JP2010141582A - カメラ、連写タイミング設定方法および連写タイミング設定用プログラム - Google Patents

カメラ、連写タイミング設定方法および連写タイミング設定用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】連続撮影の連写タイミングに関して、異なる時間間隔を簡単に設定できるようにする。
【解決手段】撮像部に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャート41を表示部18に表示させる表示制御部と、表示部18に表示されたタイミングチャート41に対する操作を検出する操作検出部と、連続撮影をタイミングチャート41に基づき制御する連写制御部とを備え、連写制御部は、タイミングチャート41に対する操作に応じて当該タイミングチャート41の形状を変化させるように、当該操作に応じてタイミングチャート41の形状を設定し、設定された当該タイミングチャート41の形状に応じて連続撮影の時間間隔が段階的に変化するよう、当該時間間隔を一括して設定するようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、カメラ、連写タイミング設定方法および連写タイミング設定用プログラムに関するものである。
カメラでは1回のシャッタ操作で1回の撮影が実行されるのが普通であるが、スポーツを始めとする動く被写体を撮影する際、あるいは動きの少ない被写体でもベストな画像を得たい場合には、シャッタを押している間中連続して撮影が実行される、いわゆる連写モード撮影が広く用いられる。また、デジタルカメラの記録媒体の容量増加によって、記録可能な枚数も増加したことにより、連写モード撮影がより手軽に利用しやすい環境になっている。
そして、連写モードも、連続撮影の時間間隔(連写タイミング)が一律なものだけではなく、一連の連続撮影の中でバリエーションを設けることができると、連続撮影も面白く使えるようになる。例えば、最初は撮影間隔がゆっくりで、後半になると撮影間隔が短くなるような撮影ができれば、スイングの撮影時に有効である。このような連写タイミングの設定が可能なカメラとして、例えば、時間間隔設定ボタンを押して時間間隔を予めプログラムできるカメラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−138861号公報
連写モードによる連続撮影においては、同一の時間間隔で撮影するばかりでなく、例えば上述のように、撮影の最初と最後で異なる時間間隔で撮影できると、連写撮影も利用の幅が広がる。しかし、特許文献1の場合の如く、一連の連続撮影の時間間隔を、一つ一つ入力しなければならないとすると、その手間は大変である。よって、連写タイミングに関して異なる時間間隔を簡単に設定できるようにすることが課題となっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、連続撮影の連写タイミングに関して、異なる時間間隔を簡単に設定できるカメラ、連写タイミング設定方法および連写タイミング設定用プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるカメラは、画像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部と、前記撮像部に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャートを、前記表示部に表示させる表示制御部と、前記表示部に表示された前記タイミングチャートに対する操作を検出する操作検出部と、前記連続撮影を前記タイミングチャートに基づき制御する連写制御部と、を備え、前記連写制御部は、前記タイミングチャートに対する操作に応じて当該タイミングチャートの形状を変化させるように、当該操作に応じて前記タイミングチャートの形状を設定し、設定された当該タイミングチャートの形状に応じて前記連続撮影の時間間隔が段階的に変化するよう、当該時間間隔を一括して設定し、前記表示制御部は、前記設定された時間間隔が表示された前記タイミングチャートを前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示部に重ねて配設されたタッチパネルをさらに備え、前記操作検出部は、前記タッチパネルを介して前記タイミングチャートへの操作を検出することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示制御部は、前記タイミングチャートに、連続撮影の時間軸を表わすコントロールラインを含み、前記連写制御部は、前記コントロールラインに交差する方向への操作により前記タイミングチャートの形状を曲線状に変化させて表示させ、当該曲線の傾きに応じて前記連続撮影の時間間隔を設定することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記表示制御部は、前記タイミングチャートとして、連続撮影の時間軸を表わすコントロールラインと該コントロールラインに沿って前記連続撮影の時間間隔を示すよう並べて配置される複数のタイミングマークとを含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラは、上記発明において、前記連写制御部は、前記タイミングチャートの変化する各形状に対応する前記連続撮影の時間間隔のパターンが予め記憶されたテーブルに基づき、当該タイミングチャートの変化した形状に応じた前記連続撮影の時間間隔を一括して設定することを特徴とする。
また、本発明にかかるカメラの連写タイミング設定方法は、画像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部と、を有するカメラの連写タイミング設定方法であって、前記撮像部に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャートを、前記表示部に表示させる表示制御ステップと、前記表示部に表示された前記タイミングチャートに対する操作を検出する操作検出ステップと、前記連続撮影を前記タイミングチャートに基づき制御する連写制御ステップと、を含み、前記連写制御ステップは、前記タイミングチャートに対する操作に応じて当該タイミングチャートの形状を変化させるように、当該操作に応じて前記タイミングチャートの形状を設定し、設定された当該タイミングチャートの形状に応じて前記連続撮影の時間間隔が段階的に変化するよう、当該時間間隔を一括して設定し、前記表示制御ステップは、前記設定された時間間隔が表示された前記タイミングチャートを前記表示部に表示させるようにしたことを特徴とする。
