JP2006109405A - 撮像装置及び画像再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影モードを切り替えることなく動画撮影及び静止画撮影の双方に必要な指示を受け付けるシャッターボタンを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】モードダイヤル94によって動画・静止画並列記録モードが設定されており、シャッターボタン80を第3の押下位置S3へ押下すると、動画記録がまず開始する(S23)。この後、一旦シャッターボタン80を初期位置S0に復帰させ、さらにシャッターボタン80を第2の押下位置S2に押し込むと(S28で“Y”)、動画記録中(S29で“Y”)に静止画記録動作がスタートする(S30)。合わせて、動画撮影中に記録された静止画を特定するマーキング情報が、静止画が記録されたタイミングで記録された動画ファイルの再生フレームに対応づけて記録される。
【選択図】 図8

Description

本発明は撮像装置及び画像再生方法に係り、特に動画撮影中に静止画撮影の可能な撮像装置及び動画撮影中に記録した静止画を動画とともに再生する方法に関する。
従来、動画撮影中に静止画撮影の可能な撮像装置が様々考案されている。例えば特許文献1によると、動画記録中に与えられる静止画記録要求に呼応してCCDで撮像された静止画撮影画像をフレームメモリに記憶する。そして、所定時間の間、フレームメモリにCCDからの画像の取り込みを禁止し、この間にフレームメモリの画像を繰り返し読み出して、静止画撮影画像を動画としてメモリカードに記録する。また、かかる動画処理の合間に、フレームメモリの画像を静止画としてメモリカードに記録する。静止画記録時間が終了すると禁止が解除され、通常の動画記録が再開される。閃光装置の充電はCCDからの信号電荷の読み出し期間以外のタイミングで行われる。
特開2000−324434号公報
ところで、通常、カメラのレリーズスイッチは2段構成であり、軽く押して止める「半押し」(S1)の状態で自動ピント合わせ(AF)及び自動露出制御(AE)が作動し、「半押し」から更に押し込む「全押し」(S2)の状態を指示する録画ボタンとして兼用される。特許文献1の技術では、動画の撮影記録中に静止画を撮影するのであるが、何らかの手段により動画の撮影記録開始を指示した後、カメラのレリーズスイッチやリモコン装置のレリーズボタンなどを押下して静止画記録要求を指示する必要がある。本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、撮影モードを切り替えることなく、単一の操作スイッチのみで、動画撮影及び静止画撮影の双方に必要な指示を受け付けることのできる撮像装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本願発明に係る撮像装置は、撮影レンズを介して入射された被写体光に基づく画像データを出力する撮像部と、前記撮像部の出力した画像データに基づいて動画を記録媒体に記録する動画記録部と、前記撮像部の出力した画像データに基づいて静止画を記録媒体に記録する静止画記録部と、第1又は第2の押下位置のいずれかへの押下操作を受け付ける操作スイッチと、前記第1の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記静止画を記録媒体に記録するよう前記静止画記録部を制御し、かつ前記第2の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記動画の記録開始又は停止を行うよう前記動画記録部を制御する記録制御部と、を備える。
この発明によると、操作スイッチを第1の押下位置に押下すれば静止画が記録され、さらに、第2の押下位置に押下すれば動画の記録が開始するか停止する。即ち、撮影モードを切り替えることなく操作スイッチの押下のみで静止画の記録と動画の記録の指示の双方を入力することができる。なお、自動ピント合わせ(AF)や自動露出制御(AE)を含む撮影準備の指示は、この操作スイッチ以外の操作手段、例えばタッチパネルから入力できるようにするとよい。
前記操作スイッチは第1乃至第3の押下位置のいずれかへの押下操作を受け付け、前記記録制御部は前記第1又は第2の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記静止画を記録媒体に記録するよう前記静止画記録部を制御し、かつ前記第3の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記動画の記録開始又は停止を行うよう前記動画記録部を制御するようにしてもよい。
この撮像装置は第1乃至第3の押下位置のいずれかへの押下操作を受け付ける操作スイッチを備えており、第1又は第2の押下位置に操作スイッチを押下すると静止画を記録できる。また、第3の押下位置に操作スイッチを押下すると動画の記録を開始または停止できる。
記録制御部は、第1の押下位置に操作スイッチが押下された場合、被写体の撮像準備を行うよう撮像部を制御し、かつ第2の押下位置に操作スイッチが押下された場合、静止画を記録媒体に記録するよう静止画記録部を制御してもよい。
撮影準備とは自動ピント合わせ(AF)及び自動露出制御(AE)を含む。
記録制御部は、動画の記録中に第2の押下位置に操作スイッチが押下された場合、第2の押下位置に操作スイッチが押下されたタイミングで記録される動画のフレームの画像データと同一の画像データに基づいて静止画を記録するよう静止画記録部を制御してもよい。
動画記録部は第2の押下位置に操作スイッチが押下されたタイミングで記録される動画のフレームに静止画を特定するマーキング情報を対応づけて記録してもよい。また、マーキング情報は音声データを含んでもよい。
