予定日時における電池残量を正確に推定することができる。
本発明の第4の態様は、上記第1から3の態様に係る情報機器において、前記スケジュール情報記録手段は、前記予定日時に先立ってアラームを出力するアラーム設定日時を記録しており、前記アラーム設定日時になったかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段によってアラーム設定日時になったと判定された場合に、アラームを出力する第1のアラーム出力手段とを備え、前記第1の算出手段は、前記判定手段によってアラーム設定日時になったと判定された場合に、前記予定日時における電池残量を算出することを特徴とする。
上記第4の態様によれば、スケジュール情報に対して設定されたアラーム設定日時において予定日時における電池残量の算出を行うことにより、情報機器を実際に使用するときに電池の残量が不足するのを防止することができる。
本発明の第5の態様は、上記第1から4の態様に係る情報機器において、前記電池残量検出手段によって検出された電池の残量が満充電でないときにアラームを出力する第2のアラーム出力手段を更に備えることを特徴とする。
上記第5の態様によれば、例えば、電源オフ時等に第2のアラーム出力手段を用いることにより、情報機器を実際に使用するときに電池の残量が不足するのを防止することができる。
本発明の第6の態様に係る発明は、上記第1から5の態様に係る情報機器において、画像を撮像するための撮像手段を更に備えることを特徴とする。
上記第6の態様によれば、撮像手段を備えた情報機器を実際に使用するときにおける電池残量を表示することにより、撮像時に電池残量の不足によりシャッタチャンスを逃すのを防止することができる。
本発明の第7の態様は、上記第6の態様に係る情報機器において、前記第1の算出手段によって算出された予定日時における電池残量に基づいて、前記予定日時における静止画の撮像可能枚数、又は動画の撮像可能時間のうち少なくとも一方を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段によって算出された静止画の撮像可能枚数又は動画の撮像可能時間を表示する第2の表示手段とを更に備えることを特徴とする。
上記第7の態様によれば、撮像手段を備えた情報機器を実際に使用するときにおける静止画の撮像可能枚数又は動画の撮像可能時間を表示することにより、撮像時に電池残量の不足によりシャッタチャンスを逃すのを防止することができる。
本発明の第8の態様は、上記第1から7の態様に係る情報機器において、前記スケジュール情報の入力を受け付けるスケジュール情報入力手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の第9の態様に係る電池残量検出方法は、情報機器に設けられた電池残量検出手段によって、該情報機器の動作電力を供給する電池の残量を検出する電池残量検出工程と、前記情報機器によって、予定日時を含むスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得工程と、前記電池残量検出工程において検出された電池残量及び前記電池の保存特性に基づいて、前記予定日時における電池残量を算出する第1の算出工程と、前記第1の算出工程において算出された前記予定日時における電池残量を表示する第1の表示工程とを備えることを特徴とする。
本発明の第10の態様は、上記第9の態様に係る電池残量検出方法において、前記第1の算出工程では、前記予定日時までの間、前記電池残量検出方法が置かれた環境に関する環境情報に基づいて、前記予定日時における電池残量を算出することを特徴とする。
本発明の第11の態様は、上記第9から10の態様に係る電池残量検出方法において、前記スケジュール情報取得工程では、前記予定日時に先立ってアラームを出力するアラーム設定日時を取得し、前記アラーム設定日時になったかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程においてアラーム設定日時になったと判定された場合に、アラームを出力するアラーム出力工程と、前記判定手段によってアラーム設定日時になったと判定された場合に、前記予定日時における電池残量を算出する工程とを更に備えることを特徴とする。
本発明の第12の態様は、上記第9から11の態様に係る電池残量検出方法において、前記電池残量検出工程において検出された電池の残量が満充電ではないときにアラームを出力するアラーム出力工程を更に備えることを特徴とする。
本発明の第13の態様は、上記第9から12の態様に係る電池残量検出方法において、前記情報機器は、画像を撮像するための撮像手段を備えた撮像装置であり、前記第1の算出工程において算出された予定日時における電池残量に基づいて、前記予定日時における静止画の撮像可能枚数、又は動画の撮像可能時間のうち少なくとも一方を算出する第2の算出工程と、前記第2の算出工程において算出された静止画の撮像可能枚数又は動画の撮像可能時間を表示する第2の表示工程とを更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、電池の保存特性に基づいて予定日時における電池残量を算出することにより、情報機器を実際に使用するときに電池の残量が十分かどうかに関する情報をユーザに提供することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る情報機器及び電池残量検出方法の好ましい実施の形態について説明する。
[撮像装置の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置を示す外観図(上面図、背面図、側面図及び正面図)である。撮像装置10は、静止画及び動画の記録、再生機能を備えた電子カメラである。図1に示すように、撮像装置10の上面には、電源スイッチ12及びレリーズスイッチ14が設けられている。撮像装置10の背面には、ファインダ16、動作モード切替スイッチ18、ズームスイッチ20、モニタ22、マルチ画面表示ボタン24、メニューボタン26、表示ボタン28、マルチファンクションスイッチ30及び削除ボタン32が設けられている。撮像装置10の正面には、フラッシュ発光部34、ファインダ窓36及びレンズ38が設けられている。
