JP2005192096A - 撮像装置、動画ファイルの記録方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、動画ファイルの記録方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 動画記録中に残りの空き容量を越えた撮影を可能とした、撮像装置、動画ファイルの記録方法、及びプログラムの提供。
【解決手段】 制御部は、ステップS1〜S4の動画撮影準備を終えて、動画撮影開始後、保存メモリの空き容量が記録する動画ファイルサイズを下回りそうな場合(ステップS5、S6)、表示部に空き容量不足アラーム表示を(ステップS12)、ユーザがシャッターキーを半押ししてチャプタ指示(ファイル再作成指示)入力を行うと(ステップS13)、現在一時記憶メモリに記憶されている動画データを所定数ずつ分けて圧縮処理して、所定のファイルサイズの動画ファイルを複数作成して(ステップS14)、共通のファイル名称をつけて保存メモリ500に記録する(ステップS15)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、動画を記録/再生及び編集可能なデジタルカメラ等の撮像装置における動画ファイルの記憶技術に関する。
近年、デジタルカメラが急速に普及しているが、半導体メモリに静止画だけでなく動画を記録することのできる、いわゆる半導体カメラも実用化されている。
デジタルカメラ等の電子カメラでは、静止画の画像データが「ファイル名.JPG」のようにファイル形式で記録されるのと同様、動画も「ファイル名.MPG」「ファイル名.AVI」のようにファイル形式で記録される。よく知られているようにJPGはJPEG(Joint Photographic Expert Group)形式のファイルであり、MPGはMPEG(Moving Picture Expert Group)形式のファイルであり、AVI(Audio Video Interleaved)はモーションJPEG形式のファイルである。
しかしながら、従来の電子カメラにあっては、静止画ファイルまたは動画ファイルの識別名(以下「ファイル名」)やフォルダ名(ディレクトリ名ともいう)として、撮影日時や一連番号などから機械的に生成した文字列を使用していたため、ファイル名(またはフォルダ名)に基づく画像ファイルの整理分類が困難であり、とりわけ、動画編集を行う際の手間が大きいという問題点があった。
そこで、撮影され生成された画像信号中から文字情報を抽出して文字認識し、認識された文字情報を用いて文字列を生成し、生成された文字列をデータファイル名又は当該データファイルを格納するフォルダ名として設定することにより、ファイル名やフォルダ名を一瞥するだけで、その画像ファイルや画像フォルダの内容を容易に推測できるようにし、特に、動画編集を行う際の手間の軽減を図るようにした電子カメラや動画カメラがある(例えば、特許文献1参照)。
また、動画撮影(再生)はコマ数(動画撮影時間)が多ければ多いほど好適といえるが、従来の電子カメラにあっては、撮影時は、動画バッファに複数枚のマルチ画像を一旦格納した後、順次に圧縮処理して、記録媒体に記録する構成となっていたため、一度に撮影できる動画の最大コマ数(言い換えれば最大撮影時間)がもっぱら動画バッファ(動画メモリ)の大きさで一義的に決まってしまうという問題点と、再生時には、記録媒体に格納された複数枚のマルチ画像を順次に伸長処理して、動画バッファに展開する構成となっていたため、一度に再生できる動画の最大コマ数(言い換えれば最大再生時間)がもっぱら動画バッファの大きさで一義的に決まってしまうという問題点があった。
そこで、表示中の被写体像が更新される度にその被写体像の縮小画像データを一方の画像バッファの分割セルに順次に格納していき該一方の画像バッファの分割セルが一杯になると他方の画像バッファに切り換えて当該動作を継続するとともに、格納先に指定されていない方の画像バッファの複数個の分割セルに格納された全ての縮小画像データを1つの画像データとみなして圧縮し記録することにより、画像バッファを交互に切り換えながら、縮小画像データのバッファへの格納と、複数個の縮小画像データの圧縮・記録とを同時並行的に行うようにし、動画バッファ(動画メモリ)の大きさに関わらず、動画のコマ数を大幅に増大でき、よって実用上充分な長さの動画撮影時間を達成できるようにした電子カメラが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−37770号公報 特開2000−50127号公報
上記特許文献1記載の技術によれば、撮影された画像中の文字情報を基にした文字列をデータファイル名又はフォルダ名として設定されるので、画像ファイルや画像フォルダの内容を容易に推測でき、動画編集を行う際の手間を軽減することができる。
また、上記特許文献2に記載の技術によれば、動画メモリの大きさに関わらず、動画のコマ数を大幅に増大でき、よって実用上充分な長さの動画撮影時間を達成できるが、動画の記憶には多くのメモリ容量を必要とするだけでなく、例えば、10分間分のコマ数の画像記憶容量がある記録媒体に、5分以上画像を記録すると編集はできないといったように、一般に、編集を行うためには録画サイズと同程度かそれ以上の空き容量(バッファメモリ)を確保しておかなければならないので、コマ数が多ければ多いほど編集用の空き容量を多く必要とし、結果として撮影コマ数が制約されるといった課題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、動画記録中に残りの空き容量を越えた撮影を可能とした、撮像装置、動画ファイルの記録方法、及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、被写体を撮影してその画像データを生成し、該画像データを所定のデータファイルとして保存メモリに記録する撮像装置において、自動的に動画撮影する動画撮影モードを有し、動画撮影モードの際に、生成した画像データを動画データとしてワークメモリに順次記憶する動画記憶手段と、ワークメモリに記憶された全動画データをまとめて作成する1つの動画ファイルのメモリサイズ及び保存メモリの空き領域のメモリサイズを算出するメモリサイズ算出手段と、メモリサイズ算出手段によって算出された動画ファイルのメモリサイズと空き容量のメモリサイズを比較する比較手段と、動画ファイルのメモリサイズが空き容量のメモリサイズより大きくなったとき、警告情報を出力する警告出力手段と、ユーザによる動画ファイル細分指示を行う細分指示手段と、細分指示手段による動画ファイル細分指示があったとき、ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成する細分動画ファイル作成手段と、細分動画ファイル作成手段によって作成された複数の動画ファイルを順次保存メモリに記録する記録手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
