JP5064962B2 - 端子構造、モータ、およびモータの製造方法 - Google Patents

端子構造、モータ、およびモータの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、端子構造、モータ、およびモータの製造方法に関し、更に詳しくは、コイルの巻線端末が絡げられる端子ピンを備えた端子構造やモータ、およびこの端子ピンを備えたモータの製造方法に関するものである。
周知のように、モータには、ロータを回転させるための励磁用の駆動コイルが備えられている。このようなモータには、端子台に設けられた端子ピンが備えられており、駆動コイルの巻線端末は、この端子ピンに絡げられて固定されている。この種の端子ピンは、例えば特許文献1に示されるように、断面が四角形状に形成されているものが多い。
このようなモータにおいて、巻線が端子ピンに絡げられた後、その絡げられた部分は、端子ピンの基端側に押し下げられることで、巻線にかかった張力が緩和される。これは、巻線に大きな張力がかかった状態だと、巻線が切れ易く、モータの搬送や制御基板の取付等の際に断線してしまう恐れがあるからである。
特開2006−269947号公報
しかしながら、このようにして巻線にかかった張力を緩める際、断面が四角形状に形成された端子ピンの角部によって、巻線が断線してしまうという問題がある。
上記問題に鑑みて、本発明が解決しようとする課題は、端子ピンに絡げられた巻線の張力を緩和する際に、巻線が断線してしまうことのない端子構造、モータ、およびモータの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る端子構造は、巻線を絡げる巻線絡げ部を備える樹脂製の端子ピンと、前記端子ピンが取り付けられる端子台とからなる端子構造において、前記巻線絡げ部は前記端子台側に位置する基端絡げ部と先端側に位置する先端絡げ部とからなり、前記基端絡げ部と前記先端絡げ部は形状が異なると共に、前記先端絡げ部の断面の周長が前記基端絡げ部の断面の周長以上であることを要旨とするものである。
本発明に係る端子構造によれば、巻線が巻き付けられる端子ピンの巻線絡げ部を構成し、基端側に位置する基端絡げ部の断面の周長は、同じく巻線絡げ部を構成し、先端側に位置する先端絡げ部の断面の周長以下に形成されているため、絡げられた巻線を基端絡げ部側に押し下げたとき、先端絡げ部に絡げられていた巻線は、断面の周長の短い基端絡げ部側に移動することとなる。つまり、絡げられた巻線を下げることにより、端子ピンと巻線間に隙間が生じるため、巻線にかかった張力を緩める際における、端子ピンとの接触による巻線の断線を防止することができる。
この場合、前記端子ピンの前記基端絡げ部の外周面がR形状に形成されていれば、または、前記基端絡げ部の角部が面取りされていればさらに好適である。これにより、端子ピンに巻回された巻線を基端絡げ部側に押し下げたとき、基端絡げ部の角部と接触して巻線が断線してしまうことが防止されるため、上述した巻線の断線防止効果がさらに増す。
この場合、前記先端絡げ部の外周面には前記巻線を切断するための巻線切断部が少なくとも一つ形成されていれば好適である。このような構成とすることで、巻線切断部で端子ピンに絡げられた巻線の余剰部分を簡単に切断することができる。また、このような巻線切断部を設けておくことで、端子ピンに絡げた巻線をその位置に留めておくことができる。さらに、端子ピンに絡げられた巻線を押し下げることで、巻線の張力を緩和することができる。
さらに、前記端子ピンには凸状の基板受け部が形成されていれば、また、前記端子台に凸状の基板受け部が形成されていればよい。これにより、凸状の受け部上に、巻線への通電を制御するための制御基板を載置することができるため、巻線と制御基板のハンダ付け等による接続作業が容易となる。
ここで、端子ピンに凸状の基板受け部が形成されている場合、前記基板受け部と前記端子台との間に隙間が形成されていればさらによい。端子ピンをこのような構成とすることで、巻線を基板受け部にも絡げる(基板受け部に引っ掛ける)ことができるため、端子ピンに絡げた巻線が簡単に解けてしまうことがない。
一方、上記課題を解決するために本発明に係るモータは、上述したいずれかの端子構造と、ステータに組み付けられる駆動コイルとを備え、前記巻線絡げ部には前記駆動コイルから引き出された前記巻線が絡げられており、該巻線絡げ部に絡げられた巻線が前記端子台側に下げられていることを要旨とするものである。