電源スイッチ12は、撮像装置10の電源のオン・オフを切り替えるための操作手段である。
レリーズスイッチ14は、撮像開始の指示を入力するための操作手段であり、半押し時にオンするS1スイッチと、全押し時にオンするS2スイッチとを有する2段ストローク式のスイッチで構成されている。撮像装置10は、レリーズスイッチ14の半押し(S1オン)の状態で自動焦点調節(AF処理)及び自動露出制御(AE処理)を実行し、半押しから更に押し込む全押し(S2オン)の状態で撮像を実行する。
動作モード切替スイッチ18は、画像を撮像するための撮像モードと、画像を再生表示するための再生モードとの間で、撮像装置10の動作モードを切り替えるための操作手段である。図1に示す例では、動作モード切替スイッチ18は、スライド式のスイッチである。
ズームスイッチ20(ワイド(W)スイッチ及びテレ(T)スイッチ)は、ズーム位置の設定を行うためのスイッチである。
モニタ22は、カラー表示可能な液晶ディスプレイ(LCD)で構成される。なお、モニタ22としては、液晶ディスプレイのほか、有機EL(electro-luminescence)等の他の方式の表示装置を用いることも可能である。モニタ22は、撮像モード時には、ライブビュー画像(スルー画)を表示し、画角確認用の電子ファインダとして使用されるとともに、再生モード時には、撮像した画像、及び撮像装置10に装着された外部メモリ(図2の符号102)から読み出した再生画像等を表示する。また、各種メニューの選択や各メニューにおける各種設定項目の設定もモニタ22の表示画面を用いて行われる。更に、モニタ22には、撮像可能コマ数(動画については撮像可能時間)、再生コマ番号の表示、フラッシュ発光のオン・オフ、マクロモードのオン・オフ、記録画質(クオリティー)表示、画素数表示等の情報も表示される。
マルチ画面表示ボタン24は、モニタ22の画面上にマルチ画面表示の指示を入力するための操作手段である。
メニューボタン26は、モニタ22の画面上にメニューを表示させる指示を入力するための操作手段である。
表示ボタン(DISPボタン)28は、モニタ22における表示を切り替えるためのボタンである。撮像モード時には、表示ボタン28が押下されるごとに、撮像条件等を示すアイコン表示又はOSD表示の有無、及びフレーミングガイド表示の有無が切り替わる。また、再生モード時には、表示ボタン28が押下されるごとに、撮像条件等を示すアイコン表示又はOSD表示の有無が切り替わる。
マルチファンクションスイッチ30は、十字キー30A及び決定ボタン30Bを含んでいる。十字キー30Aは、上下左右の4方向の指示を入力可能な多機能操作部であり、メニューボタン26の押下に応じてモニタ22に表示されるメニュー画面からメニュー項目を選択したり、各メニューにおける各種設定項目の選択を指示する操作ボタンとして機能する。十字キー30Aによるメニュー項目等の選択は、中央の決定ボタン30Bの押下によって確定される。また、十字キー30Aの上のボタンは、撮像モード時にフラッシュ発光のオン・オフを切り替えるためのボタンとして機能する。また、十字キー30Aの下のボタンは、撮像モード時にマクロ機能(接写機能)のオン・オフを切り替えるためのボタンとして機能する。また、十字キー30Aの左右のボタンは、それぞれ再生モード時に1コマ逆送りボタン、1コマ順送りボタンとして機能する。
削除ボタン32は、再生モード時において、モニタ22に再生表示中の画像を削除する指示を入力するための操作手段である。
図2は、本発明の一実施形態に係る撮像装置の内部構成を示すブロック図である。中央処理装置(CPU)50は、バス52を介して撮像装置10の各部と接続されており、所定のプログラムに従って撮像装置10全体の動作を制御するとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算等の各種演算を実行する。内蔵時計82は、日時及び時刻を計測する。電池124は、例えば、2次電池であり、撮像装置10の各部に動作電力を供給する。電池残量検出部126は、例えば、電池124の電池電圧又は内部抵抗を測定することにより電池124の残量を検出する。電池残量検出部126によって検出された電池残量は、モニタ22に表示される。
操作部54は、図1に示した電源スイッチ12、レリーズスイッチ14、動作モード切替スイッチ18、ズームスイッチ20、マルチ画面表示ボタン24、メニューボタン26、表示ボタン28、マルチファンクションスイッチ30及び削除ボタン32を含む各種の操作手段を含んでおり、ユーザからの操作に応じた信号をCPU50に入力する。CPU50は、操作部54からの入力信号に基づいて撮像装置10の各回路を制御し、例えば、レンズ駆動制御、撮像動作制御、画像処理制御、画像の記録制御、再生制御、モニタ22の表示制御等を行う。
外部メモリ102は、撮像装置10に着脱自在な記録媒体であり、例えば、xDピクチャカード(登録商標)、スマートメディア(登録商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等、種々の媒体を用いることができる。外部メモリインターフェース部(外部メモリI/F)100は、外部メモリ102との間で送受信される画像信号に対して所定の信号変換を行う。
スピーカ112は、音声を出力するための装置であり、撮像装置10の各種動作音及び外部メモリ102に記録された音声信号を再生出力する。マイク114は、音声を入力するための装置であり、例えば、動画撮像時における音声及びボイスメモの録音に用いられる。オーディオ入出力回路110は、CPU50からの制御信号に従って、スピーカ112に出力される音声信号及びマイク114から入力された音声信号に対して所定の信号処理を施す。
