JP2007053744A - 画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の条件に従った所望の画像データを一度に複数枚表示することができるようにして、一度に多くの所望の画像データを確認することができるようにする。
【解決手段】コマ送り・戻しのキーが一定時間以上(例えば、2秒以上)押されたときは(S504)、メモリカード内の画像データのファイルの付属情報を読み取り(S507)、この各ファイルを所定の条件でグループ分けする(S508)。これにより、グループ分けされたグループごとに複数枚の画像データをLCDに一度に同時に表示する分割表示を行うことができる(S509)。
【選択図】図5

Description

本発明は、記憶装置に記憶された複数枚の画像データの中から所定の条件に従って選ばれた画像データを1度に複数枚表示する画像表示システムに関する。
近年、CCDセンサ等の撮像素子により被写体を撮像してデジタル画像データに変換し、このデジタル画像データをメモリカード等の記録媒体に記録するデジタルカメラが急速に普及している。デジタルカメラでは、高機能化・高性能化が進んでおり、例えば、静止画の画像データのみならず、音声データ付き静止画ならびに音声データ、動画データ等をもメモリカード等の記録媒体に記録し得る構成とし、これらをモード選択により選択的に同一の記録媒体に記録するようにした技術が知られている。また、記録媒体の大容量化に伴い、記録媒体に記録可能なファイル数が増加しており、多数のファイルからユーザの望むファイルを選択するのに多くの手間が必要となっている。
ところで、従来、デジタルカメラなどの撮像装置では、何枚もの画像データを再生表示させ、画像データを検索・確認する際、コマ送り・戻し機能により、画像データを順次再生表示させ、所望の画像データを検索・確認する操作を行っていた。例えば、特許文献1では、画像再生の指示ボタンの状態に応じて、連続再生モードでは、サムネイル画像が拡大され、拡大されたサムネイル画像が再生されるようにしている。一方、通常再生モードにおいては、オリジナル画像が再生される。
特開平11−18044号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、画像データを連続で再生する場合、再生画像の更新周期を短縮できる反面、画像データを検索する場合には、1画面に1個の画像データしか表示できないため、表示可能な画像データの数が多くなればなるほど、所望の画像データを探し出す作業が煩雑になるという不具合があった。
本発明の目的は、所定の条件に従った所望の画像データを一度に複数枚表示することができるようにして、一度に多くの所望の画像データを確認することができるようにすることである。
請求項1に記載の発明は、表示装置と、複数枚の画像データを記憶する記憶装置と、1コマ再生モードと分割再生モードとを選択的に設定するモード切換手段と、前記モード切換手段で前記1コマ再生モードを設定したときは前記表示装置には前記記憶装置に記憶されている画像データを1度に1枚表示し、前記分割再生モードを設定したときは前記表示装置には前記記憶装置に記憶されている画像データを1度に複数枚表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、前記分割再生モードでは所定の条件に従って画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする画像表示システムである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示システムにおいて、前記表示手段は、所定グループ毎にソートされた前記記憶装置に記憶されている画像データごとに画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像表示システムにおいて、前記モード切換手段は、操作ボタンが所定時間以上押圧操作することにより前記1コマ再生モードから前記分割再生モードに切り換えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像表示システムにおいて、前記モード切換手段は、操作ボタンの押圧状態が前記分割再生モードに切り換えられた後に解除されることにより当該分割再生モードから前記1コマ再生モードに切り換えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載の画像表示システムにおいて、前記モード切換手段は、前記操作ボタンの押圧状態が前記分割再生モードに切り換えられた後に解除されたときは、当該分割再生モードを維持するか当該分割再生モードから前記1コマ再生モードに切り換えるかを設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5のいずれか一項に記載の画像表示システムにおいて、前記分割再生モードにおいて前記記憶装置の画像データの選択を行う画像選択手段を備え、前記モード切換手段は、前記画像選択手段による画像データの選択により前記分割再生モードから前記1コマ再生モードに切り換えて前記