JP2009119668A - 製本装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙綴じ具2を切断、搬送、接着等して製本する一連の製本作業を連続して行うことができる装置を提供する。
【解決手段】製本装置1は、紙綴じ具2を帯状余地部4の長手方向へ送る第一搬送装置30と、第一搬送装置30により送られた紙綴じ具2を帯状余地部4において切断し、紙綴じ具片2aを作製する切断装置50と、切断装置50により作製された紙綴じ具片2aを帯状余地部4の長手方向へ送る第二搬送装置70と、第二搬送装置70により送られた紙綴じ具片2aのリング部3の先端部と帯状余地部4とを接着する接着装置90と、第一搬送装置30、切断装置50、第二搬送装置70及び接着装置90の動作を制御する制御装置100と、を具備する構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、カレンダー等の紙葉を綴じることが可能な紙綴じ具を所望の長さに切断し、前記紙葉を綴じる製本装置の技術に関する。
従来、カレンダーやノート等の複数枚の紙葉を綴じるリング状の綴じ具は金属又はプラスチックによって形成されており、前記紙葉に複数設けられた綴じ孔に前記リング状の綴じ具を挿通することにより前記紙葉を綴じている。
しかし、このように綴じられたカレンダーやノート等を廃棄する際には、紙葉と金属又はプラスチック製である綴じ具とを分離する必要があり、その作業が煩雑であった。
このような煩雑さを解消し、リサイクル性を向上させるために、金属又はプラスチック製の綴じ具に代わる、紙製の綴じ具が公知となっている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特許第3754061号公報 特許第3781746号公報
上述した紙綴じ具をカレンダーやノート等の綴じ具として用いることにより、それらを廃棄する際に分離する手間を省くことができ、リサイクル性を向上することができる。
しかし、製造された前記紙綴じ具を切断、搬送、接着等して製本する一連の製本作業を連続して行うことができる装置は未だ存在せず、それぞれの作業を人手により行わざるを得ない。そのため、前記紙綴じ具を用いて綴じられたカレンダーやノート等の製造は、量産性に乏しいという問題があった。
本発明は係る課題を鑑みてなされたものであり、紙綴じ具を切断、搬送、接着等して製本する一連の製本作業を連続して行うことができる装置の提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、紙綴じ具により少なくとも一枚の綴じ孔を有する紙葉を綴じる製本装置であって、前記紙綴じ具が、積層用紙の一端側に略帯状の余地である帯状余地部と、該帯状余地部より幅方向に延出され略筒状に湾曲した複数の紙片によりなるリング部と、によりなるものであり、前記製本装置が、前記紙綴じ具のリング部を、前記リング部と同じ間隔で設けられた前記紙葉の綴じ孔に挿通し、前記帯状余地部と前記リング部の先端部とを接着する製本装置であって、前記紙綴じ具を、前記帯状余地部の長手方向へ送る第一搬送装置と、前記第一搬送装置により送られた前記紙綴じ具の前記帯状余地部を切断し、紙綴じ具片を作製する切断装置と、前記切断装置により作製された前記紙綴じ具片を前記帯状余地部の長手方向へ送る第二搬送装置と、前記リング部に紙葉の綴じ孔をはめた前記紙綴じ具片のリング部の先端部と、帯状余地部と、を接着する接着装置と、前記第一搬送装置、前記切断装置、前記第二搬送装置及び前記接着装置の動作を制御する制御装置と、を具備するものである。
請求項2においては、前記制御装置は、切断する紙綴じ具片の前記リング部の紙片数を認識する手段を有することを特徴とするものである。
請求項3においては、前記制御装置は、前記第一搬送装置と、前記切断装置と、を制御して前記紙綴じ具片を複数作製し、前記第二搬送装置を制御して前記紙綴じ具片間に所望の間隔を設けるものである。
請求項4においては、前記紙綴じ具は、前記リング部の先端部の内周面にヒートシールが塗布されている紙綴じ具であって、前記接着装置は、超音波溶着装置により構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く構成したので、紙綴じ具を搬送、切断、接着等して製本する一連の製本作業を連続して行うことができる。
請求項2の如く構成したので、前記紙綴じ具を所望の長さで切断し、所望のリング部の紙片数を有する紙綴じ具片を作製することができる。
請求項3の如く構成したので、製本装置に汎用性を持たせ、所望の製品に対応した紙綴じ具片間の間隔を設けることができる。
請求項4の如く構成したので、超音波溶着装置により瞬時に前記紙綴じ具片のリング部の先端部と帯状余地部とを接着することができる。
まず、本実施例に係る紙綴じ具2について、図1及び図2を用いて説明する。
図1及び図2(a)に示すように、紙綴じ具2は比較的厚手の用紙を2枚重ねて積層接着した積層用紙から成形され、円筒状に湾曲する複数のリング部3・3・・・と、リング部3・3・・・の一端側を繋ぐ帯状余地部4と、により構成される。
前記積層用紙はリング部3の外周面となる外側紙3aと、同じく内周面となる内側紙3bと、により構成され、外側紙3aの内側紙3bとの対向面にヒートシールからなる接着材を塗布して両用紙(外側紙3a及び内側紙3b)を貼り合せることとしているが、これに限定されるものではなく、たとえば、前記ヒートシールは両用紙(外側紙3a及び内側紙3b)の対向面に各々貼付して接着力をより強固なものとしてもよい。また、接着剤についてもヒートシールに限定されるものではなく、例えば、他の糊や膠のようなものであってもよい。
