JP2005303594A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影者を中心とした360度の範囲をいくつかの範囲に分けて撮影する場合に、撮影回数の過不足が無いように撮影を行えるように撮影者を補助する撮像装置を提供することを課題とする。ただし、撮影範囲については360度に限定するものではない。
【解決手段】 撮影者を中心とした360度の範囲をいくつかの範囲に分けて撮影する際に、撮像画角をもとに撮影に必要な枚数を求め、現在の撮影枚数と比較することにより、ユーザに対して撮影の進行度合を通知し、撮影回数の過不足が無いように撮影者を補助する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、360度のパノラマ撮影が可能な撮像装置に関するものである。
従来、撮影者を中心として、撮像装置の撮像範囲より広い範囲を撮影したい場合、撮影者自身が撮影したい範囲をいくつかの範囲に分割して撮影する方法があった。こうして分割されて撮影された複数枚の静止画を連結させる加工を行うことにより、撮影者の所望する画像を得ることが出来た。
特開2000−295508号公報
このように、撮影者を中心として撮影したい範囲をいくつかの範囲に分けて撮影を行う場合、まず、最初の撮像範囲を撮像し、次に直前に撮影した範囲の一部にオーバーラップするように再度撮影を行う。さらに次の撮影も直前に撮影した範囲の一部にオーバーラップするように撮影し、これを撮影したい範囲をすべて撮影し終えるまで繰り返す。
しかしながら、このように撮影を繰り返し行っている間に、撮影者が最初に撮影を行った範囲を忘れてしまう場合がある。これは、撮影したい目標物があり、その目標物が収まるように撮影する、といったような用途では問題とならないが、撮影者を中心とした360度の範囲を撮影したいというように最初と最後の撮影範囲をオーバーラップさせたい場合には、撮影しなければならない範囲よりも狭い範囲しか撮影できておらず、最初と最後の撮影範囲がオーバーラップしていなかったというような問題が生じる場合がある。この場合、最初と最後に撮影した静止画に対して連結させる加工を行うと、不自然な画像となってしまう。
逆に必要以上に広い範囲を撮影してしまう場合もあり、この場合には撮影時間や記録媒体の記録容量を無駄にしてしまうといった問題が発生する。
本発明は、撮影者を中心とした360度の範囲をいくつかの範囲に分けて撮影する場合に、撮影回数の過不足が無いように撮影を行えるように撮影者を補助する撮像装置を提供することを課題とするものである。ただし、撮影範囲については360度に限定するものではない。
本発明によれば、撮影者を中心とした360度の範囲をいくつかの範囲に分けて撮影する際に、撮像画角をもとに撮影に必要な枚数を求め、現在の撮影枚数と比較することにより、ユーザに対して撮影の進行度合を通知し、撮影回数の過不足が無いように撮影者を補助することができる。
本発明によれば、撮影者を中心とした360度の範囲をいくつかの範囲に分けて撮影する場合に、撮影回数の過不足が無いように撮影を行えるように撮影者を補助する撮像装置を提供することが可能となる。ただし、撮影範囲については360度に限定するものではない。
以下に本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る実施例の撮像装置の構成を示すブロック図、図2は、実施例1の動作を示すフローチャートである。
図1において、撮像部1はレンズや撮像素子等の制御を行い、レンズによって撮像素子に結像された光を光電変換し電気信号として、画像処理部2に送る。画像処理部2では入力した電気信号を画像データに変換し、圧縮伸張部4に送られる。また同処理部では画像データが映像信号に変換され、モニター部3に送られる。モニター部3では入力された映像信号を液晶パネルなどを用いて表示する。圧縮/伸張部4では画像処理部2から送られた画像データを画像圧縮アルゴリズムを用いて圧縮し、メモリーカードインターフェース5に圧縮画像データを送る。メモリーカードインターフェース5ではメモリーカード6を制御し、圧縮/伸張部4から送られた圧縮画像データをメモリーカードに記録する。
スイッチ部8ではユーザの操作が電気信号に変換されシステムコントローラ7に送られる。システムコントローラ7では送られた電気信号をもとに画像処理部2や圧縮/伸張部4、メモリーカードインターフェース5を制御し、ユーザの望む機能の実行や記録時の静止画画素数や画像圧縮率など各種設定の変更などを行う。以上は撮影時の各ブロックの処理である。
