JP2009137649A - クラムシェル型容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】見掛けが簡潔で、開閉動作が容易で、収納空間の閉鎖状態を安定して維持するクラムシェル型容器を提供する。
【解決手段】クラムシェル型容器は、収納空間を形成する下部底部21および下部周壁部22を有する下部ケース20と、上部底部31および上部周壁部32を有し、下部ケース20に結合された上部ケース30と、収納空間の閉鎖状態をロック/ロック解除する掛止解除部40とを備える。掛止解除部40は、一側端部が上部ケース30に形成されたボタン開口31aを通過して下部底部21側に移動可能なボタン41と、係止溝42aを有する係止壁部42と、ヘッド部51および掛止突起52aを有する脚部52からなる作動部材50と、作動部材50とケース10との間に介在される復帰弾性体とを有する。ボタン41が押圧されると、ヘッド部51は下部周壁部22側へ移動し、掛止突起52aは係止溝42aから離脱し、復帰弾性体に弾性力が蓄積される。
【選択図】図1

Description

本発明は、クラムシェル型容器に関し、より詳しくは、凹形の収納空間を形成する下部ケースと、収納空間を開閉可能に下部ケースに結合された上部ケースとを有する容器に関する。
例えば、従来の顔化粧用コンパクトのような化粧品容器には、クリーム状、粉末状などの化粧物質を収納するための空間が形成されている。このような化粧品容器のうち、クラムシェル型容器は、下部ケースに形成された収納空間を上部ケースにより開閉可能に構成されている。
図12は、従来のクラムシェル型容器の断面図である。従来のクラムシェル型容器は、図12に示すように、収納空間120aを形成するケース110と、ケース110の収納空間120aが外部に対して閉鎖される状態を保持したり(ロック)、閉鎖された状態を解除したり(ロック解除)する掛止解除部140と、ケース110の内部に設けられる内部容器160とを有している。
ケース110は、下部ケース120と、下部ケース120に結合された上部ケース130とを有する。下部ケース120は、下部底部121および下部周壁部122からなり、凹状の収納空間120aを形成する。下部周壁部122の前面には、開放補助溝122aが形成される。上部ケース130は、上部底部131および上部周壁部132からなり、凹状の空間を形成する。このような構成を有する上部ケース130は、下部ケース120に回動可能に結合されている。これにより、上部ケース130を回動操作して、下部ケース120の収納空間120aを開閉することができる。
掛止解除部140は、開放補助溝122aに突出形成された係止段141と、上部周壁部132の前面下段(すなわち、上部ケース130の下部ケース120と結合された一端部と反対側の端部であって、上部ケース130を閉じる際に下部ケース120と対向する部分)から下方向(上部ケース130から下部ケース120)に向かって形成された掛止リブ152とからなる。掛止リブ152の内表面には、内部空間に向かって突出する掛止突起152aが形成されている。
このような構成を有する従来のクラムシェル型容器は、まず、収納空間120aが開放された状態から上部ケース130が下部ケース120に向けて押圧されると、上部ケース130が下部ケース120に向かって回動する。上部ケース130の回動が進行するにつれて、掛止リブ152は開放補助溝122aに受容され、掛止突起152aが係止段141に接触する。そして、掛止突起152aが係止段141に接触すると、掛止突起152aが係止段141を越える力で上部ケース130を押圧される。掛止突起152aが係止段141を越えると、収納空間120aは閉鎖され、掛止突起152aと係止段141との相互作用により収納空間120aは閉鎖状態を維持することになる。
一方、開放補助溝122aを用いて下部ケース120から離隔する方向に上部ケース130を回動させると、掛止突起152aは係止段141から離脱され、収納空間120aは開放される。
ところが、従来のクラムシェル型容器によれば、掛止解除部140がケース110の外表面に形成されているので、見掛けが複雑になるという問題があった。
さらに、収納空間120aを開閉する際、掛止突起152aが無理に係止段141を越えるようにしなければならず、収納空間120aの開閉動作が困難であるという問題があった。
