JP2019123138A - 冊子 - Google Patents

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JP2019123138A
JP2019123138A JP2018004804A JP2018004804A JP2019123138A JP 2019123138 A JP2019123138 A JP 2019123138A JP 2018004804 A JP2018004804 A JP 2018004804A JP 2018004804 A JP2018004804 A JP 2018004804A JP 2019123138 A JP2019123138 A JP 2019123138A
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恒敏 小宮山
Tsunetoshi Komiyama
恒敏 小宮山
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KOMIYAMA INSATSU KOGYO KK
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KOMIYAMA INSATSU KOGYO KK
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【課題】見開き性が良く、しかも本文の用紙が簡単に脱落することがない冊子を提供する。【解決手段】冊子1は、複数枚の用紙5を束ねた本文2を背部21に糊付けして綴じ込み、この本文2と表表紙3aと裏表紙3bとを背部21にてクロス4巻きした構成とする。本文2は、ミシン目22を境に二つ折りにした用紙5が折り目側を揃えて複数枚積層され、各用紙5が背部21となる折り目側の端面に塗布形成された糊層6とこの糊層6を介して貼り付けされた和紙7又は繊維紙とにより綴じられ、和紙7又は繊維紙を介してクロス4と接着されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ノート等に用いられる無線綴じの冊子に関するものである。
無線綴じの冊子は、複数枚の用紙を束ねた本文と、本文をくるむ表紙とを備え、本文の背部に糊付けして表紙の背部と貼り付けて綴じられている。従来、無線綴じの冊子において、本文の背部に低粘度の糊層(第1接着剤層)と高粘度の糊層(第2接着剤層)とを順に形成して表紙の背部と接着させることにより、糊層の柔軟性が増して背部が湾曲可能となることで見開き性が良くなるとされている(特許文献1)。
特開2016−101678号公報
しかしながら、無線綴じの冊子では、本文の背部に塗布した糊が本文の内部に深く浸入して固まると、見開いた際には用紙が根元近傍で盛り上がった状態となり見開き性が悪くなる。また、見開いた時に完全に見開かせようと手で押し付ける等した場合、本文の背部の糊層の接着強度が弱いと、用紙に沿って背部が引き裂けたり用紙が1枚ずつ剥がれ落ちたりするという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、見開き性が良く、しかも本文の用紙が簡単に脱落することがない冊子を提供することを目的とする。
本発明に係る冊子は、
複数枚の用紙を束ねた本文を背部に糊付けして綴じ込み、この本文と表表紙と裏表紙とを背部にてクロス巻きした構成とする冊子において、
本文は、ミシン目を境に二つ折りにした用紙が折り目側を揃えて複数枚積層され、各用紙が背部となる折り目側の端面に塗布形成された糊層とこの糊層を介して貼り付けされた和紙又は繊維紙とにより綴じられ、和紙又は繊維紙を介してクロスと接着されているものである。
本発明に係る冊子によれば、本文の各用紙が二つ折りの用紙で構成され折り目に設けるミシン目によって糊層に強固に固定され、また、本文の背部は、糊層を介して貼り付けた和紙又は繊維紙により糊層の柔軟性を保持しつつ強度が向上される。従って、本文を見開いた時に用紙が簡単に剥がれて脱落することがない。また、本文の各用紙は、ミシン目によって糊層の糊が本文の内部に深く浸入しないようにしているので、本文の見開き性も良い。
実施形態による冊子を示す斜視図であり、図1(a)は表紙を閉じた状態の斜視図、図1(b)は本文を開いた状態の斜視図である。 実施形態による冊子の要部の拡大断面図である。 用紙を示す斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1、図2に示すように、実施形態の冊子1は、複数枚の用紙5を重ねて束ねた本文2と、本文2の表裏面を覆う表表紙3a及び裏表紙3bと、本文2、表表紙3a及び裏表紙3bを背部21から覆って結合させるクロス4とを備えたものである。
