JP2014067316A - 表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネルを有する表示部が把持する筐体に対して可動なときに、その表示部の開閉状態と、操作方向に応じて操作感度を変更し、操作者に快適な操作感を与えることを可能にした表示制御装置を提供すること。
【解決手段】装置本体に対して可動自在で表示機能およびタッチパネル機能を有した表示部と、前記表示部の前記装置本体に対する可動位置を検知する開閉状態検知手段と、前記表示部表面へのタッチ操作方向を検知する操作方向検知手段と、前記装置本体を把持する把持部を備え、前記表示部が前記装置本体となす角が所定の角度以上であることを前記開閉状態検知手段が検知すると、前記表示部へのタッチ操作のうち、前記把持部に近づく方向である第1の方向へのタッチ操作感度と、前記把持部から遠ざかる方向である第2の方向へのタッチ操作感度を異ならせることを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明はタッチ操作機能を備えた表示制御装置に関するものである。
近年、直感的な操作を可能にするタッチパネルを搭載した情報端末が普及しており、タッチパネルを活用した機能も増加している。特にスマートフォンなどにおいて実現されている、画像が表示されたタッチパネル上に素早く指を接触させ、ある程度の距離をスライド移動させた後、離す動作で次の画像を表示させる機能も、タッチパネルを活用した機能の一つである。このようなタッチパネル機能を、より操作者に使いやすく提供するために、画面内での操作感度を均一にせず、操作者とタッチパネルの位置関係に応じて操作感度を異ならせることで、誤操作を防ぎ、使い勝手を向上させる技術が開示されている。
特許文献1では感圧式座標入力装置において、操作者の手元側、即ち操作者から近い部分の感度を低くしておくことで手つきによる誤操作を防止する感圧式座標入力装置が開示されている。 特許文献2では、タッチパネル上をスライドする指先のスライド方向に応じた処理を行う場合、操作者から遠くへスライドする方向の認識感度を高くする電子機器が開示されている。特にタッチパネルを備えた電子機器の、操作者に対する取り付け位置によって、感度を高くする方向を操作者が設定することができる。
特開平5−143226号公報 特開2006−277588号公報
一方で、バリアングルモニタやスライド式モニタといった、把持する筐体に対してタッチパネルを有する筐体の位置が可動な表示制御装置も普及してきている。そのような場合タッチパネルを操作するために使用しやすい手も、タッチパネルの位置によって変化してしまう。
特許文献1に開示された従来技術では、上述のようにタッチパネルの位置が操作者に対して変化した場合について考慮されていないために、タッチパネルの位置が変化した前後において、操作感度の分布を変更する技術思想の示唆はされていない。
そのため、例えばバリアングルモニタが開状態のときは左手がタッチパネルに近く、タッチパネルの操作感度を左手操作に適するように設定していても、閉状態のときに右手側もタッチパネルに近くなる場合は、逆に操作がしにくいといった問題があった。
また、特許文献2に開示された従来技術では、感度を高くするスライド方向は一つの画面について単一方向でしか考慮されていない。バリアングルモニタの開閉状態によっては両手を使用し、両方向からタッチ操作を行う位置が存在するため、左の手では操作しやすいが、右の手では逆に操作しにくくなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記の問題を鑑みて、タッチパネルを有する表示部が把持する筐体に対して可動なときに、その表示部の開閉状態と、操作方向に応じて操作感度を変更し、操作者に快適な操作感を与えることを可能にした表示制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、装置本体(1)に対して可動自在で表示機能およびタッチパネル機能を有した表示部(28)と、
前記表示部(28)の前記装置本体(1)に対する可動位置を検知する開閉状態検知手段(92)と、
前記表示部(28)表面へのタッチ操作方向を検知する操作方向検知手段(50)と、
前記装置本体(1)を把持する把持部(90)を備え、
前記表示部(28)が前記装置本体(1)となす角が所定の角度以上であることを前記開閉状態検知手段(92)が検知すると
前記表示部(28)へのタッチ操作のうち、
前記把持部(90)に近づく方向である第1の方向へのタッチ操作感度と、
前記把持部(90)から遠ざかる方向である第2の方向へのタッチ操作感度を
異ならせることを特徴とする。
さらには、装置本体(1)に対して可動自在で表示機能およびタッチパネル機能を有した表示部(28)と、
前記表示部(28)の前記装置本体(1)に対する可動位置を検知する開閉状態検知手段(92)と、
前記表示部(28)表面へのタッチ操作方向を検知する操作方向検知手段(50)と、
前記装置本体(1)を把持する把持部(90)を備え、
前記表示部(28)が前記装置本体(1)となす角が所定の角度以下であり、前記表示部(28)の表示面が前記装置本体(1)と対向しない位置であることを前記開閉状態検知手段(92)が検知すると
前記表示部(28)のうち、前記把持部(90)から最も遠い辺を含む略左半分の領域である第1の領域と、前記把持部(90)から最も近い辺を含む略右半分の領域である第2の領域とで、同一方向へのタッチ操作感度を異ならせることを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネルを有する表示部が把持する筐体に対して可動なときに、その表示部の開閉状態と、操作方向に応じて操作感度を変更し、操作者に快適な操作感を与えることを可能にした表示制御装置を提供することができる。
