JP2016506648A - パノラマ画像のための環状ビュー - Google Patents
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Abstract
パノラマ画像をディスプレイするためのデバイス(300)は、画像処理センサ(315)、パノラマ・ディスプレイ・モジュール(345)、およびディスプレイ(325)を含む。ディスプレイ(110、200)は、環状パノラマ・ビュー(120、210)をディスプレイする。環状ビュー(120、210)は、不完全なパノラマ画像から欠けているビュー・アングル(126)を示すための不完全なアニュラスであり得る。ディスプレイ(200)は、ウインドウ(220)およびハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分(240)をさらに含む。ウインドウ(220)は、環状ビュー(210)の一部分(230)の境界を示す。ハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分(240)は、環状ビュー(210)の前記部分(230)に対応するハイ・レゾルーション画像をディスプレイする。ウインドウ(220)は、環状ビュー(210)の周りを移動可能である。ウインドウ(220)またはハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分(240)のサイズは調整可能である。パノラマ画像を生成するための方法もまた、提供される。【選択図】 図1
Description
[0001] 本実施形態は、画像処理デバイスに関わり、特に、パノラマ画像の環状(annular)ビューのディスプレイのための方法および装置に関わる。
[0002] デジタル画像処理機能は、デジタル・カメラ、タブレット・コンピュータ、および携帯電話を含む広範囲のデバイスに組み込まれている。デジタル画像処理デバイスまたは画像キャプチャ・システムは、静止画像または映像をキャプチャするデバイスを含む、1つ以上のデジタル画像をキャプチャすることができる任意のデバイスに言及することができる。
[0003] デジタル処理技術と画像処理デバイスとの統合が、より強力でありかつより使い易い写真製品を可能にし、小型のデバイスに、画像データをキャプチャしかつ向上させることを可能にしている。例えば、デジタル画像デバイスは、画像ステッチング(image stitching)を用い得、それは、セグメント化されたパノラマ、またはハイ・レゾルーション画像を生成するために、ビューのオーバーラップしているフィールド(overlapping fields of view)で複数の写真画像を組み合わせるプロセスである。一般に、コンピュータ・ソフトウェアを使用して実施される場合、画像ステッチングに対するアプローチの多くは、シームレスの結果を生成するために、同一の露光および画像間のほぼ正確なオーバーラップを必要とする。いくつかのデジタル画像処理デバイスは、複数の写真を内部でステッチすることができ、一方で、いくつかの画像ステッチング技術は、別個のコンピューティング・デバイスにおいて実施される。
[0004] 既存のアプローチは、円筒図法の長方形のアンラップされた画像の形状でビュー画像としてパノラマを示す、ユーザ・インターフェースを介したパノラマ画像のディスプレイを実装する。このようなパノラマ・ビューをディスプレイする方法には、2つの問題がある。第1に、比較的小さいUI、例えば、スマートフォンのスクリーンでは、全体の画像を示すことが難しい。結果として得られる画像は、通例、その高さに対して非常に幅広く、および、パノラマによってカバーされるビュー・アングルの範囲が大きいほどに、結果として得られる画像は幅広くなる。結果として、パノラマ画像の詳細は、全体のパノラマが見られるとき、明瞭であるほど十分な大きさではない。従って、このような長方形のパノラマ・ビューは、スマートフォンの小さなスクリーンまたはデジタル・カメラのディスプレイ・スクリーンにディスプレイされることには適していない。
[0005] さらに、長方形のパノラマのディスプレイは、ユーザが、追加の写真が必要であるかどうかを決定するのを難しくし得る。ユーザが全360度のパノラマに関わる画像をキャプチャしている場合でさえも、画像ステッチングに対する多くのアプローチが、シームレスの結果を生成するために、画像間のほぼ正確なオーバーラップを必要とする。パノラマの個々の画像のエッジ特徴が正確に一致していない場合、または、十分なオーバーラップが無い場合、これは、パノラマのアセンブリに欠陥を引き起こし得る。パノラマの画像間の小さなアラインメントでさえも、一緒にステッチングされたときに垂直にアラインされていない複数の画像を指す、「キーストーニング(keystoning)」として知られるステッチングの問題をもたらす可能性がある。このことは、全360度のビューをカバーしないクロップされたパノラマ画像(cropped panorama image)をもたらす。長方形のビューを見るとき、どのビュー・アングルがパノラマによってカバーされないかを解明することは、多くの場合難しい。
[0006] 本書に説明される環状ビュー・ディスプレイ技術は、小型の領域のディスプレイ・スクリーンを利用しており、従って、携帯電話のような比較的小型のユーザ・インターフェースにおいて示しやすい。さらなる利点は、環状ビュー画像が、パノラマ画像がカバーするビューの範囲を示すことが可能であることである。いくつかの状況では、画像ステッチング技術は、不完全なパノラマを生成し得、したがって、ユーザは、パノラマのビュー・アングルを完全にするために追加の画像データをキャプチャすることを要求し得る。このような場合、そのビュー・アングルの画像をキャプチャするために、どのビュー・アングルが欠けているかを見ることができることは、ユーザにとって有用である。全ビュー・アングルがキャプチャされているときでさえも、パノラマの詳細が小型のユーザ・インターフェースにおいて見ることができるように、環状ビューをユーザに示すことが有益である。
[0007] 本実施形態のいくつかは、ユーザに対してパノラマの環状ビュー表現を生成しかつディスプレイするための技術を含み得る。特定の実施形態は、パノラマの欠けているビュー・アングルを示すために、ユーザに不完全なアニュラス(annulus)をディスプレイするための技術を含み得る。他の実施形態は、ハイ・レゾルーション・バージョンのパノラマの一部分を選択しかつディスプレイすることをユーザに可能にするための技術を含み得る。
[0008] 一実施形態に従えば、パノラマ画像をディスプレイするためのシステムは、対象のシーンのパノラマ画像をキャプチャするように構成されている画像処理センサと、キャプチャされたパノラマ画像を読み取りかつパノラマ画像の環状ディスプレイの出力(annular display output)を形成するように構成されているパノラマ・ディスプレイ・モジュールと、パノラマ画像の環状ディスプレイの出力をディスプレイするように構成されているディスプレイとを備える。特定の実施形態では、画像処理センサは、複数の画像をキャプチャするように構成され得、各画像は、全パノラマのビュー・アングルの一部分に対応する。画像処理センサは、画像ステッチング技術によって、1つのパノラマ画像として複数の画像を構成し得、またこれのステップは、別個のデバイスによっていくつかの実施形態で果たされ得る。
[0009] 画像キャプチャ・システムのディスプレイは、さらに、環状の構成の一部分の境界を示すように構成されているウインドウと、長方形の画像をディスプレイするように構成されているハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分とを備え得、長方形の画像は、環状の構成のその一部分に対応する。ウインドウは、環状パノラマ・ビューの周りを摺動可能であり得、いくつかの実施形態では、幅が調整可能であり得る。
[0016] 一実施形態は、ユーザに対してパノラマ画像の環状表現(annular representation)をキャプチャしかつディスプレイするためのシステム、方法、および装置に関わる。多くの場合、デジタル・カメラのような画像キャプチャ・デバイスは、スマートフォンのような統合ディスプレイを有するモバイル・コンピューティング・デバイスに統合されるだろう。このようなディスプレイは、比較的小型であるため、ディスプレイに、非常に小さな線画像(linear image)を除き、パノラマ画像を完全にディスプレイできない場合がある。かくして、いくつかの実施形態は、ディスプレイに、画像の環状表現として、パノラマ画像をディスプレイするためのシステムおよび方法を提供する。特に、本書に説明されるいくつかの実施形態は、パノラマ・ディスプレイ・デバイスに関わり、それは環状表現をディスプレイし、その中でアニュラスのアークがパノラマ画像によってカバーされるビューの範囲を示す。例えば、完全なアニュラスは、画像ステッチングの結果が完全な360度のビューを含むことを示し得、一方で、不完全なアニュラスは、ステッチング技術がパノラマの一部分において失敗したこと、または、画像データがパノラマの一部分に対して提供されなかったことを示し得る。いくつかの実施形態では、アニュラスは、パノラマ画像のトップダウン・ビュー(top-down view)として示される。ビューが画像ビューの全360度に関して取得された場合、アニュラスは、ユーザによって取得されたパノラマ・ビューの円形状またはホイール形状の画像として示されるだろう。
[0017] 当業者であれば、これらの実施形態が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの任意の組み合わせで実装され得ることを認識するだろう。当業者であれば、情報および信号が、さまざまな異なる技術および技法のいずれを使用しても示され得ることを理解するだろう。例えば、上の説明全体で参照され得るデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光場または光学粒子、またはこれらの任意の組み合わせによって示され得る。