撮像装置10は、パーソナルコンピュータその他の外部機器と接続するための通信手段として通信インターフェース部(通信I/F)104を備えている。撮像装置10は、通信I/F104を介して外部機器106と接続されると、外部機器106との間でデータの送受信が可能となる。なお、撮像装置10と外部機器106との間の通信方式としては、例えば、USB、IEEE1394やBluetooth(登録商標)等を採用することができる。
次に、撮像装置10の撮像機能について説明する。モード切替スイッチ18によって撮像装置10の動作モードが撮像モードに切り替えられると、画像の撮像可能な状態になる。
光学系56(図1のレンズ38を含む)は、ズームレンズ、フォーカスレンズ及び絞りを含んでいる。CPU50は、ズームスイッチ20がユーザによって操作されたことを検出すると、ズーミングの向き(テレ側又はワイド側)及びズームレンズの移動目標位置(ズーム目標位置)を算出する。そして、CPU50は、ズームモータ72に制御信号を出力してズームカム70を駆動し、ズームレンズをズーム目標位置に移動させる。ズームレンズの位置情報は、図示せぬセンサによって検出され、ズームエンコーダ76によってエンコードされてCPU50に送信される。また、CPU50は、AFモータドライバ80に制御信号を出力してAF用モータを駆動し、フォーカスレンズを移動させる。フォーカスレンズの位置情報は、図示せぬセンサによって検出され、フォーカスエンコーダ74によってエンコードされてCPU50に送信される。また、CPU18は、アイリスモータドライバ78に制御信号を出力して、アイリスモータを駆動して絞り値の制御を行う。
光学系56を通過した光は、撮像素子58(以下、CCD58という)の受光面に結像される。なお、本実施形態では、撮像素子としてCCDを用いたが、他の形式の撮像素子(例えば、CMOS)を用いてもよい。
CCD58の受光面には多数の受光素子(フォトダイオード)が2次元的に配列されており、CCD58の受光面に結像された被写体像は、各受光素子によって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各受光素子には、3原色(R、G、B)のカラーフィルタが配置されている。各受光素子に蓄積された信号電荷は、CPU50の指令に従って信号電荷に応じたアナログ画像信号(R、G、B信号)として順次読み出される。
CCD58から読み出されたアナログ画像信号は、CDSアナログデコーダ60によってサンプリングホールド(相関2重サンプリング処理)が行われてノイズ成分がキャンセルされた後、ホワイトバランスアンプ62によってホワイトバランスレベルが調整される。CPU50は、CCD58の各分割エリアから取得したアナログ画像信号の色ごとの平均積算値を算出し、この色ごとの平均積算値に基づいて撮像環境の光源種の判別を行う。そして、CPU50は、この光源種に応じて電子ボリューム(EVR)84を制御してホワイトバランスアンプ62におけるゲインを制御する。
ホワイトバランスアンプ62から出力されたアナログ画像信号は、ガンマ補正処理部64に入力されてガンマ補正が施された後、点順次化回路66によって点順次化(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理)処理が施される。点順次化回路66から出力された点順次のアナログ画像信号は、A/D変換器68によってデジタル画像信号に変換され、メモリコントローラ86を介してメインメモリ88に格納される。
メインメモリ88に格納されたデジタル画像信号は、YC信号作成部94によって輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr信号及びCb信号)に変換される。
ライブビュー画像(スルー画)をモニタ22に出力する場合、CCD58から出力されたアナログ画像信号は、CDSアナログデコーダ60、ホワイトバランスアンプ62及びガンマ補正処理部64において所定の処理が施され、YC信号作成部94によって輝度信号及び色差信号に変換された後、モニタドライバ(LCDドライバ)108に入力される。モニタドライバ108は、CPU50からの制御信号に従ってモニタ22を制御するとともに、YC信号作成部94から入力された輝度信号及び色差信号をモニタ出力用のビデオ信号に変換してモニタ22に出力する。
静止画撮影時、レリーズスイッチ14が半押しされると(S1オン)、AE処理及びAF処理が開始される。AE処理において、CPU50は、分割測光により検出した被写体輝度から露出値(撮像EV値)を算出し、この露出値と所定のプログラム線図に従って、絞り値及びシャッタスピードを決定する。また、CPU50は、オートモードの場合に、フラッシュ発光のオン・オフを設定する。また、AF処理において、CPU50は、例えば、画像信号のG信号の高周波成分が極大になるようにフォーカスレンズを移動させる。
レリーズスイッチ14が半押しされ(S1オン)、AE処理及びAF処理が行われた後、レリーズスイッチ14が全押しされると(S2オン)、記録用の撮像動作がスタートする。S2オンにより撮像された画像信号は、YC信号作成部94によって輝度信号及び色差信号に変換される。この輝度信号及び色差信号は、圧縮伸張処理部90によって圧縮された後、外部メモリ102に記録される。例えば、静止画については、JPEG形式の画像ファイルとして記録される。
また、動画撮影時には、レリーズスイッチ14が全押し(S2オン)されると、所定のフレームレートで連続的に画像が撮影されてYC信号作成部94によって輝度信号及び色差信号が撮影されるとともに、マイク114によって音声が録音されてオーディオ入出力回路110によって音声信号に変換される。そして、レリーズスイッチ14が再度全押し(S2オン)されると、画像及び音声の取り込みが終了する。この輝度信号及び色差信号と音声信号は、同期してMPEGエンコーダ&デコーダ92に入力され、MPEG圧縮符号化されてMPEG形式の画像ファイルとして記録される。