本発明の表示制御装置の一例であるデジタルカメラの外観図 本発明の表示制御装置の一例であるデジタルカメラの構成を示すブロック図 表示部の本体部に対する位置関係の変化を説明する図 表示部の本体部に対する位置関係を説明する図 表示部と本体部との位置関係により把持の仕方が変化することを示した図 指の接近および接触の読み取り方を説明する表示部断面の模式図 本発明の実施例1に係る動作を示すフローチャート 本発明の実施例2に係る動作を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図1(a)、(b)、(c)に本発明の表示制御装置の一例として、本体部に対して表示部が回転可動なように連結されたバリアングルモニタを搭載したデジタルカメラの外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。また、図1(c)はデジタルカメラ100が表示部28を本体部1に対して正位置開状態である場合の、背面斜視図である。
図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。表示部28はバリアングルヒンジ部93によって本体部1と回転可能なように連結されており、その状態はバリアングル状態検知部92(不図示)により検知される。
シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切り替えスイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。
端子カバー40は該部機器との接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
メイン電子ダイヤル71は操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。
電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。
十字キー74は操作部70に含まれ、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能で、十字キー74の押した部分に応じた操作が可能であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。
SETボタン75は操作部70に含まれ、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
LVボタン76は操作部70に含まれ、静止画撮影モードにおいてライブビュー(以下、LV)のONとOFFを切り替えるボタンである。
動画撮影モードにおいては、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。拡大ボタン77は操作部70に含まれ、撮影モードのライブビュー表示において拡大モードのON、OFF,及び拡大モード中の拡大率の変更を行うための操作ボタンである。
再生モードにおいては再生画像を拡大し、拡大率を増加させるための拡大ボタンとして機能する。
再生ボタン78は操作部70に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。
撮影モード中に再生ボタン78を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。
クイックリターンミラー12は、システム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。
通信端子10はデジタルカメラ100がレンズ側(着脱可能)と通信を行う為の通信端子である。
接眼ファインダ16はフォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダである。
蓋202は記録媒体200を格納したスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
図2は、本実施例によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。
レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。
通信端子6はレンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行う為の通信端子であり、通信端子10はデジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行う為の通信端子である。
レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信し、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り102の制御を行い、AF駆動回路3を介して、レンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
AEセンサ17は、レンズユニット150を通した被写体の輝度を測光する。
焦点検知部11は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する。システム制御部50はそれに基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。
クイックリターンミラー12(以下、ミラー12)は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。
ミラー12は、レンズ103から入射した光束をファインダ16側と撮像部22側とに切替えるためのミラーである。ミラー12は通常時はファインダ16へと光束を導くよう反射させるように配されているが、撮影が行われる場合やライブビュー表示の場合には、撮像部22へと光束を導くように上方に跳ね上がり光束中から待避する(ミラーアップ)。またミラー12はその中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を、焦点検知を行うための焦点検知部11に入射するように透過させる。
