JP5117356B2 - カメラ、カメラの表示方法および画像表示用プログラム - Google Patents

カメラ、カメラの表示方法および画像表示用プログラム Download PDF

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本発明は、カメラ、カメラの表示方法および画像表示用プログラムに関するものである。
カメラに関する一連の動作を分解すると、撮影条件設定→撮影→再生条件設定→再生の4つ程度の動作からなる。そこで、カメラは、通常、これらの動作モードに分けて操作されるように設定されている。
まず、カメラの動作モードを大別すると、撮影モードと再生モードとの2つがある。そして、撮影モードは、実際にライブビュー画像が表示画面に表示されて撮影を実行する撮影実行モードと、撮影条件を設定するための撮影条件設定用の撮影メニューが表示画面に表示される撮影条件設定モードとに分かれる。再生モードも同様に、記録媒体に記録された画像を鑑賞するための再生実行モードと、例えばスライドショーの条件を設定する等、再生実行モードの条件を設定するための再生条件設定用の再生メニューが表示画面に表示される再生条件設定モードとに分かれる。
このようなカメラの使い方において、撮影メニューに関しての種々の提案例がある。その一例として、例えばメニュー情報を大きく表示させる撮像装置の提案例がある(例えば、特許文献1参照)。
また、撮影条件設定画面は、ライブビュー画面とは別に表示されるのが普通であるが、動画撮影用には、撮影中でも撮影条件の変更が必要になるので、ライブビュー画像に撮影条件の情報を重畳して表示させるカメラも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−34175号公報 特開2006−94145号公報
ところで、ユーザが、各モード間の切換え、例えば、再生条件設定モードの画面から撮影実行モードの画面に切換える際には、カメラの背面や上面に配置されたモード切換ダイヤルまたはモード切換ボタンを切換え操作する必要がある。このように、現状のカメラは、モードによって構成されているため、このようなカメラを使うためにはモード切換え操作が必須となる。しかしながら、カメラ操作に不慣れなユーザにとっては、直ぐに所望のモードに切換えることは意外に簡単ではない。なぜなら、カメラの背面や上面のボタンスペースは十分に広いわけでなく、かつ、モード切換え用以外のボタン類も必要となるので、モード切換ダイヤルまたはモード切換ボタンを理想的な配置、大きさにすることができない制約を受けるためである。また、元のモードに戻すにも、やはり、モード切換ダイヤルまたはモード切換ボタンを再度切換え操作する必要がある。
この点、近年では、液晶モニタにタッチパネルを搭載し、液晶モニタ上でのタッチ操作で入力指示を行えるカメラも市販されているが、この場合でも、タッチパネル上に各モード設定用アイコンの他に、他の用途のアイコンも配置させなければならないので、所望のモードに設定することは意外に簡単ではない、という事情は、同様である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カメラ操作に不慣れなユーザであっても、迷うことなく操作性よく所望のモード表示状態へ変更することができるカメラ、カメラの表示方法および画像表示用プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるカメラは、被写体像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部と、該表示部に表示された前記画像に対する操作指示を検出する操作検出部と、前記撮像部から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像とを含み、前記ライブビュー画像の四角形状の異なる辺に相当する位置に異なる種類の前記情報画像を結合させて構成される全体画像の中から前記表示部に表示させるための所定の範囲についての表示用画像を作成する表示画像作成部と、前記操作検出部により検出された操作指示に応じた態様で、前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するように前記表示画像作成部を制御する表示画像制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示画像作成部は、前記異なる種類の情報画像として、撮影条件設定用の撮影メニュー情報を表わす撮影メニュー画像と、再生条件設定用の再生メニュー情報を表わす再生メニュー画像と、を用いることを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示画像作成部は、前記異なる種類の情報画像として、さらに、出力条件設定用の出力メニュー情報を表わす出力メニュー画像を用いることを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記撮像部により撮影された撮影画像を記憶する画像記憶部をさらに備え、前記表示画像作成部は、前記ライブビュー画像の四角形状の4辺のうちで前記情報画像が結合されていない辺に相当する位置に、さらに前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像に基づく再生画像を結合させて構成される前記全体画像の中から前記表示用画像を作成することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示画像作成部は、前記再生画像をサムネイル画像として表現することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記操作検出部は、操作指示の一つとして拡大縮小指示を検出し、前記表示画像作成部は、前記サムネイル画像及び他の画像が前記表示用画像に含まれ、かつ、該サムネイル画像が該表示用画像の大半を占めている場合において、前記操作検出部により前記拡大縮小指示が検出されたときには、前記他の画像の表示サイズを維持したまま、前記サムネイル画像の表示サイズを該拡大縮小指示に応じて変更した表示用画像を作成することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記操作検出部は、操作指示の一つとしてスクロール指示を検出し、前記表示画像作成部は、前記サムネイル画像及び前記他の画像が前記表示用画像に含まれ、かつ、該サムネイル画像が該表示用画像の大半を占めている場合において、前記操作検出部により前記スクロール指示が検出されたときには、前記他の画像の表示状態を維持したまま、前記サムネイル画像を該スクロール指示に応じて変更した表示用画像を作成することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示画像作成部は、前記操作検出部により表示範囲変更の指示が検出されたときには、該表示範囲変更の指示に応じて、前記全体画像の一部が前記表示部の画面を連続的に移動するように前記表示用画像を作成することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示部に重ねて配設されたタッチパネルをさらに備え、前記操作検出部は、操作指示の一つとして前記タッチパネルに対するユーザ操作による指示を検出し、前記表示画像作成部は、前記タッチパネルに対する指示に応じて、前記表示用画像を連続的に移動させることを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示画像作成部は、前記操作検出部により特定の指示が検出されたときには、該特定の指示に従い、前記ライブビュー画像のみが表示される前記表示用画像を