また、本発明にかかる連写タイミング設定用プログラムは、画像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部とを有するカメラが備えるコンピュータに、前記撮像部に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャートを、前記表示部に表示させる表示制御機能と、前記表示部に表示された前記タイミングチャートに対する操作を検出する操作検出機能と、前記連続撮影を前記タイミングチャートに基づき制御する連写制御機能と、を実行させ、前記表示制御機能は、前記タイミングチャートに対する操作に応じて当該タイミングチャートの形状を変化させるように、当該操作に応じて前記タイミングチャートの形状を設定し、設定された当該タイミングチャートの形状に応じて前記連続撮影の時間間隔が段階的に変化するよう、当該時間間隔を一括して設定し、前記表示制御機能は、前記設定された時間間隔が表示された前記タイミングチャートを前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、連続撮影の連写タイミングに関して、異なる時間間隔を簡単に設定できるカメラ、連写タイミング設定方法および連写タイミング設定用プログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明のカメラ、連写タイミング設定方法および連写タイミング設定用プログラムを実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明のカメラであるデジタルカメラの概略構成例を示す背面図である。本実施の形態のデジタルカメラ1は、カメラ本体の上面に配設されたレリーズボタン13aや、カメラ本体の背面に配設された連写設定ボタン13b等の各種操作ボタンを備えている。レリーズボタン13aは、押下操作により撮影タイミングを指示するためのボタンである。連写設定ボタン13bは、撮影モードにおいて、1回のレリーズボタン13aの操作で所定回数の連続撮影を行わせる連写モードに設定するためのボタンである。これらレリーズボタン13a、連写設定ボタン13b等により操作部13(図2参照)が構成されている。
また、デジタルカメラ1は、カメラ本体の背面の大半の領域を占める表示部18を備えている。この表示部18は、撮影画像やライブビュー画像の他に、連写タイミング設定用画面を含め、各種設定情報等を表示するためのものであり、LCDやELD等の薄型表示装置で実現されている。また、デジタルカメラ1は、特に図示しないが、カメラ本体の前面側に撮影レンズ等の撮像光学系を備え、カメラ本体に内蔵の撮像素子に被写体像を結像可能に構成されている。
図2は、本実施の形態のデジタルカメラ1のシステム構成例を示すブロック図である。本実施の形態のデジタルカメラ1は、デジタルカメラ1を構成する各部に対する指示やデータ転送等を行い、デジタルカメラ1の動作を統括的に制御するためのCPUからなる制御部11を備える。また、デジタルカメラ1は、プログラムデータ記憶部12、撮像部15、SDRAM16、表示駆動部17、画像処理部19、圧縮伸長部20、記録・再生部21の各部を備える。これら各部は、制御部11に対してバスライン30によって接続されている。
プログラムデータ記憶部12は、例えばフラッシュメモリ等の電気的に書換えが可能な不揮発性メモリである。このプログラムデータ記憶部12は、デジタルカメラ1を動作させ、このデジタルカメラ1が備える種々の機能を実現するためのCPU用のプログラム(例えば、連写タイミング設定用プログラム)や、このプログラムの実行中に使用されるデータ、例えば、後述する連写タイミング設定用画面に表示させるタイミングチャート等のGUIデータが予め格納されている。
また、このプログラムデータ記憶部12には、連写タイミング設定用のテーブルが予め格納されている。図3は、プログラムデータ記憶部12に格納された連写タイミング設定用のテーブル12aの一例を示す説明図である。このテーブル12aは、連写回数Nや後述するユーザ操作によるタイミングチャートの形状の大まかな変化パターンに応じた連続撮影の時点毎の時間間隔ti(i=1,2,・・・)が段階的に変化するように予め設定したものである。テーブル12a中のTは、連続撮影の全体時間を表わしている。すなわち、本実施の形態は、プロ仕様の厳密な時間間隔の設定を意図したものではなく一般ユーザ向けであるため、予め大まかな数種類の連写タイミングをテーブル12aに登録しておき、ユーザ操作に応じて該当する連写タイミングを選択して設定させるようにしている。
撮像部15は、デジタルカメラ1が画像(被写体像)を撮像するためのものであり、カメラ部と撮像処理部とからなる。カメラ部は、デジタルカメラ1が被写体像を撮像するためのものであり、撮影レンズ、撮像素子、絞り、シャッタ、AF機構、AF駆動回路、ズーム機構、ズーム駆動機構等からなる。ここで、撮像素子は、例えばCCDやCMOSセンサ等の2次元固体撮像素子からなり、撮影レンズを含む撮影光学系を通して入射する被写体像を光電変換し、アナログ電気信号として出力する。また、撮像処理部は、撮像素子駆動回路を含む他、撮像素子から出力されるアナログ電気信号に対してAGC、CDS等のアナログ信号処理を施した後、A/Dコンバータでデジタル電気信号に変換して出力させるためのものである。
SDRAM16は、一時記憶メモリやワーキングエリアとして利用されるメモリであり、撮像部15から出力されるデジタル電気信号や、画像処理部19による処理中の画像データ等を一時的に記憶する。このSDRAM16は、後述の表示制御部11bが表示画像を作成する際にも使用される。また、表示駆動部17は、エンコーダやD/Aコンバータ等を有して、後述の表示制御部11bにより作成された表示画像、その他の各種情報を表示部18に表示させるためのドライバである。
画像処理部19は、撮像部15から出力されるデジタル電気信号に対して画素補間処理、色補正処理、ガンマ処理等の各種の画像処理を施すとともに、記録用、表示用等に適した画像データに変換する処理を行う。圧縮伸長部20は、撮影画像の画像データを画像記憶部22に記録する際、あるいは画像記憶部22に記録されている画像データを表示する際等において、周知のJPEG方式等に基づく画像データの圧縮処理や伸長処理を行う。