撮影者は、ペンタプリズム14とファインダ16を介して、フォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。
フシャッター101は、システム制御部50の制御で撮像素子部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。
メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器26は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。
こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器26からのアナログ信号に応じた表示を行う。
A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器26においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施例にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施例の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部はメモリ32、D/A変換器26、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切り替えスイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切り替えスイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。
静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。
モード切り替えスイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切り替えスイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
操作部70は、ユーザーからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、少なくとも以下の操作部が含まれる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、十字キー74、SETボタン75、LVボタン76、拡大ボタン77、再生ボタン78。
電源制御部80は、電池検知回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検知を行う。また、電源制御部80は、その検知結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネルを有する。タッチパネルと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネルを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザーが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
システム制御部50はタッチパネルへの以下の操作を検知できる。タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は内部バス111を通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。
ムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。
素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。
所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検知され、そのままタッチアップが検知されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検知された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
以下に、本発明の好ましい第1の実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
まず図3を参照して、本体部1に対する表示部28の可動方向について説明する。
図3において、表示部28は、バリアングルヒンジ部93(連結部)を介して、本体部1に対して、図示の開閉方向、上下反転方向の2軸で回転可能である。バリアングル状態検知部92は、表示部28が、開閉方向に所定の角度以上本体部1から開いた状態を開状態、それ以外の状態を閉状態とする検知結果をシステム制御部50に出力する。またバリアングル状態検知部92は、表示部28が上下回転方向に所定の角度以上上方向にあるいは下方向に回転した状態を反転状態、それ以外の状態を正位置状態とする検知結果をシステム制御部50に出力する。
バリアングル状態検知部92は少なくとも、図4に示す位置関係を検知可能である。正位置収納状態(図4(a)):表示部28が正位置状態で、かつ閉状態である状態。表示部28に内蔵されたタッチパネルの表示面を本体部1に対向して閉じられた姿勢である。
正位置開状態(図4(b)):表示部28が正位置状態で、かつ開状態である状態。正位置収納状態から、表示部28を、開閉方向に略180°開いた状態である。タッチパネルの表示面がデジタルカメラ100の撮像面と反対側を向き、撮影者がグリップ部90を右手で把持した場合にタッチパネルの表示面が撮影者から見えるように対向する姿勢である。