[0018] 以下の説明では、具体的な詳細が、例の完全な理解を提供するために提示されている。しかしながら、これらの例がこれらの具体的な詳細なしでも実施され得るということが、当業者に理解されるだろう。例えば、電気コンポーネント/デバイスは、不要な詳細でこれらの例を曖昧にしないために、ブロック図において示され得る。他の事例では、このようなコンポーネント、他の構造、および技術が、例をさらに説明するために詳細に示され得る。
[0019] また、例はプロセスとして説明され得、それは、フローチャート、フロー図、有限状態ダイヤグラム、構造ダイヤグラム、またはブロック図として示されていることが、留意される。フローチャートが順次的なプロセスとして複数の動作を説明し得るが、これらの動作の多くが、並行して、または同時に実施されることができ、そのプロセスは繰り返されることができる。さらに、このような動作の順番は、再調整され得る。プロセスは、その動作が完了されるときに終了される。プロセスは、方法、機能、手順、サブルーチン、サブプログラム、などに対応し得る。プロセスがソフトウェア機能に対応するとき、それの終了は、呼び出し機能またはメイン機能への機能の回帰(return of the function)に対応する。
[0020] 図1を参照して、例示的な環状パノラマ・ディスプレイが、非常に詳細に説明される。図1に示されているように、画像キャプチャ・デバイス100は、対象のシーンの環状パノラマ・ビュー120およびディスプレイ110を含む。示されているように、ビュー120は完全な円形ではないが、欠けているビュー・アングル126を形成する第1のアーク・カットオフ(arc cutoff)122および第2のアーク・カットオフ124を有する。欠けているビュー・アングル126は、画像キャプチャの間にユーザによってキャプチャされなかった、パノラマ画像の部分である。示されているように、ビュー120は、ディスプレイ110のパラメータ内に適合するように拡大縮小され、パノラマ画像がどのように見えるかの透視図(perspective)、および、適切にキャプチャされなかった、欠けているビュー・アングル126に対応する、パノラマ画像の一部分を、ユーザに提示する。
[0021] 示されている画像キャプチャ・デバイス100はデジタル・カメラであるが、これが単に例のためのものであり、ディスプレイ110は、セルラー電話、スマートフォン、ポータブル・メディア・プレーヤ、携帯情報端末、ラップトップ、またはタブレット・コンピュータを含むがこれらに限定されないさまざまな画像キャプチャ・デバイス、例えば、ビデオ・レコーダ、ウェブ・カメラ、ポータブルまたはモバイル・コンピュータに内蔵されているカメラにおいて用いられ得ることが、当業者によって理解されるだろう。画像キャプチャ・デバイス100は、デジタル・カメラ、例えば、デジタル式ビデオ・カメラ、デジタル式静止画像用カメラ、またはこれら両方の組み合わせであり得る。画像キャプチャ・デバイス100は、独立型デバイス、例えば独立型カメラであり得るか、他の多目的デバイス、例えば、ワイヤレス通信デバイスに統合され得る。画像キャプチャ・デバイス100はまた、カラー画像、モノクロ画像、またはこれら両方をキャプチャするように装備され得る。本開示では、「画像(image)」という用語、または類似の用語は、映像または静止画像のどちらかに、互換可能に言及し得る。さらに、ディスプレイ110は、画像キャプチャ・デバイスとは無関係のディスプレイ、例えば、コンピュータ・システムの外部のデスクトップ・ディスプレイにおいて用いられ得る。
[0022] ディスプレイ110は、例えば、プレビューとして対象の画像シーンのロー・データ(raw data)をディスプレイするために、適用された処理でキャプチャされた画像に関するプレビューとしての対象の画像シーンの処理済みデータをディスプレイするために、または、キャプチャされた画像をディスプレイするために、使用され得る。ディスプレイ110はまた、特定の実施形態において、ユーザに環状パノラマ・ビュー120をディスプレイするために、使用され得る。デバイス100はまた、例えばタッチ・センサ式メニューをディスプレイすることによってディスプレイ110にユーザ・インターフェースを作成し得、かくして、パノラマ・ビュー120のディスプレイに関する選択を行うことを、ユーザに可能にし得る。スクリーン上の選択肢(on screen options)はまた、ビュー120の選択された部分においてズーム・インすること、または、追加の画像をキャプチャしてパノラマを拡大または完全にすることを、ユーザに可能にし得る。かくして、タッチ・スクリーンは、パノラマ画像のディスプレイの機能を選択するための1つの手段である。ディスプレイ110は、LCDまたはLEDスクリーンであり得、上に述べられたように、タッチ・センサ式の技術を実装し得る。
[0023] パノラマ・ビュー120を形成するために、実施形態は、ディスプレイの中心における一点の周りに、ビュー・アングルの円筒図法を形成する。しかしながら、いくつかの場合、2次元のディスプレイの限界は、3次元の円筒を、円筒の2次元の表現に変換することを、必要とする可能性がある。パノラマの円筒図法の環状表現を形成するために、アニュラスにおけるパノラマの外縁部が、内縁部に対してわずかに長い。このような円形表現は、典型的に使用される、円筒図法の長方形のアンラップされた画像よりも小型であり、小型のディスプレイにおいてより詳細なビューイング(viewing of more detail)を提供する。
[0024] 本書で使用されるような「パノラマ(panorama)」という用語は、多くの場合、画像キャプチャ・デバイスのビューの1つの点を囲む全エリアの360度の視野をカバーする画像を指し、この用語は、より小さな視野をカバーするいくつかの画像を包含する。ヒトの目の視野(およそ、75度に対して160度(about 160° by 75°))と近似する、またはこれより大きい視野を示す画像が、パノラマと呼ばれ得る。
[0025] 例えば、図1に示されているように、ユーザは、ユーザの周りの全360度の視野をカバーする画像をキャプチャし得るが、画像ステッチング処理におけるエラー、または画像のミスアラインメントによって、完全な、およびクロップされたパノラマの一部分が、欠落し得る。この部分は、欠けているビュー・アングル126によって示される。いくつかの実施形態では、欠けているビュー・アングル126は、具体的にはパノラマから欠けている決定されたビュー・アングルに対応し得る。他の実施形態では、欠けているビュー・アングル126は、パノラマから欠けているビュー・アングルの近似値であり得る。
[0026] 環状パノラマ・ビュー120の他の実施形態は、第1のアーク・カットオフ122および第2のアーク・カットオフ124におけるパノラマの両端部が一致しないことを単に示すために、不完全なアニュラスを含み得、例えば、ユーザが、全360度より小さいビュー・アングルを意図的にキャプチャし、このような実施形態では、欠けているビュー・アングル126は、全360度のパノラマを作成するために実際に必要とされるビュー・アングルと全く対応し得ない。一実施形態では、画像ステッチング・アルゴリズムは、キャプチャされたパノラマ・ビューの複数のセクションを一緒にステッチングするために、使用され得る。この実施形態では、画像ステッチングの結果として、全画像によってカバーされるビュー・アングルが、ディスプレイされる。さらに、セルラー電話、またはタブレット・コンピュータのような、多くのモバイル・デバイスには、位置センサ、例えば、画像がキャプチャされているときにデバイスの動きを決定することができる慣性計測装置(IMU:inertial measurement unit)センサが、存在する。この情報は、キャプチャされたパノラマ画像の全視野角を決定するために使用されることができる。
[0027] 全360度の視野のパノラマが、第2のアーク・カットオフ124、および第1のアーク・カットオフ122、または欠けているビュー角度126が無い状態によって、途切れていないアニュラスとしてディスプレイされ得る。環状パノラマ・ビュー120が第1のアーク・カットオフ122および第2のアーク・カットオフ124の間のビューの欠けている範囲を有する不完全なアニュラスとしてディスプレイされているが、これは、環状パノラマ・ビュー120の一実施形態の例であり、ビューの別の欠けている範囲を有する不完全なアニュラス、または完全なアニュラスとしてディスプレイされ得る。
[0028] 図2は、アニュラスの一部分のハイ・レゾルーション画像のために、追加のディスプレイ・エリア240を有する環状パノラマ・ビュー210のディスプレイ200の一実施形態を示す。ディスプレイ200は、多種多様のデバイス、例えば、画像キャプチャ技術が内蔵されたデバイスおよび画像ディスプレイ・ソフトウェアが内蔵されたコンピューティング・デバイスにおいて、実装され得る。ディスプレイ200は、パノラマ画像の所定のセグメントに対応するハイヤー・レゾルーション画像(higher resolution image)の追加のディスプレイのための部分240に隣接して環状パノラマ・ビュー210をディスプレイするように構成されている部分である。これらの2つのディスプレイ部分210、240の構成は、互いに対して、図示された実施形態以外の実施形態において、および、各ディスプレイのサイズにおいて、異なり得る。
[0029] ハイライト・ウインドウ220は、環状パノラマ・ビュー210上にディスプレイされ、環状パノラマ210の輪郭部分が、追加のディスプレイ・エリア240にディスプレイされる。このことは、ウインドウ220を有するビュー210の部分230を選択すること、パノラマの部分230のハイヤー・レゾルーション・ディスプレイを見ることを、ユーザに可能にする。いくつかの実施形態では、ウインドウ220は、環状パノラマ・ビュー210の周りを摺動可能であり得る。このことは、さまざまなウインドウ摺動手段、例えばユーザがホイールを回動させて左右のボタンを押すこと、または、タッチ・センサ式ディスプレイ上で、指でビュー210の周りのウインドウを移動させることによって、果たされ得る。特定の実施形態は、例えばウインドウ220を縮小または拡大することによって、ウインドウ220のサイズを変えることをユーザに可能にし得る。タッチ・センサ式ディスプレイ上で、ユーザは、ウインドウ220のサイズを狭くするためのピンチング・モーションのような、マルチタッチ・ジェスチャによって、ウインドウ220のサイズを変え得る。他の実施形態は、ボタン、トグル、ホイール、または他の選択手段を用い得る。