また、収納空間120aを開閉する際、掛止突起152aと係止段141との間の摩耗が生じる。このため、クラムシェル型容器を使用するにつれて収納空間120aの閉鎖状態を安定して維持できないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、見掛けが簡潔で、収納空間の開閉動作が容易であり、かつ収納空間の閉鎖状態を安定して維持することが可能な、新規かつ改良されたクラムシェル型容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、凹状の収納空間を形成する下部底部および下部周壁部を有する下部ケースと、凹状をなす上部底部および上部周壁部を有し、収納空間を開閉可能に下部ケースに結合された上部ケースとを具備するケースと、収納空間の閉鎖状態をロック/ロック解除する掛止解除部と、を備えるクラムシェル型容器が提供される。上部底部は、上部底部の中央領域に形成されたボタン開口を有している。また、掛止解除部は、上部ケースに設けられ、上部ケースを下部底部に向かって押圧する際、一側端部がボタン開口を通過して下部底部に向かって移動可能に設けられたボタンと、下部ケースに設けられ、下部底部の、ボタンの一側端部と下部周壁部との間の領域から上部ケース側に突出し、下部周壁部との対向面に係止溝が形成された係止壁部と、ケースの内部に設けられ、ヘッド部と、ヘッド部から延設され、先端に掛止突起が形成された脚部とからなる作動部材と、作動部材とケースとの間に介在される復帰弾性体と、を有する。そして、ボタンが押圧されると、ヘッド部は下部周壁部側へ移動して、掛止突起は係止溝から離脱し、復帰弾性体は弾性力を蓄積するように作用することを特徴とする。
ここで、復帰弾性体は、ヘッド部の両側面から離隔する方向に延び、ヘッド部が下部周壁部に向かって移動される際、弾性力を蓄積可能に上部ケースに支持される一対の復帰弾性アームを含んでもよい。これにより、掛止解除部の構造を簡単にすることができる。
また、係止壁部の上面には、上部ケースが収納空間を閉鎖するように下部ケースに接近する際、脚部の下降を案内する案内斜面を形成することもできる。これにより、脚部の下部周壁部と係止壁部との間への進入を案内することができる。
以上説明したように本発明によれば、掛止解除部をケースの内部に形成することによって、見掛けが簡潔になり、ボタンの回動動作により掛止突起と係止溝とが相互作用するよう構成することで、収納空間の開閉動作が容易になり、収納空間の閉鎖状態を安定的に維持することの可能なクラムシェル型容器を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、図1〜図6に基づいて、本発明の実施形態にかかるクラムシェル型容器について説明する。なお、図1および図2は、本実施形態にかかるクラムシェル型容器の分解斜視図である。図3は、本実施形態にかかるクラムシェル型容器の斜視図である。図4は、図3のA−A’線断面図である。図5および図6は、図1に示す作動部材と復帰弾性アームの設置状態を説明するための説明図である。
本発明の実施形態にかかるクラムシェル型容器は、図1に示すように、収納空間20aを形成するケース10と、ケース10の収納空間20aが外部に対して閉鎖される状態を保持したり(ロック)、閉鎖された状態を解除したり(ロック解除)する掛止解除部40と、ケース10の内部に設けられた容器支持体60と、容器支持体60に設けられた内部容器71とを備える。
ケース10は、下部ケース20と、下部ケース20に結合された上部ケース30とを有する。下部ケース20は、下部底部21および下部周壁部22を有し、凹状の収納空間20aを形成する。下部周壁部22は、相対向して配置された下部前面壁部22aおよび下部背面壁部22bと、下部背面壁部22bと下部前面壁部22aとの間に介する一対の下部側面壁部22cとを有する。下部背面壁部22bは、その両端に一対のケース結合凹溝部22dが形成されている。ケース結合凹溝部22dには、弾性部材22fが設けられている。下部周壁部22の内表面には、固定段22eが形成されている。
上部ケース30は、図2に示すように、上部底部31および上部周壁部32と、上部前面壁部32aの内表面に上部底部31と略重なるように結合された支持板部33と、上部底部31の底面(下部ケース20と対向する側の面)から突出して形成された結合リブ34とを備える。上部底部31および上部周壁部32によって、凹型を空間が形成される。