モード切替スイッチ18によって撮像装置10の動作モードが再生モードに切り替えられると、外部メモリ102に記録されている画像ファイルの圧縮データが読み出される。この画像ファイルが静止画ファイルの場合、外部メモリ102から読み出された圧縮データは、圧縮伸張処理部90によって非圧縮のYC信号に伸張された後、モニタ22に出力されて表示される。また、この画像ファイルが動画ファイルの場合、外部メモリ102から読み出された圧縮データは、MPEGエンコーダ&デコーダ92によってデコードされた後、モニタ22に出力されて表示される。
画像の再生中(動画の先頭フレーム再生中も含む)に、十字キー30Aの右ボタン又は左ボタンが操作されると、再生対象の画像ファイルの切り替え(順コマ送り/逆コマ送り)が行われ、コマ送りされた位置の画像ファイルが外部メモリ102から読み出されてモニタ22に再生表示される。
撮像装置10によって撮像して得られた画像信号を外部表示装置に映像出力する場合、CCD58から出力されたアナログ画像信号は、CDSアナログデコーダ60、ホワイトバランスアンプ62及びガンマ補正処理部64において所定の処理が施された後、YC信号作成部94に入力される。YC信号作成部94によって作成された輝度信号及び色差信号は、色変換部96によって輝度信号と色差信号の比が4:4:4から4:2:2になるように変換された後、NTSCエンコーダ98によってNTSC方式の映像信号に変換されて外部表示装置に出力される。また、外部メモリ102に記録された画像ファイルを外部表示装置に映像出力する場合、外部メモリ102から読み出された画像ファイルは、圧縮伸張処理部90又はMPEGエンコーダ&デコーダ92によって非圧縮の輝度信号及び色差信号に変換され、色変換部96によって輝度信号(Y信号)と色差信号(Cr信号とCb信号)の比が4:4:4から4:2:2になるように変換された後、NTSCエンコーダ98によってNTSC方式の映像信号に変換されて外部表示装置に出力される。
なお、上記の圧縮伸張処理部90、MPEGエンコーダ&デコーダ92、YC信号作成部94、色変換部96及びNTSCエンコーダ98は、それぞれ専用の回路により構成されていてもよいし、専用の回路を設けずにDSPのような信号処理回路を設けて上記の各部の機能を実現するようにしてもよい。また、上記各部の機能をCPU50におけるソフトウェア処理により実現してもよい。
[撮像装置10のスケジュール管理機能]
次に、撮像装置10におけるスケジュール管理機能について説明する。撮像装置10は、スケジュール入力部116、平均気温データベース(平均気温DB)118、自然放電情報データベース(自然放電情報DB)120及び残量−撮像可能枚数変換テーブル122を備えている。
スケジュール入力部116は、ユーザからのスケジュール情報の入力操作を受け付ける操作手段である。スケジュール入力部116から入力されたスケジュール情報は、外部メモリ102に保存される。ここで、スケジュール情報とは、例えば、予定内容、場所、予定日時である。なお、スケジュール情報は、スケジュール管理機能を有する外部機器から取得するようにしてもよい。また、スケジュール情報は、外部メモリ102ではなく、撮像装置10の内蔵メモリに保存されるようにしてもよい。
平均気温DB118には、平均気温データが格納されている。平均気温データは、図3に示すように、各地点(例えば、稚内、留萌、旭川、…)における月別の平均気温(平年気温)データを含んでいる。
自然放電情報DB120には、電池124の保存特性データが格納されている。ここで、電池124の保存特性データは、自然放電による電池124の残量の経時変化を示すデータである。自然放電情報DB120には、図4(a)及び図4(b)に示すように、電池124が置かれた環境の温度ごとの電池124の保存特性データが格納されている。
残量−撮像可能枚数変換テーブル122には、図5に示すように、電池124の残量と、電池124の残量不足のために撮像装置10が撮像可能になるまでの静止画の撮像可能枚数及び動画の撮像可能時間との関係を示すデータが格納されている。CPU50は、電池残量検出部126によって電池124の電池残量を検出し、残量−撮像可能枚数変換テーブル122を参照して静止画の撮像可能枚数及び動画の撮像可能時間を算出する。
また、CPU50は、外部メモリ102にスケジュール情報が記録されていることを検出した場合に、その予定日時情報を取得する。そして、CPU50は、電池残量検出部126によって電池124の電池残量を検出し、自然放電情報DB120までの自然放電を考慮して上記予定日時における電池残量を算出(推定)する。また、CPU50は、残量−撮像可能枚数変換テーブル122を参照して、予定日時における電池残量から静止画の撮像可能枚数又は動画の撮像可能時間を算出する。
図6は、スケジュール情報を入力するためのスケジュール入力画面を示し、図7は、スケジュール情報の表示画面を示している。スケジュール入力部116からの操作が検出されると、図6に示すスケジュール入力画面がモニタ22に表示される。スケジュール入力画面では、スケジュール入力部116からの入力に応じて、予定日時(予定の開始時刻及び終了時刻、予定の場所までの移動に要する移動時間)、予定内容(予定の名称)、場所の情報を含むスケジュール情報が入力される。なお、移動開始時刻及び移動終了時刻は、予定の開始時刻及び終了時刻、移動時間からCPU50により算出される。更に、スケジュール入力画面では、予定の場所への移動手段(例えば、電車、クルマ、徒歩)が入力可能になっている。
また、スケジュール入力画面では、分類(例えば、社内、外出のようなスケジュールの属性を示す情報)、及び付加機能(アラームの鳴動日時の設定、スケジュール情報の閲覧にユーザ認証を必要とするシークレットの設定)が設定可能になっている。
