JP2019156445A - パレット - Google Patents

パレット Download PDF

Info

Publication number
JP2019156445A
JP2019156445A JP2018044882A JP2018044882A JP2019156445A JP 2019156445 A JP2019156445 A JP 2019156445A JP 2018044882 A JP2018044882 A JP 2018044882A JP 2018044882 A JP2018044882 A JP 2018044882A JP 2019156445 A JP2019156445 A JP 2019156445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
accommodating
pallet
accommodated
accommodating portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018044882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6995356B2 (ja
Inventor
侑也 高橋
Yuya Takahashi
侑也 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Co Ltd filed Critical Sanko Co Ltd
Priority to JP2018044882A priority Critical patent/JP6995356B2/ja
Publication of JP2019156445A publication Critical patent/JP2019156445A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6995356B2 publication Critical patent/JP6995356B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pallets (AREA)

Abstract

【課題】IDタグの装着状態の安定化を図りつつ、生産性の向上を図ることのできるパレットを提供する。【解決手段】パレット1は、IDタグ21を収容するタグ収容部22を備え、パレット1の上側部分を構成する上構成部11と、パレット1の下側部分を構成する下構成部12とが溶着されることで構成されている。タグ収容部22は、上デッキ部5により構成される上収容部23と、下デッキ部6により構成される下収容部24とを備え、上収容部23は、タグ収容部22を上方に開口させ、IDタグ21の挿入を許容する挿入開口部25を備える。下収容部24のうち、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の外周面と対向する下側内面構成部28と、IDタグ21の外周面との間の距離が、上収容部23のうち、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の外周面と対向する上側内面構成部29と、IDタグ21の外周面との間の距離よりも長くなっている。【選択図】 図3

