JP2005229538A - デジタルカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】面倒なモードの設定操作を行うことなく、二種類の動作モードを簡単に使い分けることができるデジタルカメラシステムを提供する。
【解決手段】クレードル13のUSBコネクタ30に対して、USBコネクタ25,26をデジタルカメラ11に設けてある。撮影レンズ15を手前にしてデジタルカメラ11をクレードル13に載せると、USBコネクタ25がUSBコネクタ30に接続される。液晶ディスプレイ18を手前にしてデジタルカメラ11をクレードル13に載せると、USBコネクタ26がUSBコネクタ30に接続される。USBコネクタ25,26のいずれがUSBコネクタ30に接続されたかをデジタルカメラ11のCPUが検出し、撮影レンズ15が手前の時にはPCカメラモード、液晶ディスプレイ18が手前の時にはマスストレージモードに設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラと、このデジタルカメラを載置するカメラスタンドとからなるデジタルカメラシステムに関するものである。
デジタルカメラは、クレードルと呼ばれるカメラスタンドに載せることにより、パーソナルコンピュータと簡単にUSB(Universal Serial Bus)接続されるようにしたものが多く市販されている。USB接続時におけるデジタルカメラの動作モードには、着脱自在に内蔵する電子記憶媒体としてのメモリカードをパーソナルコンピュータのストレージとして認識されるようにするマスストレージモードと、デジタルカメラで撮像されるスルー画の画像データをパーソナルコンピュータの液晶ディスプレイに連続的に出力するPCカメラモードの二種類があり、これらを任意に切り換えて使うことができるデジタルカメラが知られている(例えば特許文献1)。
特開2003−304423号公報
上述したUSB接続時におけるデジタルカメラの動作モードをマスストレージモードとするか、或いはPCカメラモードとするかについては、予めデジタルカメラのメニュー画面で設定しておく必要があり、また途中でモードを切り換えたい場合にも、デジタルカメラのメニュー画面を再び呼び出して設定し直す必要があり、面倒である。
本発明は、面倒なモードの設定操作を行うことなく、二種類の動作モードを簡単に使い分けることができるデジタルカメラシステムを提供することを目的とする。
本発明のデジタルカメラシステムは、撮像素子により光学像を電気信号に変換し、着脱自在に内蔵した電子記憶媒体に画像データを記憶するデジタルカメラと、このデジタルカメラを載置して外部機器との接続を仲介するカメラスタンドとからなるデジタルカメラシステムにおいて、前記カメラスタンドは、前記デジタルカメラとの電気的接続に用いられるスタンドコネクタを備え、前記デジタルカメラは、前記カメラスタンドに対してデジタルカメラを第1の姿勢で載せることによりスタンドコネクタに接続される第1カメラコネクタと、前記カメラスタンドに対してデジタルカメラを第1の姿勢とは逆向きとなる第2の姿勢で載せることによりスタンドコネクタに接続される第2カメラコネクタとを備えていることを特徴とする。
また、前記デジタルカメラは、前記スタンドコネクタに第1カメラコネクタ,第2カメラコネクタのいずれが接続されたのかを検出し、前記スタンドコネクタに第1カメラコネクタが接続された際には、撮像素子により撮像されるスルー画の画像データを外部機器に連続的に出力する第1の動作モードに設定し、前記スタンドコネクタに第2カメラコネクタが接続された際には、着脱自在に内蔵する電子記憶媒体を外部機器のストレージとして認識されるようにする第2の動作モードに設定することを特徴とする。
また、撮像素子により光学像を電気信号に変換し、着脱自在に内蔵した電子記憶媒体に画像データを記憶するデジタルカメラと、このデジタルカメラを載置して外部機器との接続を仲介するカメラスタンドとからなるデジタルカメラシステムにおいて、前記デジタルカメラは、前記カメラスタンドとの電気的接続に用いられるカメラコネクタと、凹部とを備え、前記カメラスタンドは、前記デジタルカメラが第1の姿勢でも第1の姿勢とは逆向きとなる第2の姿勢でもカメラコネクタと着脱自在に接続されるスタンドコネクタと、前記デジタルカメラが第1の姿勢で載置された際に、前記凹部に可動突部が入り込み、前記デジタルカメラが第2の姿勢で載置された際に、前記デジタルカメラのボディで可動突部が押されるカメラ検出スイッチとを備えていることを特徴とする。
