JP5113194B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5113194B2
JP5113194B2 JP2009550137A JP2009550137A JP5113194B2 JP 5113194 B2 JP5113194 B2 JP 5113194B2 JP 2009550137 A JP2009550137 A JP 2009550137A JP 2009550137 A JP2009550137 A JP 2009550137A JP 5113194 B2 JP5113194 B2 JP 5113194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emission
electricity
amount
controller
main light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009550137A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010007793A1 (ja
Inventor
晋二 古屋
栄二 阿武
悠一 鈴木
知章 塘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009550137A priority Critical patent/JP5113194B2/ja
Publication of JPWO2010007793A1 publication Critical patent/JPWO2010007793A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5113194B2 publication Critical patent/JP5113194B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/74Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the scene brightness using illuminating means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/76Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the image signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/42Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by switching between different modes of operation using different resolutions or aspect ratios, e.g. switching between interlaced and non-interlaced mode
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/50Control of the SSIS exposure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

本発明は、デジタルスチルカメラ、デジタルムービーカメラなどの撮像装置に関する。
従来の撮像装置の一例として、特許文献1に記載される撮像装置が知られている。
この撮像装置は、ストロボ連写モードを設定する設定手段と、ストロボ連写モードに設定された場合、撮像素子の読み出し方法を画素混合駆動に切り替える切替手段とを備える。これによって、この撮像装置は、発光を伴う連続撮影(以下、「連写」と称す。)を行う場合、撮像素子の光量不足を補うと共に、撮像素子の読み出し速度を向上させるようにしている。
特許文献1では、ストロボの発光時間を確定し、その後、その発光時間を補正している。具体的には、特許文献1のデジタルカメラは、メモリに記憶されている撮影枚数に応じた補正係数を補正係数テーブルから読み出し、その補正係数と、確定されたストロボの発光時間とを乗算する。そして、そのようにして得られた値を、ストロボ発光時間として利用する。
特開2007−163561号公報
特許文献1の技術は、撮影ごとに補正係数を利用した演算を行ってストロボの発光時間を補正する必要があり、処理が複雑である。
また、補正係数を特定するためには撮影枚数の情報が必要になる。さらに、連続撮影の発光量を精度よく同一にするには、補正係数を1枚目のストロボ発光時間または1枚目、2枚目の撮影直後の内蔵コンデンサの電圧に応じて調整する必要があり、計算が非常に煩雑になる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ストロボ連写の際、ストロボを発光させるためのパルス信号の計算を省略することである。
本発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像部と、電気を蓄積し、前記電気を利用して発光する発光部と、前記電気を供給する電源と、前記発光部に対する前記電気の供給を制御する制御部とを備え、前記発光部が、予備発光を行った後、本発光を連続して行う際において、前記制御部は、前記予備発光後、最初の本発光までは前記発光部に前記電気を供給せず、前記最初の本発光以後は、次の本発光までの間に、前記最初の本発光時に前記発光部に蓄積されていた電気量になるまで前記電気を供給する。
前記制御部は、前記予備発光後に前記発光部に蓄積されている電気量を検出し、前記最初の本発光以後は、前記電気量に基づいて前記電気を供給してもよい。
前記撮像装置は、情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記制御部は、前記予備発光後に前記発光部に蓄積されている電気量を検出して、検出した前記電気量の情報を前記記憶部に記憶し、前記最初の本発光以後は、前記記憶部に記憶された前記電気量の情報に基づいて前記電気を供給してもよい。
前記最初の本発光時に蓄積されていた電気量になるまで前記電気を供給すると、前記制御部は、前記電気の供給を停止してもよい。
前記記憶部は、前記電気量の情報として電圧値の情報を蓄積してもよい。
本発明の撮像装置によれば、最初の本発光以後は、次の本発光までの間に、最初の本発光時に発光部に蓄積されていた電気量になるまで電気が供給される。発光部を発光させる際に必要なパルス信号は、発光部に蓄積されている電気量に応じて演算し、調整する必要がある。本発明の撮像装置では、本発光時の電気量は最初の本発光時に発光部に蓄積されていた電気量と同じであるため、パルス信号を調整する必要がなく、複雑なパルス信号の演算処理を省略できる。
本実施形態に係るデジタルカメラ100の外観を示す図である。 デジタルカメラ100の内部構成を示す図である。 ISO感度、画素混合処理の要否、および、AGCゲインアップ量の対応関係を規定したテーブルを示す図である。 ゲイン調整処理および画素混合処理を行うISO感度を示す図である。 ストロボのコンデンサの電圧値を説明するための図である。 デジタルカメラ100の動作手順の一例を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100の動作手順の一例を示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による撮像装置の実施形態を説明する。