反転開状態(図4(c)):表示部28が反転状態で、かつ開状態である状態。正位置開状態から、表示部28を、上下回転方向に略180°回転した状態である。
表示部28の表示面がデジタルカメラ100の撮像面と同じ側を向き、撮影者がグリップ部90を右手で把持した場合に表示部28の表示面が被写体側から見える姿勢であり、撮影者側からは表示部28の背面が見えることになる。表示部28の上下方向が、正位置開状態とは反対になる。
反転収納状態(図4(d)):表示部28が反転状態で、かつ閉状態である状態。反転開状態から、表示部28を開閉方向に略180°回転して閉じた状態であり、表示部28の背面が本体部1と対向し、表示面が露出する姿勢である。
反転収納状態においてタッチパネルを操作する場合、操作者は図5(a)に示すように右手でグリップ部90を把持して、表示部28が撮影者本人に対して対向するよう保持する。また左手は、表示部28および本体部1が安定するように、グリップ部90とは撮影光軸を挟んで逆側の本体部1の側面を覆うように添える。タッチパネルを操作して、例えば再生された画像をフリックすることで前後の画像を表示部28に表示させたいような場合、操作者が画面右側から操作する際は右手の親指を、画面左側から操作する場合は、左手の親指を使用して画面を触りフリックを行う。この時、右手の親指の付け根は表示部28よりも右側に位置しているため、右手親指によって画像を画面左方向にフリック操作したい場合、操作者は右手親指を左側に伸ばすように素早く操作しなければならず、人体の構造上やりづらいという問題がある。これは、左手親指を使用して画像を画面右側にフリック操作する場合も同様である。そのため本実施例では、図5(a)のような反転収納状態において画面右側領域における画面左側方向へのタッチ操作感度を、画面右側方向へのタッチ操作感度よりも高く設定することで、右手親指による画面左側へのフリック操作をしやすくする。
画面左側領域についても、同様に左右反転させた処理を行い、左手親指による画面右側へのフリック操作をしやすくする。
図5(b)に示すように、表示部28が正位置開状態の場合、撮影者の右手は表示部28からカメラの本体部1を挟んで反対方向のグリップ部90を把持しているために、右手は表示部28に触ることが困難である。一方左手は表示部28のバリアングルヒンジ部93とは逆側面を覆い隠すように表示部28に添えられる。この状態でタッチパネルを操作しようとするとタッチパネルの全領域を左手で操作することになるが、左手親指の付け根は表示部28の左側領域に位置しているために、左手親指で画面右側方向へフリックしようとする場合、操作者は左手親指を右側に伸ばすように素早く操作しなければならず、人体の構造上やりづらいという問題がある。そこで本発明では、図5(b)のような正位置開状態においては、画面右側方向へのタッチ操作感度を、画面左側方向へのタッチ操作感度よりも高く設定することで、左手親指による画面右側方向へのフリック操作をしやすくしている。
操作者が例えば自分撮りを行いたいような場合、表示部28を反転開状態にすることで、操作者から表示部28の表示内容が見えるようにカメラを保持する場合がある。表示部28が反転開状態の場合、図5(c)に示すように操作者の左手は表示部28からカメラの本体部1を挟んで反対側のグリップ部90を把持しているため、左手は表示部28に触ることが困難である。一方右手は表示部28のバリアングルヒンジ部とは逆側面を覆い隠すように表示部28に添えられる。この状態は表示部28が正位置開状態のときと配置が左右逆になるため、本発明では、図5(c)のような反転開状態においては、画面側左方向への操作感度を、画面右側方向への操作感度よりも高く設定することで、右手親指による画面左側方向へのフリック操作をしやすくしている。
次に前記のような構成を有するデジタルカメラ100の表示部28の構成とタッチパネルの読み取り方を図6によって示す。図6は表示部28を断面からみた模式図である。表示部28の上層に配置されているタッチパネルは静電容量式のタッチパネルである。静電容量式タッチパネルは、マトリクス上に配置された複数のセンサ上に、指やタッチペンなどの電導物体が接近することによりセンサに発生する容量変化を非接触検知し、その容量変化領域の重心位置をシステム制御部50が算出することで検知対象の2次元座標を取得している。また、その接近に伴って変化する静電容量には閾値が設定してあり、図6(b)に示すように、ある閾値(第1閾値とする)を超えるとシステム制御部50は検知対象が近接状態にあると判定する。第1閾値を超えて更に検知対象が接近し、図6(c)に示すように別のある閾値(第2閾値とする)を超えると、システム制御部50は検知対象が表示部28の上層にあるガラス面に接触状態であると判定する。また、近接状態を検知すると、システム制御部50はシステムタイマー53により時間のカウントを開始し、検知対象の2次元座標および静電容量とともに時間のカウント量をシステムメモリへ一時記録する。これにより、検知対象の2次元平面内の移動速度、およびタッチパネルへの接近速度を算出する。検知対象がタッチパネルから離れ、静電容量が第1閾値を下回ると、システム制御部50は検知対象の2次元座標および静電容量の記録と、時間のカウントを終了する。また、所定の時間以上経過すると、検知対象の2次元座標および静電容量の記録の始めの方より順次消去する。
次に前記のような構成を有する本実施例の動作を、図7のフローチャートに基づいて具体的に説明をする。
ステップS1にてバリアングル状態検知部92の検知結果により、システム制御部50は表示部28が正位置収納状態であるかどうかを判別する。正位置収納状態であると判定された場合には、ステップS1を繰り返す。
ステップS1にて表示部28が正位置収納状態以外であると判定された場合にはステップS2に移り、システム制御部50はタッチパネルの機能をオンする。
