JP2009118633A - 多相回転電機の制御装置及び多相回転電機装置 - Google Patents

多相回転電機の制御装置及び多相回転電機装置 Download PDF

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Abstract

【課題】多相回転電機の制御装置において、簡素な構成で精度良く広い運転範囲でモータ電流を検出すること。
【解決手段】接触型の電流センサにて電流を検出するとともに、モータ印加されるトルクに寄与する電圧の実効値を変えることなく所定時間以上モータ電流が電流検出素子を流れるよう相電圧指令を調整することで、簡素な構成で精度良く広い運転範囲で電流を検出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、多相回転電機の制御装置の電流検出技術に関し、特に、星形結線された多相ステータコイルの中性点に電源を接続する中性点を利用した多相回転電機の制御装置の構成および電流検出方式に関する。本発明の多相回転電機の制御装置構成及び電流検出方式は、特に自動車用の電動パワーステアリングシステム用の駆動モータ、ハイブリッドシステムにて使用されるモータ、電動コンプレッサ用の駆動モータなどの車載モータに適用され得る。
従来の多相回転電機の制御装置の電流検出方式として、インバータの各下アームスイッチ(各上アームスイッチでもよい)の電流を検出する方式が、ホール素子などを必要としない簡素な方式として知られている。たとえば、各下アームスイッチの電流を検出するには、各下アームスイッチの低電位側の主電極端子をシャント抵抗を通じて低電位電源端に接続することにより、このシャント抵抗の電圧降下によりこの下アームスイッチ(フライホイルダイオードを含む)を流れる電流を検出することができる。その他、各下アームスイッチをなす半導体スイッチング素子に電流検出機能を設け、下アームスイッチの電流検出端子から電流又はそれに相関を有する信号を検出してもよい。インバータの各相のアーム電流を検出する上記した電流検出方式を、以下、簡単にアーム電流検出方式と称するものとする。
また、従来のインバータ制御においてPWM制御方式が知られている。このPWM制御方式では、ある位相の電圧ベクトルVは、3相インバータの互いに異なる内部状態を示す有効電圧ベクトルV1〜V6のうちこの電圧ベクトルVの両側の2つの電圧ベクトルの時間と、零電圧ベクトルである電圧ベクトルV0、V7の時間とにより設定される。
上記アーム電流検出方式では、各相のアームの電流を同時に検出することが重要である。電圧ベクトルV0はインバータの全ての下アームスイッチがオンする期間であるため、上記アーム電流検出方式では、電圧ベクトルV0の期間であるV0期間に、アーム電流検出方式により各下アームの電流を検出することが知られている(特許文献1)。さらに特許文献1では、V0期間が短くなって電流検出が困難になったときは、V1、V3、V5において2相の電流を検出し、3相の電流の和が0であることを利用して残りの1相の電流を検出する方式に関しても言及している。
また、従来の多相回転電機の制御装置への電源電力の供給方式として、星形結線されたステータコイルの中性点に電源の端子を接続する方式が提案されている(特許文献2)。類似の方式としては、中性点とインバータの低電位端(高電位端でもよい)との間に電源を接続する方式の他に、2つのステータコイルの中性点間に電源を接続する方式も提案されている(特許文献3)。
これらの中性点を利用した方式では、V0期間とV7期間を利用して第1の電源と第2の電源の間で電力の授受を行う。特に、特許文献2記載の構成では、インバータの下アームスイッチの全オン時はステータコイルへの磁気エネルギーの蓄積が可能で、インバータの上アームスイッチの全オン時は第1の電源へ前記磁気エネルギーが給電される。例えば第1の電源を電解コンデンサとし、第2の電源を直流電源とした場合、インバータの下アームスイッチの全オン時はステータコイルへ磁気エネルギーが蓄積され、インバータの上アームスイッチの全オンの時に電解コンデンサに前記コイルの磁気エネルギーが給電されるため、電解コンデンサの電圧を直流電源の電圧に対して大きくできる。上記したPWM制御において、零電圧ベクトルV0の期間と零電圧ベクトルV7の期間であるV7期間との比を変更することにより、直流電源電圧に対する蓄電手段の蓄電電圧との比(すなわち昇圧比)を調整できる。また、第1の電源を電池とした場合、V0期間とV7期間の比を調整することで、第2の電源により充電することができる。