上部底部31の中央領域には略長方形のボタン開口31aが形成されており、底面ボタン開口31aの一辺部の両端付近にはボタン回動ピン31bが1つずつ形成されている。上部底部31の、各ボタン回動ピン31bが設けられた一辺部に対して底面ボタン開口31aと反対側の領域には、支え板部31cが形成されている。上部周壁部32は、相対向して配置された上部前面壁部32aおよび上部背面壁部32bと、上部背面壁部32bと上部前面壁部32aとの間に介する一対の上部側面壁部32cとからなる。支持板部33の中央領域には、案内溝33aが切取形成されている。
このような構成を有する上部ケース30は、結合リブ34とケース結合凹溝部22dを貫通して設けられる一対のケース回動ピン35により下部ケース20に結合される。これにより、上部ケース30を回動させると、収納空間20aを開放または閉鎖させることができる。
掛止解除部40は、上部底部31に結合されるボタン41と、下部底部21に形成された係止壁部42と、ケース10の内部に収容される作動部材50と上部ケース30との間に設けられる復帰弾性アーム43とからなる。
ボタン41は、略長方形状の押え板41aと、押え板41aの底面(下部ケース20と対向する側の面)に形成された押圧壁部41bと、一対のピン溝部41cとを有する。押圧壁部41bは、押え板41aの底面には押圧突部41dが形成されており、押圧突部41dの前方(上部前面周壁部32aの内面と対向する側)には係止リブ41eが形成されている。押圧突部41dは、押え板41aが下部底部21に向けて回動する際、後述するヘッド部51を押圧可能に形成される。このような構成を有するボタン41は、各ピン溝部41cに各ボタン回動ピン31bが挿入され、ボタン41の底面(上部ケース30側の面)が支え板部31cの上面に支持されるように設けられる。これにより、ボタン41を下部底部21に向けて押圧すると、押え板41aの前段部(ボタン開口31aと対向する部分)がボタン開口31aを通過して下部底部21に向かって移動することができる。
係止壁部42は、押え板41aの移動端部(前段部)と下部前面壁部22aとの間の領域に形成され、下部前面壁部22aとの対向面には係止溝42aが形成されている。そして、係止壁部42の上面には、案内斜面42bが形成されている(図4参照)。案内斜面42bは、上部ケース30が収納空間20aを閉鎖するように下部ケース20に接近する際、後述する摺動斜面52bと面接触して脚部52の下降を案内可能に形成される。
作動部材50は、ヘッド部51と、ヘッド部51から延設された脚部52とからなる。ヘッド部51は、スライディング板部51aと、スライディング板部51aの底面(下部ケース20と対向する側の面)に形成された案内板部51bとを有する。スライディング板部51aは、背面(脚部52と反対側の面)の上部ケース30側の両隅領域が切取されており、切取領域の間には下方向に向かって傾斜する作用斜面51cが形成されている。案内板部51bは、スライディング板部51aより狭い幅を有するように形成される。脚部52は、案内板部51bから突出するように形成されており、その先端部分には掛止突起52aが形成されている。そして、脚部52の先端には、摺動斜面52bが案内斜面42bに沿って形成される。
このような構成を有する作動部材50は、スライディング板部51aが支持板部33の上面(下部ケース20と反対側の面)に支持され、案内板部51bが案内溝33aに挿入される。そして、図5に示すように、脚部52が係止壁部42と下部周壁部22のとの間の領域に挿入され、掛止突起52aが係止溝42aに係止する。ここで、押圧突部41dは、作動部材50の作用斜面51cに接触する。これにより、ボタン41を下部底部21に向けて押圧すると、押圧突部41dと作用斜面51cとの相互作用により、ヘッド部51は下部前面壁部22aに向けて移動する。そして、ヘッド部51が下部前面壁部22aに向けて移動する際、掛止突起52aは係止溝42aから離脱する。
復帰弾性アーム43は、図2に示すように、スライディング板部51aの両側面から離隔する方向に延びるように形成される。復帰弾性アーム43は、図6に示すように、異なる向きに2回折り曲げられることにより形成された1つの傾斜区間43aを備える。このような構成を有する各復帰弾性アーム43は、図4に示すように、自由端が上部前面壁部32aの内表面に支持されるように設けられる。これにより、復帰弾性アーム43は、ヘッド部51が下部前面壁部22aに向けて移動される際に弾性力を蓄積することができる。