記録・再生部21は、画像記憶部22に対する画像データの書き込みや画像記憶部22からの画像データの読出しを行うためのものであり、画像記憶部22の種類に応じたものが用いられる。ここで、画像記憶部22は、例えばxD−ピクチャーカード(登録商標)やコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等のカメラ本体に着脱自在な記録媒体や、HDDである。
ここで、本実施の形態の制御部11は、連写モード設定時に連写タイミング設定用プログラムにより実行される機能として、連写制御部11aと表示制御部11bと操作検出部11cとの各機能部を備える。操作検出部11cは、連写モードにおいて表示部18に表示されるタイミングチャートに対するユーザの操作を検出するための機能部である。また、本実施の形態では、表示部18に重ねて配設されたタッチパネル14を備えている。よって、操作検出部11cは、このタッチパネル14に対するユーザの直接的な操作や操作部13に対するユーザの操作を検出することで、タイミングチャート等の連写タイミング設定用画面に対するユーザ操作の検出動作を実行する。
また、連写制御部11aは、撮像部15による連続撮影を制御するための機能部である。この連写制御部11aは、詳細は後述するが、表示部18に表示されたタイミングチャートに対するユーザ操作に応じて当該タイミングチャートの形状を変化させるように、当該操作に応じてタイミングチャートの形状を設定し、設定された当該タイミングチャートの形状に応じて連続撮影の時間間隔が段階的に変化するよう、当該時間間隔を一括して設定する機能を実行する。
また、表示制御部11bは、表示部18に表示させる画像を作成するための機能部である。すなわち、表示制御部11bは、撮影モードにあってはライブビュー画像を作成し、再生モードにあっては再生画像を作成する他、特に本実施の形態にあっては、連写モード時には、撮像部15に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャートを作成して表示駆動部17によって表示部18に表示させるためのものである。表示制御部11bは、また、連写制御部11aにより一括して設定された時間間隔が表示されたタイミングチャート、すなわち確定後のタイミングチャートを作成して表示部18に表示させる処理も実行する。
つぎに、連写設定ボタン13bの操作により連写モードが設定された場合に、連写制御部11a、表示制御部11bおよび操作検出部11cによる表示部18の表示制御および操作例を説明する。図4は、連続撮影の連写タイミングを前半ほど少し短く設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。
まず、図4(a)は、連写設定ボタン13bの操作により連写モードが設定された場合に表示部18に表示される初期画面を示している。表示制御部11bは、連写モードに設定された場合、表示部18の画面上に、撮像部15に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャート41を表示させる。表示制御部11bは、同時に、表示部18の所定位置に設定された連続撮影の回数Nを示す回数表示欄42a、連続撮影の全体時間Tを示す全体時間表示欄43aにそれぞれ初期値(デフォルト値)N=5,T=10sを表示させる。
ここで、タイミングチャート41は、コントロールライン41aと複数のタイミングマーク41bとからなる。コントロールライン41aは、連写タイミングを設定する際の時間軸を表わすもので、表示部18において中央下部側の位置で水平方向に延びた1本の紐状に表示される。タイミングマーク41bは、連続撮影におけるそれぞれの撮影時点No1,No2,・・・を示すもので、コントロールライン41aに沿って連続撮影の時間間隔を示すように並べて配置させて表示される。図4(a)に示す初期画面においては、初期値N=5,T=10sに従い、5個のタイミングマーク41bがコントロールライン41a上に均等に配置され、連写の時間間隔tが全てt(=t0)=2.5s(秒)で同じとなるように設定されている。また、このようなタイミングチャート41は、ユーザがタッチして操作することにより形状が変化するように変形可能に表示される。
図4(b)は、図4(a)に示す初期画面において連続撮影の回数Nや全体時間Tを変更操作する場合の画面例を示している。すなわち、図4(a)に示す初期画面において、回数表示欄42aをユーザが指でタッチしたことが、タッチパネル14、操作検出部11cを通じて検出されると、表示制御部11bは、表示部18に回数メニュー42を表示させる。これにより、連続撮影の回数NをN=10やN=20に変更設定可能となる。同様に、図4(a)に示す初期画面において、全体時間表示欄43aをユーザが指でタッチしたことが、タッチパネル14、操作検出部11cを通じて検出されると、表示制御部11bは、表示部18に時間メニュー43を表示させる。これにより、連続撮影の全体時間TをT=30s,T=60s,T=3m(分),T=60mに変更設定可能となる。
図4(c)(d)は、ユーザが、コントロールライン41aの右端側を選択してタッチし、そのまま、コントロールライン41aに直交する上向き方向に少し持ち上げるような操作をした場合の設定操作画面を示している。まず、図4(c)に示すように、ユーザが、コントロールライン41a上の所望の位置を選択してタッチすると、タッチした位置がコントロールポイント41cとして特定される。同時に、回数表示欄42a、全体時間表示欄43a(または、メニュー42,43)の表示が消去される。ここでは、初期値N=5、T=10sの設定のままであるとする。そして、図4(d)に示すように、ユーザが、選択したコントロールポイント41cにタッチしたまま、上に少し持ち上げるようにドラッグ操作する。すると、連写制御部11aは、タイミングチャート41(コントロールライン41a)の形状をユーザ操作に応じて右上りに緩やかに傾斜して曲線状となるように変化させる。コントロールライン41a上のタイミングマーク41bは、このようなコントロールライン41aの形状の変化に応じて、持ち上げられたコントロールポイント41cから緩やかに遠ざかるようにコントロールライン41a上の位置がアニメーション的に変化する。すなわち、均等に配置されていたタイミングマーク41bが、左側(前半)ほど間隔が詰まって不均等となるように移動する。