Description

本発明は、物品の運搬等に使用されるパレットに関するものである。
一般に、物品の運搬等に使用されるパレットは、複数の支柱部と、当該複数の支柱部の上端部間、及び、下端部間を連結する上デッキ部、及び、下デッキ部とを備え、支柱部間においてフォークリフトのフォークを差込み可能なフォーク差込み部を有している。また、パレットに対し、パレットに載置される物品に関する情報等を有するIDタグを収容可能とするタグ収容部を設けることが知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
特開2009−208787号公報
また、上デッキ部、及び、下デッキ部を備えるパレットは、一般に、上デッキ部、及び、支柱部の上側部分を具備する上構成部と、下デッキ部、及び、支柱部の下側部分を具備する下構成部とを溶着させることで構成されている。さらに、タグ収容部についても、上構成部により構成される部位である上収容部と、下構成部により構成される部位である下収容部とを備えている。
ところで、タグ収容部は、当該タグ収容部に収容されたIDタグのガタツキを抑止するべく、IDタグの形状に合わせて形成されることが望ましい。しかしながら、上構成部と、下構成部とを溶着した場合に、上構成部(上収容部)と、下構成部(下収容部)との間に水平方向におけるずれが僅かにでも生じてしまった場合には、タグ収容部にIDタグを収容することができなくなってしまうことが懸念される。
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、IDタグの装着状態の安定化を図りつつ、生産性の向上を図ることのできるパレットを提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.複数の柱部と、
前記複数の柱部の上端部間を連結する上デッキ部と、
前記複数の柱部の下端部間を連結する下デッキ部と、
所定の前記柱部に設けられ、IDタグを収容するタグ収容部とを備えるパレットにおいて、
前記複数の柱部の上側部分と、前記上デッキ部とを備える上構成部と、前記複数の柱部の下側部分と、前記下デッキ部とを備える下構成部とが溶着されることで構成され、
前記タグ収容部は、
前記上構成部により構成される部位であって、前記IDタグの上部を収容する上収容部と、
前記下構成部により構成される部位であって、前記IDタグの下部を収容する下収容部とを備え、
前記上収容部は、前記タグ収容部を上方に開口させ、前記IDタグの挿入を許容する挿入開口部を備え、
前記下収容部は、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの下面と当接して支持する底支持部を備え、
前記下収容部のうち、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの外周面と対向する下側内面構成部と、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの外周面との間の距離が、
前記上収容部のうち、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの外周面と対向する上側内面構成部と、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの外周面との間の距離よりも長くなるように構成されていることを特徴とするパレット。
手段1によれば、タグ収容部のうち、上収容部の上側内面構成部の内寸(IDタグの上部の収容が許容される空間の水平方向における寸法)よりも、下収容部の下側内面構成部の内寸(IDタグの下部の収容が許容される空間の水平方向における寸法)が広く構成されている。このため、例えば、パレットの製造に際して、上構成部と、下構成部とを溶着した場合に、水平方向において、上構成部と、下構成部とが若干ずれてしまった(例えば、上構成部、及び、下構成部の外周面同士は合致していても、上収容部と、下収容部とが若干ずれている)場合であっても、下収容部が、かかるずれを許容し、IDタグを支障なくタグ収容部に収容することができる。従って、製造誤差程度のずれでIDタグを装着不可能となり、不良品とされてしまうといったリスクを低減させることができる。
その一方で、上収容部に関しては、上記のような上構成部と、下構成部との溶着に際してのずれをさほど厳格に考慮する必要がないことから、上側内面構成部の内寸を、IDタグの外寸に丁度合わせることができる。従って、タグ収容部に収容されたIDタグの水平方向における位置ずれを上収容部において防止することができる。結果として、上記のように不良品の発生を抑制することで生産性の向上を図りつつも、IDタグの装着状態の安定化を図ることができる。
加えて、例えば、タグ収容部のうち、挿入開口部側である上側内面構成部の内寸が、タグ収容部の奥側である下収容部の下側内面構成部の内寸よりも広く構成される場合のように、IDタグのタグ収容部への装着に際し、タグ収容部の奥側の狭くなっている部分にIDタグの位置を合さなければならないような構成に比べ、IDタグの装着作業性の向上を図ることができる。
手段2.前記挿入開口部に装着されるキャップ部材を備え、
前記キャップ部材は、前記挿入開口部に装着された状態において、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの上面と当接するとともに、上下方向に弾性変形可能に構成されたバネ片を備えていることを特徴とする手段1に記載のパレット。
手段2によれば、キャップ部材が設けられることで、タグ収容部に収容されたIDタグの脱落を防止するとともに、当該IDタグの上下方向におけるガタツキを防止することができる。特に、キャップ部材においてバネ片が設けられ、当該キャップ部材が挿入開口部に装着された状態では、バネ片がIDタグの上面と当接する構成により、タグ収容部に収容されたIDタグの上下方向におけるガタツキをより効果的に防止することができる。従って、タグ収容部においてIDタグが変位(振動等)することに起因して、IDタグが故障してしまうといった事態をより確実に防止することができる。
