JP6775732B2 - 製本型折り畳み情報通信体 - Google Patents

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本発明は複数の葉片を折り畳み剥離可能に一体化した情報通信体に関する。
さらに詳しくは、剥離後に各葉片が見開き状態に展開され製本状態となる見開き情報通信体に関する。
最近パンフレットやチラシを折り畳み剥離可能に一体化したダイレクトメールを、郵送や配送により受取人へ送付する広告宣伝手段が採用されている。そのようなものとして例えば特開2013−86507号公報に記載される情報通信体の製本手段及びそれを用いた製本型情報通信体及びその製造方法がある。
特開2013−86507号公報
前記特許文献の発明は、一つの情報通信体において異なる性質(感熱性、感圧性、感湿性、粘着剤等)の接着剤を使用することなく、さらに疑似接着と完全接着の両者を同一処理条件(加熱・加圧処理)で実行することを可能としたものである。そして少なくとも2種類の接着剤により製造可能であった従来の製本タイプの情報通信体を、1種類の接着剤のみにより実行可能としたものである。
然るに製本部分がフィルムシートに形成されている感熱接着剤と紙材からなる葉片表面との接着のため、特にマット紙やコート紙等の塗工紙では表面の塗工層が剥がれ易く接着性を阻害するため、両者の接着が十分でなく容易に葉片が製本部分において剥離して脱落してしまう事故が起こる。
本発明は上記問題に鑑み、製本部分における葉片同士の接着が容易に剥離して脱落することがない製本型折り畳み情報通信体を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の製本型折り畳み情報通信体は、折り線を介して連接された4葉片が上から第一葉片、第二葉片、第三葉片及び第四葉片の順で蛇腹折りされた製本型折り畳み情報通信体であって、前記4葉片の各対向面間に疑似接着フィルムシートが介在し剥離可能に接着されると共に、少なくとも第二葉片と第三葉片の対向面側の第一葉片と第二葉片を連接する折り線及び第三葉片と第四葉片を連接する折り線をまたいで完全接着フィルムが被覆され、且つ第二葉片と第三葉片を連接する折り線に前記第二葉片と第三葉片を切り離すことが可能な切取りミシンが設けられたことを特徴としている。
なお、前記完全接着フィルムシートは、対向する第二葉片と第三葉片の製本側の折り線をまたいで第一葉片と第四葉片側に折返された状態で被覆されてい
本発明の製本型折り畳み情報通信体を構成する葉片に使用される長尺或いは枚葉シートは、上質紙、マット紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムシート、不織布等を使用することができる。そして各葉片の対向面に被覆される疑似接着フィルムシートは、図7に示すように、例えばポリエチレンテレフタレートや二軸延伸ポリプロピレンを基材101として、一方の面にEVAやポリエチレン等からなる公知の感熱接着剤層102を形成すると共に残るもう一方の面に疑似接着層103を形成したものを好適に使用することができる。
前記疑似接着フィルムシートは、葉片の対向する疑似接着予定面に感熱接着剤層102を介して被覆される。そして折り畳まれて疑似接着層103同士が対向する状態で加圧或いは加熱・加圧処理を施すと前記疑似接着層103部分で対向面同士が剥離可能に接着される。その後前記対向面を剥離すると対向する疑似接着層103、103の間から容易に剥離することができる。
本発明の製本型折り畳み情報通信体における製本部分の葉片対向面に被覆される完全接着フィルムシートは、図示は省略するが、既述の疑似接着フィルムシートの疑似接着層103に代えて完全接着層を形成したものを好適に使用することができる。このものは葉片の対向する完全接着予定面(製本部分)に感熱接着剤層102を介して被覆される。そして折り畳まれて完全接着層同士が対向する状態で加圧或いは加熱・加圧処理を施すと前記完全接着層部分が剥離不能に接着される。