リング部3は、前記積層用紙の一端側に成形する櫛歯状の歯部を円筒状に湾曲させた部位であり、その一端部は平面視半円形に成形される。また前記一端部は円筒状に湾曲する方向と逆の方向に折り曲げられて平坦部3cを形成され、かつ、平坦部3cでは内側紙3bの一端部が除去されている。
帯状余地部4は複数のリング部3・3・・・の他端部を並列に支持する部位であり、リング部3の一端における平坦部3cと対向して設けられる。すなわち、帯状余地部4も平坦部3cと同様に、円筒状に湾曲する方向と逆の方向に折り曲げられて成形され、その平面幅は平坦部3cの長さと比べて若干大きく設けられている。
このような形状からなる紙綴じ具2は、例えば、図2(b)に示すようにカレンダー5やノート等、複数の枚数からなる紙葉6・6・・・の一端部を束ねるために用いられる。
すなわち、前記複数の紙葉6・6・・・の各上端部には、各々同じ位置にて同形状の複数の綴じ孔6a・6a・・・が長手方向に一列に設けられており、かつ、綴じ孔6aの幅寸法は紙綴じ具2のリング部3における幅寸法に比べて大きく設けられている。
そして、リング部3の先端部を複数の紙葉6・6・・・の綴じ孔6aに同時に挿通させ、その後、リング部3の平坦部3cと帯状余地部4(図1及び図2(a)参照)とを接着することによって、複数の紙葉6・6・・・は束ねられている。
すなわち、紙葉6の綴じ孔6aに挿通されたリング部3の平坦部3cは露出した外側紙3aの内面側、すなわち、ヒートシールが貼付される面を向けて帯状余地部4と対向して設けられており、平坦部3cと帯状余地部4とを互いに合掌するようにして重ね合わせ、同時に加熱プレス等を行うことによりヒートシールを溶解し、紙綴じ具2のリング部3は接着される。
ここで、本発明における紙綴じ具2は長手方向に一定の長さを有して成形されており、使用の際には、ボビン7(図3参照)に巻かれた紙綴じ具2を適当な長さにカットして用いることになる。
つまり、前記積層用紙はロールに巻かれた帯状の用紙であり、その一端部を連続して櫛歯状にカットして湾曲させることで、前記積層用紙の長手方向に連なるリング形状を形成するため、必要なリング部3の紙片数は紙綴じ具2の成形時に確定されるものではなく、実際に複数の紙葉6・6・・・を綴じる際に任意に決定することができるため、多品種少量生産におけるあらゆるサイズの紙葉に対して容易に対応することができるのである。
このように、紙綴じ具2は、積層用紙の一端側に略帯状の余地である帯状余地部4と、該帯状余地部4より幅方向に延出され略筒状に湾曲した複数の紙片によりなるリング部3・3・・・と、によりなるものである。
また、紙綴じ具2は、リング部3の平坦部3cの内周面にヒートシールが塗布されている。
これにより、リング部3の先端部を綴じる場合、再び平坦部3cの対向面に接着剤等を塗布したりする必要もなく、容易に平坦部3cと帯状余地部4とをプレス圧着することができる。
次に、本実施例に係る製本装置1について、図3から図9までを用いて説明する。製本装置1は、紙綴じ具2のリング部3を、紙葉6のリング部3と同じ間隔で設けられた綴じ孔6aに挿通し、帯状余地部4とリング部3の先端部とを接着する製本装置である。なお、以下では図中の矢印Aの方向を紙綴じ具2の搬送方向における下流方向とする。
図3に示すように、製本装置1は主に、繰り出し装置10、第一搬送装置30、切断装置50、第二搬送装置70、接着装置90、制御装置100等から構成されている。
まず、上記各装置の動作態様の概略を以下に説明する。
繰り出し装置10は、ボビン7に巻かれた紙綴じ具2を、第一搬送装置30へと繰り出す。
第一搬送装置30は、繰り出し装置10より繰り出された紙綴じ具2を切断装置50へ搬送する。
切断装置50は、第一搬送装置30より搬送された紙綴じ具2を切断し、紙綴じ具片2aを作製する。
第一搬送装置30及び切断装置50の動作を制御装置100により制御することで、所望の長さの紙綴じ具片2aを所望の個数作製することが可能である。
第二搬送装置70は、切断装置50により作製された紙綴じ具片2aを接着装置90へ搬送する。
第一搬送装置30、切断装置50及び第二搬送装置70の動作を制御装置100により制御することで、複数個の紙綴じ具片2aを所望の間隔を設けて接着装置90へ搬送することが可能である。
また、第二搬送装置70の搬送途中において、作業者等によりカレンダー等の製品となる紙葉6・6・・・に設けられた綴じ孔6a・6a・・・に紙綴じ具片2aのリング部3・3・・・を挿入する作業が行われる。
接着装置90は、第二搬送装置70より搬送された紙綴じ具片2aの平坦部3cと帯状余地部4とを接着する。
制御装置100は、第一搬送装置30、切断装置50、第二搬送装置70及び接着装置90の動作を制御する。
制御装置100により各装置を制御することにより、製本作業を連続して行うことが可能となる。
以下、各装置の詳細な構成について説明する。
図4に示す繰り出し装置10は、第一搬送装置30へ供給される紙綴じ具2が巻かれたボビン7を着脱可能とし、ボビン7を回動可能とする装置である。
ボビン7には、リング部3が帯状余地部4によって連続して繋がった紙綴じ具2が巻かれている。こうすることによって、一体的に連続して成形された紙綴じ具2をコンパクトにまとめることができ、搬送や保管等において省スペース化を図ることが可能となる。