[0030] 追加のディスプレイ・エリア240は、環状パノラマ・ビュー210の選択された部分230のハイヤー・レゾルーション・バージョンを示す。ディスプレイ・エリア240は、ウインドウ220が環状ビュー210の周りで移動されるのにしたがって、または、ウインドウ220が拡大または縮小されるのにしたがって、変化する部分230に対応するようにアップデートされ得る。このことは、環状ビュー210で見ることができるものよりはるかに高い水準で詳細に、選択された部分230を見ることを、ユーザに可能にする。ユーザはまた、例えば、画像における摺動、ズーム・イン、またはズーム・アウトによって、ハイヤー・レゾルーションのエリア240を操作することができ、環状パノラマ・ビュー210におけるウインドウは、ユーザによる操作で適宜変更するであろう。
[0031] 図3は、パノラマの環状表現の生成およびディスプレイのために構成されている画像キャプチャ・デバイス300の、高水準のブロック図を示し、デバイス300は、画像処理センサ315にリンクされているプロセッサ320を含むコンポーネントのセットを有する。ワーキング・メモリ305、記憶装置310、電子ディスプレイ325、およびメモリ330はまた、プロセッサ320と通信する。
[0032] デバイス300は、セル電話、デジタル・カメラ、タブレット・コンピュータ、携帯情報端末などであり得る。デバイス300はまた、画像をキャプチャするための内部または外部カメラを使用する、より固定式のデバイス(more stationary device)、例えばデスクトップ・パーソナル・コンピュータ、ビデオ会議ステーションなどであり得る。デバイス300はまた、画像キャプチャのためでなく、デジタル画像を処理するために内蔵されたデバイスであり得る。例えば、画像処理センサ315は、いくつかの実施形態において、デバイス330から分離しており、および、例えば外部メモリとの接続によって、別個のデバイスによってキャプチャされる画像の画像データをデバイス300に対して送受信するための手段に、取り換えられ得る。このような実施形態では、デバイス300は、画像キャプチャでなく、結果として得られるパノラマのディスプレイおよび送信されたデータにおける画像ステッチングを実施し得る。複数のアプリケーションが、デバイス300においてユーザに利用可能であり得る。これらのアプリケーションは、パノラマを生成するために、従来の写真アプリケーションおよび画像ステッチング・アプリケーションを含み得る。
[0033] 画像処理センサ315は、例えば、電荷結合素子(CCD:charge-coupled device)、相補型金属酸化膜半導体(CMOS:complementary metal-oxide semiconductor)などであることができる。画像処理センサ315は、画像プロセッサ320にキャプチャされた画像を送信するために、プロセッサ320に結合され得る。プロセッサ320は、以下により詳しく説明されるように、パノラマ画像をアウトプットするために、受信されたキャプチャ画像において、さまざまな画像ステッチング技術を実施するように構成され得る。
[0034] プロセッサ320は、特に画像処理アプリケーションのために設計されたプロセッサまたは汎用処理装置であり得る。示されているように、プロセッサ220は、メモリ330およびワーキング・メモリ305に接続される。示されている実施形態では、メモリ330は、画像処理センサ制御モジュール335、アニュラス生成モジュール340、パノラマ・ディスプレイ・モジュール345、パノラマ完全化モジュール(panorama completion module)350、キャプチャ制御モジュール355、およびオペレーティング・システム360を記憶する。これらのモジュールは、さまざまな画像処理およびデバイス管理タスクを実施するようにプロセッサを構成する命令群を含み得る。ワーキング・メモリ305は、メモリ330のモジュールに含まれるプロセッサ命令群のワーキング・セットを記憶するために、プロセッサ320によって使用され得る。代わって、ワーキング・メモリ305はまた、デバイス300の動作の間に作成される動的データを記憶するために、プロセッサ320によって使用され得る。
[0035] 上述されたように、プロセッサ320は、メモリに記憶されるいくつかのモジュールによって構成される。画像処理センサ制御モジュール335は、画像処理センサ315の焦点位置を調整するようにプロセッサ320を構成する命令群を含む。画像処理センサ制御モジュール335はまた、画像処理センサ315で画像をキャプチャするようにプロセッサ320を構成する命令群を含む。命令群は、パノラマ構成(panorama formation)のための複数の画像のキャプチャに特有のプログラミングを含み得る。したがって、プロセッサ320は、画像キャプチャ制御モジュール335、画像処理センサ315、およびワーキング・メモリ305とともに、画像処理センサを使用して画像をキャプチャするための1つの手段を示す。
[0036] アニュラス生成モジュール340は、オーバーラップしている視野で複数のキャプチャされた画像から1つのパノラマ画像を生成するようにプロセッサ320を構成する命令群を含み、また、パノラマの環状表現を形成するための命令群を含む。パノラマ生成は、周知の画像ステッチング技術によって行われ得る。これは、オーバーラップしている複数のピクセル間の差異を最小限にする画像アラインメントを検索するフィーチャー・マッチング・プロセス(feature matching process)を含み得る。フィーチャー・マッチング・プロセスは、第1の画像を示すデータの少なくとも第1の部分に対応する第1のエッジ・データを生成し、第2の画像を示すデータの少なくとも第2の部分に関わる第2のエッジ・データを生成するために、画像ステッチング技術を含み、同様のピクセル構造を含む、エッジ・データ内の領域を検索する。第1および第2の画像は、同様のピクセル構造に基づいてオーバーラップされ得る。このことは、パノラマ形成のために取得されるすべての画像のために繰り返され得、最後のステッチングされた画像は、クロップされてパノラマとなり得る。いくつかの場合では、画像キャプチャ・デバイスにおけるIMUからのデータは、パノラマ画像を生成するプロセスを向上させるためにこのプロセスと組み合わされることができる。
[0037] パノラマを生成した後、アニュラス生成モジュール340は、パノラマの環状表現を生成するようにプロセッサ320を構成し得る。このことは、パノラマが全360度のビュー・アングルをカバーするか、360度未満の広角の画像であるかを決定するために、一致した特徴に関して、パノラマの左右の端部を比較するための命令群を含み得る。全360度のパノラマの環状表現は、完全なアニュラスとしてディスプレイされ得る。パノラマが360度未満のビューをカバーする場合、アニュラス生成モジュール340は、2つのアーク・エッジ間に欠けている部分を有する不完全なアニュラスとしてパノラマをディスプレイし得る。欠けている部分は、欠けているビュー・アングルと同様のアングルをカバーし得、または、360度未満のいくらかのビュー・アングルがパノラマによってカバーされることを単に示し得る。
[0038] パノラマ・ディスプレイ・モジュール345は、ディスプレイ325に関して以下により完全に説明されるように、アニュラスのハイヤー・レゾルーションの部分の変化するディスプレイ、および、アニュラス生成モジュール340によって生成される環状パノラマ・ビューのディスプレイを処理するように、プロセッサ220を構成する。デバイス300の特定の実施形態はまた、メニュー・モードまたは画像キャプチャ・モードにおいて動作し得、パノラマ・ディスプレイ・モジュール345は、ユーザにいかなるパノラマもディスプレイしないようにディスプレイ325を構成し得る。例えば、デバイス300は、画像キャプチャ・モードであるとき、パノラマ・ディスプレイ・モジュール345は、キャプチャ制御モジュール355にプロセッサの制御を切替え得、これは、ディスプレイ325における画像キャプチャ・ユーザ・インターフェースをディスプレイするための命令群を含む。
[0039] パノラマ完全化モジュール350は、パノラマ完全化ユーザ・インターフェースをディスプレイ325に示し、ユーザがパノラマのシーンのさらなる画像をキャプチャするのを支援するように、プロセッサ320を構成し得る。パノラマが全360度未満のビュー・アングルをカバーすることが決定される場合、パノラマ完全化モジュール350は、パノラマを完全にするために追加の画像データをキャプチャすることをユーザが要求するかどうかを見るように、ユーザに指示し得る。ユーザがさらなる画像をキャプチャするのを支援するために、パノラマ完全化モジュールは、ユーザが部分的なパノラマと追加の画像とをアラインするのを支援するように、ディスプレイ325においてパノラマのエッジ・データをディスプレイし得る。パノラマ完全化モジュールは、追加の画像データをパノラマ画像データと統合させるために、画像ステッチング技術を用い得る。
