JP2009124145A - 前面照射型アバランシェ・フォトダイオード - Google Patents

前面照射型アバランシェ・フォトダイオード Download PDF

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Abstract

【課題】改善された固有応答度を有する前面照射型アバランシェ・フォトダイオード(APD)並びにそのような前面照射型APDを製造する方法を提供する。
【解決手段】前面照射型APDは、基板および基板の前面に配置された層スタックを含む半導体材料のAPD本体を備える。層スタックは、吸収層、増倍層、および電界制御層を含む。有利なことには、APD本体の背面は機械的および化学的に研磨され、吸収波長帯域で90%を超える反射率を有する反射体がAPD本体の背面に配置されている。したがって、最初の吸収層通過で吸収されない入射光は、2回目の吸収層通過のために反射体で反射され、前面照射型APDの固有応答度を高める。
【選択図】図3

Description

本発明は、アバランシェ・フォトダイオード(APD)に関し、特に前面照射型APDに関する。
光通信システムでは、アバランシェ・フォトダイオード(APD)は、光信号を電気信号に変換するために使用される。プレーナ構成のAPDは、最も信頼性の高いものの一つである。図1および2を参照して、一般的なプレーナAPDは半導体材料のAPD本体101または201を備えるが、それは、2003年2月4日に発行されたItzler等の米国特許第6,515,315号および2008年5月29日に公開されたYagyu等の米国特許出願公開第2008/0121867号にそれぞれ開示されており、これらの特許および特許出願公開は、参照して本明細書に組み込まれる。
APD本体101または201は、基板110または210およびこの基板110または210の前面に配置された層スタック120または220を含む。層スタック120または220は、吸収波長帯域で光を吸収して光電流を生成するための厚さWの吸収層121または221と、アバランシェ増倍によって光電流を増すための厚さWの増倍領域を含む増倍層122または222と、吸収層121または221および増倍層122または222中の電界を制御するための電界制御層123または223とを備える。
APD本体101では、増倍層122は、増倍領域を画定しさらにp−n接合を形成するための拡散領域124を含む。層スタック120は、さらに、基板110と層スタック120の間の格子不整合を調整するためのバッファ層125、および吸収層121と増倍層122の間の電流の流れを容易にするためのグレーディング層126を備える。
APD本体201では、層スタック220は、さらに、基板210と層スタック220の間の格子不整合を調整するためのバッファ層225、および吸収波長帯域の光を吸収層221へ透過させるための窓層227を備える。窓層227および吸収層221は、増倍領域を画定しさらにp−n接合を形成するための拡散領域224を含む。
APD本体101または201は、前面照射型または背面照射型構成のAPDに含まれることがある。どちらの構成でも、吸収層121または221の厚さは、ブレークダウン電圧、増倍領域の厚さのプロセス窓、および固有応答度などのAPDの多くの特性の決定において重要な役割を果たす。
APDのブレークダウン電圧は、吸収層121または221の厚さが減少するにつれて直線的に減少する。したがって、ブレークダウン電圧が低いほどAPDはより低い電圧で動作することができるので、動作の観点から、吸収層121または221の厚さを最小限にしてブレークダウン電圧を最小限にすべきである。
APDの増倍領域の厚さのプロセス窓すなわち許容範囲は、吸収層121または221の厚さが減少するにつれて大きくなる。したがって、製造の観点から、増倍領域の厚さの許容範囲が大きいほどAPDの製造歩留りがよくなるので、吸収層121または221の厚さを最小限にして、増倍領域の厚さのプロセス窓を最大限にすべきである。
しかし、APDの固有応答度、すなわち光電流利得1での応答度は、吸収層121または221の厚さが減少するにつれて減少する。したがって、固有応答度が高いほどAPDの感度が高くなるので、性能の観点から、吸収層121または221の厚さを最大限にして固有応答度を最大限にすべきである。
ブレークダウン電圧を高くすることなく、または増倍領域の厚さのプロセス窓を減少させることなく、APDの固有応答度を高める1つの手法は、APD中に反射体を含むことによって、吸収層121または221の実効厚さを大きくすることである。
例えば、半導体材料の分布ブラッグ反射体(DBR)を含む層スタックを備える前面照射型APDが、Yagyu等による「Simple Planar Structure for High−Performance AlInAs Avalanche Photodiodes」(IEEE Photonics Technology Letters、2006年、Vol.18、76〜78頁)という名称の論文、Ishimura等による「High Efficiency 10 Gbps InP/InGaAs Avalanche Photodiodes with Distributed Bragg Reflector」(Proceedings of the 27th European Conference on Optical Communication(ECOC’01)、2001年、Vol.4、554〜555頁)という名称の論文、2007年8月21日に発行されたYagyu等の米国特許第7,259,408号、2006年5月2日に発行されたIshimura等の米国特許第7,038,251号、および1999年3月9日に発行されたFunaba等の米国特許第5,880,489号で開示された。
そのような前面照射型APDでは、APD本体の前面に入射する光は、層スタックの前部分を通過して吸収層に至り、そこで入射光の部分が吸収される。入射光の未吸収部分は層スタックの後ろ部分を通過してDBRに至り、そこで2回目の吸収層通過のために反射されて戻り、前面照射型APDの吸収層の実効厚さおよび固有応答度を増加させる。しかし、半導体材料の高反射率DBRを形成することは難しいことであり、前面照射型APDの製造プロセスに複雑さを追加することになる。さらに、DBRは、ほんの狭い波長帯域だけで高反射である。
そのような制限を克服しようとして、例えば、2005年5月17日に発行されたKwan等の米国特許第6,894,322号、2004年12月14日に発行されたYoneda等の米国特許第6,831,265号、2004年2月17日に発行されたYoneda等の米国特許第6,693,337号、1997年3月11日に発行されたSu等の米国特許第5,610,416号、および1993年1月12日に発行されたTorikaiの米国特許第5,179,430号に開示されているように、背面照射型APDのAPD本体の前面に反射体が組み込まれた。
そのような背面照射型APDでは、APD本体の裏面に入射する光は、基板および層スタックの後ろ部分を通過して吸収層に至り、そこで入射光の部分が吸収される。入射光の未吸収部分は層スタックの前部分を通過してAPD本体の前面の反射体に至り、そこで2回目の吸収層通過のために反射されて戻り、背面照射型APDの吸収層の実効厚さおよび固有応答度を増加させる。しかし、背面照射型APDの製造歩留りは比較的低い。その理由は、一般に、基板が研磨で薄くされた後で、APD本体の裏側に対して多くのプロセス・ステップが行われるからである。さらに、背面照射を可能にするために、一般に、チップをひっくり返さなければならないので、背面照射型APDのパッケージ組立コストは比較的高い。
同様に、例えば、米国特許第6,831,265号、米国特許第6,693,337号、および1999年8月24日に発行されたIshimuraの米国特許第5,942,771号で開示されたように、反射体は、前面照射型および背面照射型PINフォトダイオードにおける正−真性−負(PIN)フォトダイオード本体の背面または前面にそれぞれ組み込まれた。
米国特許第6,515,315号 米国特許出願公開第2008/0121867号 米国特許第7,259,408号 米国特許第7,038,251号 米国特許第5,880,489号 米国特許第6,894,322号 米国特許第6,831,265号 米国特許第6,693,337号 米国特許第5,610,416号 米国特許第5,179,430号 米国特許第5,942,771号