また、前記デジタルカメラは、前記姿勢検出スイッチの可動突部が押されたか否かの信号をカメラスタンドからスタンドコネクタ及びカメラコネクタを介して受け取り、第1の姿勢か第2の姿勢かによって、撮像素子により撮像されるスルー画の画像データを外部機器に連続的に出力する第1の動作モードか、着脱自在に内蔵する電子記憶媒体を外部機器のストレージとして認識されるようにする第2の動作モードかのいずかに設定することを特徴とする。
本発明のデジタルカメラシステムは、カメラスタンドの1個のスタンドコネクタに対して、第1,第2の2個のカメラコネクタをデジタルカメラに設け、カメラスタンドに載せるデジタルカメラが第1の姿勢である時には、第1カメラコネクタがスタンドコネクタに接続され、デジタルカメラが第2の姿勢である時には、第2カメラコネクタがスタンドコネクタに接続されるようにしたので、カメラスタンドに対するデジタルカメラの第1,第2の姿勢を容易に判別できる。この結果、例えば、デジタルカメラが第1の姿勢である時に第1の動作モード、第2の姿勢である時に第2の動作モードに設定されるように決めておけば、デジタルカメラの姿勢を変更するだけで、面倒なモードの設定操作を行うことなく、第1の動作モードと第2の動作モードとを自動的に切り換えることができる。
また、カメラコネクタと凹部とをデジタルカメラに設けるとともに、第1,第2のいずれの姿勢でもカメラコネクタに接続されるスタンドコネクタと、デジタルカメラが第1の姿勢で載置された際に凹部に可動突部が入り込み、デジタルカメラが第2の姿勢で載置された際にデジタルカメラのボディで可動突部が押されるカメラ検出スイッチとをカメラスタンドに設けたので、カメラ検出スイッチのオン/オフによって、カメラスタンドに対するデジタルカメラの第1,第2の姿勢を容易に判別できる。この結果、例えば、デジタルカメラが第1の姿勢である時に第1の動作モード、第2の姿勢である時に第2の動作モードに設定されるように決めておけば、デジタルカメラの姿勢を変更するだけで、面倒なモードの設定操作を行うことなく、第1の動作モードと第2の動作モードとを自動的に切り換えることができる。
本発明の第1実施形態を示す図1において、デジタルカメラシステム10は、デジタルカメラ11と、デジタルカメラ11を載せることにより、外部機器、例えばパーソナルコンピュータ(以下パソコンという)12やネットワーク(実際にはADSLモデムなど)等との接続を仲介する一般にクレードルと呼ばれるカメラスタンド(以下クレードルという)13とからなる。
デジタルカメラ11の前面には、撮影レンズ15とストロボ発光部16が設けられ、上部には、シャッタボタン17が設けられている(図1(A))。デジタルカメラ11の背面には、ビューファインダ等として機能する液晶ディスプレイ18,ズーミングボタン19,動作モードを選択するモード選択ボタン20,選択項目の確定や動作の実行を指示する実行ボタン21,指示の取消しや1つ前の画面に戻るときに使用するキャンセルボタン22及び電源ボタン23が設けられている(図1(B))。なお、ズーミングボタン19は、モード選択ボタン20を押した際に液晶ディスプレイ18に表示されるメニュー画面でモード設定を行う時のカーソル移動ボタンとしても機能する。
また、デジタルカメラ11の側部には、電子記憶媒体してのメモリカード24が着脱自在にセットされるカードスロット(図示せず)が設けられている。メモリカード24としては、周知のメモリカード、例えばxD−ピクチャーカード(商品名)やスマートメディア(商品名)等が用いられ、撮像によって得られるデジタルの画像データが記憶される。
デジタルカメラ11の底部には、クレードル13との電気的接続に用いられる第1,第2カメラコネクタとしての2個のUSBコネクタ25,26が、デジタルカメラ11の前面から見て左右対称の位置に設けられている。クレードル13の凹部13aの底面には、USBコネクタ25,26と接続されるスタンドコネクタとしての1個のUSBコネクタ30が設けられている。また、クレードル13の前面には、デジタルカメラ11の電源をオンにする電源スイッチ32が設けられている。