[0040] キャプチャ制御モジュール355は、デバイス300の全体の画像キャプチャ機能を制御する命令群を含み得る。例えば、キャプチャ制御モジュール355は、画像処理センサ315を使用して対象の画像シーンのロー画像データをキャプチャするために、または、パノラマ・ビューの複数の画像をキャプチャするために、画像処理センサ制御モジュール335からの命令群を使用するようにプロセッサ320を構成するためのサブルーチンを呼び出す命令群を、含み得る。キャプチャ制御モジュール355は、キャプチャされた画像において画像ステッチング技術を用いてパノラマおよびパノラマの環状ビューを生成するために、アニュラス生成モジュール340を呼び出し得る。キャプチャ制御モジュール355は、ユーザにパノラマをディスプレイするために、パノラマ・ディスプレイ・モジュール345を呼び出し得る。パノラマは全360度未満のビュー・アングルを示す場合、キャプチャ制御モジュール355は、ユーザが追加の画像データをキャプチャするのを支援するために、パノラマ完全化モジュール350を呼び出し得る。
[0041] オペレーティング・システム・モジュール360は、デバイス300の処理リソースおよびメモリを管理するように、プロセッサ320を構成する。例えば、オペレーティング・システム・モジュール360は、電子ディスプレイ325、記憶装置310、または画像処理センサ315のようなハードウェア・リソースを管理するためのデバイス・ドライバを含み得る。したがって、いくつかの実施形態では、上述の画像処理モジュールに含まれる命令群は、これらのハードウェア・リソースと直接に相互作用しないが、代わって、オペレーティング・システム・コンポーネント370に位置されるAPIまたは標準のサブルーチンを介して相互作用し得る。オペレーティング・システム370内の命令群は、これらのハードウェア・コンポーネントと直接に相互作用し得る。
[0042] プロセッサ320は、ディスプレイ325を制御してユーザにパノラマをディスプレイするようにさらに構成され得る。ディスプレイのいくつかの実施形態は、ハイ・レゾルーションの部分のパノラマをディスプレイするための部分を含み得る。ディスプレイ325は、画像処理デバイス300の外部にあり得、または、画像処理デバイス300の一部分であり得る。ディスプレイ325はまた、画像をキャプチャする前にユーザにビュー・ファインダを提供するように構成され得るか、ユーザによって直近にキャプチャされた、またはメモリに記憶された、キャプチャされた画像をディスプレイするように構成され得る。ディスプレイ325は、LCDまたはLEDスクリーンを備え得、および、タッチ・センサ技術を実装し得る。
[0043] プロセッサ320は、データ、例えばキャプチャされた画像、ステッチングされたパノラマ、およびパノラマ・ビュー画像を示すデータを、記憶装置310に書き込み得る。記憶装置310が従来のディスク・デバイスとして図示されているが、本分野の当業者は、記憶装置310が任意の記憶メディア・デバイスとして構成され得ることを理解するだろう。例えば、記憶装置310は、ディスク・ドライブ、例えばハード・ディスク・ドライブ、光ディスク・ドライブ、または光磁気ディスク・ドライブ、あるいは、半導体のメモリ、例えば、フラッシュ・メモリ、RAM、ROM、および/またはEEPROM(登録商標)を含み得る。記憶装置310はまた、複数のメモリ・ユニットを含むことができ、メモリ・ユニットのいずれか1つは、画像キャプチャ・デバイス300内に構成され得、または、画像キャプチャ・デバイス300の外部にあり得る。例えば、記憶モジュール310は、画像キャプチャ・デバイス300内に記憶されたシステム・プログラム命令群が入っているROMメモリを含み得る。記憶装置モジュール310はまた、カメラから取り外し可能であり得、キャプチャされた画像を記憶するように構成されているハイ・スピード・メモリ、またはメモリ・カードを含み得る。
[0044] 図3が、プロセッサ、画像処理センサ、およびメモリを含むために別個のコンポーネントを備えるデバイスを示しているが、これらの別個のコンポーネントが、特定の設計目標を達成するためのさまざまな方法で組み合され得ることを、当業者は、認識するだろう。例えば、他の実施形態では、メモリ・コンポーネントは、性能を向上しかつコストを節約するために、プロセッサ・コンポーネントと組み合わされ得る。
[0045] さらに、図3は、ワーキング・メモリを備える別個のメモリ305、およびいくつかのモジュールを備えるメモリ・コンポーネント330を含むように、2つのメモリ・コンポーネントを示しているが、当業者であれば、いくつかの実施形態が異なるメモリ・アーキテクチャを使用することを認識するだろう。例えば、一設計は、メモリ330に含まれるモジュールを実装するプロセッサ命令群の記憶装置のための静的RAMメモリ、またはROMを使用し得る。代わって、プロセッサ命令群は、デバイス300に統合されるか、外部のデバイス・ポートを介して接続されるディスク記憶装置デバイスから、システム起動時に、読み取られ得る。そしてプロセッサ命令群は、プロセッサによる実行を促進するためにRAMにロードされ得る。例えば、ワーキング・メモリ305は、プロセッサ320による実行の前に、ワーキング・メモリ305にロードされる命令群を有する、RAMメモリであり得る。
[0046] パノラマ環状表現生成プロセス(panorama annular representation generation process)400が、図4に関してより詳細に説明される。このプロセスは、図3のアニュラス生成モジュール340によって実行され得る。プロセス400は、ブロック405において開始し、ここでは、画像キャプチャ・デバイスが1つのシーンの複数の画像をキャプチャする。上質なパノラマの生成のために、パノラマ・ビューを生成する複数の画像が、特定の量のオーバーラップを含むこと、および、同様の露光で取得されていることが、望ましい。したがって、画像キャプチャ・プロセスは、ユーザがパノラマ画像をキャプチャするのを支援する特定のユーザ・インターフェースの使用によって、補助されることができる。
[0047] ブロック405において複数の画像をキャプチャした後に、プロセス400がブロック410に移行し、ここでは、複数の画像が、画像ステッチング技術を使用してパノラマを生成するように組み合わされる。画像ステッチング技術のいくつかの実施形態は、パノラマの個々の画像の端部をどのようにオーバーラップするかを決定するために、各キャプチャされた画像内の、同様のピクセル・データのパッチを検索するように、フィーチャー・マッチング法を用い得る。画像はまた、レンズの歪み、露光差、レンズの口径食(vignetting)(画像中心に対するその周辺の画像の彩度または輝度の変化)または色収差(color aberration)のために、近接する画像間の差異を最小限にするように調整され得る。画像ステッチング技術はまた、パノラマの外観を向上させるために、処理フィルタを適用するとともに、個々の画像間のシーム線(seam lines)を最小限にするための混合技術を使用し得る。
[0048] そしてプロセス400は、ブロック415に移行し、ここにおいて、パノラマの環状表現が生成される。そしてプロセスは、決定ブロック420に移行し、パノラマが全360度のビュー・アングルを示しているか、および、これが完全であるかどうかを決定する。このことは、ブロック410での画像ステッチングに関して上述された技術と同様の技術によって果たされ得、ここにおいて、エッジの特徴が同様のピクセル・データに関して分析される。パノラマの左右のエッジ間で一致する特徴がある場合、プロセス400は、パノラマのシームレスの環状表現を作成するために、画像ステッチングを実施し得る。他の実施形態は、アニュラスを形成するために左右のパノラマ・エッジを簡潔に接合し、それは、アニュラスにおいて目立ったシームを残し得る。
[0049] パノラマの左右のエッジにおいて一致する特徴が無いことが決定ブロック420において決定される場合、プロセス400はブロック425に移行し、ここにおいて、欠けているビュー・アングルが決定される。ユーザが全360度の視野をカバーする画像データをキャプチャしており、しかし、完全なパノラマが画像ステッチングにおける欠陥のために、全視野を含まない場合、パノラマから欠けている特定のビュー・アングルを決定することが可能であり得る。そして、プロセス400がブロック430に移行し、ここにおいて、環状パノラマ表現は、欠けているビュー・アングルを反映するように調整される。一実施形態では、環状表現は、欠けているビュー・アングルに対応するアニュラスの空のセグメント(empty segment)を作成することによって調整される。欠けているビュー・アングルを概算すること、または決定することが可能でない場合、例えばユーザが360度未満のビュー・アングルの画像データを意図的にキャプチャした場合、ブロック430におけるプロセス400は、360度未満の広角のビューを示すために、所定のサイズの空のセグメントを含むように、アニュラス・ビューを調整し得る。
[0050] 画像収集の不完全さがステッチングの失敗によって生じる場合、環状画像は、欠けているビュー角度126を有し、画像のどの部分が含まれていないかを示す。画像キャプチャの間の、画像の不完全さがユーザによって目的のあるものであった場合、ビュー・アングルは、システムによって見積もられ得、環状画像は、比較的大きなアーク、例えば180度を示すことができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、追加の画像を取得することによって、または画像情報を削除することによって、欠けているアークの角度を手動で変えることができる。かくして、ユーザによって操作される特定の環状表現は、より良好な画像の解像度をユーザに与えることができる。さらに、修正された環状画像は、ユーザにディスプレイされるときにエッジまたは全体の境界を強調することによって識別されることができる。
[0051] そして、プロセス400は、ブロック435に移行し、ここにおいて、環状表現は、メモリ記憶装置に記憶される。
[0052] 図5は、パノラマ・ディスプレイ・モジュール345の一実施形態において行われ、図3のディスプレイ325を用い得る、パノラマ環状ディスプレイ・プロセス500を示すフローチャートである。プロセス500は、ブロック505において開始し、ここにおいて、図4のプロセス400によって生成され得るような、環状パノラマを示すデータが取得される。そしてプロセス500は、ステップ510に移行し、ここにおいて、環状パノラマ画像が、ユーザにディスプレイされる。