Yagyu等による「Simple Planar Structure for High−Performance AlInAs Avalanche Photodiodes」(IEEE Photonics Technology Letters、2006年、Vol.18、76〜78頁) Ishimura等による「High Efficiency 10 Gbps InP/InGaAs Avalanche Photodiodes with Distributed Bragg Reflector」(Proceedings of the 27th European Conference on Optical Communication(ECOC’01)、2001年、Vol.4、554〜555頁)
本発明は、改善された固有応答度を有する前面照射型APDを提供し、このAPDは、従来技術のAPD本体101または201の層構造と同様な層構造を有するAPD本体を備えるが、従来技術のフォトダイオードの構成および特徴とは異なる構成および特徴を有している。有利なことには、APD本体の背面は、吸収波長帯域でAPD本体の背面の反射率を高めるように機械的および化学的に研磨される。さらに、吸収波長帯域で90%を超える反射率を有する反射体が、APD本体の背面に配置される。
APD本体の前面に入射した光は、層スタックの前部分を通過して吸収層に至り、そこで入射光の部分が吸収される。入射光の未吸収部分は層スタックの後ろ部分および、いくつかの例では、基板を通過してAPD本体の背面の反射体に至り、そこで2回目の吸収層通過のために反射されて戻り、前面照射型APDの吸収層の実効厚さおよび固有応答度を増加させる。
したがって、本発明は、前面照射型アバランシェ・フォトダイオード(APD)に関し、本前面照射型APDは、基板および基板の前面に配置された層スタックを含む半導体材料のAPD本体を備え、前記層スタックは吸収波長帯域の光を吸収して光電流を生成するための吸収層と、アバランシェ増倍によって光電流を増すための増倍領域を含む増倍層と、吸収層および増倍層の中の電界を制御するための電界制御層とを備え、APD本体の背面は機械的および化学的に研磨されているものであり、さらに本前面照射型APDは、吸収波長帯域の光を吸収層の方へ反射するためにAPD本体の背面に配置された、吸収波長帯域で90%を超える反射率を有する反射体を備える。
本発明の他の態様は、前面照射型APDを製造する方法に関し、本方法は、i)a)基板を準備するステップおよびb)基板の前面に層スタックをエピタキシャル成長するステップを含む、半導体材料のAPD本体を形成するステップを含み、層スタックをエピタキシャル成長する前記ステップは、吸収波長帯域の光を吸収して光電流を生成するための吸収層をエピタキシャル成長するステップ、アバランシェ増倍によって光電流を増すための増倍領域を含む増倍層をエピタキシャル成長するステップ、および吸収層および増倍層の中の電界を制御するための電界制御層をエピタキシャル成長するステップを含むものであり、さらに、本方法は、ii)APD本体の背面を機械的および化学的に研磨するステップと、iii)吸収波長帯域で90%を超える反射率を有する反射体をAPD本体の背面に堆積させるステップと、を含む。
本発明は、添付の図面を参照してより詳細に説明される。
第1の従来技術のアバランシェ光検出器(APD)本体の断面を示す模式図である。 第2の従来技術のAPD本体の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第1の実施形態の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第2の実施形態の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第3の実施形態の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第4の実施形態の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第5の実施形態の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第6の実施形態の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第7の実施形態の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第8の実施形態の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第9の実施形態の断面を示す模式図である。 本発明に従った前面照射型APDの第10の実施形態の断面を示す模式図である。
本発明は、改善された固有応答度を有する前面照射型アバランシェ・フォトダイオード(APD)を提供する。本発明で提供される前面照射型APDの有利な特徴は、前面照射型APDの例示の好ましい実施形態に関連して詳細に説明される。しかし、当業者は理解することであろうが、これらの有利な特徴は、また、他の構成または層構造を有する前面照射型APDにも応用されるかもしれない。
図3を参照して、第1の実施形態の前面照射型APD300は、半導体材料のAPD本体301を含み、このAPD本体301は、従来技術のAPD本体101の層構造と同様な層構造を有している。APD本体301は、基板310および層スタック320を含む。有利なことには、APD本体301の背面は、吸収波長帯域でAPD本体301の背面の反射率を高めるように機械的および化学的に研磨されている。
層スタック320は、吸収波長帯域で光を吸収して光電流を生成するための吸収層321と、アバランシェ増倍によって光電流を増すための増倍領域を含む増倍層322と、吸収層321および増倍層322中の電界を制御するための電界制御層323とを備える。増倍層322は、増倍領域を画定しさらにp−n接合を形成するための拡散領域324を含む。いくつかの例では、増倍層322は、また、増倍層322の表面の電界を制御するためのガードリング(図3には示されていない)を含む。層スタック320は、さらに、基板310と層スタック320の間の格子不整合を調整するためのバッファ層325と、吸収層321と増倍層322の間の電流の流れを容易にするためのグレーディング層326を含む。
層スタック320は、基板310の前面に配置されている。層スタック320の中で、バッファ層325は層スタック320の背部に配置され、吸収層321はバッファ層325の前面に配置されている。グレーディング層326は、吸収層321の前面に配置され、電界制御層323はグレーディング層326の前面に配置されている。増倍層322は、層スタック320の前部で電界制御層323の前面に配置され、拡散領域324は、増倍層322の前部分に配置されている。好ましくは、図3に示され、米国特許第6,515,315号で開示されたように、拡散領域324は、形作られた輪郭を有している。
さらに、前面照射型APD300は、吸収波長帯域の光を吸収層321の方へ反射するための、吸収波長帯域で90%を超える反射率を有する反射体330を含む。反射体330は、また、前面照射型APD300へまたは前面照射型APD300から電流を流すための背面コンタクトとして働く。前面照射型APD300は、さらに、前面照射型APD300へまたは前面照射型APD300から電流を流すための金属材料の前面コンタクト340、吸収波長帯域で光の透過を高めるための誘電体材料の反射防止層350、およびAPD本体301の前面を保護するための誘電体材料の保護層360を含む。
反射体330は、APD本体301の背面に配置されている。好ましくは、反射体330は、APD本体301の背面全体に配置される。前面コンタクト340は、環状であり、前面コンタクト340の内周がAPD本体301の前面の円形窓領域を画定するようにAPD本体301の前面の環状コンタクト領域に配置される。反射防止層350は、APD本体301の前面の窓領域に配置され、保護層360は、コンタクト領域および窓領域を除いてAPD本体301の前面に配置されている。
前面照射型APD300では、基板310は、第1の伝導型、すなわちn型またはp型の不純物半導体材料である。好ましくは、基板310は、n型またはp型のIII−V半導体化合物である。n型III−V半導体化合物は、一般に、硫黄、セレン、またはテルルなどのVI族または炭素、珪素、またはゲルマニウムなどのIV族のドナー・ドーパントを含む。p型III−V半導体化合物は、一般に、ベリリウム、亜鉛、またはカドミウムなどのII族または炭素、珪素、またはゲルマニウムなどのIV族のアクセプタ・ドーパントを含む。より好ましくは、基板310は、高濃度不純物添加n型またはp型III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、基板310はn型InPである。