また、ボビン7に紙綴じ具2が巻かれる際には、紙綴じ具2のリング部3が、他のリング部3・3・・・間の隙間に嵌らないよう、仕切紙8が紙綴じ具2と共にボビン7に巻かれる(図1参照)。仕切紙8は、帯状の紙を上部が開口した溝状に形成した部材であり、ボビン7に容易に巻けるよう両側面には切り欠き8a・8a・・・が設けられている。これによって、ボビン7から紙綴じ具2を円滑に繰り出すことが可能となる。
繰り出し装置10は主に、繰り出し装置基部11、繰り出し装置本体12、ボビン軸13、巻き取り軸14、巻き取りボビン15等から構成されている。
繰り出し装置基部11の上部には、繰り出し装置本体12が固設されている。
繰り出し装置本体12は直方体形状に構成されており、その正面上部にはボビン軸13が突設されている。ボビン軸13にはボビン7が着脱可能である。ボビン軸13にボビン7が取り付けられた場合は、ボビン7はボビン軸13と一体的に回動可能となる。
繰り出し装置本体12の正面でありボビン軸13の下方には、巻き取り軸14が突設されている。巻き取り軸14には巻き取りボビン15が固設されている。巻き取りボビン15は巻き取り軸14と一体的に回動可能である。巻き取りボビン15には、ボビン7から繰り出された紙綴じ具2と共にボビン7に巻かれていた仕切紙8が巻き取られる。
ボビン軸13及び巻き取り軸14には、繰り出し装置本体12内に設けられたボビンモータ16の出力軸が、図示せぬ歯車若しくはプーリ及びベルト等を介して連動連結されている。製本作業時においては、ボビンモータ16の動力によってボビン軸13及び巻き取り軸14が回動し、つまりはボビン7及び巻き取りボビン15が回動する。これにより、ボビン7から紙綴じ具2が繰り出されると同時に、仕切紙8が巻き取りボビン15により巻き取られる。
本実施例においてはボビン軸13及び巻き取り軸14はボビンモータ16により動作するものとしたが、本発明はこれに限るものではない。つまり、ボビン軸13及び巻き取り軸14の各々にモータを設け、前記モータによりボビン軸13及び巻き取り軸14を動作させる構成としてもよい。
また、繰り出し装置10と第一搬送装置30との間には、繰り出しガイド17及び近接センサ201が設けられている(図3参照)。近接センサ201及びボビンモータ16は繰り出し制御部200に接続されている。
繰り出しガイド17は、断面視上方が開口した溝状のガイドであり、紙綴じ具2が収まる程度の大きさを有している。繰り出しガイド17は第一搬送装置30近傍に設けられており、繰り出し装置10から繰り出される紙綴じ具2を第一搬送装置30へ案内している。
近接センサ201は、第一搬送装置30へ供給される紙綴じ具2の弛みを検出する弛み検出装置である。近接センサ201は、紙綴じ具2がある一定距離まで接近したことを検出する。近接センサ201は繰り出しガイド17の溝の底面に設けられている。近接センサ201は、紙綴じ具2の接近が検出されると、繰り出し制御部200へと検出信号Dを送信する。
繰り出し制御部200は、繰り出し装置10と近接センサ201とに接続され、繰り出し装置10の動作を制御する。
このような構成において、近接センサ201により紙綴じ具2の接近が検出されない場合は、繰り出し制御部200はボビンモータ16を回転させる制御信号Cを送信し、紙綴じ具2を繰り出す。
紙綴じ具2が繰り出されることにより弛み、近接センサ201にある一定距離まで接近すると、近接センサ201は紙綴じ具2の接近を検出し、繰り出し制御部200へ検出信号Dを送信する。
繰り出し制御部200は、検出信号Dを受信するとボビンモータ16を回転させる制御信号Cの送信を停止する。
繰り出し制御部200による上記のような制御により、繰り出し装置10と第一搬送装置30との間の紙綴じ具2は常に一定の弛みをもった状態に制御される。これにより、紙綴じ具2に大きな張力が発生したり、弛みすぎて地面に接触したりすることを防止できる。
本実施例においては弛み検出装置として近接センサ201を用いるものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、光センサや接触式センサ等のセンサを用いることも可能である。
図5に示す第一搬送装置30は、紙綴じ具2を、帯状余地部4の長手方向へ送る装置である。
第一搬送装置30は主に、第一搬送装置本体31、第一搬送スプロケット32a・32b、第一搬送ガイド33、第一搬送モータ34等から構成されている。
第一搬送装置本体31は、第一搬送装置30の土台となる直方体形状の部材である。第一搬送装置本体31の上面部には、第一搬送スプロケット32a・32b、第一搬送ガイド33等が設けられる。
第一搬送スプロケット32a・32bは、正面視前後方向を回転軸方向として、第一搬送装置本体31の上面部に回動可能に設けられている。第一搬送スプロケット32aは、第一搬送装置本体31の上流側に設けられている。第一搬送スプロケット32bは、第一搬送装置本体31の下流側に設けられている。
第一搬送スプロケット32a・32bに形成された歯32c・32c・・・のピッチは、紙綴じ具2のリング部3・3・・・のピッチと略同一となるように形成されている。このように形成することにより、紙綴じ具2のリング部3・3・・・と第一搬送スプロケット32a・32bの歯32c・32c・・・とを噛み合わせ、第一搬送スプロケット32a・32bを回転させることで、紙綴じ具2を帯状余地部4の長手方向へ送ることが可能となる。