これにより、動画撮影時に撮影した動画データをまとめて作成する動画ファイルのファイルサイズが空き容量のサイズより大きくなった場合に、ユーザの指示により、動画ファイルを細分して複数の動画ファイルを作成しそのファイルサイズを空き容量のサイズより小さくできるので、画像記録領域の容量の2分の1を超えて動画を撮影・記録してもあとから動画編集ができなくなるようなことを予め防止できる。
また、請求項2に記載の発明では、細分指示手段はシャッターキーであり、ユーザによる動画ファイル細分指示はシャッターキーの半押しによって行われることを特徴とする請求項1記載の撮像装置を提供する。
これにより、動画撮影開始後、シャッターキーを半押しするだけでよいので特別にキーを設ける必要がない。また、撮影操作上で最も使い易い位置に配されているシャッターキーを用いるので押しやすく、操作性に優れている。
また、請求項3に記載の発明では、被写体を撮影してその画像データを生成し、該画像データを所定のデータファイルとして保存メモリに記録する撮像装置において、自動的に動画撮影する動画撮影モードを有し、動画撮影モードの際に、生成した画像データを動画データとしてワークメモリに順次記憶する動画記憶手段と、ワークメモリに記憶された全動画データをまとめて作成する動画ファイルのメモリサイズ及び保存メモリの空き領域のメモリサイズを算出するメモリサイズ算出手段と、メモリサイズ算出手段によって算出された動画ファイルのメモリサイズと空き容量のメモリサイズを比較する比較手段と、動画ファイルのメモリサイズが空き容量のメモリサイズより大きくなったとき、ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成する細分動画ファイル作成手段と、細分動画ファイル作成手段によって作成された複数の動画ファイルを順次保存メモリに記録する記録手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
これにより、動画撮影時に、撮影した動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成した場合のファイルサイズが空き容量のサイズより大きくなっても、自動的に動画ファイルを細分して細分後の各動画ファイルのファイルサイズを空き容量のサイズより小さくできるので、画像記録領域の2分の1を超えて動画を撮影・記録してもあとから動画編集ができなくなるようなことを予め防止できる。
また、請求項4に記載の発明では、記録手段による動画ファイルの保存メモリの記録後、動画ファイル自動作成を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の撮像装置を提供する。
これにより、ユーザは空き容量が少なくなってきていることを認識できるので、現在行っている動画撮影を早い時期に終わらせて、編集用の空き容量を確保することができる。
また、請求項5に記載の発明では、記録手段は、細分動画ファイル作成手段によって作成された複数の動画ファイルを順次保存メモリに記録する際に、それぞれの動画ファイルに共通のファイル名と連番を付けて記録することを特徴とする請求項1又は3記載の撮像装置を提供する。
これにより、細分した動画ファイルに共通の名称を付けるので、編集時には同じファイル名でサーチして順次編集を行うことにより、細分した動画ファイルのメモリサイズ程度の大きさに空き容量で結果的に1セット分の動画を編集することができる。
また、請求項6に記載の発明では、更に、ユーザによる動画ファイル統合指示を行う統合指示手段と、統合指示手段による動画ファイル統合指示があったとき、保存メモリに記録されている1セット分の動画を構成する複数の動画ファイルを読み出して順次動画データを再生してワークメモリに記憶する動画データ再生手段と、ワークメモリに記憶した動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成する統合動画ファイル作成手段と、を備え、記録手段は統合動画ファイル作成手段によって作成された動画ファイルを保存メモリに上書き記録する、ことを特徴とする請求項1又は3に記載の撮像装置を提供する。
これにより、編集しない動画についてはチャプタファイルを1つの画像ファイルにまとめて保存メモリに記憶し直すことができるので空き容量を増やすことができ、更に多くの撮影画像を記録することができ、メモリの使用効率が向上する。
また、請求項7に記載の発明では、統合指示手段はシャッターキーであり、ユーザによる動画ファイル統合指示はシャッターキーの半押しによって行われることを特徴とする請求項6記載の撮像装置を提供する。
これにより、シャッターキーを半押しするだけでよいので特別にキーを設ける必要がない。また、最も使い易い位置に配されているシャッターキーを用いるので押しやすく、操作性に優れている。
また、請求項8に記載の発明では、被写体を撮影してその画像データを生成し、該画像データを所定のデータファイルとして保存メモリに記録する撮像装置の動画ファイルの記録方法において、動画撮影時に、ワークメモリに記憶された全動画データから1つの動画ファイルを作成した場合の動画ファイルのメモリサイズと保存メモリの空き領域のメモリサイズを比較し、動画ファイルのメモリサイズが保存メモリの空き領域のメモリサイズより大きくなったとき警告情報を出力し、ユーザによる動画ファイル細分指示入力を検出したとき、ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成し、作成された複数の動画ファイルを順次保存メモリに記録する、ことを特徴とする動画ファイルの記録方法を提供する。
これにより、動画撮影時に撮影した動画データをまとめて作成する動画ファイルのファイルサイズが空き容量のサイズより大きくなった場合に、ユーザの指示により、動画ファイルを細分して複数の動画ファイルを作成しそのファイルサイズを空き容量のサイズより小さくできるので、画像記録領域の容量の2分の1を超えて動画を撮影・記録してもあとから動画編集ができなくなるようなことを予め防止できる。
