JP2007336522A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】動画撮影時に撮影モードまたは撮影パラメータを変更した効果を容易に理解することができ、また、前記変更機能を簡単かつ的確に選択できる撮影装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、被写体を撮像するための撮像素子、撮像制御部からなる撮像部と、上記撮像部から得られた画像を表示するための表示部とを有しており、動画撮影モードにおいて、撮影パラメータとしてのフレームレートを設定する際に撮影メニュー上で「フレームレート」を選択して、上記表示部に選択可能な複数の異なるフレームレートの動画スルー画面をマルチウインドウ40として表示させ、該マルチウインドウ40上で動画スルー画面の1つを指定することによって動画撮影のフレームレートを簡単かつ的確に設定することができる。
【選択図】図5
【解決手段】撮像装置は、被写体を撮像するための撮像素子、撮像制御部からなる撮像部と、上記撮像部から得られた画像を表示するための表示部とを有しており、動画撮影モードにおいて、撮影パラメータとしてのフレームレートを設定する際に撮影メニュー上で「フレームレート」を選択して、上記表示部に選択可能な複数の異なるフレームレートの動画スルー画面をマルチウインドウ40として表示させ、該マルチウインドウ40上で動画スルー画面の1つを指定することによって動画撮影のフレームレートを簡単かつ的確に設定することができる。
【選択図】図5
Description
本発明は、撮影モードの撮影パラメータの変更が可能な撮像装置に関する。
近年、複数の撮影モードや、撮影パラメータを変更する機能を備えたデシタルカメラが数多く販売されている。撮影の状況によっては、撮影モードを変更したり、撮影パラメータを変更した方が、より良い画像を得られる場合が多々ある。
例えば、カメラの撮影パラメータとしてホワイトバランス設定があるホワイトバランスの調整を自動的に行うオートホワイトバランスの機能を備えるカメラが一般的である。
オートホワイトバランスは、いかなる光源下で撮影が行われても、画像処理によって白いものは白く写るように自動的に調整するものである。しかしなから、画面内全体の色がある色に片寄っているようなとき、その色を白色になるように補正するので、必ずしも良好な色あいで記録されるとは限らない。そこで、プリセツトホワイトバランスというモードを合わせて搭載しているカメラがある。このカメラのプリセットホワイトハランス調整では、ホワイトバランス補正の中心値データとして、システムに代表的な複数の色温度の値を記憶させておく。また、晴天下、曇天下、電球下,蛍光灯下等の被写体を照らしている光源に合わせて上記色温度の値を選択可能にするものである。
特許文献1には撮像装置において異なる複数の画像を表示し、複数の画像から選択した画像を記録媒体に記録する技術が開示されている。複数の画像は、画角、ピント、露出が異なる画像である。
特許第3139028号公報
上述した従来のオートホワイトバランスの機能を備えるカメラの例では撮影者がプリセツトホワイトバランスの選択を行おうと思っても、画像の出来上がりイメージが分からなかったり、各プリセットホワイトバランスの効果を比較するためにプリセットホワイトバランスを切り換えて確認する作業が非常に面倒である。
そこで、撮影パラメータを変更する場合に異なる撮影パラメータで処理された画像を複数枚同様に表示して比較すると、各パラメータによる効果が分かりやすい。
特許文献1には撮像装置において、異なる複数の画像を表示し、この複数の画像の中から選択した画像を記録媒体に記録する技術が開示されている。上記複数の画像は、画角、ピント、露出が異なる画像である。
特許文献1の撮像装置は、画角、ピント、露出が異なる撮影済みの画像を複数表示し、所望の1枚を選択し、記録するものであり、複数表示する画像が撮影済みであるため、この複数画像の中に好みの画像が存在しない場合には撮り直しが必要であり、使い勝手が悪い。