メモリーカード6に記録されている画像を再生する場合には、メモリーカードインターフェース5によって圧縮画像データがメモリーカード6から読み出され、圧縮/伸張部4に送られ、圧縮/伸張部4では圧縮画像データを伸張し画像データとして画像処理部に渡された後、映像信号に変換されモニター部3で表示される。
このような撮像装置において、ユーザの希望する撮影範囲を複数回に分けて撮影する場合(以下「パノラマ撮影」と称する)の本発明の実施形態における動作を、図2を用いて説明する。
本実施例では、スイッチ部8を用いた所定の操作により通常撮影のモードからパノラマモードへと移るための予備動作に入る。図2ではその予備動作に入った時点をスタートとする。
ステップS101ではパノラマ撮影の対象範囲の設定値を取得する。これは、パノラマモードに移る前にシステムコントローラ7で予めユーザにより設定されていてもよいし、パノラマモードへ移った時点でモニター部3に対象範囲の指定を促す表示を行い、それに対するユーザ操作によって設定されても良い。本実施例では、この設定値の単位は角度であるとする。
次に、ステップS102では現在のレンズの焦点距離を取得し、撮像画角の計算を行う。水平方向の撮像画角は撮像部で制御されているレンズの焦点距離と撮像部に用いられている撮像素子の水平方向の有効領域から次のように求めることが出来る。
撮像画角=2*tan−1(水平方向の有効領域/(2*焦点距離))
ステップS103ではステップS102で取得したパノラマ撮影の対象範囲の設定値とステップS103で取得した撮像画角から、設定された対象範囲を撮影するために何枚の撮影を行えばよいかを計算する。パノラマ撮影は撮影後に結合処理を行うために、隣り合う画像でオーバーラップするように撮影する必要がある。そのため、設定された対象範囲を撮影するのに必要な枚数は、パノラマ撮影対象範囲、撮像画角、オーバーラップ範囲の単位を角度で表すとすると、以下の式によって計算される。
必要な枚数=パノラマ撮影対象範囲/(撮像画角−オーバーラップ範囲/2)
これにより、撮影時のレンズの焦点距離から自動的にパノラマ撮影対象範囲を収めるのに必要な画像枚数が自動的に得ることが出来る。
ステップS104ではメモリーカード6の残り記憶容量から、記録可能な枚数を計算する。
その結果から、ステップS105において、記録可能な枚数が設定された撮影範囲を撮影するのに必要な枚数以上ならば、実際にパノラマ撮影の動作に入るためにステップ106へと進む。記録可能な枚数が撮影に必要な枚数に満たない場合には、パノラマモードへは入らずに終了となる。
ステップ106では撮像装置の動作をパノラマモード用の動作へと切り替える。
本実施例のパノラマモードでは、図3に示すように、直前に撮影された画像の一部を撮影時に表示する。これにより、ユーザが直前に撮影された画像との繋がりを確認しながら撮影することが出来る。ただし、パノラマモードに移行して最初の撮影時にはその表示は行われない。
また、本発明では連続する画像のオーバーラップ範囲まで考慮して必要な撮影枚数を求めているため、ユーザにオーバーラップすべき範囲を示す必要がある。本実施例では図3に示すように太枠で囲むことによってオーバーラップすべき範囲を示している。直前に撮影した画像のオーバーラップしない部分まで表示する場合には、現在撮影中の画像と合わせると画像の縦横比が通常よりも横方向に長くなるため、モニター部3に表示できるように縮小して表示される。
ステップS107では撮影の進行度合をユーザに知らせるため、「撮影済の枚数/必要な枚数」という形でモニター部3に表示される(図3右上)。
ステップS108で、ユーザのスイッチ操作に対応して撮影及び記録を行う。撮影された画像は後で画像の連結処理を行う場合にパノラマモードで撮った一連の画像であることが区別できるように、記録しなければならない。本実施例では、記憶媒体の記録構造はFATファイルシステムのようなツリー状のディレクトリ構成を持つものであるとし、ある一連のパノラマモードの開始から終了までの撮影された画像に対し一つのディレクトリを用意する。一連の画像はすべてそのディレクトリに記録され、それ以外の画像は同ディレクトリには記録しない。パノラマモードでの別の一連の撮影時には新たに別のディレクトリが作成されることになる。