図4(e)は、連写タイミングに関する設定が確定した画面を示している。図4(d)に示したようなタッチ操作状態から、ユーザが、指を離すと、連写タイミングの設定操作が確定し、コントロールライン41aは、図4(e)に示すような直線状態に戻る。すなわち、表示制御部11bは、ユーザにより設定操作されて確定したタイミングチャート41を直線状態に戻して表示部18に表示させる。この際、タイミングマーク41bの位置は、上記のユーザ操作によりコントロールライン41a上で移動して連続撮影の時間間隔が段階的に変化して不均等になった状態が維持される。また、連写制御部11aは、指が離された時点(確定時)のコントロールポイント41cの高さ位置に応じて連写タイミングの条件を設定する。この例では、連写制御部11aは、持ち上げ操作されたコントロールポイント41cがあまり高くないことから、タイミングチャート41の形状の変化のパターンが「右上り・弱」であると判定する。そして、テーブル12aを参照することで、連続撮影の時間間隔に関して、t1=0.1T,t2=0.15T,t3=0.2T,t4=0.25Tとして前半ほど連続撮影の時間間隔が短くなるように一括設定する。
したがって、N=5,T=10sの場合であれば、t1=1s,t2=1.5s,t3=2s,t4=2.5sとして設定される。なお、N=5,T=30sの場合であれば、同じ設定操作であっても、t1=3s,t2=4.5s,t3=6s,t4=7.5sの如く設定される。さらに、N=10,T=10sの場合であれば、テーブル12a中のN=10の変化パターン「右上り・弱」に従い、t1=0.5s,t2=0.6s,・・・t9=1.3sの如く設定される。そして、実際の連続撮影時には、撮像部15は、連写制御部11aによってこのような時間間隔に従い各撮影時点が制御される。
図5は、連続撮影の時間間隔を前半ほどより一層短く設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。本実施の形態では、ユーザが選択したコントロールポイント41cを持ち上げ操作する高さ位置によって、撮影開始からのそれぞれの撮影時点を示すタイミングマーク41bがコントロールポイント41cから遠ざかる距離が変化するように設定されている。
そこで、図5(a)に示すように、コントロールライン41aの右端側をコントロールポイント41cとしてタッチし、そのまま、図4(d)の場合よりも高い位置まで持ち上げ操作する。すると、連写制御部11aは、タイミングチャート41(コントロールライン41a)の形状を操作に応じて右上りに急激に傾斜する曲線状に変化させる。コントロールライン41a上のタイミングマーク41bは、このようなコントロールライン41aの形状の変化に応じて、持ち上げられたコントロールポイント41cから急激に遠ざかるようにコントロールライン41a上の位置がアニメーション的に変化する。すなわち、均等に配置されていたタイミングマーク41bが、左側ほどより一層間隔が詰まって不均等となるように移動する。
図5(b)は、連写タイミングに関する設定が確定した画面を示している。図5(a)に示したようなタッチ操作状態から、ユーザが、指を離すと、連写タイミングの設定操作が確定し、コントロールライン41aは、図5(b)に示すような直線状態に戻る。この際、タイミングマーク41bの位置は、上記の操作によりコントロールライン41a上で移動して連続撮影の時間間隔が段階的に変化して不均等になったままとなる。ここでは、連写制御部11aは、持ち上げ操作されたコントロールポイント41cの位置が高いことから、タイミングチャート41の形状の変化のパターンが「右上り・強」であると判定する。そして、テーブル12aを参照することで、連続撮影の時間間隔に関して、t1=0.06T,t2=0.1T,t3=0.15T,t4=0.2Tとして前半ほど連続撮影の時間間隔が短く、かつ、「右上り・弱」の場合よりもさらに短くなるように一括設定する。したがって、N=5,T=10sの場合であれば、t1=0.6s,t2=1.0s,t3=1.5s,t4=2.0sとして設定される。
図6は、連続撮影の時間間隔を後半ほど短く設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。この場合、図6(a)に示すようにコントロールライン41aの左端側をコントロールポイント41cとして選択してタッチし、そのままコントロールライン41aに直交する上方向に持ち上げるように操作する。そして、コントロールポイント41cから手を離すと、連写タイミングの設定操作が確定し、コントロールライン41aは、図6(b)に示すような直線状態に戻る。これにより、連写制御部11aは、上述の場合と同様に、タイミングチャートの形状変化のパターンが「左上り・弱」であると判定する。そして、テーブル12aを参照することで、連続撮影の時間間隔に関して、t1=0.25T,t2=0.2T,t3=0.15T,t4=0.1Tとして後半ほど連続撮影の時間間隔が短くなるように一括設定する。したがって、N=5,T=10sの場合であれば、t1=2.5s,t2=2.0s,t3=1.5s,t4=1.0sとして設定される。
この場合も、コントロールポイント41cの持ち上げ操作の高さを高くすれば、連写制御部11aは、タイミングチャートの形状変化のパターンが「左上り・強」であると判定し、テーブル12aを参照して、後半ほど連続撮影の時間間隔がより一層短くなるように一括設定する。
図7は、連続撮影の時間間隔を前半と後半とで短く設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。この場合、図7(a)に示すようにコントロールライン41aの中央部付近をコントロールポイント41cとして選択してタッチし、そのまま図7(b)に示すようにコントロールライン41aに直交する上方向に持ち上げるように操作する。すると、連写制御部11aは、タイミングチャート41(コントロールライン41a)の形状を操作に応じて中央部が高い山形状となって傾斜して曲線状となるように変化させる。コントロールライン41a上のタイミングマーク41bは、このようなコントロールライン41aの形状の変化に応じて、持ち上げられたコントロールポイント41cから緩やかに遠ざかるようにコントロールライン41a上の位置がアニメーション的に変化する。すなわち、均等に配置されていたタイミングマーク41bが、前半および後半ほど間隔が詰まって不均等となるように移動する。
そして、コントロールポイント41cから手を離すと、連写タイミングの設定操作が確定し、特に図示しないが、コントロールライン41aは直線状態に戻る。これにより、連写制御部11aは、タイミングチャートの形状変化のパターンが「中央上り」であると判定する。そして、テーブル12aを参照することで、連続撮影の時間間隔に関して、t1=0.15T,t2=0.3T,t3=0.3T,t4=0.15Tとして前半および後半ほど連続撮影の時間間隔が短くなるように一括設定する。したがって、N=5,T=10sの場合であれば、t1=1.5s,t2=3s,t3=3s,t4=1.5sとして設定される。