1.本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の動作概要
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の外観を示し、図2は、デジタルカメラ100の内部構成を示す。以下では、図1および図2を参照しながら、デジタルカメラ100の動作を概説する。
本実施形態に係るデジタルカメラ100は、使用者からのシャッタスイッチ11に対する押下操作(全押し)を、撮影開始指示として受け付ける。デジタルカメラ100は、1回の撮影開始指示で、ストロボの発光(以下「本発光」と称する)を伴う撮影を、連続して複数回行うことができる。周知のように、ストロボとは撮影時の光量を確保するための発光部材である。
デジタルカメラ100は、ストロボ8の発光を伴う連続撮影を行う前に、ストロボ8の予備発光(プリ発光)を行う。コントローラ7は、この予備発光の際に、被写体で反射された反射光を測光する。測光は、後述するCCDイメージセンサー2、または、測光専用のセンサに入射する光の量に基づいて行えばよい。
デジタルカメラ100は、この測光結果に基づいて、本発光時のCCDイメージセンサー2(以下「CCD2」と記述する。)の感度情報(以下、「ISO感度」と称する。)を取得し、取得したISO感度に応じて、撮影条件を決定する。撮影条件とは、たとえばストロボ8の本発光時の発光光量、CCD2の画素信号の読み出し方法、及び、アナログフロントエンド3(以下「AFE3」と記述する。)の増幅ゲインである。デジタルカメラ100は、この決定された撮影条件に応じて、ストロボ8、CCD駆動部4、及び/又は、AFE3を制御する。
CCD駆動部4は、コントローラ7からの制御に応じて、CCD2の画素信号の読み出し方法を制御する。そして、デジタルカメラ100は、ストロボ8と、CCD駆動部4を制御して、本発光を伴った撮像を行わせる。CCD駆動部4は、CCD2の画像信号の生成させるためにCCD2を駆動する。「CCD2を駆動する」とは、たとえば信号を読み出すためにCCD2に電力を供給し、CCD2に存在する複数の受光素子のうちの特定の受光素子のラインから、光量に応じた電気信号を読み出すための読み出し制御を行うことをいう。
デジタルカメラ100は、この本発光を伴った撮像を連続して行うように、ストロボ8及びCCD駆動部4を制御することが可能である。CCD2で生成された画像信号は、AFE3や画像処理部5を介して画像データに変換され、コントローラ7は、画像データをメモリカード15に記憶する。これによって、デジタルカメラ100は、本発光を伴った連続撮影を可能にしている。
また、デジタルカメラ100は、ストロボ8の予備発光後に、ストロボ8に用いられるコンデンサの電圧値を検出し、この電圧値をバッファメモリ6に記憶する。この後、デジタルカメラ100は、ストロボ8で最初の本発光を行う。この結果、CCD2は入射した光を受け、受けた光の量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換して画像データとして出力する。これにより、最初の撮像が行われる。
そしてデジタルカメラ100は、バッファメモリ6に記憶された電圧値に基づいて、ストロボ8のコンデンサ(図示せず)に対する充電を行う。デジタルカメラ100は、コンデンサの充電容量が検出値に達すると、ストロボ8で次の本発光を行うとともに、CCD2を利用して次の撮像を行う。
2.デジタルカメラ100の構成
次に、引き続き図1および図2を参照しながら、デジタルカメラ100の外観、および、各構成要素を説明する。
図2に示されるように、光学系1には種々の光学素子およびその光学素子を駆動する構成要素が含まれている。たとえば光学系1は、フォーカスレンズ、ズームレンズ、絞り等と、これらの部材を駆動するアクチュエータとを備えている。
光学系1により集光された光は、CCD2に入射する。CCD2は複数の受光素子を有しており、入射してきた光を各受光素子で受ける。各受光素子は、受けた光を、その光量に応じた電気信号に変換する。複数の受光素子で生成された電気信号に基づいて、画像信号が生成される。なお、CCD2からどのような方法で電気信号を読み出すかは、CCD駆動部4によって制御される。
CCD2で生成された画像信号は、AFE3に入力される。AFE3は、種々の構成要素を有しており、それにより、種々の機能を有する。たとえばAFE3には、AGC(Automatic Gain Control)アンプ、CDS(Correlated Double Sampling)回路、A/Dコンバータなどが含まれる(いずれも図示せず)。画像信号は、AGCアンプで増幅される。このAGCアンプでは、コントローラ7によって設定された増幅ゲインで画像信号を増幅するようにしている。CDS回路は、画像信号のノイズ成分を除去する。A/Dコンバータは、AGCで出力された画像信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換して、画像データとして出力する。
画像処理部5は、AFE3でデジタル化された画像データに画像処理を施す。画像処理には、例えば、ガンマ変換、YC変換、電子ズーム処理、圧縮処理、伸張処理等が考えられるが、これに限られるものではない。画像処理部5は、画像処理を施した画像データを、バッファメモリ6に格納する。バッファメモリ6に格納された画像データは、画像処理部5で表示画像に変換されて、LCD12に表示される。
ストロボ8は、たとえばキセノンランプ及びコンデンサ(いずれも図示せず)を備えている。コンデンサには、電源10から供給される電荷(電気)が蓄積される。ストロボ8は、コンデンサに蓄積された電荷を放出し、キセノンランプに電圧を印加することで、キセノンランプを発光させる。
ストロボ8を使用して撮影する場合、コントローラ7は、シャッタスイッチ11に対する押下操作(全押し)を受け付けると、ストロボを発光させるとともに、CCD駆動部4を駆動させる。この際、コントローラ7は、本発光を行わせるためのパルス信号をストロボ8に入力する。一方、ストロボ8を使用しないで撮影する場合、コントローラ7は、シャッタスイッチ11に対する押下操作を受け付けると、ストロボ8を発光させないで、CCD駆動部4を駆動させる。
なお、コントローラ7は、CCD2で生成された画像信号に基づく画像データをフラッシュメモリ13又はカードスロット14に装着されたメモリカード15に記憶する。
2−1.コントローラ7の各種制御
コントローラ7は、ストロボ8を使用して撮影する場合、シャッタスイッチ11に対する押下操作を受け付けた後に、ストロボ8を制御して予備発光を行わせる。予備発光は、予め設定された光量(例えば、ガイドナンバー(GN)0.7)で発光させる。コントローラ7は、予備発光の際、CCD駆動部4を制御して、CCD2に画像信号を生成させる。ここでAFE3のAGCには、ISO100換算の増幅ゲインが設定されているとする。これによってコントローラ7は、画像信号に基づく画像データを取得する。コントローラ7は、この取得した画像データに基づいて、予備発光時に被写体で反射された反射光の光量を測定する。コントローラ7は、画像処理部5によって画像データがYC変換されることで、取得される輝度に関する情報に基づいて反射光の光量を算出する。この際、コントローラ7は、画像データの一部に設定された測距枠内の画像データにおける輝度値の平均値を求めることで、反射光の光量を算出する。上述の動作は、測光と呼ばれる。なお、予備発光時に設定される絞り値とシャッタスピードは、フラッシュメモリ13に予め記憶された値を用いる。