手段3.前記キャップ部材は、前記挿入開口部に装着された状態において、前記タグ収容部に収容された前記IDタグが、前記バネ片を弾性変形させて上方に相対変位した場合に、当該IDタグの上面と当接するストッパー部を備えていることを特徴とする手段2に記載のパレット。
手段3によれば、バネ片が比較的大きく弾性変形されることに起因して、バネ片が塑性変形してしまったり、バネ片の劣化が早まって破損し易くなってしまったりするといった事態を回避することができる。
手段4.前記IDタグは、平面視略矩形状をなし、
前記上収容部の前記上側内面構成部は、前記IDタグの各側面に対して、それぞれ前記各側面の横幅方向において2カ所以上で当接可能に構成されている、又は、それぞれ面で当接可能に構成されていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のパレット。
手段4によれば、タグ収容部に収容されたIDタグがタグ収容部に対し平面視で回動するようにして相対変位してしまうといった事態を防止することができる。
パレットの斜視図である。 IDタグ装着前の中央柱部を示す部分拡大斜視図である。 中央柱部の断面図である。 中央柱部の断面図である。 キャップ部材を装着する前の中央柱部を示す断面図である。 中央柱部の一部断面を含む部分拡大斜視図である。 IDタグ装着前の中央柱部の一部断面を含む部分拡大斜視図である。 中央柱部の上側部分を下側から見た部分拡大斜視図である。 IDタグを装着した中央柱部の上側部分を下側から見た部分拡大斜視図である。 中央柱部の下側部分を上側から見た部分拡大斜視図である。 IDタグを装着した中央柱部の下側部分を上側から見た部分拡大斜視図である。 キャップ部材の上面側斜視図である。 キャップ部材の下面側斜視図である。 別の実施形態における上収容部の水平断面を下側から見た断面図である。 別の実施形態における上収容部の水平断面を下側から見た断面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、パレット1は、平面視略矩形状をなしている。また、パレット1は、パレット1の4隅に設けられる4本の隅柱部2、パレット1の各側辺部に沿って並ぶ一対の隅柱部2の中間部位に設けられる中間柱部3、及び、パレット1の中央部に設けられる中央柱部4と、隅柱部2、中間柱部3、及び、中央柱部4の上端部間を連結する上デッキ部5と、隅柱部2、中間柱部3、及び、中央柱部4の下端部間を連結する下デッキ部6とを備えている。加えて、各隅柱部2と中間柱部3との間には、フォークリフトのフォークを差込み可能なフォーク差込み部7が形成されている。本実施形態では、パレット1の外周面を構成する4つの側面からフォークを差込み可能な4方差しタイプのパレットとなっている。
また、本実施形態では、隅柱部2、中間柱部3、中央柱部4、及び、上デッキ部5の上面によって物品を載置可能な「載置面8」が構成されている。さらに、隅柱部2、中間柱部3、中央柱部4、及び、下デッキ部6の下面によって、パレット1が設置される床面等の設置面に接地する「接地面9」が構成されている。
また、パレット1は、隅柱部2、中間柱部3、及び、中央柱部4の上側部分と、上デッキ部5とを具備する上構成部11と、隅柱部2、中間柱部3、及び、中央柱部4の下側部分と、下デッキ部6とを具備する下構成部12とを備えている。上構成部11、及び、下構成部12は、それぞれポリプロピレンにより一体的に形成されている。そして、上構成部11の隅柱部2、中間柱部3、及び、中央柱部4の下面と、下構成部12の隅柱部2、中間柱部3、及び、中央柱部4の上面とが熱溶着されることにより、上構成部11と下構成部12とが一体化され、これにより本実施形態のパレット1が構成されている。
加えて、図1、図2等に示すように、上デッキ部5、及び、下デッキ部6の裏面側には、補強リブ13が格子状に設けられている。また、本実施形態の上デッキ部5、及び、下デッキ部6には、補強リブ13で囲まれた部位のそれぞれに水抜き孔14が設けられている。さらに、図1、図2、図6、図8、図10等に示すように、各隅柱部2、各中間柱部3、及び、中央柱部4は、各隅柱部2、各中間柱部3、及び、中央柱部4の外周面を構成する略四角筒状の周壁部15と、周壁部15の内側において格子状に設けられ、周壁部15と連結されている内壁部16とを備えている。周壁部15、及び、内壁部16を構成する各壁部は、パレット1の長側辺部、及び、短側辺部と略平行して延在している。さらに、各隅柱部2、各中間柱部3、及び、中央柱部4の上面、及び、下面を構成する壁部に関しては、基本的に、無孔状となっている。
加えて、図8に示すように、上構成部11に設けられる内壁部16は、基本的に、隅柱部2、中間柱部3、及び、中央柱部4の上面を構成する壁部の下面から、上構成部11(周壁部15)の下端部と同じ高さ位置となるまで延びており、適宜、内壁部16同士の交差部位が上側部位を残すようにして切り欠かれたような形状をなしている。また、図10に示すように、下構成部12に設けられる内壁部16についても、基本的に、隅柱部2、中間柱部3、及び、中央柱部4の下面を構成する壁部の上面から、下構成部12(周壁部15)の上端部と同じ高さ位置となるまで延びており、適宜、内壁部16同士の交差部位が下側部位を残すようにして切り欠かれたような形状をなしている。そして、図3、図4、図6に示すように、上構成部11と、下構成部12とが溶着されることで、上構成部11、及び、下構成部12の周壁部15同士が溶着されるだけでなく、内壁部16同士も溶着されるようになっている。
さて、図1、図2、図6に示すように、パレット1には、平面視でパレット1の中央部近傍(中央柱部4の内壁部16、及び、周壁部15で区画された領域の1つ)において、パレット1に載置される物品に関する情報が記憶されたIDタグ21(本例では、アクティブ型ICタグ)を収容するタグ収容部22が設けられている。図2に示すように、本実施形態のIDタグ21は略直方体形状をなし、その長手方向が上下方向となるようにして、タグ収容部22に収容される。また、図5、図7等に示すように、タグ収容部22は、上構成部11により構成される部位であって、IDタグ21の上部を収容する上収容部23と、下構成部12により構成される部位であって、IDタグ21の下部を収容する下収容部24とを備えている。