図8は、連続撮影の時間間隔を中央部が短くなるように設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。この場合、図8(a)に示すようにコントロールライン41aの中央部付近をコントロールポイント41cとして選択してタッチし、そのまま図8(b)に示すようにコントロールライン41aに直交する下方向に下げるように操作する。すると、連写制御部11aは、タイミングチャート41(コントロールライン41a)の形状を操作に応じて中央部が低い谷となって傾斜して曲線状となるように変化させる。コントロールライン41a上のタイミングマーク41bは、このようなコントロールライン41aの形状の変化に応じて、下げられたコントロールポイント41cに向かって近づくようにコントロールライン41a上の位置がアニメーション的に変化する。すなわち、均等に配置されていたタイミングマーク41bが、中央部ほど間隔が詰まって不均等となるように移動する。
そして、コントロールポイント41cから手を離すと、連写タイミングの設定操作が確定し、特に図示しないが、コントロールライン41aは直線状態に戻る。これにより、連写制御部11aは、タイミングチャートの形状変化のパターンが「中央下り」であると判定する。そして、テーブル12aを参照することで、連続撮影の時間間隔に関して、t1=0.3T,t2=0.15T,t3=0.15T,t4=0.3Tとして中央部ほど連続撮影の時間間隔が短くなるように一括設定する。したがって、N=5,T=10sの場合であれば、t1=3s,t2=1.5s,t3=1.5s,t4=3sとして設定される。
そして、これらの連写タイミングの設定内容に関して、設定前の均等な状態に戻すには、コントロールライン41aの端部をコントロールポイント41cとして選択してタッチし、そのまま下方向に下げる操作を行い、手を離せばよい。
ところで、本実施の形態において、タイミングチャート41の形状の変化は、上述したようなコントロールライン41aをこのコントロールライン41aに直交する方向(上下方向)へ操作することによる曲線状への変化だけでなく、コントロールライン41を左右方向に操作することによる伸縮変形も含むものである。
例えば、図4(d)に示した設定操作に引き続き、図9に示すように、コントロールポイント41cにタッチしたまま左方向に水平移動させる(図9中、タイミングチャート41´、コントロールポイント41c´は図4(d)の状態を示している)。すると、連写制御部11aは、コントロールライン41a全体を縮めるように形状を変化させる操作と認識する。そして、手を離すと、設定操作内容が確定する。すなわち、連写制御部11aは、コントロールライン41a全体を縮めるように形状を変化させる操作に対応させて、タイミングチャート41全体、したがって、図4(d)の場合の時間間隔を全体的に短縮させるように設定する。例えば、N=5,T=10sの場合には、t1=0.5s,t2=0.8s,t3=1.0s,t4=1.3sの如く設定される。
また、初期状態や確定状態を問わず、図10に示すように、直線状態のコントロールライン41a上の所望の位置をコントロールポイント41cとして選択してタッチし、その部分を左方向に水平移動させる。すると、連写制御部11aは、コントロールポイント41c部分に最も近いタイミングマーク41bのみがその左側に位置するタイミングマーク41cに近づくようにコントロールライン41aを部分的に縮めるように形状を変化させる操作と認識する。
そして、手を離すと、設定操作内容が確定する。すなわち、連写制御部11aは、コントロールライン41aを部分的に縮めるように形状を変化させる操作に対応させて、タイミングチャート41の一部、図10に示す場合であれば、時間間隔t4のみを短縮させるように設定する。例えば、N=5,T=10sの場合には、t1=0.6s,t2=1.0s,t3=1.5s,t4=0.2sの如く設定される。なお、0.2sは、設定可能な最短の時間間隔である。この最短の時間間隔は、撮像部15の性能によって決まる。
なお、図10では、No5のタイミングマーク41b付近にタッチして時間間隔t4を短縮させる例で説明したが、No1〜No4のいずれのタイミングマーク41b付近でコントロールライン41aにタッチすることで、他の時間間隔t1〜t3中の所望のものを短縮させるようにしてもよい。さらには、コントロールライン41aを延びる方向に変形操作することで、時間を延ばすようにしてもよい。
つづいて、このような連写タイミングの設定後の連続撮影実行中の表示部18の表示例について説明する。図11は、連写タイミングの設定後の連続撮影実行中の表示部18の表示例を模式的に示す説明図である。ここでは、例えばN=10,T=10sの連写条件で、上記のような設定操作により、各撮影時点間の時間間隔が不均等に設定されているものとする。
まず、図11(a)は、連写モードによる撮影が開始される際の表示部18の表示画面を示している。ここでは、撮影開始に伴い、表示部18の画面全体にライブビュー画像44が表示されるとともに、ライブビュー画像44上に重畳させてタイミングチャート41が中央下部側に表示される。すなわち、表示制御部11bは、上述のように設定された時間間隔が表示されたタイミングチャート41を表示部18に表示させる。この際、前述のN=5の場合と異なりN=10で回数が多いので、タイミングチャート41は、スペースの関係上、矩形枠形状のタイミングマーク41bと小さい丸形状のサブタイミングマーク41eとの組み合わせとして表示される。ここでは、タイミングマーク41bが奇数番目に割り当てられ、サブタイミングマーク41eが偶数番目に割り当てられている。また、N=5の場合であれば、前述の場合と同様、矩形枠形状のタイミングマーク41bのみをコントロールライン41a上に不均等に配置させた表示となる。そして、これから撮影されるのが1枚目であることを示すため、先頭のタイミングマーク41bに対して太枠で示すように連写インジケータ41dを付加して表示させる。
図11(b)は、連続撮影の枚数が4枚目と5枚目との間まで進んだ場合の表示部18の表示画面を示している。したがって、連写インジケータ41dは、4枚目と5枚目のサブタイミングマーク41e、タイミングマーク41bの位置に移動して表示される。また、撮影済みの1枚目と3枚目の撮影画像に関しては、該当するタイミングマーク41bの大きさを少し大きくさせることで、撮影画像のサムネイル41fとして表示される。