このような構成のモータによれば、巻回された巻線が基端絡げ部側に下げられているため、先端絡げ部に絡げられていた巻線は、断面の周長の短い基端絡げ部側に移動することとなり、端子ピンに絡げられた巻線の張力が十分に緩和された状態となる。したがって、モータの搬送や、端子ピンへの制御基板取付等の際における巻線の断線を防止することができる。
また、別の本発明に係るモータは、請求項に記載の端子構造と、ステータに組み付けられる駆動コイルとを備え、前記巻線絡げ部には前記駆動コイルから引き出された前記巻線が前記基板受け部に絡げられてから前記巻線絡げ部に絡げられており、該巻線絡げ部に絡げられた巻線が前記端子台側に下げられていることを要旨とするものである。
このような構成のモータによれば、巻回された巻線が基端絡げ部側に下げられることで、先端絡げ部に絡げられていた巻線は、断面の周長の短い基端絡げ部側に移動することとなり、端子ピンに絡げられた巻線の張力が十分に緩和された状態となるため、端子ピンに絡げられた巻線が断線しにくい。しかも、制御基板を支持するための基板受け部が設けられているため、巻線と制御基板のハンダ付け等による接続作業が容易となる。さらには、この基板受け部と端子台との間には、隙間が形成されているため、基板受け部に巻線を絡げて(引っ掛けて)から巻線絡げ部に巻線を絡げることができ、端子ピンに巻回された巻線が解けにくい高品質のモータとすることが可能となる。
また、上記課題を解決するために本発明に係るモータの製造方法は、ステータに駆動コイルを組み付ける駆動コイル組付工程と、該駆動コイルから引き出された巻線を絡げる巻線絡げ部を備え、該巻線絡げ部が先端側に位置する先端絡げ部と前記端子台側に位置する基端絡げ部とからなり、前記先端絡げ部と基端絡げ部の形状が異なると共に前記先端絡げ部の断面の周長が前記基端絡げ部の断面の周長以上に形成された端子ピンに、前記駆動コイルから巻線を引き出し前記基端絡げ部から前記先端絡げ部の順に絡げる巻線絡げ工程と、該巻線絡げ工程後に前記先端絡げ部に絡げた巻線を前記基端絡げ部側に移動する巻線移動工程とからなることを要旨とするものである。
このような構成のモータの製造方法によれば、先端絡げ部に絡げられている巻線を基端絡げ部側に移動させるだけで、もしくは巻線絡げ部に絡げられている巻線を端子ピンの基端側に移動させるだけで、絡げられている巻線の張力を緩和することができる。さらには、端子ピンに絡げられた巻線は、端子ピンの断面の周長が短くなる方向に移動するため、この巻線移動工程において巻線が端子ピンにより切断されてしまう恐れがほとんど無い。
この場合、前記先端絡げ部の外周面には、もしくは巻線絡げ部の外周面には、前記巻線を切断するための巻線切断部が形成されており、前記巻線絡げ工程後に該巻線切断部で前記巻線を切断する巻線切断工程を行えばよい。これにより、端子ピンに絡げた巻線の余剰部分を容易に切断することができる。
本発明に係る端子構造によれば、巻回された巻線の張力を緩和させるために巻線を基端絡げ部側に押し下げたとき、先端絡げ部(先端側)に絡げられていた巻線は、断面の周長の短い基端絡げ部側(基端側)に移動することとなるため、端子ピンとの接触による巻線の断線を防止することができる。
また、本発明に係るモータによれば、巻回された巻線が基端絡げ部側に下げられることで、先端絡げ部に絡げられていた巻線は、断面の周長の短い基端絡げ部側に移動することとなり、端子ピンに絡げられた巻線の張力が十分に緩和された状態となる。したがって、モータの搬送や、端子ピンへの制御基板取付等の際における巻線の断線を防止することができる。
また、本発明に係るモータの製造方法によれば、端子ピンに絡げられた巻線の張力を緩めるための巻線移動工程において、巻線は端子ピンの断面の周長が短くなる方向に移動するため、巻線移動工程において巻線が端子ピンにより切断されてしまう恐れがほとんどなくなる。その結果、モータの生産効率が大きく向上する。
以下に、本発明に係る端子構造を備えたモータの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(モータの全体構成)
まず、本実施形態に係るモータの全体構成(共通の構成)について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るモータ1(モータ1a〜1e)の一部断面図である。本実施形態に係るモータ1は、ロータ12と、ステータ20とからなる。
ロータ12は、回転軸14と永久磁石16とを備える。具体的には、回転軸14の反出力側の外周面に永久磁石16が固定され、永久磁石16は、N極とS極とが周方向で交互に着磁されている。この回転軸14は、第1ラジアル軸受181および第2ラジアル軸受182により回転自在に支持されている。