容器支持体60は、略四角形の枠状のボディ部61と、ボディ部61の上部ケース30側の周縁部から外側に向けて延出形成された支持フランジ62とを有する。支持フランジ62には、前方領域(下部ケース20の下部前面壁部22aに対応する側の領域)に通過溝62aが形成されており、後方領域(下部ケース20の下部背面壁部22bに対応する側の領域)には一対の通過凹溝62dが切り欠き状に形成されている。通過溝62aは、脚部52の移動経路上に形成される。そして、支持フランジ62には、図1に示すように、固定段22eに対応する左側領域に一対の支持突部62bが形成されている。また、支持フランジ62の底面(下部ケース20と対向する側の面)には、図2に示すように、固定リブ62cが分散して形成されている。このような構成を有する容器支持体60は、支持フランジ62が係止壁部42と下部周壁部22に支持され、固定リブ62cが固定段22eと係止するよう設けられる。ここで、容器支持体60は、通過凹溝62dがケース結合凹溝部22dの上側に位置するように配置される。
内部容器71は、図1に示すように、固定段22eに対応する左側領域に一対のキャップ結合凹溝部71aが形成される。このような構成を有する内部容器71は、キャップ結合凹溝部71aに形成されたキャップ結合突起71bを介して支持突部62bに結合される。
以上、本実施形態にかかるクラムシェル型容器の構成について説明した。このようなクラムシェル型容器を構成する各部を組み合わせると、図3に示すように、下部ケース20と上部ケース30とを合わせた、略直方体形状の容器となる。本実施形態にかかるクラムシェル型容器は、上部ケース30を押圧して閉鎖することができ、上部ケース30に設けられたボタン41を押下することにより開放することができる。
次に、このような構成を有する本実施形態に係るクラムシェル型容器の使用方法について、図7〜図11に基づいて説明する。なお、図7は、本実施形態にかかるクラムシェル型容器の横断面図である。図8は、作動部材50の作用を説明するための説明図である。図9は、復帰弾性アーム43の作用を説明するための説明図である。図10は、本実施形態にかかるクラムシェル型容器を開放するためにボタン41を押下した状態を示す横断面図である。図11は、本実施形態にかかるクラムシェル型容器の開放過程を説明するための横断面図である。
まず、図7に示すように、収納空間20aが開放された状態から、下部ケース20に向かって上部ケース30を回動させる。上部ケース30が下部ケース20に向かって回動すると、脚部52は案内斜面42bの案内を受けて係止壁部42と下部周壁部22のとの間の領域に進入する。脚部52が係止壁部42と下部周壁部22との間の領域に進入する間、復帰弾性アーム43には、図6に示す状態から図8および図9に示す状態となることによりボタン41側へ戻ろうとする弾性力が蓄積され、復帰弾性アーム43に蓄積された弾性力により掛止突起52aは係止溝42aに進入する。掛止突起52aが係止溝42aに進入すると収納空間20aは閉鎖され、収納空間20aの閉鎖状態は掛止突起52aと係止溝42aとの相互作用により維持される。このとき、図4に示す状態となる。そして、収納空間20aが閉鎖される前に、上部ケース30は弾性体22fを押圧し、弾性体22fに弾性力が蓄積される。
一方、閉鎖された収納空間20aは、以下の方法により開放することができる。まず、例えば人差し指を使用してボタン41を下部底部21に向けて押圧すると、図10に示すように、押圧壁部41bはボタン回動ピン31b回りに下部底部21に向かって回動する。これにより、ボタン41はボタン開口31aを通過して下部底部21に向かって移動し、押圧突部41dは、図10に示すように作用斜面51cを押圧しながら下降する。押圧突部41dが下降すると、図10に示すように作動部材50は下部前面壁部22a側に移動し、掛止突起52aが係止溝42aから離脱する。作動部材50が下部前面壁部22a側に移動する際、復帰弾性アーム43は図8および図9に示す状態となり、復帰弾性アーム43には弾性力が蓄積される。また、掛止突起52aが係止溝42aから離脱する際、弾性部材22fに蓄積された弾性力により収納空間20aは部分的に開放される。