作成することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示画像作成部は、前記特定の指示として撮影指示が検出されたときには、前記ライブビュー画像のみが表示される前記表示用画像を作成することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラの表示方法は、被写体像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部とを備えるカメラの表示方法であって、前記表示部に表示された前記画像に対する操作指示を検出する操作検出ステップと、前記撮像部から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像とを含み、前記ライブビュー画像の四角形状の異なる辺に相当する位置に異なる種類の前記情報画像を結合させて構成される全体画像の中から、前記操作検出ステップにより検出された操作指示に応じた態様で、所定の範囲についての表示用画像を作成する表示用画像作成ステップと、該表示用画像作成ステップにより作成された前記表示用画像を前記表示部の画面に表示させる表示ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる画像表示用プログラムは、被写体像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部とを備えるカメラのコンピュータに、前記表示部に表示された前記画像に対する操作指示を検出する操作検出機能と、前記撮像部から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像とを含み、前記ライブビュー画像の四角形状の異なる辺に相当する位置に異なる種類の前記情報画像を結合させて構成される全体画像の中から前記表示部に表示させるための所定の範囲についての表示用画像を作成する表示画像作成機能と、前記操作検出機能により検出された操作指示に応じた態様で、前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するように前記表示画像作成機能を制御する表示画像制御機能と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、カメラ操作に不慣れなユーザであっても、迷うことなく操作性よく所望のモード表示状態へ変更することができるカメラ、カメラの表示方法および画像表示用プログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明のカメラであるデジタルカメラの概略構成例を示す背面図である。本実施の形態のデジタルカメラ1は、レリーズ操作部12a、ズーム操作部12b、表示モード設定操作部12c、モード設定操作部12d、方向操作部12e等の各種操作ボタンを備えている。レリーズ操作部12aは、カメラ本体の上面に配設されて撮影タイミングを操作指示するためのボタンである。ズーム操作部12bは、カメラ本体の背面に配設されて拡大縮小を操作指示するためのボタンである。表示モード設定操作部12cは、カメラ本体の背面に配設されて通常の表示モードと本実施の形態の特徴とするマルチ画面表示モードとのいずれかを選択するよう操作指示するためのボタンである。モード設定操作部12dは、カメラ本体の背面に配設されて撮影実行モード、再生実行モード、撮影条件設定モード、再生条件設定モードのいずれかを選択設定するためのダイヤルである。このモード設定操作部12dは、表示モード設定操作部12cが通常の表示モードに設定されている場合に有効とされる。方向操作部12eは、カメラ本体の背面に配設されて上下左右の方向を指示するためのボタンである。これらレリーズ操作部12a、ズーム操作部12b、表示モード設定操作部12c、モード設定操作部12d、方向操作部12e等により操作部12(図2参照)が構成されている。
また、デジタルカメラ1は、カメラ本体の背面の大半の領域を占める表示部24を備えている。この表示部24は、再生画像やライブビュー画像の他に、各種設定情報等を含む表示用画像を表示するためのものであり、LCDやELD等の薄型表示装置で実現されている。また、デジタルカメラ1は、特に図示しないが、カメラ本体の前面側に撮影レンズ等の撮像光学系を備え、カメラ本体に内蔵の撮像素子に被写体像を結像可能に構成されている。
図2は、本実施の形態のデジタルカメラ1のシステム構成例を示すブロック図である。本実施の形態のデジタルカメラ1は、デジタルカメラ1を構成する各部に対する指示やデータ転送等を行い、デジタルカメラ1の動作を統括的に制御するためのCPUからなる制御部11を備える。また、デジタルカメラ1は、撮像部15、RAM16、画像処理部17、圧縮伸長部18、記録・再生部19、表示画像作成部21、表示駆動部23、外部IF部25の各部を備える。これら各部は、制御部11に対してバスライン30によって接続されている。
撮像部15は、カメラ部と撮像処理部とからなる。カメラ部は、デジタルカメラ1が被写体像を撮影するためのものであり、撮影レンズ、撮像素子、絞り、シャッタ、AF機構、AF駆動回路、ズーム機構、ズーム駆動機構等からなる。ここで、撮像素子は、例えばCCDやCMOSセンサ等の2次元固体撮像素子からなり、撮影レンズを含む撮影光学系を通して入射する被写体像を光電変換し、アナログ電気信号として出力する。また、撮像処理部は、撮像素子駆動回路を含む他、撮像素子から出力されるアナログ電気信号に対してAGC、CDS等のアナログ信号処理を施した後、A/Dコンバータでデジタル電気信号に変換して出力させるためのものである。
RAM16は、例えばSDRAMからなり、一時記憶メモリやワーキングエリアとして利用されるメモリであり、撮像部15から出力されるデジタル電気信号や、画像処理部17による処理中の画像データ等を一時的に記憶する。
画像処理部17は、撮像部15から出力されるデジタル電気信号に対して画素補間処理、色補正処理、ガンマ処理等の各種の画像処理を施すとともに、記録用、表示用等に適した画像データに変換する処理を行う。すなわち、画像処理部17は、記録時(撮影時)には、記録画像に対しては記録用の画像処理を施し、表示用のライブビュー画像に対しては表示用の簡易な画像処理を施す。また、画像処理部17は、電子ズームが指示された場合には、電子ズーム処理も行う。
圧縮伸長部18は、撮影画像の画像データを画像記憶部20に記録する際、あるいは画像記憶部20に記録されている画像データを表示する際等において、周知のJPEG方式等に基づく画像データの圧縮処理や伸長処理を行う。
記録・再生部19は、画像記憶部20に対する画像データの書き込みや画像記憶部20からの画像データの読出しを行うためのものであり、画像記憶部20の種類に応じたものが用いられる。ここで、画像記憶部20は、例えばxD−ピクチャーカード(登録商標)やコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等のカメラ本体に着脱自在な記録媒体や、HDDである。
表示駆動部23は、エンコーダやD/Aコンバータ等を有して、表示部24に対する各種情報の表示を行わせるためのドライバである。また、外部IF部25は、例えばUSB等の規格によってデジタルカメラ1を、例えばパソコン、プリンタ、携帯電話等の外部機器と接続するためのインタフェースであり、USB端子を備えている。