更に、スケジュール入力画面では、当該予定の日時における撮像装置10の撮像画素数(例えば、3000×2000ピクセル)及び設定画質(画像ファイルの圧縮率を示す情報、例えば、FINE又はNORMAL)を含む撮像条件が設定可能にしてもよい。この撮像条件の設定内容は、スケジュール情報と関連付けられて又はスケジュール情報の一部として外部メモリ102に保存される。CPU50は、予定の日時になると、撮像装置10の撮像条件をスケジュール入力画面において設定された撮像条件に設定し、ロックする。
図6のスケジュール入力画面にスケジュール情報が入力され、十字キー30AによりOKボタンが選択されて決定ボタン30Bの押下が検出されると、スケジュール情報が外部メモリ102に保存されて登録される。外部メモリ102に保存されたスケジュール情報は、図7に示すような予定閲覧画面で閲覧可能になっている。図7の予定閲覧画面では、マルチファンクションスイッチ30により日付及びスケジュール情報を選択することにより、スケジュール情報の閲覧、編集及びスケジュール情報と関連付けられた画像の閲覧が可能になっている。
図8は、スケジュール情報の登録時における撮像装置10の処理を示すフローチャートである。まず、スケジュール入力部116により、予定の名称、日時及び場所が入力される(ステップS10からS14)。そして、スケジュール情報が登録されると、当該スケジュール情報に対応するフォルダが作成される(ステップS16)。ステップS16において作成されるフォルダの名称は、スケジュール情報の各項目の入力内容(例えば、予定の名称、日時又は場所)のうちの少なくとも1つを組み合わせが設定される。フォルダ作成時に使用するスケジュール情報の項目の種類及び組み合わせは、予め設定しておくことが可能である。例えば、予定の名称が「運動会」、予定日時が「2010年10月10日9:00〜15:00」、場所が「AA市立BB小学校」の場合には、図9に示すように、フォルダ名が「2010_10_10運動会AA市立BB小学校」のフォルダが作成される。また、例えば、予定の名称が「長崎取材」、予定日時が「2012年7月1日8:00〜17:00」、場所が「軍艦島」の場合には、フォルダ名が「長崎取材2012_7_1軍艦島」に設定され、予定の名称が「D社工程監査」、予定日時が「2011年4月15日9:00〜15:00」、場所が「宮城県仙台市」の場合には、フォルダ名が「2011_4_15D社工程監査」に設定される。
次に、ステップS16において登録されたスケジュール情報と作成されたフォルダとが関連付けられるとともに(ステップS18)、スケジュール情報、及びスケジュール情報とフォルダが外部メモリ102に記録される(ステップS20、S22)。
図10は、アラームの設定日時における撮像装置10の電池残量検出処理の第1の実施形態を示すフローチャートである。アラームの設定日時になった場合には(ステップS30のYes)、撮像装置10の電源が自動的にオンになり、予定の名称、日時及び場所がモニタ22に表示され(ステップS32からS36)、スピーカ112からアラーム音(音量小)が出力される(ステップS38)。
次に、電池残量検出部126によって電池124の残量が検出される(ステップS40)。そして、自然放電情報DB120内の電池124の保存特性データに基づいて、予定日時における電池残量を算出(推定)する(ステップS42)。撮像装置10には、ユーザの住所を示す住所情報(例えば、郵便番号)が予め登録されている。ステップS42では、この住所情報及び現在の日時に対応する平均気温が平均気温DB118から読み出され、読み出された平均気温の値に対応する保存特性に基づいて、予定日時における電池残量が推定される。なお、住所情報については、例えば、撮像装置10にGPSのような位置情報検出手段を設けることにより取得するようにしてもよい。
次に、残量−撮像可能枚数変換テーブル122内の電池残量と撮像可能枚数及び動画の撮像可能時間の関係を示すデータに基づいて、予定日時における撮像可能枚数及び撮像可能時間が算出され(ステップS44)、モニタ22に表示される(ステップS46)。
次に、現在電池124が満充電の状態であるかが判定され(ステップS48)、満充電でなければ(ステップS48のNo)、警告メッセージ(例えば、「電池残量が少なくなっています。念のため、電池を充電してください。」)がモニタ22に表示されて(ステップS50)、スピーカ112からアラーム音(音量大)が出力される(ステップS52)。
本実施形態では、撮像装置10の電源オン時又は電源オフ時に実行して、予定日時における電池残量、静止画の撮像可能枚数又は動画の撮像可能時間に関する情報をユーザに提供することができる、これにより、予定日時に撮像に必要な電池残量が維持されるように電池124の充電等を促すことができる。
図11は、電池残量検出処理の第2の実施形態を示すフローチャートである。まず、アラーム設定日時及び予定日時が取得され(ステップS60、S62)、アラーム設定日時と予定日時の中間の日時(平均日時)が算出される(ステップS64)。
次に、平均気温DB118から平均日時の平均気温が読み出される(ステップS66)。そして、外部メモリ102内に記録されたスケジュール情報から移動手段に関する情報が読み出される(ステップS68)。移動手段が「電車」の場合には(ステップS70)、電池残量の推定に用いる気温がステップS66において取得した平均気温より低く(例えば、(平均気温)−5℃)に設定される(ステップS72)。一方、移動手段が「クルマ」の場合には(ステップS70)、電池残量の推定に用いる気温がステップS66において取得した平均気温より高く(例えば、(平均気温)+30℃)に設定される(ステップS74)。また、移動手段が「徒歩」の場合には(ステップS70)、電池残量の推定に用いる気温がステップS66において取得した平均気温に設定される(ステップS76)。なお、ステップS70からS76における移動手段ごとの気温の算出方法は、あくまで一例であり、移動手段の種類及び電池残量の推定に用いる気温の算出方法は、上記に限定されるものではない。
