JP2005297355A - 書類の綴じ構造および綴じ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 書類を接着テープを用いて簡単に綴じることができる綴じ構造および綴じ方法を提供する。
【解決手段】 図2(A)に示すように、書類10に穴10xを形成した後、図2(B)に示すように、接着テープ20の中央部を書類の辺縁10aに当て、部位21,22を書類10の表側の面10yと裏側の面10zに接着する。これにより接着テープ20の中央部が辺縁10aを巻き込み、部位21,22が穴10xを覆う。次に、図2(C)に示すように、部位21,22同士を穴10xにおいて接着する。これにより、書類10の綴じ工程が完了する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、テープを用いて書類を綴じる構造及び方法に関する。
書類を綴じる方法として最も普及しているのはステープラーを用いる方法である。この方法では、コ字形の金属針の両端を書類に貫通させ、この両端を書類の裏側の面に沿って折り曲げる。しかし、金属針を用いて書類を綴じると、綴じた書類を複数重ねた場合に綴じ部分だけが厚くなってしまう欠点があった。また食品や薬品製造の現場では、食品や薬品に金属針が混入するのを避けるため、金属針で綴じた書類を置くことは許されない。
そこで、金属針を用いない書類の綴じ構造,綴じ方法が種々提案されている。例えば、特許文献1では、2枚の接着ラベルを書類の辺縁近傍に形成された穴を覆うようにして書類の表側および裏側の面に接着し、これら表側の接着ラベルと裏側の接着ラベルを上記穴で圧着することにより、書類を綴じている。
また、特許文献2では、書類の辺縁近傍に形成された穴に接着テープを通して、書類の表側と裏側の面に接着することにより、書類を綴じている。
特開平11−245573号公報 特開2004−34640号公報
特許文献1の綴じ方法では、接着ラベルを2枚用いるためその作業が煩雑であった。また、接着ラベル同士を穴において接着するだけで書類を綴じるので、綴じ強度が低かった。
特許文献2の綴じ方法では、接着テープを穴に通す必要があり、作業が煩雑であった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、書類の綴じ構造において、接着テープが書類の辺縁の一部を巻き込むようにして書類の表側と裏側の面に接着され、この接着テープの表側の部位と裏側の部位が、書類の辺縁近傍に形成された穴において互いに接着されていることを特徴とする。また、書類の綴じ方法において、書類の辺縁近傍に穴を明ける工程と、接着テープを、上記書類の辺縁の一部を巻き込むとともに上記穴を覆うようにして書類の表側と裏側の面に接着する工程と、上記接着テープの表側の部位と裏側の部位を、穴の位置で押し付けて接着する工程と、を備えたことを特徴とする。
上記綴じ構造および綴じ方法によれば、簡単な作業で書類を綴じることができる。しかも、接着テープの表側の部位と裏側の部位は一連をなしているので綴じ強度を高めることができる。さらに、この穴での接着が解除されても、書類が完全にばらつくことはない。
本発明の他の態様では、書類の綴じ構造において、プラスチックテープが書類の辺縁の一部を巻き込むようにして書類の表側と裏側の面に添い、このプラスチックテープの表側の部位と裏側の部位が、書類の辺縁近傍に形成された穴において互いに溶着されていることを特徴とする。また、書類の綴じ方法において、書類の辺縁近傍に穴を明ける工程と、プラスチックテープを、上記書類の辺縁の一部を巻き込むとともに上記穴を覆うようにして書類の表側と裏側の面に添わせる工程と、上記プラスチックテープの表側の部位と裏側の部位を穴の位置で溶着する工程と、を備えたことを特徴とする。
上記綴じ構造および綴じ方法によれば、簡単な作業で書類を綴じることができる。しかも、接着テープの表側の部位と裏側の部位は一連をなしているので綴じ強度を高めることができる。
本発明によれば、接着テープやプラスチックテープを用いて簡単に書類を綴じることができるとともに、綴じ強度が高い。
以下、本発明の一実施形態を図1,図2を参照しながら説明する。図において符号10は書類を示す。この書類10は、複数例えば3枚の紙葉11〜13を揃えて重ねることにより構成されている。この書類10の辺縁10aの近傍には穴10xが形成されている。
図1,図2(C)に示すように、書類10は、市販のセロハンテープと同様の接着テープ20により綴じられている。詳述すると、接着テープ20の一方の面には接着剤が塗布されて接着面20aとなっている。接着テープ20は、接着面20aを内側にして、中央部が書類の辺縁10aの一部を巻き込むようにして折られている。接着テープ20の表側の部位21は、上記穴10xを覆うとともに書類10の表側の面10yすなわち紙葉11の外面に接着され、裏側の部位22は穴10xを覆うとともに書類10の裏側の面10zすなわち紙葉13の外面に接着されている。さらに、表側の部位21と裏側の部位22の接着面20a同士が、穴10xにおいて接着されている。