また、表示画像作成部21は、後述するように全体画像の中から表示部24の画面に表示させるための所定の範囲についての表示用画像を作成し、作成した表示用画像を表示部24に表示させるためのものである。この全体画像とは、撮像部15から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像と画像記憶部20に記憶された撮影画像に基づく再生画像とを結合させて構成される画像である。このために、表示画像作成部21は、撮像部15から出力されるライブビュー画像や、画像記憶部20に記憶された撮影画像に基づく再生画像とともに、メニューデータ記憶部22に記憶された撮影条件設定用の撮影メニュー情報を表わす撮影メニュー画像や再生条件設定用の再生メニュー情報を表わす再生メニュー画像を用いる。
さらに、制御部11には、プログラムデータ記憶部14が接続されている。このプログラムデータ記憶部14は、例えばフラッシュメモリ等の電気的に書換えが可能な不揮発性メモリである。このプログラムデータ記憶部14は、デジタルカメラ1を動作させ、このデジタルカメラ1が備える種々の機能を実現するためのCPU用のプログラム(例えば、画像表示用プログラム)や、このプログラムの実行中に使用されるデータ、例えば、後述する表示用画像中に表示させるアイコン、文字などのデータが予め格納されている。
また、本実施の形態の制御部11は、画像表示用プログラムにより実行される機能として、表示画像制御部11aと操作検出部11bとの各機能部を備える。操作検出部11bは、表示部24の画面に表示される表示用画像に対するユーザの直接的な操作指示や、操作部12を通じた表示用画像に対するユーザの間接的な操作指示を検出するための機能部である。ここで、本実施の形態では、表示用画像を表示する表示部24の画面に重ねて配設されたタッチパネル13を備えている。これにより、本実施の形態では、操作検出部11bは、操作指示の一つとして、このタッチパネル13に対するユーザの操作指示を検出することで、表示用画像に対するユーザの直接的な操作指示の検出動作を実行する。また、表示画像制御部11aは、操作検出部11bにより検出された操作指示に応じた態様で、後述の全体画像の中から画面相当の所定の範囲の表示用画像を作成するように表示画像作成部21を制御するための機能部である。
つぎに、表示モード設定操作部12cの操作によりマルチ画面表示モードが設定された場合に、表示画像制御部11aによる制御の下に実行される表示画像作成部21の表示用画像の作成の概要を説明する。図3は、表示用画像を作成する基礎となる全体画像の構成例を模式的に示す説明図である。
表示画像作成部21は、マルチ画面表示モードに設定された場合、画面24aに表示させる表示用画像Vdを作成する基礎となる全体画像Vtを用意する。この全体画像Vtは、ライブビュー画像Vaと、情報画像Vmと、再生画像Vbとを同一平面内で重ならないように一体的に結合させることにより構成されたものである。ライブビュー画像Vaは、撮像部15から得られる画像であり、表示部24の画面24aに対応するサイズとされる。
また、情報画像Vmは、デジタルカメラ1の操作に関する情報を表わす画像であり、本実施の形態では、異なる種類の情報画像Vmは、撮影メニュー画像Vrと、再生メニュー画像Vpと、出力メニュー画像Voとからなる。撮影メニュー画像Vrは、「撮影メニュー」のタイトル画像とともに撮影条件設定用の撮影メニュー情報Mrを表わす画像である。また、再生メニュー画像Vpは、「再生メニュー」のタイトル画像とともに再生条件設定用の再生メニュー情報Mpを表わす画像である。出力メニュー画像Voは、「出力」のタイトル画像とともに出力条件設定用の出力メニュー情報Moを表す画像である。
ここで、撮影メニュー情報Mrは、「画質」「リセット」「カメラメニュー」「設定」「パノラマ」「SCN(シーンセレクトメニュー)」「消音モード」等の撮影条件設定に関する項目が文字情報として用意されている。また、再生メニュー情報Mpは、「SS(スライドショー)」「編集」「プリント予約」「簡単補正」「表示メニュー」「設定」「PKR(ポケット写真登録)」「消去」「消音モード」等の再生条件設定に関する項目が文字情報として用意されている。また、出力メニュー情報Moは、「無線LAN」「LAN」「プリント」等の出力条件設定に関する項目が文字情報として用意されている。
これら撮影メニュー画像Vr、再生メニュー画像Vp、出力メニュー画像Voは、ライブビュー画像Vaを中心とし、このライブビュー画像Vaの四角形状の異なる3辺に相当する位置にそれぞれ結合されることで全体画像Vtを構成するように設定されている。本実施の形態では、撮影メニュー画像Vrは、ライブビュー画像Vaの底辺に相当する位置の下部側に結合され、再生メニュー画像Vpは、ライブビュー画像Vaの右辺に相当する位置の右側に結合され、出力メニュー画像Voは、ライブビュー画像Vaの上辺に相当する位置の上部側に結合されるように設定されている。
これら撮影メニュー画像Vr、再生メニュー画像Vp、出力メニュー画像Voは、メニューデータ記憶部22に記憶されている撮影条件や再生条件や出力条件に関するメニューデータを参照することにより、表示画像作成部21において作成可能な画像である。また、撮影メニュー画像Vr、再生メニュー画像Vp、出力メニュー画像Voは、撮影メニュー情報Mr、再生メニュー情報Mp、出力メニュー画像Voを表わす文字情報が判読可能となるサイズに設定されている。画像Vr,Vp,Vo自体の形状は、ライブビュー画像Vaの一辺に結合し得る形状であれば、適宜矩形形状でよい。
また、再生画像Vbは、撮像部15により撮影されて画像記憶部20に記憶された撮影画像に基づく画像であり、撮影済みの画像を簡易に閲覧するために用意されている。この再生画像Vbは、本実施の形態では、例えば縦3列の複数のサムネイル画像Vsの集合体として表現されている。このような再生画像Vbは、ライブビュー画像Vaの四角形状の4辺のうちで情報画像Vmが結合されていない辺、ここでは、左辺の左側部に一部が隣接して結合されるように設定されている。なお、各サムネイル画像Vsに関して、実際の画像表示は図示を省略し、例えば1〜26(26枚の場合)の如く示す画像番号で区別して示すものとする。
このような全体画像Vtは、本実施の形態では、仮想の画像として規定されるが、実際に作成してRAM16等のメモリに格納させておくようにしてもよい。そして、本実施の形態では、このような全体画像Vt全体を、図3中の矢印で示すように、U(上方向)、D(下方向)、L(左方向)、R(右方向)の各方向に適宜スクロールさせるイメージで、表示範囲の限られた表示部24の画面24aにおける表示用画像Vdの表示範囲変更の指示を可能とするものである。これに対応して、表示画像作成部21は、操作検出部11bにより表示範囲変更の指示が検出されたときには、この表示範囲変更の指示に応じて、全体画像Vtの一部が表示部24の画面24aを連続的に移動するように表示用画像Vdを順次作成する。
以下、全体画像Vtと画面24aとの関係に応じて表示画像作成部21により作成される表示用画像Vdの画像例について説明する。図4は、マルチ画面表示モードの開始時に表示部24の画面24aに表示される表示用画像Vdの例を示す説明図である。ここでは、撮像部15により撮影されたライブビュー画像Vaがそのまま表示用画像Vdとして画面24aに表示されている様子を示している。したがって、仮想の全体画像Vtにおける情報画像Vm(撮影メニュー画像Vr、再生メニュー画像Vp、出力メニュー画像Vo)や再生画像Vb(サムネイル画像Vs)は、画面24a外の位置となり、非表示状態にある。なお、図4の画面24a中に示すU,D,L,Rの移動方向を示す十字矢印は、方向を示すための説明用であり、画面24aにおいては非表示である。