コントローラ7は、この反射光の光量に基づいて、本発光の発光光量を決定する。ここで本実施形態では、高速の連写を可能にするため、本発光の発光光量の上限値としてGN2.0を設けている。上限値は、上記の形態に限定されず、予め設けられた情報であってもよいし、使用者によって指定された情報であってもよい。
以下、本発光の発光光量の算出方法を説明する。
まず、コントローラ7は、発光光量の上限値を考慮せず、適切な本発光の発光光量(適切な本発光GN)を算出する。
本実施形態では、予備発光時の反射光の光量、及び、適切な本発光GNの関係を示すテーブルを用いて、反射光の光量に基づき適切な本発光GNを取得する。このテーブルは、CCD2がISO100に設定された場合の反射光の光量と本発光のGNの関係を示している。テーブルには、反射光の光量(反射光量)として複数の値が設けられ、複数の値の各々に対応して本発光のGNが設けられている。つまり、テーブルには、反射光量1に対応する本発光GN1、反射光量2に対応する本発光GN2、反射光量3に対応する本発光GN3、・・・のように、反射光の光量が大きいものから順に本発光のGNが対応付けられている。
下記表1は上述したテーブルの一例を示す。このテーブルは、後述のテーブル(図3)とともに、たとえばコントローラ7の内部バッファ(図示せず)に保持され、または、フラッシュメモリ13に保持されている。なお、反射光量を示す値は、実装するCCD2の出力などに依存する。よって、ここでは具体的な値の提示は省略する。
Figure 0005113194
このテーブルを用いて、コントローラ7は、適切な本発光GNを算出する。詳しくは、コントローラ7は、反射光の光量を取得する。そして、コントローラ7は、取得した反射光の光量が、テーブルに存在する光量と同じであれば、対応する本発光GNを取得する。一方、コントローラ7は、取得した反射光の光量が、テーブルに存在しない場合には、テーブルにおいて上限側で最も近い反射光量及び本発光GN、及び、下限側で最も近い反射光量及び本発光GNを利用して、線形補間により、適切な本発光GNを取得する。例えば、コントローラ7は、取得した反射光量が上記例の反射光量2及び反射光量3の間の値である場合、上限側で最も近い反射光量2とそれに対応する本発光GN2、及び、下限側で最も近い反射光量3とそれに対応する本発光GN3に基づいて、線形補間により、最適な本発光GNを求める。
このようにして算出された適切な本発光GNが、本発光GNの上限値よりも小さい場合、コントローラ7は、この本発光GNを本発光の発光光量としてバッファメモリ6に記憶する。一方、適切な本発光GNが、上限値よりも大きい場合、コントローラ7は、上限値を本発光の発光光量としてバッファメモリ6に記憶する。
例えば、適切な本発光GNがGN1.9である場合、本発光の発光光量は、GN1.9となる。一方で、適切な本発光GNがGN2.9である場合、本発光の発光光量は、GN2.0となる。本実施形態では、複数回の本発光の発光光量を同じになるように構成している。
また、コントローラ7は、適切な本発光GNが上限値以上となった場合、CCD2やAFE3を制御してCCD2のISO感度を調整する。これは、適切な本発光GNが上限値を超えた分について、CCD2のISO感度で撮影画像の明るさを調整するためである。ISO感度の調整は、具体的に以下の方法で行う。
本実施形態では、ISO感度の増減割合(ISO/100)を、下記数式1で求める。そして、コントローラ7は、ISO感度の増減割合によって、ISO100の感度をいくつのISOにすればよいかを判断する。
(数式1)ISO感度の増減割合=
((適切な本発光GN)/(上限値の本発光GN))2
例えば、適切な本発光GNが4.0で、上限値の本発光GNが2.0である場合、ISO感度の増減割合は、4.0となる。したがって、予備発光時のISO感度がISO100であるため、本発光時におけるCCD2のISO感度は、ISO400となる。
コントローラ7は、このように算出されたISO感度に応じて、本発光時にCCD2及びAFE3を制御する。コントローラ7は、図3のテーブルを保持している。コントローラ7は、算出されたISO感度に基づいて当該テーブルを参照し、画像信号を、画素混合読み出し方法(本実施形態では9画素混合処理)で読み出すか、または、画素混合処理を行わない通常読み出し方法で読み出すかを決定する。また、AGCゲインアップ量を決定する。これらを用いて、コントローラ7は、CCD2及びAFE3を制御する。
例えば、算出されたISO感度がISO800である場合、CCD2の画像信号の読み出し方法を、画素混合を行わない通常の駆動に設定し、AFE3の増幅レベルをISO800に対応するような値に設定する。一方、算出されたISO感度がISO1600である場合、CCD2の画像信号の読み出し方法を、画素混合駆動(9画素MIX)に設定し、AFE3の増幅レベルをISO178に対応するような値に設定する。
なお、テーブルにない増幅レベルは、線形補間で対応する。また、読み出し方法は、ISO感度が閾値であるISO1001以上である場合、画素混合駆動に設定し、ISO1001未満(ISO1000以下)である場合、通常の駆動(全画素読み出し駆動)に設定する。すなわち、画素混合読み出しを行うか通常読み出しを行うかを判断するために閾値を設け、コントローラ7またはフラッシュメモリ13に保持させればよい。
図3のテーブルは、フラッシュメモリ13に保持されていてもよい。なお、図3のテーブルの利用は必須ではない。読み出し方法の選択、及びAGCゲインアップ量はテーブルを使わずに計算のみで求めてもよい。
ここで、上述した「9画素MIX」を例に挙げて画素混合駆動を説明する。まず、CCD2は複数種類の画素群を有しているとする。「複数種類の画素群」とは、入射光の波長に依存して相互に異なる感度特性を有する光電変換機能を備えた画素群を意味する。たとえば、赤(R)の感度特性を有する画素群、緑(G)の感度特性を有する画素群、および、青(B)の感度特性を有する画素群である。
CCD2は、複数種類の画素群によって生成された画素信号を独立して読み出すことが可能である。これにより、感度特性ごとの画像信号が得られ、感度特性ごとの画像(フレーム)が生成される。
たとえば、赤(R)に関する画素混合駆動を説明すると、CCD2は、赤(R)の水平3画素×垂直3画素の9画素分の画素信号を、1画素分の画素信号として加算して出力する。これにより、CCD2全体に入射する光の量が少なくても、1画素当たりの光量を確保することができる。ただし、画素混合駆動前の9画素で1画素の画素信号を生成するため、解像度は縦および横がそれぞれ1/3になる。
なお、9画素を利用する画素混合技術は一例である。4画素を利用してもよいし、16画素を利用してもよい。また、6画素を利用してもよい。水平画素数および垂直画素数は同じである必要はなく、互いに異なっていてもよい。
なお、赤(R)の感度特性を有する画素群を例に挙げて説明したが、緑(G)および青(B)についても同じ処理が行われる。
本実施形態では、デジタルカメラ100は、図4のように、予備発光時の反射光量が大きい場合、本発光の調整で対応する。また、デジタルカメラ100は、予備発光時の反射光量が小さくなるに従って、本発光の光量を上限値に設定するとともに、CCD2のISO感度を調整する。この際、デジタルカメラ100は、ISO感度が小さい内は、AFE3の増幅ゲインを調整する。一方、デジタルカメラ100は、ISO感度が大きくなると、AFE3の増幅ゲインの調整に加えて、CCD2の画素の読み出し方法を変更する。これによって、CCD2のISO感度が小さい場合、CCD2から解像度の悪くならない画像信号を生成するように制御し、CCD2のISO感度が大きい場合、CCD2から感度の高い画像信号を生成するように制御する。AFE3での増幅を小さい範囲で行うことができるようになるので、CCD2は、解像度を考慮して、ノイズを抑えた画像信号を生成できる。