また、請求項9に記載の発明では、被写体を撮影してその画像データを生成し、該画像データを所定のデータファイルとして保存メモリに記録する撮像装置の動画ファイルの記録方法において、動画撮影時に、ワークメモリに記憶された全動画データから1つの動画ファイルを作成した場合の動画ファイルのメモリサイズと保存メモリの空き領域のメモリサイズを比較し、動画ファイルのメモリサイズが保存メモリの空き領域のメモリサイズより大きくなったとき、ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成し、作成された複数の動画ファイルを順次保存メモリに記録する、ことを特徴とする動画ファイルの記録方法を提供する。
これにより、動画撮影時に、撮影した動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成した場合のファイルサイズが空き容量のサイズより大きくなっても、自動的に動画ファイルを細分して細分後の各動画ファイルのファイルサイズを空き容量のサイズより小さくできるので、画像記録領域の2分の1を超えて動画を撮影・記録してもあとから動画編集ができなくなるようなことを予め防止できる。
また、請求項10に記載の発明では、更に、ユーザによる動画ファイル統合指示入力を検出したとき、保存メモリに記録されている1セット分の動画を構成する複数の動画ファイルを読み出して順次動画データを再生し、再生した動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成し、作成された動画ファイルを保存メモリに上書き記録する、ことを特徴とする請求項8又は9に記載の動画ファイルの記録方法を提供する。
これにより、編集しない動画についてはチャプタファイルを1つの画像ファイルにまとめて保存メモリに記憶し直すことができるので空き容量を増やすことができ、更に多くの撮影画像を記録することができ、メモリの使用効率が向上する。
また、請求項11に記載の発明では、請求項1に記載の撮像装置において実行可能なプログラムであって、動画撮影モードを選択させるプログラムステップと、動画撮影モードの際に、被写体像を動画データに変換させてワークメモリに取り込ませるプログラムステップと、ワークメモリに記憶された動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成した場合の該動画ファイルのメモリサイズを算出させるプログラムステップと、保存メモリの空き領域のメモリサイズを算出させるプログラムステップと、メモリサイズ算出手段によって算出された動画ファイルのメモリサイズと空き容量のメモリサイズを比較させるプログラムステップと、動画ファイルのメモリサイズが空き容量のメモリサイズより大きくなったとき、警告情報を出力させるプログラムステップと、ユーザによる動画ファイル細分指示を検出させるプログラムステップと、動画ファイル細分指示が検出されたとき、ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成させるプログラムステップと、作成された複数の動画ファイルを順次保存メモリに記録させるプログラムステップと、を備えたことを特徴とするプログラムを提供する。
これにより、撮像装置は、動画撮影時に撮影した動画データをまとめて作成する動画ファイルのファイルサイズが空き容量のサイズより大きくなった場合に、ユーザの指示があると、動画ファイルを細分して複数のチャプタファイルを作成しそのファイルサイズを空き容量のサイズより小さくできる。
また、請求項12に記載の発明では、請求項3に記載の撮像装置において実行可能なプログラムであって、動画撮影モードを選択させるプログラムステップと、動画撮影モードの際に、被写体像を動画データに変換させてワークメモリに取り込ませるプログラムステップと、ワークメモリに記憶された動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成した場合の該動画ファイルのメモリサイズを算出させるプログラムステップと、保存メモリの空き領域のメモリサイズを算出させるプログラムステップと、メモリサイズ算出手段によって算出された動画ファイルのメモリサイズと空き容量のメモリサイズを比較させるプログラムステップと、動画ファイルのメモリサイズが空き容量のメモリサイズより大きくなったとき、ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成させるプログラムステップと、作成された複数の動画ファイルを順次保存メモリに記録させるプログラムステップと、を備えたことを特徴とするプログラムを提供する。
これにより、撮像装置は、動画撮影時に、撮影した動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成した場合のファイルサイズが空き容量のサイズより大きくなっても、自動的に動画ファイルを細分して細分後の各動画ファイルのファイルサイズを空き容量のサイズより小さくできる。
本発明によれば、画像記録領域の容量の2分の1を超えて動画を記録してもあとから動画編集ができなくなるようなことを予め防止できる。
デジタルカメラ等の撮像装置で記録媒体に記録サイズと同じかそれ以上の空き容量がないと編集できないが、ファイルサイズを小さくきりながら記録すれば編集は可能となる。但し、ファイルサイズを小さくきりながら記録すると長時間のファイルを作成することができなくなる。そこで、本発明では下記各実施形態に示す処理を行うことにより動画記録中に残りの空き容量を越えた撮影を可能とする。以下、本発明をデジタルカメラに適用した場合の各実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
本実施形態ではデジタルカメラで動画記録中に残りの空き容量を越えた撮影を続けようとした場合に、何らかのアラームを出してユーザに撮影の継続か中止かを選択させる。
図1は、デジタルカメラの外観図である。デジタルカメラ100は正面側(図1(a))に撮像レンズ111、光学ファインダ112及び測光センサ113を有している。また、デジタルカメラ100の背面(図1(b))には液晶モニタ画面41、光学ファインダ112、モードの切換えを行なうモード切換えスイッチ31、液晶モニタスイッチ32、メニューキー34、カーソルキー35、動画撮影開始ボタン38、表示切替え用のDISPボタン39等のスイッチ及びキーが設けられている。また、上面(図1(c))にはズームレバー33、シャッターキー36、ストロボ設定キー37、及び電源ボタン91が設けられ、側部にはパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)やモデム等の外部装置とUSBケーブルを接続する場合に用いるUSB端子接続部95が設けられている。