本発明の製本型折り畳み情報通信体は、製本部分が完全接着フィルムシート同士の対面接着のため接着が強固とな、各葉片が製本部分で剥離して脱落することがない。
また、折り線を介して連接された各葉片が蛇腹に折り畳まれた構成のため、製造が容易で葉片の並びの順序(頁)の間違いを起こすことはない。
(A)は本発明の製本型折り畳み情報通信体Jの表面図、(B)は裏面図である。 (A)は図1(A)におけるI−I線断面図、(B)は製本型折り畳み情報通信体Jの各葉片を剥離開封して製本状態に展開した状態を示す断面図である。 製本型折り畳み情報通信体Jを製本状態に展開した様子を示す斜視図である。 本発明の製本型折り畳み情報通信体Jが作製される製本型折り畳み情報通信体用紙Sの展開図であり、(A)はその表面図、(B)は裏面図である。 図4(A)におけるII−II線断面図である。 (A)及び(B)は各葉片を剥離して開封する手段を示す部分断面図である。 疑似接着フィルムシートGの部分拡大断面図である。 (A)は製本型折り畳み情報通信体用シートの単位シートtが連続的に印刷されている長尺シートの平面図、(B)は2丁の単位シートが印刷された枚葉シートの平面図である。
以下本発明を、図面に沿って分かりやすく説明する。
図1(A)、(B)及び図2(A)、(B)に示すように、本発明の製本型折り畳み情報通信体Jは上から第一葉片1、第二葉片2、第三葉片3及び第四葉片4が折り線5(折りミシンが形成されている)、折り線6(切取りミシンが形成されている)及び折り線7(折りミシンが形成されている)から蛇腹状に折り畳まれている。そして各葉片の対向面は疑似接着フィルムシートを介して剥離可能に接着され一体化されている。
この製本型折り畳み情報通信体Jの受取人は図2(A)に示すように、対向する第一葉片1と第二葉片2及び第三葉片3と第四葉片4の、開封側端に沿って形成されている疑似接着フィルムシートGが対向していない非接着域から前記対向葉片を剥離する。また第二葉片2と第三葉片3は、完全接着フィルムシートK同士が対向して完全接着している製本部分と逆側の折り線6に切取りミシンが形成されているので、図2(B)に示すように折り線6に形成された前記切取りミシンを破断しながら前記両葉片を剥離することができる。
最終的にこの製本型折り畳み情報通信体Jは図3に示すように、見開き製本状態に展開されると共に内部の情報は透明な疑似接着フィルムシートGを透して確認することができるのである。
なお、図2(A)及び(B)に示すように、第一葉片1と第二葉片2及び第三葉片3と第四葉片4は、折り線5(折りミシンが形成されている)及び折り線7(折りミシンが形成されている)でそれぞれ連接されると共に前記各折り線をまたいで疑似接着フィルムシートGが被覆されているため分離して脱落することはない。また第二葉片2と第三葉片3は完全接着フィルムシートK同士の接着により強力に接着し製本されているため分離して脱落することはない。
本発明の製本型折り畳み情報通信体Jは図4(A)及び(B)に示す製本型折り畳み情報通信体用紙Sからなるが、その詳細は第一葉片1、第二葉片2、第三葉片3及び第四葉片4が、折り線5(折りミシンが形成されている)、折り線7(折りミシンが形成されている)と折り線6(切取りミシンが形成されている)により連接されている。そし図4(A)に示すように、第一葉片1及び第二葉片2表面には折り線5(折りミシンが形成されている)をまたいで完全接着フィルムKが被覆されており、同様に第三葉片3及び第四葉片4表面には折り線(折りミシンが形成されている)をまたいで完全接着フィルムシートKが被覆されている。さらに第二葉片2表面には折り線6(切取りミシンが形成されている)及び折り線8(折りミシンが形成されている)間に疑似接着フィルムシートGが被覆され、同様に第三葉片3には折り線6(切取りミシンが形成されている)及び折り線9(折りミシンが形成されている)間に疑似接着フィルムシートGが被覆されている。