表示装置に前記選択がされた画像を表示することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2〜6のいずれか一項に記載の画像表示システムにおいて、前記分割再生モードにおいて前記表示装置の一画面に一度に表示する画像データの数を設定するための分割表示数設定手段を備えていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項2に記載の画像表示システムにおいて、前記表示手段は、データファイルの種類に応じてグループ分けされた前記グループごとに前記画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項2に記載の画像表示システムにおいて、前記表示手段は、データファイルの記録日に応じてグループ分けされた前記グループごとに前記画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項2〜9のいずれか一項に記載の画像表示システムにおいて、前記分割再生モードが選択されたときには、前記各グループの識別可能な表示を行う識別表示手段を備えていることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示システムにおいて、前記表示手段は、所定の検索条件で検索された前記記憶装置に記憶されている画像データごとに画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の画像表示システムにおいて、操作ボタンが所定時間以上押圧操作されることにより、前記1コマ再生モードから前記分割再生モードに切り換えることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項11又は12に記載の画像表示システムにおいて、前記分割再生モードにおいて前記表示装置の一画面に一度に表示する画像データの数を設定するための分割表示数設定手段を備えていることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項2に記載の画像表示システムにおいて、前記表示手段は、データファイルの種類を検索条件として検索された前記グループごとに前記画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項2に記載の画像表示システムにおいて、前記表示手段は、データファイルの記録日を検索条件として検索された前記グループごとに前記画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、所定の条件に従った所望の画像データを一度に複数枚表示することができるので、一度に多くの所望の画像データを確認することができる。
請求項2に記載の発明によれば、所定グループ毎にソートされた所望の画像データを一度に複数枚表示することができる。
請求項3に記載の発明によれば、容易な操作で1コマ再生モードから分割再生モードに移行させることができる
請求項4に記載の発明によれば、煩わしい設定を必要とせず容易に1コマ再生モードに移行させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、例えば複数の画像を見比べながら検討等を行うために分割再生モードを維持したいときにも、操作ボタンを、所定時間を超えて押し続ける必要がなく、利便性に優れている。
請求項6に記載の発明によれば、分割再生モードで所望の画像を選択すれば容易にその画像に対応した撮影画像データを1コマ再生モードにおいて再生し、画像を拡大して見ることができる。したがって、例えば、選択した画像が所望の画像か否かを確認することが容易で利便性に優れている。
請求項7に記載の発明によれば、一つの画像の表示サイズ等のニーズに合わせて調整することが容易に可能となる。
請求項8〜10に記載の発明によれば、ユーザが望むファイル検索が容易となる。
請求項11に記載の発明によれば、検索条件に合致した所望の画像データを一度に複数枚表示することができる。
請求項12に記載の発明によれば、容易な操作で1コマ再生モードから分割再生モードに移行させることができる。
請求項13に記載の発明によれば、一つの画像の表示サイズ等のニーズに合わせて調整することが容易に可能となる。
請求項14、15に記載の発明によれば、ユーザが望むファイル検索が容易となる。
以下、発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例であるデジタルカメラ装置の電気的な接続を示すブロック図である。図1に示すデジタルカメラ装置は、本発明の画像表示システムを実施するものであり、レンズ101、オートフォーカスを含むメカ機構102、CCD103、CDS回路104、A/D変換器105、デジタル信号処理回路106、圧縮/伸長回路107、DRAM108、メモリカード109、LCD110、ドライバ111、SG112、CPU113、操作部114、ストロボ115、マイク116、AMP/FILTER117、D/A変換器118、音声データ圧縮/伸長回路119、A/D変換器120、AMP/FILTER121、OSD122、電源装置部であるDC/DCコンバータ125、電池126、ACアダプタ127等により構成されている。そして、CPU113は、RAM123を備えていて、CPUBUS124を介して種々の回路要素と接続されている。