ステータ20は、永久磁石16に対して外周側で対向する位置に、軸線L方向に重ねて配置された第1ステータ組201と第2ステータ組202によって二相構造に構成されている。
第1および第2ステータ組201,202は、各々、内ステータコア241,242と、駆動コイル261,262が巻回されたコイルボビン281,282と、コイルボビン281,282を内ステータコア241,242との間に挟む外ステータコア251,252とから構成されている。
コイルボビン281,282の内周側には、内ステータコア241,242と外ステータコア251,252のそれぞれに形成された複数の極歯29が交互に入り組むように形成されている。したがって、本実施形態では、第1ステータ組201の内ステータコア241と外ステータコア251における各極歯29の外周には、コイルボビン281を介して円環状の駆動コイル261が配置されている。同様に第2ステータ組202の内ステータコア242と外ステータコア252における各極歯29の外周には、コイルボビン282を介して円環状の駆動コイル262が配置されている。これら駆動コイル261,262の表面全体には、絶縁膜が形成されている。
また、ステータ20は、モータケース30により保護されている。モータケース30は、第1ステータ組201を覆う第1モータケース301と、第2ステータ組202を覆う第2モータケース302とから構成されている。これら第1モータケース301および第2モータケース302は、絞り加工により円筒形状に形成されている。
外ステータコア251の出力側端面には、モータ1を機器に搭載する際に利用される取付板34が固定されている。この取付板34には、回転軸14を出力側で支持する上述の第1ラジアル軸受181が圧入等の手段により固定されている。
一方、外ステータコア252の反出力側端面には、側板36が固定されている。この側板36には、回転軸14を反出力側で支持する上述の第2ラジアル軸受182が圧入等の手段により固定されている。
ここで、第1ステータ組201に対応する端子ピン40a,40bおよび端子台381は、内ステータコア241の反出力側外周縁に設けられている。この端子ピン40a,40bおよび端子台381は、樹脂製であり、コイルボビン281と一体成形されてなる。また、端子ピン40a,40bには、駆動コイル261の巻線端末261a,261bが絡げられる。
一方、第2ステータ組202に対応する端子ピン40c,40dおよび端子台382は、外ステータコア252の反出力側外周縁に設けられている。この端子ピン40c,40dおよび端子台382は、樹脂製であり、コイルボビン282と一体成形されてなる。また、端子ピン40c,40dには、駆動コイル262の巻線端末262a,262bが絡げられる。
このように構成される端子ピン40a〜40dおよび端子台381,382は、第1モータケース301および第2モータケース302の側面に形成された開口部より突出した状態で位置している。
端子ピン40a〜40dおよび端子台381,382を形成する樹脂としては、端子ピン40a〜40dにハンダ付け等により給電基板が接続されることを考慮して、耐熱性を有することが必要となる。また、端子ピン40a〜40dの十分な強度を確保することができるものであることが必要となる。好適な材料としては、LCP(Liquid Crystal Polymer;液晶ポリマー)を例示することができる。強度を向上させるため、このLCPにガラス繊維等を混合させたものを使用すればさらによい。
また、これらの端子ピン40a〜40dは、それぞれ、端子台381,382より突出し、巻線端末261a,261b,262a,262bが絡げられる巻き絡げ部401a〜401dを備えている。
以下、このような基本構成を具備したモータ1について、より具体的な実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、各実施例に係るモータ1a〜1eは、端子台381,382に設けられる端子ピン40a〜40dの構成、および詳細を後述する基板受け部の構成(これらの部材によって構成される構造を端子構造という。)のみが異なる。したがって、各実施例は、モータ全体図ではなく、一方の端子台381における端子構造の概略図(側面図および上面図)を用いて説明する。また、もう一方の端子台382における端子構造は、端子台381における端子構造と同一であるため、その説明を省略する。
(実施例1)
図2に示されるモータ1aにおいて、端子ピン40a,40bの巻線絡げ部401a,401bは、断面形状の異なる基端絡げ部42a,42bと、先端絡げ部44a,44bとから構成されてなる。