この後、コントローラ7は、ストロボ8のコンデンサの電圧値を検出する。例えば、図5の場合、プリ発光後の時刻T1で検出される電圧値は、270Vとなる。コントローラ7は、この検出した電圧値をバッファメモリ6に記憶する。
この後、コントローラ7は、ストロボ8を制御して本発光を行わせるとともに、CCD駆動部4を駆動してCCD2に画像信号を生成させる。コントローラ7は、ストロボ8の制御と、CCD駆動部4の駆動を連続して行う。これによって、発光を伴う連続撮影を可能にしている。
なお、図5では、プリ発光後の時刻T1において、デジタルカメラ100は本発光を行っている。これは、プリ発光後すぐに撮像を行うことで、シャッタータイムラグをなくすためである。シャッタータイムラグが許される状況では、プリ発光後、再度フル充電電圧(290V)に戻し、その後本発光を行ってもよい。
2−2.本発光を伴った連続撮影を行う際の各部の制御
コントローラ7は、ストロボ8を制御して本発光を行わせるとともに、CCD駆動部4を駆動して、本発光を伴った連続撮影を可能にする。以下、具体的に説明する。
コントローラ7は、バッファメモリ6に記憶された本発光の発光光量に基づいて、ストロボ8を制御して本発光を行わせる。ここで、本発光の発光光量に応じた本発光を行うためには、ストロボ8に入力するパルス信号を変更することで可能になる。
また、コントローラ7は、ストロボ8に本発光を行わせるとともに、CCD駆動部4を駆動して、CCD2に画像信号を生成させる。そして、AFE3において、デジタル形式の画像データを生成させる。画像処理部5は、デジタル化された画像データに画像処理を施し、バッファメモリ6に格納する。コントローラ7は、バッファメモリ6に格納された画像データを、メモリカード15に記録する。
この後、コントローラ7は、次の本発光を行わせるために、電源10を制御して、ストロボ8に電荷を供給させる。コントローラ7は、電源10から供給された電荷によってストロボ8の電圧値が、バッファメモリ6に記憶された電圧値に達したことを検出すると、電源10からストロボ8への電荷の供給を停止させる。
そして、コントローラ7は、ストロボ8を制御して、次の本発光を行わせる。コントローラ7は、CCD駆動部4を駆動して、CCD2に画像信号を生成させる。コントローラ7は、AFE3でデジタル化され、画像処理部5で画像処理された画像データを、メモリカード15に記録する。
2回目以降に必要とされる本発光の発光光量は先の本発光時と同じであり、かつ、充電されているコンデンサの電圧値は先の本発光のときの電圧値と略同じである。よって、発光光量に応じたパルス信号(ストロボを発光させるために入力される信号)も同じになる。
なお、発光光量は、発光時のコンデンサの電圧値に応じて調整する必要があることに留意されたい。たとえば、コンデンサの電圧値が270Vのときにおいて、ある発光光量を確保するために100Vの電圧が必要であると仮定する。コンデンサの電圧値が170Vのときに同じ発光光量を確保しようとすると、100Vの電圧ではなく、110V程度必要になる場合がある。すなわち、必要な発光光量を確保するためにどの程度電圧が必要になるかを、計算によって求める必要がある。コンデンサの電圧値に応じてパルス信号の変更処理は複雑であり、予めプログラムするには非常な労力が必要となる。
よって、本実施形態のように、2回目以後の本発光時において、コンデンサの電圧値を先の本発光時の電圧値と略同じに調整しておくと、パルス信号を変更する必要がなくなる。換言すれば、特許文献1の図5のように、補正係数を用いてパルス信号(特許文献1では発光時間)を計算し、調整する必要がなくなる。補正係数を保持するメモリや、その計算に必要となる装置の資源を省略できる。
上述した処理を、シャッタスイッチ11の全押しが継続されている間、又は、画像データの記録が所定の枚数に到達するまで、連続して行う。
2−3.画素混合駆動しない場合とした場合とで記録される画像データの違い
上述したように本実施形態では、算出されたISO感度に応じて、CCD2における画像信号の読み出し方法を変更するようにした。以下、画素混合駆動しない場合と、画素混合駆動した場合とで生じる、記録される画像データの違いを説明する。なお、CCD2は、CCD駆動部4からの制御に応じて、画素混合読み出しと全画素読み出しとを切り替え、動作する。また、CCD2は、9メガ(約900万)の有効画素数を備える撮像素子であるとする。なお、以下の説明において「メガ」というときは、CCDの有効画素数、または、CCDによって得られた画像の画素数を意味するとする。画像データのデータサイズではないことに留意されたい。
画素混合しない場合に生成される画像データを説明する。まず、CCD2では、複数の画素から画像信号をそのまま読み出す。したがって、CCD2から出力される画像信号の画素数は、約900万となる。AFE3のAGCアンプは、設定された増幅ゲインで、この画像信号を増幅する。増幅ゲインは、コントローラ7によって設定された増幅レベルである。この後、AFE3のA/Dコンバータが、増幅された画像信号をデジタル化する。すなわち、AFE3は、画像データを画像処理部5に出力する。画像処理部5では、画像処理を施し、画像を圧縮してその画像数を3メガに低減する。圧縮処理とは、画素の間引き処理のことである。コントローラ7は、この画像処理が施された画像データをメモリカード15に記録する。
画素混合した場合に生成される画像データを説明する。まず、CCD2では、複数の画素から画像信号を読み出す際、同じ色に関する画素の画像信号を混合する。上述のように、本実施形態の画素混合は、R、G、Bの各画素について水平方向3画素/垂直方向3画素(全9画素)を混合する。このように混合された画像信号がCCD2から出力される。したがって、CCD2から出力される画像信号は、9分の1の約100万画素(1メガ)分である。CCD2から出力された画像信号は、AFE3で増幅、デジタル化され、画像データとして出力される。画像処理部5では、AFE3で出力された画像データに対して、画像処理を施す。この場合、画像処理部5は、RGBの並びを所望の順番に並び替える。また、補間による伸長を行い、画素数が1メガの画像データを3メガになるよう増加させる。補間方法は種々知られており、たとえば、バイキュービック法、バイリニア法などを利用することができる。
なお、上述の処理では、画素混合読み出しによって得られた画像を補間して画素数を増やした。しかしながら、補間は必須ではない。補間を行わないときは、画素混合読み出しを行わずに得られた画像の画素数(9メガ)を、1メガに圧縮すればよい。より一般的に言えば、画素混合読み出しを行わずに得られた画像の画素数を、画素混合読み出しによって得られる、最も低い画素数に変換すればよい。
上述のように、生成される画像の画素数を3メガに統一することにより、使用者が後に画像データを整理する際や、画像閲覧時、編集時において利便性が高まる。特にデジタルカメラ100の操作に不慣れな使用者にとっては、撮影する度に画素数(画像サイズ)が異なると不便を感じることが多いと考えられる。よって画素数を統一することは有用である。