図1(A)に示すように、撮影レンズ15をユーザ側に向けたまま、デジタルカメラ11をクレードル13の凹部13aに差し込むように載せると、デジタルカメラ11のUSBコネクタ25がクレードル13のUSBコネクタ30に接続される。また、図1(B)に示すように、デジタルカメラ11を反対向きに引っ繰り返して、すなわち液晶ディスプレイ18をユーザ側に向けた状態で、デジタルカメラ11をクレードル13の凹部13aに差し込むように載せると、デジタルカメラ11のUSBコネクタ26がクレードル13のUSBコネクタ30に接続される。
デジタルカメラ11は、クレードル13のUSBコネクタ30に、USBコネクタ25が接続されたかUSBコネクタ26が接続されたかを検出する。そして、USBコネクタ30にUSBコネクタ25が接続された時には、ビデオ会議などに利用できるように撮影中の映像信号をリアルタイムで送出するPCカメラとして機能する第1の動作モードであるPCカメラモードにデジタルカメラ11が自動設定され、またUSBコネクタ30にUSBコネクタ26が接続された時には、デジタルカメラ11のメモリカード24がパソコン12の外部記憶装置として認識される第2の動作モードであるマスストレージモードにデジタルカメラ11が自動設定される。
デジタルカメラシステム10の電気的な構成を示す図2において、デジタルカメラ11に内蔵されているCPU40は、シャッタボタン17,ズーミングボタン19,モード選択ボタン20,実行ボタン21,キャンセルボタン22及び電源ボタン23を含む操作部42から入力される各操作信号に基づき、デジタルカメラ11の各部を統括的に制御する。
CPU40にバス45を介して接続されるROM47には、CPU40が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されている。RAM48は、CPU40の作業用領域として利用されるとともに、画像データの一時記憶領域として利用される。なお、ROM47は、EEPROMやフラッシュメモリのように書き換え可能なものでもよい。
デジタルカメラ11がクレードル13から分離された状態で、ユーザが電源ボタン23を押すと、CPU40はこれを検出し、カメラ内電源をオンにする。デジタルカメラ11を単独で用いる場合のデフォルトでは、撮影モードが選択されており、パソコン12とUSB接続されていないことをCPU40が検出すると、CPU40はCCDドライバ51を介してCCD53を駆動し、撮影レンズ15を介してCCD53の受光面に結像された被写体の光学像は、CCD53によって光電変換される。
CCD53から出力された信号はアナログ処理部55に送られ、相関二重サンプリング(CDS)処理、色分離、ゲイン調整などの所要の処理が行われた後、A/D変換器57によってデジタル信号に変換され、デジタル信号処理部59に送られる。
タイミングジェネレータ(TG)61は、CPU40の指令に従い、CCDドライバ51、アナログ処理部55及びA/D変換器57に対して同期駆動用のタイミング信号を与えており、このタイミング信号によって各回路の同期がとられている。
デジタル信号処理部59は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、ホワイトバランス補正回路等を含む画像処理手段として機能する。A/D変換器57からデジタル信号処理部59に送られた画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、RAM48に記憶される。
撮影画像をモニタ出力(スルー画表示)する場合、CCD53から出力される画像信号によってRAM48内の画像データが定期的、例えば1/30秒毎に書き換えられる。この画像データが読み出され、バス45を介して表示回路63へ送られる。表示回路63は、入力された画像データを表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して液晶ディスプレイ18に出力する。これにより、撮像中の画像(スルー画)が液晶ディスプレイ18にリアルタイムに表示される。
シャッタボタン17の全押しをCPU40が検知すると、記録用の画像を取り込むためのCCD露光及び読出制御を開始する。また、CPU40はストロボ回路65にコマンドを送り、ストロボ発光部16の発光を制御する。取り込まれた画像データは、デジタル信号処理部59においてYC処理その他の所定の信号処理を経た後、圧縮伸張部67において所定の圧縮フォーマット(例えば、JPEG方式) に従って圧縮される。圧縮された画像データは、カードインターフェース部(I/F)68を介してメモリカード24に記録される。圧縮形式はJPEGに限定されず、MPEGその他の方式を採用してもよい。