具体的には、端子台381側に位置する基端絡げ部42a,42bが断面円形状に形成され、先端側に位置する先端絡げ部44a,44bが断面四角形状に形成されている。また、先端絡げ部44a,44bの断面の周長は、基端絡げ部42a,42bの断面の周長以上に形成されている。
このように構成することで、駆動コイル261から引き出された巻線端末261a,261bが基端絡げ部42a,42bから先端絡げ部44a,44bにかけて絡げられる際、巻線端末261a,261bの余剰部分を先端絡げ部44a,44bの角部Cのいずれかによって容易に切断することができる。また、このような角部Cによって巻線を切断することで、端子ピン40a,40bに絡げた巻線端末261a,261bをその位置に留めておくことができる。さらに、端子ピン40a,40bに絡げられた巻線端末261a,261bを押し下げることで、巻線端末261a,261bの張力を緩和することができる。
なお、先端絡げ部44a,44bの断面形状は、必ずしも四角形状である必要はない。先端絡げ部44a,44bでは、巻線端末261a,261bの余剰部分を切断することができればよいため、巻線切断部としての角部Cが少なくとも一つ形成されている形状であればよい。
また、巻線端末261a,261bを巻線絡げ部401a,401bに絡げた後、絡げた巻線端末261a,261bを基端絡げ部42a,42b側に押し下げたとき、先端絡げ部44a,44bに絡げられていた巻線端末261a,261bは、断面の周長の短い基端絡げ部42a,42b側に移動することとなる。そのため、巻線端末261a,261bを押し下げる際、端子ピン40a,40bとの接触(摩擦)による断線が発生しくい。しかも、基端絡げ部42a,42bの断面は円形状に形成されているため、端子ピンの角による巻線端末261a,261bの断線を防止することができる。
なお、基端絡げ部42a,42bの断面形状は、必ずしも円形状に限られない。例えば、楕円形状等、角部が無いR形状に外周面が形成されていれば、円形状と同様の断線防止効果が期待できる。
(実施例2)
図3に示されるモータ1bにおいて、端子ピン40a,40bの巻線絡げ部401a,401bは、上記実施例1と同様に、断面形状の異なる基端絡げ部42a,42bと、先端絡げ部44a,44bとから構成されてなる。
具体的には、端子台381側に位置する基端絡げ部42a,42b、および先端側に位置する先端絡げ部44a,44bは、共に断面四角形状に形成されているが、このうち基端絡げ部42a,42aは、その角部cが面取りされてなるため、先端絡げ部44a,44bと断面形状が異なる(結果的に基端絡げ部42a,42aの断面は、八角形状となる。)。また、先端絡げ部44a,44bの断面の周長は、基端絡げ部42a,42bの断面の周長以上に形成されている。
このように構成することで、実施例1と同様に、駆動コイル261から引き出された巻線端末261a,261bが基端絡げ部42a,42bから先端絡げ部44a,44bにかけて絡げられる際、巻線端末261a,261bの余剰部分を先端絡げ部44a,44bの角部Cのいずれかによって容易に切断することができる。また、このような角部Cによって巻線を切断することで、端子ピン40a,40bに絡げた巻線端末261a,261bをその位置に留めておくことができる。さらに、端子ピン40a,40bに絡げられた巻線端末261a,261bを押し下げることで、巻線端末261a,261bの張力を緩和することができる。
なお、先端絡げ部44a,44bの断面形状は、必ずしも四角形状である必要はない。先端絡げ部44a,44bでは、巻線端末261a,261bの余剰部分を切断することができればよいため、巻線切断部としての角部Cが少なくとも一つ形成されている形状であればよい。
また、巻線端末261a,261bを巻線絡げ部401a,401bに絡げた後、絡げた巻線端末261a,261bを基端絡げ部42a,42b側に押し下げたとき、先端絡げ部44a,44bに絡げられていた巻線端末261a,261bは、断面の周長の短い基端絡げ部42a,42b側に移動することとなる。そのため、巻線端末261a,261bを押し下げる際、端子ピン40a,40bとの接触(摩擦)による断線が発生しくい。しかも、基端絡げ部42a,42bの角部cは面取りされているため、端子ピンの角による巻線端末261a,261bの断線を防止することができる。