また、動画の撮影を考えた場合でも或るフレームレートで撮影し終わった後で動画データを再生してみたとき、フレームレート上、好みの動画ではかった場合、再現可能なシ−ンであれば、フレームレートを変えて動画撮影を行わなければならない。また、再現不可能なシーンである場合、好みの動画の撮影を逃がしてしまう。このことはフレームレートに限らず、他の撮影条件についても同様の支障が生じる。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、動画の撮影時に撮影モードまたは撮影パラメータを変更した効果を容易に理解することができ、また、前記変更機能を簡単かつ的確に選択できる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の撮像装置は、被写体を撮像するための撮像手段と、上記撮像手段から得られた動画像を複数同時に表示することを可能になされたマルチウインドウ表示手段とを有し、上記マルチウインドウ表示手段に表示される動画像は、それぞれのウインドウにおいてフレームレートを異ならせて表示させる。
本発明の請求項2に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置において、上記動画像は、所定間隔毎に撮像された複数の静止画で構成されており、上記マルチウインドウ表示手段に表示される複数の動画像は、上記複数の静止画から、所定間隔で間引いて得られた画像である。
本発明の請求項3に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置において、上記撮像装置は、さらに、画像を記録するための記憶手段を有し、上記マルチウインドウ表示手段によって表示される複数の動画像と合わせて、上記記憶手段に記録可能な時間を演算し、それぞれのウインドウにて上記記録可能な時間を表示する。
本発明の請求項4に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置において、上記マルチウインドウ表示手段によって表示された複数ウインドウから一つのウインドウを選択可能にする。
本発明の請求項5に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置において、上記マルチウインドウ表示の選択は、階層構造のメニューから選択可能である。
本発明の請求項6に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置において、上記マルチウインドウ表示の選択は、撮影待機状態からダイレクトに選択可能である。
本発明の撮像装置によれば、動画の撮影時に撮影モードまたは撮影パラメータを変更した効果を容易に理解することができ、また、前記変更機能を簡単かつ的確に選択できる撮像装置を提供することができる。
以下、図を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の撮像装置のブロック構成図である。図2は、上記撮像装置の背面図である。図3は、上記撮像装置において、MENUスイッチがオン操作をされたときに表示部に表示される第一階層メニューの表示画面を示す。図4は、図3の第一階層メニューにて第二階層メニューの撮影メニューが選択されたとき、表示部に表示される撮影メニューの表示画面を示す。図5は、上記撮影メニューでフレームレートが選択された場合の表示部のマルチウインドウ表示画面を示す。図6は、図5の表示状態でフレームレートの30フレーム/秒が選択された場合の全画面表示の動画スルー画面を示す。
本実施形態の撮像装置15は、静止画および動画が撮影可能なデジタルカメラであって、図1に示すように撮影光学系1と、該撮影光学系1を保持する鏡枠を進退駆動し、フォーカシングやズーミングを行う鏡枠制御部5と、該撮影光学系1を介して取り込まれた被写体像を光電変換する撮像手段である撮像素子2と、撮像素子2を制御し、撮像素子2から出力される光電変換信号(撮像信号)を処理し、デジタル撮像信号に変換する撮像制御部3と、撮像素子2の撮像信号に基づいて被写体輝度データを求めるAE信号処理部4と、後述する画像処理部9による画像データを一時的に記憶する内蔵メモリ6と、上記画像データを記録するための記憶手段であって撮像装置15に着脱可能なメモリカード等からなる外部メモリ7と、上記画像データを取り込み、撮影前のスルー画(動画)、撮影済みの動画や静止画、さらに、撮影情報を表示する画像表示手段(マルチウインドウ表示手段)であって、TFT駆動制御回路とTFTカラー液晶からなる表示部8と、上記撮像信号に基づいて被写体の画像データを生成する画像処理部9と、バスラインを介して上述の各制御要素と接続され、撮像装置15の全体の制御を司るコントロール部10と、撮影モード設定スイッチや撮影の開始を指示するレリーズスイッチ等の操作スイッチ群からなる操作部11とを有している。