上収容部23には、タグ収容部22を上方に開口させて、載置面8側からIDタグ21をタグ収容部22へと挿入可能とする挿入開口部25が設けられている。また、本実施形態の上収容部23は、上下に延びる略四角筒状の上側収容壁部26の内側空間により構成されており、上側収容壁部26の上側の開口部が前記挿入開口部25とされ、下側の開口部が下収容部24との連通部となっている。また、図8等に示すように、上側収容壁部26を構成する各側壁部の外面が、上構成部11の内壁部16と連結されている。
図3、図7、図10等に示すように、下収容部24は、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の下面と当接して支持する底支持部27を備えている。本実施形態の下収容部24は、上収容部23と対応する位置において、下構成部12の中央柱部4の内壁部16同士が交差している部位のうち上側部位を切り欠いたような形状とすることで構成されており、底支持部27は、当該内壁部16の切欠き部位の上辺部により構成されている。加えて、中央柱部4の下面を構成する壁部は、基本的には無孔状に構成されているものの、図10に示すように、下収容部24の下方に対応する位置には、水抜き孔14が設けられている。
また、図3、図4等に示すように、本実施形態では、下収容部24(を画定する部位)のうち、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の外周面と対向する下側内面構成部28(本例では、下収容部24のために切り欠いたような形状とされた内壁部16の端辺部;図10、図11参照)と、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の外周面との間の距離が、上収容部23(を画定する部位)のうち、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の外周面と対向する上側内面構成部29(本例では、略四角筒状の上側収容壁部26の内面;図8、図9参照)と、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の外周面との間の距離よりも長くなるように構成されている。つまり、タグ収容部22のうち、上収容部23の上側内面構成部29の内寸(上収容部23に収容されたIDタグ21の上部が位置し得る空間の水平方向における寸法)よりも、下収容部24の下側内面構成部28の内寸(下収容部24に収容されたIDタグ21の下部が、下収容部24を画定する内壁部16の端辺部に当接可能であると仮定した場合に、下収容部24に収容されたIDタグ21の下部が位置し得る空間の水平方向における寸法)が広く構成されている。
特に、上側内面構成部29の内寸は、IDタグ21の外寸(外周面の寸法)とほぼ同じとなるように構成されている。このため、IDタグ21がタグ収容部22に収容された場合には、IDタグ21の外周面を構成する4つの側面が、それぞれ上側内面構成部29と面で当接可能(少なくともIDタグ21の各側面の横幅方向において2カ所以上で上側内面構成部29と当接可能)となっている。当該構成により、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の水平方向における相対変位が防止される上、下収容部24の下側内面構成部28に関しては、基本的に、IDタグ21と当接しないようになっている。尚、本実施形態の上側収容壁部26の内面は、若干ではあるが、下方に向けて漸次拡幅するように構成されている。このため、上側内面構成部29のうち少なくとも上部の内寸が、IDタグ21の外寸とほぼ同じとなっている。
加えて、図3、図7、図8等に示すように、上構成部11の内壁部16のうち上側収容壁部26との連結部位、及び、上側収容壁部26に関しては、その下端部が、上構成部11(周壁部15等)の下端部よりも若干上方に位置している。さらに、図3、図7、図10等に示すように、下収容部24の内壁部16のうち下側内面構成部28の近傍部位に関しては、その上端部が、下構成部12(周壁部15等)の上端部よりも若干下方に位置している。このため、上構成部11と、下構成部12とを溶着しても、タグ収容部22の周辺部に関しては、上構成部11と、下構成部12との間に隙間が形成されることとなる。従って、上構成部11(の内壁部16)と、下構成部12(の内壁部16)とを溶着した際に、タグ収容部22の周辺部において余剰樹脂が発生した場合であっても、かかる余剰樹脂は、前記隙間に収容されることとなり、タグ収容部22の内側に余剰樹脂が進入してしまうといった事態が回避されるようになっている。
また、図2、図6等に示すように、タグ収容部22の挿入開口部25には、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の脱落を防止するキャップ部材41が装着される。図12、図13等に示すように、キャップ部材41は、挿入開口部25を塞ぐ略正方形板状のベース部42と、ベース部42の下面の4隅から下方に突出する下面視略L字状の外周突部43と、外周突部43の外面から外方に突出する係止爪44とを備えている。本実施形態のキャップ部材41は、ポリプロピレンにより一体的に形成されている。
これに対し、図2、図3、図4、図6等に示すように、上構成部11の中央柱部4の上面(載置面8)を構成する壁部には、挿入開口部25を包含する範囲に平面視略正方形状の開口部が形成されることにより構成され、キャップ部材41のベース部42を載置面8から上方に突出させることなく設置可能とするキャップ設置部30が設けられている。キャップ設置部30が設けられることで、中央柱部4の上面を構成する壁部には、上側収容壁部26の内周側において開口部(挿入開口部25)が形成されるだけでなく、上側収容壁部26の短手幅方向における上側収容壁部26の両側方位置においても開口部(以下、「係止開口部31」と称する)が形成されている。さらに、上側収容壁部26の上辺部の高さ位置が、中央柱部4の上面を構成する壁部の下面とほぼ同じ高さ位置とされている。