なお、基端絡げ部42a,42bの断面形状は、必ずしも八角形状に限られない。その他の多角形状であっても、これらの角部が面取りされていれば、本実施例と同様の断線防止効果が期待できる。また、基端絡げ部42a,42bの外周面に形成された角部が面取りされていなくとも、駆動コイル261を構成する電線が切断されにくい角度以上(使用される電線の材質、直径等によって決定される。)であれば同様の断線防止効果が期待できる。
(実施例3)
図4に示されるモータ1cにおいて、端子ピン40a,40bの巻線絡げ部401a,401bは、断面が円形であり、先端から基端にかけてその断面の周長が短くなるように形成されている。また、端子ピン40a,40bの先端側には、角部Cが形成されている。
このように構成することで、駆動コイル261から引き出された巻線端末261a,261bが基端絡げ部42a,42bから先端絡げ部44a,44bにかけて絡げられる際、巻線端末261a,261bの余剰部分は、角部C(巻線切断部)によって容易に切断することができる。
また、巻線端末261a,261bを巻線絡げ部401a,401bに絡げた後、絡げた巻線端末261a,261bを端子台381側に押し下げたとき、絡げられている巻線端末261a,261bは、断面の周長の短い基端側に移動することとなる。そのため、巻線端末261a,261bを押し下げる際、端子ピン40a,40bとの摩擦による断線が発生しにくい。しかも、基端絡げ部42a,42bの断面は円形状に形成されているため、端子ピン40a,40bとの接触による巻線端末261a,261bの断線を防止することができる。
なお、本実施例においても端子ピン40a,40bの断面形状は、必ずしも円形状に限られず、例えば、楕円形状等であってもよい。また、端子ピン40a,40bの外周面に角部が形成されていても、駆動コイル261に使用される電線が切断されにくい角度以上であればよい。
(実施例4)
図5(a)に記載されるモータ1dにおいて、端子ピン40a,40bの巻線絡げ部401a,401bは、実施例1と同形状、すなわち、周長および断面形状が異なる基端絡げ部42a,42bと、先端絡げ部44a,44bとから構成されてなる。
この巻線絡げ部401a,401bの外周面には、端子ピン40a,40b、端子台381と一体成形された凸状の基板受け部51a,51b設けられている。図5(a)から分かるように、基板受け部51a,51bは、基端絡げ部42a,42bよりも低く形成されており、端子台381と当接した状態で基端絡げ部42a,42bから突出している。なお、本実施例において、巻線端末261a,261bは、基板受け部51a,51bに巻回されてから先端側に巻回されている。
このような構成とすることで、巻線端末261a,261bへの通電を制御するための給電基板7を、モータ1dに接続することが容易となる。具体的には、図5(b)の断面図に示されるように、給電基板7に形成された端子ピン挿通孔7aに端子ピン40a,40bを挿通させた時、基板受け部51a,51b上に給電基板7を安定した状態で載置させることができる。そのため、巻線端末261a,261bと給電基板7とのハンダ付け等による接続作業を容易に行うことができる。
また、基板受け部51a,51bの高さは、基端絡げ部42a,42bよりも低く形成されているため、給電基板7は、基端絡げ部42a,42bの高さよりも低い位置に載置される。これにより、絡げた巻線端末261a,261bを基端絡げ部42a,42b側に押し下げたとき、給電基板7が位置する付近で巻線端末261a,261bが密集する。したがって、給電基板7と巻線端末261a,261bがハンダ付けにより接続される場合には、そのハンダ付け作業を効率よく、確実に行うことができる。
また、本実施例において、基板受け部51a,51bの太さ(幅方向の大きさ)は、給電基板7を安定した状態で載置できる太さであればよい。ただし、端子ピン40a,40bに巻線端末42a,42bを自動機で絡げる場合には、その自動機のノズルが通過できる端子ピン40a,40b間の間隔が確保できる大きさにする必要がある。
なお、本実施例では、端子ピン40a,40bの構成は、実施例1と同じであることを説明したが、実施例2および実施例3の構成の端子ピン40a,40bに適用しても同様の効果が期待できる。
(実施例5)
図6(a)に記載されるモータ1eにおいて、端子ピン40a,40bの巻線絡げ部401a,401bは、実施例1と同形状、すなわち、周長および断面形状が異なる基端絡げ部42a,42bと、先端絡げ部44a,44bとから構成されてなる。
この巻線絡げ部401a,401bの外周面には、凸状の基板受け部52a,52bが形成されている。図6(a)から分かるように、基板受け部52a,52bは、基端絡げ部42a,42bよりも低く形成されている。また、この基板受け部52a,52bと端子台381は離間した状態にあり、両者の間には隙間Sが設けられている。