吸収層321は、真性すなわち故意に不純物を添加されていない半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。吸収層321の半導体材料は、検出されるべき光の波長よりも長い波長に対応するバンドギャップ・エネルギーを持つように選ばれる。好ましくは、吸収層321は、真性III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、吸収層321は、InPに格子整合された真性In1−xGaAsであり、以後InGaAsと呼ばれる。In0.53Ga0.47Asの組成を有するInP格子整合InGaAsは、室温で約0.74eVのバンドギャップ・エネルギーを有し、したがって、約1.7μm未満の波長の光を吸収する。好ましくは、吸収層321の厚さWaは、1μm未満である。
増倍層322は真性半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。増倍層322は、好ましくは、真性III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、増倍層322は真性InPである。
拡散領域324によって画定された、増倍層322の増倍領域は、厚さWを有する。有利なことには、増倍領域の厚さのプロセス窓は比較的大きく、前面照射型APD300の製造歩留りを改善する。
電界制御層323は、第1の伝導型の不純物半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。電界制御層323は、好ましくは、n型またはp型のIII−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、電界制御層323はn型InPである。
拡散領域324が第2の伝導型すなわちp型またはn型の不純物半導体材料であるように、増倍層322の拡散領域324にドーパントが拡散される。好ましくは、拡散領域324がp型またはn型III−V半導体化合物であるように、拡散領域324にアクセプタ・ドーパントまたはドナー・ドーパントがそれぞれ拡散される。より好ましくは、拡散領域324は、高濃度不純物添加p型またはn型III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、拡散領域324がp型InPであるように拡散領域324に亜鉛が拡散される。
バッファ層325は、第1の伝導型の不純物半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。バッファ層325は、好ましくは、n型またはp型のIII−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、バッファ層325はn型InPである。
グレーディング層326は、第1の伝導型の不純物半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。吸収層321と増倍層322の間の電流の流れを容易にするために、グレーディング層326の半導体材料は、吸収層321の半導体材料のバンドギャップ・エネルギーよりも大きく、かつ増倍層322の半導体材料のバンドギャップ・エネルギーよりも小さいバンドギャップ・エネルギーを持つように選ばれる。グレーディング層326は、一般に、組成的に除々に変化している。好ましくは、グレーディング層326は、n型またはp型III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、グレーディング層326は、InPに格子整合されたn型In1−xGaAs1−yであり、以後InGaAsPと呼ばれる。InPに格子整合されたInGaAsPの組成範囲は、0≦x≦0.47および0≦y≦1である。したがって、室温で約0.74eVから約1.35eVの適切なバンドギャップ・エネルギー範囲を有するInP格子整合InGaAsPの組成範囲が、グレーディング層326のために選ばれる。
反射体330は、一般に、金属材料である。好ましくは、反射体330は、吸収波長帯域の光を反射するだけでなくAPD本体301にオーム性接触するのにも適した1つまたは複数の金属または金属合金である。より好ましくは、反射体330は、銅、銀、または金などの貴金属の層または貴金属を含んだ合金の層を含み、この層が反射層として働く。いくつかの例では、反射体330は、また、ぬれ層および/または拡散障壁層を含む。好ましい実施形態では、反射体330は、非合金金属材料であり、ぬれ層として働くチタン層、拡散障壁層として働く白金層、および反射層として働く金層を含む。他の好ましい実施形態では、反射体330は、合金金属材料であり、ゲルマニウム濃度が重量で1%未満である金−ゲルマニウム合金の層を含み、この層が反射層として働く。
いくつかの例では、反射体330は金属材料と誘電体材料から成り、または金属材料、誘電体材料、および半導体材料から成る。そのような例では、反射体330は、好ましくは、貴金属の層または貴金属を含んだ合金の層から成る背面の上に配置された、これから説明されるような誘電体化合物の1つまたは複数の層だけでなく、これまで説明されたような貴金属の層または貴金属を含んだ合金の層も含む。
前面コンタクト340は、好ましくは、APD本体301にオーム性接触するのに適した1つまたは複数の金属または金属合金である。好ましい実施形態では、前面コンタクト340は、ゲルマニウム濃度が重量で12%である共融金−ゲルマニウム合金である。
反射防止層350は、好ましくは、SiN、SiO、またはSiOなどの誘電体化合物である。好ましくは、反射防止層350の厚さは、吸収波長帯域の中間波長のほぼ4分の1の光路長に対応する。好ましい実施形態では、反射防止層350はSiNである。
同様に、保護層360は、好ましくは、SiN、SiO、またはSiOなどの誘電体化合物である。好ましい実施形態では、保護層360はSiNである。
図4を参照して、第2の実施形態の前面照射型APD400は、APD本体401を含み、このAPD本体401は、従来技術のAPD本体201の層構造と同様な層構造を有している。APD本体401は、層スタック420だけでなく前面照射型APD300の基板310を含む。有利なことには、APD本体401の背面は、吸収波長帯域でAPD本体401の背面の反射率を高めるように機械的および化学的に研磨されている。
層スタック420は、前面照射型APD300の吸収層321およびバッファ層325を備える。層スタック420は、さらに、アバランシェ増倍によって光電流を増すための増倍領域を含む増倍層422と、吸収層321および増倍層422中の電界を制御するための電界制御層423と、吸収波長帯域の光を吸収層321に透過させるための窓層427とを備える。窓層427および吸収層321は、増倍領域を画定しさらにp−n接合を形成するための拡散領域424を含む。
層スタック420は、基板310の前面に配置されている。層スタック420の中で、バッファ層325は層スタック420の背部に配置され、増倍層422はバッファ層325の前面に配置されている。電界制御層423は増倍層422の前面に配置され、吸収層321は電界制御層423の前面に配置されている。窓層427は、層スタック420の前部で吸収層321の前面に配置され、拡散領域424は、窓層427中および吸収層321の前部分に配置されている。好ましくは、拡散領域424は、吸収層321の中に約0.2μm入り込んでいる。したがって、p−n接合は、吸収層321中にあり、吸収層321と窓層427の間の界面にキャリアがたまらないようにしている。
さらに、前面照射型APD400は、前面照射型APD300の反射体330、前面コンタクト340、反射防止層350、および保護層360を含む。
反射体330は、APD本体401の背面に配置されている。好ましくは、反射体330は、APD本体401の背面全体に配置される。前面コンタクト340は、前面コンタクト340の内周がAPD本体401の前面の円形窓領域を画定するようにAPD本体401の前面の環状コンタクト領域に配置されている。反射防止層350は、APD本体401の前面の窓領域に配置され、保護層360は、コンタクト領域および窓領域を除いてAPD本体401の前面に配置されている。
前面照射型APD400では、増倍層422は真性半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。増倍層422は、好ましくは、真性III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、増倍層422は、InPに格子整合された真性In1−xAlAsであり、以後InAlAsと呼ばれる。InP格子整合InAlAsの組成はIn0.52Al0.48Asである。