そして、キャップ部材41をキャップ設置部30に設置することで、ベース部42の下面が、上側収容壁部26の上辺部に当接して支持されるとともに、ベース部42の外周面が、キャップ設置部30の内周面に略当接するようになっている。さらに、外周突部43が係止開口部31に挿通され、係止爪44が、中央柱部4の上面を構成する壁部の下面に係止されるようになっている。尚、図2等に示すように、上側収容壁部26の長手幅方向において、上側収容壁部26の外面間の距離は、キャップ設置部30の幅よりも長く、上側収容壁部26の内面間の距離は、キャップ設置部30の幅よりも短い。このため、上側収容壁部26のうち短手幅方向に延びる壁部の上辺部によっても、キャップ部材41のベース部42が支持されるようになっている。
また、図3、図4、図13に示すように、キャップ部材41には、挿入開口部25への装着状態において、上側収容壁部26の内側に挿入され、上側収容壁部26の内面と略当接する内周突部45が設けられている。内周突部45は下面視略コ字状をなし、一対で設けられている。さらに、キャップ部材41には、一対の内周突部45の間の位置においてベース部42の下面から下方に突出し、挿入開口部25への装着状態において、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の上面と当接するとともに、上下方向に弾性変形可能に構成されたバネ片46が設けられている。内周突部45の下端部は、バネ片46の下端部とほぼ同じ高さ位置となるが、内周突部45の下端部は、キャップ部材41の内周側の部位が一段高くなるように構成されるとともに、IDタグ21のうち内周突部45と上下に対向する部位は、面取り形状(R形状)とされている。このため、キャップ部材41の挿入開口部25への装着状態において、バネ片46はIDタグ21に当接状態とされるものの、内周突部45はIDタグ21と当接しておらず、IDタグ21が、キャップ部材41に対し、バネ片46を弾性変形させて上方に所定距離(例えば、2mm程度)を相対変位した場合に、IDタグ21の上面が、内周突部45に当接するようになっている。尚、内周突部45が下側となる向きでキャップ部材41を単独で床面等に設置した場合には、内周突部45の下端部、及び、バネ片46が接地する(バネ片46が接地しないようにしてもよい)。また、本実施形態では、内周突部45がストッパー部を構成する。
加えて、図6、図12に示すように、キャップ部材41には、ベース部42の外周の一部を凹ませるようにして形成された工具差込み部47が設けられている。また、図7等に示すように、上側収容壁部26のうちその短手幅方向に延びる壁部の内面には、上下に延びる差込対応溝部32が設けられている。キャップ部材41が挿入開口部25に装着されることで、工具差込み部47と、差込対応溝部32との位置が合致するとともに、キャップ部材41を取外す場合には、工具差込み部47、及び、差込対応溝部32に対して工具(例えば、マイナスドライバー等)の先端部を差し込んで、キャップ部材41を持ち上げるようになっている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、タグ収容部22のうち、下収容部24の下側内面構成部28の内寸(IDタグ21の下部の収容が許容される空間の水平方向における寸法)が、上収容部23の上側内面構成部29の内寸(IDタグ21の上部の収容が許容される空間の水平方向における寸法)よりも広く構成されている。このため、例えば、パレット1の製造に際して、上構成部11と、下構成部12とを溶着した場合に、水平方向において、上構成部11と、下構成部12とが若干ずれてしまった(例えば、上構成部11、及び、下構成部12の外周面同士は合致していても、上収容部23と、下収容部24とが若干ずれている)場合であっても、下収容部24が、かかるずれを許容し、IDタグ21を支障なくタグ収容部22に収容することができる。従って、製造誤差程度のずれでIDタグ21を装着不可能となり、不良品とされてしまうといったリスクを低減させることができる。
その一方で、上収容部23に関しては、上記のような上構成部11と、下構成部12との溶着に際してのずれをさほど厳格に考慮する必要がないことから、上側内面構成部29の内寸を、IDタグ21の外寸に丁度合わせることができる。従って、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の水平方向における位置ずれを上収容部23において防止することができる。結果として、上記のように不良品の発生を抑制することで生産性の向上を図りつつも、IDタグ21の装着状態の安定化を図ることができる。
加えて、例えば、タグ収容部22のうち、挿入開口部25側である上側内面構成部29の内寸が、タグ収容部22の奥側である下収容部24の下側内面構成部28の内寸よりも広く構成される場合のように、IDタグ21のタグ収容部22への装着に際し、タグ収容部22の奥側の狭くなっている部分にIDタグ21の位置を合さなければならないような構成に比べ、IDタグ21の装着作業性の向上を図ることができる。
また、挿入開口部25に装着されるキャップ部材41が設けられることで、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の脱落を防止するとともに、当該IDタグ21の上下方向におけるガタツキを防止することができる。特に、キャップ部材41には、バネ片46が設けられており、キャップ部材41が挿入開口部25に装着された状態では、バネ片46がIDタグ21の上面と当接するようになっている。これにより、タグ収容部22に収容されたIDタグ21の上下方向におけるガタツキをより効果的に防止することができる。従って、タグ収容部22においてIDタグ21が変位(振動等)することに起因して、IDタグ21が故障してしまうといった事態をより確実に防止することができる。
さらに、キャップ部材41には、タグ収容部22に収容されたIDタグ21が、バネ片46を弾性変形させて上方に相対変位した場合に、当該IDタグ21の上面と当接する内周突部45が設けられている。このため、バネ片46が比較的大きく弾性変形されることに起因して、バネ片46が塑性変形してしまったり、バネ片46の劣化が早まって破損し易くなってしまったりするといった事態を回避することができる。