次に、放置時間がスケジュール情報の移動時間に設定されて(ステップS78)、電池残量検出部126によって電池124の残量が検出され、ステップS70からS76において算出された気温と、自然放電情報DB120内の電池124の保存特性データに基づいて、予定日時における電池残量が算出(推定)される(ステップS80)。そして、残量−撮像可能枚数変換テーブル122内の電池残量と撮像可能枚数及び動画の撮像可能時間の関係を示すデータに基づいて、予定日時における撮像可能枚数及び撮像可能時間が算出され、モニタ22に表示される(ステップS82)。
本実施形態によれば、電池の保存特性に加えて、予定の場所までの移動手段及び移動時の環境における気温を考慮することにより、撮像装置10を実際に使用するときに電池の残量をより正確に算出することができる。
なお、図10及び図11の処理は、予定日時前に撮像装置10が使用されたとき(電源オン時又は電源オフ時)に実行するようにしてもよい。また、予定日時における電池残量の推定値、撮像可能枚数又は動画の撮像可能時間の推定値が所定値以下の場合に、警告メッセージ又はアラーム音が出力されるようにしてもよい。
[撮像モード]
図12は、画像の撮像時における撮像装置10の処理を示すフローチャートである。撮像装置10の電源がオンされ、撮像装置10の動作モードが撮像モードに設定されると、内蔵時計82から現在の時刻が取得され(ステップS90)、現在の時刻に対応するスケジュール情報が登録されているかどうか判定される(ステップS92)。現在の時刻に対応するスケジュール情報が登録されていない場合には(ステップS92のNo)、外部メモリ102のルートフォルダが記録フォルダに設定される(ステップS94)。一方、現在の時刻に対応するスケジュール情報が登録されている場合には(ステップS92のYes)、当該スケジュール情報に対応するフォルダが記録フォルダに設定される(ステップS96)。
次に、レリーズスイッチ14が押下され(S2オン)、撮像指示が入力されると(ステップS98のYes)、画像が撮像(ステップS100)、記録される(ステップS102)。そして、電源スイッチ12が押下され、撮像装置10の電源がオフになるまで(ステップS104のYes)、上記ステップS90からS102の処理が繰り返される。
本実施形態によれば、予定日時に撮像された画像をスケジュール情報と関連付けられた記録フォルダに記録することができるので、スケジュール情報と画像の管理が容易になる。また、記録フォルダ名にスケジュール情報に従って設定することにより、外部機器106に画像を転送した際にも画像の管理が容易になる。更に、本実施形態では、予定日時に撮像された画像を、ユーザが予め設定した撮像条件の設定の下で撮像することができるので、撮像条件の設定を忘れることを防止できる。
なお、本実施形態では、撮影時に進行中のスケジュール情報に応じて記録先のフォルダを変更するようにしたが、例えば、スケジュール情報に応じて画像ファイル名を設定するようにしてもよいし、スケジュール情報と画像との関連づけをメタデータとして保存するようにしてもよい。
[再生モード]
次に、撮像装置10において画像を再生する処理について説明する。図13は、画像の再生時における撮像装置10の処理を示すフローチャートである。撮像装置10の動作モードが再生モードに設定されると、外部メモリ102内に画像ファイルが記録されているかどうか判定される(ステップS110)。外部メモリ102内に画像ファイルが記録されていない場合には(ステップS110のNo)、画像がない旨を示すメッセージ(例えば、「画像がありません」)がモニタ22に表示される(ステップS112)。
一方、外部メモリ102内に画像ファイルが記録されている場合には(ステップS110のYes)、最新の画像(最後に撮像又は更新された画像)がどのフォルダにあるかが判定される(ステップS114)。最新の画像がルートフォルダ以外のフォルダにある場合には(ステップS114のNo)、最新の画像が記録されているフォルダ(以下、選択フォルダという)内の画像がモニタ22にスライドショウ表示される(ステップS116)。ステップS116では、例えば、選択フォルダ内の最新の画像を始点にして新しい画像から順にスライドショウ表示される。一方、最新の画像がルートフォルダにある場合には(ステップS114のYes)、当該最新の画像がモニタ22に表示される(ステップS118)。
図14は、画像の再生時における撮像装置10の処理を詳細に示すフローチャートである。撮像装置10の動作モードが再生モードに設定されると、外部メモリ102内に画像ファイルが記録されているかどうか判定される(ステップS120)。外部メモリ102内に画像ファイルが記録されていない場合には(ステップS120のNo)、画像がない旨を示すメッセージ(例えば、「画像がありません」)がモニタ22に表示される(ステップS122)。
一方、外部メモリ102内に画像ファイルが記録されている場合には(ステップS120のYes)、最新の画像(最後に撮像又は更新された画像)がどのフォルダにあるかが判定される(ステップS124)。最新の画像がルートフォルダ以外のフォルダにある場合には(ステップS124のNo)、最新の画像が記録されているフォルダ(以下、選択フォルダという)内の画像がモニタ22にスライドショウ表示される(ステップS126)。ステップS126では、例えば、選択フォルダ内の最新の画像を始点にして新しい画像から順にスライドショウ表示される。
スライドショウ表示中に、十字キー30Aの左ボタンの押下が検出され、「戻る」の指示が入力されると(ステップS128のYes)、選択フォルダ内の画像よりも古い画像の中で最新の画像がどのフォルダにあるかが判定される(ステップS130)。選択フォルダ内の画像よりも古い画像の中で最新の画像がルートフォルダ以外のフォルダにある場合には(ステップS130のNo)、当該フォルダ内の画像がモニタ22にスライドショウ表示される(ステップS132)。一方、選択フォルダ内の画像よりも古い画像の中で最新の画像がルートフォルダにある場合には(ステップS130のYes)、当該画像がモニタ22に表示される(ステップS140)。