電界制御層423は、第2の伝導型の不純物半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。電界制御層423は、好ましくは、p型またはn型III−V半導体化合物である。より好ましくは、電界制御層423は、高濃度不純物添加p型またはn型III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、電界制御層423は、InPに格子整合されたp型InAlAsである。
窓層427は真性半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。窓層427の半導体材料は、検出されるべき光の波長よりも短い波長に対応するバンドギャップ・エネルギーを持つように選ばれる。好ましくは、窓層427は、真性III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、窓層427は、室温で約1.35eVのバンドギャップ・エネルギーを有する真性InPであり、したがって、約0.92μmよりも長い波長の光を透過させる。他の好ましい実施形態では、窓層427は、InPに格子整合された真性In1−x−yGaAlAsであり、以後InGaAlAsと呼ばれる。InP格子整合InGaAlAsの組成範囲は、0≦x≦0.47および0≦y≦0.48を有するIn1−x−yGaAlAsである。したがって、室温で約0.74eVよりも大きな適切なバンドギャップ・エネルギーを有するInP格子整合InGaAlAsの組成が、窓層427のために選ばれる。
窓層427および吸収層321の拡散領域424には、拡散領域424が第2の伝導型の不純物半導体材料であるようにドーパントが拡散される。好ましくは、拡散領域424がp型またはn型III−V半導体化合物であるように、アクセプタ・ドーパントまたはドナー・ドーパントが拡散領域424にそれぞれ拡散される。好ましい実施形態では、拡散領域424がp型InPであるように拡散領域424に亜鉛が拡散される。他の好ましい実施形態では、拡散領域424がInPに格子整合されたp型InGaAlAsであるように拡散領域424に亜鉛が拡散される。
図5を参照して、第3の実施形態の前面照射型APD500は、前面照射型APD300のAPD本体301、前面コンタクト340、反射防止層350、および保護層360を含む。さらに、前面照射型APD500は、前面照射型APD500へまたは前面照射型APD500から電流を流すための金属材料の背面コンタクト570を含むだけでなく、吸収波長帯域の光を吸収層321の方へ反射するための、吸収波長帯域で90%を超える反射率を有する反射体530も含む。
背面コンタクト570は、環状であり、背面コンタクト570の内周がAPD本体301の背面の円形反射体領域を画定するようにAPD本体301の背面の環状コンタクト領域に配置されている。反射体530は、APD本体301の背面の反射体領域に配置されている。好ましくは、反射体530は、APD本体301の背面の反射体領域にだけ配置されている。
前面照射型APD500では、反射体530は、一般に、誘電体材料から成り、または誘電体材料および半導体材料から成る。好ましくは、反射体530は、SiN、SiO、SiO、AlOx、およびTiOなどの誘電体化合物の1つまたは複数の層を含む。いくつかの例では、反射体530は、また、非晶質珪素などの非晶質半導体の層を含む。好ましくは、前記の1つまたは複数の層の厚さは、各々、吸収波長帯域の中間波長のほぼ4分の1の光路長に対応する。好ましい実施形態では、反射体530は、SiNまたはSiOの層を含む。他の好ましい実施形態では、反射体530は、SiNおよびAlOの層のスタックを含む。さらに他の好ましい実施形態では、反射体530は、SiN、非晶質珪素、およびSiOの層のスタックを含む。
いくつかの例では、反射体530は金属材料および誘電体材料から成り、または金属材料、誘電体材料、および半導体材料から成る。そのような例では、反射体530は、誘電体化合物の1つまたは複数の層から成る背面の上に配置された、これまで説明されたような貴金属の層または貴金属を含んだ合金の層だけでなく、これまで説明されたような誘電体化合物の1つまたは複数の層も含む。
背面コンタクト570は、好ましくは、APD本体301に対してオーム性接触するのに適した1つまたは複数の金属または金属合金である。好ましい実施形態では、背面コンタクト570は、共融金−ゲルマニウム合金である。
図6を参照して、第4の実施形態の前面照射型APD600は、前面照射型APD400のAPD本体401、前面照射型APD300の前面コンタクト340、反射防止層350、および保護層360、および前面照射型APD500の反射体530および背面コンタクト570を含む。
背面コンタクト570は、背面コンタクト570の内周がAPD本体401の背面の円形反射体領域を画定するようにAPD本体401の背面の環状コンタクト領域に配置されている。反射体530は、APD本体401の背面の反射体領域に配置されている。好ましくは、反射体530は、APD本体401の背面の反射体領域にだけ配置されている。
図7を参照して、第5の実施形態の前面照射型APD700は、前面照射型APD300のAPD本体301の層構造と同様な層構造を有するAPD本体701を含む。APD本体701は、層スタック720だけでなく前面照射型APD300の基板310も含む。さらに、APD本体701は、吸収層321とAPD本体701の背面の間の光路を短くするための背部トレンチ780を含む。有利なことには、APD本体701の背面は、吸収波長帯域でのAPD本体701の背面の反射率を高めるように機械的および化学的に研磨されている。
層スタック720は、前面照射型APD300の吸収層321、増倍層322、電界制御層323、保護領域324、バッファ層325、およびグレーディング層326を備える。いくつかの例では、増倍層322は、ガードリング(図9に示されない)を含む。層スタック720は、さらに、層スタック720の部分のエッチングを防ぐためのエッチング停止層728を含む。
層スタック720は、基板310の前面に配置されている。層スタック720の中で、バッファ層325は層スタック720の背部に配置され、エッチング停止層728はバッファ層325の前面に配置されている。吸収層321はエッチング停止層728の前面に配置され、グレーディング層326は吸収層321の前面に配置され、電界制御層323はグレーディング層326の前面に配置されている。増倍層322は層スタック720の前部で電界制御層323の前面に配置され、拡散領域324は増倍層322の前部分に配置されている。
背部トレンチ780は、基板310の中およびエッチング停止層728の後ろの層スタック720の後ろ部分に配置され、この後ろ部分は、吸収層321も増倍層322も電界制御層323も含んでいない。例示の実施形態では、層スタック720の後ろ部分はバッファ層325から成っている。したがって、APD本体701の背面は、エッチング停止層の背面および基板310の背面の反射体領域を含む。エッチング停止層728の背面の反射体領域は化学的に研磨され、基板310の背面は機械的に研磨されている。エッチング停止層728の背面の反射体領域は、増倍領域の後ろの吸収層321のすぐ近くに配置されている。好ましくは、背部トレンチ780は切頭円錐として形作られ、エッチング停止層728の背面の反射体領域は円形である。
さらに、前面照射型APD700は、前面照射型APD300の反射体330、前面コンタクト340、反射防止層350、および保護層360を含む。
反射体330は、APD本体701の背面に配置されている。好ましくは、反射体330はAPD本体701の背面全体に配置されて、エッチング停止層728の背面および基板310の背面の反射体領域を含んでいる。有利なことには、背部トレンチ780のために反射体330は吸収層321のすぐ近くに配置されるようになる。したがって、背部トレンチ780は、また、吸収層321と反射体330の間の光路を短くするためのものである。
最初の吸収層321通過で吸収されなかった入射光の部分は、反射体330に達する前に、例示の実施形態ではエッチング停止層728から成る層スタック720の部分を通過するだけでよく、反射体330で2回目の吸収層321通過のために反射されて戻る。この構成で実現された、吸収層321と反射体330の間の短くなった光路は、光損失を減少させ、前面照射型APD700の固有応答度を高める。
比較のために、前面照射型APD300などの背部トレンチ780の無い前面照射型APDでは、基板310の厚さは、一般に約100μmである。光通信用途では、入射光ビームは、通常平行でなく、一般に5°を超える発散角を有している。したがって、基板310中を行き来した後で、入射光ビームの直径は約35μm大きくなる。前面照射型APD300の能動領域は、一般に、直径が約20から50μmであるので、反射体330で反射された光の約50%だけを利用することができる。他方で、前面照射型APD700は、入射光のほぼ100%を利用することができる。