加えて、上収容部23の上側内面構成部29(上側収容壁部26の内面)は、IDタグ21の外周面を構成する各側面に対して、それぞれ面で当接可能に構成されている。このため、タグ収容部22に収容されたIDタグ21がタグ収容部22に対し平面視で回動するようにして相対変位してしまうといった事態を防止することができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、上収容部23が、略四角筒状の上側収容壁部26の内側空間により構成されているが、特にかかる構成に限定されるものではなく、例えば、図14に示すように、内壁部16同士が交差する部位を省略するような格好で上収容部23を設ける(上記実施形態の上側収容壁部26を省略し、内壁部16でIDタグ21の外周面を支持する)こととしてもよい。但し、当該構成を採用する場合には、タグ収容部22に収容されたIDタグ21が上面視で回動するようにして相対変位してしまうことが懸念される。このため、上記実施形態のように、IDタグ21の外周面を構成する各側面に対して、それぞれ面で当接する上側収容壁部26を設けたり、或いは、図15に示すように、IDタグ21の外周面を構成する各側面に対して、それぞれ各側面の横幅方向において2カ所以上で当接可能なように内壁部16を設けたりすることが望ましい。尚、上構成部11の内壁部16の配置を変更する場合には、下構成部12の内壁部16の配置についても同様に変更し、上構成部11、及び、下構成部12の内壁部16同士が溶着される部位を多く確保することが望ましい。また、図14、図15では、キャップ部材41の係止に関する構成の図示を省略している。
加えて、上記実施形態では、上側収容壁部26の内側面は、下方に向けて漸次拡幅するように構成されているが、特にかかる構成に限定されるものではなく、IDタグ21のタグ収容部22への挿入が許容されるとともに、IDタグ21がタグ収容部22に収容された状態において、IDタグ21の外周面(4側面)が、上収容部23に当接、又は、近接するように構成されていればよい。例えば、上側収容壁部26の上部に関し、相対する上側内面構成部29が平行して延びるように構成してもよいし、上方に向けて漸次拡幅するように構成してもよい。
(b)また、下収容部24の構成についても特に限定されるものではなく、IDタグ21の下部を収容するとともに、IDタグ21の下面を支持可能に構成され、下収容部24の下側内面構成部28の内寸が、上収容部23の上側内面構成部29の内寸よりも広く構成されていればよい。例えば、下収容部24の下側内面構成部が、下構成部12の中央柱部4の周壁部15により構成されることとしてもよい。
(c)上記実施形態におけるキャップ部材41の形状等については特に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、上記実施形態では、タグ収容部22に取付けられたキャップ部材41が、バネ片46において、タグ収容部22に収容されているIDタグ21と、常時、当接するように構成されているが、IDタグ21が上方に相対変位しなければ当接しないように構成してもよい。尚、バネ片46を省略することも可能である。
また、例えば、内周突部45の突出長を短く構成する等して、IDタグ21と当接し得ないように構成してもよい。この場合、IDタグ21の上方への変位を規制する機能はなくなるものの、キャップ部材41の水平方向における位置決め、及び、キャップ部材41を挿入開口部25へ装着する際のガイド(キャップ部材41の設置向きの確認)等の機能については、上記実施形態と同様に有することとなる。尚、内周突部45を省略することも可能である。
さらに、キャップ部材41を上構成部11に取付ける構成についても特に限定されるものではなく、適宜設計変更可能である。但し、上記実施形態のように、係止爪44を上側収容壁部26の外方に配置し、IDタグ21と当接し得ないように構成することで、(例えば、内周突部45に代えて、係止爪44の下端部がIDタグ21の上方への所定量以上の相対変位を規制するといった構成に比べ)IDタグ21の上方への変位に起因して係止爪44の係止状態が解除されるといった事態をより確実に防止することができる。
(d)上記実施形態において、IDタグ21の外形状は特に限定されるものではなく、例えば、略円柱状に構成されていてもよいし、角部を面取り形状としなくてもよい。また、IDタグ21は、アクティブ型のICタグに限定されるものではなく、パッシブ型やセミアクティブ型のICタグであってもよい。加えて、IDタグ21の配置(タグ収容部22の配置)については特に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
(e)上記実施形態では、上構成部11、下構成部12、及び、キャップ部材41はポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。また、上記実施形態では、4方差しタイプのパレット1に具体化されているが、2方差しタイプのパレットに適用することも可能である。さらに、例えば、下デッキ部6において、ハンドリフトのフォークの下面側に取付けられたキャスターを接地可能とするキャスター用開口部等の開口部が設けられるようなパレット(片面仕様タイプのパレット)に具体化してもよい。
尚、上記実施形態では、上構成部11の上収容部23に挿入開口部25が設けられ、下構成部12の下収容部24に底支持部27が設けられることとしているが、上構成部11が下側となり、かつ、下構成部12が上側となる向きでパレット1を使用することも可能である。
1…パレット、2…側柱部、3…中間柱部、4…中央柱部、5…上デッキ部、6…下デッキ部、7…フォーク差込み部、8…載置面、9…接地面、11…上構成部、12…下構成部、21…IDタグ、22…タグ収容部、23…上収容部、24…下収容部、25…挿入開口部、26…上側収容壁部、27…底支持部、28…下側内面構成部、29…上側内面構成部、30…キャップ設置部、41…キャップ部材、42…ベース部、45…内周突部、46…バネ片。