このような構成とすることで、実施例4と同様に、図6(b)の断面図に示されるように、給電基板7に形成された端子ピン挿通孔7aに端子ピン40a,40bを挿通させた時、基板受け部52a,52b上に給電基板7を安定した状態で載置させることができる。そのため、巻線端末261a,261bと給電基板7とのハンダ付け等による接続作業を容易に行うことができる。
また、絡げた巻線端末261a,261bを基端絡げ部42a,42b側に押し下げたとき、給電基板7が位置する付近で巻線端末261a,261bが密集する。したがって、給電基板7と巻線端末261a,261bがハンダ付けにより接続される場合には、そのハンダ付け作業を効率よく、確実に行うことができる。
また、基板受け部52a,52bの太さ(幅方向の大きさ)は、給電基板7を安定した状態で載置できる太さであればよい。ただし、端子ピン40a,40bに巻線端末42a,42bを自動機で絡げる場合には、その自動機のノズルが通過できるような端子ピン40a,40b間の間隔が確保できる大きさにする必要がある。
一方、実施例4と異なり、基板受け部52a,52bと端子台381との間には隙間Sが形成され、両者は離間した状態にあることから、端子ピン40a,40bに巻線端末261a,261bをより強固に絡げることができる。すなわち、一旦、巻線端末261a,261bを基板受け部52a,52bに絡げてから(基板受け部52a,52bに引っ掛けてから)巻線絡げ部401a,401bに絡げることができるため、巻先端末261a,261bを端子ピン40a,40bの基端側に押し下げ、巻線端末261a,261bの張力を緩和させた場合であっても、端子ピン40a,40bに絡げた巻線端末261a,261bが簡単に解けてしまうことがなくなる。
なお、本実施例では、端子ピン40a,40bの構成は、実施例1と同じであることを説明したが、実施例2および実施例3の構成の端子ピン40a,40bに適用しても同様の効果が期待できる。
(実施例6)
図7(a)に記載されるモータ1fにおいて、端子ピン40a,40bの巻線絡げ部401a,401bは、実施例1と同形状、すなわち、周長および断面形状が異なる基端絡げ部42a,42bと、先端絡げ部44a,44bとから構成されてなる。
一方、端子台381上には、凸状の基板受け部53が形成されている。この基板受け部53の高さは、基端絡げ部42a,42bの高さよりも低く形成されている。
このような構成とすることで、実施例4や実施例5と同様に、図7(b)の断面図に示されるように、給電基板7に形成された端子ピン挿通孔7aに端子ピン40a,40bを挿通させた時、基板受け部53上に給電基板7を安定した状態で載置させることができる。そのため、巻線端末261a,261bと給電基板7とのハンダ付け等による接続作業を容易に行うことができる。
また、絡げた巻線端末261a,261bを基端絡げ部42a,42b側に押し下げたとき、給電基板7が位置する付近で巻線端末261a,261bが密集する。したがって、給電基板7と巻線端末261a,261bがハンダ付けにより接続される場合には、そのハンダ付け作業を効率よく、確実に行うことができる。
また、基板受け部53の太さ(幅方向の大きさ)および設置位置は、給電基板7を安定した状態で載置できる太さ、位置であればよい。ただし、端子ピン40a,40bに巻線端末42a,42bを自動機で絡げる場合には、その自動機のノズルの通過の妨げとならないように基板受け部53を配置する必要がある。
なお、本実施例では、端子ピン40a,40bの構成は、実施例1と同じであることを説明したが、実施例2および実施例3の構成の端子ピン40a,40bに適用しても同様の効果が期待できる。
また、本実施例では、基板受け部53が端子台381の中央に一つ形成されているものを例示して説明したが、自動機のノズル通過の妨げとならないのであれば、複数個所に形成してもよい。
(モータの製造方法)
次に、このような構成のモータ1の製造方法について、一部上記説明と重複するが、以下説明する。
まず、コイルボビン281,282に巻回された駆動コイル261,262をステータコアに取り付ける。具体的には、内ステータコア241,242と外ステータコア251,252によって形成される各極歯29の外周に、コイルボビン282を介して円環状の駆動コイル261,262を組み付ける(駆動コイル組付工程)。