レンズユニットは、レンズ101、オートフォーカス(AF)・絞り・フィルター部を含むメカ機構102等から構成され、メカ機構102のメカニカルシャッターは2つのフィールドの同時露光を行う。CCD(電荷結合素子)103は、レンズユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリング)回路104は、CCD103から出力される電気信号のノイズを小さくする。また、A/D変換器105は、CDS回路104を介してCCD103から入力したアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。すなわち、CCD103の出力信号は、CDS回路104を通じてA/D変換器105で最適なサンプリング周波数(例えば、NTSC信号のサブキャリア周波数の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
また、デジタル信号処理部106は、A/D変換器105から入力した画像データを輝度データと色差データに分けて各種処理、補正、及び画像圧縮/伸長のためのデータ処理を施す。画像圧縮/伸長回路107は、JPEGに準拠しており、画像データを直交変換・ハフマン符号化して圧縮する。また、画像圧縮/伸長回路107は、画像データをハフマン復号化・逆直交変換して伸長する。
一方、音声は、マイク116等の音声−電気信号変換素子により電気信号に変換されて音声データとなり、AMP/FILTER117により増幅され必要帯域にカットオフされた後、D/A変換器118により所定帯域の2倍以上のサンプリング周波数でデジタル音声データに変換される。更に、このデジタル音声データはデータ圧縮・伸長部119により圧縮・符号化処理される。
DRAM108は、圧縮処理された画像データを一時的に格納する。圧縮された画像データは画像データファイルとして、圧縮された音声データは音声データファイルとして記憶装置であるメモリカード109に記録される。
また、表示装置であるLCD110には、メモリカード109に記録されている画像データに応じた画像を表示する。また、LCD110には、設定されているデジタルカメラ装置の状態、例えば、設定されているモード表示やエラー表示等が行われる。
操作部114は、機能選択、撮影指示、及びその他の各種設定を外部から行うための操作キーを備えている。操作キーとしては、例えば、メモリカード109に格納されている複数枚の画像データを1画面に並べた分割表示の指示をする「分割表示指示」キー、分割表示されている画像データの1つをカーソル表示(識別表示)するためのカーソルキーと、分割画面のページ送り及びページ戻しを指示するための「ページ送り」キー及び「ページ戻し」キー、設定されているデジタルカメラ装置の状態等の表示のON/OFFを指示する「表示ON/OFF」キー等が用意されている。
CPU113は、操作部114からの指示、もしくは図示しないリモコン等の外部動作指示に応じて、図示しないROMに格納された制御プログラムに従って、デジタルカメラ装置の各部の動作を集中的に制御する。メモリカード113は、メモリカード109への画像データ、及び音声データの記録動作の制御、メモリカード109に記録されている画像データ、及び音声データの再生動作の制御等を行う。
なお、電源装置部であるDC/DCコンバータ125に電池126及びACアダプタ127が接続される構成となっている。
図2は、メモリカード109のフォーマットの一例を示す説明図である。このフォーマットは、パソコン用のMS−DOS(マイクロソフト社の登録商標である)フォーマットと同一のものとなっている。メモリカード109は、図2に示す如く、デバイス種類、アクセス速度、記憶容量等のカード属性情報が格納されるアトリビュート領域201と、ブートセレクタ領域202と、FAT領域203と、ディレクトリエントリ領域204と、画像データファイルを格納する画像データファイル格納領域205と、音声データファイルを格納する音声データファイル格納領域206と、から構成されている。
ブートセレクタ領域202には、メモリカード109からデータを読み書きする場合に必要なパラメータ、すなわち、FAT(File Allocation Table)や、ディレクトリエントリ等が記録される。
FAT領域203には、各ファイルのデータが記録されている状態の情報であるFATエントリが書き込まれる。なお、データが記録されているメモリ上の位置は、データの書き込み単位の番号となるクラスタ番号で示されている。
図3は、ディレクトリエントリ領域204に格納されるデータの構成の一例を示す説明図である。ディレクトリエントリ領域204には、図3に示す如く、記録したデータのファイル名、属性、予約領域、作成/更新時刻、作成/更新日付、対応するファイルまたはサブディレクトリエントリの物理的位置(FAT開始番号)と該ファイルのファイルサイズについての情報がそれぞれ記録されている。ファイル名としては、対応するものがデータファイルであるときには、ファイルの属性情報の1つである拡張子を含むファイル名が記録される。