このようなスタート時の画面表示において、ユーザは、タッチパネル13(画面24a)上に指先を触れて全体画像Vtのスクロール指示を行うことで、画面24aにおける表示範囲の変更指示が可能となる。図5は、スタート時の画面からR方向に移動させるスクロール指示がなされた場合に画面24aに表示される表示用画像Vdの例を示す説明図である。表示画像作成部21は、操作検出部11bによりR方向に移動させるスクロール指示(表示範囲変更の指示)が検出されたときには、このスクロール指示に応じて、全体画像Vtの一部が表示部24の画面24aを連続的に移動するように表示用画像Vdを順次作成する。よって、表示画像作成部21は、図5に示す例では、再生画像Vb(サムネイル画像Vs)の一部からなる表示用画像Vdを作成して画面24aに表示させる。なお、破線で示す画面24aは、スクロール指示に伴う移動途中の表示例を示し、ライブビュー画像Vaの左側の一部と再生画像Vb(サムネイル画像Vs)の右側の一部とからなる表示用画像Vdが表示される。
なお、表示画像作成部21は、ライブビュー画像Vaが画面24aに殆ど表示されなくなった時点(表示用画像Vd中に殆ど含まれなくなった時点、例えば20%以下)で、表示用画像Vd中の一部(画面24aの右下)にライブアイコンLiを表示させる。
また、図6は、図5に示す表示状態において、タッチパネル13(画面24a)上で特定の指示としてライブアイコンLiにタッチ操作がなされた場合に画面24aに表示される表示用画像Vdの例を示す説明図である。表示画像作成部21は、操作検出部11bによりライブアイコンLiのタッチによる特定の指示が検出されたときには、ライブビュー画像Vaのみを表示用画像Vdとして作成し、画面24aに表示させる。このようにして、図5に例示するような現在の表示状態に関わらず、ライブアイコンLiのワンタッチ操作により図6に示すようなライブビュー画像Vaの表示に一気にジャンプすることとなる。
図7(a)は、図4に示したスタート時の画面からU方向に移動させるスクロール指示がなされた場合に画面24aに表示される表示用画像Vdの例を示す説明図である。すなわち、図4に示した表示例において、タッチパネル13(画面24a)上に指先を触れて全体画像Vtを上側に移動させるイメージのスクロール指示を行うと、表示画像作成部21は、図7(a)に示すように、ライブビュー画像Vaの底辺側に結合された撮影メニュー画像Vrが出現するような表示用画像Vdを作成して画面24aに表示させる。さらに、上側にスクロール指示を行うと、表示画像作成部21は、図7(b)に示すように、撮影メニュー画像Vrのみからなるような表示用画像Vdを作成して画面24aに表示させる。
この図7(a)や図7(b)に示す表示状態においては、所望の撮影メニュー情報Mr部分にタッチすることで、タッチされた部分の撮影メニュー内容の選択が可能である。そして、所望のメニュー内容が選択されると、表示画像作成部21は、図7(b)に示すように、その下位階層の撮影メニュー情報を表示用画像Vdの一部として作成して画面24aに併せて表示させる。
ここで、図7(b)は、第1階層として用意されている撮影メニュー情報Mr中の太枠で示す「カメラメニュー」が選択操作された場合に、「カメラメニュー」に関連する下位階層の撮影メニュー情報Mr2が表示された状態を示している。「カメラメニュー」用の下位階層の撮影メニュー情報Mr2は、「WB(ホワイトバランス)」「ISO感度」「ドライブ」「Fズーム」「Dズーム」「AF方式」「露光」等の撮影条件設定に関する項目が文字情報として用意されている。このような下位階層の撮影メニュー情報Mr2も、メニューデータ記憶部22に記憶されている撮影条件等に関するメニューデータを参照することにより、表示画像作成部21において作成可能な画像である。また、下位階層の撮影メニュー情報Mr2を表わす文字情報も判読可能となるサイズに設定されている。そして、図7(b)では、太枠で示す「WB」が選択操作されている場合を示している。なお、特に図示しないが、再生メニュー画像Vpの表示状態においても同様である。
図8は、図4に示したスタート時の画面からD方向に移動させるスクロール指示がなされた場合に画面24aに表示される表示用画像Vdの例を示す説明図である。すなわち、図4に示した表示例において、タッチパネル13(画面24a)上に指先を触れて全体画像Vtを下側に移動させるイメージのスクロール指示を行うと、表示画像作成部21は、図8に示すように、ライブビュー画像Vaの上辺側に結合された出力メニュー画像Voが出現するような表示用画像Vdを作成して画面24aに表示させる。
また、図9は、図4に示したスタート時の画面からL方向に移動させるスクロール指示がなされた場合に画面24aに表示される表示用画像Vdの例を示す説明図である。すなわち、図4に示した表示例において、タッチパネル13(画面24a)上に指先を触れて全体画像Vtを左側に移動させるイメージのスクロール指示を行うと、表示画像作成部21は、図9に示すように、ライブビュー画像Vaの右辺側に結合された再生メニュー画像Vpが出現するような表示用画像Vdを作成して画面24aに表示させる。
つづいて、図10でズーム操作部12bによる操作指示の一つとして拡大縮小指示がなされた場合の表示例について説明する。図10(a)は、表示用画像Vdに再生画像Vb(サムネイル画像Vs)および他の画像、例えばライブビュー画像Vaが含まれ、かつ、再生画像Vb(サムネイル画像Vs)が表示用画像Vdの大半(60%以上、あるいは80%以上)を占めている場合の表示例を示す説明図である。このような状態での表示例において、ズーム操作部12bにより拡大指示がなされたことが操作検出部11bにより検出されると、表示画像作成部21は、図10(b)に示すように、他の画像、ここではライブビュー画像Vaの表示サイズは変更しないで、サムネイル画像Vsの表示サイズを指示された拡大倍率に従い拡大させた表示用画像Vdを画面24aに表示させる。同様に、ズーム操作部12bにより縮小指示がなされたことが操作検出部11bにより検出されると、表示画像作成部21は、図10(c)に示すように、他の画像、ここではライブビュー画像Vaの表示サイズは変更しないで、サムネイル画像Vsの表示サイズを指示された縮小倍率に従い縮小させた表示用画像Vdを画面24aに表示させる。他の画像が、出力メニュー画像Voや撮影メニュー画像Vrの場合であっても同様である。ライブビュー画像Vaが大半を占める場合には、ライブビュー画像Vaのみの拡大または縮小表示がなされる。
なお、再生画像Vb(サムネイル画像Vs)に対してライブビュー画像Va等の他の画像が同等に含まれている場合に、ズーム操作部12bにより拡大指示または縮小指示があったときには、表示用画像Vd全体を指示された拡大倍率または縮小倍率に従い拡大または縮小させて画面24aに表示させる。
また、図11でタッチパネル13による操作指示の一つとしてスクロール指示がなされた場合の表示例について説明する。図11(a)は、表示用画像Vdに再生画像Vb(サムネイル画像Vs)および他の画像、例えばライブビュー画像Vaが含まれ、かつ、再生画像Vb(サムネイル画像Vs)が表示用画像Vdの大半(60%以上、あるいは80%以上)を占めている場合の表示例を示す説明図である。このような状態での表示例において、タッチパネル13へのタッチ操作によりスクロール指示がなされたことが操作検出部11bにより検出されると、表示画像作成部21は、図11(b)に示すように、他の画像、ここではライブビュー画像Vaの表示状態(表示位置)を維持したまま、サムネイル画像Vsをスクロール指示に応じて順次変更する表示用画像Vdを作成して画面24aに表示させる。すなわち、サムネイル画像Vsのみが順次スクロール表示される表示態様となる。
