JP2009077596A - モータ、およびモータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の端子ピン17、17’は、巻線14a、14bを絡げる巻線絡げ部17a、17a’と端子ピン保持部16a、16bに固定する固定部17b、17b’とを備えた第1の端子ピン17c及び第2の端子ピン17c’とからなり、第1の端子ピン17cの固定部17bと第2の端子ピン17c’の固定部17b’は、いずれも前記第1の端子ピン17cの固定部17bと前記第2の端子ピン17c’の固定部17b’から屈曲して端子ピン保持部16a、16bに対してほぼ直立して突出形成されているとともに巻線14a、14bは弛みをもって絡げられている
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の一実施形態に係るモータの一例を示し、モータ全体の半断面図である。図2(a)、(b)は本発明の第1実施の形態に係る端子台の構造を示す上面図、および側面図である。図3(a)〜(c)は本発明の第1実施の形態に係る端子台の製造方法を説明する説明図であって、(a)は端子ピンに巻線を絡げる前の状態、図3(b)は端子ピンに巻線を絡げた後の状態(第1工程)、図3(c)は、端子ピンの巻線絡げ部を直立させた後の状態(第2工程)を示す図面である。
図1に示すように、本形態のモータ1はステッピングモータであり、回転軸2と回転軸2の外周側に固定された永久磁石3を備えたロータ4と、ロータ4の外周側に配置されるステータ20と、回転軸2を支える軸受5、6とを有している。
次に本実施の形態の端子台の構造について、図2(a)、(b)を用いて説明する。本説明において、端子台16,16’の構造は同一であるので、共通する部分には同一の符号を付して図示する。また、以下の説明は端子台16についてのみ説明をし、端子台16’の説明は省略する。
図1に示す構成のモータ1のステータ20(コイルボビン15a、15b)に巻回される巻線14a、14bが絡げられる端子ピン17、17’と端子ピン17、17’を固定する端子ピン保持部16a、16bとからなる端子台16、16’に巻線14a、14bを弛みを持たせて固定するモータ1を製造するにあたっては、端子ピン17、17’の巻線絡げ部17a、17a’に巻線14a、14bの張力を持たせた状態で絡げる第1工程と、端子ピン17、17’の巻線絡げ部17a、17a’を巻線14a、14bの張力が緩和するように端子ピン保持部16a、16bに対してほぼ直立になるように屈曲する第2工程とによって製造する。
このように、第1工程で本形態の端子台16の巻線絡げ部17a、17a’は端子ピン保持部16aに対してその中心方向に対してそれぞれ反対方向に向かって傾倒させる。次に、第2工程で巻線絡げ部17a、17a’に巻線14aを絡げて、巻線絡げ部17a、17a’を巻線14aの張力が緩和するように固定部17b、17b’から屈曲し端子ピン保持部16aに対してほぼ直立させる。このように構成すると、巻線14aに働く張力を緩和することができるので、巻線14aの断線や損傷を防止することができる。このとき、巻線絡げ部17a、17a’を屈曲させた分だけ、第1の端子ピンの巻線絡げ部17aからコイルボビン15aまでの巻線14aの端部と第2の端子ピンの巻線絡げ部17a’からコイルボビン15aまでの巻線14aの端部が弛むので、張力を緩和させた巻線14aを必要以上に長くすることなく、必要最小限の弛み量だけを確保することが可能となる。
図4(a)〜(d)は、本発明の第2実施の形態に係る端子台の構造、および製造方法を説明する図面であって、(a)は端子ピンが直立している状態を示し、(b)は端子ピン(巻線絡げ部)が傾倒している状態、(c)は端子ピンに巻線を絡げた後の状態(第1工程)、(d)は端子ピンの巻線絡げ部を直立させた後の状態(第2工程)を示す。なお、本形態の基本的な構成は、第1実施の形態と同様であるため、共通する部分には同一に符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
図5は、本発明の第3実施の形態に係る端子台の構造である。なお、本形態の基本的な構成は、第1実施の形態と第2実施の形態と同様であるため、共通する部分には同一に符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