図11(c)は、連続撮影が終了した場合の表示部18の表示画面を示している。したがって、連写インジケータ41dは、最終10枚目のサブタイミングマーク41eの位置に移動して表示される。また、撮影済みの1,3,5,7,9枚目のそれぞれの撮影画像が、該当するタイミングマーク41bの大きさを少し大きくさせることで、撮影画像のサムネイル41fとして表示される。
つづいて、上述したような表示制御および設定操作を実現するための制御部11による動作制御例について説明する。図12は、制御部11により実行される連写タイミング設定処理を含む撮影モード時の動作制御例を示す概略フローチャートである。本実施の形態で対象とする連写タイミング設定処理は、撮影モードにおいて連写設定ボタン13bによって連写モードが指定されることにより実行される。
まず、撮影モードが開始されると、表示制御部11bは、表示部18にライブビュー画像を表示させる(ステップS11)。そして、連写モードに設定されているか否かを操作検出部11cの検出出力により判定する(ステップS12)。連写モードに設定されていない場合には(ステップS12:No)、通常の撮影モードであり、レリーズボタン13aが押されたか否かを判定する(ステップS13)。押されていなければ(ステップS13:No)、押されるまで待機する。そして、レリーズボタン13aが押されると(ステップS13:Yes)、通常通り、撮影・記録処理を行う(ステップS14)。その後、図示しない電源スイッチがオフされ、または、モード切替がなされると(ステップS15:Yes)、撮影モードの処理を終了するが、電源スイッチがオフされておらず、かつ、モード切替がなされていなければ(ステップS15:No)、ステップS11に戻る。
一方、連写設定ボタン13bにより連写モードに設定されている場合には(ステップS12:Yes)、表示制御部11bは、撮像部15に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するためのタイミングチャート41を表示部18に表示させる(ステップS21)。図4(a)に示した初期状態のタイミングチャート41の表示が相当する。
その後、連写制御部11aは、操作検出部11cの検出出力を監視することで、表示部18に表示されているタイミングチャート41のコントロールライン41a(タイミングマーク41b部分を含む)に対してユーザによりタッチ操作がなされたか否かを判定する(ステップS22)。タッチ操作がなされていない場合には(ステップS22:No)、タッチ操作されるまで待機する。
そこで、コントロールライン41aに対するタッチ操作がなされると(ステップS22:Yes)、連写制御部11aは、タッチされた位置をコントロールポイント41cとして表示する(ステップS23)。図4(c)、図7(a)、図8(a)等に示す表示状態が相当する。そして、ユーザ操作に伴うタッチされたままのコントロールポイント41cの移動位置を認識する。連写制御部11aは、認識されたコントロールポイント41cの移動位置に応じてタイミングチャート41の形状を変形させて表示部18に表示させる(ステップS24)。このときのタイミングチャート41の形状の変化パターンは、前述したように、ユーザ操作に応じて変わるものである。すなわち、図4(d)、図5(a)、図6(a)、図7(a)、図8(a)、図9、図10にそれぞれ示すように各種表示状態となる。いずれにしても、連写制御部11aは、タイミングチャート41に対するユーザ操作に応じてこのタイミングチャート41の形状を変化させるように、ユーザ操作に応じてタイミングチャート41の形状を設定する。
そして、操作していたコントロールポイント41cから指が離されたか否かを操作検出部11cの検出出力に基づき判定する(ステップS25)。指が離されていない場合には(ステップS25:No)、ステップS24に戻り、ユーザ操作に応じたタイミングチャート41を表示させる。特に、図9のような操作設定の場合が相当する。
指が離れた場合には(ステップS25:Yes)、表示制御部11bは、確定したタイミングチャート41を表示部18に表示させる(ステップS26)。すなわち、図4(e)、図5(b)、図6(b)等の表示が相当する。また、連写制御部11aは、指が離された時点のコントロールポイント41cの位置に応じて、タイミングチャート41の変化パターンを特定し、テーブル12aを参照することで、連写条件として、連続撮影の撮影時点間の時間間隔を設定する(ステップS27)。
そして、レリーズボタン13aが操作されたか否かを操作検出部11cの検出出力に基づき判定する(ステップS28)。レリーズボタン13aが操作されていなければ(ステップS28:No)、連写タイミングを設定するための時間間隔の設定変更が可能であり、ステップS22に戻る。特に、図10のような操作設定の場合が相当する。
レリーズボタン13aが操作された場合には(ステップS28:Yes)、連写モードによる撮影動作を開始させ(ステップS29)、1枚目から順に撮影し画像記憶部22に記録させる(ステップS30)。そして、設定された回数分の最後まで連写動作が進行したかを判定する(ステップS31)。最後まで進行していれば(ステップS31:Yes)、ステップS12に戻る。最後まで進行していなければ(ステップS31:No)、図示しない電源スイッチがオフされ、または、モード切替がなされたかを判定する(ステップS32)。電源スイッチがオフされておらず、かつ、モード切替がなされていなければ(ステップS32:No)、表示部18にライブビュー画像44とともに表示されている確定済みのタイミングチャート41の連写インジケータ41dの位置を移動させることで進行表示させる(ステップS33)。また、撮影済みの撮影画像に関しては、サムネイル画像を該当するタイミングポイント41b部分にサムネイル41fとして表示させる。そして、設定された連続撮影の時間間隔に従い、次の撮影タイミングに達したか否かを判定する(ステップS34)。達していなければ(ステップS34:No)、ステップS32に戻り、達した場合には(ステップS34:Yes)、ステップS30に移行して次の撮影を行い画像記憶部22に記録させる。
図13は、上述したようなタイミングチャート41を利用した連続撮影で得られた画像の再生表示例を示す図である。まず、図13(a)は、上記連続撮影で得られた画像のスライドショーの表示例を示す図である。すなわち、上記で作成されたタイミングチャート41により連続撮影が実行され、この連続撮影で得られた撮影画像を、連続して再生する場合(スライドショー)の表示例である。表示部18に再生画像45が表示されるともに、画面の下部にこの連続撮影で使用されたタイミングチャート41が併せて表示される。ここで表示されるタイミングチャートは、図11に示したタイミングチャートと同様に、タイミングマーク41bとサブタイミングマーク41eとを含むタイミングチャート41であるが、具体的な表現はこれに限定されるものではない。スライドショーが実行されると、再生画像45は撮影順に一定間隔で切換えられて表示される。そして、下部に表示されるタイミングチャート41では、現に再生されている画像の位置にカーソル41g(ここでは太枠)が示される。つまり、スライドショーの時間経過とともにこのカーソル41gが右方向に進行していく。