ステップS2にてタッチパネルの機能がオンされた後、ステップS3でシステム制御部50は検知対象である指がタッチパネルに対して接近状態かどうかを、センサの静電容量が第1閾値を超えたかどうかによって検知し、もし超えていればステップS4へ移る。もし超えていなければステップS3を繰り返す。
ステップS4でシステム制御部50は接近状態にある指の2次元座標と、接近状態になってからの時間の記録を開始する。
続くステップS5では指がタッチパネルに更に接近し、ガラス面に接触状態になったかどうかをセンサの静電容量が第2閾値を超えたかどうかによってシステム制御部50が検知し、もし超えていればステップS6へ移る。もし超えていなければステップS5を繰り返す。
ステップS6では接触状態になった瞬間の指の2次元座標と時間、および接近状態になったときの2次元座標と時間より、システム制御部50は指が接近状態から接触状態になるまでの接近速度および移動速度を算出する。続くステップS7では、指が接近状態から接触状態になるまでの移動速度が所定速度よりも速く、接近速度が所定速度よりも遅い場合、フリックが行われると予測し、ステップS8へ移る。
ステップS8では、バリアングル状態検知部92の検知結果により、表示部28が反転収納状態にあるかどうかをシステム制御部50が判定する。もし表示部28が反転収納状態でないと判定されれば、ステップS9へ移り、システム制御部50は指の移動方向が左方向かどうかを判定する。左方向である場合はステップS14へ移り、センサの静電容量が第2閾値を下回るまで、指が接触状態にあるとして、システム制御部50は指の軌跡に応じた操作指令出力を行う。左方向でない場合は、ステップS10で、第1閾値よりも高く、第2閾値より低い第3閾値を新たに設定し、ステップS11へ移る。
ステップS11ではセンサの静電容量が第3閾値を下回るまで、指が接触状態にあるとして、システム制御部50は指の軌跡に応じた操作指令出力を行う。図6(d)に示すように、第3閾値は第2閾値よりも低い値なので、ステップS14のように第2閾値を下回ったことで指による操作指令入力を終えるのに比べ、ステップS11ではより感度高く指の動きを操作指令入力として使うことができる。
一方、ステップS8でもし表示部28が反転収納状態にあると判定されれば、ステップS12へ移り、指が接触状態になった際の座標が、表示部28の画面左側半分の領域であったかどうかを判定する。画面左側半分の領域であった場合はステップS9へ移る。画面左側半分の領域でなかった場合は、ステップS13に移り、指の移動方向が画面左方向かどうかを判定する。指の移動方向が画面左方向である場合はステップS10へ移る。画面右方向であった場合はステップS14へ移る。
ステップS7で、フリックではないと予測された場合もステップS14へ移る。フリック以外のムーブが行われた場合、システム制御部50が感度変更を行わない制御を行っておくことで、指が表示部28のガラス面から離れ、センサの静電容量も第2閾値を下回った後に、指の動きによって画面上のアイコンなどが操作されてしまうことを防ぐことができる。
以上のように本発明の第1の実施例の形態によれば、カメラの本体部1に対する表示部28の状態と、操作者がタッチした画面の座標、タッチ操作の種類、およびタッチ操作方向に応じて、タッチ操作感度を変更する。上述した内容の制御を行うことで、表示部28の位置が変わり、操作者が両手を使ってタッチ操作するときでも、片手のみを使ってタッチ操作するときでも、それぞれの場面に応じた快適な操作感を与えることが可能な表示制御装置を提供することができる。
以下、図1と図8を参照して、本発明の第2の実施例の形態による表示制御装置について説明する。
なお基本的な構成は実施例1とほぼ同一のため、実施例1とは異なる部分についてのみ記述する。
図1(a)および図1(c)に示すように、表示部28のバリアングルヒンジ部93とは逆側側面には接近センサ95aが、またカメラの本体部(1)のグリップ部90と逆側側面に接近センサ95bが設けられており、指や手などの導電物体の接近を検知することができる。
次に図8のフローチャートに基づいて、前記のような構成を有する本実施例の動作を具体的に説明する。
ステップS28でバリアングル状態検知部92の検知結果により、表示部28が反転収納状態かどうかをシステム制御部50が判定するまでは実施例1のステップS8までと同様であるため、説明を省く。
次に表示部28が反転収納状態でないと判定されステップS29に移ると、前述の接近センサ95aにより、操作者の手が表示部28のバリアングルヒンジ部93とは逆側側面を覆っていないか検知する。もし覆っていることが検知された場合は、システム制御部50は、操作をしている指は親指であると判断し、ステップS30へ移る。ステップS30以降の処理は実施例1でのステップS9以降と同様であるため、説明を省く。
一方ステップS29にて、操作者の左手が表示部28のバリアングルヒンジ部93とは逆側側面を覆っていないと検知された場合は、操作されている指は親指でないと判定され、ステップS35へ移る。ステップS35ではシステム制御部50は指の移動方向が左方向かどうかを判定する。左方向であると判定された場合にはステップS31へと移る。ステップS31以降の処理は実施例1でのステップS10以降と同様であるため、説明を省く。
ステップS35で左方向でないと判定された場合にはステップS36へと移る。ステップS36での処理は実施例1でのステップS14と同様であるため、説明を省く。
一方で、ステップS28で表示部28が反転収納状態であると判定されるとステップS33へ移る。ステップS33では指が接触状態になった際の座標が画面左側半分の領域であったかどうかを判定する。画面左側であった場合はステップS29へ移り、前述の接近センサ95bにより、操作者の手がカメラの本体部(1)のグリップ部90とは逆側側面を覆っていないか検知する。もし覆っていることが検知された場合は、システム制御部50は、操作をしている指は親指であると判断し、ステップS30へ移る。もし覆っていないと検知された場合は、操作されている指は親指でないと判定され、ステップS35へ移る。ステップS33で指が接触状態になった際の座標が画面左側半分の領域でなかったと判定された場合、ステップS34へ移る。ステップS34以降の処理は実施例1でのステップS13以降と同様であるため説明を省く。