本願発明に係る画像再生方法は、上述のマーキング情報を利用して、動画の撮影中に撮影した静止画を動画と同時に再生させることができる。この画像再生方法は、動画を記録するステップと、動画の記録中に静止画を記録するステップと、動画の記録中に記録された静止画を特定するマーキング情報を、静止画を記録したタイミングで記録された動画のフレームに対応づけて記録するステップと、記録された動画を表示装置に再生表示させるとともに、現在再生されている動画のフレームに対応するマーキング情報に基づいて静止画を特定し、特定された静止画を表示装置に表示させるステップと、を含む。
本願発明に係る画像再生方法は、現在再生されている動画のフレームに対応するマーキング情報に基づいて静止画を特定し、特定された静止画を動画とともに表示装置に表示させる。これにより、動画と該動画の撮影中に並行して撮影した静止画の同時鑑賞が可能になる。
マーキング情報は音声データを含み、現在再生されている動画のフレームに対応するマーキング情報の音声データに基づいて音声を再生するステップをさらに含んでいてもよい。
こうすれば、動画と該動画の撮影中に並行して撮影した静止画の撮影タイミングを動画再生中に音声で知らせることができる。
これらの画像再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラムも本発明に含めることができる。
本願発明に係る撮像装置によると、操作スイッチを第1の押下位置に押下すれば静止画が記録され、さらに、第2の押下位置に押下すれば動画の記録が開始するか停止する。即ち、単一の操作スイッチの押下位置を変えるだけで、静止画記録と動画の記録開始・終了が指示でき、撮影モードを逐一変更する操作が不要となる。
また、本願発明に係る画像再生方法は、現在再生されている動画のフレームに対応するマーキング情報に基づいて静止画を特定し、特定された静止画を動画とともに表示装置に表示させる。これにより、動画と該動画の撮影中に並行して撮影した静止画の同時鑑賞が可能になる。
以下、添付した図面を参照し本発明の好ましい実施の形態を説明する。
<第1実施形態>
[概略構成]
図1〜3は、本発明の好ましい実施形態に係るカメラ10の外観斜視図である。このカメラ10は、ズームレンズ12を備えたデジタルカメラであり、カメラ本体から前方へ突出したレンズ部14と本体側部のグリップ部22を撮影者が確実に保持して、撮影ブレを防止できる大きさと形状を有している。ズームレンズ12の前面略中央には円形の凹部12aが形成されている。凹部12aには、撮影を行っていないときにレンズ12の外部側表面を覆い隠すことによりレンズ12を保護するレンズバリア(図示省略)が設けられている。レンズバリアは開閉自在であり、開くとレンズ12の外部側表面が露出し、閉じるとレンズ12の外部側表面を覆う。レンズバリアの開閉は後述のレンズバリアモータ166により駆動される。
カメラ上部にはポップアップ式のストロボ16が設けられ、ストロボ発光部の横にはストロボ調光センサ18が設けられている。符号40は、ストロボ16を利用可能状態の位置にポップアップさせるストロボポップアップボタンである。グリップ部22上面にはシャッターボタン80が配置され、セルフタイマーランプ20はグリップ部22の前面に設けられている。
レンズ14にはフォーカス・ズームリング(以下FZリングという)24が設けられており、マニュアルフォーカスモード(MF)時に撮影者がFZリング24を手で回動操作すると、手動によるピント調整を行うことができる。あるいは、コンティニュアスオートフォーカス(C−AF)モード若しくはシングルオートフォーカス(S−AF)モード時に撮影者がFZリング24を手で回動操作すると、手動による光学ズーム調整を行うことができる。MF/C−AF/S−AFモードの切り換えは、モード切換スイッチ30で行う。
カメラ10の側面には、C−AFモード、S−AFモード又はMFモードを選択するモード切換スイッチ30、ズームキー32、情報ボタン34、露出補正ボタン36、及びホワイトバランス調整ボタン38等が配設されている。これら各操作部は、撮影者がカメラ10のレンズ部14を保持した左手の親指で操作できる位置に設けられている。
ズームキー32は、ズームレンズ12の焦点距離の調節と電子ズーム機能による拡大/縮小の指示に兼用される操作部である。ズームキー32は、カメラ10の前後方向に傾動するシーソー型スイッチ構造を有し、傾動方向に応じてズームレンズ12の焦点距離をテレ側及びワイド側へ変更できる。ズームキー32の前側部分(Tキー)が押されると、テレ方向(拡大方向)にズーム制御され、ズームキー32の後側部分(Wキー)が押されると、ワイド方向(縮小方向)にズーム制御される。なお、TキーとWキーを分離して別々の方向とすることも可能である。
モード切換スイッチ30がC−AFモード又はS−AFモード側に選択されると、FZリング24を手で回動操作して手動による光学ズーム調整を行うことができる。一例として、カメラ10背面から見てFZリング24を右側に回動するとテレ方向(拡大方向)にズーム制御され、FZリング24を左側に回動すると、ワイド方向(縮小方向)に光学ズーム制御される。回動方向とテレ方向/ワイド方向の関係は上記と逆でもよい。
情報ボタン34は、撮影時の撮影条件をワンタッチでカメラ10の液晶モニタ68(図2参照)に表示させる指示を与える手段である。露出補正ボタン36は、撮影画像の露出補正量を指示するときに使用され、ホワイトバランス調節ボタン38は、ホワイトバランスの設定を変更するときに使用される。
カメラ10側面に設けられている端子カバー42を開けると、他の電子機器と情報の送受信を行うための通信コネクタ(例えばUSB端子)44、映像信号を送受信する映像出力端子46、外部から電源を供給する際に利用する電源入力端子48が設けられている。