ステップS109では、対象範囲を撮影するのに必要な枚数と既に撮影した枚数とを比較し、撮影した枚数が必要な枚数に満たない場合は、ステップS110に進む。撮影した枚数が必要な枚数に達した場合には、これ以上の撮影は必要ないと判断し、ステップS111へと進む。これにより設定された範囲に対して適切な枚数の画像を撮影した時点で自動的にパノラマモードを終了させることになり、必要以上の撮影を防ぐことが出来る。また、ユーザは自動的にパノラマモードが終了するまで撮影することにより、撮影不足も防ぐことが出来る。
ステップS110では、直前に撮影した画像の一部分をモニター部3に表示する。
ステップS111では、パノラマモードから通常撮影のモードへと動作を切り替え、パノラマ撮影が終了となる。
実施例では、ユーザに撮影の進行度合を知らせるために、「撮影済の枚数/必要な枚数」という形で表示を行っているが、これは別の形で表示されていても良い。
例えば、図4では画像表示部分に沿って目盛状で角度を表示し、角度で設定された撮影範囲の中のどの部分を撮影しているのかを知ることが出来るようにしている。
また、図5ではパノラマ撮影する範囲全体を棒状で表したものをモニター部3の一部分に表示し、撮影済の範囲、現在撮影中の範囲、未撮影の範囲をそれぞれ別の色で分けることによって、現在どの部分を撮影しているのかを知ることが出来るようにしている。
以下に本発明に関わる実施例2について説明する。構成については実施例1と同じであるため、ここでは省略する。
図6を用いて、実施例2の動作について説明を行う。本実施例では、スイッチ部8を用いた所定の操作により通常撮影のモードからパノラマモードへと移るための予備動作に入る。図6ではその予備動作に入った時点をスタートとする。
ステップS201ではパノラマ撮影の対象範囲の設定値を取得する。これは、パノラマモードに移る前にシステムコントローラ7で予めユーザにより設定されていてもよいし、パノラマモードへ移った時点でモニター部3に対象範囲の指定を促す表示を行い、それに対するユーザ操作によって設定されても良い。本実施例では、この設定値の単位は角度であるとする。
次に、ステップS202では現在のレンズの焦点距離を取得し、撮像画角の計算を行う。水平方向の撮像画角は撮像部で制御されているレンズの焦点距離と撮像部に用いられている撮像素子の水平方向の有効領域から次のように求めることが出来る。
撮像画角=2*tan−1(水平方向の有効領域/(2*焦点距離))
ステップS203ではステップS202で取得したパノラマ撮影の対象範囲の設定値とステップS203で取得した撮像画角から、設定された対象範囲を撮影するために何枚の撮影を行えばよいかを計算する。パノラマ撮影は撮影後に結合処理を行うために、隣り合う画像でオーバーラップするように撮影する必要がある。そのため、設定された対象範囲を撮影するのに必要な枚数は、パノラマ撮影対象範囲、撮像画角、オーバーラップ範囲の単位を角度で表すとすると、以下の式によって計算される。
必要な枚数=パノラマ撮影対象範囲/(撮像画角−オーバーラップ範囲/2)
これにより、撮影時のレンズの焦点距離から自動的にパノラマ撮影対象範囲を収めるのに必要な画像枚数が自動的に得ることが出来る。
ステップS204ではメモリーカード6の残り記憶容量と、現在設定されている記録画像の圧縮率設定で撮影した場合に消費する記録容量から、記録可能な枚数を計算する。
その結果から、ステップS205において、記録可能な枚数が設定された撮影範囲を撮影するのに必要な枚数以上ならば、実際にパノラマ撮影の動作に入るためにステップS206へと進む。記録可能な枚数が撮影に必要な枚数に満たない場合にはステップS212へと進む。
ステップS212では設定されている記録画像の圧縮率設定を現在よりも高い圧縮率に設定することが可能か否かを判断し、可能ならばステップS213へと進む。不可能であれば、現在装着されているメモリーカードではパノラマモードに必要な記憶容量を満たさないと判断し、パノラマモードには移行せずに予備動作を終了する。ここで、請求項5に記述したとおり、圧縮率設定ではなく画像の画素数を変化させてもよい。その場合は、画像の画素数を現在設定されている状態よりも少なくすることができるならばステップS213へと進む。
ステップS213では記録画像の圧縮率設定を自動的に現在よりも一段階高く設定し、静止画を一枚記録するために必要な記憶容量を減少させる。ステップS212で画像の画素数に関する判断を行った場合には記録画像の画素数を自動的に現在よりも一段階少なく設定する。その後、ステップS204へと戻る。
ステップS206では撮像装置の動作をパノラマモード用の動作へと切り替える。
