JP2008098754A - 撮像装置、画像再生装置および撮像画像の表示方法 - Google Patents
撮像装置、画像再生装置および撮像画像の表示方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】撮像画像と記録された画像とを合成表示可能な撮像装置において、パノラマ撮影を行うにあたって使い勝手の良い表示のできる撮像装置を提供する。
【解決手段】パノラマ撮影モードを有する撮像装置であって、被写体を撮像して画像データを得る撮像素子7と、この画像データを基に画像を表示する表示部24を有し、撮像された画像データの少なくとも一部の領域の画像とこれから撮像する画像とを識別して表示するための識別用画像67を形成し、識別用画像67の表示位置を、これから撮像する画像の表示位置に関連させた方向に移動させ((c)〜(e))、移動後にこれから撮像する画像を表示部24に表示させる。これによって、撮影済みの画像とこれから撮影する画像の位置関係を容易に確認できる。
【選択図】 図4
【解決手段】パノラマ撮影モードを有する撮像装置であって、被写体を撮像して画像データを得る撮像素子7と、この画像データを基に画像を表示する表示部24を有し、撮像された画像データの少なくとも一部の領域の画像とこれから撮像する画像とを識別して表示するための識別用画像67を形成し、識別用画像67の表示位置を、これから撮像する画像の表示位置に関連させた方向に移動させ((c)〜(e))、移動後にこれから撮像する画像を表示部24に表示させる。これによって、撮影済みの画像とこれから撮影する画像の位置関係を容易に確認できる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、撮像画像と記録された画像とを合成表示可能な撮像装置に関する。
複数枚の撮影済み画像(記録画像)を合成してパノラマ画像を得るに便利なパノラマ撮影モードを備えたデジタルカメラ等の撮像装置が知られている。このパノラマ撮影を行うにあたっては、複数の画像の継ぎ目を撮影者の頭の中に覚えておかなければならず、使い難いものであった。そこで、既に撮影された撮影画像を表示すると共に、これから撮影する撮影画像を動画表示するようにしたパノラマ撮影用表示装置が提案されている(特許文献1)。このパノラマ撮影用表示装置では、既に撮影された撮影画像とこれから撮影する撮影画像の境界線が表示され、撮影者は境界線を見ながらカメラの向きを変えて、パノラマ撮影を行うことができる。
特許2744265号公報
しかし、特許文献1に開示された表示装置では、既に撮影済みの画像と動画像との境界は、撮影者が手動で操作部材を操作することにより移動するものである。このため、撮影者はパノラマ撮影を行うにあたって、いずれの方向に撮像装置を振れば良いのか、直感的に分からず、使い勝手の悪いものであった。また、パノラマ撮影にあたっては、複数枚の画像を撮影するが、撮影者はどこまで撮影したかを覚えておかなければならず煩わしく、使い勝手が悪いものであった。さらに、パノラマ撮影後に合成された映像を撮像装置で再生する場合には、表示部の大きさの制約もあり、十分大きな画像の表示を行うことができない。これを解決するために、パノラマ画像の一部を併せて拡大表示することも考えられるが、その場合にはパノラマ画像の中でどこを見ているのか分からず、使い勝手が悪いという問題があった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、撮像画像と記録された画像とを合成表示可能な撮像装置において、パノラマ撮影を行うにあたって使い勝手の良い表示のできる撮像装置および撮像画像の表示方法を提供することを目的とする。また、パノラマ画像の再生にあたって使い勝手の良い画像再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる撮像装置は、撮像画像と記録された画像とを合成表示可能になされた撮像装置であって、被写体を撮像して画像データを得る撮像部と、上記画像データを基に画像を表示する表示部と、上記撮像された複数画像分の画像データを記憶する画像記憶部と、既に撮像された画像データの少なくとも一部の領域の画像とこれから撮像する画像とを識別して表示するための識別用画像データを形成する識別画像形成部と、上記識別用画像データの表示位置を、これから撮像する画像の表示位置に関連させた方向に移動させながら表示する移動処理部と、上記撮像中の動画像または背景画像となる表示と上記識別用画像データとを上記表示部に同時に表示する表示制御部を具備する。
また、第2の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、撮像装置の動き量を検出する動き検出部と、この動き検出部の検出結果に基づいて、上記識別用表示画像データの表示位置を移動させる移動表示部を更に具備する。
さらに、第3の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、合成画像を再生する再生指示部を更に有し、この再生指示に応じて合成された画像を再生表示するとともに、この合成画像の一部の領域を拡大した画像を同時に表示する。
さらに、第4の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記撮影済みの各画像の合成時の位置関係及び上記これから撮像する画像の合成時の位置関係を示す表示を上記これから撮影される画像ととともに表示する撮影画像位置告知部を更に具備する。
さらに、第3の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、合成画像を再生する再生指示部を更に有し、この再生指示に応じて合成された画像を再生表示するとともに、この合成画像の一部の領域を拡大した画像を同時に表示する。
さらに、第4の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記撮影済みの各画像の合成時の位置関係及び上記これから撮像する画像の合成時の位置関係を示す表示を上記これから撮影される画像ととともに表示する撮影画像位置告知部を更に具備する。
さらに、第5の発明に係わる撮像装置は、上記第4の発明において、上記撮影画像位置告知は、上記撮影済みの各画像の合成時の位置関係及び上記これから撮像する画像の合成時の位置関係を示す表示として各画像の縮小画像を表示する。
さらに、第6の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記表示制御部は、上記識別用画像データの表示位置の移動に合わせてこの識別用画像が表示されていない領域に上記撮像中の動画像または背景画像となる表示を行う。
さらに、第7の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記表示制御部は、撮影指示にもとづく撮影動作終了後に、上記表示部にパノラマ撮影の撮影方向情報に基づいて上記識別用画像を移動させて表示する。
さらに、第8の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記表示部は、上記撮影位置を表示するにあたって、既に撮影が行われ、上記画像記憶部に記憶された画像については、上記撮影位置における縮小画像を表示する。