次いで、図11に示すように、収納空間20aが部分的に開放された状態になると、ボタン41に対する押圧力は解除される。ボタン41に対する押圧力が解除されると、復帰弾性アーム43に蓄積された弾性力により作動部材50は原位置に戻る。作動部材50が原位置に戻る際、作用斜面51cに沿ってボタン41も原位置に戻る。
さらに、下部ケース20から離隔する方向に上部ケース30を回動させると、図7に示すように、収納空間20aが完全に開放される。
以上、本実施形態にかかるクラムシェル型容器の使用方法について説明した。本実施形態によれば、掛止解除部40をケース10の内部に形成することによって、見掛けが簡潔になる。そして、ボタン41の回動動作により掛止突起52aと係止溝42aとを相互に作用させることで、収納空間20aの開閉動作が容易になり、収納空間20aの閉鎖状態を安定して維持することができる。また、復帰弾性アーム43を作動部材50と一体形成することによって、掛止解除部40の構造を簡単にすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の実施形態に係るクラムシェル型容器の分解斜視図である。 同実施形態に係るクラムシェル型容器の分解斜視図である。 同実施形態に係るクラムシェル型容器の斜視図である。 図3のA−A’線断面図である。 図1に示す作動部材と復帰弾性アームの設置状態図である。 図1に示す作動部材と復帰弾性アームの設置状態図である。 同実施形態に係るクラムシェル型容器の横断面図である。 同実施形態に係る作動部材の作用を説明するための説明図である。 同実施形態に係る復帰弾性アームの作用を説明するための説明図である。 同実施形態に係るクラムシェル型容器を開放するためにボタンを押下した状態を示す横断面図である。 同実施形態に係るクラムシェル型容器の開放過程を説明するための横断面図である。 従来のクラムシェル型容器の断面図である。 図12に示す掛止解除部の動作状態図である。
符号の説明
10、110 ケース
20、120 下部ケース
21、121 下部底部
22、122 下部周壁部
30、130 上部ケース
31、131 上部底部
32、132 上部周壁部
33 支持板部
40、140 掛止解除部
41 ボタン
42 係止壁部
43 復帰弾性アーム
50 作動部材
71、160 内部容器
141 係止段
152 掛止リブ

Claims (3)

  1. 凹状の収納空間を形成する下部底部および下部周壁部を有する下部ケースと、凹状をなす上部底部および上部周壁部を有し、前記収納空間を開閉可能に前記下部ケースに結合された上部ケースとを具備するケースと、
    前記収納空間の閉鎖状態をロック/ロック解除する掛止解除部と、
    を備え、
    前記上部底部は、前記上部底部の中央領域に形成されたボタン開口を有し、
    前記掛止解除部は、
    前記上部ケースに設けられ、前記上部ケースを前記下部底部に向かって押圧する際、一側端部が前記ボタン開口を通過して前記下部底部に向かって移動可能に設けられたボタンと、
    前記下部ケースに設けられ、前記下部底部の、前記ボタンの一側端部と前記下部周壁部との間の領域から前記上部ケース側に突出し、前記下部周壁部との対向面に係止溝が形成された係止壁部と、
    前記ケースの内部に設けられ、ヘッド部と、前記ヘッド部から延設され、先端に掛止突起が形成された脚部とからなる作動部材と、
    前記作動部材と前記ケースとの間に介在される復帰弾性体と、
    を有し、
    前記ボタンが押圧されると、前記ヘッド部は前記下部周壁部側へ移動して、前記掛止突起は前記係止溝から離脱し、前記復帰弾性体は弾性力を蓄積するように作用することを特徴とする、クラムシェル型容器。
  2. 前記復帰弾性体は、前記ヘッド部の両側面から離隔する方向に延び、前記ヘッド部が前記下部周壁部に向かって移動される際、弾性力を蓄積可能に前記上部ケースに支持される一対の復帰弾性アームを含むことを特徴とする、請求項1に記載のクラムシェル型容器。
  3. 前記係止壁部の上面には、前記上部ケースが前記収納空間を閉鎖するように前記下部ケースに接近する際、前記脚部の下降を案内する案内斜面が形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載のクラムシェル型容器。

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