本実施例のパノラマモードでは、図3に示すように、直前に撮影された画像の一部を撮影時に表示する。これにより、ユーザが直前に撮影された画像との繋がりを確認しながら撮影することが出来る。ただし、パノラマモードに移行して最初の撮影時にはその表示は行われない。
また、本発明では連続する画像のオーバーラップ範囲まで考慮して必要な撮影枚数を求めているため、ユーザにオーバーラップすべき範囲を示す必要がある。本実施例では図3に示すように太枠で囲むことによってオーバーラップすべき範囲を示している。直前に撮影した画像のオーバーラップしない部分まで表示する場合には、現在撮影中の画像と合わせると画像の縦横比が通常よりも横方向に長くなるため、モニター部3に表示できるように縮小して表示される。
ステップS207では撮影の進行度合をユーザに知らせるため、「撮影済の枚数/必要な枚数」という形でモニター部3に表示される(図3右上)。
ステップS208で、ユーザのスイッチ操作に対応して撮影及び記録を行う。撮影された画像は後で画像の連結処理を行う場合にパノラマモードで撮った一連の画像であることが区別できるように、記録しなければならない。本実施例では、記憶媒体の記録構造はFATファイルシステムのようなツリー状のディレクトリ構成を持つものであるとし、ある一連のパノラマモードの開始から終了までの撮影された画像に対し一つのディレクトリを用意する。一連の画像はすべてそのディレクトリに記録され、それ以外の画像は同ディレクトリには記録しない。パノラマモードでの別の一連の撮影時には新たに別のディレクトリが作成されることになる。
ステップS209では、対象範囲を撮影するのに必要な枚数と既に撮影した枚数とを比較し、撮影した枚数が必要な枚数に満たない場合は、ステップS210に進む。撮影した枚数が必要な枚数に達した場合には、これ以上の撮影は必要ないと判断し、ステップS211へと進む。これにより設定された範囲に対して適切な枚数の画像を撮影した時点で自動的にパノラマモードを終了させることになり、必要以上の撮影を防ぐことが出来る。また、ユーザは自動的にパノラマモードが終了するまで撮影することにより、撮影不足も防ぐことが出来る。
ステップS210では、直前に撮影した画像の一部分をモニター部3に表示する。
ステップS211では、パノラマモードから通常撮影のモードへと動作を切り替え、パノラマ撮影が終了となる。
この実施例によれば、現在装着されているメモリーカードの記憶容量がパノラマモードでの撮影に必要な記憶容量を満たさない場合でも、自動的に記録画像の圧縮率に関する設定を変更し、ユーザの指定した範囲の撮影が行えるようになる。
以下に本発明に関わる実施例3について説明する。構成については実施例1と同じであるため、ここでは省略する。
図7を用いて、実施例3の動作について説明を行う。本実施例では、スイッチ部8を用いた所定の操作により通常撮影のモードからパノラマモードへと移るための予備動作に入る。図7ではその予備動作に入った時点をスタートとする。
ステップS301ではパノラマ撮影の対象範囲の設定値を取得する。これは、パノラマモードに移る前にシステムコントローラ7で予めユーザにより設定されていてもよいし、パノラマモードへ移った時点でモニター部3に対象範囲の指定を促す表示を行い、それに対するユーザ操作によって設定されても良い。本実施例では、この設定値の単位は角度であるとする。
次に、ステップS302では現在のレンズの焦点距離を取得し、撮像画角の計算を行う。水平方向の撮像画角は撮像部で制御されているレンズの焦点距離と撮像部に用いられている撮像素子の水平方向の有効領域から次のように求めることが出来る。
撮像画角=2*tan−1(水平方向の有効領域/(2*焦点距離))
ステップS303ではステップS302で取得したパノラマ撮影の対象範囲の設定値とステップS303で取得した撮像画角から、設定された対象範囲を撮影するために何枚の撮影を行えばよいかを計算する。パノラマ撮影は撮影後に結合処理を行うために、隣り合う画像でオーバーラップするように撮影する必要がある。そのため、設定された対象範囲を撮影するのに必要な枚数は、パノラマ撮影対象範囲、撮像画角、オーバーラップ範囲の単位を角度で表すとすると、以下の式によって計算される。
必要な枚数=パノラマ撮影対象範囲/(撮像画角−オーバーラップ範囲/2)
これにより、撮影時のレンズの焦点距離から自動的にパノラマ撮影対象範囲を収めるのに必要な画像枚数が自動的に得ることが出来る。
ステップS304では撮像装置の動作をパノラマモード用の動作へと切り替える。