前面コンタクト340は、前面コンタクト340の内周がAPD本体701の前面の円形窓領域を画定するようにAPD本体701の前面の環状コンタクト領域に配置されている。反射防止層350は、APD本体701の前面の窓領域に配置され、保護層360は、コンタクト領域および窓領域を除いてAPD本体701の前面に配置されている。
前面照射型APD700では、エッチング停止層728は第1の伝導型の不純物半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。好ましくは、エッチング停止層728は、n型またはp型III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、エッチング停止層728は、InPに格子整合されたn型InGaAsPである。
図8を参照して、第6の実施形態の前面照射型APD800はAPD本体801を含み、このAPD本体801は、前面照射型APD400のAPD本体401の層構造と同様な層構造を有する。APD本体801は、層スタック820だけでなく前面照射型APD300の基板310および前面照射型APD700の背部トレンチ780も含む。有利なことには、APD本体801の背面は、吸収波長帯域でAPD本体801の背面の反射率を高めるように機械的および化学的に研磨されている。
層スタック820は、前面照射型APD400の増倍層422、電界制御層423、窓層427および拡散層424だけでなく前面照射型APD300の吸収層321およびバッファ層325を備える。層スタック820は、さらに、層スタック820の部分のエッチングを防ぐためのエッチング停止層828を含む。
層スタック820は、基板310の前面に配置されている。層スタック820の中で、バッファ層325は層スタック820の背部に配置され、エッチング停止層828はバッファ層325の前面に配置されている。増倍層422はエッチング停止層828の前面に配置され、電界制御層423は増倍層422の前面に配置され、さらに吸収層321は電界制御層423の前面に配置されている。窓層427は、層スタック820の前部で吸収層321の前面に配置され、拡散領域424は、窓層427の中および吸収層321の前部分に配置されている。
背部トレンチ780は、基板310の中およびエッチング停止層828の後ろの層スタック820の後ろ部分に配置され、この後ろ部分は、吸収層321も増倍層422も電界制御層423も含んでいない。例示の実施形態では、層スタック820の後ろ部分はバッファ層325から成っている。したがって、APD本体801の背面は、エッチング停止層828の背面および基板310の背面の反射体領域を含む。エッチング停止層828の背面の反射体領域は化学的に研磨され、基板310の背面は機械的に研磨されている。エッチング停止層828の背面の反射体領域は、増倍領域の後ろの吸収層321のすぐ近くに配置されている。好ましくは、エッチング停止層828の背面の反射体領域は円形である。
さらに、前面照射型APD800は、前面照射型APD300の反射体330、前面コンタクト340、反射防止層350、および保護層360を含む。
反射体330は、APD本体801の背面に配置されている。好ましくは、反射体330はAPD本体801の背面全体に配置されて、エッチング停止層828の背面および基板310の背面の反射体領域を含んでいる。
前面コンタクト340は、前面コンタクト340の内周がAPD本体801の前面の円形窓領域を画定するようにAPD本体801の前面の環状コンタクト領域に配置されている。反射防止層350は、APD本体801の前面の窓領域に配置され、保護層360は、コンタクト領域および窓領域を除いてAPD本体801の前面に配置されている。
前面照射型APD800では、エッチング停止層828は第1の伝導型の不純物半導体材料であり、この半導体材料は、好ましくは、基板310の半導体材料に格子整合されている。好ましくは、エッチング停止層828は、n型またはp型III−V半導体化合物である。好ましい実施形態では、エッチング停止層828は、InPに格子整合されたn型InAlAsである。
図9を参照して、第7の実施形態の前面照射型APD900は、前面照射型APD700のAPD本体701、前面照射型APD500の反射体530および背面コンタクト570、および前面照射型APD300の前面コンタクト340、反射防止層350および保護層360を含む。
これまでに言及されたように、APD本体701の背面は、エッチング停止層728の背面および基板310の背面の反射体領域を含む。背面コンタクト570は、基板310の背面の環状コンタクト領域に配置され、反射体530は、エッチング停止層728の背面の反射体領域に配置されている。好ましくは、反射体530は、エッチング停止層728の背面の反射体領域だけに配置される。
図10を参照して、第8の実施形態の前面照射型APD1000は、前面照射型APD800のAPD本体801、前面照射型APD500の反射体530および背面コンタクト570、および前面照射型APD300の前面コンタクト340、反射防止層350および保護層360を含む。
これまでに言及されたように、APD本体801の背面は、エッチング停止層828の背面および基板310の背面の反射体領域を含む。背面コンタクト570は、基板310の背面の環状コンタクト領域に配置され、反射体530は、エッチング停止層828の背面の反射体領域に配置されている。好ましくは、反射体530は、エッチング停止層828の背面の反射体領域だけに配置される。
図11を参照して、第9の実施形態の前面照射型APD1100は半導体材料のAPD本体1101を含み、このAPD本体1101は、前面照射型APD700のAPD本体701の層構造と同様な層構造を有する。APD本体1101は、前面照射型APD700の層スタック720および背部トレンチ780だけでなく基板1110も含む。さらに、APD本体1101は、前面コンタクト形成を可能にするために前部メサ1190を含む。有利なことには、APD本体1101の背面は、吸収波長帯域でAPD本体1101の背面の反射率を高めるように機械的および化学的に研磨されている。
層スタック720は、基板1110の前面に配置されている。背部トレンチ780は、基板1110の中およびエッチング停止層728の後ろの層スタック720の後ろ部分に配置され、この後ろ部分は、吸収層321も増倍層322も電界制御層323も含んでいない。したがって、APD本体1101の背面は、エッチング停止層728の背面および基板1110の背面の反射体領域を含む。エッチング停止層728の背面の反射体領域は化学的に研磨され、基板1110の背面は機械的に研磨されている。
前部メサ1190は、エッチング停止層728の前に層スタック720の前部分を含み、この前部分は、吸収層321、増倍層322、および電界制御層323を備える。例示の実施形態では、層スタック720の前部分は、吸収層321、グレーディング層326、電界制御層323、増倍層322、および拡散層324から成る。したがって、APD本体1101の前面は、前部メサ1190の前面および側面だけでなくエッチング停止層728の前面のコンタクト領域も含む。好ましくは、前部メサ1190は円柱状であり、エッチング停止層728の前面のコンタクト領域は環状である。
さらに、前面照射型APD1100は、前面照射型APD500の反射体530および背面コンタクト570、および前面照射型APD300の前面コンタクト340、反射防止層350、および保護層360を含む。
反射体530は、APD本体1101の背面に配置されている。好ましくは、反射体530はAPD本体1101の背面全体に配置されて、エッチング停止層728の背面および基板1110の背面の反射体領域を含んでいる。背面コンタクト570は、エッチング停止層728の前面のコンタクト領域に配置されている。
前面コンタクト340は、前面コンタクト340の内周が前部メサ1190の前面の円形窓領域を画定するように前部メサ1190の前面の環状コンタクト領域に配置されている。反射防止層350は、前部メサ1190の前面の窓領域に配置され、保護層360は、前部メサ1190の前面のコンタクト領域および窓領域およびエッチング停止層728の前面のコンタクト領域を除いて、APD本体1101の前面に配置されている。
前面照射型APD1100では、基板1110は半絶縁性半導体材料である。好ましくは、基板1110は、半絶縁性III−V半導体化合物である。半絶縁性III−V半導体化合物は、一般に、鉄またはルテニウムなどの遷移金属ドーパントを含む。好ましい実施形態では、基板1110は半絶縁性InPである。