画像データファイル領域205の構成は、図4に示すとおりであり、各画像データファイル(例えば、RIMG0001.JPG,RIMG0002.JPG,RIMG0003.JPG,RIMG0004.JPG,…)が順次固定長のデータで書き込まれている。また、画像データファイルは、図示の如く、画像ヘッダー、主画像データ、及び当該画像データに対応するサムネイル画像からなる。画像ヘッダーには、ファイル属性、個別規格名称、規格のバージョン、画像データ本体の関連情報、サムネイル画像の関連情報、及び記録モード等が記録される。
次に、デジタルカメラの画像データの記録動作を説明する。まず、レンズ101を介して入力される被写体像は、CCD103で電気信号(アナログ画像データ)に変換された後、CDS104を経て、A/D変換器105に入力されアナログ画像データがデジタル画像データに変換される。変換されたデジタル画像データは、デジタル信号処理回路106で信号処理されて、CPUバス124を介してDRAM108に格納される。DEAM108に格納されたデジタル画像データは、CPUバス124を介して圧縮/伸長回路107に入力され、圧縮処理されて、再び、DRAM108に格納される。圧縮処理がメモリカードPU113は、DRAM108に格納されている圧縮処理された画像データを、CPUバス124を介してメモリカード109に所定形態で画像データファイルとして記録する(図5参照)。また、この場合、圧縮処理された画像データの画素の一部をある間隔ごとに間引いて作成したサムネイル画像を同一の画像データファイルとして併せて記録する(図5参照)。
次に、デジタルカメラの画像データの再生動作について説明する。
操作部114の操作により再生すべきメモリカード109の画像データファイルが指定されると、指定された画像データファイルの圧縮された画像データが読み出されて、DRAM108に格納される。このDRAM108に格納された画像データは、CPUバス124を介して圧縮/伸長回路107に入力され、伸長処理されて、再び、DRAM108に格納される。DRAM108に格納され伸長処理された画像データは、CPUバス124を介してデジタル信号処理回路106に入力され、ビデオ信号に変換されLCD110に表示される。
次に、この画像表示の制御動作について説明する。
図5は、この制御動作について説明するフローチャートである。CPU113はまず操作部114の再生ボタンが押されたかどうかを判断し(S500)、押されていれば(S500のY)、画像データの通常再生処理が行われ(S501)、伸長された画像データをLCD110に表示する(S502)。
さらに、CPU113は操作部114の「コマ送り・戻し」の操作がなされた場合には(S503のY)、コマ送り・戻しのキーが一定時間以上(例えば、2秒以上)押されているか否かを判断し(S504)、一定時間経過していない場合には(S504のN)、後ろや前のコマを通常再生処理し(S505)、伸長された画像データをLCD110に表示する(S506)。
一定時間経過した場合には(S504のY)、メモリカード109内の画像データのファイルの付属情報を読み取り(S507)、この各ファイルを所定の条件でグループ分けする(S508)。これにより、グループ分けされたグループごとに複数枚の画像データをLCD110に一度に同時に表示する分割表示を行うことができる(S509)。
この場合に一度に同時に表示する画像データの枚数(分割数)は利用者が設定することができ(例えば、4分割、6分割、9分割など)、CPU113は、分割表示数の変更がなされた場合には、設定された分割数に分割画面数の変更処理を行う(図6参照)。
ここで、グループの特定方法について説明する。
グループ分けする各グループは、例えば、セットアップメニューで予め利用者が任意に設定することが考えられる。
ファイルタイプの種類によりグループ分けを行いたい場合には、セットアップメニューの「グループ検索設定メニュー」において、グループ特定方法に「ファイルタイプ」を設定する。グループ分けされた各グループは、例えば、静止画圧縮ファイル、静止画非圧縮ファイル、音声ファイル、二値ファイル、動画ファイル等とし、表示する際には、グループ毎のファイルタイプを表示することで、ユーザが容易に確認できるようにする(図6の符号603を参照)。さらに、検索するファイルタイプの優先順位を、例えば、静止画→動画→音声、または動画→音声→静止画など、設定を行い、優先順位の高いファイルを先に検索し効率の良いグループ毎の分割再生が行える。
また、デジタルカメラで撮影を行った場合、所定形式の画像ファイルが生成されると共に、通常、同画像ファイルには同画像ファイルについての付属情報が付加される。この付属情報のひとつをグループを特定する検索条件に設定することもできる。セットアップメニューの「グループ検索設定メニュー」において、グループの特定方法に付属情報のひとつを設定し、設定された条件に合致する画像ファイルを検索する。このようにすることにより、所望の付属情報に該当する画像ファイルを検索することが可能となり、利用者が所望の画像ファイルのみを、余計な画像ファイルを展開することなく表示することができる。