表示部8は、図2に示すように撮像装置15の背面に配されている。
操作部11は、図2に示すように主に撮像装置15の背面、あるいは、上面に配される各操作釦を有するスイッチ群からなる。詳しくは、撮影開始を指示するレリーズスイッチ21と、ズーミングを指示するズームスイッチ22と、静止画撮影モード,動画撮影モード,再生モード,手ぶれ軽減撮影モードなどを選択するための回転式スイッチからなるモード設定ダイヤルスイッチ23と、表示部8にメニュー設定画面を表示させるためのMENUスイッチ24と、露出補正の設定,フラソシュの設定,セルフ撮影モードの設定,マクロ撮影モードの設定、さらに、メニュー設定画面表示時にカーソルの移動やメニュー階層の切り換えを行うための4つのスイッチからなる十字キースイッチ25と、十字キースイッチ25の中央部に配され、メニュー設定画面表示時にメニュー項目を決定したり、ファンクション設定モードに遷移するためのOK/FUNCスイッチ26とからなる。
なお、十字キースイッチ25の外周四方位置には、それぞれの方向のスイッチを押圧した場合の設定内容を示す指標として、露出補正設定ポシションを示す指標27と、フラッシュ設定ポシションを示す指標28と、セルフ撮影モードの設定ポシションを示す指標29と、マクロ撮影モードの設定ポジションを示す指標30とが付されている。
上述した構成を有する撮像装置15において、MENUスイッチ24がオン操作されると、図3に示した4つのメニューに遷移可能な第一階層メニューが表示部8に表示される。
上記4つのメニューは、画質メニュー,撮影メニュー,設定メニュー,リセットメニューからなり、そのうち、画質メニューは、撮影する画像の画質を設定するためのメニューである。撮影メニューは、後述する各種撮影時の撮影条件の設定するためのメニューである。設定メニューは、表示言語の選択やカメラ内蔵の時計の設定などのカメラの各種の設定を行うためのメニューである。リセットメニューは、ユーザーが設定した撮影モード等を初期化するためのメニューである。これらのメニューは、図3の表示状態にあるとき、十字キースイッチ25およびOK/FUNCスイッチ26の操作により1つが選択され、決定される。
撮像装置15で撮影モードが動画撮影に設定されているとき、上記撮影メニューが選択されると、図4に示した撮影メニューに関わる第二階層メニューが表示部8に表示される。
上記図4の第二階層メニューは、撮影メニューとして動画撮影時のフレームレートを選択するためのフレームレートメニュー,ホワイトバランスを設定するためのホワイトバランスメニュー,デジタルズームを設定するためのデジタルズームメニューの3メニューが表示される。
なお、本撮像装置15においては、上記フレームレートとして4種類のレートが選択可能である。すなわち、60(通常)フレーム/秒と30,15,7の各フレーム/秒が選択できる。なお、上記4種類に限らず、さらに、高速のフレームレートである120フレーム/秒等、他の複数のレートを適用し、選択することも可能である。
図4の撮影メニュー表示状態にあるとき、上記フレームレートが十字キースイッチ25およびOK/FUNCスイッチ26の操作により選択されると、表示部8にフレームレートに関わる4分割マルチウインドウ40が表示される(図5)。このマルチウインドウ40は、60,30,15,7フレーム/秒の動画スルー画面41,42,43,44からなる。
それぞれの分割画面の下位置には、フレーム/秒と、外部メモリ7上の現在の残量に当該フレームレートで記録可能な時間が表示される。具体な表示例として分割画面41に60フレーム/秒でのスルー画面と「60フレーム」,「14分50秒」が表示される。分割画面42に30フレーム/秒でのスルー画面と「30フレーム」,「29分40秒」が表示される。分割画面43に15フレーム/秒でのスルー画面と「15フレーム」,「59分20秒」が表示される。分割画面44に7フレーム/秒でのスルー画面と「フレーム」,「1時間58分40秒」が表示される。