図2は、カメラ10の背面側斜視図である。カメラ背面には、ファインダー50及び液晶モニタ68が設けられ、操作部として、十字キー52、メニュー/実行ボタン54、キャンセル/戻るボタン56、表示ボタン58、シフトボタン60、表示切換ボタン62、拡大表示ボタン64、並びにAEロックの指示を入力するAE固定ボタン66等が設けられている。
ファインダー50は、電子ビューファインダーで構成されるが、このファインダー50を光学式ファインダーに置換する態様も可能である。液晶モニタ68は、撮影時に画角確認用の電子ファインダーとして使用できるとともに、撮影した画像のプレビュー画やメモリカード等の外部記録装置から読み出した再生画像等を表示する表示手段である。また、十字キー52やコマンドダイヤル96(図3参照)を使用したメニューの選択や各メニューにおける各種項目の設定なども液晶モニタ68の表示画面を用いて行われる。更に液晶モニタ68には、撮影可能枚数(コマ数)や再生コマ番号の表示、マクロモード表示、記録画質(クオリティー)表示、画素数表示等の情報を表示することができる。
撮影者はファインダー50又は液晶モニタ68に映し出される映像を見て画角を調整することができる。表示切換ボタン62には、画像や情報の表示先としてファインダー50を使用するか液晶モニタ68を使用するかを切り換える指示を入力する操作部である。
十字キー52は、上下左右のいずれかの縁部を押圧することによって、対応する4方向(上下左右)の指示を入力できるように構成された多機能キーであり、メニュー画面における各種設定項目の選択や、設定内容の変更を指示する操作キーとして使用されるとともに、ズームレンズ12の焦点距離調整(テレ/ワイド操作)、電子ズームの倍率調整、ズーム中心の移動指示、再生コマの送り/戻しを指示する手段として用いられる。なお、十字キー52は、一つの操作部材が上下左右に傾動するタイプでもよいし、上下左右の4つのキーが別々に設けられていてもよい。
メニュー/実行ボタン54は、各モードの通常画面からメニュー画面へ遷移させる時、あるいは選択内容の確定、処理の実行指示の時などに使用される。キャンセル/戻るボタン56は、処理のキャンセル又は処理を以前の状態に戻すことを指定する手段であり、メニューから選んだ項目の取消や一つ前の操作状態に戻す時などに使用される。
表示ボタン58は、液晶モニタ68をON/OFF操作したり、再生中のコマ番号等の表示/非表示を切り換えるための手段である。シフトボタン60は、十字キー52などの多機能キーの機能を拡張するためのプッシュスイッチである。拡大表示ボタン64は、被写体に対する合焦状態を確認するために画面の一部(例えば、画面中心部)を拡大表示させる指示を行う操作ボタンである。
カメラ背面に設けられた操作部のうち、シフトボタン60は、他の操作ボタン(キー)との同時押しの必要に鑑み、撮影者が左手で操作できる位置に設けられているが、シフトボタン60以外の操作部(52、54、56、58、62、64、66)は、撮影者がグリップ部22を把持した右手の親指で操作できる位置に設けられている。
グリップ部22のあるカメラ側部にはスロットカバー70が開閉自在に設けられており、カバー内部には、外部記録装置を装着するメディアスロット(不図示)が設けられている。また、カメラ10の底面には、図示せぬ電池を装着する部分を覆う電池カバー72及び三脚用ねじ穴74が設けられている。
図3は、ストロボ16と鏡胴15を収納した状態のカメラ10の斜視図である。カメラ10の上面には、シャッターボタン80、電源スイッチ82、モードレバー84、ストロボ16の発光モード又は発光禁止を指示するストロボボタン86、マクロ(近距離撮影)モードの設定又は解除を指示するマクロボタン88、セルフタイマーボタン90、連写モードの設定又は解除を指示する連写ボタン92、モードダイアル94、及び各種モードを設定するコマンドダイヤル96が設けられている。
シャッターボタン80は、画像の記録開始を指示する手段である。図5に示すように、本発明のシャッターボタン80は、第1の押下位置S1、第2の押下位置S2、第3の押下位置S3の3段の位置に押し込むことができる。シャッターボタン80を軽く押して第1の押下位置S1でシャッターボタン80の押下の深さ(ストローク)を止める(半押し)と、スイッチSW1がオンになる。次に、シャッターボタン80が第1の押下位置S1から第2の押下位置S2まで更に押し込んでストロークが止められる(全押し)と、スイッチSW2がオンになる。さらに、シャッターボタン80が第2の押下位置S2から第3の押下位置S3まで更に押し込んでストロークが止められると、スイッチSW3がオンになる。
モードレバー84は、カメラ10を撮影又は再生の各モードに設定する手段である。モードレバー84は、電源スイッチ82の外周に回動自在に支持されたレバースイッチで構成され、該モードレバー84の停止位置によってモードを切り換えることができる。
モードダイアル94は、各種の撮影モードを切り換える手段である。モードダイアル94を回し、ダイヤル上に描かれた各モードのマークを指標に合わせることにより、セットアップモード、マニュアル撮影モード、絞り優先の撮影モード、シャッター速度優先の撮影モード(通常撮影モード)、夜景、人物、遠景等の撮影シーンを設定して撮影するシーンセレクトモード、動画記録モード、動画・静止画並行記録モード等のモード選択を行うことができる。
セットアップモードは、例えば記録画像の解像度、圧縮率、シャープネス、記録色、日付、ビープ音の有無等の設定を行うモードである。なお、画像の記録に関する解像度、圧縮率などは、撮影モードにおけるメニュー画面からも設定できる。マニュアル撮影モードに設定したときは、露出やストロボの発光量あるいはフォーカスなどを全て手動で設定することができる。