画像ファイルには、付属情報を添付することが出来れば良く、種々の形式を適用することが出来る。例えば、付属情報を画像ファイルの前後に付加されるヘッダーやフッター等に記述するようにしても良い。付属情報としてはデジタルカメラが添付可能なものであれば良く、種々のものを適用することが出来る。
付属情報の具体的な例としては、撮影を行った際の、測光方式や光源、フラッシュの状態を示す情報などがあげられる。
測光方式をグループの特定方法に設定した場合には、画像ファイルについて撮影を行った際の測光方式を示す情報について検索を行うようにする。測光方式として、「中央重点」や「マルチスポット」や「分割測光」などを指定しグループの特定方法に設定した場合に、各測光方式毎に画像ファイルを検索し抽出することが出来る。例えば、測光方式として、「中央重点」をグループの特定方法に設定した場合には、測光方式として中央重点で撮影された画像ファイルのみ抽出し表示することができる。
デジタルカメラの場合、通常、撮影された画像ファイルは、Exif形式の画像ファイルの構造がとられる。ExifフォーマットにおいてはJPEG形式の画像データを格納するJPEG画像データ領域と、JPEG画像データに関する各種付属情報を格納する付属情報領域とを備えている。付属情報領域には、先にあげた測光方式や光源、フラッシュの状態の領域ほか日時情報領域や焦点距離情報領域、シャッタースピード情報領域などExif規格に準拠した各領域固有のタグが添付されており、デジタルカメラを含む画像ファイルを扱う機器は同タグを読み取ることにより、いかなる情報が各領域内に格納されているか認識することが可能となっている。これら認識可能な付属情報をグループ特定方法に設定することにより、設定された条件に合致する画像ファイルを検索することで利用者が所望の画像ファイルを優先的に表示することが可能となる。
また、別のグループ特定方法として、現在再生している画像ファイルと同じ形式の画像ファイルを検索条件としても良い。この場合、例えば、再生している画像ファイルと同じファイルタイプやある付属情報と同じ画像ファイルと合致する画像ファイルを検索するというものである。
さらには、画像ファイルの日付情報をグループの特定方法とし、再生している画像ファイルと同じ日に、あるいは同じ月に撮影した画像ファイルを検索し表示するものである。なお、画像ファイルの検索方法は図10のフローチャートを用いて最後に説明を行う。
また、グループ分けされた画像ファイルを分割再生する際、表示されている画像ファイルがどのような種類の画像ファイルであるか表示画面に表示することにより、ユーザが容易に確認できるようにする。
例えば、画像ファイルのグループ分けがファイルタイプであった場合、デジタルカメラで撮影するファイルタイプとしては、静止画圧縮ファイル、動画ファイル、音声ファイル、二値ファイル等が考えられる。ファイルタイプ毎の分割再生がなされた場合には、現在表示している画像ファイルのファイルタイプをファイル名の拡張子等から判断し、拡張子そのものを表示したり、または、ファイルタイプに対応したアイコンを表示することで、表示しているグループ毎のファイルがどのような画像ファイルであるか、ユーザが容易に確認できるようにする。
画像ファイルのグループ分けが日付であった場合には、日付を表示することで、いつ撮影した画像ファイルであるか、ユーザが容易に確認できるようにする。
図11は、現在表示している画像ファイルのファイルタイプをアイコンで表示することを模式的に示した図である。図11において、1103がファイルタイプを示すアイコン表示であり、ユーザが容易に確認することが可能となる。
図12は、現在表示している画像ファイルの拡張子を表示することを模式的に示した図である。図12において、1203がファイルの拡張子を示しており、ユーザが容易に確認することが可能となる。
その他の「識別可能な表示」例としては、日時情報等が考えられる。日時情報をグループの特定方法に設定し表示している場合には、画像ファイルの付属情報等から日時情報を取得し、「2006:01:01 00:00:00」といった表示を行うことも可能である。
または、もう少し大きな括りで、月情報のみを表示しても良い。その場合、4月に撮影された画像ファイルを所定のグループに設定した場合には、やはり画像ファイルの付属情報等から4月に撮影された画像ファイルの情報を取得し、“4月”といった表示を行うことも可能である。なお、画像ファイルの検索方法は図10のフローチャートを用いて最後に説明を行う。
図6は、分割表示の一例を説明する説明図である。図6(a)は、通常再生(1コマ再生表示)時の表示例を、図6(b)〜(d)は、それぞれ4分割、6分割、9分割時の分割再生表示の表示例を示したものである。符号601はLCD110の表示部を、符号602は画像を識別表示するためのカーソルを、符号603は表示しているグループのファイルタイプを示している。