シャッターキー36は、静止画撮影時に2段押しされるものである。1段目で露出等を設定し、2段目で画像をキャプチャ(記録)する。また、本実施形態では動画撮影開始後に編集用の空き容量不足が生じた場合で、ユーザによる画像ファイル細分指示(チャプタ指示)等を行う場合にシャッターキー36の半押しによるチャプタ指示入力手段としても用いられる。
なお、警告や通知等を出力する報知手段として表示部40のほかにスピーカ等の音声出力装置を設けるようにしてもよい。また、正面等に赤外線通信やブルートゥース等の近接通信用の光送受口や無線通信用アンテナ、GPS受信アンテナを設けるようにしてもよい。
図2は、図1に示したデジタルカメラの回路構成例を示すブロック図である。図2で、デジタルカメラ100は、光学系11、信号変換部12、信号処理部13、DRAM14、制御部20、操作部30、表示部40、画像記録部50、及び電源90を有している。光学系11、信号変換部12、信号処理部13は被写体像を取り込んで画像データを生成する撮像手段に相当する。
光学系11は、撮像レンズ111、測光センサ113、ズーム機構114、自動合焦(AF)機構115及び自動絞り機構116や自動露出機構(AE)117等を含み、撮像レンズ111を介して集光された被写体像の光束を後段の撮像素子(CCD)上に結像させる。
信号変換部12は、A/D変換器等の信号変換回路等を含み、また、前段の光学系11を介して結像した画像をCCDによって電気信号に変換し、その電気信号をデジタルデータに変換して一定の周期で出力する。
信号処理部13は、静止画撮像モード時には信号変換部12からの出力を処理して、デジタルの輝度、色差マルチプレクス信号(Y,Cb,Crデータ)等の信号成分を得て、Y,Cb,Crデータ(以下、画像データ)をDRAM14に転送し、DRAM14の静止画バッファ領域に記憶する。また、スルー画像を表示するために、DRAM14に取込んだ画像データを間引いて表示部40に送る。シャッターキー36が全押しされるとその時点の画像データを表示部40に送って静止画表示させる。
また、動画撮像モード時には信号変換部12からの出力を処理して、デジタルの輝度、色差マルチプレクス信号(Y,Cb,Crデータ)等の信号成分を得て、Y,Cb,Crデータを所定の動画像(以下、動画)ファイルサイズ(例えば、約200KB/秒)に変換させて動画像データ(以下、動画データ)としてDRAM14に転送し、DRAM14の動画像バッファ(以下、動画バッファ)領域に順次記憶する。
また、信号処理部13は、記録保存の際にDRAM14に書込まれている画像データを読み出して、圧縮処理を施し、再生時に画像記録部50の保存メモリに保存記録されている圧縮画像データに伸張処理を施して画像データを再生する圧縮伸張部を備えている。また、圧縮画像データを高速で伸張する高速伸張部を備えるように構成してもよい。なお、画像データの圧縮/伸張方式としては、例えば、静止画像についてはJPEG圧縮方式により、動画についてMPEG形式或いはAVI形式によることができるが、これらに限定されない。なお、画像圧縮/伸張処理には専用の画像処理チップを用いることもできる。また、信号処理部13には圧縮伸張部を設けず、プログラムで行うようにすることもできる。
DRAM14は作業用メモリとして用いられ、撮像された静止画像を一時的に記憶する画像バッファ領域や所定時間分の動画像を一時的に記憶する動画バッファ領域や画像の圧縮/伸張時や画像合成時の作業用領域等が確保されている。実施例において、動画バッファ領域には、例えば、動画ファイルサイズを約2000KB/秒とした場合、5分間分の動画データを記憶することができる。つまり、この場合、1セットに(=1度に)撮影可能な最長時間(最長撮影許容時間)は5分となる。なお、最長撮影許容時間は5分に限定されるものではない。
制御部20はCPU、RAM、プログラム格納用ROMおよびタイマ等の計時機構を有したマイクロプロセッサ構成を有しており、CPUは、上述の各回路および図示しない電源切換えスイッチ等にバスラインを介して接続し、プログラム格納用ROMに格納されている制御プログラムによりデジタルカメラ100全体の制御を行なうと共に、操作部30からの状態信号に対応してプログラム格納用ROMに格納されている各モードに対応の処理プログラムを取り出して、デジタルカメラ100の各機能の実行制御を行う。また、動画撮影時の動作プログラムに基づく制御により、主電源が投入されると撮影モードに移行してスルー画像を表示し、動画撮影開始ボタン38が押されると、コンティニアスAFによる連続自動合焦や自動絞り、自動露出等の撮影状態の最適化を開始させ動画撮影を開始させる。
また、制御部20は、動画撮影時に、保存メモリの空き容量が録画ファイルサイズを下回りそうな場合、表示部40に空き容量不足アラーム表示指示信号を送出する。また、表示部40に図4に示すような空き容量不足アラームが表示された後、ユーザがチャプタ指示(ファイル再作成指示)入力を行うと、画像記録部50に、現在、保存メモリに記録されている動画ファイルの大きさを細分した動画ファイル(チャプタファイル)を作成して記録するように指示する。
操作部30はモード切替えスイッチ31、液晶モニタスイッチ32、ズームレバー33、メニューキー34、カーソルキー35、シャッターキー36、及びストロボ設定キー37、動画撮影開始ボタン38、DISPボタン39等のボタンやスイッチを構成部分としており、これらのキーやボタン或いはスイッチが操作されると状態信号や設定値が制御部20に送出される。
表示部40は、ビデオエンコーダ、VRAM(図示せず)および液晶モニタ画面(LCD)41等から構成されており、制御部20の表示制御により、撮像時のスルー画像、及び再生時の再生画像、処理選択時の選択用メニュー(或いはアイコン)などの表示信号を所定の表示形式に変換して液晶モニタ画面41に出力する。
画像記録部50は、撮影画像(キャプチャ画像ともいう)を不揮発的に記録するためのフラッシュメモリ等の半導体記憶デバイス(以下、保存メモリ)を有し、制御部20の制御に基づき保存メモリへの画像ファイルや画像情報等の書込み及び読出しを行う。なお、画像記録部50は、例えば、メモリカードのような取り外し可能な保存メモリを実装するように構成されていてもよい。
制御部20は空き領域を常時監視し、チャプタ指示信号を受け取るとチャプタファイル(細分した動画ファイル)を作成して画像記録部50の保存メモリ500の画像記録領域502(図3)に記録させると共に、新たに書込まれる画像ファイルについてもチャプタファイルのファイルサイズにして記録領域に書込ませる(図3参照)。
測光センサ113はデジタルカメラ100の周辺光量を計測して制御部20に計測値を送る。
