JP6947381B2 - 包装機用のロータリー式超音波シール装置 - Google Patents
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Description
円盤状超音波ホーンと円盤状アンビルとの間に接合すべき包装材を挟み込んで超音波シールを施す超音波シール装置であって、
超音波発生部、当該超音波発生部の先端側に設けられている回転ホーン軸、及び当該回転ホーン軸の先端に連結されているとともに周面を超音波シール面とする前記円盤状超音波ホーンを備える超音波ホーンユニットと、
軸線位置が固定の回転軸、当該固定の回転軸に連結されている軸心違い回転伝達手段、当該軸心違い回転伝達手段からの回転を伝えるとともに前記超音波ホーンユニットに向って平行移動可能なアンビル軸、及び当該アンビル軸の先端に連結されているとともに前記超音波シール面との間に接合すべき包装材を挟み込み可能なアンビル面を周面に持つ前記円盤状アンビルを備えるアンビルユニットと、
前記超音波ホーンユニットの前記回転ホーン軸と前記アンビルユニットの前記固定の回転軸を同期して互いに反対方向に回転駆動する回転駆動ユニットと、
前記アンビル軸に作用して前記アンビルユニットの前記円盤状アンビルを前記超音波ホーンユニットの前記円盤状超音波ホーンに向って接離・加圧する横駆動ユニットと、
を備えており、
前記アンビルユニットに備わる前記軸心違い回転伝達手段は、リンクのクランクモーションを利用した軸心違いの回転軸間で動力伝達をする機械式継手であり、
前記回転駆動ユニットは、出力軸に回転力が出力される駆動源としての駆動モータと、当該駆動モータの前記出力軸に取り付けられた第1駆動部及び第2駆動部を備えており、 前記アンビルユニットの前記アンビル軸は、前記回転駆動ユニットの前記第1駆動部と連係して前記回転力の一部を受ける第1従動部を備えており、
前記超音波ホーンユニットの前記回転ホーン軸は、前記回転駆動ユニットの前記第2駆動部と連係して前記回転力の余部を受けて、前記アンビル軸とは逆方向に回転を伝える第2従動部を備えており、
前記回転駆動ユニットの前記出力軸は、前記アンビル軸と前記回転ホーン軸と平行に配置されている
ことから成っている。
円盤状超音波ホーンの周面である超音波シール面と円盤状アンビルの周面であるアンビル面の間に、接合すべき包装材が挟み込みまれ、横駆動ユニットがアンビル軸に作用することで、アンビルユニットの円盤状アンビルを超音波ホーンユニットの円盤状超音波ホーンに向って接離・加圧され、包装材が圧力下で回転ホーン軸と共に回転する超音波発生部からの超音波を受けて摩擦熱によって溶融しシールされる。
アンビルユニットにおいて、駆動源側である固定の回転軸から従動軸側であるアンビル軸に回転力を伝達する際に、軸心違い回転伝達手段として軸心違いの回転軸間で動力伝達をする機械式継手が用いられているので、円盤状アンビルが回転中であっても、固定の回転軸に対してアンビル軸が上下・左右方向に自由に平行移動を行うことができ、軸の移動中において力の不釣合いや位相のずれの発生が可及的に抑制され、更には軸間におけるラジアル方向の揺動がカップリング自身で自動的に吸収される。したがって、超音波シールのシール不良を生じないのは勿論のこと、シール程度にバラツキや変動を生じるのを防止し、綺麗なシールを実現することができる。
また、回転駆動ユニットは、アンビルユニットと超音波ホーンユニットとに対して、回転力を並列に伝達しており、アンビルユニットと超音波ホーンユニットとは直接には連係していないので、アンビルユニットと超音波ホーンユニットとを直接に連係させた場合に両者の間で回転伝達の際にシール不安定化の原因となるような力の発生を回避することができる。
更に、回転駆動ユニットの出力軸、アンビル軸及び回転ホーン軸は、互いに平行に配置されているので、ロータリー式の超音波シール装置は、全体として軸が延びる方向が揃っており、構造上及びレイアウト上、簡素に構成することができる。
回転駆動ユニットの歯車がアンビルユニットの歯車と連係する位置は、アンビルユニットの超音波ホーンユニットに対する接離方向に移動する移動面から最も遠い位置であるので、仮に、両歯車との間に回転伝達の際に接線方向にこじり力のような力が生じても、アンビルユニットの軸受で吸収され、軸心違いの回転軸間で動力伝達をする機械式継手の軸心違い回転伝達作用とも相俟って、アンビル軸の回転や超音波ホーンユニットへの接離方向への移動に対する妨げにならない。
中間軸を設ける場合は、回転ホーン軸、アンビル軸及び駆動軸(モータ駆動軸)を含めた四つの軸を格子状に揃えて、更に、構造上及びレイアウト上、簡素なものとすることができる。
駆動モータの出力軸、超音波ホーンユニットの回転ホーン軸、アンビルユニットのアンビル軸及び中間軸ユニットの中間軸の四つの軸の軸線は、それぞれ四角形の各頂点に配置され、且つ中間軸ユニットの中間軸の軸線は、アンビルユニットの前記アンビル軸の軸線とは対頂点の位置に配置しているので、これら四つの回転軸を集約配置することができ、ロータリー式の超音波シール装置をコンパクトに構成することができる。
包装機を縦型製袋充填包装機とすることによって、充填筒に投入可能な包装物が包装された袋包装体を高い包装速度で製造することができる。
3 アンビルユニット 4 横駆動ユニット
5 回転駆動ユニット 6 中間軸ユニット
10 超音波発生部 11 回転ホーン軸
12 円盤状超音波ホーン 13 超音波シール面
14 従動プーリ(第2従動部)
20 回転軸 21 回転アンビル軸
22 円盤状アンビル 23 アンビル面
24 軸心違い回転伝達手段 25,26 軸受
27 回転軸線 28 アンビル用歯車
30 サーボモータ 31 出力軸
32 駆動歯車(第1駆動部) 33 駆動プーリ(第2駆動部)
34 中間軸 35,36 中間プーリ
37,38 タイミングベルト
50 製袋充填包装機 51 繰出し機構
52 付属装置 53 フォーマ
54 横シール手段 55,55 横シーラ
56 充填筒 60 スポットシール手段
61 超音波ホーン 62 アンビル