つづいて、図12で上述したような表示制御を実現するための制御部11および表示画像作成部21による動作制御例について説明する。図12は、制御部11により実行される画像表示の動作制御例を示すメインフローチャートである。まず、制御部11は、表示モード設定操作部12cがマルチ画面表示モードの指示状態に設定されているか否かを、操作検出部11bを通じて判定する(ステップS10)。マルチ画面表示モードに設定されていなければ(ステップS10;No)、通常の表示モードであり、モード設定操作部12dにより設定されているモードを、操作検出部11bを通じて判定する(ステップS11)。判定の結果、撮影実行モードであれば、ライブビュー画像を画面24aに表示させる(ステップS12)。再生実行モードであれば、再生画像を画面24aに表示させる(ステップS13)。撮影条件設定モードであれば、撮影メニューを画面24aに表示させる(ステップS14)。再生条件設定モードであれば、再生メニューを画面24aに表示させる(ステップS15)。出力条件設定モードであれば、出力メニューを画面24aに表示させる(ステップS16)。
一方、マルチ画面表示モードに設定されていれば(ステップS10;Yes)、表示画像制御部11aは、表示画像作成部21に表示用画像Vdとしてのデフォルト画像を作成させ、画面24aに表示させる(ステップS20)。デフォルト画像としては、例えば図4に示したようなライブビュー画像Vaが作成される。
このような表示状態において、表示画像制御部11aは、操作検出部11bの検出出力を監視することにより、表示範囲の変更指示を示す移動操作があったか否かを判定する(ステップS21)。移動操作があった場合には(ステップS21;Yes)、表示画像制御部11aは、表示画像作成部21に表示用画像Vdを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS22)。移動操作がなければ(ステップS21;No)、ステップS22の処理をジャンプする。
また、表示画像制御部11aは、操作検出部11bの検出出力を監視することにより、撮影メニューまたは再生メニューに関してメニュー選択操作があったか否かを判定する(ステップS23)。メニュー選択操作があった場合には(ステップS23;Yes)、メニュー設定処理を行う(ステップS24)。メニュー選択操作がなければ(ステップS23;No)、ステップS24の処理をジャンプする。
さらに、表示画像制御部11aは、操作検出部11bの検出出力を監視することにより、レリーズ操作部12aのレリーズ操作があったか否かを判定する(ステップS25)。画面表示状態に関係なく、レリーズ操作部12aのレリーズ操作による撮影は、常に割込み可能に設定されているためである。レリーズ操作により特定の指示として撮影指示があった場合には(ステップS25;Yes)、表示画像制御部11aは、表示画像作成部21に表示用画像Vdとしてライブビュー画像Vaを作成させて画面24aに表示させる制御を行い(ステップS26)、実際に撮影処理を実行する(ステップS27)。レリーズ操作がなければ(ステップS25;No)、ステップS26,S27の処理をジャンプする。
その後、表示画像制御部11aは、操作検出部11bの検出出力を監視することにより、表示モード設定操作部12cが通常の表示モードに切換えられたか否かを判定する(ステップS28)。切換えられた場合には(ステップS28;Yes)、ステップS11に移行する。一方、切換えられていない場合には(ステップS28;No)、図示しない電源スイッチがオフされる等の停止操作がなされたか否かを判定する(ステップS29)。停止操作がなされた場合には(ステップS29;Yes)、一連の処理を終了する。一方、停止操作がなされていなければ(ステップS29;No)、ステップS21以降の処理を同様に繰り返す。
図13は、ステップS22の画面作成処理のサブルーチンを示すフローチャートである。まず、表示画像制御部11aは、操作検出部11bの検出出力を監視することにより、移動操作の操作方向を検出する(ステップS41)。そして、検出された操作方向に応じて、表示用画像Vdとして表示する画像を選択する(ステップS42)。この選択処理において、検出された操作方向が右方向であれば、再生画像Vb(サムネイル画像Vs)を表示用画像Vdとして表示する画像を選択する。また、検出された操作方向が左方向であれば、再生メニュー画像Vpを表示用画像Vdとして表示する画像を選択する。検出された操作方向が下方向であれば、出力メニュー画像Voを表示用画像Vdとして表示する画像を選択する。さらに、検出された操作方向が上方向であれば、撮影メニュー画像Vrを表示用画像Vdとして表示する画像を選択する。
ついで、表示画像制御部11aは、操作検出部11bの検出出力を監視することにより、ライブアイコンLiがタッチ操作されたか否かを判定する(ステップS43)。ライブアイコンLiがタッチ操作された場合には(ステップS43;Yes)、表示画像制御部11aは、表示画像作成部21に表示用画像Vdとしてライブビュー画像Vaのみを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS44)。例えば、図5のような表示状態において、ライブアイコンLiがタッチ操作され、図6の表示状態に移行する場合が相当する。
一方、ライブアイコンLiがタッチ操作されていない場合には(ステップS43;No)、表示画像制御部11aは、操作検出部11bの検出出力を監視することにより、ズーム操作部12bによるズーム操作により拡大縮小指示がされたか否かを判定する(ステップS45)。ズーム操作された場合には(ステップS45;Yes)、表示画像制御部11aは、画面24aに表示されている表示用画像Vdは、主にサムネイル画像Vsからなるか否かを判定する(ステップS46)。例えば、画面24a上でサムネイル画像Vsが80%以上占める状態であれば、主にサムネイル画像Vsからなると判定すればよい。占める割合は、60%以上でもよい。主にサムネイル画像Vsからなる場合には(ステップS46;Yes)、表示画像制御部11aは、拡大縮小指示に応じた態様として、表示画像作成部21にサムネイル画像Vsのみを拡大縮小させた表示用画像Vdを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS47)。図10(b)または図10(c)に示した表示例が相当する。
主にサムネイル画像Vsではない場合には(ステップS46;No)、表示画像制御部11aは、画面24aに表示されている表示用画像Vdは、主にライブビュー画像Vaからなるか否かを判定する(ステップS48)。例えば、画面24a上でライブビュー画像Vaが80%以上占める状態であれば、主にライブビュー画像Vaからなると判定すればよい。主にライブビュー画像Vaからなる場合には(ステップS48;Yes)、表示画像制御部11aは、拡大縮小指示に応じた態様として、表示画像作成部21にライブビュー画像Vaのみを拡大縮小させた表示用画像Vdを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS49)。一方、主にライブビュー画像Vaではない場合には(ステップS48;No)、表示画像制御部11aは、拡大縮小指示に応じた態様として、表示画像作成部21に画面全体を拡大縮小させた表示用画像Vdを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS50)。
さらに、ズーム操作でない場合には(ステップS45;No)、表示画像制御部11aは、操作検出部11bの検出出力を監視することにより、タッチパネル13に対するスクロール操作により縦スクロール操作がなされたか否かを判定する(ステップS51)。縦スクロール操作された場合には(ステップS51;Yes)、表示画像制御部11aは、画面24aに表示されている表示用画像Vdは、主にサムネイル画像Vsからなるか否かを判定する(ステップS52)。主にサムネイル画像Vsからなる場合には(ステップS52;Yes)、表示画像制御部11aは、縦スクロール指示に応じた態様として、表示画像作成部21にサムネイル画像Vsのみを縦スクロールさせた表示用画像Vdを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS53)。図11(b)に示した表示例が相当する。一方、主にサムネイル画像Vsではない場合には(ステップS52;No)、表示画像制御部11aは、縦スクロール指示に応じた態様として、表示画像作成部21に画面全体を縦スクロールさせた表示用画像Vdを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS54)。図7(a)に示した表示例が相当する。