さらに、第6の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記表示制御部は、上記識別用画像データの表示位置の移動に合わせてこの識別用画像が表示されていない領域に上記撮像中の動画像または背景画像となる表示を行う。
さらに、第7の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記表示制御部は、撮影指示にもとづく撮影動作終了後に、上記表示部にパノラマ撮影の撮影方向情報に基づいて上記識別用画像を移動させて表示する。
さらに、第8の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記表示部は、上記撮影位置を表示するにあたって、既に撮影が行われ、上記画像記憶部に記憶された画像については、上記撮影位置における縮小画像を表示する。
上記目的を達成するため第9の発明に係わる撮像画像の表示方法は、被写体を撮像して画像データを得、上記画像データを基に画像を表示し、上記撮像された複数画像分の画像データを記憶し、撮像された画像データの少なくとも一部の領域の画像とこれから撮像する画像とを識別して表示するための識別用画像データを形成し、上記識別用画像データの表示位置を、これから撮像する画像の表示位置に関連させた方向に移動させ、上記撮像中の動画像または背景画像となる表示と上記識別用画像データとを同時に表示する。
上記目的を達成するため第10の発明に係わる画像再生装置は、撮像された複数の画像データを記憶する画像記憶部と、この画像記憶部に記憶された画像データの全体画像及び一部の拡大画像を同時に表示可能になされた表示部と、上記拡大画像の表示位置を指示する指示部と、上記指示に応じた位置の拡大画像を再生表示すると共に、上記全体画像表示のうち拡大表示されている画像位置を識別可能なように表示を行なう拡大画像位置告知部を具備する。
第11の発明に係る画像再生装置は、上記拡大画像を配置されるように表示制御する表示制御部を更に具備する
また、第12の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記記憶された複数の画像データを合成して一枚の画像データにする合成部を更に具備する。
第11の発明に係る画像再生装置は、上記拡大画像を配置されるように表示制御する表示制御部を更に具備する
また、第12の発明に係わる撮像装置は、上記第1の発明において、上記記憶された複数の画像データを合成して一枚の画像データにする合成部を更に具備する。
上記目的を達成するため第13の発明に係わる撮像装置は、被写体像を撮像して画像データを得る撮像手段と、撮影指示に応じて上記画像データを記憶可能な記憶手段と、上記画像データに基づいて上記被写体像を動画として表示可能なスルー画表示手段と、上記記憶手段に記憶された上記画像データとパノラマ撮影の撮影方向情報に基づいて、識別用画像を形成する識別画像形成手段と、上記撮影指示に基づく撮影動作終了後に、上記スルー画表示手段に上記撮影方向情報に基づいて上記識別用画像を移動させて表示する表示制御手段を具備する。
第14の発明に係わる撮像装置は、上記第13の発明において上記識別画像形成手段は、上記記憶手段に記憶された直前の撮影に係る画像データから、上記撮影方向情報に基づいてこれから撮像する画像に隣接する画像を抽出することにより上記識別用画像データを形成する。
また、第15の発明に係わる撮像装置は、上記第13の発明において、上記抽出される画像の幅は一定幅であり、または上記隣接する画像側から可変の画像幅である。
さらに、第16の発明に係わる撮像装置は、上記第13の発明において、上記表示制御手段によって上記抽出された画像を移動させている際には、上記動画像の表示を停止する。
さらに、第17の発明に係わる撮像装置は、上記第13の発明において、上記スルー画表示手段は、上記パノラマ撮影による撮影位置を表示すると共に、この撮影済みと現在の撮影位置を識別可能に表示する。
また、第15の発明に係わる撮像装置は、上記第13の発明において、上記抽出される画像の幅は一定幅であり、または上記隣接する画像側から可変の画像幅である。
さらに、第16の発明に係わる撮像装置は、上記第13の発明において、上記表示制御手段によって上記抽出された画像を移動させている際には、上記動画像の表示を停止する。
さらに、第17の発明に係わる撮像装置は、上記第13の発明において、上記スルー画表示手段は、上記パノラマ撮影による撮影位置を表示すると共に、この撮影済みと現在の撮影位置を識別可能に表示する。
上記目的を達成するため第18の発明に係わる撮像装置は、被写体像を撮像して画像データを得る撮像手段と、撮影指示に応じて上記画像データを記憶可能な記憶手段と、上記画像データに基づいて上記被写体像を動画として表示可能なスルー画表示手段と、パノラマ撮影の撮影方向情報に基づいて、既に撮影された撮影位置とこれから撮影する撮影位置とを、上記スルー画表示手段に表示する撮影位置表示手段を具備する。
第19の発明に係わる撮像装置は、第18の発明において、撮像された画像データの少なくとも一部の領域の画像とこれから撮像する画像とを識別して表示するための識別用画像データを形成する識別画像形成手段と、上記識別用画像データの表示位置を、これから撮像する画像の表示位置に関連させた方向に移動させる移動処理手段と、上記撮像中の動画像または背景画像となる表示と上記識別用画像データとを上記スルー画表示手段に同時に表示する表示制御手段を更に具備する。
また、第20の発明に係わる撮像装置は、第18の発明において、上記撮影方向情報は、手動設定手段からの入力情報、または動き検出手段の検出出力に基づいて設定される。
さらに、第21の発明に係わる撮像装置は、第18の発明において、上記撮影位置表示手段は、既に撮影済みの撮影位置に対しては上記記憶手段に記憶されている画像を表示する。
第19の発明に係わる撮像装置は、第18の発明において、撮像された画像データの少なくとも一部の領域の画像とこれから撮像する画像とを識別して表示するための識別用画像データを形成する識別画像形成手段と、上記識別用画像データの表示位置を、これから撮像する画像の表示位置に関連させた方向に移動させる移動処理手段と、上記撮像中の動画像または背景画像となる表示と上記識別用画像データとを上記スルー画表示手段に同時に表示する表示制御手段を更に具備する。
また、第20の発明に係わる撮像装置は、第18の発明において、上記撮影方向情報は、手動設定手段からの入力情報、または動き検出手段の検出出力に基づいて設定される。
さらに、第21の発明に係わる撮像装置は、第18の発明において、上記撮影位置表示手段は、既に撮影済みの撮影位置に対しては上記記憶手段に記憶されている画像を表示する。
本発明によれば、撮像画像と記録された画像とを合成表示可能な撮像装置において、パノラマ撮影を行うにあたって使い勝手の良い表示のできる撮像装置を提供することができる。また、パノラマ画像の再生にあたって使い勝手の良い画像再生装置を提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用したデジタルカメラを用いて好ましい一実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの主として電気回路を示すブロック図である。