図6は、本発明のその他の実施の形態に係る端子台の構造、および製造方法を説明する図面であって、(a)は巻線絡げ部が端子ピン保持部に対して傾倒している状態を示し、(b)は巻線絡げ部が端子ピン保持部に対してほぼ直立している状態を示し、(c)は端子台を上方から示した図面である。
2 回転軸
3 永久磁石
4 ロータ
5、6 軸受
7 第1プレート
8 第2プレート
10a、10b 外ステータコア
12a、12b 内ステータコア
14a、14b 巻線
15a、15b コイルボビン
16a、16b 端子ピン保持部
17、17’ 端子ピン
17a、17a’ 巻線絡げ部
17b、17b’ 固定部
17c、17c’ 第1、第2の端子ピン
18 交差部
20a 第1ステータ組
20b 第2ステータ組
Claims (9)
- ステータに組み付けられる巻線と、前記巻線が絡げられる複数の端子ピンと前記複数の端子ピンを固定する端子ピン保持部とからなる端子台とを備えるモータにおいて、
前記複数の端子ピンは、前記巻線を絡げる巻線絡げ部と前記端子ピン保持部に固定する固定部とを備えた第1の端子ピン及び第2の端子ピンとからなり、
前記第1の端子ピンの固定部と前記第2の端子ピンの固定部は、いずれも前記端子ピン保持部に固定され、前記第1の端子ピンの巻線絡げ部と前記第2の端子ピンの巻線絡げ部は、いずれも前記第1の端子ピンの固定部と前記第2の端子ピンの固定部から屈曲して前記端子ピン保持部に対してほぼ直立して突出形成されているとともに前記巻線は弛みをもって絡げられていることを特徴とするモータ。 - 請求項1記載のモータにおいて、前記第1の端子ピンの巻線絡げ部と前記第2の端子ピンの巻線絡げ部は、前記端子ピン保持部の同一面から突出形成されていることを特徴とするモータ。
- 請求項1または2記載のモータにおいて、前記第1の端子ピンの固定部と前記第2の端子ピンの固定部は、前記端子ピン保持部に埋没しており、
前記第1の端子ピンの固定部は、前記第1の端子ピンの巻線絡げ部の起立方向に対し傾いているとともに、前記第2の端子ピンの固定部は、前記第2の端子ピンの巻線絡げ部の起立方向に対し傾いていることを特徴とするモータ。 - 請求項1ないし3記載のモータにおいて、前記巻線の一方の端部と前記巻線の他方の端部を互いに交差させて交差部を形成し、
前記第1の端子ピンの巻線絡げ部には前記巻線の一方の端部が絡げられており、
前記第2の端子ピンの巻線絡げ部には前記巻線の他方の端部が絡げられているとともに、前記交差部には弛んだ前記巻線の一方の端部と前記巻線の他方の端部が交差していることを特徴とするモータ。 - モータのステータに巻回される巻線が絡げられる端子ピンと前記端子ピンを固定する端子ピン保持部とからなる端子台に前記巻線を弛みを持たせて固定するモータの製造方法において、
前記端子ピンは、前記端子ピン保持部から突出形成されて前記巻線を絡げる巻線絡げ部と前記端子ピン保持部に固定する固定部とを有しているとともに、
前記巻線絡げ部に前記巻線を張力を持たせた状態で絡げる第1工程と、
前記巻線絡げ部を前記巻線の張力が緩和するように前記端子ピン保持部に対してほぼ直立になるように屈曲する第2工程とからなるモータの製造方法。 - 請求項5において、前記第1工程では、前記巻線絡げ部は予め前記端子ピン保持部に対して傾いていることを特徴とするモータの製造方法。
- 請求項5または6において、前記端子ピンは前記巻線の一方の端部を絡げる第1の端子ピンと、前記巻線の他方の端部を絡げる第2の端子ピンとからなり、
前記第1工程では前記一方の端部と前記他方の端部を互いに交差させて交差部を形成して、前記第1の端子ピンの巻線絡げ部と前記第2の端子ピンの巻線絡げ部に絡げるとともに、
前記第2工程では、前記交差部には弛んだ前記巻線の一方の端部と前記巻線の他方の端部が交差していることを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項7において、前記第1工程では、前記巻線絡げ部は前記端子ピン保持部の同一面に形成されることを特徴とするモータの製造方法。
- 請求項8において、前記第1工程では、前記第1の端子ピンと前記第2の端子ピンの巻線絡げ部は、それぞれ前記ステータの半径方向に沿って離間する方向に向かって傾倒していることを特徴とするモータの製造方法。
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