そして、縦スクロール操作でない場合には(ステップS51;No)、表示画像制御部11aは、表示中の画面24aにライブビュー画像Vaがないか否かを判定する(ステップS55)。ライブビュー画像Vaがある場合には(ステップS55;No)、表示画像制御部11aは、ライブアイコンLiの表示があるか否かを判定する(ステップS56)。ライブアイコンLiの表示がある場合には(ステップS56;Yes)、ライブアイコンLiを削除する処理を行う(ステップS57)。ライブアイコンLiの表示がなければ(ステップS56;No)、ステップS57の処理をジャンプする。ライブビュー画像Vaがない場合には(ステップS55;Yes)、表示画像制御部11aは、表示画像作成部21にライブアイコンLiを付加した表示用画像Vdを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS58)。図5等に示す表示例が相当する。
その後、表示画像制御部11aは、その他の操作(例えば、横スクロール操作等)に従い、表示画像作成部21に操作指示に応じた態様で表示用画像Vdを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS59)。
図14は、ステップS24のメニュー設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。まず、表示画像制御部11aは、下位の階層の表示指示があったか否かを判定する(ステップS71)。上位の階層のメニュー情報がタッチ選択されることで、下位の階層の表示指示があった場合には(ステップS71;Yes)、表示画像制御部11aは、表示画像作成部21に下位階層のメニュー画像を含む表示用画像Vdを作成させて画面24aに表示させる制御を行う(ステップS72)。図7(b)に示す表示例が相当する。下位の階層の表示指示がなければ(ステップS71;No)、ステップS72の処理はジャンプする。そして、画面24a上で、メニュー選択操作があったか否かを判定し(ステップS73)、メニュー選択操作があった場合には(ステップS73;Yes)、メニュー選択操作に従い撮影条件、再生条件または出力条件の条件設定処理を実行する(ステップS74)。
このように、本実施の形態によれば、ライブビュー画像Vaと操作に関する情報を表す情報画像Vmとを結合させて構成される全体画像Vtの中から、操作指示に応じた態様で、画面対応の所定の範囲について作成された表示用画像Vdが表示部24に表示されるので、ユーザは、表示されている画像に対して表示範囲変更の操作指示を行うだけで、モード切換えボタンによるモード切換え操作を行うことなく、所望のモード表示状態へ変更することができる。よって、従来のようなモード切換えボタンによるモード切換え操作を特に行う必要がなく、全体画像Vtを移動させて表示部分を変更させるイメージで表示範囲の変更を指示するという感覚的な操作指示を行えばよく、カメラ操作に不慣れなユーザであっても、迷うことなく操作性よく対応することができる。特に、異なる種類の複数の情報画像Vmを、四角形状のライブビュー画像Vaを中心としてその異なる辺に別々に配置させて結合させた全体画像Vtを利用することで、ライブビュー画像Vaの表示状態から各情報画像Vmを素早く表示させることができる。
また、本実施の形態によれば、情報画像Vmは、撮影条件設定用の撮影メニュー情報Mrを表わす撮影メニュー画像Vrと、再生条件設定用の再生メニュー情報Mpを表わす再生メニュー画像Vp、さらには、出力条件設定用の出力メニュー情報Moを表す出力メニュー画像Voからなり、それぞれがライブビュー画像Vaを中心として別々の移動方向から出現するように表示されるので、ライブビュー画像Vaの表示状態から各情報画像Vmを素早く表示させることができる。
さらに、本実施の形態によれば、画像記憶部20に記憶された撮影済みの撮影画像に基づく再生画像Vbもライブビュー画像Vaの空いている辺にて結合させることで全体画像Vtの構成画像に含まれ、このような全体画像Vtの中から表示用画像Vdが作成されるので、各種情報画像Vmの表示に加えて、ライブビュー画像Vaを移動させることで再生画像Vbを表示させることができ、使い勝手が向上する。特に、本実施の形態によれば、再生画像Vbをサムネイル画像Vsとして表現しているので、表示範囲の限られた表示部24であっても、多数枚の画像を同時に表示させることができ、撮影済み画像を簡易に閲覧することができる。
また、本実施の形態によれば、サムネイル画像が画面の大半を占めている場合において、ユーザにより拡大縮小指示がなされたときには、サムネイル画像を指示対象として拡大縮小の指示がなされることがほとんどであるので、他の画像の表示サイズを維持したまま、サムネイル画像の表示サイズのみを拡大縮小指示に応じて変更させることにより、ユーザの意図に即した表示制御が可能となる。
また、本実施の形態によれば、サムネイル画像が画面の大半を占めている場合において、ユーザによりスクロール指示がなされたときには、サムネイル画像を指示対象としてスクロール指示がなされることがほとんどであるので、他の画像の表示状態を維持したまま、サムネイル画像の表示サイズのみをスクロール指示に応じて変更させることにより、ユーザの意図に即した表示制御が可能となる。
また、本実施の形態によれば、表示部24に重ねて配設されたタッチパネル13を備えるので、表示されている画像に対して表示範囲変更の操作指示を表示部24の画面24a上で行うことができ、表示範囲変更の操作指示を感覚的に行うことが一層容易となる。
また、本実施の形態によれば、特定の指示が検出されたときには、この特定の指示に従い、ライブビュー画像Vaのみを表示させる表示用画像Vdを作成するようにしたので、通常のボタンによる切換えと似たような操作で一気に特定の画像を表示させることもでき、よって、場面によって使い分けることで操作態様を広げることができる。
また、本実施の形態によれば、特定の指示としてレリーズ操作部12aが操作されることで撮影指示が検出されたときには、この特定の指示に従い、ライブビュー画像Vaのみを表示させる表示用画像Vdを作成するようにしたので、撮影実行モードが優先され、現在の表示状態に関係なくユーザは所望のときにレリーズ操作部12aを操作すればよく、シャッタチャンスを逃がさないようにすることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。すなわち、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を構成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる構成要素を適宜追加して組み合わせてもよい。
例えば、本実施の形態においては、通常の表示モードとマルチ画面表示モードとの切換えは、表示モード設定操作部12cによらず、ソフトウェア上のスイッチ設定により通常の表示モードとマルチ画面表示モードとの切換えを行えるようにしてもよい。あるいは、モード設定操作部12dとともに通常の表示モードを省略し、マルチ画面表示モードのみとしてもよい。