ズーム機構114はユーザによるズームレバー33のスライド操作に基づいて焦点距離を望遠又は広角側に変化させる。
自動合焦機構115は、制御部20の制御下でいわゆるAF(オートフォーカス)による合焦のためのレンズの移動等を行う。自動絞り機構116は測光センサ113によって計測された周辺光量を基に制御部20の制御下で決定される絞り値に従って絞りを行う。自動露出機構117は測光センサ113によって計測された周辺光量を基に制御部20の制御下で決定される露出値(CCDに取り入れる光量)に従ってシャッタースピードを決定する。
なお、自動合焦機構115は、制御部20の制御下で、静止画撮影時にはシャッターキー36の半押しでAF動作を開始し、動画撮影時には動画撮影開始ボタン38が押されるとコンティニアスAFによる追従を開始する。また、前述したように、絞り値は静止画撮影に適した値と動画撮影に適した値があるので、制御部20は、静止画撮影モード時には絞り値を静止画撮影に適したように決定し、動画撮影モード時には絞り値を動画撮影に適したように決定する。従って、自動絞り機構116による絞りは静止画撮影時と動画撮影時では異なる。
図3は、画像記録部50の保存メモリ500の画像記録領域に書込まれる動画ファイルと編集用空き領域の関係を示す概念図であり、図3(a)は記録領域全体のレイアウトを示し、図3(b)は全動画像を1画像ファイルとした例を示し、図3(c)は所定数の動画像を1画像ファイルとした複数のチャプタファイルを記憶するように構成した例を示す。また、図4はアラーム表示画面の一実施例を示す。
図3で、符号500は保存メモリ500、符号501は管理情報領域、符号502は画像記録領域、符号503は画像記録領域502に記録された動画画像ファイル(以下、動画ファイル)、符号504は画像記録領域の空き領域、符号503−1、・・・503−nはn個に細分され記録される動画ファイル(チャプタファイル)を示す。
なお、通常、画像記録領域502には静止画像ファイルや、複数組の動画像ファイルが混在するが、以下の説明では説明の単純化のため、画像記録領域502には1セット動画データからなる動画ファイル、つまり、1回の動画撮影による一連の動画データが記録されるものとする。
図3(a)に示すように保存メモリ500は、日時、画像ファイルのサイズ、画質等のような画像情報を記録する管理ファイルやホルダリスト等を記録する管理情報領域501と画像記録領域502からなり、画像記録領域502は静止画ファイル(図示せず)や動画ファイル503及び空き領域504からなる。
デジタルカメラ100の通常動作では動画撮影後、撮影された動画データがMPEG形式やAVI形式の1つの画像ファイルとしてまとめられ、図3(b)に示すように動画ファイル503として画像記録領域502に書込まれる。
ここで、画像記録領域502が320×240ピクセルの動画像6000コマ分を圧縮した画像ファイルを記録する容量があるとすると、動画ファイル503のメモリサイズ>空き領域504のサイズの場合(つまり、動画ファイルに含まれているコマ数>3000コマ以上の場合)は動画の画像編集ができなくなるため、図4に示すようなアラーム表示61を行って、ユーザにチャプタファイルを作成するか否かの指示62の入力を促す。
ユーザが動画ファイル作成の指示を行うと、デジタルカメラ100は、図3(c)に示すように動画ファイル503を1000コマ(又は、所定撮影時間数分)毎に切り分けてチャプタファイル503−1〜503−4を作成して画像記録領域502に書込む。なお、図3(c)の例では、チャプタファイルにまとめられるコマ数を1000としたがこれに限定されない。
これにより、チャプタ動画ファイル503−1〜503−4のそれぞれのファイルサイズは空き領域504’を超えない。つまり、iを整数とするとき、「画像記録領域502のメモリ容量−(チャプタファイルのファイルサイズ)×i=編集用空き容量>チャプタファイル」のメモリ容量の範囲で、動画ファイルの記録を行うことができることとなる。
次に、デジタルカメラ100の動作を説明する。図5は、撮影モード時のデジタルカメラ100の動作例を示すフローチャートであり、図示の例では動画撮影時の動作プログラムに基づく動作に相当する部分について示している。また、ステップS6、S7、S12〜S15は本発明の動画ファイルの記録方法に基づく動作に相当する。この撮影動作プログラムは、主電源をオンにしたとき(図1の電源スイッチ91をオンにしたとき)に実行を開始する。なお、一般的な撮像・画像処理の詳細については記載を省略してある。
図5で、ユーザが電源スイッチを押して主電源をオンにすると、まず、制御部20は操作部30からの状態信号を調べ、ユーザがモード切換スイッチ31を撮影モードに切換えているか否かを調べ、撮影モードに切換えている場合にはステップS2に進み、その他のキーが操作された場合は選択された撮影モードに移行する(ステップS1)。
制御部20は、光学系11、信号変換部12、及び信号処理部13を制御して取り込んだ被写体像の画像データをDRAM14に送り、静止画像バッファ領域に一時記憶させると共に取り込んだ画像データをスルー画像用に間引き処理して表示部40へ送り、スルー画像を画面に表示させる(ステップS2)。
また、制御部20は操作部30からの状態信号を調べ、ユーザが動画撮影開始ボタン38を押した場合にはステップS4に進み、その他のキーが操作された場合は選択された撮影処理に移行する(ステップS3)。
動画撮影開始ボタン38が押された場合は、制御部20は、自動合焦機構115、自動絞り機構116、自動露出機構117等の光学系機構を制御して、コンティニアスAFによる連続自動合焦や自動絞り、自動露出等の撮影状態の最適化を開始させると共に(ステップS4)、光学系11、信号変換部12、及び信号処理部13を制御して所定時間間隔で連続して被写体像を間引いて動画データとしてDRAM14に送り、動画バッファ領域に順次追加記憶させる(ステップS5)。
制御部20は、DRAM14に記憶されている動画データを信号処理部13の圧縮伸張部でまとめて圧縮させて1つの画像ファイルを作成した場合のファイルサイズと空き領域のメモリサイズを算出する。空き領域のサイズは既知の画像記録領域502のメモリサイズから算出されたファイルサイズを差し引くことによって求めることができる。また、ファイルサイズは、例えば、DRAM14に記憶されている動画データの合計サイズと圧縮する際の圧縮率からも求めることができる(ステップS6)。
次に、制御部20は算出した動画ファイルサイズ(=A)と算出した空き領域(=B)を比較し、A>BのときはステップS12に進み、A≦BのときはステップS8に進む(ステップS7)。