被写体39の被写体像を結像するための撮影レンズ1の光軸上には、被写体光量を制御するための絞り3が配置されている。撮影レンズ1は、焦点距離が変えられるズームレンズであって、また、自動焦点調節装置(以下、「AF」と称す)13によってピント調節がなされると共に、ズーミング調節がなされる。絞り3は絞り制御回路15によって適正露光が得られるように開口量の制御がなされる。なお、この絞り3に代えて、被写体光量を制御するためのNDフィルタでも勿論構わない。
撮影レンズ1の光軸上であって、絞り3の後方には、シャッタ5および撮像素子7が配置されている。シャッタ5はシャッタ制御回路17によって露光時間が制御される。また、撮像素子7は、撮影レンズ1によって結像された被写体像をアナログの被写体像信号に光電変換する素子であって、CCD(Charge Coupled Devices)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の二次元撮像素子を使用することができる。撮像素子7の出力は、アナログフロントエンド(以下、「AFE」と称す)9に接続され、またAFE9から制御信号を入力する。このAFE9は、撮像素子7から出力される被写体像信号を入力し、信号増幅やアナログデジタル信号変換等の信号処理を行うための回路である。
AFE9の出力は、画像処理回路11に接続されている。この画像処理回路11によって、デジタル画像データのデジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)、色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正、白黒・カラーモード処理、スルー画像処理といった各種の画像処理がなされる。また、パノラマ撮影モード時に、パノラマ画像を得易くするために画像の継ぎ目が容易に識別するための識別用画像の形成等の画像処理も行う。ここで、スルー画像は、撮像素子7によって得られた被写体画像を連続的に液晶モニタ等の表示装置に表示するための動画像をいい、スルー画表示は、ライブビュー表示、電子ファインダ表示とも言う。
上述のAF13、絞り制御回路15、シャッタ制御回路17、AFE9に接続されたマイクロプロセッサユニット(以下、「MPU」と称す)19は、カメラ本体全体を制御するコントローラであって、後述する表示制御回路21、記録制御回路25、動き検出部29、フラッシュROM31、SDRAM33、スイッチ35、ストロボ37にも接続されている。MPU19は、これらの回路等から信号を入力し、制御信号を出力する。画像処理回路11の出力は表示制御回路21に接続され、この表示制御回路21はMPU19からの制御信号を入力する。表示制御回路21の出力は、画像信号を液晶等で構成される表示装置23に接続される。この表示装置23は、撮像素子7によって取得された被写体像をスルー画表示し、また記録メディア27に記録された静止画像や動画像の再生表示を行う。
画像処理回路11の入出力は記録制御回路25に接続されており、記録制御回路25は、MPU25からの制御信号を入力する。記録制御回路25の入出力は、記録メディア27に接続されており、記録メディア27への画像データ等の記録の制御を行う。記録メディア27は、xDピクチャーカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)またはメモリスティック(登録商標)等の書換え可能な記録媒体のいずれかが装填可能となるように構成され、カメラ本体に対して着脱自在となっている。その他、マイクロドライブ(登録商標)などの様なハードディスクユニットや無線通信ユニットを接続可能に構成してもよい。
動き検出部29は、撮影者の手振れ等によりカメラ本体に加えられた動きを検出するセンサ、例えば、ジャイロや角速度センサ、角加速度センサを内蔵し、カメラに加えられた動きに応じた信号をMPU19に出力する。MPU19は、動き検出部29の出力に基づいて、画像処理等を行い、手振れの影響を除去する。フラッシュROM31は、MPU19に接続され、カメラのフローを制御するためのプログラムが記憶されている。MPU19はこのフラッシュROM31に記憶されたプログラムに従ってデジタルカメラの制御を行う。なお、フラッシュROM31は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである。
MPU19に接続されたSDRAM33は、画像処理回路11によって画像処理された画像データを一時的に記憶するためのバッファメモリである。後述するように、パノラマ撮影の際に、撮影された画像は一旦SDRAM33に一時記憶され、パノラマ画像に画像合成後、記録メディア27に記録される。MPU19に接続されたスイッチ35は、レリーズ釦、メニュー釦、再生釦およびズーム釦等にそれぞれ連動するスイッチである。ストロボ37は、MPU19に接続され、MPU19からの制御信号に従って被写体に向けて照明光を投射するための装置である。
次に、本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの外観構造について説明する。図2はデジタルカメラを背面から見た外観図であって、カメラ本体の上部にはレリーズ釦41が配置され、このレリーズ釦41が押し込まれるとスイッチ35のうちのスイッチがオンとなる。カメラ本体の背面には、表示装置23の表示部24が設けられており、この表示部24は、スルー画表示や記録メディア27に記録された画像等を表示する。
カメラ本体の背面の右側上部には、ズーミング動作を指示するためのズーム釦43が配置されている。ズーム釦43は、長焦点側へのズーミングと短焦点側へのズーミングを指示するためのシーソースイッチに連動しており、T側を操作した場合には、長焦点側にズーミングし、W側を操作した場合には、短焦点側にズーミングがなされる。このズーム釦43の下側には、回転式の撮影モードダイヤル45が配置されており、オート撮影モード、手振れ軽減撮影モード、動画撮影モード等の撮影モードが選択できる。この撮影モードダイヤル47の下側には、メニュー釦51が設けられている。このメニュー釦51は、カメラの撮影にあたって、各種メニュー画面を表示部24に表示させるための操作釦である。
メニュー釦51の脇には、十字キー49が配置されており、メニュー画面上に表示されるカーソルを上下方向および左右方向に移動させる等、各種の指示をカメラに行うに使用される。十字キー49のほぼ中央にはOK釦47が設けられており、十字キー49によって選択された項目等を決定する場合等に使用される。十字キー49の左下には再生釦53が設けられており、記録メディア27に記録された画像データを表示部24に表示することを指示するための操作釦である。