また、モード選択ボタン20によって再生モードが選択され、かつパソコン12とUSB接続されていない場合には、メモリカード24に最後に記録された画像ファイルの圧縮データが読み出される。この画像ファイルの圧縮データは、圧縮伸張部67を介して非圧縮のYC信号に伸張され、デジタル信号処理部59及び表示回路63を介して表示用の信号に変換された後、液晶ディスプレイ18に出力される。これにより、当該ファイルの画像内容が液晶ディスプレイ18上に表示される。
一コマ再生中に、ズーミングボタン19の右キー又は左キーを操作することによって、再生対象のファイルを切り換えること(順コマ送り/逆コマ送り)ができる。コマ送りされたコマ位置の画像ファイルがメモリカード24から読み出され、上記と同様にして静止画像や動画が液晶ディスプレイ18に再生される。
デジタルカメラ11は、パソコン12との間でデータの送受信を行うUSBコントローラ54と、上述した2個のUSBコネクタ25,26とを備えている。撮影モードと再生モードについてはモード選択ボタン20の操作に応じて設定されるが、マスストレージモードとPCカメラモードについては、デジタルカメラ11をクレードル13に載せることにより撮影/再生モードに優先して設定される。
クレードル13のUSBコネクタ30には、前記電源スイッチ32の他に、パソコン12とUSB接続するためのUSBコネクタ71が接続されている。このUSBコネクタ71はクレードル13の側部に露呈している。なお、図示していないが、デジタルカメラ11に内蔵した二次電池を充電するには、クレードル13にACパワーアダプターを接続する。
このように構成された第1実施形態の作用について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。クレードル13は、電源スイッチ32がユーザ側に向かうように机上に置かれ、パソコン12に接続されている。撮影レンズ15をユーザ側に向けた状態でデジタルカメラ11をクレードル13の凹部13aに差し込むと、USBコネクタ25がクレードル13のUSBコネクタ30に接続される。
デジタルカメラ11の電源がオフになっている時には、クレードル13の電源スイッチ32を押圧して、デジタルカメラ11の電源をオンにする。デジタルカメラ11の駆動電源は、デジタルカメラ11をクレードル13に載せた状態では、USBケーブルを通してパソコン12から供給される。
デジタルカメラ11の電源がオンになる(st1)と、CPU40は、USBコネクタ25,26のうちいずれがUSBコネクタ30に接続されているかを検出する(st2)。上述のようにUSBコネクタ25がUSBコネクタ30に接続されているから、これを検出したCPU40は、PCカメラモードにモード設定する(st3)。デジタルカメラ11がPCカメラモードにモード設定されると、液晶ディスプレイ18の電源がオフされる(st4)。この液晶ディスプレイ18の電源がオフにされることにより、無駄な電力消費が防止できる。
RAM48から一定間隔でスルー画の画像データが読み出され、バス45,USBコントローラ54,USBコネクタ25,30,71及びUSBケーブル38を通してパソコン12に送られる。パソコン12は、デジタルカメラ11から受け取ったスルー画を自身のディスプレイ(図示せず)に連続表示するか、又はネットワークを介して別のパソコンのディスプレイに連続表示する。これにより、テレビ会議システムやセキュリティシステムなどを簡単に構築できる。
また、液晶ディスプレイ18をユーザ側に向けた状態でデジタルカメラ11をクレードル13の凹部13aに差し込むと、USBコネクタ26がクレードル13のUSBコネクタ30に接続される。デジタルカメラ11の電源がオンにされると、CPU40は、USBコネクタ26がUSBコネクタ30に接続されているのを検出し(st2)、マスストレージモードにモード設定する(st5)。
マスストレージモードにモード設定されたデジタルカメラ11のメモリカード24は、パソコン12側からは1つのローカルディスクとして認識され、パソコン12のディスプレイにその内容が表示される。これにより、ユーザはパソコン12を操作して、所望の画像データをパソコン12のハードディスクにコピーしたり、不要な画像データを削除する等を自由に行うことができる。