図4は、カメラ10の内部構成を示すブロック図である。ズームレンズ12を含む光学ユニット100の後方にはCCD等の固体撮像素子102が配置されており、ズームレンズ12を通過した光は、固体撮像素子102に入射する。固体撮像素子102の受光面には、フォトセンサが平面的に配列されており、該受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。こうして蓄積された信号電荷は、図示せぬドライバ回路から与えられるパルス信号に基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出され、撮像回路106に加えられる。
撮像回路106は、ゲイン調整回路及びA/D変換器を含み、撮像回路106を通してデジタル信号に変換された画像データは、画像処理回路108及びハイパスフィルタ(HPF)125へ送られる。画像処理回路108は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、ホワイトバランス補正回路、撮影画像に対する輪郭補正を含む画像処理を行う輪郭処理部、画像のノイズ低減処理を行うノイズ低減処理部、トリミング処理回路等を含む画像処理手段であり、RISC(Reduced Instruction Set Computer)などで構成される処理部110からのコマンドに従って画像信号を処理する。
画像処理回路108に入力された画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリ112に格納される。メモリ112に記憶された画像データは、処理部110の指令に従って読み出され、NTSC方式などの所定の信号形式に変換された後、表示部114に出力される。表示部114は、カメラ10に内蔵されたファインダー50、液晶モニタ68に接続された外部の表示装置に相当する。なお、処理部110は、OSD信号発生回路を含み、OSD信号発生回路はシャッター速度や絞り値、撮影可能枚数、撮影日時、警告メッセージ等の文字及びアイコン等の記号を表示するための信号を発生させる。このOSD信号発生回路から出力される信号は、必要に応じて画像信号に混合されて、表示部114に供給される。これにより、スルー画像や再生画像に文字やアイコン等が合成された合成画像が表示される。
固体撮像素子102から出力される画像信号によってメモリ112内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号が表示部114に供給されることにより、固体撮像素子102を介して撮像される画像がリアルタイムに表示部114に表示される。
モードレバー84によって撮影モードが選択され、モードダイアル94によって静止画撮影のモードが選択された状態で、シャッターボタン80が押下されると撮影開始指示信号が発せられる。即ち、図示せぬフォーカス駆動部を制御してフォーカス動作を行うとともに、固体撮像素子102の電荷蓄積時間(いわゆる電子シャッター)を制御することにより露出制御を行う。
シャッターボタン80の操作に応じて、静止画処理回路174はメモリ112に記憶された画像データを読み出し、所定の処理を施した後、必要に応じて圧縮処理し、所定の形式の静止画ファイル(Exifファイルなど)に変換し、メディアI/F175を介して外部記録装置116に記録する。
外部記録装置116は、撮影で得た画像データを保持する手段であり、例えばスマートメディアと呼ばれるメモリカードが使用される。記録メディアの形態はこれに限定されず、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、もしくは光学的、又はこれらの組み合わせによる方式などに従って読み書き可能な媒体を用いることができる。異種・同種の記録メディアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。また、画像ファイルを保存する手段は、カメラ本体に着脱可能なリムーバブルメディアに限らず、カメラに内蔵された記録媒体(内蔵メモリ)であってもよい。
モードダイアル94によって動画記録モードが設定されたときには、シャッターボタン80の押下に応じて動画処理回路173がメモリ112に記憶された画像データを読み出して動画データに変換して外部記録装置116に記録する。もう一度シャッターボタン80を押下すると動画データの記録が停止する。シャッターボタン80を押下継続している期間、記録動作を行い、押下解除によって記録を停止するようにしてもよい。動画データは所定のファイル形式、例えばモーションJPEG形式によって外部記録装置116に記録される。
モードレバー84によって再生モードが設定されると、外部記録装置116から画像ファイルが読み出される。読み出された画像データは、画像処理回路108において伸張処理され、表示部114に出力される。
一方、撮像回路106のA/D変換部でデジタル信号に変換された画像データは、HPF125でG画素成分のみ抽出される。そして、積算処理部126で抽出されたG画素成分に積算処理が施されて処理部110に送られる。処理部110は、積算処理部126から送られた1画面分の64分割の画像データの内、中心付近の4エリアの平均値を算出し、これをオートフォーカス(AF)評価値とする。AF評価値は、所定周期の経過毎に算出され、算出の度にメモリ112に更新記憶される。
撮影者がモード切換スイッチ30を操作してC−AF又はS−AFモードに切り換え、FZリング24をテレ方向又はワイド方向に回動させると、処理部110は、当該操作に応じてズーム制御回路120を制御し、モータ122を駆動させる。モータ122はDCモータが用いられ、モータ122に印加する電圧の極性を変えることにより、テレ方向又はワイド方向に駆動できる。モータ122の動力が図示せぬギヤその他の動力伝達機構を介して鏡胴15に伝達されることにより鏡胴15がカメラ10本体内に沈胴し又はカメラ10本体内から出胴することで、ズームレンズ12がテレ方向又はワイド方向に移動して焦点距離が変更される。