ただし、昇圧比をアップして蓄電手段の蓄電電圧を増大しても、インバータの各相電圧指令(相電圧指令振幅Vs)が小さければこの高い蓄電電圧が有効に利用されないことになる。 そこで、下記の特許文献4は、中性点に印加する直流電源電圧(バッテリ電圧とも言う)Vbが蓄電手段の蓄電電圧(コンデンサ電圧とも言う)Vcの半分よりも小さい場合にはインバータが出力する交流の相電圧の振幅すなわち相電圧指令振幅Vsをバッテリ電圧Vbの2倍未満に制限し、バッテリ電圧Vbがコンデンサ電圧Vcの半分より大きい場合には2(VcーVb)の範囲内に相電圧指令振幅Vsを制限し、昇圧比を2に近づけることにより昇圧電圧の有効利用を図ることを提案している。すなわち、特許文献2は、必要な分だけ昇圧する構成とすることで効率向上を図ることを提案している。
また、第1の電源を電池とした場合も、過充電とならないようV0期間とV7期間を調整する必要がある。
特許2712470 特許3223842 特許3721116 特開2002−291256
しかしながら、上記したPWM制御を中性点を利用した方式の多相回転電機の制御装置に適用し、V0期間にインバータの各アームの電流を検出する場合、モータ回転数が高回転となり、かつ、相電圧指令振幅Vsが増大して有効電圧ベクトル出力期間が増大すると、V0期間が縮小し、その結果としてインバータの各アームの電流検出精度が低下し、さらには高回転域で電流を検出することができないという問題があることがわかった。以下、この問題を図7〜図8を参照して説明する。
図7は、中性点給電方式の3相インバータ制御モータ装置を示す回路図である。1はステータコイル、2はインバータ、31〜33はシャント抵抗、4はバッテリ、5はコンデンサである。シャント抵抗31〜33は、インバータ2の下アームスイッチ24〜26と個別に直列接続されている。21〜23はインバータの上アームスイッチである。太線は、V0期間における電流の流れを示す。このV0期間の所定のサンプリング時点にてにシャント抵抗31〜33の電圧降下はサンプリングされてホールドされ、デジタル信号に変換されて制御に用いられる。サンプリングタイミングを図8に示す。
100はV0期間における下アームスイッチ24のゲート電圧波形を示し、101はV0期間におけるU相下アーム電流の模式波形を示している。V0期間の開始とともに配線インダクタンスや寄生容量による共振などによる振動波形(リンギング)が生じるので、シャント抵抗31〜33の電圧降下のサンプルホールドは、V0期間の開始から所定のリンギング減衰期間Δtが経過した後で行われる必要がある。Δtは、リンギングが十分に減衰するのに必要な時間であり、たとえば4.5μ秒程度に設定されている。
ところが、上記したように効率向上などのために、V0期間を短縮していくと、このリンギング減衰期間t3を確保することができず、その結果として正確にインバータの下アームスイッチ24〜26の電流を検出できないという問題が発生し、不正確な電流検出値に基づいて電流フィードバック制御を行うことにより、トルク指令値と実際に発生するトルクとがずれてしまい、制御が大幅に乱れてしまう。
更に、車載用モータにおいては特に大きさやスペースの制約からアームスイッチON時のリンギングや電流のリップルが大きいため、高速回転以外の領域でも、アームスイッチのON時間を広げることは電流検出の精度の向上に効果がある。
(発明の目的)
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、モータ電流を簡素な構成で精度良く広い運転範囲で検出可能なモータ装置を提供することをその目的としている。
(発明の要約)
上記目的の達成のためになされた本発明は、スイッチング制御される上アームスイッチ及び下アームスイッチを各相ごとに有して多相回転電機を駆動する多相のインバータの高電位端と低電位端に接続する第1の電源と、前記インバータの上アームスイッチ及び下アームスイッチを流れる相電流の少なくとも一方を検出する電流検出手段と、一端が前記多相回転電機の中性点に、他端が前記インバータの前記高電位端もしくは低電位端に接続される第2の電源とを備える回転電機装置に装備されて、前記検出した相電流に基づいて前記インバータを制御する多相回転電機の制御装置において、前記インバータの各相の上アームスイッチがすべてオンしている期間、及び、各相の下アームスイッチがすべてオンしている期間の少なくとも一方を少なくとも所定値以上の高速回転時に所定時間ΔTだけ延長するとともに、前記期間延長がなされたアーム側の電流を検出することを特徴としている。