このように、タッチパネルを操作している指が左手親指でなく左手人指し指などの場合、フリックしにくい方向が親指の時とは逆に左方向となるため、本発明の第2の実施例の形態では、使用している指の種類を検知し、その指に応じた操作感度の変更を行う。これにより、操作者が両手で把持していない場合にでも、タッチパネル上での操作をしやすい表示制御装置を提供することができる。
なお実施例2では近接センサをタッチパネルと別に設けているが、表示部28の上層に設けられたタッチパネルを表示部28の側面まで延伸し、これを近接検知手段として用いても構わない。
また、実施例1、2において静電容量式のタッチパネルを使用しているが、これは一例であり、他のタッチパネルの方式を用いても本発明の意図する効果を実現することは可能である。
更に、実施例1、2ではステップS12、ステップS33で指が接触状態になった際の座標が画面左側半分の領域であるかどうかで判別したが、表示部28の画面の半分ではなく、カメラ全体の横幅を2等分する線よりも左側の領域であったかどうかで判別をしても良い。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
以上説明したように、本発明によればタッチパネルを有する表示部が把持する筐体に対して可動なときに、その表示部の開閉状態と、操作方向に応じて操作感度を変更し、操作者に快適な操作感を与えることを可能にした表示制御装置を提供することが可能となる。
1 本体部
28 表示部
100 デジタルカメラ

Claims (7)

  1. 装置本体(1)に対して可動自在で表示機能およびタッチパネル機能を有した表示部(28)と、
    前記表示部(28)の前記装置本体(1)に対する可動位置を検知する開閉状態検知手段(92)と、
    前記表示部(28)表面へのタッチ操作方向を検知する操作方向検知手段(50)と、
    前記装置本体(1)を把持する把持部(90)を備え、
    前記表示部(28)が前記装置本体(1)となす角が所定の角度以上であることを前記開閉状態検知手段(92)が検知すると
    前記表示部(28)へのタッチ操作のうち、
    前記把持部(90)に近づく方向である第1の方向へのタッチ操作感度と、
    前記把持部(90)から遠ざかる方向である第2の方向へのタッチ操作感度を
    異ならせることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記第1の方向への操作感度を、前記第2の方向への操作感度よりも高く設定することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 装置本体(1)に対して可動自在で表示機能およびタッチパネル機能を有した表示部(28)と、
    前記表示部(28)の前記装置本体(1)に対する可動位置を検知する開閉状態検知手段(92)と、
    前記表示部(28)表面へのタッチ操作方向を検知する操作方向検知手段(50)と、
    前記装置本体(1)を把持する把持部(90)を備え、
    前記表示部(28)が前記装置本体(1)となす角が所定の角度以下であり、前記表示部(28)の表示面が前記装置本体(1)と対向しない位置であることを前記開閉状態検知手段(92)が検知すると
    前記表示部(28)のうち、前記把持部(90)から最も遠い辺を含む左半分の領域である第1の領域と、前記把持部(90)から最も近い辺を含む右半分の領域である第2の領域とで、同一方向へのタッチ操作感度を異ならせることを特徴とする表示制御装置。
  4. 前記第1の領域について、前記把持部(90)に近づく方向である第1の方向へのタッチ操作感度を前記把持部(90)から遠ざかる方向である第2の方向へのタッチ操作感度よりも高く設定し、前記第2の領域について、前記第1の方向のタッチ操作感度を
    前記第2の方向へのタッチ操作感度よりも低く設定することを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示部(28)へフリック操作が行われると、前記タッチ操作感度の設定が行われることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記表示部(28)のタッチパネル画面外に物体の接近を検知する近接検知手段(95a)を備え、
    前記開閉状態検知手段(92)によって前記表示部(28)が前記装置本体に対して
    開状態であることを検知すると、
    前記近接検知手段(95a)により物体の近接が検知されない場合は、前記第1の方向へのタッチ操作感度を前記第2の方向へのタッチ操作感度よりも低く設定することを特徴とする請求項1、請求項2及び請求項5の何れか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記装置本体(1)もしくは前記表示部(28)の、前記把持部(90)とは逆側の側面に物体の接近を検知する近接検知手段(95b)を備え、
    前記開閉状態検知手段(92)によって前記表示部(28)が前記装置本体に対して
    閉状態であることを検知すると、
    前記近接検知手段(95b)により物体の近接が検知されない場合は、前記第1の方向へのタッチ操作感度を前記第2の方向へのタッチ操作感度よりも低く設定することを特徴とする請求項3乃至請求項6の何れか1項に記載の表示制御装置。
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