図5に戻り、CPU113は操作部114の「コマ送り・戻し」キーが解除されたかどうかを判断し(S510)、解除されていない場合には(S510のN)、選択されている画像データを識別表示するためのカーソルの移動処理を順次行っていく(S511)(図7には表示部601をカーソル602が移動してコマ送り、コマ戻しされることを示している)。
「コマ送り・戻し」キーが解除された場合には(S510のY)、CPU113は「コマ送り・戻し」キー解除後も分割表示を維持する設定になっているか否かを判断し(S512)、再生ボタン解除後も分割表示を維持する設定がされている場合には(S512のY)、CPU113は、分割表示の状態を維持し、次の指示を待つ。
この場合に、CPU113は、操作部114の「コマ送り」キーの操作がなされた場合には(S515のY)、画像を識別するためのカーソルを後ろのコマに移動させる(S516)。「コマ戻し」キーの操作がなされた場合には(S517のY)、カーソルを前のコマに移動させる(S518)。なお、1ページの最終コマが選択されている場合に、「コマ送り」キーによりカーソルの移動が指示されたときには、後ろのページの分割画面を表示し、そのページの最初のコマをカーソル表示することとする。また、1ページの最初のコマが選択されている場合に、「コマ戻し」キーによりカーソルの移動が指示されたときには、前のページの分割画面を表示し、そのページの最後のコマをカーソル表示することとする(前述の図7を参照)。
また、CPU113は、操作部114の「ページ送り」キーの操作がなされた場合には(S519のY)、後ろのページの分割画面(後ろの画像データのグループ)を表示し(S520)、「ページ戻し」キーの操作がなされた場合には(S521のY)、前のページの分割画面(前の画像データのグループ)を表示する(S522)。なお、最終ページが表示されている場合に、「ページ送り」キーによりページ送りが指示された場合には、最初のページを表示することとする。また、最初のページが表示されている場合に、「ページ戻し」キーによりページ戻しが指示された場合には、最終ページを表示することとする(図8を参照)。
さらに、CPU113はカーソル602により選択されている画像データの通常再生処理の指示がなされた場合には(S523のY)、選択された画像データの通常再生処理を行い(S524)、LCD114に表示する(S525)。
一方、操作部114の「コマ送り・戻し」キー解除後に分割表示を維持する設定がなされていない場合には(S512のN)、CPU113は最後に選択されている画像データに対応する画像の通常再生処理(1コマ再生表示)を行う(S513、S514)。
最後に操作部114の「コマ送り・戻し」キー、「ページ送り・戻し」キーの一例について説明する。図9は、これらキーの平面図である。図9に示すように、符号901に「コマ送り」キーを、符号902に「コマ戻し」キーを、符号903に「ページ送り」キーを、符号904に「ページ戻し」キーを割り当てることにより、それぞれのキー操作で上記の動作を行うことができる。さらに、符号905の「ENTER」キーを押すことにより、カーソル602により選択されている画像を通常再生することができる。符号906は「CANCEL」キーである。
また、図5を参照して説明した前述の処理に代えて図10のフローチャートに示す処理を行っても良い。図10の処理が図5の処理と相違する点は、ステップS507、S508、S509の処理の内容が異なる点である。そこで、以下では図10のステップS507、S508、S509の処理の内容について説明し、他の処理内容については図5と同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
すなわち、メモリカード109内の画像データファイルを所定の検索条件にマッチするか否かにより検索し(S507)、検索条件に合致する情報を有するファイルが存在すると、そのファイルを特定できる情報(例えば、ファイル名、ファイル番号等)を登録した管理テーブル作成してRAM123に格納する(S508)。メモリカード109内のすべてのファイルについて検索条件合致の有無の判断を行い、メモリカード109内の全てのファイルを検索後、RAM123に格納された管理テーブルの情報の有無を判断する。RAM123に格納された情報がない場合には、検索条件に合致したファイルが存在しない旨の表示をLCD110に行い、一方、RAM123に格納した情報がある場合には、RAM123に格納された情報に基づいて前述の検索条件に合致するファイルだけを分割再生処理し、伸長された画像データをLCD110に分割表示する(S509)。なお、ここでも、分割数は利用者が設定することができ(例えば、4分割、6分割、9分割など)、CPU113は、分割表示数の変更がなされた場合には、設定された分割数に分割画面数の変更処理を行う(図6を参照)。
本発明の一実施形態であるデジタルカメラ装置の電気的な接続のブロック図である。 メモリカードのフォーマットの一例を示す説明図である。 ディレクトリエントリ領域に格納されるデータの構成の一例を示す説明図である。 画像データファイル領域の構成を示す説明図である。 デジタルカメラ装置が実行する処理のフローチャートである。 1コマ再生モード及び4分割、6分割、9分割の分割再生モードの説明図である。 コマ送り、コマ戻しの説明図である。 ページ送り、ページ戻しの説明図である。 各キーの配置の平面図である。 デジタルカメラ装置が実行する処理の別例のフローチャートである。 現在表示している画像ファイルのファイルタイプをアイコンで表示することを模式的に示した図である。 現在表示している画像ファイルの拡張子を表示することを模式的に示した図である。