次いで、端子台381上に設置された端子ピン40a〜40dの巻線絡げ部401a〜401dに、駆動コイル261,262の巻線端末261a,261b,262a,262bを絡げる。具体的には、断面形状の異なる基端絡げ部42a〜42dと、先端絡げ部44a〜44dとからなる端子ピン40a〜40d(実施例1または実施例2に記載の端子ピン)の場合、基端絡げ部42a〜42dから先端絡げ部44a〜44dの順に巻線端末261a,261b,262a,262bを絡げる。また、先端から基端にかけて断面の周長が短くなる端子ピン40a〜40d(実施例3に記載の端子ピン)の場合、その基端から先端にかけて巻線端末261a,261b,262a,262bを絡げる(巻線絡げ工程)。
巻線端末261a,261b,262a,262bを絡げた後、その余剰部分を巻線切断部によって切断する。具体的には、実施例1または実施例2に記載の端子ピンの場合、先端絡げ部44a,44bにおける角部Cによって切断する。また、実施例3に記載の端子ピンの場合、端子ピン40a〜40dの先端側に形成された角部Cによって切断する(巻線切断工程)
巻線端末261a,261b,262a,262bの切断後、最後に、絡げた巻線を基端側に押し下げて移動する(巻線移動工程)。これにより、巻線に負荷されている張力を緩和し、断線の恐れを低減させる。この際、実施例1および実施例2に記載の端子ピンの場合は、断面の周長が短く、外周面がR形状に形成された、または角部cが面取りされた基端絡げ部42a〜42dに移動することとなる。また、実施例3に記載の端子ピンの場合は、徐々に断面の周長が短くなり、外周面がR形状に形成された基端側に移動することとなる。したがって、この巻線移動工程において、巻線を移動させた際、端子ピン40a〜40dと接触して巻線が断線してしまう恐れはほとんどない。
(実施形態の効果)
このように、本実施形態に係るモータによれば、巻線絡げ部401a〜401dに絡げられた巻線端末261a,261b,262a,262bの張力を緩和させるためにこれらを端子台381,382側に押し下げたとき、巻線端末261a,261b,262a,262は、端子ピン40a〜40dの断面の周長が短くなる方向に移動することとなる。
具体的には、端子ピン40a〜40dが実施例1または実施例2のような形状の場合、先端絡げ部44a〜44dに絡げられていた巻線端末261a,261b,262a,262bは、断面の周長の短い基端絡げ部42a,42b側に移動する。また、端子ピン40a〜40dが実施例3のような形状の場合、絡げられている巻線端末261a,261b,262a,262bは、断面の周長の短い基端側に移動することとなる。このような構成により、絡げられた巻線端末261a,261b,262a,262bの張力を緩和する際における、端子ピン40a〜40dとの接触による巻線の断線を防止することができる。
また、実施例4〜6に記載のように、基板受け部51a,51b,52a,52b,53を巻線絡げ部401a〜401dの外周面、あるいは端子台381,382上に設けることで、基板受け部51a,51b,52a,52b,53上にモータ1を制御するための給電基板7を安定した状態で載置させることができる。そのため、給電基板7と巻線端末261a,261b,262a,262bとのハンダ付け等による接続が容易となる。
この場合、実施例5に記載のように、巻線絡げ部401a〜401dの外周面に突出形成された基板受け部52a,52bが、端子台381,382と離間した状態で形成されていれば、巻線端末261a,261b,262a,262bを基板受け部52a,52bに絡げてから(基板受け部52a,52bに引っ掛けてから)巻線絡げ部401a〜401dに絡げることができるため、端子ピン40a〜40dに絡げた巻線端末261a,261b,262a,262bが簡単に解けてしまうことがない。
また、本実施形態形態に係るモータの製造方法によれば、巻線移動工程において、巻線端末261a,261b,262a,262bは、実施例1または実施例2に記載の端子ピンの場合、断面の周長が短く、外周面がR形状に形成された、または角部cが面取りされた基端絡げ部42a〜42dに移動することとなる。また、実施例3に記載の端子ピンの場合、徐々に断面の周長が短くなり、外周面がR形状に形成された基端側に移動することとなる。したがって、この巻線移動工程において、巻線端末261a,261b,262a,262bが端子ピン40a〜40dと接触して断線してしまう恐れを低減することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態では、モータが有する端子構造を説明したが、この端子構造が適用できるのはモータに限られるものではない。すなわち、通電のための電線が絡げられる端子ピンを備え、この端子ピンを利用して駆動制御のための基板が取り付けられる構成の機器であれば、本発明の技術的思想は適用可能である。