なお、十字キー52をズーム操作キーとして機能させることもできる。例えば、カメラ10を水平に保持した状態(横位置)で、十字キー52の上キーがズームアップキー(Tキー)、下キーがズームダウンキー(Wキー)として機能させ、FZリング24に代えて、十字キー52を操作してズーム駆動してもよい。
カメラ10には、駆動したズームレンズ12の位置(ズームポジション)を検出するための手段としてレンズ位置検出回路124が設けられており、その検出結果は処理部110に通知される。処理部110は、レンズ位置検出回路124の検出信号に基づいてズーム位置制御を行う。
レンズ位置検出回路124は、モータ122の回転によりパルスを発生する回路であってもよいし、レンズ鏡胴15の外周に位置検出エンコード板を配置した態様であってもよく、本発明の実施に際して特に限定されるものではない。
処理部110は、カメラ10の各回路を統括制御する制御部であり、ズームキー32、シャッターボタン80、十字キー52、メニュー/実行ボタン54、FZリング24、モード切換スイッチ30、ズームキー32、マクロボタン88、モードレバー84、モードダイアル94その他からなる操作部113から受信する信号に基づき、対応する回路の動作を制御するとともに、表示部114における表示制御、ストロボ発光制御、オートフォーカス(AF)制御、トリミング範囲の計算及び自動露出(AE)制御等を行う。
処理部110には、キセノン管からなるストロボ発光管156の充電及び発光を制御する充電発光制御部155も接続されており、静止画撮影において、測光処理部157により低照度であることが検出された場合や、ストロボボタン86によって発光が指示された場合や、強制発光モードが設定された場合に所定のタイミングで短時間(例えば1秒以上の短時間)発光するようにストロボ発光管156を制御する。
カメラ10の電源がオンされる度に、電源164から、コンデンサ等を備えるストロボ給電部165へ電力供給されて充電が行われ、撮影時のストロボ発光管156の発光に備える。そして、充電発光制御部155の制御に応じてストロボ給電部165からストロボ発光管156に電力供給されることでストロボ発光管156が発光する。図示しないACアダプタを電源164に接続してACアダプタから供給される外部電力をストロボ給電部165に供給することも可能である。
画像処理回路108からの画像データは、測光処理部157にも送られる。この測光処理部157は、入力される各画像データと、固体撮像素子102の電荷蓄積時間、すなわち電子シャッターのシャッター秒時とに基づいて被写体輝度の測光値(EV値)を算出する。これにより、固体撮像素子102の駆動が調節される。なお、電子シャッターのシャッター秒時とともに絞り値を変化させてもよい。絞り値を変化させる場合には、絞り値を加味して被写体輝度に応じた測光値を算出する。このように、測光処理部157は、固体撮像素子102を受光センサとしてTTL(Through The Lens) 測光方式によって被写体の明るさ(被写体輝度)を検出する。
モードレバー84により再生モードが選択されると、外部記録装置116に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録されたファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係るファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、画像処理回路108を介して非圧縮のYC信号に伸長され、メモリ112に保存される。メモリ112に保存されたYC信号は、処理部110に加えられる。処理部110は、入力するYC信号からNTSC方式のカラー複合映像信号を作成し、これを表示部114に出力する。これにより、表示部114には外部記録装置116に記録されている最終コマのコマ画像が表示される。
その後、十字キー52などで順コマ送りが指示されると、順方向にコマ送りされ、逆コマ送りスイッチが指示されると、逆方向にコマ送りされる。そして、コマ送りされたコマ位置の画像ファイルが外部記録装置116から読み出され、上記と同様にしてコマ画像が表示部114に再生される。尚、最終コマのコマ画像が表示されている状態で順方向にコマ送りされると、外部記録装置116に記録されている1コマ目の画像ファイルが読み出され、1コマ目のコマ画像が表示部114に再生される。
音声コントローラ171は、外部記録装置116の動画ファイルなどに合わせて記録されているモノラル音声データをアナログオーディオ信号へ変換し、スピーカ172に出力する。スピーカ172はこの信号に従って音声を出力する。音声コントローラ171はノイズとなる高い周波数成分をアナログオーディオ信号から除去する処理やアナログオーディオ信号を増幅する処理を行なってもよい。無論、音声コントローラ171は、モノラル音声以外の形態(2チャンネルステレオやドルビーデジタル5.1チャンネルなど)に対応させてもよい。
なお、本発明に係る撮像装置の実施形態はデジタルカメラに限られず、カメラ付き携帯電話等であってもよいのは言うまでもない。
[処理の流れ]
以下、図6〜8に示すフローチャートに従い、モードレバー84ないしモードダイアル94による各モード設定に応じた静止画撮影、動画撮影、動画・静止画並列撮影ないし動画・静止画再生の流れを説明する。モードダイアル94を静止画撮影モードに設定すると、図6の静止画撮影処理に移行し、モードダイアル94を動画撮影モードに設定すると、図7の動画撮影処理に移行し、モードダイアル94を動画・静止画並列撮影モードに設定すると、図8の動画・静止画並列撮影処理に移行する。また、モードレバー84を再生モードに設定すると、図9の画像表示処理に移行する。
(静止画撮影処理)