本実施の形態による連続撮影の時間間隔は、一定間隔ではないので、後で再生してみる場合に時間間隔の目安がないと不便な場合がある。この点、図13に示すように、連続撮影された画像を再生する場合に、元になったタイミングチャート41を併せて表示することで、撮影者は現在見ている画像がどのタイミングで撮影されたものかを簡単に把握できるようになる。
また、図13(b)は、連続撮影画像を含む画像のインデックス表示例を示す図である。表示部18には、例えば画像番号18から画像番号29までの12個のサムネイル画像46が表示されている。そして、連続撮影された画像番号20から26までの7画像について、1組の連写画像であることを示す表示が付加される。図示例では、画像番号20から26までのサムネイル画像を、コントロールライン41aを模した太線47でつないで表示する。このように表示することで、インデックス画像の表示時にも、1組の連続撮影に属するサムネイル画像が簡単に識別できる。
このように、本実施の形態によれば、撮像部15に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャート41を表示部18に表示させる表示制御部11bと、表示部18に表示されたタイミングチャート41に対する操作を検出する操作検出部11cと、連続撮影をタイミングチャート41に基づいて制御する連写制御部11aとを備え、連写制御部11aは、タイミングチャート41に対する操作に応じて当該タイミングチャート41の形状を変化させるように、当該操作に応じてタイミングチャート41の形状を設定し、設定された当該タイミングチャート41の形状に応じて連続撮影の時間間隔が段階的に変化するよう、当該時間間隔を一括して設定するようにしたので、ユーザは、表示部18に表示されたタイミングチャートを操作してその形状を変化させるだけで、連続撮影の連写タイミングに関して、異なる時間間隔を簡単に設定することができる。また、確定したタイミングチャート41も表示部18に表示されるので、設定された連写タイミングを確認しながら、連続撮影を行うことができる。
特に、表示部18に重ねて配設されたタッチパネル14を備えるので、表示部18に表示されたタイミングチャート41に直接タッチして操作することができ、連続撮影の連写タイミングに関する設定の操作性を向上させることができる。
また、タイミングチャート41が、連続撮影の時間軸を表わすコントロールライン41aを含み、このコントロールライン41aに交差する方向への操作によりタイミングチャート41の形状を曲線状に変化させて表示させ、当該曲線の傾きに応じて連続撮影の時間間隔を設定するようにしたので、連続撮影の時間間隔の設定操作に際して段階的に変化する時間間隔を視覚的に把握しやすく、設定の操作性をより一層向上させることができる。特に、タイミングチャート41として、連続撮影の時間軸を表わすコントロールライン41aとこのコントロールライン41aに沿って連続撮影の時間間隔を示すよう並べて配置される複数のタイミングマーク41bとを含むことで、例えば水平に展開された数珠紐を曲線状に変形操作させることで数珠玉を傾斜に沿って低い方に移動させる如くイメージでタイミングマーク41bを移動させて段階的に変化する時間間隔の設定を行うことができ、感覚的にわかりやすく、設定操作性をより一層向上させることができる。
また、タイミングチャート41の変化する各形状に対応する連続撮影の時間間隔のパターンが予め記憶されたテーブル12aに基づき、このタイミングチャート41の変化した形状に応じた連続撮影の時間間隔を一括して設定するようにしたので、本発明の意図するユーザ操作に応じた大まかな時間間隔の設定を極めて簡単に行わせることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
例えば、本実施の形態では、コントロールライン41aの端部を上方に持ち上げるように操作させることで、低い方の端部側の連続撮影の時間間隔が狭まるようにしたが、逆に、コントロールライン41aの端部を下方に下げるように操作させることで、当該操作で低くなる端部側(操作側)の連続撮影の時間間隔が狭まるようにしてもよい。この場合には、本実施の形態の場合とは逆に、コントロールライン41aの端部を持ち上げる操作を、初期設定状態への復帰に利用するようにすればよい。
また、本実施の形態では、例えば、図12に示すような各処理機能について、図2に示すブロック図では、表示制御等については制御部11によるソフトウェアによって処理するように説明したが、構成の具体例はこれに限るものではない。これらの処理を、ハードウェア処理とソフトウェア処理のいずれか一方あるいは適宜組み合わせて行なうことは設計事項である。
そして、実施の形態の全てあるいは一部がソフトウェア処理で処理が実行される場合には、制御部11がフラッシュメモリ等のプログラムデータ記憶部12に格納された連写タイミング設定用プログラムを読み出して実行されることで、かかるソフトウェア処理が実現されるので、このようなソフトウェア処理に関する検索用プログラムも本発明となる。また、このような連写タイミング設定用プログラムが記録された記録媒体も本発明となる。なお、プログラムを格納する記録媒体としては、フラッシュメモリに限定されるものではなく、CD−ROM、DVD−ROM等の光学記録媒体、MD等の磁気記録媒体、テープ媒体、ICカードなどの半導体メモリであってもよい。さらに、連写タイミング設定用プログラムとしては、ネットワークを介して外部の記録媒体から入手されるもの、例えば、ホームページからダウンロードされるものも当然含まれる。このような場合には、ユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の範囲に含まれるものである。