また、本実施の形態では、タッチパネル13上の方向指示によりスクロール指示を含む表示範囲変更の指示を行わせるようにしたが、タッチパネル13を備えない機種の場合であれば、方向操作部12eによる方向指示操作により行うようにしてもよい。この場合、メニュー選択等も、方向操作部12eの操作により行うこととなるが、方向操作部12eの押し方の違い(例えば、半押しと長押し)で、画面スクロール移動とメニュー選択用のカーソル移動とを切換えるようにすればよい。
また、本実施の形態では、画像として静止画像データの例で説明したが、動画像データの場合であっても同様に適用可能である。また、カメラとしては、デジタルカメラ1の例で説明したが、携帯電話のカメラ部やパソコン付属のカメラ部等に適用してもよい。
また、表示用画像作成については表示画像作成部21によるハードウェア、その制御等については表示画像制御部11aを含む制御部11によるソフトウェアによって処理するように説明したが、構成の具体例はこれに限るものではない。これらの処理を、ハードウェア処理とソフトウェア処理のいずれか一方あるいは適宜組み合わせて行なうことは設計事項である。
そして、本実施の形態の全てあるいは一部がソフトウェア処理で処理が実行される場合には、制御部11がプログラムデータ記憶部14に格納された画像表示用プログラムを読み出して実行されることで、かかるソフトウェア処理が実現されるので、このようなソフトウェア処理に関する画像表示用プログラムも本発明となる。また、このような画像表示用プログラムが記録された記録媒体も本発明となる。なお、プログラムを格納する記録媒体としては、フラッシュメモリに限定されるものではなく、CD−ROM、DVD−ROM等の光学記録媒体、MD等の磁気記録媒体、テープ媒体、ICカードなどの半導体メモリであってもよい。さらに、画像表示用プログラムとしては、ネットワークを介して外部の記録媒体から入手されるもの、例えば、ホームページからダウンロードされるものも当然含まれる。このような場合には、ユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の範囲に含まれるものである。
本発明の実施の形態のデジタルカメラの概略構成例を示す背面図である。 本実施の形態のデジタルカメラのシステム構成例を示すブロック図である。 表示用画像を作成する基礎となる全体画像の構成例を模式的に示す説明図である。 マルチ画面表示モードの開始時に表示される表示用画像の例を示す説明図である。 スタート時の画面からR方向にスクロール指示がされた場合に表示される表示用画像の例を示す説明図である。 図5に示す表示状態において、ライブアイコンにタッチ操作された場合に表示される表示用画像の例を示す説明図である。 スタート時の画面からU方向にスクロール指示がされ、さらに撮影メニューが選択された場合の情報画像に関する下位階層メニューの表示例を示す説明図である。 スタート時の画面からD方向にスクロール指示がされた場合に表示される表示用画像の表示例を示す説明図である。 スタート時の画面からL方向にスクロール指示がされた場合に表示される表示用画像の表示例を示す説明図である。 主にサムネイル画像の場合の拡大縮小表示例を示す説明図である。 主にサムネイル画像の場合の縦スクロール表示例を示す説明図である。 制御部により実行される画像表示の動作制御例を示すメインフローチャートである。 ステップS22の画面作成処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 ステップS24のメニュー設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
11a 表示画像制御部
11b 操作検出部
13 タッチパネル
15 撮像部
20 画像記憶部
21 表示画像作成部
24 表示部
24a 画面
Vt 全体画像
Vd 表示用画像
Va ライブビュー画像
Vm 情報画像
Vr 撮影メニュー画像
Vp 再生メニュー画像
Vo 出力メニュー画像
Vb 再生画像
Vs サムネイル画像
Mr 撮影メニュー情報
Mp 再生メニュー情報

Claims (6)

  1. 被写体像を撮影する撮像部と、
    画像を表示する表示部と、
    該表示部に表示された前記画像に対する操作指示を検出する操作検出部と、
    前記撮像部から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像とを含み、前記ライブビュー画像の四角形状の異なる辺に相当する位置に異なる種類の前記情報画像を結合させて構成される全体画像の中から前記表示部に表示させるための所定の範囲についての表示用画像を作成する表示画像作成部と、
    前記操作検出部により検出された操作指示に応じた態様で、前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するように前記表示画像作成部を制御する表示画像制御部と、
    前記撮像部により撮影された撮影画像を記憶する画像記憶部と、
    を備え、
    前記操作検出部は、前記操作指示の一つとして拡大縮小指示を検出し、
    前記表示画像作成部は、
    前記ライブビュー画像の四角形状の4辺のうちで前記情報画像が結合されていない辺に相当する位置に、さらに前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像に基づく再生画像を結合させて構成される前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するとともに、前記再生画像をサムネイル画像として表現し、
    該サムネイル画像及び他の画像が前記表示用画像に含まれ、かつ、該サムネイル画像が該表示用画像の大半を占めている場合において、前記操作検出部により前記拡大縮小指示が検出されたときには、前記他の画像の表示サイズを維持したまま、前記サムネイル画像の表示サイズを該拡大縮小指示に応じて変更した表示用画像を作成することを特徴とするカメラ。
  2. 被写体像を撮影する撮像部と、
    画像を表示する表示部と、
    該表示部に表示された前記画像に対する操作指示を検出する操作検出部と、
    前記撮像部から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像とを含み、前記ライブビュー画像の四角形状の異なる辺に相当する位置に異なる種類の前記情報画像を結合させて構成される全体画像の中から前記表示部に表示させるための所定の範囲についての表示用画像を作成する表示画像作成部と、
    前記操作検出部により検出された操作指示に応じた態様で、前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するように前記表示画像作成部を制御する表示画像制御部と、
    前記撮像部により撮影された撮影画像を記憶する画像記憶部と、
    を備え、
    前記操作検出部は、前記操作指示の一つとしてスクロール指示を検出し、
    前記表示画像作成部は、
    前記ライブビュー画像の四角形状の4辺のうちで前記情報画像が結合されていない辺に相当する位置に、さらに前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像に基づく再生画像を結合させて構成される前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するとともに、前記再生画像をサムネイル画像として表現し、
    該サムネイル画像及び前記他の画像が前記表示用画像に含まれ、かつ、該サムネイル画像が該表示用画像の大半を占めている場合において、前記操作検出部により前記スクロール指示が検出されたときには、前記他の画像の表示状態を維持したまま、前記サムネイル画像を該スクロール指示に応じて変更した表示用画像を作成することを特徴とするカメラ。