[0053] そしてプロセス500はブロック515に移行し、ここにおいて、調整可能なウインドウが、環状パノラマ画像上に生成され得る。このウインドウは、環状ビューの一部分を選択することをユーザに可能にし得、および、その部分のハイヤー・レゾルーション・ディスプレイを見ることをユーザに可能にし得る。いくつかの実施形態では、ウインドウは環状パノラマ・ビューの周りで摺動可能であり得る。上述されたように、ウインドウの移動は、さまざまな手段によって果たされ得る。ディスプレイが別個のディスプレイ・スクリーンおよびユーザ・インターフェースを備える場合、ユーザは、ホイールを回転させること、左右のボタンを押すこと、またはトグルを使用することによって、ウインドウを移動し得る。タッチ・センサ式ディスプレイを備える実施形態では、ユーザは、指でビューの周りのウインドウを移動させ得る。特定の実施形態は、ウインドウのサイズを拡大または縮小することをユーザに可能にし得る。タッチ・センサ式ディスプレイ上では、ユーザは、ウインドウのサイズを拡大するための拡散する動き(spreading motion)、またはウインドウのサイズを狭くするためのつまむ動き(pinching motion)のようなマルチタッチ・ジェスチャで、ウインドウのサイズを変更することが可能であり得る。タッチ・センサ式技術が内蔵されていない他の実施形態は、ボタン、トグル、ホイール、またはウインドウのサイズを調整することをユーザに可能にするための他の手段を用い得る。
[0054] そしてプロセス500は、ブロック520に移行し、環状パノラマ・ビューの一部分のハイヤー・レゾルーション・バージョンをディスプレイするための追加のディスプレイ・エリアを生成する。ハイ・レゾルーション・ディスプレイがブロック520で生成された後、プロセス500は、ブロック525に移行し、ステップ515で生成されたウインドウによって選択されたパノラマの変化する部分に対応するように、ハイ・レゾルーション・ディスプレイ・エリアをアップデートする。例えば、ウインドウが環状ビューの周りで移動される、拡大される、または縮小されるとき、プロセス500は、ウインドウによって現在境界が定められている環状ビューの部分をディスプレイするために、ハイ・レゾルーション・ディスプレイ・エリアをアップデートする。この追加のハイ・レゾルーション・ディスプレイ・エリアは、環状ビューにおいて見ることができるよりもはるかに高い水準で詳細にパノラマの選択された部分を見ることを、ユーザに可能にする。ハイヤー・レゾルーション画像において摺動、またはズーム・イン/ズーム・アウトするために、画像キャプチャ・デバイスにおけるタッチ・スクリーンを使用することが可能であり、アニュラス上の摺動するウインドウが、タッチ・スクリーン上のユーザの動きにしたがって移動または拡大するであろうこともまた、認識されるべきである。
[0055] 図6は、パノラマ完全化プロセス600の実施形態を示す。プロセス600は、図3に示されているように、デバイス300のパノラマ完全化モジュール350に含まれる命令群によって実装され得る。プロセス600は、ステップ605において開始し、このときユーザには、欠けているビュー・アングルを有する不完全な環状パノラマ画像が与えられる。ユーザは、パノラマを完全にするために、追加の画像データをキャプチャするための選択肢を選択し得る。
[0056] 不完全な環状ビューがユーザに示され、パノラマを完全にするときに有用であり得る追加の画像をユーザがキャプチャするのを支援した後、プロセス600はブロック610に移行し、パノラマから欠けているビュー・アングルの第1および第2のエッジを検出する。このことは、図1の不完全なアニュラスにおいて示されているアーク・エッジ122および124のような、不完全なアニュラスのアーク境界に対応し得る。このステップはまた、パノラマを完全にするために必要とされる追加の画像の数の計算、および欠けているビュー・アングルの概算を含み得る。
[0057] そしてプロセス600は、ステップ615に移行し、追加の画像データのキャプチャのための開始点として、第1のエッジを使用してパノラマ完全化ユーザ・インターフェースを生成する。いくつかの実施形態では、第1のエッジ、例えばアーク・エッジ122は、ユーザがパノラマとオーバーラップする画像を取得するのを支援するために、画像取得インターフェースにおいてユーザにディスプレイされ得る。インターフェースを生成した後、プロセス600はステップ620に移行し、第2のエッジ、例えばアーク・エッジ124が追加の画像内で検出されるかどうかを決定するために、追加のキャプチャされた画像を分析する。このことは、プロセス600を決定ブロック625に移行させ、ここにおいてプロセス600は、第2のエッジが検出されたかどうかを決定する。そうでなかった場合、プロセス600はステップ630に移行し、ここにおいてユーザは追加の画像データをキャプチャするように指示され、この後にプロセス600はブロック620にループする。第2のエッジが検出されるとき、プロセス600はブロック635に移行し、ここにおいて追加のキャプチャされた画像データは、前記パノラマにステッチングされる。そしてプロセス600は、ブロック640に移行し、ここにおいて、完全な環状パノラマ画像がユーザに示され得る。
[0058] この技術は、他の汎用または特殊用途コンピューティング・システムの環境または構成で使用可能である。発明による使用のために適切であり得る周知のコンピューティング・システム、環境、および/または構成の例は、パーソナル・コンピュータ、サーバ・コンピュータ、ハンドヘルド、またはラップトップ・デバイス、マルチプロセッサ・システム、プロセッサを基盤としたシステム、プログラマブル消費家電製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、上記のシステムまたはデバイスを含む分散コンピューティング環境(distributed computing environment)などを、これらに限定されないが、含む。
[0059] 本書で使用されるとき、命令群は、システムにおける情報を処理するためのコンピュータ実装ステップを指す。命令群は、ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアにおいて実装されることができ、システムのコンポーネントによって取り組まれる任意のタイプのプログラムされたステップを含む。
[0060] プロセッサは、任意の従来の汎用の単一チップまたはマルチ・チップ・プロセッサ、例えば、ペンティアム(登録商標)プロセッサ、ペンティアム(登録商標)プロ・プロセッサ、8051プロセッサ、MIPS(登録商標)プロセッサ、パワーPC(登録商標)プロセッサ、アルファ(登録商標)プロセッサであり得る。加えて、プロセッサは、デジタル信号プロセッサ、またはグラフィック・プロセッサのような任意の従来の特殊用途プロセッサであり得る。プロセッサは、典型的に、従来のアドレス・ライン、従来のデータ・ライン、および1つ以上の従来の制御ラインを有する。
[0061] システムは、詳細に述べると、さまざまなモジュールから成る。当業者によって理解されることができるように、モジュールの各々は、さまざまなサブルーチン、手順、定義ステートメントおよびマクロを備える。モジュールの各々は、典型的に、個別にコンパイルされ、単一の実行可能なプログラムにリンクされる。従って、モジュールの各々の説明は、好ましいシステムの機能性を説明するために、便宜上使用される。かくして、モジュールの各々によって経験されるプロセスは、他のモジュールのうちの1つに適宜再分配され得、単一モジュールにおいて一緒に組み合わされ、例えば共有可能な動的リンク・ライブラリにおいて利用可能とされ得る。
[0062] システムは、Linux(登録商標)、UNIX(登録商標)、またはマイクロソフト・ウインドウズ(登録商標)のようなさまざまなオペレーティング・システムに関連して使用され得る。
[0063] システムは、C、C++、BASIC、Pascal、またはJava(登録商標)のような任意の従来のプログラミング言語で書き込まれ得、従来のオペレーティング・システムのもとで作動した。C、C++、BASIC、Pascal、Java、およびFORTRANは、産業基準のプログラミング言語であり、これらに関して、多くの商業的コンパイラ(commercial compiler)が、実行可能なコードを作成するために使用されることができる。システムはまた、パール(Perl)、パイソン(Python)、またはルビー(Ruby)のようなインタプリタ型言語(interpreted language)を使用して書き込まれ得る。
[0064] 当業者は、さらに、本書に開示される実施形態に関連して説明されるさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら両方の組み合わせとして実装され得ることを、理解するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にこれらの機能性の観点で、上に説明されている。このような機能性がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課せられた設計制限および特定のアプリケーションに依存する。当業者は、各特定のアプリケーションのためにさまざまな方法で開示された機能性を実装し得るが、このような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を招くとして解釈されるべきではない。