図12を参照して、第10の実施形態の前面照射型APD1200は半導体材料のAPD本体1201を含み、このAPD本体1201は、前面照射型APD800のAPD本体801の層構造と同様な層構造を有する。APD本体1201は、前面照射型APD1100の基板1110、前面照射型APD800の層スタック820、および前面照射型APD700の背部トレンチ780を含む。さらに、APD本体1201は、前面コンタクト形成を可能にするために前部メサ1290を含む。有利なことには、APD本体1201の背面は、吸収波長帯域でAPD本体1201の背面の反射率を高めるように機械的および化学的に研磨されている。
層スタック820は、基板1110の前面に配置されている。背部トレンチ780は、基板1110の中およびエッチング停止層828の後ろの層スタック820の後ろ部分に配置され、この後ろ部分は、吸収層321も増倍層422も電界制御層423も含んでいない。したがって、APD本体1201の背面は、エッチング停止層828の背面および基板1110の背面の反射体領域を含む。エッチング停止層828の背面の反射体領域は化学的に研磨され、基板1110の背面は機械的に研磨されている。
前部メサ1290は、エッチング停止層828の前に層スタック820の前部分を含み、この前部分は、吸収層321、増倍層422、および電界制御層423を備える。例示の実施形態では、層スタック820の前部分は、増倍層422、電界制御層423、吸収層321、窓層427、および拡散層424から成る。したがって、APD本体1201の前面は、前部メサ1290の前面および側面だけでなくエッチング停止層828の前面のコンタクト領域も含む。好ましくは、前部メサ1290は円柱状であり、エッチング停止層828の前面のコンタクト領域は環状である。
さらに、前面照射型APD1200は、前面照射型APD500の反射体530および背面コンタクト570、および前面照射型APD300の前面コンタクト340、反射防止層350、および保護層360を含む。
反射体530は、APD本体1201の背面に配置されている。好ましくは、反射体530はAPD本体1201の背面全体に配置されて、エッチング停止層828の背面および基板1110の背面の反射体領域を含んでいる。背面コンタクト570は、エッチング停止層828の前面のコンタクト領域に配置されている。
前面コンタクト340は、前面コンタクト340の内周が前部メサ1290の前面の円形窓領域を画定するように前部メサ1290の前面の環状コンタクト領域に配置されている。反射防止層350は、前部メサ1290の前面の窓領域に配置され、保護層360は、前部メサ1290の前面のコンタクト領域および窓領域およびエッチング停止層828の前面のコンタクト領域を除いて、APD本体1201の前面に配置されている。
本発明は、また、改善された固有応答度を有する前面照射型APDを製造する方法を提供する。本発明で提供される本方法の有利な特徴は、前面照射型APDの例示の好ましい実施形態の製造に関連して説明される。しかし、当業者は理解することであろうが、これらの有利な特徴は、また、他の構成または層構造を有する前面照射型APDの製造にも応用されるかもしれない。さらに、本方法の有利な特徴は、また、本明細書で説明されるものと異なった順序で応用されるかもしれない。
図3を参照して、前面照射型APD300を製造する方法は、APD本体301を形成することを含む。基板310が準備され、次に基板310の前面に層スタック320がエピタキシャル成長される。
バッファ層325は、層スタック320の背部にエピタキシャル成長され、吸収層321はバッファ層325の前面にエピタキシャル成長される。グレーディング層326は、吸収層321の前面にエピタキシャル成長され、電界制御層323は、グレーディング層326の前面にエピタキシャル成長される。増倍層322は、層スタック320の前部で電界制御層323の前面にエピタキシャル成長される。いくつかの例では、ガードリングが、ドーパント拡散によって増倍層322中に形成される。
保護層360は、APD本体301の前面に堆積され、次に、APD本体301の前面の窓領域およびコンタクト領域を露出させるようにエッチングされる。拡散領域324は、APD本体301の前面の窓領域およびコンタクト領域の中へドーパントを拡散させることによって、増倍層322の前部分に形成される。好ましくは、米国特許第6,515,315号に開示されるように、拡散領域324は、拡散領域324に形作られた輪郭を与えるように2つのドーパント拡散ステップによって形成される。反射防止層350はAPD本体301の前面の窓領域に堆積され、前面コンタクト340はAPD本体301の前面のコンタクト領域に堆積される。
APD本体301の背面は機械的および化学的に研磨され、反射体330がAPD本体301の背面に堆積される。好ましくは、反射体330は、APD本体301の背面全体に堆積される。
図4を参照して、前面照射型APD400を製造する方法は、APD本体401を形成することを含む。基板310が準備され、次に、層スタック420が基板310の前面にエピタキシャル成長される。
バッファ層325は、層スタック420の背部にエピタキシャル成長され、増倍層422がバッファ層325の前面にエピタキシャル成長される。電界制御層423が増倍層422の前面にエピタキシャル成長され、吸収層321が電界制御層423の前面にエピタキシャル成長される。窓層427が、層スタック420の前部で吸収層321の前面にエピタキシャル成長される。
保護層360は、APD本体410の前面に堆積され、次に、APD本体401の前面の窓領域およびコンタクト領域を露出させるようにエッチングされる。拡散領域424は、APD本体401の前面の窓領域およびコンタクト領域の中へドーパントを拡散させることによって、窓層427の中および吸収層321の前部分に形成される。反射防止層350はAPD本体401の前面の窓領域に堆積され、前面コンタクト340はAPD本体401の前面のコンタクト領域に堆積される。
APD本体401の背面は機械的および化学的に研磨され、反射体330がAPD本体401の背面に堆積される。好ましくは、反射体330は、APD本体401の背面全体に堆積される。
図5を参照して、前面照射型APD500を製造する方法は、前面照射型APD300を製造する方法に関してこれまで説明されたように、APD本体301、保護層360、反射防止層350、および前面コンタクト340を形成することを含む。
反射体530は、APD本体301の背面に堆積され、次に、APD本体301の背面のコンタクト領域を露出させるようにエッチングされる。背面コンタクト570がAPD本体301の背面のコンタクト領域に堆積される。
図6を参照して、前面照射型APD600を製造する方法は、前面照射型APD400を製造する方法に関してこれまで説明されたように、APD本体401、保護層360、反射防止層350、および前面コンタクト340を形成することを含む。
反射体530は、APD本体401の背面に堆積され、次に、APD本体401の背面のコンタクト領域を露出させるようにエッチングされる。背面コンタクト570がAPD本体401の背面のコンタクト領域に堆積される。
図7を参照して、前面照射型APD700を製造する方法は、APD本体701を形成することを含む。基板310が準備され、次に、層スタック720が基板310の前面にエピタキシャル成長される。
バッファ層325は、層スタック720の背部にエピタキシャル成長され、エッチング停止層728がバッファ層325の前面にエピタキシャル成長される。吸収層321がエッチング停止層728の前面にエピタキシャル成長され、グレーディング層326が吸収層321の前面にエピタキシャル成長され、電界制御層323がグレーディング層326の前面にエピタキシャル成長される。増倍層322は、層スタック720の前部で電界制御層323の前面にエピタキシャル成長される。いくつかの例では、ガードリングが、ドーパント拡散によって増倍層322中に形成される。
保護層360は、APD本体701の前面に堆積され、次に、APD本体701の前面の窓領域およびコンタクト領域を露出させるようにエッチングされる。拡散領域324は、APD本体701の前面の窓領域およびコンタクト領域の中へドーパントを拡散させることによって増倍層322の前部分に形成される。好ましくは、拡散領域324は、米国特許第6,515,315号に開示されるように、拡散領域324に形作られた輪郭を与えるように2つのドーパント拡散ステップによって形成される。反射防止層350はAPD本体701の前面の窓領域に堆積され、前面コンタクト340はAPD本体701の前面のコンタクト領域に堆積される。
背部トレンチ780を形成し、かつエッチング停止層728の背面の反射体領域を露出させるために、エッチング停止層728の後ろの基板310および層スタック720の後ろ部分がエッチングされる。したがって、APD本体701の背面は、エッチング停止層728の背面および基板310の背面の反射体領域を含む。APD本体701の背面は、機械的および化学的に研磨される。エッチング停止層728の背面の反射体領域はエッチングによって化学的に研磨され、基板310の背面は機械的に研磨される。反射体330は、APD本体701の背面に堆積される。好ましくは、反射体330はAPD本体701の背面全体に堆積される。