まず、図6に従い静止画撮影処理の流れを説明する。シャッターボタン80を初期位置S0(スイッチSW1〜SW3のいずれもオンになっていない状態で押下を待機する位置)から第1の押下位置S1(半押し)まで押し込んでストロークを保持することでスイッチSW1がオンになると(ステップS1で“Y”)、ステップS2に移行して自動ピント合わせ(AF)及び自動露出制御(AE)などの静止画撮影準備動作が作動する。シャッターボタン80を「半押し」から第2の押下位置S2(全押し)まで更に押し込んでストロークを保持することでスイッチSW2がオンになると(ステップS3で“Y”)、ステップS4に移行して静止画を記録する。なお、シャッターボタン80が「全押し」から第3の押下位置S3まで更に押し込んでストロークを保持することでスイッチSW3がオンになっても、AE・AFなどの静止画撮影準備動作または静止画録画開始などの静止画記録に関する各種動作は行われず無効な操作となる。ただし、「半押し」から第3の押下位置SW3までシャッターボタン80が押し込まれた場合、「全押し」の状態と同様に静止画の録画を開始してもよい。なお、シャッターボタン80に押圧を加えるのを止めると、バネなどの復元力でシャッターボタン80の押圧位置は任意の押圧位置S1〜S3から初期位置S0に復帰する。
(動画撮影処理)
次に、図7に従い動画撮影処理の流れを説明する。シャッターボタン80を初期位置S0から第3の押下位置S3まで一挙に押し込んでストロークを保持することでスイッチSW3がオンになると(ステップS11で“Y”)、ステップS12に移行する。ステップS12では、既に動画撮影が開始されているか否かが判断される。動画撮影はまだ開始されていないと判断されると、ステップS13に移行して動画の記録を開始する。一方、既に動画撮影が開始されている場合はステップS14に移行して動画の記録を停止する。
なお、シャッターボタン80を初期位置S0から第1の押下位置S1又は第2の押下位置S2に押しこんでストロークを保持しても、動画撮影開始・動画撮影終了などの動画撮影に関係する動作は行われない。
動画撮影の開始/終了の制御はスイッチSW3に限る必要はない。即ち、ステップS11でスイッチSW3がオンになったか否かを判断する代わりに、スイッチSW2がオンになったか否かを判断し、スイッチSW2がオンになるとステップS12に移行するようにしてもよい。あるいは、ステップS11ではスイッチSW1がオンになったか否かを判断し、スイッチSW1がオンになるとステップS12に移行するようにしてもよい。
(動画・静止画並列撮影処理)
次に、図8に従い動画・静止画並列撮影処理の流れを説明する。シャッターボタン80を初期位置S0から第3の押下位置S3まで一挙に押し込んでストロークを保持することでスイッチSW3がオンになると(ステップS21で“Y”)、ステップS22に移行する。S22では、既に動画撮影が開始されているか否かが判断される。動画撮影がまだ開始されていないと判断されると、ステップS23に移行し、動画処理回路173が動画の記録を開始する。一方、既に動画撮影が開始されている場合はステップS24に移行して動画の記録を停止する。
S25では、シャッターボタン80が第1の押下位置S1まで押し込まれてストロークを保持することでスイッチSW1がオンになっているか否かが判断される。スイッチSW1がオンになっている場合はS26に移行し、スイッチSW1がオンになっていない場合はS28に移行する。
S26では、既に動画撮影が開始されているか否かが判断される。動画撮影がまだ開始されていないと判断されると、ステップS28に移行する。一方、既に動画撮影が開始されている場合はステップS27に移行し、上述のステップS2と同様の撮影準備動作を作動させる。
S28では、シャッターボタン80が第2の押下位置S2まで押し込まれてストロークが保持されスイッチSW2がオンになっているか否かが判断される。スイッチSW2がオンになっている場合はS29に移行し、スイッチSW2がオンになっていない場合はS21に戻る。S29では、既に動画撮影が開始されているか否かが判断される。動画撮影がまだ開始されていないと判断されるとステップS21に戻る。一方、既に動画撮影が開始されている場合はステップS30に移行する。
ステップS30では、動画記録中に静止画記録動作がスタートする。静止画処理回路174は、SW2がオンとなったタイミングで、メモリ112に記憶されている画像データから静止画データを作成し、これを所定のファイル形式に変換して外部記録装置116に記録する。静止画処理回路174が静止画を記録している最中も、動画処理回路173は引き続きメモリ112に記憶された画像データを読み出して動画データに変換して外部記録装置116に記録する。
一方、動画処理回路173は、動画撮影中に記録された静止画を特定するマーキング情報を、静止画が記録されたタイミングで記録された動画ファイルの再生フレームに対応づけて記録する。例えば、動画がMPEG2形式ファイルで記録されるとするものとする。MPEG2ファイルは、GOP(Group of pictures)と呼ばれるデータの集まりをつなげた構造になっている。GOPは、静止画に近い情報の「Iピクチャー」、Iピクチャーを参照して動きを予測した情報の「Pピクチャー」、前後のIピクチャーとPピクチャーを参照して動きを予測した情報の「Bピクチャー」の3種類の映像データからなり、これらを規則的に並べることで動画が構成される。第2の押下位置S2にシャッターボタン80が押下されて静止画の記録が指示されると、その指示がされたタイミングでメモリ112から読み出された画像データから作成したIピクチャーにマーキング情報が付与される。マーキング情報は、動画の再生フレームに対応する静止画を特定する情報であり、例えば静止画のExifファイル名といった静止画の識別情報を含む。マーキング情報にシャッター音などの音声データをさらに含ませてもよい。
S30の静止画記録が終了するとS21に戻る。なお、第1の押下位置S1、第2の押下位置S2にあるシャッターボタン80に押圧を加えるのを止めて再び初期位置S0に戻せば、動画記録中何度でもSW1・SW2をオンにして繰り返し撮影準備動作及び静止画記録を行うことができる。