以上のように構成されたデジタルカメラの動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本実施形態に係るデジタルカメラは各種撮影モードでの撮影動作等、種々の動作を行うが、ここでは、パノラマモードが選択されている場合について説明する。メニュー釦51が操作され、メニュー画面上でパノラマモードが選択されると、図3に示すパノラマモードのフローを開始する。なお、パノラマモードへの入り方として、メニュー画面から選択する以外にも、例えば、パノラマ釦を設け、このパノラマ釦を操作することにより、直ちにパノラマモードに入るようにしても良く、また撮影モードダイヤル45によってパノラマ撮影モードを設定できるようにしても勿論構わない。
このパノラマモードに入ると、表示部24にスルー画表示を開始すると共に、パノラマ枠61、62、63の表示を行う(#1、図4(a))。スルー画表示は撮像素子7から出力される被写体像信号を画像処理回路11によって画像処理を行い、表示装置23に表示する。また本実施形態においては、パノラマ撮影での撮影枚数限界を3駒としているので、パノラマ枠61、62、63は、3駒分の枠を設けてある。このパノラマ枠の駒数は撮影枚数限界で自動的に決める以外に、例えば、メニュー画面で撮影者が設定するようにしても構わない。
続いて、パノラマ撮影方向の選択を行う(#3)。これは、パノラマ撮影にあたって右側方向、左側方向、上側方向、または下側方向に順次撮影するのか、撮影者が選択した方向を検出する。パノラマ撮影方向の選択は、本実施形態においては、十字キー49の操作によって決めるが、これに限らず、例えば、メニュー画面上で選択するようにしても勿論構わない。パノラマ撮影方向が選択されると、パノラマ撮影にあたって現在の撮影位置が分かるように表示形態が変る。本実施形態において右側にパノラマ撮影を行っていくことが選択されたとすると、図4(a)に示すように、1枚目の撮影に対応する撮影位置としてパノラマ枠61が実線で表示され、2枚目、3枚目の撮影に対応する撮影位置としてパノラマ枠62,63が破線で表示される。
撮影者が表示部24を観察しながら被写体構図を決めると、レリーズ釦21を操作して撮影を行う(#5)。撮影は、撮像素子7の出力を画像処理回路11で処理した後に、画像データをSDRAM33に記憶する。続いて、このSDRAM33に記憶された画像を表示部24に表示する(図4(b)参照)。
撮影が終わると、次に、撮り直しを行うか否かの判定を行う(#9)。これはステップ#7において、表示された撮影済み画像が、撮影者の意図にそぐわない場合には、メニュー画面から撮り直しを行うようにしている。なお、撮り直しの設定は、メニュー画面の入力に限らず、撮り直し用の操作釦を設けても勿論構わない。判定の結果、撮り直しを行う場合には、ステップ#43に進み、ステップ#5の撮影によってSDRAM33に記憶された画像データの消去を行い、続いて、スルー画表示を行うと共に、図4(a)に示すようにパノラマ枠61、62、63の表示を行ってから、ステップ#5に戻る。
ステップ#9に戻り、撮り直しを行わない場合には、撮影終了かの判定を行う(#11)。パノラマモードを選択した場合であっても、1枚目の撮影を終了した時点でパノラマ撮影の続行を望まない場合には、パノラマ撮影を中止して、通常の1駒撮影と同様に、画像データを記録メディア27に記録するための処理を行うために後述するステップ#29にジャンプする。なお、撮影の終了はOK釦47の操作により実行する。
ステップ#11において、判定の結果、撮影終了ではなかった場合には、撮影済みの画像の一部を表示し、この画像をアニメーションで移動する(#13)。この撮影済み画像の表示にあたっては、識別用画像67が分かりやすくなるように枠65を設けて表示しているが(図4(b)参照)、特に枠を設けなくても構わない。この識別用画像67は画像処理回路11において、パノラマ撮影の撮影方向に応じて、次に撮影する画像と隣接する領域の画像データを抽出したものである。
識別用画像67の移動は、図4(c)から(e)に示すように、識別用画像67以外の画像をフェードアウトし、背景画像は青色等(ブルーバック)とし動画像が表示されない状態で識別用画像67のみが、右から左に、視認可能な速度であたかもアニメーションのように、移動していく。このアニメーション表示によって、識別用画像67が右から左に移動し、右側部分が所定時間の間、フェードアウトしたままとなることから、この部分に被写体像が表示されるように、カメラ本体を向ければ良いことを、視覚的または直感的に理解することができる。
識別用画像67の移動が完了すると、スルー画表示が再開され、パノラマ枠61、62、63の枠表示を行う(#15)。パノラマ枠の表示は、現在の撮影位置にあたる枠が実線表示される。図5(f)に示した例では、1枚目の撮影が終わり、2枚目の撮影に入るところであるので、パノラマ枠62が実線表示されている。この状態で、撮影者は構図を決定すると、レリーズ釦41を押圧して撮影を行う(#17)。撮影動作はステップ#5と同様に、撮像素子7の出力に基づいて画像データを生成し、SDRAM33に記憶する。この記憶された画像データに基づいて表示部24に2枚目の画像を表示する(#19、図5(g)参照)。
撮影済みの画像表示を行った後、ステップ#9と同様に、撮り直しか否かの判定を行う(#21)。判定の結果、撮り直しを行う場合には、直前に行った撮影の画像、即ちSDRAM33内に最後に記憶された画像データの消去を行う(#45)。消去が終わると、ステップ#15に戻り、前述のステップを繰り返す。
ステップ#21に戻り、判定の結果、撮り直しを行わない場合には、次にステップ#1から撮影した枚数が、パノラマ撮影にあたっての撮影枚数限界に達したかの判定を行う(#23)。本実施形態では、撮影枚数限界を3枚としているが、適宜変更しても勿論良い。判定の結果、撮影枚数限界に達していない場合には、ステップ#11と同様に、撮影終了かの判定を行う(#47)。判定の結果、撮影終了ではない場合には、ステップ#13に戻り、前述のステップを繰り返す。
ステップ#23において、撮影枚数限界に達したことが判定された場合、またはステップ#47において、撮影終了が判定された場合には、画像合成処理を行う(#25)。画像合成処理は、SDRAM33に記憶されている複数の画像データ(本実施形態においては、最高3枚)を用いて、公知のパノラマ画像合成処理を行う。画像合成処理中は、図6(m)に示すように、処理中であることを処理表示69によって表示する。画像合成処理に所定時間を要する場合に、撮影者に告知するためである。
画像合成処理が終わると、次に、合成されたパノラマ画像の表示を行う(#27)。パノラマ画像の表示は、図6(n)に示すように、表示部24のほぼ中央部にパノラマ画像71を表示し、その両脇の領域73、75はフェードアウトすることによって、パノラマ画像を見易いように表示する。続いて、パノラマ画像の圧縮処理を画像処理回路11によって行う(#29)。画像圧縮は、SDRAM33に記憶された画像データをJPEG等の静止画用の圧縮形式で圧縮するものであって、JPEGに限らず、他の圧縮方法も適用できる。画像圧縮処理が終わると、次に、圧縮された画像データの保存処理を行う(#31)。保存処理は、記録制御回路25を介して、画像データを記録メディア27に記録する。画像保存処理が終わると、元のルーチンに戻る。