図8を参照して、前面照射型APD800を製造する方法は、APD本体801を形成することを含む。基板310が準備され、次に、層スタック820が基板310の前面にエピタキシャル成長される。
バッファ層325は、層スタック820の背部にエピタキシャル成長され、エッチング停止層828がバッファ層325の前面にエピタキシャル成長される。増倍層422がエッチング停止層828の前面にエピタキシャル成長され、電界制御層423が増倍層422の前面にエピタキシャル成長され、吸収層321が電界制御層423の前面にエピタキシャル成長される。窓層427が、層スタック820の前部で吸収層321の前面にエピタキシャル成長される。
保護層360は、APD本体801の前面に堆積され、次に、APD本体801の前面の窓領域およびコンタクト領域を露出させるようにエッチングされる。拡散領域424は、APD本体801の前面の窓領域およびコンタクト領域の中へドーパントを拡散させることによって、窓層427の中および吸収層321の前部分に形成される。反射防止層350がAPD本体801の前面の窓領域に堆積され、前面コンタクト340がAPD本体801の前面のコンタクト領域に堆積される。
背部トレンチ780を形成し、かつエッチング停止層828の背面の反射体領域を露出させるために、エッチング停止層828の後ろの基板310および層スタック820の後ろ部分がエッチングされる。したがって、APD本体801の背面は、エッチング停止層828の背面および基板310の背面の反射体領域を含む。APD本体801の背面は、機械的および化学的に研磨される。エッチング停止層828の背面の反射体領域はエッチングによって化学的に研磨され、基板310の背面は機械的に研磨される。反射体330は、APD本体801の背面に堆積される。好ましくは、反射体330はAPD本体801の背面全体に堆積される。
図9を参照して、前面照射型APD900を製造する方法は、前面照射型APD700を製造する方法に関してこれまで説明されたように、APD本体701、保護層360、反射防止層350、および前面コンタクト340を形成することを含む。
これまで言及されたように、APD本体701の背面は、エッチング停止層728の背面および基板310の背面の反射体領域を含む。反射体530は、エッチング停止層728の背面の反射体領域に堆積され、背面コンタクト570は、基板310の背面のコンタクト領域に堆積される。好ましくは、反射体530は、エッチング停止層728の背面の反射体領域だけに堆積される。
図10を参照して、前面照射型APD1000を製造する方法は、前面照射型APD800を製造する方法に関してこれまで説明されたように、APD本体801、保護層360、反射防止層350、および前面コンタクト340を形成することを含む。
これまで言及されたように、APD本体801の背面は、エッチング停止層828の背面および基板310の背面の反射体領域を含む。反射体530は、エッチング停止層828の背面の反射体領域に堆積され、背面コンタクト570は、基板310の背面のコンタクト領域に堆積される。好ましくは、反射体530は、エッチング停止層828の背面の反射体領域だけに堆積される。
図11を参照して、前面照射型APD1100を製造する方法は、APD本体1101を形成することを含む。前面照射型APD700を製造する方法に関してこれまで説明されたように、基板1110が準備され、次に、層スタック720が基板1110の前面にエピタキシャル成長される。
前部メサ1190を形成し、かつエッチング停止層728の前面のコンタクト領域を露出させるために、エッチング停止層728の前の層スタック720の前部分がエッチングされる。したがって、APD本体1101の前面は、前部メサ1190の前面および側面だけでなくエッチング停止層728の前面のコンタクト領域も含む。
保護層360は、APD本体1101の前面に堆積され、次に、前部メサ1190の前面の窓領域およびコンタクト領域、およびエッチング停止層728の前面のコンタクト領域を露出させるようにエッチングされる。拡散領域324は、前部メサ1190の前面の窓領域およびコンタクト領域の中へドーパントを拡散させることによって、増倍層322の前部分に形成される。好ましくは、拡散領域324は、米国特許第6,515,315号に開示されるように、拡散領域324に形作られた輪郭を与えるように2つのドーパント拡散ステップによって形成される。反射防止層350が、前部メサ1190の前面の窓領域に堆積され、前面コンタクト340が、前部メサ1190の前面のコンタクト領域に堆積され、背面コンタクト570が、エッチング停止層728の前面のコンタクト領域に堆積される。
背部トレンチ780を形成し、かつエッチング停止層728の背面の反射体領域を露出させるために、エッチング停止層728の後ろの基板1110および層スタック720の後ろ部分がエッチングされる。したがって、APD本体1101の背面は、エッチング停止層728の背面および基板1110の背面の反射体領域を含む。APD本体1101の背面は、機械的および化学的に研磨される。エッチング停止層728の背面の反射体領域はエッチングによって化学的に研磨され、基板1110の背面は機械的に研磨される。反射体530は、APD本体1101の背面に堆積される。好ましくは、反射体530はAPD本体1101の背面全体に堆積される。
図12を参照して、前面照射型APD1200を製造する方法は、APD本体1201を形成することを含む。前面照射型APD800を製造する方法に関してこれまで説明されたように、基板1110が準備され、次に、層スタック820が基板1110の前面にエピタキシャル成長される。
前部メサ1290を形成し、かつエッチング停止層828の前面のコンタクト領域を露出させるために、エッチング停止層828の前の層スタック820の前部分がエッチングされる。したがって、APD本体1201の前面は、前部メサ1290の前面および側面だけでなくエッチング停止層828の前面のコンタクト領域も含む。
保護層360は、APD本体1201の前面に堆積され、次に、前部メサ1290の前面の窓領域およびコンタクト領域、およびエッチング停止層828の前面のコンタクト領域を露出させるようにエッチングされる。拡散領域424は、前部メサ1290の前面の窓領域およびコンタクト領域の中へドーパントを拡散させることによって、窓層427の中および吸収層321の前部分に形成される。反射防止層350が、前部メサ1290の前面の窓領域に堆積され、前面コンタクト340が、前部メサ1290の前面のコンタクト領域に堆積され、背面コンタクト570が、エッチング停止層828の前面のコンタクト領域に堆積される。
背部トレンチ780を形成し、かつエッチング停止層828の背面の反射体領域を露出させるために、エッチング停止層828の後ろの基板1110および層スタック820の後ろ部分がエッチングされる。したがって、APD本体1201の背面は、エッチング停止層828の背面および基板1110の背面の反射体領域を含む。APD本体1201の背面は、機械的および化学的に研磨される。エッチング停止層828の背面の反射体領域はエッチングによって化学的に研磨され、基板1110の背面は機械的に研磨される。反射体530は、APD本体1201の背面に堆積される。好ましくは、反射体530はAPD本体1201の背面全体に堆積される。
これまで説明されたAPD300から1200を製造する方法は、従来技術を使用して実施され、その従来技術は、当業者によく知られているので、本明細書では詳細に説明されない。エピタキシャル成長ステップは、好ましくは、有機金属化学気相成長法(MOCVD)または分子ビーム・エピタキシ(MBE)によって行われる。エッチング・ステップは、好ましくは、フォトリソグラフィ・プロセスでウェットまたはドライ化学エッチングによって行われる。堆積ステップは、好ましくは、フォトリソグラフィ・リフトオフ・プロセスをパターニングに使用して、必要に応じて物理蒸着法(PVD)または化学気相成長法(CVD)によって行われる。研磨ステップは、機械研磨とその後の化学研磨によって行われる。
もちろん、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、数多くの他の実施形態を考えことができる。
300、400、500、600、700、800、900、1000、1100、1200 前面照射型APD
301、401、701、801、1101、1201 APD本体
310、1110 基板
320、420、720、820 層スタック
321 吸収層
322、422 増倍層