第一搬送ガイド33は、第一搬送スプロケット32a・32bの上方に設けられている。第一搬送ガイド33は円柱状の部材である。第一搬送ガイド33の直径は紙綴じ具2のリング部3により形成された断面視略円形の空間3d(図2(a)参照)の直径よりも小さく形成されている。第一搬送ガイド33の長手方向長さは、第一搬送スプロケット32a・32bの左右両端に完全に亘る程度の長手方向長さを有しており、第一搬送ガイド33の下流側の端部位置は第一搬送スプロケット32bの下流側の端部位置と略同一位置となるよう構成されている。
第一搬送スプロケット32a・32bにより紙綴じ具2を送る際に、第一搬送ガイド33を紙綴じ具2の空間3dに挿通することで、紙綴じ具2を第一搬送ガイド33に沿わせ、紙綴じ具2の弛みや曲がりを防止することができる(図6参照)。
第一搬送モータ34は、第一搬送スプロケット32a・32bを駆動するステッピングモータである。第一搬送モータ34の出力軸は、図示せぬ歯車若しくはプーリ及びベルト等を介して第一搬送スプロケット32a・32bに連動連結されている。
第一搬送モータ34の動作を制御し所望の角度だけ回転させることにより、第一搬送スプロケット32a・32bについても所望の角度だけ回転させることができる。つまりは、紙綴じ具2の送り量を制御することが可能となる。
本実施例において第一搬送モータ34はステッピングモータであるものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、エンコーダを具備するサーボモータ等により構成することも可能である。つまり、第一搬送モータ34はその回転角度を制御可能な構成であればよい。
本実施例において第一搬送装置30は第一搬送スプロケット32a・32bにより紙綴じ具2を搬送するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、例えばベルトコンベアにより搬送する構成や、紙綴じ具2をアクチュエータ等によりクランプして搬送する構成とすることも可能である。
図5及び図6に示す切断装置50は、第一搬送装置30により送られた紙綴じ具2の帯状余地部4を切断し、紙綴じ具片2aを作製する装置である。
切断装置50は主に、カッター51、アクチュエータ52、及び受け刃53等から構成されている。
カッター51は紙綴じ具2の帯状余地部4を切断するための切断工具である。
カッター51は第一搬送装置本体31の上面部であって、第一搬送ガイド33の下流側の端部に近接して設けられている。
カッター51は長手方向略中央部に設けられた軸51aを回転軸として回動可能である。カッター51の一端には刃51bが設けられており、他端はアクチュエータ52に連動連結されている。アクチュエータ52の伸縮によりカッター51は作動し、受け刃53とで紙綴じ具2をはさみ、帯状余地部4を切断し、紙綴じ具片2aを作製する。
刃51bの幅は紙綴じ具2のリング部3・3・・・間の幅と略同一である。これにより、切断するリング部3・3間の帯状余地部4を切り残しなく切除することができ、切断後の紙綴じ具2の外観を向上させることができる(図6(b)参照)。
図5及び図7に示す第二搬送装置70は、切断装置50により作製された紙綴じ具片2aを帯状余地部4の長手方向へ送る装置である。
第二搬送装置70は主に、第二搬送装置本体71、歯付きベルト73、下方ベルト75、上方ベルト77、第二搬送モータ79等から構成されている。
第二搬送装置本体71は、第二搬送装置70及び接着装置90の土台となる直方体形状の部材である。第二搬送装置本体71の上面部には、歯付きベルト73、下方ベルト75、上方ベルト77等が設けられている。また、第二搬送装置本体71の右部には接着装置90が設けられている。
なお、第二搬送装置本体71は、第一搬送装置本体31と一体的に構成することも可能である。
スプロケット72a・72bは、外周に歯72c・72c・・・を設けたスプロケットである。スプロケット72a・72bは、正面視前後方向を回転軸方向として、第二搬送装置本体71の上面部に回動可能に設けられている。スプロケット72aは、カッター51に近接するように設けられている。スプロケット72bは、接着装置90に近接するように設けられている。
歯付きベルト73は、平ベルトの内外側に歯を設けたベルトである。歯付きベルト73はスプロケット72a・72bの間に巻回されている。
歯付きベルト73の内側に設けられた内周歯73a・73a・・・はスプロケット72a・72bの外周に設けられた歯72c・72c・・・と歯合している。
歯付きベルト73の外側に設けられた外周歯73b・73b・・・のピッチは、紙綴じ具片2aのリング部3・3・・・のピッチと略同一となるように形成されている。
上記のように形成することにより、紙綴じ具片2aのリング部3・3・・・と歯付きベルト73の外側に設けられた外周歯73b・73b・・・とを噛み合わせ、スプロケット72a・72bを回転させることで、紙綴じ具片2aを帯状余地部4の長手方向へ送ることが可能となる。
また、スプロケット72aをカッター51に近接するように設けることで、切断装置50により作製された紙綴じ具片2aのリング部3を歯付きベルト73の外周歯73bと歯合させ、第一搬送装置30から第二搬送装置70へと連続して搬送することができる。
スプロケット72a・72b間に一定の間隔を設けることにより、歯付きベルト73の上方には紙葉6・6・・・に設けられた綴じ孔6a・6a・・・に、紙綴じ具片2aのリング部3・3・・・を挿入するための紙葉挿入スペース74が設けられている。
紙葉挿入スペース74において、束ねられた紙葉6・6・・・に設けられた綴じ孔孔6a・6a・・・に紙綴じ具片2aのリング部3・3・・・を挿入する。