表示部8が図5のマルチウインドウ表示状態にあるとき、十字キースイッチ25およびOK/FUNCスイッチ26を操作することによって、下記4つのフレームレートが異なる動画像からカメラ操作者の好み、あるいは、用途に合った1つのフレームレートの動画モードを選択すると、例えば、図6に示す30フレーム/秒の動画スルー画面45が表示部8の全画面に表示される。この全画面表示の動画スルー画面45には上記フレームレート/記録可能な時間表示45aの他にバッテリー残量を示すアイコン45bと、動画モードに設定されていることを示すムービーマーク45cと、画質モード表示45dとが合わせて表示される。
次に、本実施形態の撮像装置15にてマルチウインドウにフレームレートの異なる動画スルー画面を表示する処理過程について図7の動画処理のタイムチャートを用いて説明する。
但し、次の説明は、表示部8に2画面(A像とB像)のマルチウインドウ表示を行う場合の処理についての説明であり、本実施形態のように4画面のマルチウインドウ表示の場合は、表示用バッファの数を増やし、それぞれのフレームレートに対する表示更新を繰り返して行う必要がある。
図7に示すように撮像素子2によって通常のフレームレートの所定間隔毎(図5の例では60フレーム/秒)に露光とwait(待ち時間)が繰り返される。露光によって得られた画像信号が、撮像制御部3にてデシタルデータに変換された後、内蔵メモリ6に転送記憶される。画像処理部9にて内蔵メモリ6内に格納された画像に対してホワイトバランス等の画像処理が施される。内蔵メモリ6内には表示用ハツファ(1),(2),(3)として表示用のバッファの作業エリアが設けられている。
露光により得られた画像データは、画像処理後表示用バッファ(1)にA画像表示用の画像(静止画)P1 として転送され、また、該画像P1 がそのままB画像表示用の画像としてコピー記録される。そして、表示部8に上記A画像表示用画像P1 とB画像表示用画像P1 が同時に並列して表示される。
続く露光により得られた画像データは、画像処理後表示用バッファ(2)にA画像表示用の画像(静止画)P2 として転送される。また、表示用バッファ(1)のA画像表示用画像P1 のデータが表示用バッファ(2)にB画像表示用画像として転送される。そして、表示部8に上記A画像表示用画像P2 とB画像表示用画像P1 が同時に並列して表示される。
続く露光により得られた画像データは、画像処理後表示用バッファ(3)にA画像表示用の画像(静止画)P3 として転送される。また、該画像P3 がそのままB画像表示用画像としてコピー記録される。そして、表示部8に上記A画像表示用画像P3 とB画像表示用画像P3 が同時に並列して表示される。
続く露光により得られた画像データは、画像処理後表示用バッファ(1)にA画像表示用の画像(静止画)P4 として転送される。また、表示用バッファ(3)のA画像表示用画像P3 のデータが表示用バッファ(1)にB画像表示用画像として転送される。そして、表示部8に上記A画像表示用画像P4 とB画像表示用画像P3 が同時に並列して表示される。
上述したようにして表示部8に通常フレームレートのA画像と半分のフレームレートのB画像の2分割マルチ表示が繰り返される。
前述したように本実施形態の場合のように4種類フレームレートに対する4分割のマルチウインドウ表示を行う場合、さらに、表示バッファの数を増やして上述した画像データの転送,記録を繰り返して行う必要がある。
次に、本実施形態の撮像装置15における動画のマルチウインドウ表示/フレームレート選択処理を含む撮影再生処理について図8〜10のフローチャートに基づいて説明する。
図8は、撮像装置15における撮影再生処理(メインルーチン)のフローチャートである。図9は、図8のメインルーチンで呼び出されるサブルーチン「OKスイッチ判断A」のフローチャートである。図10は、図8のメインルーチンで呼び出されるサブルーチン「OKスイッチ判断B」のフローチャートである。
まず、撮像装置15の電源スイッチ(図示せず)のオン操作に伴ってコントロール部10の制御のもとで内蔵メモリ6に格納されているプログラムに沿って図8の撮影再生処理(メインルーチン)がスタートする。但し、図8の撮影再生処理は、撮像装置15が動画撮影/再生モードに設定されている場合の処理であり、静止画撮影/再生モードの場合は、別の撮影再生処理(図示せず)が実行される。