その一方、画素混合読み出しした場合と、しない場合とで、生成される画像の画素数を異ならせてもよい。たとえば、画素混合読み出しした場合には画像の画素数を1Mとし、画素混合読み出しをしなかった場合には画像の画素数を9Mとしてもよい。画素数が統一されない代わりに、解像感の高い画像を常に得ることができるようになる。
コントローラ7は、この画像処理が施された画像データをメモリカード15に記録する。なお、上記の画素混合は、一例であり、他の画素混合駆動であってもかまわない。
本実施形態では、画素混合する・しないに関わらず、記録される画像データの画素数を同じ(例えば、3M)になるようにした。しかし、記録される画像データの画素数は、これに限られず、画素混合する場合としない場合とで異なるようにしてもよい。
3.動作
上記のように構成されたデジタルカメラ100の動作を、図6及び図7のフローチャートを用いて説明する。以下の動作は、デジタルカメラ100の電源がOFFからONに変更された場合であって、自装置がストロボ連写モードに設定されている場合に行われる。なお、デジタルカメラ100は、ストロボ連写モードを含む複数のモードから、一つのモードを選択可能になっている。また、本実施形態では、ストロボ連写モードに設定された場合、AGCアンプの増幅ゲインをISO100に対応した増幅レベルに設定する。
まず、コントローラ7は、シャッタスイッチ11が全押しされたか否かを判別する(A1)。シャッタスイッチ11が全押しされた場合、コントローラ7は、ストロボ8を制御して予備発光を行わせる(A2)。また、コントローラ7は、CCD駆動部4を駆動して、CCD2から出力された画像信号に基づく、画像データを取得する。そしてコントローラ7は、取得した画像データに基づいて、予備発光時に被写体で反射された反射光の光量を算出する(A2)。
次に、コントローラ7は、取得した反射光の光量に応じて、最適な本発光の発光光量を算出する(A3)。コントローラ7は、算出した最適な本発光の発光光量が、上限値として記憶された発光光量よりも大きいか否かを判別する(A4)。
ステップA4において、最適な本発光の発光光量が、上限値と同じ又は小さい場合、コントローラ7は、ステップA3で算出された最適な本発光の発光光量を、本発光の発光光量としてバッファメモリ6に記憶する(A7)。この後、コントローラ7は、図7の連写動作に移行する(A8)。
一方、ステップA4において、最適な本発光の発光光量が、上限値よりも大きい場合、コントローラ7は、上限値として記憶された発光光量を、本発光時の発光光量としてバッファメモリ6に記憶する(A5)。コントローラ7は、算出された最適な本発光光量に基づいて、本発光時におけるCCD2のISO感度を算出する(A6)。
コントローラ7は、ISO感度が算出されると、このISO感度が所定感度以上であるか否かを判別する(A9)。コントローラ7は、ISO感度が所定感度以上である場合、CCD2の画像信号の読み出し方法を、画素混合駆動に設定する(A10)。一方、コントローラ7は、ISO感度が所定感度未満である場合、CCD2の画像信号の読み出し方法を、画素混合駆動にせず、通常の全画素読み出し駆動に設定する(A11)。この際、コントローラ7は、CCD駆動部4を制御して、CCD2の読み出し方法を設定する。
そして、コントローラ7は、ステップA10又はステップA11が終了すると、ステップA6で算出されたISO感度及び図3のテーブルに基づいて算出される増幅ゲインを、AFE3に設定する(A12)。この後、コントローラ7は、図7の連写動作に移行する(A13)。
ステップA8又はステップA13で移行された場合の図7の連写動作を説明する。
コントローラ7は、予備発光後におけるストロボ8のコンデンサの電圧値を検出する。そして、コントローラ7は、検出した電圧値に関する情報をバッファメモリ6に記憶する(B1)。
コントローラ7は、バッファメモリ6に記憶されている本発光光量に基づいて、ストロボ8を制御して本発光を行わせる。一方で、コントローラ7は、CCD駆動部4を駆動して、CCD2に画像信号を生成させる。そしてコントローラ7は、CCD2で生成された画像信号に基づく画像データを取得し、メモリカード15に記録する(B2)。
次に、コントローラ7は、画像データの記録が撮影可能枚数に到達したか、または、シャッタスイッチ11の全押しが解除されているか否かを判別する(B3)。この際、コントローラ7は、画像データの記録が撮影可能枚数に到達している、又は、シャッタスイッチ11の全押しが解除されていると判別した場合、連写の動作を終了する。
一方、コントローラ7は、画像データの記録が撮影可能枚数に到達していない場合で、かつ、シャッタスイッチ11の全押しが解除されていない場合、バッファメモリ6に記憶された電圧値まで、電源10からストロボ8のコンデンサに電荷を供給させる(B4)。この後、ステップB2に移行し、ステップB3でYESとなるまで、発光を伴った連続撮影を繰り返す。
ここで図5を用いてコンデンサの電圧値の変化を説明する。
まず、コントローラ7が、シャッタスイッチ11が全押しされたことを検出すると(T0)、コントローラ7は、予備発光を行うため、GNに対応したパルス信号をストロボ8に入力する。この際ストロボ8は、パルス信号に対応した電荷を放出する(T0〜T1)。コントローラ7は、予備発光が完了すると、算出されたISO感度に応じて、全画素読み出しで駆動するか、画素混合読み出しで駆動するかを判別し、設定する(T1)。この後、コントローラ7は、充電を行わずに本発光を行わせるため、本発光の発光光量(GN)に対応したパルス信号をストロボ8に入力する。ストロボ8は、パルス信号に対応した電荷を放出する(T1〜電荷放出完了)。この際、コントローラ7は、CCD駆動部4を駆動することで、CCD2に露光を行わせているため、CCD2の露光が終了するまで、ストロボ8の制御を待機する(電荷放出完了〜T2)。コントローラ7は、CCD2の露光が終了したことを検出すると、電源10を制御して、ストロボ8に電荷を供給させる(T2)。コントローラ7は、ストロボ8の電圧値が、記憶された電圧値に達したことを検出すると、充電を停止する(T3)。そしてコントローラ7は、次の本発光を行うため、本発光の発光光量(GN)に対応したパルス信号をストロボ8に入力する。ストロボ8は、パルス信号に対応した電荷を放出する(T3〜電荷放出完了)。この際、T1〜T2と同様の動作をする。後の処理は繰り返しであるため、説明を割愛する。
本実施形態によれば、デジタルカメラのコントローラ7は、ISO感度に応じて、混合読み出しを含む複数の読み出し方法の中からいずれかを選択し、この選択された方法によってCCD2を駆動できる。これによってデジタルカメラは、解像度を考慮しつつ、ノイズを抑えることが可能な画像信号をCCDで生成できる。
また、デジタルカメラ100は、電気を蓄積し、当該蓄積された電気を放出することで、本発光として被写体に光を照射するストロボ8と、光学系1によって形成された被写体像を撮像して、画像信号を生成するCCD2と、コントローラ7とを備えている。コントローラ7は、ストロボ8に複数回の本発光を同じ光量で行わせ、CCD2に複数枚の画像信号を順次生成させ、コントローラ7によってストロボ8に最初の本発光を行わせる前に、ストロボ8に蓄積された電気量を検出し、コントローラ7によってストロボ8に最初の本発光の行わせた後、次の本発光を行わせる際、検出した電気量に応じて、ストロボ8に電気を供給する。