[0065] 本書に開示される実施形態と関連して説明されるさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレー(FPGA)、または、他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲート、またはトランジスタ・ロジック、離散ハードウェア・コンポーネント、または本書に説明される機能を実施するために設計されたこれらの任意の組み合わせによって実施または実装され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、選択的にプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロコントローラ、またはステート・マシンであり得る。プロセッサはまた、複数のコンピューティング・デバイスの組み合わせ、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結されている1つ以上のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成として、実装され得る。
[0066] 1つ以上の例としての実施形態では、説明されている機能および方法が、プロセッサにおいて実行されるハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその他任意の組み合わせにおいて実装され得る。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体において1つ以上の命令またはコードとして、記憶され得るか、送信され得る。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から他の場所へのコンピュータ・プログラムの送信を容易にする任意の媒体を含む、通信媒体およびコンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の使用可能な媒体であり得る。限定ではなく例の目的で、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶デバイス、または、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラム・コードを搬送または記憶するために使用されることができ、およびコンピュータによってアクセスされることができるその他任意の媒体を備えることができる。また、任意の接続が、コンピュータ可読媒体と適切に称される。例えば、ソフトウェアは、ウェブサイト、サーバ、または同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線の、無線の、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して他の遠隔ソースから送信され、そして、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、赤外線の、無線の、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本書で使用されているようなディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)・ディスク、およびブルーレイ(登録商標)・ディスクを含み、ディスク(disk)は通例、磁気的にデータを再生し、これに対してディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0067] 以上の説明は、本書に開示されているシステム、デバイス、および方法の複数の特定の実施形態を詳述している。しかしながら、上記のことがいかに詳細に本文に記されていようと、システム、デバイスおよび方法は、多くの方法で実施されることができる。上にも述べられているように、本発明のある特徴または態様を説明するときに特定の用語を使用することが、その用語が関連している技術の特徴または態様の任意の固有の特性を含むということに限定されるように本書において再定義されていることを意味している、と解釈されるべきではないことが、留意されるべきである。
[0068] さまざまな変形および変更が、説明されている技術の範囲から逸脱することなく為され得ることが、当業者によって理解されるだろう。このような変形および変更は、実施形態の範囲内に含まれることが、意図される。一実施形態に含まれる部分が他の実施形態と代替可能であること、示されている実施形態の1つ以上の部分が、他の示されている実施形態とともに、任意の組み合わせで含まれることができることもまた、当業者によって理解されるだろう。例えば、本書に説明される、および/または図面に示される、さまざまなコンポーネントのいずれも、組み合され得、置き換えられ得、また、他の実施形態から除外され得る。
[0069] 本書における実質的に任意の複数および/または単数の用語の使用に関しては、当業者は、文脈および/または適用に適切であるように、複数から単数へ、および/または、単数から複数へ置き換えることができる。さまざまな単数/複数の置換が、明瞭にするために、本書では明示的に記載され得る。
[0070] 概して、本書に使用される用語は、「オープン(open)」用語として意図されている(例えば、「含んでいる(including)」という用語は、「含んでいるが、それに限定されない」と解釈されるべきであり、「有する(having)」という用語は、「少なくとも有する」と解釈されるべきであり、「含む(includes)」という用語は、「含むがそれに限定されない」と解釈されるべきである、など)、ということが、当業者によって理解されるであろう。さらに、導入された請求項記載の特定の数が意図された場合は、このような意図は請求項に明示的に記載されること、このような記載がない場合は、このような意図はないということが、当業者によってさらに理解されるであろう。例えば、理解の助けとして、以下に添付された特許請求の範囲は、請求項記載を導入するために、導入句「少なくとも1つの」および「1つ以上の」の使用を含み得る。しかしながら、このような句の使用は、不定冠詞「a」または「an」による請求項記載の導入が、同じ請求項が「1つ以上の」または「少なくとも1つの」という導入句および「a」または「an」のような不定冠詞を含むときでさえ、このような導入された請求項記載を含む任意の特定の請求項を、このような記載を1つのみを含む実施形態に限定することを意味すると解釈すべきではない(例えば、「a」および/または「an」は、典型的に「少なくとも1つ」または「1つ以上」を意味するものと解釈すべきである)、同じことが、請求項記載を導入するために使用される定冠詞の使用にも当てはまる。さらに、導入された請求項記載の特定の数が明確に記載されたとしても、当業者は、このような記載は少なくとも記載された数を意味する(例えば、他の修飾語を持たない「2つの記載」というありのままの記載が、典型的に、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)と解釈されるべきであることを認識するであろう。さらに、「A、B、およびCなどのうちの少なくとも1つ」に類似の慣習的表現が使用される事例では、一般的には、このような構造は、当業者がこの慣習的表現を理解するであろうという意味で意図されている(例えば、「A、BおよびCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB共に、AおよびC共に、BおよびC共に、および/または、A、BおよびC共に有するシステムなどを含むがこれに限定されない)。「A、B、またはCなどのうちの少なくとも1つ」に類似の慣習的表現が使用される事例では、一般的には、このような構造は、当業者がこの慣習的表現を理解するであろうという意味で意図されている(例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つを有するシステム」が、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB共に、AおよびC共に、BおよびC共に、および/または、A、BおよびC共に有するシステムなどを含むがこれに限定されない)。2つ以上の代替用語を表す実質的に任意の離接語(disjunctive word)および/または離接句(disjunctive phrase)は、本明細書、特許請求の範囲または図面にかかわらず、用語の1つ、用語のいずれか、または両方の用語を含む可能性を考慮するように理解すべきであることが、当業者によってさらに理解されるであろう。例えば句「AまたはB」は、「A」または「B」または「AおよびB」の可能性を含むように理解される。
[0071] さまざまな態様および実施形態が本書で開示されたが、他の態様および実施形態が当業者にとって明白であろう。本書で開示されたさまざまな態様および実施形態は、説明のためのものであり、限定するように意図されるものではない。
[0071] さまざまな態様および実施形態が本書で開示されたが、他の態様および実施形態が当業者にとって明白であろう。本書で開示されたさまざまな態様および実施形態は、説明のためのものであり、限定するように意図されるものではない。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]パノラマ画像をディスプレイするためのシステムであって、対象のシーンのパノラマ画像をキャプチャするように構成されている画像処理センサと、キャプチャされた前記パノラマ画像を読み取り、および前記パノラマ画像の環状ディスプレイの出力を形成するように構成されているパノラマ・ディスプレイ・モジュールと、前記パノラマ画像の前記出力をディスプレイするように構成されているディスプレイと、を備えるシステム。
[C2]前記ディスプレイは、不完全なパノラマ画像から欠けているビュー・アングルを示すために、不完全なアニュラスをディスプレイするようにさらに構成されている、C1に記載のシステム。
[C3]前記ディスプレイは、環状の構成の一部分の境界を示すように構成されているウインドウと、長方形の画像をディスプレイするように構成されているハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分と、ここにおいて、前記長方形の画像は、前記環状の構成の前記一部分に対応する、をさらに備える、C1に記載のシステム。