ステップS1で動画撮影モードと動画再生モードのいずれに設定されているかを判断し、再生モードに設定されてる場合は、再生モードの処理に移行する。動画撮影モードに設定されている場合は、ステップS2に進み、鏡枠を撮影可能なワイド位置に繰り出し、さらに、フォーカシングを行うための鏡枠のイニシャライズ駆動が実行される。ステップS3で表示部8の表示が開始される。さらに、ステップS4にて撮像素子2、撮像制御部3、AE信号処理部4を含む撮像系が作動状態となり、撮影待機状態となる。
続いて、ステップS5にて操作部11にて操作入力が発生したか否か判断する。操作入力か発生した場合は、ステップS7に分岐し、操作入力がない場合は、ステップS6に分岐する。
ステップS6においては、操作入力がない状態で所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間経過しても操作入力が発生しない場合は、スリープモード(省エネルギーモード)へ分岐する。所定時間が経過していない場合は、ステップS5に戻る。
ステップS7にて操作入力が、MENUスイッチ24の入力かどうか判断する。MENUスイッチ24の入力ではない場合は、他の操作入力処理に分岐する。MENUスイッチ24の入力の場合は、ステップS8に分岐する。
ステップS8では図3に示した第一階層メニューが表示部8上に表示される。カーソルの初期位置は「撮影メニュー」の位置である。続いて、ステップS9に進み、サブルーチン「OKスイッチ判断A」(図9)が呼び出される。このサブルーチンは、後述するようにOK/FUNCスイッチ26が操作されたか否か判断するためのサブルーチンである。カーソル位置によって「撮影メニュー」を選択した状態でOK/FUNCスイッチ26が操作されたことが検出された場合は、ステップS10に移行する。
ステップS10では図4の第2階層メニューとして撮影メニューが表示部8上に表示される。カーソルの初期位置は「フレームレート」の位置とする。
ステップS11にて再度サブルーチン「OKスイッチ判断A」(図9)が呼び出される。OK/FUNCスイッチ26が操作されたことが検出された場合は、ステップS12に移行する。
ステップS12にてカーソル位置によって「フレームレート」が選択されたか否かが判断される。「フレームレート」が選択された場合は、ステップS13で撮像素子2により取り込まれた撮像信号に基づいて、画像処理部9にて図7で説明した画像処理が施され、表示部8に複数のフレームレートのマルチウインドウ40(図5)が表示される。そして、ステップS14へ移行する。なお、「フレームレート」が選択されていない場合は、フレームレート選択以外の他の撮影メニューの処理へ分岐する。
ステップS14では、サブルーチン「OKスイッチ判断B」がコールされる。このサブルーチンは、後述するようにマルチウインドウ表示状態でいずれかのウインドウが選択され、OK/FUNCスイッチ26が押されたか否か判断するためのサブルーチンである。OK/FUNCスイッチ26の操作が確認された場合は、ステップS15に移行する。
ステップS15ではカメラ操作者によって選択されたフレームレートによるスルー画面(動画)が表示部8に全画面表示される。例えば、図6のような30フレーム/秒のスルー画面が表示部8に表示される。その後、上記選択フレームレートによる動画撮影の待機状態になる。
ここで、上記ステップS9,11(図8)で呼び出されるサブルーチン「OKスイッチ判断A」について図9のフローチャートを用いて説明する。
サブルーチン「OKスイッチ判断A」が呼び出されると、ステップS31でOK/FUNCスイッチ26が押されたか否かを判断する。OK/FUNCスイッチ26が押された場合は、そのまま、図8のメインルーチンにリターンする。押されていない場合は、ステップS32へ分岐する。
ステップS32では十字キースイッチ25が押されたか否かを判断する。十字キースイッチ25が押された場合は、ステップS33へ、押されていない場合は、ステップS34へジャンプする。
ステップS33では十字キースイッチ25が押された方向によって、図3の第一階層メニュー上のカーソル、または、図4の撮影メニュー上のカーソルを上下方向に移動させる。