一方、最新の画像がルートフォルダにある場合には(ステップS124のYes)、当該最新の画像がモニタ22に表示される(ステップS132)。画像の表示中に、十字キー30Aの左ボタンの押下が検出され、「戻る」の指示が入力されると(ステップS136のYes)、表示中の画像よりも古い画像の中で最新の画像がどのフォルダにあるかが判定される(ステップS138)。表示中の画像よりも古い画像の中で最新の画像がルートフォルダにある場合には(ステップS138のYes)、当該画像がモニタ22に表示される(ステップS140)。一方、表示中の画像よりも古い画像の中で最新の画像がルートフォルダ以外のフォルダにある場合には(ステップS138のNo)、表示中の画像よりも古い画像の中で最新の画像が記録されているフォルダ内の画像がモニタ22にスライドショウ表示される(ステップS126)。
図15は、再生モード時における撮像装置10の動作を模式的に示す図である。撮像装置10の動作モードが再生モードに設定されると、最新の画像P10を含むフォルダF10内の画像が新しい順に画像P10、P12、P14、P10、P12、…のように繰り返し表示(スライドショウ表示)される。なお、画像P10の前後にフォルダ名を表示するためのタイトル画面T10を表示するようにしてもよい。
次に、「戻る」指示が入力されると、フォルダF10内の画像よりも古い画像の中で最新の画像P20が表示される。なお、図15に示す例では、画像P20は、ルートフォルダ内の画像である。
次に、「戻る」指示が入力されると、画像P20よりも古い画像の中で最新の画像P30を含むフォルダF30内の画像が新しい順に画像P30、タイトル画面T30、画像P32、P34、画像P30、タイトル画面T30、画像P32、…のように繰り返し表示(スライドショウ表示)される。
次に、「戻る」指示が入力されると、フォルダP30内の画像よりも古い画像の中で最新の画像P40が表示される。なお、図15に示す例では、画像P40は、ルートフォルダ内の画像である。
次に、「戻る」指示が入力されると、画像P40よりも古い画像の中で最新の画像P50を含むフォルダF50内の画像が新しい順に画像P50、タイトル画面T50、画像P52、P54、画像P50、タイトル画面T50、画像P52、…のように繰り返し表示(スライドショウ表示)される。
次に、「戻る」指示が入力されると、フォルダP50内の画像よりも古い画像の中で最新の画像P60が表示される。なお、図15に示す例では、画像P60は、ルートフォルダ内の画像である。
一方、十字キー30Aの右ボタンの押下が検出され、「進む」指示が入力された場合には、表示中の画像又はフォルダ内の画像よりも新しい画像の中で最古の画像又は該画像を含むフォルダ内の画像が表示される。
図16は、マルチ画面表示を示している。マルチ画面表示ボタン24が押下されると、図16に示すマルチ画面表示に移行する。マルチ画面表示では、ルートフォルダ直下のフォルダ及び画像が一覧表示される。図16では、左上に最新のフォルダF10が表示され、右側の画像ほど古くなっている。各フォルダ(F10、F30、F60)の表示領域は、画像ファイル(P20、P40、P60)の表示領域と略同じサイズであり、各フォルダ内の画像がフォルダ名とともに一例で3枚ずつ縮小表示(サムネイル表示)される。
本実施形態によれば、外部メモリ102内に記録した画像をスケジュール単位で閲覧する操作が容易になる。
なお、本発明は、例えば、カメラ機能及び表示機能を備えた装置(例えば、パーソナルコンピュータ、電子手帳、PDA又は携帯電話)に上記の処理を実行するプログラムとしても提供することができる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置を示す外観図(上面図、背面図、側面図及び正面図) 本発明の一実施形態に係る撮像装置の内部構成を示すブロック図 平均気温データ 電池124の保存特性データ 残量−撮像可能枚数変換テーブル スケジュール情報を入力するためのスケジュール入力画面 スケジュール情報の表示画面 スケジュール情報の登録時における撮像装置10の処理を示すフローチャート 外部メモリ102内のフォルダツリー構造を示す図 アラームの設定日時における撮像装置10の電池残量検出処理の第1の実施形態を示すフローチャート 電池残量検出処理の第2の実施形態を示すフローチャート 画像の撮像時における撮像装置10の処理を示すフローチャート 画像の再生時における撮像装置10の処理を示すフローチャート 画像の再生時における撮像装置10の処理を詳細に示すフローチャート 再生モード時における撮像装置10の動作を模式的に示す図 マルチ画面表示
符号の説明
10…撮像装置、12…電源スイッチ、14…レリーズスイッチ、16…ファインダ、18…動作モード切替スイッチ、20…ズームスイッチ、22…モニタ、24…マルチ画面表示ボタン、26…メニューボタン、28…表示ボタン、30…マルチファンクションスイッチ、32…削除ボタン、34…フラッシュ発光部、36…ファインダ窓、38…レンズ、50…CPU、52…バス、54…操作部、56…光学系、58…撮像素子(CCD)、60…CDSアナログデコーダ、62…ホワイトバランスアンプ、64…ガンマ補正処理部、66…点順次化回路、68…A/D変換器、70…ズームカム、72…ズームモータ、74…フォーカスエンコーダ、76…ズームエンコーダ、78…アイリスモータドライバ、80…AFモータドライバ、82…内蔵時計、84…電子ボリューム(EVR)、86…メモリコントローラ、88…メインメモリ、90…圧縮伸張処理部、92…MPEGエンコーダ&デコーダ、94…YC信号作成部、96…色変換部、98…NTSCエンコーダ、100…外部メモリインターフェース部(外部メモリI/F)、102…外部メモリ、104…通信インターフェース部(通信I/F)、106…外部機器、108…モニタドライバ、110…オーディオ入出力回路、112…スピーカ、114…マイク、116…スケジュール入力部、118…平均気温データベース(平均気温DB)、120…自然放電情報データベース(自然放電情報DB)、122…電圧−撮像可能枚数変換テーブル、124…電池、126…電池残量検出部