このように、デジタルカメラ11をクレードル13に載せる向きを選択するだけで、PCカメラモード,マスストレージモードから任意のモードをデジタルカメラ11に設定できる。
次に、本発明の第2実施形態を示す図4において、デジタルカメラシステム80は、デジタルカメラ81とクレードル82とからなる。このクレードル82は、下方に設けられた電源スイッチ32が、手前(ユーザ側)に向くように設置されている。なお、本第2実施形態の第1実施形態と同じ部分には、同じ符号を付し、説明を省略する。
デジタルカメラ81の底部には、クレードル82との電気的接続に用いられる1個のコネクタ85が、デジタルカメラ81の前面から見て左右方向の中心に設けられている。また、撮影レンズ15の下方には、三脚取付用ネジ穴86が設けられている。一方、クレードル82の凹部82aには、前記コネクタ85と接続されるコネクタ88と、カメラ向き検出スイッチ89の可動部89aとが突出して設けられている。
前記カメラ向き検出スイッチ89の可動部89aは、撮影レンズ15を手前(ユーザ側)に向けてデジタルカメラ81をクレードル82の凹部82aに差し込むように載せた時に、前記三脚取付用ネジ穴86の中に入り込んで押されない位置に設けられている(A)。したがって、デジタルカメラ81を逆向きにして(液晶ディスプレイ18が手前になるようにして)クレードル82に載せた時には、前記可動部89aがデジタルカメラ81の底面に押され、カメラ向き検出スイッチ89がオンになる(B)。なお、デジタルカメラ81がいずれの向きでも、コネクタ85とコネクタ88とは、電気的に全く同じに接続される仕様にされている。
カメラ向き検出スイッチ89のオン/オフは、コネクタ85,88を介してデジタルカメラ81に伝達される。そして、カメラ向き検出スイッチ89がオフの時には(A)、デジタルカメラ81がPCカメラモードに自動設定される。また、カメラ向き検出スイッチ89がオンの時には(B)、デジタルカメラ81がマスストレージモードに自動設定される。このように、デジタルカメラ81をクレードル82に載せる向きを選択するだけで、PCカメラモード,マスストレージモードから任意のモードをデジタルカメラ81に設定できる。
なお、カメラ向き検出スイッチの可動部が入る形状の凹部であれば、本発明は三脚取付用ネジ穴に限定されない。また、カメラ向き検出スイッチを省略し、デジタルカメラのコネクタとクレードルのコネクタとの接続状態を検出するようにしてもよい。この場合、デジタルカメラのコネクタ(カメラコネクタ)とクレードルのコネクタ(スタンドコネクタ)とは、差し込む向きによって、その違いが判別できるように、例えば、本来の信号用の接続端子とは別に、カメラコネクタの両端にカメラの向きを判別するための判別用接続端子を設け、これらの判別用接続端子に対応するスタンドコネクタの両端のうち、一方の端にグランド端子を設け、他方の端にオープン端子を設ける。すなわち、2本の判別用接続端子のうち、どちら側がグランドになったかで、カメラの向きを判別できる。
以上説明した実施形態では、クレードルの機能として一般的となっている充電機能(デジタルカメラに装着されているリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池を充電する)を省いたが、この充電機能をクレードルに設けてもよい。この場合、クレードルに充電電流を切り換える手段を設け、PCカメラモード時は表示装置の照明装置の電源をオフにすることにより、無駄な消費電力を防止し、この余剰電力で二次電池の充電を高速に行うことができる。
また、マスストレージモードにおいて、デジタルカメラのメモリカードから画像を選択する際に、デジタルカメラの液晶ディスプレイにメモリカードの各画像をサムネイル表示するとともに、クレードルに接続されたパソコンのモニタ(液晶ディスプレイ又はCRT)にメモリカードの各画像のうち選択された1コマの画像を大きく表示するというマルチ画面表示を採用すると、メモリカード内に記憶されている全体的な画像の把握と、1コマ毎の細部の確認とを同時に行うことができ、画像の選択作業が容易になる。