続いて、ステップS34でMENUスイッチ24が押されたか否かを判断する。MENUスイッチ24が押された場合は、撮影待機処理へ移行し、押されていない場合は、ステップS35へ分岐する。
ステップS35では操作入力がない状態で所定時間経過したか否か判断する。所定時間経過しても操作入力が発生しない場合は、スリープモード(省エネルギモード)に移行する。所定時間が経過していない場合は、再度ステップS31の判断を実行する。
次に上記ステップS14(図8)で呼び出されるサブルーチン「OKスイッチ判断B」について図10のフローチャートを用いて説明する。
サブルーチン「OKスイッチ判断B」が呼び出されると、ステップS44でOK/FUNCスイッチ26が押されたか否かを判断する。OK/FUNCスイッチ26が押されていない場合は、ステップS45へ分岐する。押された場合は、後述するステップS46で選択されたフレームレート(図5のマルチウインドウ40の表示画面上のウインドウ41〜44のいずれかのフレームレート)を指定した状態で図8のメインルーチンのステップS15にリターンする。なお、動作初期にてOK/FUNCスイッチ26が押された場合は、図5の60フレームレートが選択、指定されたものとして図8のメインルーチンにリターンする。
ステップS45では十字キースイッチ25が押されたか否かを判断する。十字キースイッチ25が押された場合は、ステップS46へ、押されていない場合は、ステップS47へジャンプする。
ステップS46では十字キースイッチ25が押された方向によって、図5のマルチウインドウ40の表示画面上のウインドウ41〜44のいずれかの表示状態(表示色など)を変化させ、フレームレートが選択される。
続いて、ステップS47でMENUスイッチ24が押されたか否かを判断する。MENUスイッチ24が押された場合は、撮影待機処理へ移行し、押されていない場合は、ステップS48へ分岐する。
ステップS48では操作入力がない状態で所定時間経過したか否か判断する。所定時間経過しても操作入力が発生しない場合は、スリープモード(省エネルギモード)に移行する。所定時間が経過していない場合は、上記ステップS44の判断を実行する。
上記説明したように本実施形態の撮像装置15においては、動画撮影に際して撮影条件の1つとして図5に示すようなフレームレートが異なる動画像を4分割マルチウインドウ表示にしたので、カメラ操作者が初心者であっても、画面を切り換える必要はなく、動画のフレームレートの意味を容易に理解することができ、被写体の動きに合い、操作者の好みに合った表示効果の得られるフレームレートの動画モードを選択し、動画撮影を行うことが可能となる。
さらに、外部メモリ7の残容量からフレームレートと合わせて、動画の記録可能時間がそれぞれ表示されるため、フレームレートか遅くても長時間撮影を行いたい場合や被写体の動きが速いので高いフレームレートで撮影したい場合などの操作者のニーズに応えることができる。
なお、本実施形態での選択可能なフレームレートの種類は、4つであったが、これに限らず、他の複数の種類のフレームレートを適用するようにしてもよい。
さらに、本実施形態を動画撮影にて複数のモードを有する場合に適用することも可能である。例えば、動画撮影として通常動画像撮影モードと、通常動画撮影と同じフレームレートで露出時間の異なる高速動画撮影モードとをメニューから選択可能にした場合、図8のステップS8からS11までの処理で選択された動画撮影モードに対応する露出条件となるISO感度、露出時間、および、絞りを選択されたモードに応じて設定し、動画撮影を行う。例えば、高速動画撮影モードでは通常動画撮影モードよりも露出時間を短く、ISO感度を高く設定し、各フレーム単位で被写体ぶれの生じにくい撮影を行う。このとき、撮影者に告知するために図5,6の表示に上記設定された露出条件の各数値を画像に合成して表示するようにしてもよい。
また、上記マルチウインドウの本実施形態は、動画撮影時のフレームレートの選択を行う際にフレームレートの異なる画像をマルチウインドウにて一気に表示するものとしたが、これに限らず、スチル画像撮影に対しても上述したものと同様にマルチウインドウ画面表示選択方法を適用することができる。この場合、撮影条件や撮影パラメータか異なる静止画像を上記マルチウインドウ画面に表示させ、その中から選択指定するようにして、1つ1つ画像表示を切り換えることなく、マルチウインドウにて一気に表示し、選択することができるので、選択の操作が容易となる。
