JP2011258809A - 半導体受光素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】応答歪を低減し、かつ受光感度の低下を抑えることができる半導体受光素子を得る。
【解決手段】n型InP基板10上に、n型の光吸収再結合層12、n型の多層反射膜14、光吸収層16、及び窓層18が順に積載されている。窓層18の一部にp型ドーピング領域20が形成されている。p型ドーピング領域20にp側電極22が接続されている。n型InP基板10の下面にn側電極26が接続されている。窓層18のバンドギャップエネルギーは、光吸収層16のバンドギャップエネルギーよりも大きい。光吸収再結合層12のバンドギャップエネルギーは、n型InP基板10のバンドギャップエネルギーよりも小さい。
【選択図】図1
【解決手段】n型InP基板10上に、n型の光吸収再結合層12、n型の多層反射膜14、光吸収層16、及び窓層18が順に積載されている。窓層18の一部にp型ドーピング領域20が形成されている。p型ドーピング領域20にp側電極22が接続されている。n型InP基板10の下面にn側電極26が接続されている。窓層18のバンドギャップエネルギーは、光吸収層16のバンドギャップエネルギーよりも大きい。光吸収再結合層12のバンドギャップエネルギーは、n型InP基板10のバンドギャップエネルギーよりも小さい。
【選択図】図1
Description
本発明は、応答歪を低減し、かつ受光感度の低下を抑えることができる半導体受光素子に関する。
近年、半導体受光素子の広帯域化に伴って光吸収層の厚さが0.5〜2μmと薄膜化し、半導体受光素子の感度が低下するという問題があった。そこで、受光感度の低下を抑えるため、光吸収層を透過した光を反射する多層反射膜を光吸収層の下に設けた半導体受光素子が報告されている(例えば、特許文献1の図2参照)。
また、光吸収層の薄膜化により、光吸収層で吸収されずに透過する入射光の割合が増加する。この透過した光は基板下面の電極で反射され、この反射光は光吸収層の空乏化されていない領域で吸収され、光電流として取り出される。この光電流は入射光に対して応答が遅いため、応答歪が生じるという問題があった。
例えば波長1.27μmの入射光に対して吸収係数の大きいInGaAs層を10層程度厚く積層した多層反射膜を用いれば、基板からの反射光が吸収されるので、応答歪を低減することができる。しかし、吸収係数を大きくすると多層反射膜の反射率が低くなるため、半導体受光素子の受光感度が低下するという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、応答歪を低減し、かつ受光感度の低下を抑えることができる半導体受光素子を得るものである。
本発明に係る半導体受光素子は、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に順に積載された、不純物がドーピングされた第1導電型の光吸収再結合層、第1導電型の多層反射膜、光吸収層、及び窓層と、前記窓層の一部に形成された第2導電型のドーピング領域と、前記ドーピング領域に接続された第1の電極と、前記半導体基板の下面に接続された第2の電極とを備え、前記窓層のバンドギャップエネルギーは、前記光吸収層のバンドギャップエネルギーよりも大きく、前記光吸収再結合層のバンドギャップエネルギーは、前記半導体基板のバンドギャップエネルギーよりも小さい。
本発明により、応答歪を低減し、かつ受光感度の低下を抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る半導体受光素子について図面を参照して説明する。同じ構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る半導体受光素子を示す断面図である。この半導体受光素子はInGaAs系のフォトダイオードである。
図1は、実施の形態1に係る半導体受光素子を示す断面図である。この半導体受光素子はInGaAs系のフォトダイオードである。