また、本実施の形態のカメラは、パソコンのカメラ部や携帯電話のカメラ部等に適用してもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラの概略構成例を示す背面図である。 本実施の形態のデジタルカメラのシステム構成例を示すブロック図である。 連写タイミング設定用のテーブルの一例を示す説明図である。 連続撮影の時間間隔を前半ほど少し短く設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。 連続撮影の時間間隔を前半ほどより一層短く設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。 連続撮影の時間間隔を後半ほど短く設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。 連続撮影の時間間隔を前半と後半とで短く設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。 連続撮影の時間間隔を中央部が短くなるように設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。 時間間隔を全体的に縮めるように設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。 時間間隔を部分的に縮めるように設定する場合の表示例を模式的に示す説明図である。 連写タイミングの設定後の連続撮影実行中の表示部の表示例を模式的に示す説明図である。 連写タイミング設定処理を含む撮影モード時の動作制御例を示す概略フローチャートである。 タイミングチャートを利用した連続撮影で得られた画像の再生表示例を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
11a 連写制御部
11b 表示制御部
11c 操作検出部
12a テーブル
14 タッチパネル
15 撮像部
18 表示部
41 タイミングチャート
41a コントロールライン
41b タイミングマーク
41c コントロールポイント

Claims (7)

  1. 画像を撮影する撮像部と、
    画像を表示する表示部と、
    前記撮像部に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャートを、前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記表示部に表示された前記タイミングチャートに対する操作を検出する操作検出部と、
    前記連続撮影を前記タイミングチャートに基づき制御する連写制御部と、
    を備え、
    前記連写制御部は、前記タイミングチャートに対する操作に応じて当該タイミングチャートの形状を変化させるように、当該操作に応じて前記タイミングチャートの形状を設定し、設定された当該タイミングチャートの形状に応じて前記連続撮影の時間間隔が段階的に変化するよう、当該時間間隔を一括して設定し、
    前記表示制御部は、前記設定された時間間隔が表示された前記タイミングチャートを前記表示部に表示させることを特徴とするカメラ。
  2. 前記表示部に重ねて配設されたタッチパネルをさらに備え、
    前記操作検出部は、前記タッチパネルを介して前記タイミングチャートへの操作を検出することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記表示制御部は、前記タイミングチャートに、連続撮影の時間軸を表わすコントロールラインを含み、
    前記連写制御部は、前記コントロールラインに交差する方向への操作により前記タイミングチャートの形状を曲線状に変化させて表示させ、当該曲線の傾きに応じて前記連続撮影の時間間隔を設定することを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 前記表示制御部は、前記タイミングチャートとして、連続撮影の時間軸を表わすコントロールラインと該コントロールラインに沿って前記連続撮影の時間間隔を示すよう並べて配置される複数のタイミングマークとを含むことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  5. 前記連写制御部は、前記タイミングチャートの変化する各形状に対応する前記連続撮影の時間間隔のパターンが予め記憶されたテーブルに基づき、当該タイミングチャートの変化した形状に応じた前記連続撮影の時間間隔を一括して設定することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  6. 画像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部と、を有するカメラの連写タイミング設定方法であって、
    前記撮像部に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャートを、前記表示部に表示させる表示制御ステップと、
    前記表示部に表示された前記タイミングチャートに対する操作を検出する操作検出ステップと、
    前記連続撮影を前記タイミングチャートに基づき制御する連写制御ステップと、
    を含み、
    前記連写制御ステップは、前記タイミングチャートに対する操作に応じて当該タイミングチャートの形状を変化させるように、当該操作に応じて前記タイミングチャートの形状を設定し、設定された当該タイミングチャートの形状に応じて前記連続撮影の時間間隔が段階的に変化するよう、当該時間間隔を一括して設定し、
    前記表示制御ステップは、前記設定された時間間隔が表示された前記タイミングチャートを前記表示部に表示させるようにしたことを特徴とするカメラの連写タイミング設定方法。
  7. 画像を撮影する撮像部と、画像を表示する表示部とを有するカメラが備えるコンピュータに、
    前記撮像部に連続撮影を行わせる際の連写タイミングを設定するタイミングチャートを、前記表示部に表示させる表示制御機能と、
    前記表示部に表示された前記タイミングチャートに対する操作を検出する操作検出機能と、
    前記連続撮影を前記タイミングチャートに基づき制御する連写制御機能と、
    を実行させ、
    前記表示制御機能は、前記タイミングチャートに対する操作に応じて当該タイミングチャートの形状を変化させるように、当該操作に応じて前記タイミングチャートの形状を設定し、設定された当該タイミングチャートの形状に応じて前記連続撮影の時間間隔が段階的に変化するよう、当該時間間隔を一括して設定し、
    前記表示制御機能は、前記設定された時間間隔が表示された前記タイミングチャートを前記表示部に表示させることを特徴とする連写タイミング設定用プログラム。
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