次に本発明の第二の実施形態の撮像装置について図11,12を用いて説明する。 図11は、本実施形態の撮像装置における第二階層メニューである撮影メニューの表示部での表示状態を示す図である。図12は、本実施形態の撮像装置における撮影再生処理(メインルーチン)のフローチャートである。
本実施形態の撮像装置は、前述第一の実施形態の撮像装置15に対して表示部におけるメニュー表示状態のみが異なるものであり、その他の構成等は、第一の実施形態の撮像装置15と同様であり、以下、異なる点について説明する。
本実施形態の撮像装置においては、第一の実施形態で表示されていた電源スイッチのオン操作後、表示部8に第一階層メニュー(図3)は表示されず、直接、第二階層メニュー(撮影メニュー)が表示される。その撮影メニュー画面は、図11に示すように通常フレームレートによるスルー画面をスクリーン画面として表示し、その画面上に上記撮影メニューがショートカット表示される。
本実施形態の撮像装置における動画のマルチウインドウ表示/フレームレート選択処理を含む撮影再生処理について図12のフローチャートに基づいて説明する。
まず、本実施形態の撮像装置においても電源スイッチのオン操作に伴ってコントロール部10の制御のもとで内蔵メモリ8に格納されているプログラムに沿って図12の撮影再生処理(メインルーチン)がスタートする。但し、図12の撮影再生処理も第一の実施形態の場合と同様に本撮像装置が動画モードに設定されている場合の処理であり、静止画モードの場合は、別の撮影再生処理(図示せず)が実行される。
ステップS61で動画撮影モードと動画再生モードのいずれに設定されているかを判断し、再生モードに設定されてる場合は、再生モードの処理が実行される。動画撮影モードに設定されている場合は、ステップS62に進み、鏡枠を撮影可能なワイド位置に繰り出し、フォーカシングを行う等の鏡枠のイニシャライズ駆動が実行される。これ以降、ステップS64で撮像系が作動状態となるまで(撮影待機状態)は、第一の実施形態における図8のステップS4までの処理と同様の処理が実行される。
そして、ステップS65にて操作部11の操作入力状態を判断し、操作入力があった場合、ステップS67に分岐する。操作入力が検出されなかった場合は、ステップS66に分岐し、所定時間経過するまではステップS65に戻るが、所定時間が経過するとスリープモードに移行する。
ステップS67ではOK/FUNCスイッチ26の操作入力か否か判断する。OK/FUNCスイッチ26の操作入力ではない場合は、他の操作入力処理に分岐する。OK/FUNCスイッチ26の操作入力であった場合は、ステップS68に分岐する。
ステップS68で図11に示す撮影メニュー画面51が表示される。この撮影メニュー画面51は、前述したように通常フレームレートによる動画スルー画面上に上記撮影メニュー51cが表示される。カーソルの初期位置は、「フレームレート」の位置とする。さらに、撮影メニュー画面51にはバッテリー残量を示すアイコン51aと、動画モードに設定されていることを示すムービーマーク51bも表示される。この撮影メニュー表示にはフレームレートメニューの他にホワイトバランスメニュー、デシタルズームメニューも表示され、それぞれ選択、設定が可能である。
続いて、ステップS69に進み、サブルーチン「OKスイッチ判断A」(図9)が呼び出される。このサブルーチンは、OK/FUNCスイッチ26が押されたか否か判断するためのサブルーチンである。
このステップS69以下のステップS70からS73の撮影待機に進むまでの処理は、第一の実施形態における図8に示したステップS12からS15の処理と同様の処理が実行される。そして、ステップS73で選択フレームレートによる全画面表示がなされ、撮影待機状態となる。
本実施形態の撮像装置によると、前述第一の実施形態の撮像装置15と同様の効果を奏し、さらに、撮影再生処理(メインルーチン)がスタートした後、第一階層メニューの表示はなく、撮影待機状態から直接、第二階層メニュー(撮影メニュー)が表示されるので素早くフレームレート,ホワイトバラスト,デジタルズームのダイレクト選択指定を行うことができる。