また、上記実施形態では、端子ピン40a〜40dが端子台381,382と一体成形されていることを説明したが、端子ピン40a〜40dを別に成形して、端子台381,382に圧入等により固定してもよい。
本発明の実施形態に係るモータの一部断面図である。 実施例1に係るモータの端子構造を説明するための図である。 実施例2に係るモータの端子構造を説明するための図である。 実施例3に係るモータの端子構造を説明するための図である。 図5(a)は実施例4に係るモータの端子構造を説明するための図であり、図5(b)は実施例4に係るモータの端子ピンに給電基板を挿通した状態を説明するための断面図である。 図6(a)は実施例5に係るモータの端子構造を説明するための図であり、図6(b)は実施例5に係るモータの端子ピンに給電基板を挿通した状態を説明するための断面図である。 図7(a)は実施例6に係るモータの端子構造を説明するための図であり、図7(b)は実施例6に係るモータの端子ピンに給電基板を挿通した状態を説明するための断面図である。
符号の説明
1 モータ
7 給電基板
12 ロータ
14 回転軸
20 ステータ
241,242 内ステータコア
251,252 外ステータコア
261,262 駆動コイル
261a,261b,262a,262b 巻線端末
381,382 端子台
40a〜40d 端子ピン
401a〜401d 巻線絡げ部
42a〜42d 基端絡げ部
44a〜44d 先端絡げ部
51a,51b,52a,52b,53 基板受け部

Claims (11)

  1. 巻線を絡げる巻線絡げ部を備える樹脂製の端子ピンと、前記端子ピンが取り付けられる端子台とからなる端子構造において、
    前記巻線絡げ部は前記端子台側に位置する基端絡げ部と先端側に位置する先端絡げ部とからなり、前記基端絡げ部と前記先端絡げ部は形状が異なると共に、前記先端絡げ部の断面の周長が前記基端絡げ部の断面の周長以上であることを特徴とする端子構造。
  2. 請求項1において、前記基端絡げ部の外周面はR形状に形成されていることを特徴とする端子構造。
  3. 請求項1において、前記基端絡げ部の角部は面取りされていることを特徴とする端子構造。
  4. 請求項1から3のいずれか1項において、前記先端絡げ部の外周面には前記巻線を切断するための巻線切断部が少なくとも一つ形成されていることを特徴とする端子構造。
  5. 請求項1からのいずれか1項において、前記端子ピンには凸状の基板受け部が形成されていることを特徴とする端子構造。
  6. 請求項において、前記基板受け部と前記端子台との間に隙間が形成されていることを特徴とする端子構造。
  7. 請求項1からのいずれか1項において、前記端子台には凸状の基板受け部が形成されていることを特徴とする端子構造。
  8. 請求項1からのいずれかに記載の端子構造と、ステータに組み付けられる駆動コイルとを備え、前記巻線絡げ部には前記駆動コイルから引き出された前記巻線が絡げられており、該巻線絡げ部に絡げられた巻線が前記端子台側に下げられていることを特徴とするモータ。
  9. 請求項に記載の端子構造と、ステータに組み付けられる駆動コイルとを備え、前記巻線絡げ部には前記駆動コイルから引き出された前記巻線が前記基板受け部に絡げられてから前記巻線絡げ部に絡げられており、該巻線絡げ部に絡げられた巻線が前記端子台側に下げられていることを特徴とするモータ。
  10. ステータに駆動コイルを組み付ける駆動コイル組付工程と、
    該駆動コイルから引き出された巻線を絡げる巻線絡げ部を備え、該巻線絡げ部が先端側に位置する先端絡げ部と前記端子台側に位置する基端絡げ部とからなり、前記先端絡げ部と前記基端絡げ部の形状が異なると共に前記先端絡げ部の断面の周長が前記基端絡げ部の断面の周長以上に形成された端子ピンに、前記駆動コイルから巻線を引き出し前記基端絡げ部から前記先端絡げ部の順に絡げる巻線絡げ工程と、
    該巻線絡げ工程後に前記先端絡げ部に絡げた巻線を前記基端絡げ部側に移動する巻線移動工程とからなることを特徴とするモータの製造方法。
  11. 請求項10において、前記先端絡げ部の外周面には前記巻線を切断するための巻線切断部が形成されており、前記巻線絡げ工程後に該巻線切断部で前記巻線を切断する巻線切断工程を行うことを特徴とするモータの製造方法。
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