制御部20は1セット分の最長撮影可能時間(実施例では1セットあたり5分)を経過したか否かを調べ、経過した場合はステップS10に進み(ステップS8)、1セット分の最長撮影可能時間を経過していない場合は、再び動画撮影開始ボタン38が押されたか否かを調べ、押された場合は動画撮影ストップ指示があったものとしてステップS10に進み、そうでない場合はステップS5に戻る(ステップS9)。
1セット当たりの最長撮影可能時間を経過した場合又は動画撮影開始ボタン38が再度押された場合は、信号処理部13の圧縮伸張部で、DRAM14の動画バッファ領域に保持されている複数の動画データに圧縮処理を施させ画像ファイルを作成させて撮影情報等の画像情報と共に保存メモリ500の画像記憶領域502に記録させる(ステップS10)。
動画ファイルの記録が終わると、制御部20は、DRAM14の静止画像バッファ領域及び動画バッファ領域をクリアすると共に、操作部30からの状態信号を調べ、ユーザがモード切替えスイッチ31等の操作による他のモードへの切替えや終了操作を行った場合は撮影モードを終了し、そうでない場合はステップS2に戻る(ステップS11)。
上記ステップS7でA>Bのときは、制御部20は表示部40にアラームデータを送って図4に示したようなアラーム表示画面60を表示させユーザの指示(この例ではシャッターキー36の半押し)を促す(ステップS12)。
制御部20は操作部30からの信号を調べ、シャッターキー36が半押しされた場合はチャプタファイル作成のためにステップS14に進み、所定時間経過してもシャッターキー36の半押しがされない場合はステップS8に戻る(ステップS13)。
上記ステップS13でシャッターキー36が半押しされた場合は、制御部20はDRAM14に記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて信号処理部13の圧縮伸張部でそれぞれ圧縮させ、所定サイズの動画ファイルを複数作成し(ステップS14)、作成した動画ファイルを撮影情報等の画像情報と共に共通ファイル名称にシリアル番号を付けて保存メモリ500の画像記録領域502に順次記録させ、動画ファイルの記録が終わると、ステップS5に戻って続けて動画撮影を可能とする。なお、ファイル名称は前述した特許文献1に記載の技術により、撮影され生成された画像信号中から文字情報を抽出して文字認識し、認識された文字情報を用いて文字列を生成し、生成した文字列を共通ファイル名称とすることにより、自動的に共通ファイル名称をつけることができる。なお、従前のように機械的に生成した文字列のうち、先頭ファイルのものを共通名称とするようにしてもよい(ステップS15)。
上記図5のフローチャートの構成により、動画撮影時に撮影した動画データをまとめて作成する動画ファイルのファイルサイズが空き容量のサイズより大きくなった場合に、ユーザの指示により、動画ファイルを細分して複数のチャプタファイルを作成しそのファイルサイズを空き容量のサイズより小さくできるので、画像記録領域の容量の2分の1を超えて動画を撮影・記録してもあとから動画編集ができなくなるようなことを予め防止できる。
なお、デジタルカメラ100に音声出力装置を設けた場合には、上記ステップS12で行う表示部40へのアラーム表示に代えて、音声出力装置からアラームメッセージを出力するようにしてもよい。
(実施形態2)
上記実施形態1では、デジタルカメラで動画記録中に残りの空き容量を越えた撮影を続けようとした場合に、何らかのアラームを出してユーザに撮影の継続か中止かを選択させるようにしたが、本実施形態では、アラームを出すことなく、自動的にデジタルカメラ内でチャプタファイルを作成する。なお、本実施形態では、カメラの外観図、回路構成例、及び画像ファイルと編集用空き領域の関係は、上述した図1〜図3と同様とする。
図6は撮影モード時のデジタルカメラ100の動作例を示すフローチャートであり、ステップS1〜S7の動作は図5のステップS1〜S7の動作と同様であり、図6では図5のフローチャートと異なる部分について示している。また、図7はチャプタ作成通知の表示例を示す図である。
図5のフローチャートのステップS7で、A>Bのときは、制御部20は操作部30からの信号を調べ、シャッターキー36が半押しされた場合はチャプタファイル作成のためにDRAM14に記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて信号処理部13の圧縮伸張部でそれぞれ圧縮させ、所定サイズの動画ファイルを複数作成し(ステップS12)、作成した動画ファイル(チャプタファイル)を撮影情報等の画像情報と共に共通ファイル名称にシリアル番号を付けて保存メモリ500の画像記憶領域502に順次記録させる。なお、ファイル名称は前述した特許文献1に記載の技術により、撮影され生成された画像信号中から文字情報を抽出して文字認識し、認識された文字情報を用いて文字列を生成し、生成した文字列を共通ファイル名称とすることにより、自動的に共通ファイル名称をつけることができる。なお、従前のように機械的に生成した文字列のうち、先頭ファイルのものを共通名称とするようにしてもよい(ステップS13)。
動画ファイルの記録が終わると図7に示したようなチャプタファイル自動作成通知を表示部40に所定時間(例えば、10秒間)表示してから図5のステップS5に戻って続けて動画撮影を可能とする(ステップS14)。
上記図6のフローチャートの構成により、動画撮影時に撮影した動画データをまとめて作成する動画ファイルのファイルサイズが空き容量のサイズより大きくなっても、自動的に動画ファイルを細分して細分後の各動画ファイルのファイルサイズを空き容量のサイズより小さくできるので、画像記録領域の2分の1を超えて動画を撮影・記録してもあとから動画編集ができなくなるようなことを予め防止できる。
なお、デジタルカメラ100に音声出力装置を設けた場合には、上記ステップS14で行う表示部40への自動作成通知表示に代えて、音声出力装置から自動作成通知メッセージを出力するようにしてもよい。
(実施形態3)
上記実施形態1、実施形態2ではチャプタを作成することにより、編集用の空き領域の大きさを超えないように、1セット分の画像データから所定サイズの複数の動画ファイル(チャプタファイル)を作成して保存メモリ500に記録するようにしたが、本実施形態ではユーザが動画ファイルを編集する意思がない場合は、保存メモリ500に記録されているチャプタファイルを1つの動画ファイルにまとめて記録し直す。
図8は、1セット分の動画ファイルをまとめて1つの動画ファイルを作成する場合のデジタルカメラの動作例を示すフローチャートである。