キャリア濃度が約5×1018cm−3であるn型InP基板10上に、キャリア濃度1×1019cm−3のn型InGaAsからなる厚さ約0.5〜2.0μmの光吸収再結合層12、キャリア濃度が約5×1018cm−3であるn型の多層反射膜14、アンドープInGaAsからなる厚さ0.5〜2μmの光吸収層16、及びアンドープInPからなる厚さ約2μmの窓層18が順に積載されている。
窓層18の一部に、キャリア濃度が1×1019〜1×1020cm−3であるp型ドーピング領域20が形成されている。p型ドーピング領域20に、Ti/Au等からなるp側電極22が接続されている。窓層18上に、SiNからなる表面保護膜24が形成されている。n型InP基板10の下面に、AuGe/Auからなるn側電極26が接続されている。
ここで、入射光の波長は1.26μm〜1.36μmであり、例えば光通信波長帯である1.27μmである。窓層18のバンドギャップエネルギーは、光吸収層16のバンドギャップエネルギーよりも大きい。光吸収再結合層12のバンドギャップエネルギーは、n型InP基板10のバンドギャップエネルギーよりも小さい。多層反射膜14は、入射光の波長の1/4の厚さを有する屈折率の異なるInP層とInAlGaAs層を交互に積層したブラッグ反射膜である。表面保護膜24の厚さは入射光の波長の1/4である。表面保護膜24は反射防止膜としても機能する。
続いて、上記の半導体受光素子の製造方法について簡単に説明する。まず、n型InP基板10上に、MOCVD(Metal organic chemical vapor deposition)法等を用いて、光吸収再結合層12、多層反射膜14、光吸収層16、及び窓層18を順にエピタキシャル成長させる。
次に、窓層18の表面から窓層18の一部にZnを光吸収層16に達するまで拡散させて、p型ドーピング領域20を形成する。この拡散方法はマスク等を用いた気相拡散や熱拡散等である。例えば、熱拡散を行う場合には、SiN膜(図示せず)等の拡散源を成膜し、このSiN膜のp型ドーピング領域20を形成する領域上の領域に開口部を形成し、この開口部上の領域を含むSiN膜上にZnO膜(図示せず)等を形成し、SiN膜をマスクとして所定時間の熱処理を行う。なお、Znの代わりにCdやBe等の不純物を拡散に用いることも可能である。その後、SiN膜やZnO膜等を除去する。
次に、プラズマCVD法等により窓層18の表面に表面保護膜24を形成する。フォトリソグラフィ技術とフッ酸等を用いたエッチングとを組み合わせて、後にp側電極22を形成する領域に表面保護膜24に開口部を形成する。表面保護膜24上にフォトレジスト膜(図示せず)を形成し、これをパターニングして、表面保護膜24の開口部の領域にさらに開口部を形成した後、電子ビーム(EB)蒸着によりTi/Au膜を形成した後、この膜の不要部分をフォトレジスト膜と共にリフトオフしてp側電極22を形成する。この際に、表面保護膜24上に、p側電極22に接続されたボンディングパッド(図示せず)を同時に形成する。その後、n型InP基板10の下面を研磨し、n型InP基板10の下面にn側電極26を形成する。以上の工程により図1に示す半導体受光素子が製造される。
続いて、半導体受光素子の基本動作について説明する。n側電極26がプラス、p側電極22がマイナスとなるように外部から逆バイアス電圧を加えられる。その状態でp型ドーピング領域20とn型InP基板10からなるpn接合により、光吸収層16に空乏層28が形成される。半導体受光素子の上方からp型ドーピング領域20に入射された入射光は、表面保護膜24とInP窓層18とを透過して光吸収層16の空乏層28で吸収され、電子とホールが発生する。この電子とホールは電界に引かれてそれぞれn型InP基板10とp型ドーピング領域20に向かって流れる。これにより発生した光電流がp側電極22及びn側電極26から信号電流として取り出される。
次に、実施の形態1の効果について比較例と比較して説明する。図2は比較例に係る半導体受光素子を示す断面図である。比較例では、実施の形態1の光吸収再結合層12と多層反射膜14が存在しない。
比較例では、光吸収層16が薄膜化すると、半導体受光素子の感度が低下する。一方、本実施の形態では、光吸収層16で吸収されずに透過した入射光の大部分は多層反射膜14で反射され、光吸収層16で吸収される。従って、受光感度の低下を抑えることができる。