Claims (4)

  1. 複数の柱部と、
    前記複数の柱部の上端部間を連結する上デッキ部と、
    前記複数の柱部の下端部間を連結する下デッキ部と、
    所定の前記柱部に設けられ、IDタグを収容するタグ収容部とを備えるパレットにおいて、
    前記複数の柱部の上側部分と、前記上デッキ部とを備える上構成部と、前記複数の柱部の下側部分と、前記下デッキ部とを備える下構成部とが溶着されることで構成され、
    前記タグ収容部は、
    前記上構成部により構成される部位であって、前記IDタグの上部を収容する上収容部と、
    前記下構成部により構成される部位であって、前記IDタグの下部を収容する下収容部とを備え、
    前記上収容部は、前記タグ収容部を上方に開口させ、前記IDタグの挿入を許容する挿入開口部を備え、
    前記下収容部は、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの下面と当接して支持する底支持部を備え、
    前記下収容部のうち、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの外周面と対向する下側内面構成部と、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの外周面との間の距離が、
    前記上収容部のうち、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの外周面と対向する上側内面構成部と、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの外周面との間の距離よりも長くなるように構成されていることを特徴とするパレット。
  2. 前記挿入開口部に装着されるキャップ部材を備え、
    前記キャップ部材は、前記挿入開口部に装着された状態において、前記タグ収容部に収容された前記IDタグの上面と当接するとともに、上下方向に弾性変形可能に構成されたバネ片を備えていることを特徴とする請求項1に記載のパレット。
  3. 前記キャップ部材は、前記挿入開口部に装着された状態において、前記タグ収容部に収容された前記IDタグが、前記バネ片を弾性変形させて上方に相対変位した場合に、当該IDタグの上面と当接するストッパー部を備えていることを特徴とする請求項2に記載のパレット。
  4. 前記IDタグは、平面視略矩形状をなし、
    前記上収容部の前記上側内面構成部は、前記IDタグの各側面に対して、それぞれ前記各側面の横幅方向において2カ所以上で当接可能に構成されている、又は、それぞれ面で当接可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のパレット。
JP2018044882A 2018-03-13 2018-03-13 パレット Active JP6995356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018044882A JP6995356B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 パレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018044882A JP6995356B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 パレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019156445A true JP2019156445A (ja) 2019-09-19
JP6995356B2 JP6995356B2 (ja) 2022-01-14