図8で、ユーザが電源スイッチ91を押して主電源をオンにすると、まず、制御部20は操作部30からの状態信号を調べ、ユーザがモード切換スイッチ31を再生モードに切換えているか否かを調べ、再生モードに切換えている場合にはステップT2に進み、その他のキーが操作された場合は他のモード処理に移行する(ステップT1)。
制御部20は、画像記録部50を制御して保存メモリ500の画像記録領域502に記録した1セット分のチャプタファイルの組のうちの最初の画像ファイルを読み出して信号処理部13の圧縮伸張部で伸張処理を施させて動画データを再生し、表示部40に表示させる(ステップT2)。
次に、制御部20は操作部30からの状態信号を調べ、ユーザがシャッターキー36を押した場合にはステップT4に進み、その他のキーが操作された場合は選択された再生処理に移行する(ステップT3)。
制御部20は、画像記録部50を制御して保存メモリ500の画像記録領域502に記録したチャプタファイル(細分された動画ファイル)のうち、上記ステップT2で再生した動画ファイルを含む1セット分の動画ファイルを順次読み出して信号処理部13の圧縮伸張部で伸張処理を施させて1セット分の動画データを再生させ、DRAM14に順次追加記憶し(ステップT4)、1セット分の動画データの再生が終わるとDRAM14に追加記憶した1セット分の動画データをまとめて信号処理部13の圧縮伸張部で圧縮処理を施させ、1つの動画ファイルを作成し(ステップT5)、作成した各動画ファイルに撮影情報やファイル名等の画像情報と共に保存メモリ500の画像記憶領域502に順次記録させる(ステップT6)。
上記図8のフローチャートによる構成により、編集しない動画(ユーザが編集する意思のない動画)についてはチャプタファイルを1つの画像ファイルにまとめて保存メモリ500に記憶し直すことができるので空き容量を増やすことができ、更に多くの撮影画像を記録することができ、メモリの使用効率が向上する。
なお、上記図8では保存メモリに記録されているチャプタファイルを再生モード時に1つの動画にまとめる例について述べたが、チャプタファイル1つの動画にまとめるタイミングは再生モード時に限定されない。例えば、上記実施形態1又は実施形態2で記録処理が終わった後に、上記図8のステップT2以降の動作を行うように構成してもよい。
また、上記図5、図6、及び図8のフローチャートの説明では画像圧縮/伸張処理は信号処理部13の圧縮伸張部で行うようにしたが、信号処理部13には圧縮伸張部を設けず、プログラムで行うようにすることもできる。
以上、本発明の幾つかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。例えばデジタルカメラや撮像装置という用語は、電子カメラの他、カメラ付き携帯電話や撮像部を有する情報機器などにも適用し得るものである。
デジタルカメラの外観図である。 図1に示したデジタルカメラの回路構成例を示すブロック図である。 画像記録部の保存メモリに書込まれる画像ファイルと編集用空き領域の関係を示す概念図である。 アラーム表示画面の一実施例を示す図である。 動画撮影時のデジタルカメラの動作例を示すフローチャートである。 動画撮影時のデジタルカメラの動作例を示すフローチャートである。 表示画面の一実施例を示す図である。 1セット分の動画ファイルをまとめて1つの動画ファイルを作成する場合のデジタルカメラの動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
13 信号処理部(動画記憶手段)
14 DRAM(ワークメモリ)
20 制御部(メモリサイズ算出手段、比較手段)、
36 シャッターキー(細分指示手段、統合指示手段)
38 動画撮影開始/終了ボタン
40 表示部(警告出力手段)
50 画像記録部(記録手段)
60 アラーム表示画面
61 アラーム表示
100 デジタルカメラ(撮像装置)
500 保存メモリ
502 画像記憶領域
503 動画ファイル
503−1、503−2、503−3、503−4 チャプタファイル(細分化された動画ファイル)

Claims (12)

  1. 被写体を撮影してその画像データを生成し、該画像データを所定のデータファイルとして保存メモリに記録する撮像装置において、
    自動的に動画撮影する動画撮影モードを有し、
    前記動画撮影モードの際に、前記生成した画像データを動画データとしてワークメモリに順次記憶する動画記憶手段と、
    前記ワークメモリに記憶された全動画データをまとめて作成する1つの動画ファイルのメモリサイズ及び前記保存メモリの空き領域のメモリサイズを算出するメモリサイズ算出手段と、
    前記メモリサイズ算出手段によって算出された前記動画ファイルのメモリサイズと空き容量のメモリサイズを比較する比較手段と、
    前記動画ファイルのメモリサイズが空き容量のメモリサイズより大きくなったとき、警告情報を出力する警告出力手段と、
    ユーザによる動画ファイル細分指示を行う細分指示手段と、
    前記細分指示手段による動画ファイル細分指示があったとき、前記ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成する細分動画ファイル作成手段と、
    前記細分動画ファイル作成手段によって作成された複数の動画ファイルを順次前記保存メモリに記録する記録手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記細分指示手段はシャッターキーであり、ユーザによる動画ファイル細分指示はシャッターキーの半押しによって行われることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 被写体を撮影してその画像データを生成し、該画像データを所定のデータファイルとして保存メモリに記録する撮像装置において、
    自動的に動画撮影する動画撮影モードを有し、
    前記動画撮影モードの際に、前記生成した画像データを動画データとしてワークメモリに順次記憶する動画記憶手段と、
    前記ワークメモリに記憶された全動画データをまとめて作成する動画ファイルのメモリサイズ及び前記保存メモリの空き領域のメモリサイズを算出するメモリサイズ算出手段と、
    前記メモリサイズ算出手段によって算出された動画ファイルのメモリサイズと空き容量のメモリサイズを比較する比較手段と、
    前記動画ファイルのメモリサイズが空き容量のメモリサイズより大きくなったとき、前記ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成する細分動画ファイル作成手段と、