デジタルカメラ100は、ストロボ8に次の本発光を行わせるまでに、コントローラ7で検出した電気量に応じて、ストロボ8に電気を供給する。すなわち、コントローラ7が、ストロボ8に次の本発光を行わせる際に、ストロボ8に蓄積された電気量を、最初の本発光を行わせた際と略同一にする。これにより、デジタルカメラは、ストロボに蓄積された電気量が異なることにより、ストロボを同じ光量で発光させるために行うパルス信号の計算を省くことができるようになる。
以上、本発明の実施形態を例示した。以下、変形例として、本発明の他の実施形態を説明する。
上述の実施形態では、CCDイメージセンサーを撮像手段の一例として説明を行った。しかし、これに限られず、CMOSイメージセンサーで撮像手段を構成してもかまわない。CMOSイメージセンサーで構成するようにすれば、消費電力を抑えることが可能になる。
さらに、上述の実施形態では、ストロボを発光手段に一例として説明を行った。しかし、これに限られず、LEDフラッシュで構成するようにしてもかまわない。
また、本実施形態では、予備発光時において取得される反射光の光量に応じて、ISO感度を取得するようにした。しかし、これに限られず、例えば、装置に設けられる操作部材(例えば、十字キー)への使用者からの操作に応じて、ISO感度を取得するようにしてもかまわない。つまり、使用者は操作部材を操作して、デジタルカメラのISO感度を設定する。これに伴って、コントローラはISO感度を取得する。これによって、コントローラは、ISO感度に応じて、CCDの画素の読み出し方法を設定する。
さらに、本実施形態では、本発光時におけるCCDに対して画素の読み出し方法を変更するようにした。しかし、これに限られず、例えば、CCDから逐次出力される画像信号、つまり、LCDのスルー画像等に用いられる画像信号に対しても、画素の読み出し方法を変更して、画像信号を生成させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、テーブルを用いて適切な本発光GN(本発光の発光光量)を求めるようにした。しかし、これに限られず、一般的に用いられている数式等を用いて求めてもよい。
また、本実施形態では、数式1を用いて、ISO感度の増減割合(ISO/100)を求めるようにした。しかし、これに限られず、他の方法でISO感度の増減割合を求めるようにしてもよい。
また、本実施形態では、予備発光後に検出したコンデンサの電圧値に基づいて、複数回の本発光間のコンデンサに対する充電を行うようにした。しかし、これに限られず、記憶媒体の一例であるフラッシュメモリ13に所定の電圧値(例えば、270V)を記憶しておいて、この記憶した所定の電圧値に基づいて、複数回の本発光間のコンデンサに対する充電を行うようにしてもかまわない。予備発光後にコンデンサの電圧値を検出する必要はない。
このようにすれば、最初の本発光を行わせる際のコンデンサの電圧値が予測できる場合において、次の本発光を行わせる際の電圧値を略同じにできるので、次の本発光において、パルス信号の計算を省くことができる。最初の本発光を行わせる際のコンデンサの電圧値を予測できる場合とは、例えば、予備発光のGNが所定値として設定されており、かつ、撮影制御が行われていない場合、所定の時間経過(例えば10秒経過)すると、コンデンサの電圧値を最大まで充電されるように構成されている場合などである。
なお、本実施の形態では、ストロボ連写モードに設定された場合に限り、感度情報に応じて、画素混合を行なうか否かを選択するようにした。しかし、これに限られず、ストロボ連写モード以外で、感度情報に応じて、画素混合行うか否かを選択するようにしてもよい。なお、上記のように、ストロボ連写モードのような特定のモードで、感度情報に応じて画素混合を行うか否かを選択し、他のモードで、上記のような動作をしないようにすれば、以下の点でメリットがある。すなわち、撮像装置は、特定のモードでは、撮影画像の色のS/N比を考慮した動作となり、一方、他のモードでは、撮影画像の解像感を考慮した動作となる。つまり、ユーザにとっては、あるモードで色のS/Nを考慮した撮影画像が得られ、他のモードで解像感を考慮した撮影画像が得られる。
すなわち、本発明は、上記実施形態に限られず、種々な構成で実現可能である。
たとえば、上述したコントローラ7がマイコンによって実現されるとき、添付の図面のうちのフローチャートを用いて説明する処理は、そのマイコンに実行されるプログラムとして実現され得る。そのようなコンピュータプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録されて製品として市場に流通され、または、インターネット等の電気通信回線を通じて伝送される。
本発明は、撮像装置に適用可能である。例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルムービーカメラ、カメラ機能付き携帯電話端末などに適用できる。
100 デジタルカメラ
1 光学系
2 CCD
3 AFE
4 CCD駆動部
5 画像処理部
6 バッファメモリ
7 コントローラ
8 ストロボ
10 電源
11 シャッタスイッチ
12 LCD
13 フラッシュメモリ
14 カードスロット
15 メモリカード

Claims (5)

  1. 被写体を撮像する撮像部と、
    電気を蓄積し、前記電気を利用して発光する発光部と、
    前記電気を供給する電源と、
    前記発光部に対する前記電気の供給を制御する制御部と
    を備え、
    前記発光部が、予備発光を行った後、本発光を連続して行う際において、
    前記制御部は、前記予備発光後、最初の本発光までは前記発光部に前記電気を供給せず、前記最初の本発光以後は、次の本発光までの間に、前記最初の本発光時に前記発光部に蓄積されていた電気量になるまで前記電気を供給する、撮像装置。
  2. 前記制御部は、前記予備発光後に前記発光部に蓄積されている電気量を検出し、前記最初の本発光以後は、前記電気量に基づいて前記電気を供給する、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記予備発光後に前記発光部に蓄積されている電気量を検出して、検出した前記電気量の情報を前記記憶部に記憶し、
    前記最初の本発光以後は、前記記憶部に記憶された前記電気量の情報に基づいて前記電気を供給する、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記最初の本発光時に蓄積されていた電気量になるまで前記電気を供給すると、前記制御部は、前記電気の供給を停止する、請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記記憶部は、前記電気量の情報として電圧値の情報を蓄積する、請求項4に記載の撮像装置。
JP2009550137A 2008-07-18 2009-07-16 撮像装置 Expired - Fee Related JP5113194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009550137A JP5113194B2 (ja) 2008-07-18 2009-07-16 撮像装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008186942 2008-07-18
JP2008186942 2008-07-18
JP2009550137A JP5113194B2 (ja) 2008-07-18 2009-07-16 撮像装置