本実施例のパノラマモードでは、図3に示すように、直前に撮影された画像の一部を撮影時に表示する。これにより、ユーザが直前に撮影された画像との繋がりを確認しながら撮影することが出来る。ただし、パノラマモードに移行して最初の撮影時にはその表示は行われない。
また、本発明では連続する画像のオーバーラップ範囲まで考慮して必要な撮影枚数を求めているため、ユーザにオーバーラップすべき範囲を示す必要がある。本実施例では図3に示すように太枠で囲むことによってオーバーラップすべき範囲を示している。直前に撮影した画像のオーバーラップしない部分まで表示する場合には、現在撮影中の画像と合わせると画像の縦横比が通常よりも横方向に長くなるため、モニター部3に表示できるように縮小して表示される。
ステップS305ではメモリーカード6の残り記憶容量が、次に一枚画像を撮影するために不足していないかどうかを判断する。不足している場合には、ステップS311へと進む。不足していない場合にはステップS306へと進む。
ステップS311では、ユーザにメモリーカードの記憶容量が足りてないことを通知するため、「メモリーカードを交換してください」という警告文をモニター部3へと表示し、ステップS312に進む。
ステップS312ではユーザがスイッチ部8により、パノラマモードを終了させる操作を行ったかどうかを判断する。操作が行われた場合にはステップS310へと進み、パノラマモードを終了させる。操作が行われなかった場合にはステップS313へと進む。
ステップS313では、ユーザによってメモリーカードが交換されたかどうかを判断する。メモリーカードが交換された場合にはステップS305へと戻り、再度記憶容量が不足していないかの判断を行う。メモリーカードが交換されなかった場合にはステップS311へと戻り、引き続き警告文の表示を行う。
ステップS306では撮影の進行度合をユーザに知らせるため、「撮影済の枚数/必要な枚数」という形でモニター部3に表示される(図3右上)。
ステップS307で、ユーザのスイッチ操作に対応して撮影及び記録を行う。撮影された画像は後で画像の連結処理を行う場合にパノラマモードで撮った一連の画像であることが区別できるように、記録しなければならない。本実施例では、記憶媒体の記録構造はFATファイルシステムのようなツリー状のディレクトリ構成を持つものであるとし、ある一連のパノラマモードの開始から終了までの撮影された画像に対し一つのディレクトリを用意する。一連の画像はすべてそのディレクトリに記録され、それ以外の画像は同ディレクトリには記録しない。パノラマモードでの別の一連の撮影時には新たに別のディレクトリが作成されることになる。
ステップS308では、対象範囲を撮影するのに必要な枚数と既に撮影した枚数とを比較し、撮影した枚数が必要な枚数に満たない場合は、ステップS309に進む。撮影した枚数が必要な枚数に達した場合には、これ以上の撮影は必要ないと判断し、ステップS310へと進む。これにより設定された範囲に対して適切な枚数の画像を撮影した時点で自動的にパノラマモードを終了させることになり、必要以上の撮影を防ぐことが出来る。また、ユーザは自動的にパノラマモードが終了するまで撮影することにより、撮影不足も防ぐことが出来る。
ステップS309では、直前に撮影した画像の一部分をモニター部3に表示する。
ステップS310では、パノラマモードから通常撮影のモードへと動作を切り替え、パノラマ撮影が終了となる。
この実施例によれば、パノラマモードでの撮影中に現在装着されているメモリーカードの記憶容量が不足した場合に、モニター部3に警告文を表示することにより、ユーザにメモリーカードの交換を促し、続けてパノラマモードでの撮影を行うことが出来る。
本発明は、360度のパノラマ撮影が可能な撮像装置として利用可能である。
本発明の実施例を示す画像記録再生装置のブロック図 本発明の実施例1の動作を示すフローチャート 本発明の実施例のパノラマ撮影進行度合の表示例 本発明のパノラマ撮影進行度合の別の表示例 本発明のパノラマ撮影進行度合の別の表示例 本発明の実施例2の動作を示すフローチャート 本発明の実施例3の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 撮像部
2 画像信号処理部
3 モニター部
4 圧縮/伸張部
5 メモリーカードインターフェース部
6 メモリーカード
7 システムコントロール部
8 スイッチ部

Claims (11)

  1. 撮像画角を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、