すなわち、この発明では、 全ての上アームスイッチをオンする電圧ベクトルV7と、全ての下アームスイッチをオンする電圧ベクトルV0(又はV7)とを調節することにより蓄電手段の蓄電電圧を所定目標値に調節する昇圧制御を行うとともに、零電圧ベクトルV0(又はV7)を出力するV0(又はV7)期間のうち、インバータの上アーム側と下アーム側とのうち電流検出側のアームの期間を延長することをそのとくちょうとしている。
たとえば、この発明は、V0期間とV7期間を利用して第1の電源と第2の電源の間で電力の授受を行う中性点を利用した多相回転電機の制御において、たとえ高速回転時でも電流検出素子を流れる電流が所定最小値より長くなるようV0期間とV7 期間を調整し、電流の検出精度や範囲を向上させるものである。
つまり、星形結線型のステータコイルの中性点に第2の電源を接続し、インバータの高電位端と低電位端とに接続された第2の電源と電力の授受を行う多相回転電機の制御装置をPWM制御するに際して、零電圧ベクトルV0の期間であるV0期間を必要な電力の移動量に基づいて調整するにもかかわらず、電流検出の精度が低下したり検出そのものができない時、電流検出素子をモータ電流が流れる期間が長くなるようV0期間とV7 期間を調整する。例えば下アームに電流検出素子があるときはモータに印加されるトルクに寄与する実効値電圧を変えることなくV0期間を広げるよう設定する。
このようにすれば、必要以上の電力の授受が第1および第2の電源の間で行われるが、モータに印加されるトルクに寄与する実効値電圧を変えずにV0期間例えば下アームに電流検出素子を接続した場合電流検出可能なV0期間を広げることができる。なお、上記したV0期間を広げることにより、たとえば第1の電源がコンデンサである場合必要以上に昇圧することとなり効率が低下してしまうが、そのデメリットよりも電流検出精度向上のメリットの方が格段に大きいため、全体として良好なインバータ制御モータ装置を実現することができる。なお、効率の良い昇圧比に関しては、上記特許文献4の記載を参照されたい。
好適態様において、V0期間の開始時点からサンプリング時点までのサンプリング遅延時間である所定時間Δtは、下アームスイッチの通電開始直後の下アームスイッチの電流のリンギングの振幅がその最大値の10%未満に減衰可能な期間に設定される。これにより、下アームスイッチのオンによる下アームスイッチの電流のリンギングによる電流検出精度の低下を良好に抑止することができる。当然、この場合、V0期間の所定の最短しきい値時間は、このサンプリング遅延時間(リンギング減衰期間)t3と、サンプリングに要する必要時間との和となる。
好適態様において、電流検出手段は、インバータの全ての相の下アームスイッチと個別に直列接続される相数分の抵抗素子(いわゆるシャント抵抗)を有する。このようにすれば、インバータの各相の下アームの電流を精度良く検出することができる。
好適態様において、電流検出手段は、3相の前記インバータの2つの相の下アームスイッチと個別に直列接続される2相分の抵抗素子と、インバータの低電位側電源母線の電流を検出するライン接続抵抗素子とを有する。このようにすれば、検出した3つの電流値により3相のインバータの各相の下アームの電流を精度良く検出することができる。また、検出した電流に基づいて過電流や故障の判定を行うこともできる。さらに、第2の電源と多相回転電機もしくはインバータの間にリレーをもつことで、過電流や故障判定時、電源と多相回転電機の制御装置とを切り離して他の機器への影響を回避できる。リレーとしては機械リレーは半導体リレーなどが考えられる。
好適態様において、電流検出手段は、インバータの全ての相の下アームスイッチと個別に直列接続される相数分の抵抗素子と、インバータの低電位側電源母線の電流を検出するライン接続抵抗素子とを有する。
このようにすれば、これら4つの電流を検出することにより、3相のインバータの各相の下アームの電流を精度良く検出することができる。また、たとえひとつの電流検出系が不良となっても、残る3つの電流検出系を用いて、3相のインバータの各相の下アームの電流を精度良く検出することができる。そのうえ、ライン接続抵抗素子の電流に基づいて、過電流の判定や故障の判定を行うことができる。
また、リレーをもつことで、過電流や故障判定時、電源と多相回転電機の制御装置とを切り離して他の機器への影響を回避できる。リレーとしては機械リレーは半導体リレーなどが考えられる。