(再生処理)
次に、図9のフローチャートに従い、上記のごとく外部記録装置116に記録された動画と静止画をともに再生表示するための画像表示処理の流れを説明する。
S41では、外部記録装置116から読み取ったExifファイルなどの静止画及びMPEG2ファイルなどの動画ファイルをメモリ112に記憶する。
S42では、操作部113への所定操作に応じ、表示部114への動画再生表示を開始する。動画は、ファインダー50又は液晶モニタ68のいずれか一方に表示すればよいが、説明の便宜上液晶モニタ68に表示されるものとする。
S43では、現在再生表示している動画の再生フレームにマーキング情報が対応づけられているか否かを判断する。マーキング情報が対応づけられている場合はS44に移行し、マーキング情報が対応づけられていない場合はS45に移行する。
S44では、現在再生表示している動画の再生フレームに対応づけられているマーキング情報で特定される静止画をメモリ112から読み出して液晶モニタ68に表示する。また、現在再生表示している動画の再生フレームに対応づけられているマーキング情報にシャッター音などの音声データが含まれている場合、音声コントローラ171はその音声データをアナログオーディオ信号へ変換し、スピーカ172に出力する。
S45では、動画が最終フレームまで再生されたか否かを判断する。最終フレームまで再生されていない場合はS42に戻って引き続き動画を再生し、最終フレームまで再生された場合は動画の再生を終了する。
図10は、S44において、現在再生している動画の再生フレームに対応づけられているマーキング情報で特定される静止画が動画とともに液晶モニタ68に表示されている様子を示す。この図に示すように、液晶モニタ68には、動画とその再生フレームに対応する静止画の両方が同時に表示されることになり、動画と該動画の撮影中に並行して撮影した静止画の同時鑑賞が可能となる。また、マーキング情報に音声データが含まれている場合、静止画の表示に合わせて音声がスピーカ172から再生される。こうすることで静止画が撮影されたタイミングを動画再生中に音声で知らせることができる。
なお、静止画を記録するExifファイルに該静止画を所定の縮小率で縮小したサムネイル画像が記録されていれば、静止画そのものを表示する代わりにサムネイル画像を液晶モニタ68に表示してもよい。こうすれば静止画の表示スペースが小さくてすむ。あるいは、所定の時間(例えば3秒間)だけ動画の再生を中止した上、静止画のみを液晶モニタ68に表示してもよい。あるいは、動画だけを再生表示するか、または動画再生中にマーキング情報で特定される静止画を表示するモードを操作部113から指定できるようにしてもよい。そして、動画再生中に静止画を表示するモードでは上記のように動画再生中にマーキング情報で特定される静止画を表示する一方、動画だけを再生表示するモードではマーキング情報があっても静止画を表示しないようにし、マーキング情報に音声データが含まれていても音声再生しないようにすればよい。
<第2実施形態>
第1実施形態においては、シャッターボタン80は、第1の押下位置S1、第2の押下位置S2、第3の押下位置S3の3段の構成を有していた。しかし、シャッターボタン80が2段構成であっても、シャッターボタン80のみによる動画記録開始・終了及び静止画記録開始の指示入力を行うことは可能である。
図11は第2実施形態に係るデジタルカメラのブロック図である。このデジタルカメラは、第1実施形態のデジタルカメラの構成において、タッチパネル21をさらに備えている。このタッチパネル21は透明な部材であり、液晶モニタ68に積層されている。タッチパネル21はそれぞれ縦横方向の各々に沿ってマトリクス状に所定の抵抗値を有しており、ユーザの指などの物体が接触すると上記の抵抗値が変化し、このときの電流値の変化を検出することで物体の接触位置を検出することができる。
また、図12に示すように、シャッターボタン80は、従来と同様第1の押下位置S1、第2の押下位置S2の2段の位置に押し込むことができる。シャッターボタン80を軽く押して第1の押下位置S1でシャッターボタン80の押下の深さ(ストローク)を止める(半押し)と、スイッチSW1がオンになる。シャッターボタン80が第1の押下位置S1から第2の押下位置S2まで更に押し込んでストロークが止められる(全押し)と、スイッチSW2がオンになる。デジタルカメラのその他の構成は第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
デジタルカメラが上記の構成をとる場合、第1実施形態のSW3オンに相当する入力操作が存在しない。このため、以下のように動画撮影処理、動画・静止画並列撮影処理の処理内容の一部を変更する。
まず、動画撮影処理(図7参照)については、第1実施形態で説明したとおり、ステップS11でスイッチSW3がオンになったか否かを判断する代わりに、スイッチSW1がオンになったか否かを判断し、スイッチSW1がオンになるとステップS12に移行すればよい。あるいは、スイッチSW2がオンになったか否かを判断し、スイッチSW2がオンになるとステップS12に移行してもよい。
また、動画・静止画並列撮影処理については、次のようにする。図13を参照すると、ステップS21においては、スイッチSW2がオンになったか否かを判断し、スイッチSW2がオンになっていればS22へ、スイッチSW2がオンになっていなければS25へ移行する。
また、ステップS25では、タッチパネル21からAF・AEの開始操作が入力されたか否かを判断する。タッチパネル21に入力されるAF・AEの開始操作の具体的内容としては、例えば、スルー画像において合焦すべきエリアをタッチパネル21から指定することが挙げられるが、これに限定する必然性はない。