PCT/JP2009/003366 WO2010007793A1 (ja) 2008-07-18 2009-07-16 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010007793A1 JPWO2010007793A1 (ja) 2012-01-05
JP5113194B2 true JP5113194B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=41529997

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009166662A Pending JP2010045773A (ja) 2008-07-18 2009-07-15 撮像装置
JP2009550137A Expired - Fee Related JP5113194B2 (ja) 2008-07-18 2009-07-16 撮像装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009166662A Pending JP2010045773A (ja) 2008-07-18 2009-07-15 撮像装置

Country Status (3)

Country Link
US (2) US8203625B2 (ja)
JP (2) JP2010045773A (ja)
WO (1) WO2010007793A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8717454B2 (en) * 2009-12-24 2014-05-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Image pickup apparatus and image pickup method for adjusting white balance to account for flash and external light sources
TWI389560B (zh) * 2010-05-14 2013-03-11 Ability Entpr Co Ltd 數位相機的閃光控制方法
CA2771851C (en) * 2011-04-12 2018-07-24 Research In Motion Limited Camera flash for improved color balance
TWI454138B (zh) * 2011-05-18 2014-09-21 Altek Corp 調整影像亮度的方法
CN102790859A (zh) * 2011-05-18 2012-11-21 华晶科技股份有限公司 调整图像亮度的方法
US8622637B2 (en) * 2012-03-21 2014-01-07 Kambiz M. Roshanravan Extendable-reach imaging apparatus
US9137455B1 (en) * 2014-11-05 2015-09-15 Duelight Llc Image sensor apparatus and method for obtaining multiple exposures with zero interframe time
US8976264B2 (en) 2012-09-04 2015-03-10 Duelight Llc Color balance in digital photography
US9918017B2 (en) 2012-09-04 2018-03-13 Duelight Llc Image sensor apparatus and method for obtaining multiple exposures with zero interframe time
US9160936B1 (en) 2014-11-07 2015-10-13 Duelight Llc Systems and methods for generating a high-dynamic range (HDR) pixel stream
US9167174B1 (en) 2014-11-05 2015-10-20 Duelight Llc Systems and methods for high-dynamic range images
US9154708B1 (en) 2014-11-06 2015-10-06 Duelight Llc Image sensor apparatus and method for simultaneously capturing flash and ambient illuminated images
US9179062B1 (en) 2014-11-06 2015-11-03 Duelight Llc Systems and methods for performing operations on pixel data
US9531961B2 (en) 2015-05-01 2016-12-27 Duelight Llc Systems and methods for generating a digital image using separate color and intensity data
US9167169B1 (en) 2014-11-05 2015-10-20 Duelight Llc Image sensor apparatus and method for simultaneously capturing multiple images
US9179085B1 (en) 2014-11-06 2015-11-03 Duelight Llc Image sensor apparatus and method for obtaining low-noise, high-speed captures of a photographic scene
US9819849B1 (en) * 2016-07-01 2017-11-14 Duelight Llc Systems and methods for capturing digital images
US10558848B2 (en) 2017-10-05 2020-02-11 Duelight Llc System, method, and computer program for capturing an image with correct skin tone exposure
US9807322B2 (en) 2013-03-15 2017-10-31 Duelight Llc Systems and methods for a digital image sensor
US9204044B2 (en) * 2013-10-02 2015-12-01 Nokia Technologies Oy Method and apparatus for optimization during camera flash pulses
US10924688B2 (en) 2014-11-06 2021-02-16 Duelight Llc Image sensor apparatus and method for obtaining low-noise, high-speed captures of a photographic scene
US11463630B2 (en) 2014-11-07 2022-10-04 Duelight Llc Systems and methods for generating a high-dynamic range (HDR) pixel stream