また、上記実施形態では、クレードルに接続する外部機器としてパソコンを用いたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、ADSLモデムやネットワークのハブであってもよい。クレードルにADSLモデムを接続する場合、デジタルカメラはインターネットに接続され、PCカメラモードでは、ユーザは携帯電話等の端末を用いてインターネットにアクセスすることにより、外出先から自宅内を監視する等を行うことができる。また、マスストレージモードでは、ユーザは携帯電話等から撮影済みの画像を見たり、携帯電話の待ち受け画面用にダウンロードすることもできる。なお、マスストレージモードでは、例えば、画像データファイルにロックキーを設け、これを解除するパスワードを設定するなど、セキュリティ上の工夫を施す必要がある。
また、上記実施形態では、二種類の動作モードとしてPCカメラモードとマスストレージモードを挙げたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、前記マスストレージモードの代わりに、TVモニタ等の外部表示装置へ画像信号を出力する画像表示モードとしてもよい。
本発明の第1実施形態の構成を示す説明図である。 デジタルカメラとクレードルの電気的な構成を示すブロック図である。 デジタルカメラシステムのシーケンスを示すフローチャートである。 第2実施形態の構成を示す説明図である。
符号の説明
10,80 デジタルカメラシステム
11,81 デジタルカメラ
12 パソコン
13,82 クレードル
18 液晶ディスプレイ
24 メモリカード
25,26,30 USBコネクタ
40 CPU
85,88 コネクタ
86 三脚取付用ネジ穴
89 カメラ向き検出スイッチ

Claims (4)

  1. 撮像素子により光学像を電気信号に変換し、着脱自在に内蔵した電子記憶媒体に画像データを記憶するデジタルカメラと、このデジタルカメラを載置して外部機器との接続を仲介するカメラスタンドとからなるデジタルカメラシステムにおいて、
    前記カメラスタンドは、前記デジタルカメラとの電気的接続に用いられるスタンドコネクタを備え、前記デジタルカメラは、前記カメラスタンドに対してデジタルカメラを第1の姿勢で載せることによりスタンドコネクタに接続される第1カメラコネクタと、前記カメラスタンドに対してデジタルカメラを第1の姿勢とは逆向きとなる第2の姿勢で載せることによりスタンドコネクタに接続される第2カメラコネクタとを備えていることを特徴とするデジタルカメラシステム。
  2. 前記デジタルカメラは、前記スタンドコネクタに第1カメラコネクタ,第2カメラコネクタのいずれが接続されたのかを検出し、前記スタンドコネクタに第1カメラコネクタが接続された際には、撮像素子により撮像されるスルー画の画像データを外部機器に連続的に出力する第1の動作モードに設定し、前記スタンドコネクタに第2カメラコネクタが接続された際には、着脱自在に内蔵する電子記憶媒体を外部機器のストレージとして認識されるようにする第2の動作モードに設定することを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラシステム。
  3. 撮像素子により光学像を電気信号に変換し、着脱自在に内蔵した電子記憶媒体に画像データを記憶するデジタルカメラと、このデジタルカメラを載置して外部機器との接続を仲介するカメラスタンドとからなるデジタルカメラシステムにおいて、
    前記デジタルカメラは、前記カメラスタンドとの電気的接続に用いられるカメラコネクタと、凹部とを備え、前記カメラスタンドは、前記デジタルカメラが第1の姿勢でも第1の姿勢とは逆向きとなる第2の姿勢でもカメラコネクタと着脱自在に接続されるスタンドコネクタと、前記デジタルカメラが第1の姿勢で載置された際に、前記凹部に可動突部が入り込み、前記デジタルカメラが第2の姿勢で載置された際に、前記デジタルカメラのボディで可動突部が押されるカメラ検出スイッチとを備えていることを特徴とするデジタルカメラシステム。
  4. 前記デジタルカメラは、前記姿勢検出スイッチの可動突部が押されたか否かの信号をカメラスタンドからスタンドコネクタ及びカメラコネクタを介して受け取り、第1の姿勢か第2の姿勢かによって、撮像素子により撮像されるスルー画の画像データを外部機器に連続的に出力する第1の動作モードか、着脱自在に内蔵する電子記憶媒体を外部機器のストレージとして認識されるようにする第2の動作モードかのいずかに設定することを特徴とする請求項3記載のデジタルカメラシステム。
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