以上、説明したように、本実施形態においては、パノラマ撮影の駒を撮像すると、次の撮影で隣接する画像を撮影済み画像の一部から抽出し、この画像を識別用画像67、68としてアニメーションで移動させている(#13、図4(c)〜(e)、図5(h)〜(j)参照)。このように識別用画像を視認可能な速度及び形態で移動させていることから、識別用の既に撮影された画像と、これから撮影する画像とのお互いの画像の位置関係がわかり易い。なお、このアニメーションは、広義にはトランジションエフェクトとも言い、場面切り替え時の視覚的効果を指し、例えば、前の画面が上下左右のいずれかに移動しながら画面外に消え、次の場面が現れる「ワイプ」、だんだん薄くなって消える「フェード」等を言う。本実施形態においては、識別用画像67は画面外に消えることはなく、パノラマ撮影時の撮影範囲を確認するために残る。
また、カメラ本体を振る撮影方向が容易に分かり大変便利である。また、識別用画像67、68の移動が終わると、残りの領域にスルー画表示を行うようにしている(#15、図5(f)、図6(k)参照)。スルー画表示は動画表示であるために、現在カメラが向けている方向を容易に認識することができる共に、識別用画像67、68によって、パノラマ撮影を行うための継ぎ目を確認することができる。さらに、本実施形態における通常のパノラマモードにおいては、パノラマ撮影モードに入ると、選択されたパノラマ撮影方向に応じてパノラマ枠61、62、63を表示し、また現在撮影対象となるパノラマ枠を実線で表示するようにしている。このため、パノラマ撮影にあたって、現在のパノラマ撮影の位置を簡単に確認することができる。本実施形態ではパノラマ枠は実線と枠線とで表示するようにしていたが、これに限らず、例えば、色を変えたり、斜線を施す等の模様を変えて表示するようにしても良い。
なお、本実施形態においては、アニメーションで移動させる際に、識別用画像67、68以外の領域は、フェードアウトし、何も表示していないが、これに限らず、例えば、スルー画表示を行っても良く、またモノクロトーンやセピア調等に色調を代えてスルー画表示を行っても良い。また、識別用画像67、68の周囲に枠を設け、識別用画像67、68が明確に区別できるようにしたが、この枠を無くすようにしても勿論構わない。さらに、識別用画像67、68の幅は、パノラマ画像合成できる幅であれば良く、適宜設計上必要な値とする。さらに、本実施形態においては、パノラマ画像処理された画像データを記録メディア27に保存し、パノラマモード撮影された各駒の画像データは記録メディア27に保存を行っていないが、これらの画像データも一緒に保存するようにしても勿論構わない。
次に、本発明の第2実施形態について図7乃至図10を用いて説明する。第1実施形態においては、パノラマ撮影方向は十字キー49等によって撮影者が手動で入力していたが、第2実施形態においては、手振れ検出用の動き検出部29の検出出力を用いてパノラマ撮影方向を検出するようにしている。この第2実施形態の構成は第1実施形態と同じであり、図1に示す電気回路や図2に示すカメラ本体の外観は同様であるので、相違するパノラマモードにおけるフローチャートについて図7を用いて説明する。
パノラマモードに入ると、まず、スルー画表示を行う(#61、図8(a)参照)。第1実施形態と同様に、撮像素子7の出力を基に画像データを生成し、表示装置23の表示部24にスルー画表示する。なお、この段階ではパノラマ撮影方向が決まらないので、パノラマ枠としては現在の撮影位置として一つだけパノラマ枠81を表示している。このスルー画表示の状態で撮影者は構図を決定し、ステップ#5と同様にして、撮影動作を実行する(#63)。
撮影動作が終わると、続いて動き検出部29の動作を開始させ、カメラ本体の動きの検出を行う(#65)。次に、撮影済みの画像をSDRAM33から読出し、表示部24に表示を行う(#67、図8(b)参照)。この後、ステップ#9と同様に、撮り直しか否かの判定を行い(#69)、撮り直しを行う場合には、ステップ#41と同様に、バッファとしてのSDRAM33に記憶された画像データの消去を行う(#91)。続いて、ステップ#61に戻り、前述のステップを繰り返す。
ステップ#69に戻り、撮り直しを行わない場合には、次に、ステップ#11と同様に、撮影終了かの判定を行い、撮影終了の場合には、第1実施形態と同様に、1枚目の画像を記録メディア27に記録させるために、後述するステップ#87に進む。一方、撮影終了ではない場合には、直前の撮影時から動き検出結果に応じて、撮影済み画像とパノラマ枠をアニメーションで移動させる(#73)。このステップでは、まずステップ#65で動作を開始させている動き検出部29の出力に基づいて、パノラマ撮影方向を検出する。
すなわち、撮影者が右方向、左方向、上方向、または下方向にパノラマ撮影を行うとしているかを動き検出部29の出力に基づいて検出する。続いて、撮影済みの画像データから識別用画像85(図8(c)参照)を生成し、パノラマ撮影方向に応じて、その識別用画像85をスライドする。例えば、動き検出の結果、撮影者がカメラを右に振っていた場合には、撮影済み画像の右側部分が最終的には新しい画面の左側に残るように、表示部24の左側方向へ移動させる(図8(c)参照)。識別用画像85が左側に移動すると、その空いた部分は、スルー画表示領域89となり、スルー画表示がなされる。
そして、識別用画像85が、パノラマ画像を合成するにあたって必要な幅まで移動すると、その移動を停止する(図8(d)参照)。第1実施形態においては、一定幅の識別用画像67、68がアニメーションで移動していたが、第2実施形態においては、識別用画像85は撮影済み画像の全体が移動するために、表示部24での幅は可変となっている。また、ステップ#73では、パノラマ枠82の移動を行う。すなわち、1枚目の撮影画像の位置を表すパノラマ枠81に対して、2枚目の撮影位置をパノラマ撮影方向に基づいてパノラマ枠82として表示する。
このようにして撮影済み画像から生成される識別用画像85を移動させ、パノラマ枠81、82を表示させた状態で(図8(d)参照)、撮影者は、識別用画像85とスルー画表示領域89のスルー画像とが、境界線91で一致するようにカメラを振る。境界線91で両画像が一致したところで、撮影者は、ステップ#63と同様に、撮影動作を行う(#75)。続いて、撮影動作によってSDRAM33に記憶された撮影済み画像を表示部24に表示する(#77、図9(e)参照)。
次に、ステップ#69と同様に、撮り直しかの判定を行い(#79)、撮り直しの場合にはSDRAM33に記憶された撮影済み画像の消去を行う(#93)。消去が終わると、ステップ#73に戻り、前述のステップを実行する。ステップ#79に戻り、撮り直しではない場合には、続いて、パノラマ撮影モードに入ってから撮影した枚数が、撮影枚数限界に達したか否かの判定を行う(#81)。撮影枚数限界は、カメラ固有の限界値を予め設定しておくか、またはメニュー画面で撮影者が設定するようにしておく。
ステップ#81における判定の結果、撮影枚数限界に達していない場合には、次に、ステップ#71と同様に、撮影終了か否かの判定を行う(#95)。判定の結果、撮影終了ではない場合には、ステップ#73に戻り、前述のステップを繰り返す。ステップ#72〜ステップ#81およびステップ#95を実行することにより、3枚目、4枚目と順次、パノラマ撮影が行わる。図8乃至図10に示した例では、最初、パノラマ撮影画面の左下に対応する画像が撮影され(図8(b)参照)、次に、右下に対応する画像が撮影され(図9(e))、次に、右上に対応する画像が撮影され(図9(h))、最後に左上に対応する画像(図10(j))が撮影される。