本実施例においては、紙葉6・6・・・を挿入する作業は作業者により行われるものとするが、本発明はこれに限るものではなく、挿入作業を行う装置を用いることにより、作業を自動化することも可能である。
下方ベルト75は、紙葉挿入スペース74において紙綴じ具片2aに挿入された紙葉6・6・・・を下流方向へ送るベルトである。
下方ベルト75は、下方ベルトプーリ76a・76bの間に巻回されている。下方ベルトプーリ76a・76bは、正面視前後方向を回転軸方向として、第二搬送装置本体71の上面部に回動可能に設けられている。下方ベルトプーリ76aは、紙葉挿入スペース74の左端に設けられている。下方ベルトプーリ76bは、第二搬送装置本体71の右端に設けられている。また、下方ベルト75及び下方ベルトプーリ76a・76bは歯付きベルト73の正面視手前側に設けられ、下方ベルト75は歯付きベルト73と平行になるように設けられている。
紙葉挿入スペース74において紙綴じ具片2aを挿入された紙葉6・6・・・は、下方ベルト75上に載置される。この状態で歯付きベルト73及び下方ベルト75が回転することにより、紙葉6・6・・・及び紙綴じ具片2aは下流方向へと送られる。
つまり、下方ベルト75の上流側の端部から歯付きベルト73の下流側の端部までは、紙葉6・6・・・及び紙綴じ具片2aは歯付きベルト73及び下方ベルト75により下流方向へと搬送される。
上方ベルト77は、下方ベルト75との間に紙葉6・6・・・を挟み、下方ベルト75と同速度で回転することにより紙葉6・6・・・を右方向へ送るベルトである。
上方ベルト77は、上方ベルトプーリ78a・78bの間に巻回されている。上方ベルトプーリ78a・78bは、正面視前後方向を回転軸方向として、第二搬送装置本体71の上部であって下方ベルト75の上方に回動可能に設けられている。
上方ベルトプーリ78aの設けられる左右方向位置は、スプロケット72bと略同一位置である。上方ベルトプーリ78bの設けられる左右方向位置は、下方ベルトプーリ76bと略同一位置である。つまり、上方ベルト77の左右方向幅は、接着装置90の左右方向幅と略同一である。
また、上方ベルト77は、下方ベルト75との間に紙葉6・6・・・を挟み、紙葉6・6・・・を右方向へ送ることが可能な程度の隙間を有するように設けられている。
上記のように構成し、上方ベルト77と下方ベルト75との間に紙葉6・6・・・を挟み、上方ベルト77及び下方ベルト75を回転させることで、紙綴じ具片2a及び紙葉6・6・・・が接着装置90内を下流方向へ送られる。
つまり、上方ベルト77の上流側の端部から下流側の端部までは、紙葉6・6・・・及び紙綴じ具片2aは上方ベルト77及び下方ベルト75により下流方向へと搬送される。
第二搬送モータ79は、スプロケット72a・72b、下方ベルトプーリ76a・76b及び上方ベルトプーリ78a・78bを駆動するステッピングモータである。第二搬送モータ79の出力軸は、図示せぬ歯車若しくはプーリ及びベルト等を介してスプロケット72a・72b、下方ベルトプーリ76a・76b及び上方ベルトプーリ78a・78bに連動連結されている。
第二搬送モータ79の動作を制御し所望の角度だけ回転させることにより、スプロケット72a・72b、下方ベルトプーリ76a・76b及び上方ベルトプーリ78a・78bについても所望の角度だけ回転させることができる。つまりは、紙葉6・6・・・及び紙綴じ具片2aの送り量を制御することが可能となる。
本実施例において第二搬送モータ79はステッピングモータであるものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、エンコーダを具備するサーボモータ等により構成することも可能である。つまり、第二搬送モータ79はその回転角度を制御可能な構成であればよい。
本実施例において、スプロケット72a・72b、下方ベルトプーリ76a・76b及び上方ベルトプーリ78a・78bを第二搬送モータ79により駆動するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、前記各スプロケット及びプーリをそれぞれ別個に設けたモータにより駆動する構成とすることも可能である。
第二搬送装置70において紙綴じ具片2aを搬送する歯付きベルト73、下方ベルト75及び上方ベルト77の構成は本実施例に限るものではない。例えば、全てのベルトを平ベルトで構成することや、アクチュエータ等により紙綴じ具片2aをクランプして搬送する構成とすることも可能である。また、各ベルトの搬送方向長さも、本実施例に限るものではない。つまり、第二搬送装置70は、切断装置50により作製された紙綴じ具片2aをストック部80まで搬送可能な構成であればよい。
上述の第一搬送装置30及び第二搬送装置70に用いた第一搬送スプロケット32a・32b及び歯付きベルト73は、歯のピッチが異なるスプロケット及び歯付きベルトと交換可能な構成とすることで、リング部3・3・・・間の間隔が異なる他の紙綴じ具2及び紙綴じ具片2aにも対応することが可能となる。
図7、図8及び図9に示す接着装置90は、リング部3に紙葉6の綴じ孔6aをはめた紙綴じ具片2aのリング部3の先端部と、帯状余地部4と、を接着する装置である。
接着装置90は主に、接着装置本体92、上部治具93、アクチュエータ95、ホーン96、超音波発生装置97等からなる超音波溶着装置91を具備している。
接着装置本体92は、直方体形状の部材であり、内部には上部治具93、アクチュエータ95等が内設されている。
上部治具93は、紙綴じ具片2aのリング部3の先端部である平坦部3cと帯状余地部4とを接着する際に、リング部3の平坦部3cを帯状余地部4へ押圧する部材である。