図2、図3を参照して、本文2は、ミシン目22を境に二つ折りにした用紙5が折り目側を揃えて複数枚積層されたものである。この本文2は、二つ折りにした用紙5の各々が、ミシン目22を設けた折り目の側の端面を背部21とし、この背部21に塗布形成された糊層6とこの糊層6を介して貼り付けた和紙7とにより綴じられた無線綴じ構造をなしている。
二つ折りの用紙5は、筆記可能な紙材から形成され、紙面には方眼目や罫線、模様等の様々な印刷が施されていてもよいし、無地のままのものでもよい。二つ折りにした用紙5の形状は、細長い長方形形状をなすが、これに限らず、例えば、B5やA5等の規格サイズの長方形形状であってもよい。
表表紙3a及び裏表紙3bは、長方形形状を有し、様々な紙材、樹脂シート材、紙に樹脂コートしたシート材等その他の各種のシート材から形成することができる。表表紙3a及び裏表紙3bは、本文2と縦横サイズが同じ長方形形状である。
クロス4は、細長い製本テープ等が使用され、例えば、布クロス、ビニールクロス、紙クロス、レザークロス等その他の各種のテープ材を使用することができる。
この冊子1の製造において、本文2を作製するには、ミシン目22が折り目線上に配置された二つ折りの用紙5を折り目側を揃えて複数枚積層した用紙束とし、この用紙束の折り目側の端面全域に糊を塗布して糊層6を形成し、さらにこの用紙束の折り目側の端面全体を覆うように糊層6の表面に和紙7を貼り付ける。なお、この和紙7の上に、さらに糊を1回又は複数回塗布するようにしてもよい。この和紙7の上に塗布する糊は、用紙束に塗布した糊と同じものでもよいし、高粘度又は低粘度の糊であってもよい。その後、糊層6が固化すると、本文2が出来上がる。
ここで、糊層6は、柔軟性に富むコールドグルータイプの接着剤を用いるのが好ましいが、ホットメルトタイプの接着剤を用いてもよい。糊層6の塗布方法は、刷毛塗りで行われるが、これに限らず、ロールコータ等の塗工機により塗布してもよい。糊層6の塗布量は、背部21となる用紙束の端面全面に目視によりムラなく塗布される程度であればよい。
そして、作製した本文2の表裏面にそれぞれ表表紙3aと裏表紙3bとを重ね合わせて背部21にクロス4を巻くクロス巻き製本することにより、冊子1が完成する。
以上の構成の冊子1では、本文2の各用紙5は、ミシン目22を境に二つ折りにしたものであるから、用紙5が1枚ずつ脱落することがない。仮に故意に1枚の用紙5を引きちぎろうとした場合は根元のミシン目22が破断して綺麗に1枚の用紙5を剥ぎ取ることができる。
二つ折り用紙5は、外面に浸入した糊によって隣りの二つ折り用紙5と互いに結合される。また、糊付けされる二つ折り用紙5の折り目にはミシン目22が設けられているので、このミシン目22から浸入した糊によって二つ折り用紙5の内面同士も根元で接着される。従って、二つ折り用紙5は、ミシン目22を通して内外面で背部21の糊層6に強固に接着される。また、本文2の背部21は、糊層6を介して貼り付けた和紙7により、糊層6の柔軟性を保持しつつ背部21の強度を向上させることができる。よって、本文2を見開いた時に用紙5に沿って背部21が引き裂けたり用紙5が簡単に剥がれて脱落したりすることもない。
また、二つ折りにした用紙5は、糊層6と接する折り目にミシン目22が設けられているから、このミシン目22により糊が本文2の内部に深く浸入しないようにすることができる。従って、本文2を見開いた時は用紙5の根元近傍でもほぼ平坦な状態となり見開き性を良好にすることができる。
以上より、本実施形態に係る冊子1によれば、本文2の見開き性がよく且つ本文2を見開いた時に用紙5が簡単に脱落することがないという効果が発揮される。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されず、特許請求の範囲内で様々な変更を施すことが可能である。
例えば、本文2の背部21に和紙7を貼り付けているが、和紙に代えて、強い繊維紙であってよい。
1 冊子
2 本文
3a 表表紙
3b 裏表紙
4 クロス
5 用紙
6 糊層
7 和紙
21 背部
22 ミシン目

Claims (1)

  1. 複数枚の用紙を束ねた本文を背部に糊付けして綴じ込み、この本文と表表紙と裏表紙とを背部にてクロス巻きした構成とする冊子において、
    本文は、ミシン目を境に二つ折りにした用紙が折り目側を揃えて複数枚積層され、各用紙が背部となる折り目側の端面に塗布形成された糊層とこの糊層を介して貼り付けされた和紙又は繊維紙とにより綴じられ、和紙又は繊維紙を介してクロスと接着されている冊子。


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