ステップ#81において撮影枚数限界に達したことが判定されるか、またはステップ#95において撮影終了が選択された場合には、今まで撮影された画像を用いて、画像合成を行う(#83)。この画像合成は、第1実施形態と同様、複数の画像を合成し、1枚の画像を得るために行うものである。画像合成に多少の時間がかかるので、画像合成処理中であることを表示する(図10(m))。画像合成が終了すると、合成された画像の表示を行う(#85、図10(n))。このあと、第1実施形態のステップ#29、#31と同様に、画像圧縮処理を行い(#87)、記録メディア27に画像を保存する(#89)。
このように、本発明の第2実施形態においては、動き検出部29の検出出力を用いて、パノラマ撮影方向を判定するようにしている。このため、パノラマ撮影にあたって、パノラマ撮影方向を手動設定する煩雑さを解消することができ、迅速なパノラマ撮影が可能となる。また、本実施形態においては、手振れ防止用に備えられた動き検出部29を兼用しているので、新たに動き検出用のセンサを設ける必要がなく、小型化を図ることができる。
また、本実施形態においては、識別用画像85の全体がパノラマ撮影方向に基づいて決まる方向に向かって、視認可能な速度及び形態で移動するようにしているので、第1実施形態と同様に、撮影者はパノラマ撮影にあたって、お互いの画像の位置関係が分かり易く、またカメラ本体を振る方向が容易に分かり大変便利である。さらに、識別用画像85が移動した後には、スルー画表示を行うようにしたので、直ちに、スルー画表示で確認しながら、パノラマ撮影用の構図設定を行うことができる。
なお、本発明の第1実施形態と第2実施形態でのパノラマ撮影にあたっての表示等を適宜組み合わせることも可能である。例えば、第1実施形態において、パノラマ撮影方向は撮影者が手動設定であったが、第2実施形態のように、動き検出部29の出力に基づいて決定するようにしてもよい。また、第2実施形態において、識別用画像85の画像の幅は一定ではなかったが、第1実施形態のように一定幅にするように変更しても良い。
次に、本発明の第3実施形態について、図11を用いて説明する。第1実施形態において、パノラマ枠61、62、63は、撮影位置と現在位置を枠で表示していたが、第2実施形態においては、これから撮影する撮影位置については枠で、既に撮影したものについては縮小画像(「サムネイル画像」とも言う)で撮影位置を表示するようにしている。第3実施形態の構成は図1および図2と同様であり、また動作を示す図3のフローチャートにおいて、ステップ#15が異なる他は同様であるので、異なる点のみを説明する。
図3に示すフローチャートにおいて、第1実施形態のステップ#15は、「スルー画、パノラマ枠表示」であるが、第3実施形態のステップ#15は、「スルー画、サムネイル表示」と変更する。このステップ#15を中心に第3実施形態の動作について図11を用いて説明する。なお、図11の例は、パノラマ撮影方向が左から右に行う場合である。ステップ#1(以下、ステップナンバは図3におけるステップナンバである)おいて、表示部24にスルー画93と、このスルー画93の下にパノラマ枠95aを表示する(図11(a)参照)。この状態では、被写体像がスルー画表示されているので、撮影者はパノラマ撮影を考慮して構図を決め、ステップ#5において撮影を行う。
撮影が終了すると、ステップ#13において、撮影済み画像から抽出された識別用画像99aが右から左に、図4の如くアニメーションで移動し、符号99bの位置に移る。そしてステップ#15において、ステップ#5において撮影された1枚目の画像がサムネイル画像95bとして、表示形態が変化する。そして、次に撮影される位置がパノラマ枠96aとして、スルー画93の下に表示される(図11(b)参照)。続いて、スルー画93と識別用画像99bの境界が一致するようにカメラを振り、構図を決めたら、ステップ#17において2枚目の撮影を行う。
2枚目の撮影が終わると、ステップ#19において、撮影済みの画像が表示される(図11(c))。図11(b)の場合と同様に、識別用画像99aが符号99bの位置に向けてアニメーションで移動する。次に、パノラマ枠とサムネイル表示を行う。サムネイル画像95bはそのままスルー画93の下に表示し、パノラマ枠96aは2枚目に撮影した画像に置き換えサムネイル画像96bを表示する。そして3枚目に撮影位置をパノラマ枠97aとしてスルー画93の下に表示する。
このようにして、ステップ#13からステップ#23およびステップ#47を繰り返し行うことにより、3枚目以降の撮影を行うことができ、また、画像合成開始指示がなされると、ステップ#23または#47からステップ#25以下に進む。撮影を繰り返すと、サムネイル画像のための表示領域が足りなくなるが、この場合には、先に撮影した画像を隠し、新しく撮影した画像を右側に追加表示するようにすれば良い。
次に、パノラマ撮影方向が左から右の場合には、図12(a)のようになる。この図12(a)は、図10(b)に対応する図であり、1枚目の撮影が終わった時点における表示部24における表示を示している。1枚目の撮影が終了すると、識別用画像99aは右側から左側の符号99bの位置にアニメーションで移動する。また、1枚目の撮影済み画像はスルー画93の右下にサムネイル画像95として表示され、次の撮影位置が符号96として表示される。撮影が繰り返されると、サムネイル画像は次第に左側に延びた位置に表示される。
次に、パノラマ撮影方向が上から下の場合には、図12(b)のようになる。この図11(b)も、図10(b)に対応する図であり、1枚目の撮影が終わった時点における表示部24における表示を示している。1枚目の撮影が終了すると、識別用画像99aは下から上側の符号99bの位置にアニメーションで移動する。また、1枚目の撮影済みの画像はスルー画93の左上にサムネイル画像95として表示され、次の撮影位置が符号96として表示される。撮影が繰り返されると、サムネイル画像は次第に下側に延びた位置に表示される。
次に、パノラマ撮影方向が下から上の場合には、図12(c)のようになる。この図12(c)も、図10(b)に対応する図であり、1枚目の撮影が終わった時点における表示部24における表示を示している。1枚目の撮影が終了すると、識別用画像99aは上から下側の符号99bの位置にアニメーションで移動する。また、1枚目の撮影済みの画像はスルー画93の左下にサムネイル画像95として表示され、次の撮影位置が符号96として表示される。撮影が繰り返されると、サムネイル画像は次第に上側に延びた位置に表示される。
以上のパノラマ撮影方向は、一方向に延びていくだけであったが、左右方向と上下方向のそれぞれに延びる場合について、図13を用いて説明する。図13の例は、左上→右上→右下→左下の順にパノラマ撮影を行う場合であり、この順番は事前に撮影者によって設定される。まず、被写体に向けて構図をとる。この時の被写体像はスルー画93として表示部24に表示され、また、パノラマ枠95a〜97aはスルー画93の左側に表示される(図13(a)参照)。この状態で、構図を決め、1枚目の撮影が終了すると、識別用画像95aは右側から左側にアニメーションで移動する。