上記書類10の綴じ構造において、接着テープ20の表側の部位21と裏側の部位22が辺縁10aの巻き込み部を介して一連をなしており、書類10の紙葉11〜13を引き剥がす力が作用したときにその力の一部をこの巻き込み部で負担し、穴10xでの部位21,22の接着部に加わる力を軽減することができるので、綴じ強度を高めることができる。また、この穴での部位21,22同士の接着が解除されても、部位21,22が表側の紙葉11,裏側の紙葉13に接着され、しかも巻き込み部を介して連続しているので、書類が完全にばらつくことはない。
次に、上記書類10の綴じ方法について詳述する。まず、図2(A)に示すように、書類10の紙葉11〜13を揃えた状態で、書類10の辺縁10a近傍にパンチにより穴10xを形成する。
次に、図2(B)に示すように、接着テープ20の接着面20aの中央部を書類の辺縁10aに当て、部位21,22を書類10の表側の面10yと裏側の面10zに接着する。これにより接着テープ20の中央部が辺縁10aを巻き込み、部位21,22が上記穴10xを覆う。
次に、図2(C)に示すように、部位21,22において、穴10xに対応する箇所を両側から加圧することにより、部位21,22同士を穴10xにおいて接着する。この加圧は、穴10xより小径のパンチ等を用いて行なう。これにより、書類10の綴じ工程が完了する。
上述したように、接着テープ20は部位21,22を含めて一続きの1枚のテープからなり、しかも接着テープ20を穴10xに挿通させる工程もないので、簡単に書類10を綴じることができる。
なお図2では、理解を容易にするために紙葉11〜13および接着テープ20の厚さを誇張して示しており、上記穴10xにおける接着テープ20の窪みも誇張して示されている。
図2(B),(C)の工程はほぼ同時に行なってもよい。例えば部位21,22全域を紙葉11〜13とともに強く押し付けることによって、部位21,22の書類10の面10y、10zへの接着と部位21,22同士の接着を同時に行なう。
図2では、接着テープ20の部位21,22を両側から加圧したが、図3に示すように一方側例えば表側だけから加圧して穴10xでの部位21,22同士の接着を行なってもよい。なお、本実施形態では、接着テープ20は、セロハン以外のプラスチック,紙,布等、種々の材質のものを用いることができる。
上記接着テープ20の代わりにプラスチックテープを用いてもよい。プラスチックテープに接着テープと同じ符号20を付して、図2を参照しながら説明する。図2(A)の工程の後、図2(B)の工程では、プラスチックテープ20の中央部を書類10の辺縁10aに当てて折り、表側の部位21と裏側の部位22を、書類10の表側の面10y、裏側の面10zに接着せず添わせる。図2(C)または図3の工程では、プラスチックテープ20の部位21,22を穴10xにおいて熱溶着ないしは超音波,高周波,レーザー等を用いた手段で溶着する。
上記実施形態では辺縁10aの近傍に1つの穴10xを形成したが、辺縁に沿って2個またはそれ以上の穴を形成してもよい。このように複数の穴を形成する場合には、穴毎に独立した複数のテープにより綴じてもよいし、辺縁に沿って延びた1つのテープにより複数の穴を覆うようにして綴じてもよい。
本発明の一実施形態に係わる綴じ構造を有する書類の斜視図である。 (A)〜(C)は本発明の一実施形態に係わる書類の綴じ方法を工程順に示す拡大断面図であり、(C)は図1におけるII−II線に沿う拡大断面図でもある。 本発明方法の他の実施形態を示す図2(C)相当図である。
符号の説明
10 書類
10a 書類の辺縁
10x 穴
10y 表側の面
10z 裏側の面
20 接着テープまたはプラスチックテープ
21 表側の部位
22 裏側の部位

Claims (4)

  1. 接着テープが書類の辺縁の一部を巻き込むようにして書類の表側と裏側の面に接着され、この接着テープの表側の部位と裏側の部位が、書類の辺縁近傍に形成された穴において互いに接着されていることを特徴とする書類の綴じ構造。
  2. 書類の辺縁近傍に穴を明ける工程と、
    接着テープを、上記書類の辺縁の一部を巻き込むとともに上記穴を覆うようにして書類の表側と裏側の面に接着する工程と、
    上記接着テープの表側の部位と裏側の部位を、穴の位置で押し付けて接着する工程と、
    を備えたことを特徴とする書類の綴じ方法。
  3. プラスチックテープが書類の辺縁の一部を巻き込むようにして書類の表側と裏側の面に添い、このプラスチックテープの表側の部位と裏側の部位が、書類の辺縁近傍に形成された穴において互いに溶着されていることを特徴とする書類の綴じ構造。
  4. 書類の辺縁近傍に穴を明ける工程と、
    プラスチックテープを、上記書類の辺縁の一部を巻き込むとともに上記穴を覆うようにして書類の表側と裏側の面に添わせる工程と、
    上記プラスチックテープの表側の部位と裏側の部位を穴の位置で溶着する工程と、
    を備えたことを特徴とする書類の綴じ方法。
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