Claims (13)

  1. 動作電力を供給する電池と、
    前記電池の残量を検出する電池残量検出手段と、
    前記電池の保存特性を記録する保存特性記録手段と、
    予定日時を含むスケジュール情報を記録するスケジュール情報記録手段と、
    前記電池残量検出手段によって検出された電池残量及び前記電池の保存特性に基づいて、前記予定日時における電池残量を算出する第1の算出手段と、
    前記第1の算出手段によって算出された前記予定日時における電池残量を表示する第1の表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報機器。
  2. 前記予定日時までの間、前記情報機器が置かれた環境に関する環境情報を記録する環境情報記録手段を更に備え、
    前記第1の算出手段は、前記環境情報に基づいて、前記予定日時における電池残量を算出することを特徴とする請求項1記載の情報機器。
  3. 前記環境情報記録手段は、前記予定日時までの間に前記情報機器が置かれた環境の気温に関する情報、前記スケジュール情報によって指定された場所又は前記場所への移動手段に関する情報のうち少なくとも1つの情報を環境情報として記録することを特徴とする請求項2記載の情報機器。
  4. 前記スケジュール情報記録手段は、前記予定日時に先立ってアラームを出力するアラーム設定日時を記録しており、
    前記アラーム設定日時になったかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によってアラーム設定日時になったと判定された場合に、アラームを出力する第1のアラーム出力手段とを備え、
    前記第1の算出手段は、前記判定手段によってアラーム設定日時になったと判定された場合に、前記予定日時における電池残量を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の情報機器。
  5. 前記電池残量検出手段によって検出された電池の残量が満充電でないときにアラームを出力する第2のアラーム出力手段を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の情報機器。
  6. 画像を撮像するための撮像手段を更に備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の情報機器。
  7. 前記第1の算出手段によって算出された予定日時における電池残量に基づいて、前記予定日時における静止画の撮像可能枚数、又は動画の撮像可能時間のうち少なくとも一方を算出する第2の算出手段と、
    前記第2の算出手段によって算出された静止画の撮像可能枚数又は動画の撮像可能時間を表示する第2の表示手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項6記載の情報機器。
  8. 前記スケジュール情報の入力を受け付けるスケジュール情報入力手段を更に備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の情報機器。
  9. 情報機器に設けられた電池残量検出手段によって、該情報機器の動作電力を供給する電池の残量を検出する電池残量検出工程と、
    前記情報機器によって、予定日時を含むスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得工程と、
    前記電池残量検出工程において検出された電池残量及び前記電池の保存特性に基づいて、前記予定日時における電池残量を算出する第1の算出工程と、
    前記第1の算出工程において算出された前記予定日時における電池残量を表示する第1の表示工程と、
    を備えることを特徴とする電池残量検出方法。
  10. 前記第1の算出工程では、前記予定日時までの間、前記電池残量検出方法が置かれた環境に関する環境情報に基づいて、前記予定日時における電池残量を算出することを特徴とする請求項9記載の電池残量検出方法。
  11. 前記スケジュール情報取得工程では、前記予定日時に先立ってアラームを出力するアラーム設定日時を取得し、
    前記アラーム設定日時になったかどうかを判定する判定工程と、
    前記判定工程においてアラーム設定日時になったと判定された場合に、アラームを出力するアラーム出力工程と、
    前記判定手段によってアラーム設定日時になったと判定された場合に、前記予定日時における電池残量を算出する工程と、
    を更に備えることを特徴とする請求項9から10のいずれか1項記載の電池残量検出方法。
  12. 前記電池残量検出工程において検出された電池の残量が満充電ではないときにアラームを出力するアラーム出力工程を更に備えることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項記載の電池残量検出方法。
  13. 前記情報機器は、画像を撮像するための撮像手段を備えた撮像装置であり、
    前記第1の算出工程において算出された予定日時における電池残量に基づいて、前記予定日時における静止画の撮像可能枚数、又は動画の撮像可能時間のうち少なくとも一方を算出する第2の算出工程と、
    前記第2の算出工程において算出された静止画の撮像可能枚数又は動画の撮像可能時間を表示する第2の表示工程と、
    を更に備えることを特徴とする請求項9から12のいずれか1項記載の電池残量検出方法。
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