好適態様において、本発明は、直流電源電圧が中性点に印加される多相のステータコイルをもつモータと、前記ステータコイルの各相端子に個別に接続される多相の出力端子を有するインバータと、前記インバータの高電位端と低電位端とを接続する蓄電手段と、前記インバータの各相の上アームスイッチ及び下アームスイッチを断続制御する制御装置と、前記インバータの前記下アーム側及び上アーム側の少なくとも一方の電流を検出する電流検出手段とを有し、前記制御装置は、前記インバータの前記多相の出力端子の出力状態に対応する電圧ベクトルの組み合わせに基づいて前記上アームスイッチ及び下アームスイッチの断続制御モードを変更する多相回転電機装置において、前記制御装置は、全ての上アームスイッチをオンする電圧ベクトルV7と、全ての下アームスイッチをオンする電圧ベクトルV0とを調節することにより前記蓄電手段の蓄電電圧を所定目標値に調節する昇圧制御を行うとともに、零電圧ベクトルV0(又はV7)を出力するV0(又はV7)期間が少なくとも所定の最短しきい値時間を下回らないように設定し、かつ、この設定したV0(又はV7)期間の開始時点から所定時間Δtだけ遅延したサンプリング時点にて前記電流検出手段の検出電流値を検出することを特徴としている。
すなわち、この発明は、V0期間とV7期間を利用して第1の電源と第2の電源の間で電力の授受を行う中性点を利用した多相回転電機の制御において。電流検出素子をモータ電流が流れる期間が長くなるようV0期間とV7 期間とを調整し、電流の検出精度や範囲を向上させるものである。星形結線型のステータコイルの中性点に第2の電源を接続し、インバータの高電位端と低電位端とに接続された第2の電源と電力の授受を行う多相回転電機の制御装置をPWM制御するに際して、零電圧ベクトルV0V0(又はV7)の期間であるV0V0(又はV7)期間を必要な電力の移動量に基づいて調整するにもかかわらず、電流検出の精度が低下したり検出そのものができない時、電流検出素子をモータ電流が流れる期間が長くなるようV0期間とV7 期間を調整する。例えば下アームに電流検出素子があるときはモータに印加されるトルクに寄与する実効値電圧を変えることなくV0(又はV7)期間を広げるよう設定する。
このようにすれば、必要以上の電力の授受が第1および第2の電源の間で行われるが、モータに印加されるトルクに寄与する実効値電圧を変えずにV0期間例えば下アームに電流検出素子を接続した場合電流検出可能なV0(又はV7)期間を広げることができる。なお、上記したV0(又はV7)期間を広げることにより、たとえば第1の電源がコンデンサである場合必要以上に昇圧することとなり効率が低下してしまうが、そのデメリットよりも電流検出精度向上のメリットの方が格段に大きいため、全体として良好なインバータ制御モータ装置を実現することができる。なお、効率の良い昇圧比に関しては、上記特許文献4の記載を参照されたい。
本発明のモータ装置の好適な実施形態を図面を参照して以下に説明する。
(回路構成)
実施形態1のインバータ制御モータ装置を図1を参照して説明する。図1は、中性点給電方式の3相インバータ制御モータ装置を示す回路図である。1は3相モータのステータコイル、2は上アームスイッチ21〜23と下アームスイッチ24〜26とからなる3相のインバータ、3はシャント抵抗31〜33により構成される電流検出手段、4はバッテリ(直流電源)、5はコンデンサ(蓄電手段)、6はマイコンを内蔵するコントローラ(制御装置)であり、インバータ2の上アームスイッチ21〜23及び下アームスイッチ24〜26を断続制御してステータコイル1の各相コイルに交流電圧成分を出力するとともに、コンデンサ5の蓄電電圧をこの交流電圧成分の振幅に応じて調整する。
インバータ2を構成する上アームスイッチ21〜23及び下アームスイッチ24〜26は、この実施例では寄生ダイオードがフライホイルダイオードをなすMOSTFETにより構成されているがそれに限定されないことはもちろんである。シャント抵抗31〜33は、インバータ2の下アームスイッチ24〜26と個別に直列接続されている。21〜23はインバータの上アームスイッチである。コンデンサ5は、インバータの高電位端(高電位側電源母線)と低電位端(低電位側電源母線)との間に接続されている。なお、好適には、コンデンサ5は電解コンデンサとされ、極性反転なしに用いられる。太線は、V0期間における電流の流れを示す。
電流検出手段3をなすシャント抵抗31〜33は、それぞれの相の下アーム電流を検出する。制御装置6は、検出した各検出電流から求めた電流検出値Id’、Iq’と、トルク指令値から算出した電流指令値Id’、Iq’と比較して周知のベクトル制御を実行する。
(PWM変調動作)