  3. 被写体像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部と、前記撮像部により撮影された撮影画像を記憶する画像記憶部とを備えるカメラの表示方法であって、
    前記表示部に表示された前記画像に対する操作指示を検出する操作検出ステップと、
    前記撮像部から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像とを含み、前記ライブビュー画像の四角形状の異なる辺に相当する位置に異なる種類の前記情報画像を結合させて構成される全体画像の中から、前記操作検出ステップにより検出された操作指示に応じた態様で、所定の範囲についての表示用画像を作成する表示用画像作成ステップと、
    前記表示用画像作成ステップにより作成された前記表示用画像を前記表示部の画面に表示させる表示ステップと、
    を含み、
    前記操作検出ステップは、前記操作指示の一つとして拡大縮小指示を検出し、
    前記表示画像作成ステップは、
    前記ライブビュー画像の四角形状の4辺のうちで前記情報画像が結合されていない辺に相当する位置に、さらに前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像に基づく再生画像を結合させて構成される前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するとともに、前記再生画像をサムネイル画像として表現し、
    該サムネイル画像及び他の画像が前記表示用画像に含まれ、かつ、該サムネイル画像が該表示用画像の大半を占めている場合において、前記操作検出ステップにより前記拡大縮小指示が検出されたときには、前記他の画像の表示サイズを維持したまま、前記サムネイル画像の表示サイズを該拡大縮小指示に応じて変更した表示用画像を作成することを特徴とするカメラの表示方法。
  4. 被写体像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部と、前記撮像部により撮影された撮影画像を記憶する画像記憶部とを備えるカメラの表示方法であって、
    前記表示部に表示された前記画像に対する操作指示を検出する操作検出ステップと、
    前記撮像部から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像とを含み、前記ライブビュー画像の四角形状の異なる辺に相当する位置に異なる種類の前記情報画像を結合させて構成される全体画像の中から、前記操作検出ステップにより検出された操作指示に応じた態様で、所定の範囲についての表示用画像を作成する表示用画像作成ステップと、
    前記表示用画像作成ステップにより作成された前記表示用画像を前記表示部の画面に表示させる表示ステップと、
    を含み、
    前記操作検出ステップは、前記操作指示の一つとしてスクロール指示を検出し、
    前記表示画像作成ステップは、
    前記ライブビュー画像の四角形状の4辺のうちで前記情報画像が結合されていない辺に相当する位置に、さらに前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像に基づく再生画像を結合させて構成される前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するとともに、前記再生画像をサムネイル画像として表現し、
    該サムネイル画像及び前記他の画像が前記表示用画像に含まれ、かつ、該サムネイル画像が該表示用画像の大半を占めている場合において、前記操作検出ステップにより前記スクロール指示が検出されたときには、前記他の画像の表示状態を維持したまま、前記サムネイル画像を該スクロール指示に応じて変更した表示用画像を作成することを特徴とするカメラの表示方法。
  5. 被写体像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部と、前記撮像部により撮影された撮影画像を記憶する画像記憶部とを備えるカメラのコンピュータに実行させる画像表示用プログラムであって、
    前記表示部に表示された前記画像に対する操作指示を検出する操作検出ステップと、
    前記撮像部から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像とを含み、前記ライブビュー画像の四角形状の異なる辺に相当する位置に異なる種類の前記情報画像を結合させて構成される全体画像の中から、前記操作検出ステップにより検出された操作指示に応じた態様で、所定の範囲についての表示用画像を作成する表示用画像作成ステップと、
    前記表示用画像作成ステップにより作成された前記表示用画像を前記表示部の画面に表示させる表示ステップと、
    を含み、
    前記操作検出ステップは、前記操作指示の一つとして拡大縮小指示を検出し、
    前記表示画像作成ステップは、
    前記ライブビュー画像の四角形状の4辺のうちで前記情報画像が結合されていない辺に相当する位置に、さらに前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像に基づく再生画像を結合させて構成される前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するとともに、前記再生画像をサムネイル画像として表現し、
    該サムネイル画像及び他の画像が前記表示用画像に含まれ、かつ、該サムネイル画像が該表示用画像の大半を占めている場合において、前記操作検出ステップにより前記拡大縮小指示が検出されたときには、前記他の画像の表示サイズを維持したまま、前記サムネイル画像の表示サイズを該拡大縮小指示に応じて変更した表示用画像を作成することを特徴とする画像表示用プログラム。
  6. 被写体像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部と、前記撮像部により撮影された撮影画像を記憶する画像記憶部とを備えるカメラのコンピュータに実行させる画像表示用プログラムであって、
    前記表示部に表示された前記画像に対する操作指示を検出する操作検出ステップと、
    前記撮像部から出力されるライブビュー画像と操作に関する情報を表わす情報画像とを含み、前記ライブビュー画像の四角形状の異なる辺に相当する位置に異なる種類の前記情報画像を結合させて構成される全体画像の中から、前記操作検出ステップにより検出された操作指示に応じた態様で、所定の範囲についての表示用画像を作成する表示用画像作成ステップと、
    前記表示用画像作成ステップにより作成された前記表示用画像を前記表示部の画面に表示させる表示ステップと、
    を含み、
    前記操作検出ステップは、前記操作指示の一つとしてスクロール指示を検出し、
    前記表示画像作成ステップは、
    前記ライブビュー画像の四角形状の4辺のうちで前記情報画像が結合されていない辺に相当する位置に、さらに前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像に基づく再生画像を結合させて構成される前記全体画像の中から前記表示用画像を作成するとともに、前記再生画像をサムネイル画像として表現し、
    該サムネイル画像及び前記他の画像が前記表示用画像に含まれ、かつ、該サムネイル画像が該表示用画像の大半を占めている場合において、前記操作検出ステップにより前記スクロール指示が検出されたときには、前記他の画像の表示状態を維持したまま、前記サムネイル画像を該スクロール指示に応じて変更した表示用画像を作成することを特徴とする画像表示用プログラム。
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