    前記撮像レンズの画角設定を変更する指示を出力する撮像画角指示手段と、
    前記撮像手段によって連続して撮像された画像を連結、合成可能なように関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記複数枚の画像を関連付けて記憶する記憶手段を用いる撮影モードを有し、
    撮像時に前記撮影モードへの移行がなされた場合、
    前記撮影モードでの撮像時に、前記撮像画角を用いて、撮影者を中心とした任意の角度を複数枚の画像でそれぞれ重複部分を持ちながら撮影するために必要な枚数を求め、前記撮影モードに移行してから撮像した画像枚数と比較することにより、必要な枚数に達しているか否かを判断すると共に、
    該撮影モードで動作しているのか否かを示すための表示を行う撮像装置。
  2. 前記撮影モードへの移行を指示した後に、前記撮像手段の用いる記憶媒体の残り記憶容量により撮像可能な画像枚数を判断し、請求項1に記載の撮影者を中心とした任意の角度を複数枚の画像でそれぞれ重複部分を持ちながら撮影するために必要な枚数に対して、前記撮像可能な枚数が不足している場合に、前記撮影モードへの移行を禁止することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮影モードへの移行を指示した後に、前記撮像手段の用いる記憶媒体の残り記憶容量により撮像可能な画像枚数を判断し、請求項1に記載の撮影者を中心とした任意の角度を複数枚の画像でそれぞれ重複部分を持ちながら撮影するために必要な枚数に対して、前記撮像可能な枚数が不足している場合に、記憶媒体の交換を撮影者に促すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記撮影モードへの移行を指示した後に、前記撮像手段の用いる記憶媒体の残り記憶容量により撮像可能な画像枚数を判断し、請求項1に記載の撮影者を中心とした任意の角度を複数枚の画像でそれぞれ重複部分を持ちながら撮影するために必要な枚数に対して、前記撮像可能な枚数が不足している場合に、前記記憶手段の記録設定を自動的に調整することによって、前記撮像可能な枚数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記記憶手段の記録設定を記録画像の画素数であるとする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記記憶手段の記録設定が記録画像を圧縮符号化する際の圧縮率であるとする請求項4に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像画角を用いて、撮影者を中心とした任意の角度を複数枚の画像でそれぞれ重複部分を持ちながら撮影するために必要な枚数を求め、前記撮影モードに移行してから撮像した画像枚数と比較することにより、必要な枚数に達していることを判断した場合に、
    前記撮影モードを自動的に終了することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像画角を用いて、撮影者を中心とした任意の角度を複数枚の画像でそれぞれ重複部分を持ちながら撮影するために必要な枚数を求め、前記撮影モードに移行してから撮像した画像枚数と比較することにより、撮影の進行度合を数値化する手段を持ち、前記数値化された前記撮影の進行度合を表示する手段を持つことを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像画角を用いて、撮影者を中心とした任意の角度を複数枚の画像でそれぞれ重複部分を持ちながら撮影するために必要な枚数を求め、前記撮影モードに移行してから撮像した画像枚数と比較することにより、撮影の進行度合を図形化する手段を持ち、前記図形化された前記撮影の進行度合を表示する手段を持つことを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記記憶媒体が円盤状であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記記憶媒体がメモリーカード状であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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