インバータ2の動作を以下に説明する。
このインバータ2のPWM変調による正弦波形成は、当業者にとって周知の方式により行われる。簡単にこの方式を説明する。インバータ2のスイッチ状態は6つ有効電圧ベクトルV1〜V6と2つの零電圧ベクトルV1、V7により示される。図2において、1は上アームスイッチのオン状態、0は下アームスイッチのオン状態を示す。電気角2π期間は、これら有効電圧ベクトルV1〜V6の間の各位相期間A〜Fに区分される。これら位相期間内の任意の位相角における電圧ベクトルは、有効電圧ベクトルV1〜V6のうち、この位相期間の両側の有効電圧ベクトルV1〜V6の通電時間の割合を調整することにより形成することができる。
PWM信号の形成方法例を図3を参照して説明する。
所定のPWMキャリヤ周期の三角波電圧100と、位相が2π/3だけ異なる正弦波電圧である3相電圧指令値Uth、Vth、Wthとの比較結果の組み合わせ(論理信号)により、電圧ベクトルV0〜V7が決定される。図3において、有効電圧ベクトルV6の時間t6と有効電圧ベクトルV1の時間t1とにより決定される電圧ベクトルにより、この電圧ベクトルに相当する3相の相電圧の振幅(実際には各相の通電時間)が決定される。
したがって、このPWM制御方式では、三角波電圧100であるPWMキャリヤ信号の1周期からこの1周期における有効電圧ベクトルの時間合計を差し引いた時間は、零電圧ベクトルV0、V7の時間の和となる。電圧ベクトルV0の時間の長さは、3相電圧指令値Uth、Vth、Wthを同じ量だけオフセットすることにより容易に実現される(図3を参照されたい)。PWM制御方式の正弦波変調自体は公知であるため、これ以上の説明は省略する。
(中性点給電方式による昇圧制御)
次に、公知の中性点給電方式による昇圧制御について図1を参照して簡単に説明する。上記オフセットによる電圧ベクトルV0の時間t0を変更することによりコンデンサ5の蓄電電圧が変更される。すなわち、電圧ベクトルV0は昇圧チョッパによるリアクトル蓄電期間に相当するので、電圧ベクトルV0の時間t0を延長すればコンデンサ5の蓄電電圧の増大により昇圧比を増加させ、その短縮により昇圧比を低下させることができる。振幅中心値を操作することでも調整できる。上記特許文献2に記載されるように、この昇圧比制御においては、昇圧比(コンデンサ5の蓄電電圧Vc/バッテリ電圧Vb)を2に維持することが、効率向上の点で有効である。
(電圧ベクトルV0の時間t0の制御)
次に、この実施形態の特徴をなす電圧ベクトルV0の時間t0の制御について図4に示すフローチャートを参照して説明する。ただし、このフローチャートに示される電圧ベクトルV0の時間t0の制御は一例であって、上記昇圧比制御のための電圧ベクトルV0の時間t0の調節に優先して電圧ベクトルV0の時間t0の時間を少なくともその最小必要値thmin以上とすることが可能であれば、他の制御方法を採用しても良い。
図4では、まず電圧ベクトルV0の時間t0を算出し、電圧ベクトルV0の時間t0がその最小必要値thminより大きいかどうかを調べ、以下であれば3相電圧指令値Uth、Vth、Wthを同じ量だけオフセットすることにより電圧ベクトルV0の時間t0を最小必要値thminとする。これにより相電圧指令値の大きさやモータ回転数にかかわらず、電圧ベクトルV0の時間t0の時間をある一定時間確保することができる。
その他の例として、電圧ベクトルV0の時間t0が短くなるのは、モータ回転数が高く(電気角2πに相当する実時間が短く)、しかも、3相電圧指令値Uth、Vth、Wthのいずれかの振幅値が大きい位相期間に限定されるため、現時点においてこれらの条件が発生しているかどうかを判定して、発生している場合に、電圧ベクトルV0の時間t0がその最小必要値thminとなるように3相電圧指令値Uth、Vth、Wthを同じ量だけオフセットしてもよい。なお、ここでいう3相電圧指令値Uth、Vth、Wthは、制御装置6により行われるPWM制御方式のフィードバックPWM正弦波変調制御において得られる値である。
なお、この最小必要値thminは、この実施形態では、10μ秒に設定されている。これは、図8に示すように、電圧ベクトルV0の時間t0の開始から所定時間後(ここでは7μ秒)に行われるシャント抵抗31〜33の電圧降下のサンプリングタイミングを十分に確保するためである。これにより、シャント抵抗31〜33によるインバータ2の各相の下アーム電流を運転状態にかかわらず高精度に検出することができる。つまり、下アームスイッチ24〜26へのゲート電圧がハイレベルとなってから実際にシャント抵抗31〜33の電圧降下をサンプリングするまでの時間を十分に遅らせるため、リンギングが抑制された各相の下アーム電流を検出することができる。