また、比較例では、光吸収層16で吸収されずに透過した入射光は、n側電極26で反射され、この反射光は光吸収層16の空乏化されていない領域で吸収され、光電流として取り出される。この光電流は入射光に対して応答が遅いため、応答歪が生じる。一方、本実施の形態では、光吸収層16で吸収されずに透過し、かつ多層反射膜14で反射されずに透過した光は、光吸収再結合層12で吸収され、電子とホールが発生する。光吸収再結合層12には不純物がドーピングされているために、光吸収再結合層12で発生した電子とホールは滞留せずに再結合して消失する。従って、応答歪を低減することができる。
ここで、光吸収再結合層12の光学厚みは、入射光の波長の1/4の整数倍であることが好ましい。これにより、光吸収再結合層12が多層反射膜の機能も発揮するため、反射率の低下を抑制することができる。また、光吸収再結合層12の厚さは0.5μm以上であることが好ましい。これにより、光吸収層16及び多層反射膜14を透過した光をほとんど吸収できる。
また、多層反射膜14が入射光波長に対して吸収が大きい材料からなると、多層反射膜14の反射率は低下する。そこで、多層反射膜14における入射光の吸収を低減するため、多層反射膜14のバンドギャップエネルギーは0.8eVよりも大きいことが好ましい。これにより、多層反射膜14の反射率を高くすることができる。この結果、多層反射膜14を透過する入射光の割合が減少するため、応答歪を低減することができる。
例えば波長1.27μmの入射光用の受光素子において、InP層とInGaAs層(バンドギャップエネルギー0.75eV)を交互に重ねた多層反射膜を用いた場合、InGaAs層での光の吸収が多いため、高い反射率が得られない。一方、InP層とInAlGaAs層を交互に重ねた多層反射膜を用いると、InAlGaAs層での光の吸収が小さいため、高い反射率が得られる。ただし、Al組成を大きくするに従って屈折率差が小さくなるため、反射率はあるAl組成で最大となり、その後は次第に低下する。従って、反射率が最大となるように多層反射膜14のAl組成を選択する。また、InP層とInGaAsP層を交互に重ねた多層反射膜の場合でも同様に最適なP組成が存在する。
なお、本実施の形態では光吸収再結合層12をn型InGaAsとしたが、n型InGaAsP又はn型AlGaInAsとしてもよい。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2に係る半導体受光素子を示す断面図である。この半導体受光素子は、実施の形態1の構成に、光吸収層16が生成したキャリアを増倍するアバランシェ増倍層30と、アバランシェ増倍層30から光吸収層16への電界強度を緩和させる電界緩和層32とを追加したアバランシェフォトダイオードである。
図3は、実施の形態2に係る半導体受光素子を示す断面図である。この半導体受光素子は、実施の形態1の構成に、光吸収層16が生成したキャリアを増倍するアバランシェ増倍層30と、アバランシェ増倍層30から光吸収層16への電界強度を緩和させる電界緩和層32とを追加したアバランシェフォトダイオードである。
アバランシェ増倍層30は多層反射膜14と光吸収層16との間に設けられ、電界緩和層32はアバランシェ増倍層30と光吸収層16との間に設けられている。電界緩和層32は、厚さ0.03〜0.06μmでキャリア濃度0.5〜1×1018cm−3のp型InPからなる。アバランシェ増倍層は、厚さ0.15〜0.4μmのアンドープAlInAsからなる。
半導体受光素子に印加された逆バイアス電圧が充分に高い場合、アバランシェ増倍層30において電子がイオン化して新たな電子−ホール対が発生する。この新たに発生した電子とホールが更なるイオン化を引き起こして、電子とホールが雪崩的に増倍する(アバランシェ増倍)。これにより、受光感度を上昇させることができる。
なお、本実施の形態では電界緩和層32をp型InPとしたが、p型AlInAsとしてもよい。状況により電界緩和層32を省略することもできる。
実施の形態3.