Family

ID=67993117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018044882A Active JP6995356B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 パレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6995356B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114929584A (zh) * 2019-11-06 2022-08-19 集保科技有限公司 托盘
JP7475677B2 (ja) 2020-09-07 2024-04-30 三甲株式会社 パレット

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006080857A1 (en) * 2005-01-29 2006-08-03 Pallenz Plastics Limited Wireless identification device housing
JP2007041679A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Dainippon Printing Co Ltd Icタグの取付構造及びicタグ収容容器
JP2009078827A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Sanko Co Ltd 合成樹脂製パレット
JP2015224048A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 ユーピーアール株式会社 タグホルダー及びパレット

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006080857A1 (en) * 2005-01-29 2006-08-03 Pallenz Plastics Limited Wireless identification device housing
JP2007041679A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Dainippon Printing Co Ltd Icタグの取付構造及びicタグ収容容器
JP2009078827A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Sanko Co Ltd 合成樹脂製パレット
JP2015224048A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 ユーピーアール株式会社 タグホルダー及びパレット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114929584A (zh) * 2019-11-06 2022-08-19 集保科技有限公司 托盘
JP2023509277A (ja) * 2019-11-06 2023-03-08 シーエイチイーピー テクノロジー ピーティーワイ リミテッド パレット
JP7475677B2 (ja) 2020-09-07 2024-04-30 三甲株式会社 パレット

Also Published As

Publication number Publication date
JP6995356B2 (ja) 2022-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6013932B2 (ja) トレー
JP2019156445A (ja) パレット
JP2016196306A (ja) ホイール運搬ユニット
JP6157957B2 (ja) トレー及びトレーを用いたワークの収納構造
JP2019011092A (ja) パレット
JP2018193090A (ja) パレット
JP2007119020A (ja) 搬送用緩衝材
JP5769240B2 (ja) パレット
WO2021044805A1 (ja) 基板収納容器
CN110997521B (zh) 玻璃杯收容器具及玻璃杯收容系统
JP7283747B2 (ja) パレット
JP2019104537A (ja) パレット
JP5190891B2 (ja) コンテナ用インナー及びインナー付きコンテナ
CN213009497U (zh) 图像形成装置用包装部件
JP7475677B2 (ja) パレット
JP6535155B2 (ja) 運搬用容器
JP6891378B2 (ja) パネル収納容器
JP3213999U (ja) パレット、コンテナ
KR102474433B1 (ko) 부품별 범용이 가능한 조립용 키트 박스
JP5755581B2 (ja) ワーク用支持部材
JP2005138865A (ja) パレットサポータを取り付け可能なパレット
EP4106506A1 (en) Substrate tray
JP3191497U (ja) 梱包材及び梱包体
JP2015231846A (ja) トレイ及びトレイの製造方法
JP6421045B2 (ja) 箱型容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6995356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150