さらに、本実施形態においても動画撮影に複数のモードを有する場合に適用することも可能である。例えば、動画撮影として通常動画像撮影モードと、通常動画撮影と同じフレームレートで露出時間の異なる高速動画撮影モードとをメニューから選択可能にした場合、図12のステップS68からS69までの処理で選択された動画撮影モードに対応する露出条件となるISO感度、露出時間、および、絞りを選択されたモードに応じて設定し、動画撮影を行う。例えば、高速動画撮影モードでは通常動画撮影モードよりも露出時間を短く、ISO感度を高く設定し、各フレーム単位で被写体ぶれの生じにくい撮影を行う。このとき、撮影者に告知するために図11の撮影メニュー51cの項目として動画撮影モード選択項目を画像に合成して表示するようにしてもよい。
この発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形例を実施し得る。
本発明の撮像装置は、動画の撮影時、撮影モードまたは撮影パラメータを変更した効果を容易に理解することができ、また、前記変更機能を簡単かつ的確に選択ができる撮像装置として利用可能である。
2 …撮像素子(撮像手段)
8 …表示部(マルチウインドウ表示手段)
7 …外部メモリ(記憶手段)
8 …表示部(マルチウインドウ表示手段)
7 …外部メモリ(記憶手段)
Claims (6)
- 被写体を撮像するための撮像手段と、
上記撮像手段から得られた動画像を複数同時に表示することを可能になされたマルチウインドウ表示手段と、
を有し、上記マルチウインドウ表示手段に表示される動画像は、それぞれのウインドウにおいてフレームレートを異ならせて表示させることを特徴とする撮像装置。 - 上記動画像は、所定間隔毎に撮像された複数の静止画で構成されており、上記マルチウインドウ表示手段に表示される複数の動画像は、上記複数の静止画から、所定間隔で間引いて得られた画像であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 上記撮像装置は、さらに、画像を記録するための記憶手段を有し、上記マルチウインドウ表示手段によって表示される複数の動画像と合わせて、上記記憶手段に記録可能な時間を演算し、それぞれのウインドウにて上記記録可能な時間を表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 上記マルチウインドウ表示手段によって表示された複数ウインドウから一つのウインドウを選択可能にすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 上記マルチウインドウ表示の選択は、階層構造のメニューから選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 上記マルチウインドウ表示の選択は、撮影待機状態からダイレクトに選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007117533A JP2007336522A (ja) | 2006-05-16 | 2007-04-26 | 撮像装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014112979A (ja) * | 2014-03-27 | 2014-06-19 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置、表示方法およびプログラム |
JP2014138410A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法、プログラム |
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-
2007
- 2007-04-26 JP JP2007117533A patent/JP2007336522A/ja active Pending
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JP2014138410A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法、プログラム |
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