次に、スルー画表示93の右側のパノラマ枠95aは、1枚目の画像がサムネイル画像95bとして表示され、パノラマ枠96aは次に撮影される撮影位置として表示される(図13(b)参照)。この状態で、構図を決めて2枚目の撮影を行い、撮影が終了すると、識別用画像99aは上から下に向けてアニメーションで移動する(図13(b))。この2枚目の撮影が終了すると、パノラマ枠96aは、2枚目の撮影済み画像がサムネイル画像96bとして表示される(図13(c)参照)。この後、3枚目の撮影を行うと同様に識別用画像99aは左から右側にアニメーションで移動し、パノラマ枠97aにサムネイル画像97bが表示される。これらの撮影動作を4回、繰り返し、画像を合成するとパノラマ画像を得ることができる。
本発明の第3実施形態では、スルー画93の下側または左側に撮影済み画像をサムネイル表示しているので、画像合成後のパノラマ画像を容易に推測することができ、大変便利である。なお、サムネイル画像の表示位置は、この例に限らず、上側や右側でも良い。また、各サムネイル画像は、少し間を空けても良いし、逆に隣接または重複させて表示するようにしても構わない。また、図13に示した、パノラマ画像は、縦2枚・横2枚の撮影で構成したが、これに限らず、縦3枚・横3枚や、縦2枚・横3枚等、種々の組み合わせが可能である。さらに、アニメーションでの移動にあたっては、第2実施形態のようにしても良い。
次に、本発明の第4実施形態は、第1実施形態から第3実施形態に示したデジタルカメラにおいて、パノラマ撮影された記録画像の再生に関する。本実施形態の構成は図1および図2に示す電気回路および外観と同様であるので、詳しい説明は省略し、その動作を図14に示すフローチャートを用いて説明する。
カメラ本体の再生釦53が操作されると、メインルーチンから図14に示す再生モードのルーチンの実行を開始する。再生モードをスタートすると、まず、記録メディア27に記録されている画像データを読出し、1駒再生を行う(#101)。記録されている画像データとしては、通常の1駒撮影がなされそのまま記録された画像データ以外に、前述したようなパノラマ撮影がされ画像合成された上で記録された画像データものもある。1駒再生にあたっては、通常の画像データでもパノラマ画像データでも、画像全体を表示する。
次に、記録されている画像の選択を行う(#103)。十字キー49の左右キーや上下キーを操作するたびに、画像が順次、駒送りされ、表示部24に表示される。続いて、ズーム釦43が操作され、拡大再生の指示がなされたかの判定を行う(#105)。拡大再生が指示されると、表示部24に表示されている画像の一部を拡大して表示する。ズーム釦43が操作されておらず、拡大再生ではない場合には、ステップ#117に進み、他の操作を実行し、終了すると、メインルーチンに戻る。
一方、拡大再生と判定された場合には、次に、選択されている画像がパノラマ画像か否かの判定を行う(#107)。判定の結果、選択されている画像がパノラマ画像ではなかった場合には、ステップ#119に進み、通常の拡大再生、即ち、ズーム釦43の操作に応じて画像の拡大表示や縮小表示を行い、終了すると、メインルーチンに戻る。
ステップ#107に戻り、判定の結果、選択されている画像がパノラマ画像であった場合には、全体画像を表示部24の端に移動させ、拡大画像の窓を開く(#109)。パノラマ画像の1駒表示の際には、図15(a)に示すように、パノラマ画像201の全体像は、表示部24のほぼ中央部に表示されている。ステップ#109に入ると、図15(b)に示すように、全体像は表示部24の下側にパノラマ画像203として表示される。そして、拡大枠205がパノラマ画像203に重畳して表示され、そのパノラマ枠205に対応する拡大画像207が表示される。
なお、図15(b)の例は、横長のパノラマ画像であったが、図15(c)に示すような縦長のパノラマ画像211の場合には、ステップ#109に入ると、図15(d)に示すように表示される。すなわち、パノラマ画像213の全体は表示部24の端に移動し、拡大枠205に対応する拡大画像217が、その中央部に表示される。同様に、縦横にカメラを振り、画像を二次元的に貼り合わせたパノラマ画像221の場合には、パノラマ画像223と共に拡大枠225が表示部24の端に表示され、拡大枠225に対応する部分の拡大画像227が表示される。
次に、拡大率の変更があったか否か、また拡大表示箇所に移動があったか否かの判定を行う(#111)。ユーザがズーム釦43を操作すると、拡大率を変更する。すなわち、ズーム釦43を長焦点側に操作すると、拡大枠205、215、225の枠は小さくなり、その部分に対応する拡大画像207、217、227の拡大率が増大する。一方、ズーム釦43を短焦点側に操作すると、拡大枠205、215、225の枠は大きくなり、その部分に対応する拡大画像207、217、227の拡大率が減少する。
また、ユーザが十字キー49の左右キーまたは上下キーを操作すると、拡大枠205、215、225は、パノラマ画像203、213、223上の位置が上下左右に移動する。そして、拡大枠205、215、225に対応する画像が拡大されて拡大画像207、217、227として表示される。このようにして合成されたパノラマ画像と拡大画像が、スクロール可能に同時に表示することができる。
拡大画像の拡大率や表示箇所の移動を行うと、次に、拡大再生が終了か否かの判定を行う(#113)。拡大再生を終了する場合には、OK釦47が操作されるので、このOK釦47の操作状態を検出し、判定する。判定の結果、拡大再生が終了していない場合には、ステップ#111に戻り、繰り返し、実行する。OK釦47が操作され、拡大再生が終了した場合には、ステップ#101と同様にして、拡大再生を行っていた画像について、図15(a)(c)(e)に示すような1コマ再生を行う(#115)。続いて、モード変更があったかを判定する(#117)。メニュー設定等により、再生モード以外のモードが設定された場合には、メインルーチンに戻り、そのモードを実行し、一方、モード変更が無い場合には、ステップ#103に戻り、前述のステップを繰り返す。
本発明の第4実施形態によれば、複数の画像データを合成したパノラマ画像を拡大再生する際に、パノラマ画像203、213、223と拡大画像207、217、227を隣接して表示するようにしたので、両者を対比して見易い。また、拡大画像の表示あたっては、拡大箇所を拡大枠205、215、225で表示しているので、どこを拡大表示しているのか、容易に確認することができる。さらに、拡大率や拡大箇所を移動させると、拡大枠205、215、225も一緒に変更するので便利である。
以上、述べたように、本発明の各実施形態においては、撮像画像と撮影済み画像とを合成可能な撮像装置において、パノラマ撮影を行うにあたって、撮影済み画像から識別用画像を生成し、この識別画像を移動させるようにしたので、パノラマ撮影方向を容易に確認することができる。また、パノラマ撮影を行うにあたって、撮影を行う位置をパノラマ枠で表示するようにしたので、パノラマ撮影位置を理解し易い。特に、パノラマ画像を合成するために、撮影済みのパノラマ枠と未撮影のパノラマ枠の表示を異なるようにすれば、どこからどこまで撮影済みであるかを直感的に確認することができる。さらに、撮影済みのパノラマ枠内に画像を表示するようにすれば、出来上がりのパノラマ画像を予測することができ、便利である。