図4は、実施の形態3に係る半導体受光素子を示す断面図である。この半導体受光素子は、実施の形態1の構成にバリア層34を追加したフォトダイオードである。
図4は、実施の形態3に係る半導体受光素子を示す断面図である。この半導体受光素子は、実施の形態1の構成にバリア層34を追加したフォトダイオードである。
バリア層34は、光吸収再結合層12と光吸収層16との間に設けられ、キャリア濃度が1×1018cm−3である厚さ約0.5μmのn型AlInAs又はn型AlGaInAsからなる。バリア層34のバンドギャップエネルギーは、光吸収再結合層12のバンドギャップエネルギー(0.75eV)よりも十分に大きい。
ここで、多層反射膜14を透過した入射光は光吸収再結合層12で吸収されて電子とホールが発生する。この電子とホールが消失するまでに拡散によりドリフトして空乏層28に到達すると、光電流として取り出され、信号の歪成分となってしまう。これに対して、本実施の形態では、バリア層34が電子とホールの空乏層28への流れ込みを防ぐため、応答歪を低減することができる。
実施の形態4.
図5は、実施の形態4に係る半導体受光素子を示す断面図である。この半導体受光素子は、実施の形態1の構成に実施の形態2の電界緩和層32及びアバランシェ増倍層30と実施の形態3のバリア層34を追加したアバランシェフォトダイオードである。これにより、実施の形態1〜3の効果を得ることができる。
図5は、実施の形態4に係る半導体受光素子を示す断面図である。この半導体受光素子は、実施の形態1の構成に実施の形態2の電界緩和層32及びアバランシェ増倍層30と実施の形態3のバリア層34を追加したアバランシェフォトダイオードである。これにより、実施の形態1〜3の効果を得ることができる。
10 n型InP基板(半導体基板)
12 光吸収再結合層
14 多層反射膜
16 光吸収層
18 窓層
20 p型ドーピング領域(ドーピング領域)
22 p側電極(第1の電極)
26 n側電極(第2の電極)
30 アバランシェ増倍層(増倍層)
34 バリア層
12 光吸収再結合層
14 多層反射膜
16 光吸収層
18 窓層
20 p型ドーピング領域(ドーピング領域)
22 p側電極(第1の電極)
26 n側電極(第2の電極)
30 アバランシェ増倍層(増倍層)
34 バリア層
Claims (8)
- 第1導電型の半導体基板と、
前記半導体基板上に順に積載された、不純物がドーピングされた第1導電型の光吸収再結合層、第1導電型の多層反射膜、光吸収層、及び窓層と、
前記窓層の一部に形成された第2導電型のドーピング領域と、
前記ドーピング領域に接続された第1の電極と、
前記半導体基板の下面に接続された第2の電極とを備え、
前記窓層のバンドギャップエネルギーは、前記光吸収層のバンドギャップエネルギーよりも大きく、
前記光吸収再結合層のバンドギャップエネルギーは、前記半導体基板のバンドギャップエネルギーよりも小さいことを特徴とする半導体受光素子。 - 前記多層反射膜は、入射光の波長の1/4の厚さを有する屈折率の異なる2種類の半導体層を交互に積層したブラッグ反射膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体受光素子。
- 前記光吸収再結合層の光学厚みは、入射光の波長の1/4の整数倍であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体受光素子。
- 前記多層反射膜のバンドギャップエネルギーは0.8eVよりも大きいことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体受光素子。
- 前記半導体基板はInPからなり
前記光吸収再結合層はInGaAs、InGaAsP又はAlGaInAsからなることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の半導体受光素子。 - 前記多層反射膜と前記光吸収層との間に設けられ、前記光吸収層が生成したキャリアを増倍する増倍層を更に備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の半導体受光素子。
- 前記光吸収再結合層と前記光吸収層との間に設けられ、前記光吸収再結合層よりもバンドギャップエネルギーの大きいバリア層を更に備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の半導体受光素子。
- 前記バリア層はAlInAs又はAlGaInAsからなることを特徴とする請求項7に記載の半導体受光素子。
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