[C4]前記ウインドウは、前記環状の構成の周りを移動可能である、C3に記載のシステム。
[C5]前記ハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分または前記ウインドウのサイズは、調整可能である、C3に記載のシステム。
[C6]前記長方形の画像は、前記ウインドウによって境界が示されている前記環状の構成の前記一部分に対応するようにアップデートされる、C4に記載のシステム。
[C7]前記ディスプレイは、タッチ・スクリーン、LCDスクリーン、またはLEDスクリーンを備える、C1に記載のシステム。
[C8]シーンのパノラマ画像を生成するための方法であって、前記方法は、画像処理センサから対象のシーンの複数の画像を示す画像データを受信することと、前記複数の画像を結合して対象の前記シーンの1つのパノラマ・ビューにすることと、前記パノラマ・ビューの環状グラフ表現を生成することと、ディスプレイにおいて前記環状グラフ表現をディスプレイすることと、を備える方法。
[C9]環状ビューをディスプレイすることは、欠けている部分を有する不完全なアニュラスをディスプレイすることをさらに備え、前記欠けている部分は、前記パノラマ画像から欠けているビュー・アングルに対応する、C8に記載の方法。
[C10]環状ビューをディスプレイすることは、前記環状ビューの一部分にわたってウインドウをディスプレイすることと、前記環状ビューの前記一部分に対応するハイ・レゾルーションの長方形の画像をディスプレイすることと、をさらに備える、C8に記載の方法。
[C11]ユーザがアニュラスの周りで前記ウインドウを移動させるのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの長方形の画像または前記ウインドウをアップデートすることをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]ユーザが前記ウインドウのサイズを調整するのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの画像をアップデートすることをさらに備える、C10に記載の方法。
[C13]環状ビューの欠けている部分を表す画像データを受信することと、前記欠けている部分を示す前記画像データを、前記環状ビューと組み合わせることと、前記パノラマ画像の完全なアニュラスをディスプレイすることと、をさらに備える、C8に記載の方法。
[C14]非一時的なコンピュータ可読媒体であって、複数の画像を示す画像データを受信することと、前記複数の画像を結合して1つのパノラマにすることと、前記パノラマの環状ビューを生成することと、ディスプレイにおいてユーザに前記環状ビューをディスプレイすることとの方法を実施することを、実行時にプロセッサに行わせるコードを備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C15]前記環状ビューをディスプレイすることは、欠けている部分を有する不完全なアニュラスをディスプレイすることをさらに備え、前記欠けている部分は、パノラマ画像から欠けているビュー・アングルに対応する、C14に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C16]前記環状ビューをディスプレイすることは、前記環状ビューの一部分にわたってウインドウをディスプレイすることと、前記環状ビューの前記一部分に対応するハイ・レゾルーションの長方形の画像をディスプレイすることと、をさらに備える、C14に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C17]ユーザがアニュラスの周りで前記ウインドウを移動させるのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの長方形の画像をアップデートすることをさらに備える、C16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C18]ユーザが前記ウインドウのサイズを調整するのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの長方形の画像をアップデートすることをさらに備える、C16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C19]前記環状ビューの欠けている部分を示す画像データを受信することと、前記環状ビューに前記欠けている部分をステッチングすることと、パノラマ画像の完全なアニュラスをディスプレイすることと、をさらに備える、C14に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C20]パノラマ画像を生成およびディスプレイするための装置であって、複数の画像をキャプチャするための手段と、前記複数の画像を結合して1つのパノラマにするための手段と、環状ビューとして前記パノラマをディスプレイするための手段と、を備える、装置。
[C21]前記環状ビューは、欠けている部分を有する不完全なアニュラスを備え、前記欠けている部分は、前記パノラマ画像から欠けているビュー・アングルに対応する、C20に記載の装置。
[C22]複数の画像をキャプチャするための前記手段は、デジタル画像処理デバイスを備える、C20に記載の装置。
[C23]前記デジタル画像処理デバイスは、モバイル・コンピューティング・デバイスに組み込まれる、C22に記載の装置。
[C24]ユーザが1つの画像または複数の画像をキャプチャして前記パノラマ画像の欠けている部分に補充するのを支援するための手段をさらに備える、C20に記載の装置。
[C25]前記パノラマをディスプレイするための前記手段は、タッチ・スクリーン技術またはフラット・パネル・ディスプレイを備える、C20に記載の装置。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]パノラマ画像をディスプレイするためのシステムであって、対象のシーンのパノラマ画像をキャプチャするように構成されている画像処理センサと、キャプチャされた前記パノラマ画像を読み取り、および前記パノラマ画像の環状ディスプレイの出力を形成するように構成されているパノラマ・ディスプレイ・モジュールと、前記パノラマ画像の前記出力をディスプレイするように構成されているディスプレイと、を備えるシステム。
[C2]前記ディスプレイは、不完全なパノラマ画像から欠けているビュー・アングルを示すために、不完全なアニュラスをディスプレイするようにさらに構成されている、C1に記載のシステム。
[C3]前記ディスプレイは、環状の構成の一部分の境界を示すように構成されているウインドウと、長方形の画像をディスプレイするように構成されているハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分と、ここにおいて、前記長方形の画像は、前記環状の構成の前記一部分に対応する、をさらに備える、C1に記載のシステム。
[C4]前記ウインドウは、前記環状の構成の周りを移動可能である、C3に記載のシステム。
[C5]前記ハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分または前記ウインドウのサイズは、調整可能である、C3に記載のシステム。
[C6]前記長方形の画像は、前記ウインドウによって境界が示されている前記環状の構成の前記一部分に対応するようにアップデートされる、C4に記載のシステム。
[C7]前記ディスプレイは、タッチ・スクリーン、LCDスクリーン、またはLEDスクリーンを備える、C1に記載のシステム。
[C8]シーンのパノラマ画像を生成するための方法であって、前記方法は、画像処理センサから対象のシーンの複数の画像を示す画像データを受信することと、前記複数の画像を結合して対象の前記シーンの1つのパノラマ・ビューにすることと、前記パノラマ・ビューの環状グラフ表現を生成することと、ディスプレイにおいて前記環状グラフ表現をディスプレイすることと、を備える方法。
[C9]環状ビューをディスプレイすることは、欠けている部分を有する不完全なアニュラスをディスプレイすることをさらに備え、前記欠けている部分は、前記パノラマ画像から欠けているビュー・アングルに対応する、C8に記載の方法。
[C10]環状ビューをディスプレイすることは、前記環状ビューの一部分にわたってウインドウをディスプレイすることと、前記環状ビューの前記一部分に対応するハイ・レゾルーションの長方形の画像をディスプレイすることと、をさらに備える、C8に記載の方法。
[C11]ユーザがアニュラスの周りで前記ウインドウを移動させるのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの長方形の画像または前記ウインドウをアップデートすることをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]ユーザが前記ウインドウのサイズを調整するのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの画像をアップデートすることをさらに備える、C10に記載の方法。
[C13]環状ビューの欠けている部分を表す画像データを受信することと、前記欠けている部分を示す前記画像データを、前記環状ビューと組み合わせることと、前記パノラマ画像の完全なアニュラスをディスプレイすることと、をさらに備える、C8に記載の方法。