また、ステップS28では、スイッチSW1がオンになったか否かを判断し、スイッチSW1がオンになっていればS29へ、スイッチSW1がオンになっていなければS21へ移行する。
S21,25,28以外のステップにおける処理は第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
このように、タッチパネル21によってAF・AEの開始操作を入力できるようにすれば、従来のような2段構成のシャッターボタン80を備えたデジタルカメラにおいても、本発明に係る動画・静止画並列撮影処理を実行できる。
なお、AF・AEの開始操作を受け付けるのはタッチパネル21でなくてもよく、専用の操作スイッチやユーザインターフェイスなどで構成された操作手段をデジタルカメラに設け、そこからAF・AEの開始操作を受け付ければよい。
本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラの外観を示す図 デジタルカメラの背面側斜視図 デジタルカメラの正面側斜視図 第1実施形態に係るデジタルカメラのブロック図 3段の押下位置を有するシャッターボタンの構成図 静止画撮影処理の流れを示すフローチャート 動画撮影処理の流れを示すフローチャート 動画・静止画並列撮影処理の流れを示すフローチャート 画像表示処理の流れを示すフローチャート 動画と静止画の並列表示例を示す図 第2実施形態に係るデジタルカメラのブロック図 2段の押下位置を有するシャッターボタンの構成図 第2実施形態に係る動画・静止画並列撮影処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
10:デジタルカメラ、12:ズームレンズ、15:鏡胴、20:セルフタイマーランプ、24:FZリング、30:モード切換スイッチ、88:マクロボタン、100:光学ユニット、102:固体撮像素子、106:撮像回路、108:画像処理回路、110:処理部、114:表示部、120:ズーム制御部、124:レンズ位置検出回路、166:レンズバリアモータ

Claims (8)

  1. 撮影レンズを介して入射された被写体光に基づく画像データを出力する撮像部と、
    前記撮像部の出力した画像データに基づいて動画を記録媒体に記録する動画記録部と、
    前記撮像部の出力した画像データに基づいて静止画を記録媒体に記録する静止画記録部と、
    第1又は第2の押下位置のいずれかへの押下操作を受け付ける操作スイッチと、
    前記第1の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記静止画を記録媒体に記録するよう前記静止画記録部を制御し、かつ前記第2の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記動画の記録開始又は停止を行うよう前記動画記録部を制御する記録制御部と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記操作スイッチは第1乃至第3の押下位置のいずれかへの押下操作を受け付け、
    前記記録制御部は前記第1又は第2の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記静止画を記録媒体に記録するよう前記静止画記録部を制御し、かつ前記第3の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記動画の記録開始又は停止を行うよう前記動画記録部を制御する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記録制御部は、前記第1の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記被写体の撮像準備を行うよう前記撮像部を制御し、かつ前記第2の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記静止画を記録媒体に記録するよう前記静止画記録部を制御する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記記録制御部は、前記動画の記録中に前記第2の押下位置に前記操作スイッチが押下された場合、前記第2の押下位置に前記操作スイッチが押下されたタイミングで記録される動画のフレームの画像データと同一の画像データに基づいて前記静止画を記録するよう前記静止画記録部を制御する請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記動画記録部は前記第2の押下位置に前記操作スイッチが押下されたタイミングで記録される動画のフレームに前記静止画を特定するマーキング情報を対応づけて記録する請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記マーキング情報は音声データを含む請求項5に記載の撮像装置。
  7. 動画を記録するステップと、
    前記動画の記録中に静止画を記録するステップと、
    前記動画の記録中に記録された静止画を特定するマーキング情報を、前記静止画を記録したタイミングで記録された動画のフレームに対応づけて記録するステップと、
    前記記録された動画を表示装置に再生表示させるとともに、現在再生されている動画のフレームに対応するマーキング情報に基づいて静止画を特定し、前記特定された静止画を前記表示装置に表示させるステップと、
    を含む画像再生方法。
  8. 前記マーキング情報は音声データを含み、
    現在再生されている動画のフレームに対応するマーキング情報の音声データに基づいて音声を再生するステップをさらに含む請求項7に記載の画像再生方法。
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