符号の説明
109 記憶装置
110 表示装置

Claims (15)

  1. 表示装置と、複数枚の画像データを記憶する記憶装置と、1コマ再生モードと分割再生モードとを選択的に設定するモード切換手段と、前記モード切換手段で前記1コマ再生モードを設定したときは前記表示装置には前記記憶装置に記憶されている画像データを1度に1枚表示し、前記分割再生モードを設定したときは前記表示装置には前記記憶装置に記憶されている画像データを1度に複数枚表示する表示手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記分割再生モードでは所定の条件に従って画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする画像表示システム。
  2. 前記表示手段は、所定グループ毎にソートされた前記記憶装置に記憶されている画像データごとに画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示システム。
  3. 前記モード切換手段は、操作ボタンが所定時間以上押圧操作することにより前記1コマ再生モードから前記分割再生モードに切り換えることを特徴とする請求項2に記載の画像表示システム。
  4. 前記モード切換手段は、操作ボタンの押圧状態が前記分割再生モードに切り換えられた後に解除されることにより当該分割再生モードから前記1コマ再生モードに切り換えることを特徴とする請求項3に記載の画像表示システム。
  5. 前記モード切換手段は、前記操作ボタンの押圧状態が前記分割再生モードに切り換えられた後に解除されたときは、当該分割再生モードを維持するか当該分割再生モードから前記1コマ再生モードに切り換えるかを設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像表示システム。
  6. 前記分割再生モードにおいて前記記憶装置の画像データの選択を行う画像選択手段を備え、
    前記モード切換手段は、前記画像選択手段による画像データの選択により前記分割再生モードから前記1コマ再生モードに切り換えて前記表示装置に前記選択がされた画像を表示することを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  7. 前記分割再生モードにおいて前記表示装置の一画面に一度に表示する画像データの数を設定するための分割表示数設定手段を備えていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  8. 前記表示手段は、データファイルの種類に応じてグループ分けされた前記グループごとに前記画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする請求項2に記載の画像表示システム。
  9. 前記表示手段は、データファイルの記録日に応じてグループ分けされた前記グループごとに前記画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする請求項2に記載の画像表示システム。
  10. 前記分割再生モードが選択されたときには、前記各グループの識別可能な表示を行う識別表示手段を備えていることを特徴とする請求項2〜9のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  11. 前記表示手段は、所定の検索条件で検索された前記記憶装置に記憶されている画像データごとに画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示システム。
  12. 操作ボタンが所定時間以上押圧操作されることにより、前記1コマ再生モードから前記分割再生モードに切り換えることを特徴とする請求項11に記載の画像表示システム。
  13. 前記分割再生モードにおいて前記表示装置の一画面に一度に表示する画像データの数を設定するための分割表示数設定手段を備えていることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像表示システム。
  14. 前記表示手段は、データファイルの種類を検索条件として検索された前記グループごとに前記画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする請求項2に記載の画像表示システム。
  15. 前記表示手段は、データファイルの記録日を検索条件として検索された前記グループごとに前記画像データを1度に複数枚表示することを特徴とする請求項2に記載の画像表示システム。
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