[C14]非一時的なコンピュータ可読媒体であって、複数の画像を示す画像データを受信することと、前記複数の画像を結合して1つのパノラマにすることと、前記パノラマの環状ビューを生成することと、ディスプレイにおいてユーザに前記環状ビューをディスプレイすることとの方法を実施することを、実行時にプロセッサに行わせるコードを備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C15]前記環状ビューをディスプレイすることは、欠けている部分を有する不完全なアニュラスをディスプレイすることをさらに備え、前記欠けている部分は、パノラマ画像から欠けているビュー・アングルに対応する、C14に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C16]前記環状ビューをディスプレイすることは、前記環状ビューの一部分にわたってウインドウをディスプレイすることと、前記環状ビューの前記一部分に対応するハイ・レゾルーションの長方形の画像をディスプレイすることと、をさらに備える、C14に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C17]ユーザがアニュラスの周りで前記ウインドウを移動させるのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの長方形の画像をアップデートすることをさらに備える、C16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C18]ユーザが前記ウインドウのサイズを調整するのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの長方形の画像をアップデートすることをさらに備える、C16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C19]前記環状ビューの欠けている部分を示す画像データを受信することと、前記環状ビューに前記欠けている部分をステッチングすることと、パノラマ画像の完全なアニュラスをディスプレイすることと、をさらに備える、C14に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C20]パノラマ画像を生成およびディスプレイするための装置であって、複数の画像をキャプチャするための手段と、前記複数の画像を結合して1つのパノラマにするための手段と、環状ビューとして前記パノラマをディスプレイするための手段と、を備える、装置。
[C21]前記環状ビューは、欠けている部分を有する不完全なアニュラスを備え、前記欠けている部分は、前記パノラマ画像から欠けているビュー・アングルに対応する、C20に記載の装置。
[C22]複数の画像をキャプチャするための前記手段は、デジタル画像処理デバイスを備える、C20に記載の装置。
[C23]前記デジタル画像処理デバイスは、モバイル・コンピューティング・デバイスに組み込まれる、C22に記載の装置。
[C24]ユーザが1つの画像または複数の画像をキャプチャして前記パノラマ画像の欠けている部分に補充するのを支援するための手段をさらに備える、C20に記載の装置。
[C25]前記パノラマをディスプレイするための前記手段は、タッチ・スクリーン技術またはフラット・パネル・ディスプレイを備える、C20に記載の装置。
Claims (25)
- パノラマ画像をディスプレイするためのシステムであって、
対象のシーンのパノラマ画像をキャプチャするように構成されている画像処理センサと、
キャプチャされた前記パノラマ画像を読み取り、および前記パノラマ画像の環状ディスプレイの出力を形成するように構成されているパノラマ・ディスプレイ・モジュールと、
前記パノラマ画像の前記出力をディスプレイするように構成されているディスプレイと、を備えるシステム。 - 前記ディスプレイは、不完全なパノラマ画像から欠けているビュー・アングルを示すために、不完全なアニュラスをディスプレイするようにさらに構成されている、請求項1に記載のシステム。
- 前記ディスプレイは、
環状の構成の一部分の境界を示すように構成されているウインドウと、
長方形の画像をディスプレイするように構成されているハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分と、ここにおいて、前記長方形の画像は、前記環状の構成の前記一部分に対応する、をさらに備える、請求項1に記載のシステム。 - 前記ウインドウは、前記環状の構成の周りを移動可能である、請求項3に記載のシステム。
- 前記ハイ・レゾルーション・ディスプレイ部分または前記ウインドウのサイズは、調整可能である、請求項3に記載のシステム。
- 前記長方形の画像は、前記ウインドウによって境界が示されている前記環状の構成の前記一部分に対応するようにアップデートされる、請求項4に記載のシステム。
- 前記ディスプレイは、タッチ・スクリーン、LCDスクリーン、またはLEDスクリーンを備える、請求項1に記載のシステム。
- シーンのパノラマ画像を生成するための方法であって、前記方法は、
画像処理センサから対象のシーンの複数の画像を示す画像データを受信することと、
前記複数の画像を結合して対象の前記シーンの1つのパノラマ・ビューにすることと、
前記パノラマ・ビューの環状グラフ表現を生成することと、
ディスプレイにおいて前記環状グラフ表現をディスプレイすることと、を備える方法。 - 環状ビューをディスプレイすることは、欠けている部分を有する不完全なアニュラスをディスプレイすることをさらに備え、前記欠けている部分は、前記パノラマ画像から欠けているビュー・アングルに対応する、請求項8に記載の方法。
- 環状ビューをディスプレイすることは、
前記環状ビューの一部分にわたってウインドウをディスプレイすることと、
前記環状ビューの前記一部分に対応するハイ・レゾルーションの長方形の画像をディスプレイすることと、をさらに備える、請求項8に記載の方法。 - ユーザがアニュラスの周りで前記ウインドウを移動させるのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの長方形の画像または前記ウインドウをアップデートすることをさらに備える、請求項10に記載の方法。
- ユーザが前記ウインドウのサイズを調整するのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの画像をアップデートすることをさらに備える、請求項10に記載の方法。
- 環状ビューの欠けている部分を表す画像データを受信することと、
前記欠けている部分を示す前記画像データを、前記環状ビューと組み合わせることと、
前記パノラマ画像の完全なアニュラスをディスプレイすることと、をさらに備える、請求項8に記載の方法。 - 非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
複数の画像を示す画像データを受信することと、
前記複数の画像を結合して1つのパノラマにすることと、
前記パノラマの環状ビューを生成することと、
ディスプレイにおいてユーザに前記環状ビューをディスプレイすることとの方法を実施することを、実行時にプロセッサに行わせるコードを備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。 - 前記環状ビューをディスプレイすることは、欠けている部分を有する不完全なアニュラスをディスプレイすることをさらに備え、前記欠けている部分は、パノラマ画像から欠けているビュー・アングルに対応する、請求項14に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 前記環状ビューをディスプレイすることは、
前記環状ビューの一部分にわたってウインドウをディスプレイすることと、
前記環状ビューの前記一部分に対応するハイ・レゾルーションの長方形の画像をディスプレイすることと、をさらに備える、請求項14に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。 - ユーザがアニュラスの周りで前記ウインドウを移動させるのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの長方形の画像をアップデートすることをさらに備える、請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- ユーザが前記ウインドウのサイズを調整するのにしたがって、前記ハイ・レゾルーションの長方形の画像をアップデートすることをさらに備える、請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 前記環状ビューの欠けている部分を示す画像データを受信することと、
前記環状ビューに前記欠けている部分をステッチングすることと、
パノラマ画像の完全なアニュラスをディスプレイすることと、をさらに備える、請求項14に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。 - パノラマ画像を生成およびディスプレイするための装置であって、
複数の画像をキャプチャするための手段と、
前記複数の画像を結合して1つのパノラマにするための手段と、
環状ビューとして前記パノラマをディスプレイするための手段と、を備える、装置。 - 前記環状ビューは、欠けている部分を有する不完全なアニュラスを備え、前記欠けている部分は、前記パノラマ画像から欠けているビュー・アングルに対応する、請求項20に記載の装置。
- 複数の画像をキャプチャするための前記手段は、デジタル画像処理デバイスを備える、請求項20に記載の装置。
- 前記デジタル画像処理デバイスは、モバイル・コンピューティング・デバイスに組み込まれる、請求項22に記載の装置。
- ユーザが1つの画像または複数の画像をキャプチャして前記パノラマ画像の欠けている部分に補充するのを支援するための手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
- 前記パノラマをディスプレイするための前記手段は、タッチ・スクリーン技術またはフラット・パネル・ディスプレイを備える、請求項20に記載の装置。
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