323、423 電界制御層
324、424 拡散領域
325 バッファ層
326 グレーディング層
330、530 反射体
340 前面コンタクト
350 反射防止層
360 保護層
427 窓層
570 背面コンタクト
728、828 エッチング停止層
780 背部トレンチ
1190、1290 前部メサ

Claims (25)

  1. 前面照射型アバランシェ・フォトダイオード(APD)であって、
    前記前面照射型APDが、半導体材料のAPD本体を備え、
    前記APD本体が、基板、および前記基板の前面に配置された層スタックを含み、
    前記層スタックが、
    吸収波長帯域の光を吸収して光電流を生成するための吸収層と、
    アバランシェ増倍によって前記光電流を増すための増倍領域を含む増倍層と、
    前記吸収層および前記増倍層の中の電界を制御するための電界制御層と
    を備え、前記APD本体の背面が機械的および化学的に研磨されているものであり、および
    前記前面照射型APDが、前記吸収波長帯域の光を前記吸収層の方へ反射するための、前記APD本体の背面に配置された前記吸収波長帯域で90%を超える反射率を有する反射体を備える、前面照射型APD。
  2. 前記層スタックが、さらに、前記基板と前記層スタックの間の格子不整合を調整するためのバッファ層、および前記吸収層と前記増倍層の間の電流の流れを容易にするためのグレーディング層を備え、前記増倍層が、さらに、前記増倍領域を画定しさらにp−n接合を形成するための拡散領域を含む、請求項1に記載の前面照射型APD。
  3. 前記層スタックが、さらに、前記基板と前記層スタックの間の格子不整合を調整するためのバッファ層、および前記吸収波長帯域の光を前記吸収層へ透過させるための窓層を含み、前記窓層が、前記増倍領域を画定しさらにp−n接合を形成するための拡散領域を含む、請求項1に記載の前面照射型APD。
  4. 前記反射体が、前記APD本体の背面全体に配置されている、請求項1に記載の前面照射型APD。
  5. 前記前面照射型APDへまたは前記前面照射型APDから電流を流すための、前記APD本体の背面の環状コンタクト領域に配置された金属材料の環状背面コンタクトをさらに備え、前記背面コンタクトの内周が前記APD本体の背面の円形反射体領域を画定し、さらに、前記反射体が、前記APD本体の背面の前記反射体領域に配置されている、請求項1に記載の前面照射型APD。
  6. 前記反射体が、前記APD本体の背面の前記反射体領域だけに配置されている、請求項5に記載の前面照射型APD。
  7. 前記APD本体が、さらに、前記基板の中および前記吸収層も前記増倍層も前記電界制御層も含まない前記層スタックの後ろ部分の中に配置された、前記吸収層と前記反射体の間の光路を短くするための背部トレンチを備える、請求項1に記載の前面照射型APD。
  8. 前記APD本体が、さらに、前記吸収層、前記増倍層および前記電界制御層を含む前記層スタックの前部分を含む、前面コンタクト形成を可能にするための前部メサを備える、請求項1に記載の前面照射型APD。
  9. 前記層スタックが、さらに、前記層スタックの部分のエッチングを防ぐためのエッチング停止層を備える、請求項1に記載の前面照射型APD。
  10. 前記APD本体が、さらに、前記APD本体の背面が前記エッチング停止層の背面の反射体領域を含むような具合に前記基板の中および前記エッチング停止層の後ろの前記層スタックの後ろ部分の中に配置された、前記吸収層と前記反射体の間の光路を短くするための背部トレンチを備える、請求項9に記載の前面照射型APD。
  11. 前記APD本体が、さらに、前記APD本体の前面が前記エッチング停止層の前面のコンタクト領域を含むような具合に前記エッチング停止層の前の前記層スタックの前部分を含む、前面コンタクト形成を可能にするための前部メサを含み、さらに、前記前面照射型APDへまたは前記前面照射型APDから電流を流すための、前記エッチング停止層の前面の前記コンタクト領域に配置された金属材料の背面コンタクトを備える、請求項9に記載の前面照射型APD。
  12. 前記吸収層の厚さが、1μm未満である、請求項1に記載の前面照射型APD。
  13. 前記反射体が、貴金属の層または貴金属の合金の層を含む、請求項1に記載の前面照射型APD。
  14. 前記反射体が、さらに、誘電体化合物の1つまたは複数の層を含む、請求項13に記載の前面照射型APD。
  15. 前記反射体が、誘電体化合物の1つまたは複数の層を含む、請求項1に記載の前面照射型APD。
  16. 前面照射型APDを製造する方法であって、
    i)半導体材料のAPD本体を形成するステップを備え、前記i)のステップが、
    a)基板を準備するステップと、
    b)前記基板の前面に層スタックをエピタキシャル成長するステップとを含み、前記b)のステップが、
    吸収波長帯域の光を吸収して光電流を生成するための吸収層をエピタキシャル成長するステップと、
    アバランシェ増倍によって前記光電流を増すための増倍領域を含む増倍層をエピタキシャル成長するステップと、
    前記吸収層および前記増倍層の中の電界を制御するための電界制御層をエピタキシャル成長するステップとを含み、
    ii)前記APD本体の背面を機械的および化学的に研磨するステップを備え、および
    iii)前記吸収波長帯域で90%を超える反射率を有する反射体を前記APD本体の背面に堆積させるステップを備える、前面照射型APDを製造する方法。
  17. ib)が、さらに、
    前記基板と前記層スタックの間の格子不整合を調整するためのバッファ層をエピタキシャル成長するステップと、
    前記吸収層と前記増倍層の間の電流の流れを容易にするためのグレーディング層をエピタキシャル成長するステップと、
    前記増倍領域を画定しさらにp−n接合を形成するための拡散領域を前記増倍層の前部分に形成するように前記増倍層中へドーパントを拡散させるステップを備える、請求項16に記載の方法。
  18. ib)が、さらに、
    前記基板と前記層スタックの間の格子不整合を調整するためのバッファ層をエピタキシャル成長するステップと、
    前記吸収波長帯域の光を前記吸収層の方へ透過させるための窓層をエピタキシャル成長するステップと、
    前記増倍領域を画定しさらにp−n接合を形成するための拡散領域を前記窓層中に形成するように前記窓層中へドーパントを拡散させるステップを備える、請求項16に記載の方法。
  19. iii)が、前記APD本体の背面全体に前記反射体を堆積させるステップを備える、請求項16に記載の方法。
  20. 前記APD本体の背面の環状コンタクト領域を露出させるように前記反射体をエッチングするステップ、および、
    前記前面照射型APDへまたは前記前面照射型APDから電流を流すための金属材料の環状背面コンタクトを前記APD本体の背面の前記コンタクト領域に堆積させるステップをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  21. i)が、さらに、前記基板と、前記吸収層も前記増倍層も前記電界制御層も含まない前記層スタックの後ろ部分とをエッチングして、前記吸収層と前記反射体の間の光路を短くするための背部トレンチを形成するステップを含む、請求項16に記載の方法。
  22. i)が、さらに、前記吸収層、前記増倍層および前記電界制御層を含む前記層スタックの前部分をエッチングして、前面コンタクト形成を可能にするための前部メサを形成するステップを含む、請求項16に記載の方法。
  23. ib)が、さらに、前記層スタックの部分のエッチングを防ぐためのエッチング停止層をエピタキシャル成長するステップを備える、請求項16に記載の方法。
  24. i)が、さらに、前記基板と、前記エッチング停止層の後ろの前記層スタックの後ろ部分とをエッチングして、前記吸収層と前記反射体の間の光路を短くするための背部トレンチを形成し、さらに、前記APD本体の背面が前記エッチング停止層の背面の反射体領域を含むような具合に前記エッチング停止層の背面の前記反射体領域を露出させるステップを含む、請求項23に記載の方法。
  25. i)が、さらに、前記エッチング停止層の前の前記層スタックの前部分をエッチングして、前面コンタクト形成を可能にするための前部メサを形成し、さらに、前記APD本体の前面が前記エッチング停止層の前面のコンタクト領域を含むような具合に前記エッチング停止層の前面の前記コンタクト領域を露出させるステップを含み、さらに、前記エッチング停止層の前面の前記コンタクト領域に環状背面コンタクトを堆積させるステップを含む、請求項23に記載の方法。
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