上部治具93の下面(紙綴じ具片2aを押圧する面)は断面視において紙綴じ具片2aの上部断面形状と略同一である。上部治具93の長手方向長さは、製本する紙葉6・6・・・よりも長くなるよう構成されている。
上部治具93は、アーム94の一端に連動連結されており、アーム94の他端にはアクチュエータ95が連動連結されている。アーム94は長手方向略中央部の回動軸94aを中心として回動可能であり、アクチュエータ95の作動によって上部治具93は上下昇降可能とされている。
ホーン96は超音波発生装置97により発生した振動エネルギーを紙綴じ具片2aに伝播する部材である。
ホーン96の上面(紙綴じ具片2aを押圧する面)は断面視において紙綴じ具片2aの下部断面形状と略同一である。ホーン96の長手方向長さは、上部治具93と略同一である。
上部治具93及びホーン96が紙綴じ具片2aのリング部3の平坦部3cと帯状余地部4とを押圧する面93a及び96aには、網目状の溝を設けたパターンが形成されている。このようなパターンを形成することにより、押圧・接着する際に紙綴じ具片2aの繊維同士を絡ませ接着力を向上させることができる。
超音波発生装置97は超音波を発生し、その振動エネルギーをホーン96へ伝える装置である。
超音波発生装置97は、第二搬送装置本体71内であってホーン96の下方に設けられている。
上記の如く構成した接着装置90における、接着工程について説明する。
図9(a)に示すように、紙綴じ具片2a及び紙綴じ具片2aのリング部3を挿通された紙葉6・6・・・は、第二搬送装置70により接着装置90へと搬送され、紙綴じ具片2aが完全にホーン96上に載る位置で停止する。この際、紙綴じ具片2aの下部はホーン96の上面形状により保持されている。
図9(b)に示すように、紙綴じ具片2aが停止した後、上部治具93が下降し、上部治具93及びホーン96の面93a及び96aにより紙綴じ具片2aのリング部3の平坦部3cと帯状余地部4とを押圧する。これと同時に超音波発生装置97は超音波を発生し、ホーン96を介して紙綴じ具片2aに振動エネルギーを伝播することで、リング部3の平坦部3cに塗布されたヒートシールを瞬時に溶解し、平坦部3cと帯状余地部4とを接着する。
本実施例において、接着装置90は超音波発生装置を具備し、超音波により紙綴じ具片2aを接着するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、昇温機能を具備する装置を用いて紙綴じ具片2aを加熱することによりヒートシールを溶解し接着する構成とすることも可能である。
第二搬送装置70の右方には、第二搬送装置本体71と隣接してストック部80が設けられている。
ストック部80は、テーブル支持体81及びテーブル82から構成されている。
テーブル支持体81は直方体形状の部材であり、上面に設けられるテーブル82を支持する部材である。
テーブル82は直方体形状の部材である。テーブル82の上面は第二搬送装置本体71の上面よりも低く構成されており、接着装置90において紙綴じ具片2aを接着された製品は、第二搬送装置70によりテーブル82上に搬出され、テーブル82上で蓄えられる。
図10に示す制御装置100は、第一搬送装置30と、切断装置50と、第二搬送装置70と、接着装置90と、の動作を制御する装置である。
制御装置100は、制御部101、入力部102、表示部103から構成されている。
制御部101は、種々のプログラムや入力部102により入力されるデータ等を記憶することや、各装置を制御する制御信号を送信することができる。
制御部101は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であっても良く、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であっても良い。
本実施例の制御部101は専用品であるが、本発明はこれに限るものではなく、市販のパーソナルコンピュータやワークステーション等に上記プログラム等を格納したもので構成することも可能である。
制御部101は、第一搬送モータ34と接続され、第一搬送モータ34の回転運動とその角度及びタイミング、つまりは第一搬送スプロケット32a・32bの回転運動とそのタイミングを制御する。
制御部101は、切断装置50に設けられたアクチュエータ52と接続され、アクチュエータ52の動作及びそのタイミングを制御する。
制御部101は、第二搬送装置70に設けられた第二搬送モータ79と接続され、第二搬送モータ79の回転運動とその角度及びタイミング、つまりは歯付きベルト73、下方ベルト75及び上方ベルト77の回転運動とそのタイミングを制御する。
制御部101は、接着装置90に設けられたアクチュエータ95及び超音波発生装置97と接続され、アクチュエータ95の動作及びそのタイミング、つまりは上部治具93の上下昇降運動及びそのタイミングと、超音波発生装置97の動作及びそのタイミングと、を制御する。
上記の如く、制御部101を第一搬送モータ34と接続することにより、制御装置100は切断する紙綴じ具片2aのリング部3の紙片数を認識する手段を有することとなる。
入力部102は制御部101に接続され、制御部101に種々の情報や指示等を入力するものである。
入力部102により制御部101に入力される情報や指示は、例えば紙綴じ具片2aの長さ(紙綴じ具片2aが有するリング部3の紙片数)、一度に作製する紙綴じ具片2aの個数及びその間隔、各装置の動作速度等である。