また図4(B)に示すように、第一葉片1と第二葉片2の裏面側は折り線5(折りミシンが形成されている)、折り線8(折りミシンが形成されている)を含み折り線6(切取りミシンが形成されている)の手前までほぼ全面が疑似接着フィルムシートGにより被覆されており、同様に第三葉片3と第四葉片4の裏面側は折り線7(折りミシンが形成されている、折り線9(折りミシンが形成されている)を含み折り線6(切取りミシンが形成されている)の手前までほぼ全面が疑似接着フィルムシートGにより被覆されている。
既述の通り構成された製本型折り畳み情報通信体用紙Sは、図5に示すように折り線5(折りミシンが形成されている)から第一葉片1と第二葉片2の裏面同士が折り畳まれ、折り線6(切取りミシンが形成されている)から第二葉片2と第三葉片3の表面同士が折り畳まれ、さらに折り線7(折りミシンが形成されている)から第四葉片4と第三葉片3の裏面同士が折り畳まれることにより図2(A)に示すように蛇腹状に折り畳まれる。
そして前記の蛇腹状に折り畳まれた製本型折り畳み情報通信体用紙Sは、その状態で加熱・加圧処理を施され、対向する疑似接着フィルムシート同士は剥離可能に接着すると共に対向する完全接着フィルムシート同士は剥離不能にされて一体化されるのである。
なお本発明は前記実施例に限られるものではない。
例えば第一葉片1と第二葉片2及び第三葉片3と第四葉片4の開封側端に沿って形成する非接着域は、図6(A)に示すように対向する両葉片の開封側端から控えた位置に疑似接着フィルムシートGが被覆されるように構成しても構わない。勿論実施例中に記載される非接着域の構成混合して使用しても構わない。
また図6(B)に示すように、第二葉片2と第三葉片3の開封側端に位置する折り線6をまたいだ状態で疑似接着フィルムシートGを被覆しておいて、前記折り線6に形成する切取りミシンを各葉片を形成するシートと疑似接着フィルムシートGの両者を共に貫通させて形成することで、前記両者を共に破断しながら開封することができるようにしても構わない。
さらに折り線5、6、7、8、9に形成される折りミシン及び切取りミシンは情報通信体Jの剥離展開時にストレスなく動作の実行できるための構成であるが、前記各種ミシンは各葉片を形成するシートのみを貫通していても或いは被覆されている各種フィルムシートも含めて共に貫通していても構わない。また折り筋等の他の折り手段に変えてもよく或いは折り手段を形成せずに折り畳まれても構わない。
さらにまた、本発明の製本型折り畳み情報通信体は、図8(A)に示すように製本型折り畳み情報通信体の単位シートtが連続的に印刷されたビジネスフォーム印刷や輪転印刷に対応した長尺シートから製造することができ、或いは同図(B)に示すように単数或いは複数丁(同図では2丁印刷されている)単位シートtが印刷された枚葉シートからも製造することができる。
J 製本型折り畳み情報通信体
S 製本型折り畳み情報通信体用紙
G 疑似接着フィルムシート
K 完全接着フィルムシート
t 単位シート
1、2、3、4 葉片
5、7、8、9 折り線(折りミシンが形成されている)
6 折り線(切取りミシンが形成されている)
101 基材
102 感熱接着剤層
103 疑似接着層

Claims (1)

  1. 折り線を介して連接された4葉片が上から第一葉片、第二葉片、第三葉片及び第四葉片の順で蛇腹折りされた製本型折り畳み情報通信体であって、前記4葉片の各対向面間に疑似接着フィルムシートが介在し剥離可能に接着されると共に、少なくとも第二葉片と第三葉片の対向面側の第一葉片と第二葉片を連接する折り線及び第三葉片と第四葉片を連接する折り線をまたいで完全接着フィルムが被覆され、且つ第二葉片と第三葉片を連接する折り線に前記第二葉片と第三葉片を切り離すことが可能な切取りミシンが設けられたことを特徴とした製本型折り畳み情報通信体。
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