(変形態様)
好適態様において、V0期間の開始時点からサンプリング時点までのサンプリング遅延時間である所定時間Δtは、下アームスイッチの通電開始直後の下アームスイッチの電流のリンギングの振幅がその最大値の10%未満に減衰可能な期間に設定される。これにより、下アームスイッチのオンによる下アームスイッチの電流のリンギングによる電流検出精度の低下を良好に抑止することができる。当然、この場合、V0期間の所定の最短しきい値時間は、このサンプリング遅延時間(リンギング減衰期間)t3と、サンプリングに要する必要時間との和となる。
(変形態様)
変形態様を図5を参照して説明する。
この態様では、電流検出手段3は、3相のインバータ2のU、V相の下アームスイッチ24、25と個別に直列接続されるシャント抵抗31〜32と、インバータ2の低電位端(低電位側電源母線)に介設されるライン接続抵抗素子30とにより構成される。W相電流は、ライン接続抵抗素子30により検出した総電流から、シャント抵抗31〜32が検出するU、V相の下アーム電流を減算して求めることができる。
(変形態様)
変形態様を図6を参照して説明する。
この態様では、電流検出手段3は、3相のインバータ2の3相の下アームスイッチ24〜26と個別に直列接続されるシャント抵抗31〜33と、インバータ2の低電位端(低電位側電源母線)に介設されるライン接続抵抗素子30とにより構成される。このようにすれば、ライン接続抵抗素子30により検出した総電流から簡単に過電流を検出できるとともに、これら4つの検出電流系のひとつが故障しても、残りの3つの電流検出系により3相の電流を検出できるため、電流検出手段の信頼性を格段に向上することができる。
(変形態様)
上記実施形態では、星形結線ステータコイルの中性点とインバータの低電位端との間にバッテリ電圧(直流電源電圧)を印加する中性点給電方式について説明したが、星形結線の多相コイルの中性点とインバータの高電位端との間にバッテリ電圧(直流電源電圧)を印加する中性点給電方式や、2つの星形結線ステータコイルの中性点間にバッテリ電圧(直流電源電圧)を印加する中性点間給電方式にも、既述した本発明を適用できることは当業者であれば容易に理解されるであろう。
(変形態様)
図1では、インバータ2の下アーム側で3つの相電流検出を行ったが、これら各相電流を合計してインバータ2が3相モータのステータコイル1に出力する電流(インバータ総電流とも言う)を検出できることはもちろんである。
(変形態様)
図1では、インバータ2の下アーム側で3つの相電流検出を行ったが、図9に示すように、インバータ2の上アーム側で3つの相電流を検出しても良いことはもちろんである。この場合には、V7期間が電流検出精度確保のため所定の最小値以上設定される。
(変形態様)
図1では、第1電源をなすバッテリ4が中性点に正極を接続したが、図10のように中性点にバッテリ4の負極を接続しても良いことは明白である。
(変形態様)
図11は、図10においてインバータ2の上アーム側で電流検出を行い態様を示す。
(変形態様)
図12は、図1において上記インバータ総電流を検出するための電流検出用抵抗素子34を追加したものである。
(変形態様)
図13は、図1においてバッテリ4から中性点へ流す電流を断続制御するリレー7を追加したものである。なお、このリレーは後述するように図1に示す制御装置6により制御される。
(変形態様)
図14は、図13において上記インバータ総電流を検出するための電流検出用抵抗素子34を追加したものである。
(変形態様)
図15は、図14の電流検出用抵抗素子34の位置を変更したものである。
(故障対応制御)
次に、上記説明した電流に基づいて行う故障対応制御例を図16に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、回転数Nが所定しきい値Nthを超えるかどうかを判定し(S200)、超えていたら下アームと上アームとのうち既述した電流検出アーム側の零電圧ベクトル、すなわち電圧ベクトルV0とV7とのどちらかの期間を延長する(S202)。
次に、零電圧ベクトルV0とV7とのうち電流検出側の零電圧ベクトルの開始時点から所定時間Δt後に、電流検出を行う(S204)。
次に、検出した電流に基づいてインバータ2の過電流判定及びインバータ2の各アームスイッチの故障判定を行う(S206)。なお、インバータ2の過電流判定とインバータ2の各アームスイッチの故障判定とのどちらかだけを行っても良い。なお、インバータの相電流や各相電流に基づくインバータ2の過電流判定及びインバータ2の各アームスイッチの故障判定自体は既に周知事項であるため、その詳細説明は省略する。
次に、上記過電流判定の結果が不良であるか(過電流と判定されたか)、もしくは、インバータ2の各アームスイッチの故障判定の結果が不良であるかどうかを調べ(S208)、そうであればリレー7(図15参照)を開く(S210)。
(補足事項)
なお、本発明で言う用語「接続」は、いわゆる電気的な接続を意味し、直接接続の他、他の回路素子(たとえばリレー)を通じての接続」も含むものとする。また、「インバータの上アーム側又は下アーム側の各相電流を検出する」ことは、「インバータの上アーム側又は下アーム側の各相電流をすべて独立に検出する他、相数―1の数の相電流を検出するとともに、各相電流の合計を検出し、検出した相電流の合計をこの合計相電流から差し引いて残る1つの相電流を検出する周知の相電流検出方式も含む。
実施形態のインバータ制御モータ装置を示す回路図である。 図1のインバータのPWM制御を示す電圧ベクトル図である。 図2のPWM制御方式による電圧ベクトル形成例を示すタイミングチャートである。 この実施例の電圧ベクトルV0の持続時間の制御を示すフローチャートである。 変形態様の電流検出手段構成を示す回路図である。 変形態様の電流検出手段構成を示す回路図である。 従来のインバータ制御モータ装置(図1と同等)を示す回路図である。 図1又は図7の電流検出のためのサンプリングタイミングを示すタイミングチャートである。 変形態様の電流検出手段構成を示す回路図である。 変形態様の電流検出手段構成を示す回路図である。 変形態様の電流検出手段構成を示す回路図である。 変形態様の電流検出手段構成を示す回路図である。 変形態様の電流検出手段構成を示す回路図である。 変形態様の電流検出手段構成を示す回路図である。 変形態様の電流検出手段構成を示す回路図である。 検出電流に基づく異常対応動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ステータコイル
2 インバータ
3 電流検出手段
4 バッテリ
5 コンデンサ
6 制御装置
21〜23 上アームスイッチ
24〜26 下アームスイッチ
30 ライン接続抵抗素子
31〜32 シャント抵抗
31〜33 シャント抵抗

Claims (18)

  1. スイッチング制御される上アームスイッチ及び下アームスイッチを各相ごとに有して多相回転電機を駆動する多相のインバータの高電位端と低電位端に接続する第1の電源と、前記インバータの上アームスイッチ及び下アームスイッチを流れる相電流の少なくとも一方を検出する電流検出手段と、一端が前記多相回転電機の中性点に、他端が前記インバータの前記高電位端もしくは低電位端に接続される第2の電源とを備える回転電機装置に装備されて、前記検出した相電流に基づいて前記インバータを制御する多相回転電機の制御装置において、
    前記インバータの各相の上アームスイッチがすべてオンしている期間、及び、各相の下アームスイッチがすべてオンしている期間の少なくとも一方を少なくとも所定値以上の高速回転時に所定時間ΔTだけ延長するとともに、前記期間延長がなされたアーム側の電流を検出することを特徴とする多相回転電機の制御装置。
  2. 請求項1記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記制御装置は、前記多相回転電機へ印加する相電圧を規定する相電圧指令の振幅中心値を前記第1の電源の電圧値の50%以下とする多相回転電機の制御装置
  3. 請求項1又は2記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記制御装置は、前記多相回転電機へ印加する相電圧を規定する相電圧指令の振幅が所定の値以上であれば、前記相電圧指令の振幅中心値を変更する多相回転電機の制御装置