    前記細分動画ファイル作成手段によって作成された複数の動画ファイルを順次前記保存メモリに記録する記録手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  4. 前記記録手段による動画ファイルの保存メモリの記録後、動画ファイル自動作成を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記記録手段は、前記細分動画ファイル作成手段によって作成された複数の動画ファイルを順次前記保存メモリに記録する際に、それぞれの動画ファイルに共通のファイル名と連番を付けて記録することを特徴とする請求項1又は3記載の撮像装置。
  6. 更に、ユーザによる動画ファイル統合指示を行う統合指示手段と、
    前記統合指示手段による動画ファイル統合指示があったとき、前記保存メモリに記録されている1セット分の動画を構成する複数の動画ファイルを読み出して順次動画データを再生してワークメモリに記憶する動画データ再生手段と、
    前記ワークメモリに記憶した動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成する統合動画ファイル作成手段と、
    を備え、
    前記記録手段は前記統合動画ファイル作成手段によって作成された動画ファイルを前記保存メモリに上書き記録する、
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の撮像装置。
  7. 前記統合指示手段はシャッターキーであり、ユーザによる動画ファイル統合指示はシャッターキーの半押しによって行われることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 被写体を撮影してその画像データを生成し、該画像データを所定のデータファイルとして保存メモリに記録する撮像装置の動画ファイルの記録方法において、
    動画撮影時に、
    ワークメモリに記憶された全動画データから1つの動画ファイルを作成した場合の動画ファイルのメモリサイズと前記保存メモリの空き領域のメモリサイズを比較し、
    前記動画ファイルのメモリサイズが前記保存メモリの空き領域のメモリサイズより大きくなったとき警告情報を出力し、
    ユーザによる動画ファイル細分指示入力を検出したとき、前記ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成し、
    前記作成された複数の動画ファイルを順次前記保存メモリに記録する、
    ことを特徴とする動画ファイルの記録方法。
  9. 被写体を撮影してその画像データを生成し、該画像データを所定のデータファイルとして保存メモリに記録する撮像装置の動画ファイルの記録方法において、
    動画撮影時に、
    ワークメモリに記憶された全動画データから1つの動画ファイルを作成した場合の動画ファイルのメモリサイズと前記保存メモリの空き領域のメモリサイズを比較し、
    前記動画ファイルのメモリサイズが前記保存メモリの空き領域のメモリサイズより大きくなったとき、前記ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成し、
    前記作成された複数の動画ファイルを順次前記保存メモリに記録する、
    ことを特徴とする動画ファイルの記録方法。
  10. 更に、ユーザによる動画ファイル統合指示入力を検出したとき、前記保存メモリに記録されている1セット分の動画を構成する複数の動画ファイルを読み出して順次動画データを再生し、前記再生した動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成し、前記作成された動画ファイルを前記保存メモリに上書き記録する、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の動画ファイルの記録方法。
  11. 請求項1に記載の撮像装置において実行可能なプログラムであって、
    動画撮影モードを選択させるプログラムステップと、
    動画撮影モードの際に、被写体像を動画データに変換させてワークメモリに取り込ませるプログラムステップと、
    前記ワークメモリに記憶された動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成した場合の該動画ファイルのメモリサイズを算出させるプログラムステップと、
    前記保存メモリの空き領域のメモリサイズを算出させるプログラムステップと、
    前記メモリサイズ算出手段によって算出された前記動画ファイルのメモリサイズと空き容量のメモリサイズを比較させるプログラムステップと、
    前記動画ファイルのメモリサイズが空き容量のメモリサイズより大きくなったとき、警告情報を出力させるプログラムステップと、
    ユーザによる動画ファイル細分指示を検出させるプログラムステップと、
    前記動画ファイル細分指示が検出されたとき、前記ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成させるプログラムステップと、
    作成された複数の動画ファイルを順次前記保存メモリに記録させるプログラムステップと、
    を備えたことを特徴とするプログラム。
  12. 請求項3に記載の撮像装置において実行可能なプログラムであって、
    動画撮影モードを選択させるプログラムステップと、
    動画撮影モードの際に、被写体像を動画データに変換させてワークメモリに取り込ませるプログラムステップと、
    前記ワークメモリに記憶された動画データをまとめて1つの動画ファイルを作成した場合の該動画ファイルのメモリサイズを算出させるプログラムステップと、
    前記保存メモリの空き領域のメモリサイズを算出させるプログラムステップと、
    前記メモリサイズ算出手段によって算出された前記動画ファイルのメモリサイズと空き容量のメモリサイズを比較させるプログラムステップと、
    前記動画ファイルのメモリサイズが空き容量のメモリサイズより大きくなったとき、前記ワークメモリに記憶されている動画データを所定フレーム数ずつ撮影順にまとめて所定サイズの動画ファイルを複数作成させるプログラムステップと、
    作成された複数の動画ファイルを順次前記保存メモリに記録させるプログラムステップと、
    を備えたことを特徴とするプログラム。
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