63 超音波発生部 64 取付けアーム
65 回動アーム 66 ヒンジ 66a 支持体
67 ネジ機構 70 吸引式紙送り手段
71,71 紙送りベルト 72 吸引孔
73 送り用駆動プーリ 74 送り用従動プーリ
75 ガイドプーリ
Fw 帯状包装材 Fr 巻取りロール
Ft 筒状包装材 fe,fe 側端縁部分
Bp 袋包装体
C−C 移動面 P 力
Claims (4)
- 円盤状超音波ホーンと円盤状アンビルとの間に接合すべき包装材を挟み込んで超音波シールを施す超音波シール装置であって、
超音波発生部、当該超音波発生部の先端側に設けられている回転ホーン軸、及び当該回転ホーン軸の先端に連結されているとともに周面を超音波シール面とする前記円盤状超音波ホーンを備える超音波ホーンユニットと、
軸線位置が固定の回転軸、当該固定の回転軸に連結されている軸心違い回転伝達手段、当該軸心違い回転伝達手段からの回転を伝えるとともに前記超音波ホーンユニットに向って平行移動可能なアンビル軸、及び当該アンビル軸の先端に連結されているとともに前記超音波シール面との間に接合すべき包装材を挟み込み可能なアンビル面を周面に持つ前記円盤状アンビルを備えるアンビルユニットと、
前記超音波ホーンユニットの前記回転ホーン軸と前記アンビルユニットの前記固定の回転軸を同期して互いに反対方向に回転駆動する回転駆動ユニットと、
前記アンビル軸に作用して前記アンビルユニットの前記円盤状アンビルを前記超音波ホーンユニットの前記円盤状超音波ホーンに向って接離・加圧する横駆動ユニットと、
を備えており、
前記アンビルユニットに備わる前記軸心違い回転伝達手段は、リンクのクランクモーションを利用した軸心違いの回転軸間で動力伝達をする機械式継手であり、
前記回転駆動ユニットは、出力軸に回転力が出力される駆動源としての駆動モータと、当該駆動モータの前記出力軸に取り付けられた第1駆動部及び第2駆動部を備えており、 前記アンビルユニットの前記アンビル軸は、前記回転駆動ユニットの前記第1駆動部と連係して前記回転力の一部を受ける第1従動部を備えており、
前記超音波ホーンユニットの前記回転ホーン軸は、前記回転駆動ユニットの前記第2駆動部と連係して前記回転力の余部を受けて、前記アンビル軸とは逆方向に回転を伝える第2従動部を備えており、
前記回転駆動ユニットの前記出力軸は、前記アンビル軸と前記回転ホーン軸と平行に配置されている
ことから成る包装機用のロータリー式超音波シール装置。 - 前記回転駆動ユニットの前記第1駆動部と前記アンビル軸の第1従動部は、互いに噛み合う歯車であり、
前記回転駆動ユニットの前記歯車は、前記アンビルユニットが前記横駆動ユニットによって前記超音波ホーンユニットに対して接離方向に移動する移動面から最も遠い位置において、前記アンビルユニットの前記歯車と連係しており、
前記回転駆動ユニットの前記第2駆動部と前記回転ホーン軸の第2従動部は、互いに連係するプーリであって、中間軸上のプーリを介して間接的に、又は中間軸を介することなく直接に、前記プーリに巻き掛けられるベルトを介して連係している
ことから成る請求項1に記載の包装機用のロータリー式超音波シール装置。 - [新請求項2を引用する軸線配置に関する新設の請求項。]
前記回転駆動ユニットの前記第2駆動部と前記回転ホーン軸の第2従動部は、中間軸ユニットに備わる前記中間軸の回転を通じて間接的に連係している場合において、
前記駆動モータの前記出力軸、前記超音波ホーンユニットの前記回転ホーン軸、前記アンビルユニットの前記アンビル軸及び前記中間軸ユニットの前記中間軸の軸線は、互いに平行で且つ当該各軸線方向で見て四角形の各頂点となる位置に一つずつ配置されており、更に前記中間軸ユニットの前記中間軸の軸線は、前記アンビルユニットの前記アンビル軸の軸線とは対頂点の位置に配置されている
ことから成る請求項2に記載の包装機用のロータリー式超音波シール装置。 - 前記包装機は、縦に配置された充填筒の周囲を囲むように略筒状に曲成して縦方向に送られる帯状の前記包装材に縦シール装置によって縦シールを施して筒状包装材に形成し、当該筒状包装材に横シール装置によって横シールを施して袋を形成しつつ前記充填筒を通して前記筒状包装材に投入された包装物が前記袋内に収容された袋包装体を連続して製造する縦型製袋充填包装機であり、
前記超音波シール装置は、当該縦型製袋充填包装機の前記縦シール装置として適用されている
ことから成る請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装機用のロータリー式超音波シール装置。
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JP2017102188A JP6947381B2 (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 包装機用のロータリー式超音波シール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017102188A JP6947381B2 (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 包装機用のロータリー式超音波シール装置 |
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ID=64663480
Family Applications (1)
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JP2017102188A Active JP6947381B2 (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 包装機用のロータリー式超音波シール装置 |
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2017
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