本実施例の入力部102は専用品であるが、本発明はこれに限るものではなく、市販のキーボード、マウス、ボタン、スイッチ等を用いて構成することも可能である。
表示部103は入力部102から制御部101への入力内容や予め制御部101に記憶されているプログラム内容等を表示するものである。
本実施例の表示部103は専用品であるが、本発明はこれに限るものではなく、市販のモニターや液晶ディスプレイ等を用いて構成することも可能である。
また、市販のタッチパネル等を用いて入力部102としての機能と表示部103としての機能を一体化したものを構成することも可能である。
以下、上記のような製本装置1の構成における製本工程を説明する。
本実施例に係る製本装置1による製本工程は第一工程から第六工程により構成される。
第一工程において、第一搬送装置30により搬送された紙綴じ具2を切断装置50により切断する。
この際、第一搬送装置30は制御装置100の指示に従い、紙綴じ具2を所望の長さだけ切断装置50へ搬送した後、搬送を停止する。
第一搬送装置30による搬送が停止した後、切断装置50は紙綴じ具2のリング部3・3間の帯状余地部4を切断し、紙綴じ具片2aを作製する。
前記「所望の長さ」とは、制御装置100により指示される長さである。「所望の長さ」は予め制御装置100に記憶された長さや、入力部102により入力された長さである。
実際には、長さは紙綴じ具2のリング部3の紙片数により管理される。つまり、一つの紙綴じ具片2aに必要なリング部3の紙片数を制御装置100に記憶させることで、記憶させた数のリング部3を有する紙綴じ具片2aを作製する。
予め紙綴じ具2のリング部3の幅及びピッチを制御装置100に記憶させておくことで、入力されたリング部3の紙片数を搬送すべき長さに変換することができ、この長さを基に上記のような第一工程の実施が可能となる。
第二工程において、第一工程で作製された紙綴じ具片2aを第二搬送装置70により所望の間隔だけ搬送する。
第二工程は、一つの製品に複数の紙綴じ具片2aを用いる場合に、紙綴じ具片2a間に所望の間隔を設けるための工程である。よって、一つの製品に一つの紙綴じ具片2aのみを用いる場合は、第二工程は省略される。
第二工程では、第二搬送装置70は制御装置100の指示に従い紙綴じ具片2aを搬送する。この際、制御装置100に記憶された「所望の間隔」だけ搬送される。「所望の間隔」は前記「所望の長さ」と同様に、リング部3の紙片数により管理される。
一つの製品に複数の紙綴じ具片2aを用いる場合は、上記第一工程及び第二工程を必要回数だけ繰り返す。なお、「所望の間隔」及び一つの製品に用いる紙綴じ具片2aの個数は予め制御装置100に記憶された長さや、入力部102により入力された長さである。
第三工程において、第一工程及び第二工程において作製された紙綴じ具片2aを、第二搬送装置70により紙葉挿入スペース74まで搬送する。
第二搬送装置70は紙綴じ具片2aを紙葉挿入スペース74まで搬送すると停止する。第二搬送装置70が停止した後、作業者等により製品の材料である紙葉6・6・・・に設けられた綴じ孔6a・6a・・・に紙綴じ具片2aのリング部3・3・・・を挿通する(以下、この作業を単に「挿通作業」と呼ぶ。)。
紙綴じ具片2aが挿通されると、紙葉6・6・・・は紙綴じ具片2aにより挿通された状態のまま下方ベルト75上に載置される。
第四工程において、第三工程で挿通した紙綴じ具片2a及び挿通された紙葉6・6・・・を、第二搬送装置70により接着装置90まで搬送する。第二搬送装置70は、紙綴じ具片2a及び紙葉6・6・・・を接着装置90まで搬送すると停止する。
なお、工程が第三工程から第四工程に移行するタイミングの決定は、作業者によるスイッチ操作によるものとする。
つまり、制御装置100にフットスイッチ等の信号送信手段を接続し、作業者が第三工程における挿通作業を完了した際に前記フットスイッチを操作することにより、制御装置100に第四工程へ移行させる信号を送信する構成とする。
このように構成することで、作業者による挿通作業の作業速度のばらつきにも対応することができ、また、挿通作業の途中で第四工程に移行してしまうこともない。
本実施例においては、フットスイッチ等により第三工程から第四工程へ移行するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、第三工程において第二搬送装置70が停止してから予め設定された時間が経過した後に第四工程に移行するよう構成することも可能である。
第五工程において、第四工程で第二搬送装置70により搬送された紙綴じ具片2aを、接着装置90により接着する。
接着装置90により紙綴じ具片2aのリング部3・3・・・の開口部が閉じられ、紙葉6・6・・・が紙綴じ具片2aにより綴じられる。
第六工程において、第五工程で綴じられた紙葉6・6・・・を、第二搬送装置70によりストック部80へ搬出する。
上記第一工程から第六工程により、一連の製本作業を連続して行うことができる。
また製本装置1は、上記の異なる工程を重複して同時に行うことも可能である。
例えば、第四工程と同時に、第一工程、第二工程及び第三工程を行うことが可能である。つまり、第四工程において紙綴じ具片2a及び紙葉6・6・・・を接着装置90まで搬送する間に、第一工程、第二工程及び第三工程の搬送を行うものである。
このように異なる工程を重複して同時に行うことで、第五工程における接着装置90の接着作業の間に、第三工程における挿通作業を行うなど、効率の良い製本作業を行うことが可能となる。
本実施例においては、第四工程と同時に、第一工程、第二工程及び第三工程を重複して行うこととしたが、本発明はこれに限るものではなく、工程の組み合わせは制御装置100の設定やプログラムを変更することにより、任意に決定することも可能である。
以上の如く、製本装置1は、紙綴じ具2により少なくとも一枚の綴じ孔6aを有する紙葉6を綴じる製本装置1であって、紙綴じ具2が、積層用紙の一端側に形成された略帯状の余地である帯状余地部4と、帯状余地部4より幅方向に延出され略筒状に湾曲した複数の紙片によりなるリング部3と、によりなるものであり、製本装置1が、紙綴じ具2のリング部3を、リング部3と同じ間隔で設けられた紙葉6の綴じ孔6aに挿通し、帯状余地部4とリング部3の先端部とを接着する製本装置1であって、紙綴じ具2を、帯状余地部4の長手方向へ送る第一搬送装置30と、第一搬送装置30により送られた紙綴じ具2の帯状余地部4を切断し、紙綴じ具片2aを作製する切断装置50と、切断装置50により作製された紙綴じ具片2aを帯状余地部4の長手方向へ送る第二搬送装置70と、リング部3に紙葉6の綴じ孔6aをはめた紙綴じ具片2aのリング部3の先端部と、帯状余地部4と、を接着する接着装置90と、第一搬送装置30、切断装置50、第二搬送装置70及び接着装置90の動作を制御する制御装置100と、を具備するものである。
このように構成することにより、紙綴じ具2を搬送、切断、接着等して製本する一連の製本作業を連続して行うことができる。
また、制御装置100は、切断する紙綴じ具片2aのリング部3の紙片数を認識する手段を有することを特徴とするものである。
このように構成することにより、紙綴じ具2を所望の長さで切断し、所望のリング部3の紙片数を有する紙綴じ具片2aを作製することができる。これにより、製本装置1に汎用性を持たせ、所望の製品に対応した紙片数のリング部3を有する紙綴じ具片2aを作製することができる。
また、制御装置100は、第一搬送装置30と、切断装置50と、を制御して紙綴じ具片2aを複数作製し、第二搬送装置70を制御して紙綴じ具片2a間に所望の間隔を設けるものである。
このように構成することにより、複数作製した紙綴じ具片2a間に所望の間隔を設けることができる。これにより、製本装置1に汎用性を持たせ、所望の製品に対応した紙綴じ具片2a間の間隔を設けることができる。
また、紙綴じ具2は、リング部3の先端部の内周面にヒートシールが塗布されている紙綴じ具2であって、接着装置90は、超音波溶着装置により構成されるものである。
このように構成することにより、超音波溶着装置により瞬時に紙綴じ具片2aのリング部3の先端部と帯状余地部4とを接着することができる。
本発明の一実施例に係る紙綴じ具を示す全体斜視図。 (a)同じく断面図、(b)紙綴じ具により綴じられたカレンダーを示す全体斜視図。 本発明の一実施例に係る製本装置を示す全体斜視図。 本発明の一実施例に係る繰り出し装置を示す正面図。 本発明の一実施例に係る第一搬送装置を示す正面図。 (a)本発明の一実施例に係る切断装置を示す左側面概略図、(b)切断装置による切断態様を示す平面図。 (a)本発明の一実施例に係る第二搬送装置を示す平面図、(b)同じく正面図。 本発明の一実施例に係る接着装置を示す左側面概略図。 (a)接着装置の動作を示す左側面概略図、(b)接着装置の動作を示す左側面概略図。 本発明の一実施例に係る制御装置の構成を示す正面図。
符号の説明
1 製本装置
2 紙綴じ具
2a 紙綴じ具片
10 繰り出し装置
30 第一搬送装置
50 切断装置
70 第二搬送装置
90 接着装置
100 制御装置

Claims (4)

  1. 紙綴じ具により少なくとも一枚の綴じ孔を有する紙葉を綴じる製本装置であって、
    前記紙綴じ具が、
    積層用紙の一端側に形成された略帯状の余地である帯状余地部と、該帯状余地部より幅方向に延出され略筒状に湾曲した複数の紙片によりなるリング部と、によりなるものであり、
    前記製本装置が、
    前記紙綴じ具のリング部を、前記リング部と同じ間隔で設けられた前記紙葉の綴じ孔に挿通し、前記帯状余地部と前記リング部の先端部とを接着する製本装置であって、
    前記紙綴じ具を、前記帯状余地部の長手方向へ送る第一搬送装置と、
    前記第一搬送装置により送られた前記紙綴じ具の前記帯状余地部を切断し、紙綴じ具片を作製する切断装置と、
    前記切断装置により作製された前記紙綴じ具片を前記帯状余地部の長手方向へ送る第二搬送装置と、
    前記リング部に紙葉の綴じ孔をはめた前記紙綴じ具片のリング部の先端部と、帯状余地部と、を接着する接着装置と、
    前記第一搬送装置、前記切断装置、前記第二搬送装置及び前記接着装置の動作を制御する制御装置と、
    を具備する製本装置。
  2. 前記制御装置は、
    切断する紙綴じ具片の前記リング部の紙片数を認識する手段を有することを特徴とする
    請求項1に記載の製本装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記第一搬送装置と、前記切断装置と、を制御して前記紙綴じ具片を複数作製し、
    前記第二搬送装置を制御して前記紙綴じ具片間に所望の間隔を設ける請求項1又は請求項2に記載の製本装置。
  4. 前記紙綴じ具は、前記リング部の先端部の内周面にヒートシールが塗布されている紙綴じ具であって、
    前記接着装置は、超音波溶着装置により構成される請求項1から3までのいずれか一項に記載の製本装置。
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