さらに、本発明の実施形態においては、再生時に画像を拡大再生するときに、全体像に拡大枠を表示するようにしている。このため画像全体の中でどこを拡大しているかが一目で確認することができる。特に、全体像が小さく表示され、また拡大率が大きく、拡大部分が分かり難い場合には、大変便利である。このように、本発明の実施形態においては、パノラマ撮影時やパノラマ画像の再生時の表示にあたって、大変使い勝手の良いものである。
なお、本実施形態において、複数枚の撮影終了後にパノラマ画像の合成を行っているが、カメラ本体の記録メディア27には、パノラマ撮影時の複数枚の画像データを記憶したままとし、画像合成は、カメラの外部装置、例えば、パーソナルコンピュータ等で行うようにしても良い。このように構成した場合には、カメラ本体で合成したパノラマ画像を確認することはできないが、パノラマ撮影にあたって本実施形態と同様、使い勝手が良い。
本発明の実施形態の説明にあたっては、デジタルカメラを例に挙げたが、これに限らず、デジタル一眼レフカメラにも本発明を適用でき、また、携帯電話、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(PDA)等に内蔵されるカメラにも本発明を適用できることは勿論である。
1 撮影レンズ
7 撮像素子
11 画像処理回路
19 マイクロプロセッサユニット(MPU)
21 表示制御回路
23 表示装置
24 表示部
29 動き検出部
33 SDRAM
39 被写体
41 レリーズ釦
43 ズーム釦
47 OK釦
49 十字キー
51 メニュー釦
53 再生釦
61、62、63 パノラマ枠
67、68 識別用画像
68 識別用画像
71 パノラマ画像
81、82 パノラマ枠
85 識別用画像
89 スルー画表示領域
93 スルー画表示
95、96、97 サムネイル画像
95a、96a、97a パノラマ枠
95b、96b、97b サムネイル画像
99a 識別用画像
201、211、221 パノラマ画像
203、213、223 パノラマ画像
205、215、225 拡大枠
207、217、227 拡大画像
7 撮像素子
11 画像処理回路
19 マイクロプロセッサユニット(MPU)
21 表示制御回路
23 表示装置
24 表示部
29 動き検出部
33 SDRAM
39 被写体
41 レリーズ釦
43 ズーム釦
47 OK釦
49 十字キー
51 メニュー釦
53 再生釦
61、62、63 パノラマ枠
67、68 識別用画像
68 識別用画像
71 パノラマ画像
81、82 パノラマ枠
85 識別用画像
89 スルー画表示領域
93 スルー画表示
95、96、97 サムネイル画像
95a、96a、97a パノラマ枠
95b、96b、97b サムネイル画像
99a 識別用画像
201、211、221 パノラマ画像
203、213、223 パノラマ画像
205、215、225 拡大枠
207、217、227 拡大画像
Claims (11)
- 撮像画像と記録された画像とを合成表示可能になされた撮像装置であって、
被写体を撮像して画像データを得る撮像部と、
上記画像データを基に画像を表示する表示部と、
上記撮像された複数画像分の画像データを記憶する画像記憶部と、
既に撮像された画像データの少なくとも一部の領域の画像とこれから撮像する画像とを識別して表示するための識別用画像データを形成する識別画像形成部と、
上記識別用画像データの表示位置を、これから撮像する画像の表示位置に関連させた方向に移動させながら表示する移動処理部と、
上記撮像中の動画像または背景画像となる表示と上記識別用画像データとを上記表示部に同時に表示する表示制御部と、
を具備することを特徴とする撮像装置。 - 撮像装置の動き量を検出する動き検出部と、
この動き検出部の検出結果に基づいて、上記識別用表示画像データの表示位置を移動させる移動表示部と、
を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 合成画像を再生する再生指示部を更に有し、この再生指示に応じて合成された画像を再生表示するとともに、この合成画像の全体及び一部の領域を拡大した画像を同時に表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 上記撮影済みの各画像の合成時の位置関係及び上記これから撮像する画像の合成時の位置関係を示す表示を上記これから撮影される画像ととともに表示する撮影画像位置告知部を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 上記撮影画像位置告知は、上記撮影済みの各画像の合成時の位置関係及び上記これから撮像する画像の合成時の位置関係を示す表示として各画像の縮小画像を表示するようになされたことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 上記表示制御部は、上記識別用画像データの表示位置の移動に合わせてこの識別用画像が表示されていない領域に上記撮像中の動画像または背景画像となる表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 上記表示制御部は、撮影指示にもとづく撮影動作終了後に、上記表示部にパノラマ撮影の撮影方向情報に基づいて上記識別用画像を移動させて表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 上記表示部は、上記撮影位置を表示するにあたって、既に撮影が行われ、上記画像記憶部に記憶された画像については、上記撮影位置における縮小画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 被写体を撮像して画像データを得、
上記画像データを基に画像を表示し、
上記撮像された複数画像分の画像データを記憶し、
撮像された画像データの少なくとも一部の領域の画像とこれから撮像する画像とを識別して表示するための識別用画像データを形成し、
上記識別用画像データの表示位置を、これから撮像する画像の表示位置に関連させた方向に移動させ、
上記撮像中の動画像または背景画像となる表示と上記識別用画像データとを同時に表示するようにしたことを特徴とする撮像画像の表示方法。 - 撮像された複数の画像データを記憶する画像記憶部と、
この画像記憶部に記憶された画像データの全体画像及び一部の拡大画像を同時に表示可能になされた表示部と、
上記拡大画像の表示位置を指示する指示部と、
上記指示に応じた位置の拡大画像を再生表示すると共に、上記全体画像表示のうち拡大表示されている画像位置を識別可能なように表示を行なう拡大画像位置告知部と、
を具備することを特徴とする画像再生装置。 - 上記拡大画像を配置されるように表示制御する表示制御部を更に具備することを特徴とする請求項10に記載の画像再生装置。
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