US9712744B2 (en) * 2014-11-13 2017-07-18 Intel Corporation Image quality compensation system and method
CN114449163A (zh) 2016-09-01 2022-05-06 迪尤莱特公司 基于焦点目标信息调整焦点的装置和方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08179403A (ja) * 1994-12-26 1996-07-12 Olympus Optical Co Ltd ストロボ連写カメラ
JP2005266158A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Fuji Photo Film Co Ltd ストロボ装置およびストロボ内蔵カメラ
JP2006053493A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Ricoh Co Ltd ストロボ撮影装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3121442B2 (ja) 1992-06-25 2000-12-25 黒崎播磨株式会社 耐火物
JPH069265U (ja) * 1992-06-30 1994-02-04 三洋電機株式会社 Ccd撮像装置
JPH09205518A (ja) * 1996-01-26 1997-08-05 Rohm Co Ltd イメージセンサおよびイメージセンサチップ
AU2151797A (en) * 1996-03-13 1997-10-01 Phase One Denmark A/S An image processing method and system
US6031248A (en) 1998-04-28 2000-02-29 Xerox Corporation Hybrid sensor pixel architecture
JP3473552B2 (ja) * 2000-06-15 2003-12-08 ミノルタ株式会社 デジタルスチルカメラ
JP2002142151A (ja) 2000-10-31 2002-05-17 Hitachi Ltd 撮像装置
JP2005109993A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮影装置
JP2005117187A (ja) 2003-10-03 2005-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置
JP2005167497A (ja) 2003-12-01 2005-06-23 Canon Inc 撮像装置、良質画像獲得方法、及びプログラム
JP4371797B2 (ja) * 2003-12-12 2009-11-25 コニカミノルタホールディングス株式会社 固体撮像装置
JP2005347928A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像制御装置、固体撮像装置および撮像方法
JP4840688B2 (ja) 2005-12-09 2011-12-21 カシオ計算機株式会社 撮像装置及びそのプログラム
CN101320194B (zh) * 2007-06-07 2010-09-29 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 闪光灯控制系统及方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08179403A (ja) * 1994-12-26 1996-07-12 Olympus Optical Co Ltd ストロボ連写カメラ
JP2005266158A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Fuji Photo Film Co Ltd ストロボ装置およびストロボ内蔵カメラ
JP2006053493A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Ricoh Co Ltd ストロボ撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20100013956A1 (en) 2010-01-21
WO2010007793A1 (ja) 2010-01-21
US20110115971A1 (en) 2011-05-19
JPWO2010007793A1 (ja) 2012-01-05
JP2010045773A (ja) 2010-02-25
US8203625B2 (en) 2012-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5113194B2 (ja) 撮像装置
JP4840688B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
TWI423664B (zh) 影像裝置與曝光控制方法
US7580058B2 (en) Image capturing apparatus and image capturing method
US7924343B2 (en) Photographing apparatus and exposure control method
JP2010087664A (ja) 撮像装置およびフラッシュの制御方法
US8154620B2 (en) Imaging apparatus and imaging method
JP2012163679A (ja) 撮像装置、ストロボ制御方法およびストロボ制御プログラム
JP2008083243A (ja) 撮影装置及び露出制御方法
JP5625325B2 (ja) 画像データ記録装置および画像データ記録プログラム
JP2010087663A (ja) 撮像装置およびフラッシュの制御方法
US20120105669A1 (en) Imaging apparatus
JP5445956B2 (ja) 撮像装置
JP5266077B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2008160519A (ja) 撮像装置
JP2008227839A (ja) 撮像装置
JP2010237700A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP6012333B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP2008268361A (ja) 撮影装置
JP2014127770A (ja) 撮像装置
KR20100075164A (ko) 촬상 장치 및 촬상 방법
JP2012204938A (ja) 撮像装置
JP2008046341A (ja) カメラ
JP2006222805A (ja) 撮影装置、感度調節方法及び感度調節プログラム
KR20100055948A (ko) 디지털 영상 처리 장치 및 그 동작 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5113194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees