JP2009078827A - 合成樹脂製パレット - Google Patents

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Abstract

【解決手段】デッキp1の裏面にICタグ収容半体H1’が一体成形された、一対のスキッドP1’を溶着することにより、上方に位置するスキッドP1’に一体成形されたICタグ収容半体H1’と下方に位置するスキッドに一体成形されたICタグ収容半体H1’とにより、ICタグTが取り付けられるICタグ収容部H1が形成されている合成樹脂製パレットP1に関するものである。
【効果】従来の合成樹脂製パレットのように、ICタグホルダーを、別途、製造し、合成樹脂製パレットに取り付ける必要がなく、従って、合成樹脂製パレットへのICタグホルダーの取り付け作業に要する時間と労力を省略することができ、ひいては、合成樹脂製パレットの製造コストを低減することができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、カード状のICタグが取り付け可能な合成樹脂製パレットに関するものであり、ICタグには、合成樹脂製パレットのサイズや材質や所有者等のパレット自体に関する情報及びパレットに載置される物品の種類や個数や行き先等の物品自体に関する情報等の種々の情報が蓄積されるICチップや電池やアンテナ等が収容されている。
従来、ICタグの合成樹脂製パレットへの取り付けに際しては、ICタグホルダーを、先ず最初に、合成樹脂製パレットに取り付け、次いで、合成樹脂製パレットに取り付けられたICタグホルダーに、ICタグを取り付けるように構成されている。このような合成樹脂製パレットは、一例として、特許文献1に開示されている。
また、桁の側壁に形成された保持部材に、ICタグを取り付けるように構成された合成樹脂製パレットが、特許文献2に開示されている。
特開平9−254983号公報 特開2004−175420号公報
上述した合成樹脂製パレットにおいては、ICタグを、ICタグホルダーを介して、合成樹脂製パレットに取り付けるために、ICタグホルダーの合成樹脂製パレットへの取り付けに、時間と労力がかかり、ICタグの合成樹脂製パレットへの取り付け作業の作業性が悪いという問題や、ICタグホルダーの製造コストにより、合成樹脂製パレットの製造コストがアップするという問題があった。
また、ICタグホルダーが、デッキを構成する桟の間に取り付けられているために、デッキに載置された物品が、桟の間に落ち込んだ際に、ICタグホルダーが、物品に押されて外れたり、或いは、損傷するという問題があった。
更に、桁の側壁に形成された保持部材に、ICタグを取り付けるように構成されている従来の合成樹脂製パレットにおいては、ICタグが剥き出しなっており、従って、ICタグが損傷するという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来のICタグホルダー付きパレットが有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、第1には、デッキの裏面にICタグ収容半体が一体成形された、一対のスキッドを溶着することにより、上方に位置するスキッドに一体成形されたICタグ収容半体と下方に位置するスキッドに一体成形されたICタグ収容半体とにより、ICタグが取り付けられるICタグ収容部を形成したものであり、第2には、下方に位置するICタグ収容半体のICタグ垂直端部挿入縦長溝を構成する幅広板部の内面と連結板部の内面との間隔を、ICタグ垂直端部挿入縦長溝の中央部の間隔より広く構成したものであり、第3には、上方に位置するICタグ収容半体の下端から排出されたICタグの下端部が、下方に位置するICタグ収容半体に形成された案内用縦リブの案内傾斜面に沿って下降するように構成したものである。
デッキの裏面にICタグ収容半体が一体成形された、一対のスキッドを溶着することにより、上方に位置するスキッドに一体成形されたICタグ収容半体と下方に位置するスキッドに一体成形されたICタグ収容半体とにより、ICタグが取り付けられるICタグ収容部を形成したので、従来の合成樹脂製パレットのように、ICタグホルダーを、別途、製造し、合成樹脂製パレットに取り付ける必要がなく、従って、合成樹脂製パレットへのICタグホルダーの取り付け作業に要する時間と労力を省略することができ、ひいては、合成樹脂製パレットの製造コストを低減することができる。
下方に位置するICタグ収容半体のICタグ垂直端部挿入縦長溝を構成する幅広板部の内面と連結板部の内面との間隔を、ICタグ垂直端部挿入縦長溝の中央部の間隔より広く構成したので、上方に位置するICタグ収容半体の下端から排出されたICタグの下端部を、下方に位置するICタグ収容半体のICタグ垂直端部挿入縦長溝に、確実に、且つ、容易に挿入することができる。
上方に位置するICタグ収容半体の下端から排出されたICタグの下端部が、下方に位置するICタグ収容半体に形成された案内用縦リブの案内傾斜面に沿って下降するように構成したので、上方に位置するICタグ収容半体の下端から排出されたICタグの下端部を、下方に位置するICタグ収容半体のICタグ垂直端部挿入縦長溝に、より確実に、且つ、より容易に挿入することができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。
先ず最初に、図1及び図2を用いて、合成樹脂製パレットP1の全体構成について概説する。
合成樹脂製パレットP1は、射出成形されたスキッドP1’の桁部を溶着することにより製造されている。
一例として、スキッドP1’は、物品が載置されるデッキp1と、スキッドP1’の四隅に形成された隅桁部p2’と、隅桁部p2’の中間に形成された中間桁部p3’と、デッキp1の裏面中央部に形成された中央桁部p4’とから構成されている。そして、一対のスキッドP1’の隅桁部p2’の先端部を溶融するとともに、その先端部を突き合わせ溶着することにより、隅桁p2が形成され、また、一対のスキッドP1’の中間桁部p3’の先端部を溶融するとともに、その先端部を突き合わ溶着することにより、中間桁p3が形成され、更に、一対のスキッドP1’の中央桁部p4’の先端部を溶融するとともに、その先端部を突き合わせ溶着することにより、中央桁p4が形成され、合成樹脂製パレットP1が製造されることになる。
次に、スキッドP1’は、全て同一形状に成形されているので、以下においては、1つのスキッドP1’を例に、スキッドP1’と一体成形されたICタグ収容半体H1’について説明する。
ICタグ収容半体H1’は、スキッドP1’のデッキp1の裏面に垂設されており、全体として、略角筒状に形成されている。
1は、デッキp1の裏面に垂設された方形状の幅広板部であり、2は、幅広板部1と対向するように、且つ、幅広板部1と平行に、デッキp1の裏面に垂設された方形状の幅狭板部である。幅広板部1の幅は、幅狭板部2の幅より広く形成されている。
幅広板部1の両垂直端には、幅広板部1に対して垂直で、且つ、幅狭板部2方向に延在する、幅広板部1側の相対する側板部3が形成されており、同様に、幅狭板部2の両垂直端には、幅狭板部2に対して垂直で、且つ、幅広板部1方向に延在する、幅狭板部2側の相対する側板部4が形成されている。また、幅広板部1側の側板部3と幅狭板部2側の側板部4とは、幅広板部1及び幅狭板部2に平行な連結板部5により連結されている。
ICタグ収容半体H1’を構成する幅広板部1、幅狭板部2、幅広板部1側の相対する側板部3、幅狭板部2側の相対する側板部4及び連結板部5により囲まれたデッキp1の領域には、ICタグ収容半体H1’の内部空間の水平断面と同一形状のICタグ挿入口p1aが形成されている。そして、ICタグ収容半体H1’及びICタグ挿入口p1aは、幅広板部1に対して垂直な中心垂直面に対して、面対象となるように形成されている。
デッキp1の裏面に垂設されたICタグ収容半体H1’には、幅広板部1の垂直両端部付近と幅広板部1側の相対する側板部3と連結板部5とにより囲まれた、ICタグTの垂直端部t1が挿入されるICタグ垂直端部挿入縦長溝h1が、相対するように形成されている。
また、図6等に示されているように、幅広板部1の内面(幅狭板部2と相対する面)1aは、内面1aの略中央水平線1bからデッキp1に向かって傾斜したデッキ側傾斜面1a1と、内面1aの略中央水平線1bから幅広板部1の下端に向かって傾斜した下端側傾斜面1a2とから形成されている。また、略中央水平線1b付近の内面1aには、略角柱状の固定ブロック6が形成されており、固定ブロック6は、幅狭板部2と相対する垂直面6aに形成された、垂直面6aから内面1aに向かう案内傾斜面6bと、デッキp1から遠い方の水平面(下面)6cと、相対する垂直側面6dとを有している。
また、連結板部5の内面(幅広板部1と相対する面)5aは、内面5aの略中央水平線5bからデッキp1に向かって傾斜したデッキ側傾斜面5a1と、内面5aの略中央水平線5bから連結板部5の下端に向かって傾斜した下端側傾斜面5a2とから形成されている。
幅広板部1の内面1aの略中央水平線1bと連結板部5の内面5aの略中央水平線5bとは、相対するように形成されており、幅広板部1の略中央水平線1bと連結板部5の略中央水平線5bとの間の間隔は、ICタグTの厚さt2より、若干、広く形成されている。そして、幅広板部1の内面1aを構成するデッキ側傾斜面1a1と連結板部5の内面5aを構成するデッキ側傾斜面5a1との間隙は、略中央水平線1b、5bからデッキp1に向かうに従って、徐々に広くなるように形成されており、同様に、幅広板部1の内面1aを構成する下端側傾斜面1a2と連結板部5の内面5aを構成する下端側傾斜面5a2との間隙は、略中央水平線1b、5bからICタグ収容半体H1’の下端、換言すれば、幅広板部1や幅狭板部2の下端に向かうに従って、徐々に広くなるように形成されている。
7は、幅広板部1の外面1cに形成された、デッキp1の裏面から下方に延在する案内用縦リブであり、案内用縦リブ7の先端は、幅広板部1の下端を越えて延在しており、案内用縦リブ7の先端部には、幅広板部1の内面1aから外面1c側に向かって傾斜した案内傾斜面7aが形成されている。このような案内用縦リブ7は、幅広板部1の外面1cの幅方向に複数本、形成することができる。なお、本実施例には、2本の案内用縦リブ7が形成されている例が示されている。また、このような案内用縦リブ7を形成することにより、デッキp1の裏面に垂設されたICタグ収容半体H1’を補強することができる。
幅広板部1、幅狭板部2、幅広板部1側の相対する側板部3、幅狭板部2側の相対する側板部4及び連結板部5により囲まれたICタグ収容半体H1’の内部空間及び該内部空間に連通するICタグ挿入口p1aは、作業者の手の指が挿入可能な大きさに形成されている。
次に、図1及び図8を用いて、上述したICタグ挿入口p1a及びICタグ収容半体H1’の配置について説明する。
L1は、デッキp1の中心点p0を通るとともに、デッキp1の一方の相対する辺p4に平行な中心線であり、L2は、デッキp1の中心点p0を通るとともに、デッキp1のもう一方の相対する辺p6に平行な中心線である。ICタグ収容半体H1’及びICタグ収容半体H1’の内部空間の水平断面と同一形状のICタグ挿入口p1aは、一方の中心線L1ともう一方の中心線L2と一方の相対する辺p5ともう一方の相対する辺p6とにより区画される4つの区画領域A1〜A4のデッキp1の中心点p0付近に、それぞれ形成されている。
4つの区画領域A1〜A4にそれぞれ形成されたICタグ収容半体H1’は、いずれも、ICタグ収容半体H1’を構成する幅広板部1及び幅狭板部2が、中心線L1、L2に対して、45度、傾斜するように配置されており、また、中心点p0を通るとともに、一方の中心線L1及び該中心線L1と直交するもう一方の中心線L2に対して、45度、傾斜した対角線L3が、幅広板部1及び幅狭板部2の垂直中心線を通るように配置されており、更に、中心点p0から、上述した4つの区画領域A1〜A4にそれぞれ形成されたICタグ収容半体H1’の幅狭板部2までの距離が同じになるように配置されている。
4つの区画領域A1〜A4にそれぞれ形成されるICタグ収容半体H1’を、上述したように配置することにより、一対のスキッドP1’同士を、溶着する際に、デッキp1の一方の相対する辺p5同士、及び、デッキp1のもう一方の相対する辺p6同士を位置合わせするだけで、ICタグ収容半体H1’の位置を考慮することなく、上方に位置するスキッドP1’と下方に位置するスキッドP1’にそれぞれ形成されたICタグ収容半体H1’を、平面的に、一致させることができるので、一対のスキッドP1’の溶着作業の作業性が向上することになる。
勿論、スキッドP1’のデッキp1の適当な一箇所のみに、ICタグ収容半体H1’を形成することもできるが、このような場合には、一対のスキッドP1’を溶着する際には、上方に位置するスキッドP1’のICタグ収容半体H1’と下方に位置するスキッドP1’のICタグ収容半体H1’とが、平面的に見て、重合するように、上方に位置するスキッドP1’と下方に位置するスキッドP1’との位置合わせをする必要がある。
一対のスキッドP1’を、上述したように、溶着して、合成樹脂製パレットP1を製造した際には、平面的に見て、上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’と下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’とが、重合するようように構成されており、上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’と下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’とにより、ICタグ収容部H1が形成されている。そして、上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’と下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’との間には、所定の間隙が形成されるように構成されている。
一対のスキッドP1’を溶着する際には、上方に位置するスキッドP1’と下方に位置するスキッドP1’とを、桁部(隅桁部p2’中間桁部p3’、中央桁部p4’)の先端同士が、対向するように、所定の間隙をおいて、上下方向に配置するとともに、上方に位置するスキッドP1’と下方に位置するスキッドP1’との間に、熱盤を挿入し、次いで、上方に位置するスキッドP1’の桁部の先端部及び下方に位置するスキッドP1’の桁部の先端部を、それぞれ、熱盤に接触させて溶融し、その後、上方に位置するスキッドP1’と下方に位置するスキッドP1’との間から、熱盤を排出するとともに、上方に位置するスキッドP1’の桁部の溶融状態の先端部と下方に位置するスキッドP1’の桁部の溶融状態の先端部とを接触させて溶着させることにより、合成樹脂製パレットP1が製造されることになる。
本実施例においては、合成樹脂製パレットP1の製造過程において、上方に位置するスキッドP1’と下方に位置するスキッドP1’との間に挿入された熱盤に、上方に位置するスキッドP1’の桁部の先端部及び下方に位置するスキッドP1’の桁部の先端部が接触する際には、上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の下端及び下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の上端が、いずれも、熱盤に接触しないように、上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’と下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’との間には、所定の間隙が形成されるように構成されている。
上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の下端及び下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の上端を、熱盤に接触させて溶融し、上述した桁部と同様に、上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の溶融状態の下端部と下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の溶融状態の上端部とを接触させて溶着させることにより、合成樹脂製パレットP1を製造することもできるが、上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の溶融状態の下端部と下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の溶融状態の上端部とを接触させた際に、溶融樹脂が、ICタグ収容半体H1’の内部に、ばり状に張り出し、一対のICタグ収容半体H1’からなるICタグ収容部H1内へのICタグTの挿入の障害になるという問題があるので、上述したように、上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の下端及び下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’の上端が、いずれも、熱盤に接触しないように、上方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’と下方に位置するスキッドP1’に形成されたICタグ収容半体H1’との間には、所定の間隙が形成されるように構成されている。
合成樹脂製パレットP1に形成された、一対のICタグ収容半体H1’からなるICタグ収容部H1へ、カード状のICタグTを収容するには、図7に示されているように、ICタグ挿入口p1a及びICタグ収容部H1の上方に、ICタグTを配置するとともに、ICタグTの下端部t3を、ICタグ挿入口p1aに挿入し、次いで、ICタグTの両垂直端部t1の下部を、一対のICタグ収容半体H1’のうちの上方に位置するICタグ収容半体H1’の幅広板部1の垂直両端部付近と幅広板部1側の相対する側板部3と連結板部5とにより囲まれたICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に挿入し、更に、ICタグTを下降させると、ICタグTの下端部t3は、上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されることになる。
上方に位置するICタグ収容半体H1’内へのICタグTの挿入の際に、ICタグTの下端中央部が、上方に位置するICタグ収容半体H1’の幅広板部1の内面1aに形成された固定ブロック6に当接することになるが、固定ブロック6の幅狭板部2と相対する垂直面6aには、垂直面6aから内面1aに向かう案内傾斜面6bが形成されているので、ICタグTの下端中央部は、案内傾斜面6bに沿って円滑に下降することができ、ICタグTの下降が、固定ブロック6によって阻止されることはない。ICタグTが、固定ブロック6に当接している間は、ICタグTは、幅狭板部2方向に湾曲することになるが、ICタグTが湾曲しても、ICタグTの両垂直端部t1が、ICタグ垂直端部挿入縦長溝h1から抜け出ないように、ICタグTの幅やICタグ垂直端部挿入縦長溝h1の深さが、適宜、設定されている。
上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部t3は、下方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に挿入されることになるが、上述したように、幅広板部1の内面1aを構成する下端側傾斜面1a2と連結板部5の内面5aを構成する下端側傾斜面5a2との間隙は、略中央水平線1b、5bからICタグ収容半体H1’の下端に向かうに従って、徐々に広くなるように形成されているので、換言すれば、下方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1を構成する幅広板部1の内面1aと連結板部5の内面5aとの間隔は、ICタグ垂直端部挿入縦長溝h1の中央部の間隔より広いので、上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部t3は、下方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に、確実に、且つ、容易に挿入されることになる。
また、上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部t3は、下方に位置するICタグ収容半体H1’の幅広板部1の外面1cに形成された案内用縦リブ7の先端に形成された案内傾斜面7aに沿って下降することになり、従って、上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部t3は、下方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に、より確実に、且つ、より容易に挿入されることになる。
その後、下方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に、その両垂直端部t1が挿入されたICタグTの下端部t3は、下方に位置するICタグ収容半体H1’の幅広板部1の内面1aに形成された固定ブロック6に当接することになるが、下方に位置するICタグ収容半体H1’に形成された固定ブロック6は、デッキp1から遠い方の水平面6cが上方に位置しているので、図9及び図10に示されているように、ICタグTの下端部t3は、水平面6cに当接し、それ以上の下降が阻止されることになる。このように、ICタグTの下端部t3が、下方に位置するICタグ収容半体H1’に形成された固定ブロック6の水平面6cに当接した際には、ICタグTの上端部t4は、上方に位置するICタグ収容半体H1’に形成された固定ブロック6から外れて、水平面6cの直下に位置するように構成されている。
上述したように、ICタグTは、その両垂直端部t1の上端部が、ICタグ収容部H1を構成する一対のICタグ収容半体H1’のうちの上方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に挿入され、また、両垂直端部t1の下端部が、ICタグ収容部H1を構成する一対のICタグ収容半体H1’のうちの下方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に挿入され、更に、ICタグTの下端が、下方に位置するICタグ収容半体H1’に形成された固定ブロック6の水平面6cに載置されるとともに、ICタグTの上端が、上方に位置するICタグ収容半体H1’に形成された固定ブロック6の水平面6cの直下に位置するように、ICタグ収容部H1に取り付けられることになる。
ICタグ収容部H1に取り付けられたICタグTを取り外すには、上方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ挿入口p1aからICタグ収容半体H1’の内部空間に指を入れて、指を、幅広板部1とICタグTの間隙に挿入するとともに、ICタグTの上端中央部付近を、幅狭板部2方向に湾曲させて、ICタグTの上端部t4を、上方に位置するICタグ収容半体H1’に形成された固定ブロック6の水平面6cから外し、その後、ICタグTを、上方に引き抜くことにより、ICタグTを、ICタグ収容部H1から取り外すことができる。
なお、ICタグ収容部H1を構成する一対のICタグ収容半体H1’が、合成樹脂製パレットを構成するスキッドP1’と一体成形されているので、ICタグホルダーを、別途、製造し、合成樹脂製パレットに取り付ける必要がないので、合成樹脂製パレットへのICタグホルダーの取り付け作業に要する時間と労力を省略することができ、ひいては、合成樹脂製パレットの製造コストを低減することができる。
また、ICタグ収容部H1を構成する一対のICタグ収容半体H1’が、合成樹脂製パレットを構成するスキッドP1’と一体成形されているので、従来の合成樹脂製パレットのように、ICタグホルダーが、合成樹脂製パレットから外れるようなことがない。
次に、図11〜図14を用いて、別の実施例について説明する。
この実施例は、上述した4つの区画領域A1〜A4にそれぞれ形成された同一形状の4つのICタグ収容半体H1’のうち、一方の対角線L3上に位置する相対するICタグ収容半体H1’を、以下のようなICタグ収容半体H2’としたものである。
ICタグ収容半体H2’は、デッキp1の裏面に垂設された偏平状の角筒体10を有しており、角筒部10は、相対する幅広板部10aと相対する幅狭板部10bとから構成されており、角筒体10内の中央部には、相対する幅広板部10aを架橋する停止ブロック11が形成されている。また、ICタグ収容半体H2’の角筒部10を構成する相対する幅広板部10aと相対する幅狭板部10bにより囲まれたデッキp1の領域には、ICタグ収容半体H2’の内部空間の水平断面と同一形状のICタグ挿入口p1bが形成されている。
角筒体10を構成する相対する幅広板部10aのうちの一方の幅広板部10aの外面に、上述した実施例のICタグ収容半体H1’を構成する幅広板部1の外面1cに形成された案内用縦リブ7が形成されている点を含め、角筒体10が形成されている以外は、上述した実施例のICタグ収容半体H1’と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
この実施例においては、上述した4つの区画領域A1〜A4のうち、デッキp1の中心点p0を挟んで、点対象にある区画領域A2と区画領域A4には、上述した実施例におけるICタグ収容半体H1’が形成されており、また、上述した4つの区画領域A1〜A4のうち、デッキp1の中心点p0を挟んで、点対象にある区画領域A1と区画領域A3には、この実施例におけるICタグ収容半体H2’が形成されている。
本実施例の合成樹脂製パレットP2も、上述した実施例における合成樹脂製パレットP1と同様に、ICタグ収容半体H1’とICタグ収容半体H2’が形成されているスキッドP2’を溶着することにより製造されることになり、上方に位置するスキッドP2’に形成されたICタグ収容半体H1’と下方に位置するスキッドP2’に形成されたICタグ収容半体H2’とにより、ICタグ収容部H2が構成され、また、上方に位置するスキッドP2’に形成されたICタグ収容半体H2’と下方に位置するスキッドP2’に形成されたICタグ収容半体H1’とにより、ICタグ収容部H2が構成されることになる。
また、合成樹脂製パレットP2に形成された、ICタグ収容半体H1’とICタグ収容半体H2’とからなるICタグ収容部H2へ、カード状のICタグTを収容する場合には、上述した実施例と同様に、上方に位置するスキッドP2’に形成されたICタグ収容半体H1’のICタグ挿入口p1a及びICタグ収容部H1の上方に、ICタグTを配置するとともに、ICタグTの下端部t3を、ICタグ挿入口p1aに挿入し、次いで、ICタグTの両垂直端部t1の下端部を、上方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に挿入することになる。
そして、上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部は、下方に位置するICタグ収容半体H2’の幅広板部10aの外面に形成された案内用縦リブ7の先端に形成された案内傾斜面7aに沿って下降し、上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部t3は、下方に位置するICタグ収容半体H2’の偏平状の角筒体10に挿入されることになる。
その後、下方に位置するICタグ収容半体H2’の偏平状の角筒体10に挿入されたICタグTの下端部t3は、図14に示されているように、角筒体10の相対する幅広板部10aを架橋する停止ブロック11に当接し、ICタグTは、それ以上の下降が阻止されることになる。このように、ICタグTの下端部t3が、下方に位置するICタグ収容半体H2’の角筒体10内に形成された停止ブロック11に当接した際には、ICタグTの上端部t4は、上述した実施例と同様に、上方に位置するICタグ収容半体H1’に形成された固定ブロック6から外れて、水平面6cの直下に位置するように構成されている。
上述したように、ICタグTは、その両垂直端部t1の上端部が、ICタグ収容部H1を構成する、上方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に挿入され、また、ICタグTの下端部t3が、下方に位置するICタグ収容半体H2’の角筒体10に挿入され、更に、ICタグTの下端部t3が、下方に位置するICタグ収容半体H2’の角筒体10内に形成された停止ブロック11に載置されるとともに、ICタグTの上端部t4が、上方に位置するICタグ収容半体H1’に形成された固定ブロック6の水平面6cの直下に位置することにより、ICタグ収容部H2に取り付けられることになる。
なお、この実施例においては、ICタグTは、ICタグ収容部H2を構成するICタグ収容半体H1’側から挿入され、ICタグ収容半体H2’からは、挿入されないように構成されている。
なお、上述した実施例には、四方差しの合成樹脂製パレットP1、P2が示されているが、二方差しの合成樹脂製パレットに、上述した構成を有するICタグ収容部H1、H2を形成することができる。
デッキp1の裏面に、ICタグ収容半体H1’、H2’が、一体成形された一対のスキッドP1’、P2’を溶着することにより、上方に位置するスキッドP1’、P2’に一体成形されたICタグ収容半体H1’、H2’と下方に位置するスキッドP1’、P2’に一体成形されたICタグ収容半体H1’、H2’とにより、ICタグTが取り付けられるICタグ収容部H1、H2とが形成されているので、従来の合成樹脂製パレットのように、ICタグホルダーを、別途、製造し、合成樹脂製パレットに取り付ける必要がないので、合成樹脂製パレットへのICタグホルダーの取り付け作業に要する時間と労力を省略することができ、ひいては、合成樹脂製パレットの製造コストを低減することができる。
デッキp1の裏面に、ICタグ収容半体H1’、H2’が、一体成形された一対のスキッドP1’、P2’を溶着することにより、上方に位置するスキッドP1’、P2’に一体成形されたICタグ収容半体H1’、H2’と下方に位置するスキッドP1’、P2’に一体成形されたICタグ収容半体H1’、H2’とにより、ICタグTが取り付けられるICタグ収容部H1、H2とが形成されているので、合成樹脂製パレットP1、P2に取り付けられたICタグTが、剥き出しになるようなことがなく、従って、ICタグTが損傷するようなことがない。
下方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1を構成する幅広板部1の内面1aと連結板部5の内面5aとの間隔が、ICタグ垂直端部挿入縦長溝h1の中央部の間隔より広く構成されているので、上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部t3を、下方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に、確実に、且つ、容易に挿入することができる。
上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部t3が、下方に位置するICタグ収容半体H1’の幅広板部1の外面1cに形成された案内用縦リブ7の先端に形成された案内傾斜面7aに沿って下降するように構成したので、従って、上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部t3を、下方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に、より確実に、且つ、より容易に挿入することができる。
上方に位置するスキッドP1’、P2’と下方に位置するスキッドP1’、P2’との間に挿入された熱盤に、上方に位置するスキッドP1’、P2’の桁部の先端部及び下方に位置するスキッドP1’、P2’の桁部の先端部が接触する際には、上方に位置するスキッドP1’、P2’に形成されたICタグ収容半体H1’、H2’の下端及び下方に位置するスキッドP1’、P2’に形成されたICタグ収容半体H1’、H2’の上端が、いずれも、熱盤に接触しないように、上方に位置するスキッドP1’、P2’に形成されたICタグ収容半体H1’、H2’と下方に位置するスキッドP1’、P2’に形成されたICタグ収容半体H1’、H2’との間に、所定の間隙が形成されるように構成されているので、溶融樹脂が、ICタグ収容半体H1’、H2’の内部に、ばり状に張り出し、一対のICタグ収容半体H1’、H2’からなるICタグ収容部H1、H2内へのICタグTの挿入が阻止されるようなことを防止することができる。
次に、図15及び図16を用いて、更に別の実施例について説明する。
この実施例は、上述した4つの区画領域A1〜A4にそれぞれ形成された同一形状の4つのICタグ収容半体H1’のうち、一方の対角線L3上に位置する相対するICタグ収容半体H1’を、以下のようなICタグ収容半体H3’としたものである。
ICタグ収容半体H3’は、デッキp1の裏面に垂設された偏平状の角筒体100を有しており、角筒部100は、相対する幅広板部100aと相対する幅狭板部100bとから構成されているとともに、ICタグ収容半体H3’の角筒部100を構成する相対する幅広板部100aと相対する幅狭板部100bにより囲まれたデッキp1の領域には、ICタグ収容半体H3’の内部空間の水平断面と同一形状のICタグ挿入口p1cが形成されている。なお、幅広板部100aの中央部には、上端から下方に延在する略V状の凹部100a’が形成されている。
また、ICタグ収容半体H3’には、相対する幅広板部100aの下部領域を架橋する停止板100cが形成されており、停止板100cには、その上端部から下方に延在するV状凹部100c’が形成されている。停止板100cは、幅狭板部100bと略平行に、1枚或いは2枚以上配設することができる。本実施例には、2枚の停止板100cが配設されている例が示されている。
本実施例の合成樹脂製パレットP3も、上述した実施例における合成樹脂製パレットP1と同様に、ICタグ収容半体H1’とICタグ収容半体H3’が形成されているスキッドP3’を溶着することにより製造されることになり、上方に位置するスキッドP3’に形成されたICタグ収容半体H1’と下方に位置するスキッドP3’に形成されたICタグ収容半体H3’とにより、ICタグ収容部H3が構成され、また、上方に位置するスキッドP3’に形成されたICタグ収容半体H3’と下方に位置するスキッドP3’に形成されたICタグ収容半体H1’とにより、ICタグ収容部H3が構成されることになる。
また、合成樹脂製パレットP3に形成された、ICタグ収容半体H1’とICタグ収容半体H3’とからなるICタグ収容部H3へ、カード状のICタグTを収容する場合には、上述した実施例と同様に、上方に位置するスキッドP3’に形成されたICタグ収容半体H1’のICタグ挿入口p1a及びICタグ収容部H1の上方に、ICタグTを配置するとともに、ICタグTの下端部t3を、ICタグ挿入口p1aに挿入し、次いで、ICタグTの両垂直端部t1の下端部を、上方に位置するICタグ収容半体H1’のICタグ垂直端部挿入縦長溝h1に挿入することになる。
そして、上方に位置するICタグ収容半体H1’の下端から排出されたICタグTの下端部は、下方に位置するICタグ収容半体H3’の角筒体100に挿入されることになる。その後、下方に位置するICタグ収容半体H3’の角筒体100に挿入されたICタグTの下端部t3は、相対する幅広板部100aの下部領域を架橋する停止板100cに形成されているV状凹部100c’に挿入され、ICタグTのそれ以上の下降が阻止されることになる。このように、ICタグTの下端部t3が、下方に位置するICタグ収容半体H2’の角筒体100内に形成された停止板100cに形成されているV状凹部100c’の谷部に当接した際には、ICタグTの上端部t4は、上述した実施例と同様に、上方に位置するICタグ収容半体H1’に形成された固定ブロック6から外れて、水平面6cの直下に位置するように構成されている。
なお、この実施例においては、ICタグTは、ICタグ収容部H3を構成するICタグ収容半体H1’側から挿入され、ICタグ収容半体H3’からは、挿入されないように構成されている。
更に、ICタグ収容半体H1’、H2’、H3’が形成されているデッキp1の中央桁p4付近には、水抜き孔p1”を形成することが好ましい。このような水抜き孔p1”を形成することにより、合成樹脂製パレットP1、P2、P3内に、雨水や洗浄水等が溜まることを防止することができる。
図1は、本発明の合成樹脂製パレットの斜視図である。 図2は、本発明の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の部分斜視図である。 図3は、本発明の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の部分拡大斜視図である。 図4は、本発明の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の垂直断面を含む部分拡大斜視図である。 図5は、本発明の合成樹脂製パレットのICタグ収容部を構成するICタグ収容半体の拡大斜視図である。 図6は、本発明の合成樹脂製パレットのICタグ収容部を構成するICタグ収容半体の垂直断面を含む拡大斜視図である。 図7は、本発明の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の部分斜視図である。 図8は、本発明の合成樹脂製パレットの中央桁付近の拡大平面図である。 図9は、本発明の合成樹脂製パレットのICタグ収容部を構成するICタグ収容半体のICタグが取り付けられた状態の垂直断面を含む拡大斜視図である。 図10は、ICタグが取り付けられた状態の本発明の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の部分斜視図である。 図11は、本発明の別の実施例の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の部分斜視図である。 図12は、図11に示されている本発明の別の実施例の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の部分拡大斜視図である。 図13は、図11に示されている本発明の別の実施例の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の垂直断面を含む部分拡大斜視図である。 図14は、ICタグが取り付けられた状態の図11に示されている本発明の別の実施例の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の垂直断面を含む部分拡大斜視図である。 図15は、本発明の更に別の実施例の合成樹脂製パレットのICタグ収容部付近の部分斜視図である。 図16は、図15に示されている本発明の更に別の実施例の合成樹脂製パレットを構成するICタグ収容半体の拡大斜視図である。
符号の説明
H1、H2、H3・・・・・・・・・ICタグ収容部
h1・・・・・・・・・・・・・・・ICタグ垂直端部挿入縦長溝
H1’、H2’、H3’・・・・・・ICタグ収容半体
P1、P2、P3・・・・・・・・・合成樹脂製パレット
p1・・・・・・・・・・・・・・・デッキ
P1’、P2’、P3’・・・・・・スキッド
T・・・・・・・・・・・・・・・・ICタグ
1・・・・・・・・・・・・・・・・幅広板部
2・・・・・・・・・・・・・・・・幅狭板部
3、4・・・・・・・・・・・・・・側板部
5・・・・・・・・・・・・・・・・連結板部
6・・・・・・・・・・・・・・・・固定ブロック
7・・・・・・・・・・・・・・・・案内用縦リブ
10、100・・・・・・・・・・・角筒部
11・・・・・・・・・・・・・・・停止ブロック
100c・・・・・・・・・・・・・停止板

Claims (3)

  1. デッキの裏面にICタグ収容半体が一体成形された、一対のスキッドを溶着することにより、上方に位置するスキッドに一体成形されたICタグ収容半体と下方に位置するスキッドに一体成形されたICタグ収容半体とにより、ICタグが取り付けられるICタグ収容部が形成されていることを特徴とする合成樹脂製パレット。
  2. 下方に位置するICタグ収容半体のICタグ垂直端部挿入縦長溝を構成する幅広板部の内面と連結板部の内面との間隔が、ICタグ垂直端部挿入縦長溝の中央部の間隔より広く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製パレット。
  3. 上方に位置するICタグ収容半体の下端から排出されたICタグの下端部が、下方に位置するICタグ収容半体に形成された案内用縦リブの案内傾斜面に沿って下降するように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の合成樹脂製パレット。
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