  4. 請求項1記載乃至3のいずれか記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記所定時間ΔTは、前記電流検出側のアームの前記下アームスイッチ又は前記上アームスイッチに通電開始直後に流れる電流のリンギングの振幅がその最大値の10%未満となる時点から設定される多相回転電機の制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記電流検出手段は、インバータの各アームと等しい数だけ配置される多相回転電機の制御装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記アームスイッチの電流検出手段は、電流検出用の抵抗素子により構成されている多相回転電機の制御装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記電流検出手段は、前記インバータの全ての相の前記下アーム側のアームスイッチと個別に直列接続される相数分の抵抗素子と、前記インバータの低電位側電源母線の電流を検出する抵抗素子とを有する多相回転電機の制御装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記第2の電源の低電位側又は高電位側の電流を検出し、この電流に基づいて過電流の判定を行う多相回転電機の制御装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記第2の電源の低電位側又は高電位側の電流を検出し、この電流に基づいて前記制御装置の故障検出を行う多相回転電機の制御装置。
  10. 請求項1記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記第2の電源は、リレーを介して前記多相回転電機又は前記インバータに接続される多相回転電機の制御装置。
  11. 請求項8又は9と請求項10とに記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記故障又は過電流を検出した場合に前記リレーにて前記第2の電源と前記インバータとを切り離す多相回転電機の制御装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記第1の電源は、蓄電手段からなる多相回転電機の制御装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか記載の多相回転電機の制御装置において、
    前記多相回転電機は、3相ラジアルギャップ型同期電動機からなる多相回転電機の制御装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれか記載の多相回転電機の制御装置において、
    車載用である多相回転電機の制御装置。
  15. 直流電源電圧が中性点に印加される多相のステータコイルをもつモータと、前記ステータコイルの各相端子に個別に接続される多相の出力端子を有するインバータと、前記インバータの高電位端と低電位端とを接続する蓄電手段と、前記インバータの各相の上アームスイッチ及び下アームスイッチを断続制御する制御装置と、前記インバータの前記下アーム側及び上アーム側の少なくとも一方の電流を検出する電流検出手段とを有し、前記制御装置は、前記インバータの前記多相の出力端子の出力状態に対応する電圧ベクトルの組み合わせに基づいて前記上アームスイッチ及び下アームスイッチの断続制御モードを変更する多相回転電機装置において、
    前記制御装置は、全ての上アームスイッチをオンする電圧ベクトルV7と、全ての下アームスイッチをオンする電圧ベクトルV0とを調節することにより前記蓄電手段の蓄電電圧を所定目標値に調節する昇圧制御を行うとともに、零電圧ベクトルV0(又はV7)を出力するV0(又はV7)期間が少なくとも所定の最短しきい値時間を下回らないように設定し、かつ、この設定したV0(又はV7)期間の開始時点から所定時間Δtだけ遅延したサンプリング時点にて前記電流検出手段の検出電流値を検出することを特徴とする多相回転電機装置。
  16. 請求項15記載の多相回転電機装置において、
    前記所定時間Δtは、前記下アームスイッチの通電開始直後の前記下アームスイッチの電流のリンギングの振幅がその最大値の10%未満となる期間に設定される多相回転電機装置。
  17. 請求項15記載の多相回転電機装置において、
    前記電流検出手段は、前記インバータの全ての相の前記下アームスイッチと個別に直列接続される相数分の抵抗素子を有する多相回転電機装置。
  18. 請求項1記載の多相回転電機装置において、
    前記電流検出手段は、3相の前記インバータの2つの相の前記下アームスイッチと個別に直列接続される2相分の抵抗素子と、前記インバータの低電位側電源母線の電流を検出するライン接続抵抗素子とを有する多相回転電機装置。
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