JP4730648B2 - モータのステータおよびモータ - Google Patents

モータのステータおよびモータ Download PDF

Info

Publication number
JP4730648B2
JP4730648B2 JP2004367684A JP2004367684A JP4730648B2 JP 4730648 B2 JP4730648 B2 JP 4730648B2 JP 2004367684 A JP2004367684 A JP 2004367684A JP 2004367684 A JP2004367684 A JP 2004367684A JP 4730648 B2 JP4730648 B2 JP 4730648B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
teeth
yoke portion
fitting
inner peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004367684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006174672A (ja
Inventor
隆一 松田
健一 青木
尚剛 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2004367684A priority Critical patent/JP4730648B2/ja
Publication of JP2006174672A publication Critical patent/JP2006174672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4730648B2 publication Critical patent/JP4730648B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

本発明は、モータのステータに関するもので、分割コアの形状に関するものである。
従来より、モータのステータコアの一つの形態として、分割コアが用いられている。
分割コアは、図3および図4に示すように、リング状のヨーク部1と、複数のティース2を先端側でリング状に連結して構成するとともに、前記それぞれのティース2にコイル3を装着したティース部4とを有し、前記リング状のティース部4を、各ティースの反先端側(外周側)の端面5を前記リング状のヨーク部1の内周面の嵌合面6に、例えば焼き嵌めで嵌合してモータのステータを構成している(例えば、特許文献1参照)。
また、前記ヨーク部1は、コイル3の逃げとして、ティース部4を嵌合する部分の面、つまり嵌合面6の両側を切欠いて、コイル逃げ部7を設けている。
特開平6−38412号公報(図1)
しかしながら、このような従来技術においては、次のような問題があった。
(1)ヨーク部にティース部を焼き嵌めで嵌合固定する際、ティース部とヨーク部の回転方向の位置決めがなく、嵌め合い部を目視で確認しながら焼き嵌めを行うことから、作業性が悪い。
(2)ヨーク部1の内周面において、嵌合面6とコイル逃げ部7の境界が明確でないことにより、ティース部とヨーク部の位置が回転方向にずれ、モータ特性が得られない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、ティース部をヨーク部に嵌合固定するにあたって、ティース部の位置決めを容易に行うことができるモータのステータを提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、リング状のヨーク部と、複数のティースを先端側でリング状に連結して構成するとともに、コイルを外周に巻装したボビンを前記ティースそれぞれの外周に装着したティース部とを有し、前記リング状のティース部を、反先端側を前記ヨーク部の内周面に嵌合して構成したモータのステータにおいて、前記ヨーク部内周面の、各前記ティースを嵌合する嵌合部分の両側に、前記ボビンと対面する先端を前記ヨーク部の径方向に対して垂直な平面部とし、前記ヨーク部内周面から前記ボビン側に突出した突起を形成し、隣り合う前記突起の間の前記ヨーク部内周面のうち、各前記嵌合部分以外の前記ヨーク部内周面に、前記ヨーク部内周面を切り欠いて形成したコイル逃げ部を設け、前記ヨーク部内周面のうち、前記突起の平面部が前記ボビンを支持しているようにしたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に係るステータを備えたモータに関するものである。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に記載の発明によると、ヨーク部の内周面に形成した突起がティース部のティースの焼き嵌め時のガイドとなり、周方向(回転方向)の位置決めを気にすることなく目視で容易に挿入することができる。したがって、作業性が向上し、ティース部とヨーク部の嵌め合い部がずれることがなくなり、モータ特性が安定する。また、ティース部は、両側の突起によって周方向にも固定することができるので、ティース部とヨーク部の嵌め合い部の焼き嵌めのシメシロを低減することができる。したがって、ティース部にかかる応力を緩和することができる。また、突起の先端がストッパの役目をし、ボビンの径方向の位置決めが確実にでき、コイルがヨーク部に接触するのを防ぐことができる
以下、本発明の実施例を、図1および図2に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例におけるモータのステータを示す正断面図で、コイルをティース部に挿入したものをヨーク部に焼き嵌め結合した構成を示している。図2は、図1におけるヨーク部とティース部の嵌合部を示す拡大図である。
本発明が、従来技術と異なるところは、ヨーク部1の内周面の、それぞれのティース2を嵌合する部分、つまり嵌合面6の両側に、突起7を形成した点である。
前記突起7は、前記ティース2の両側面と接するように形成されている。これにより、ティース部4は、前記突起7をガイドとして両突起8間に挿入するだけで、周方向の位置決めがなされてヨーク部1の嵌合面6に焼き嵌め嵌合することができる。また、嵌合後は、前記ティース部4の各ティース2の両側面に接している突起8がストッパの役目をして、ティース部4の回り止めがなされる。これにより、ティース部4とヨーク部1の嵌め合い部の焼き嵌めのシメシロを低減することができ、ティース部4にかかる応力を緩和することができる。
また、前記突起8の反ティース側の根元部に、なだらかな傾斜部9を形成している。磁束10は、ティース部とヨーク間を流れるが、前記突起8のある部分は、磁束10が流れを変える角部にあたっている。その角部にあたる部分になだらかな傾斜部9を形成することにより、磁束10はその角部をスムーズに流れるようになる。傾斜部9は磁束10の流れに沿った円弧状が望ましいが、直線状でもよい。
また、ティース部4のティース2には、直接、あるいはボビンを介してコイル3を巻装するが、巻線を巻装したボビンを前記ティース2に装着する場合は、前記突起8の先端に、前記ボビンを当接させるようにすれば、突起8の先端部がストッパの役目をし、ボビンの径方向の位置決めが確実にでき、コイル3がヨーク部1に接触するのを防ぐことができる。
なお、本発明においては、突起8はティース2の片側のみに設けるようにしてもよい。この場合は、ガイド・位置決め機能と、ボビンのストッパ機能を発揮することができる。
本発明の実施例におけるモータのステータを示すもので、ティース部をヨーク部に焼き嵌めで嵌合固定した状態を示している。 図1におけるヨーク部とティース部の嵌合部を示す拡大断面図である。 従来技術における図1相当図である。 従来技術における図2相当図である。
符号の説明
1 ヨーク部
2 ティース
3 コイル
4 ティース部
5 ティースの反先端側の端面
6 ヨーク部の嵌合面
7 コイル逃げ部
8 突起
9 傾斜部
10 磁束

Claims (2)

  1. リング状のヨーク部と、
    複数のティースを先端側でリング状に連結して構成するとともに、コイルを外周に巻装したボビンを前記ティースそれぞれの外周に装着したティース部とを有し、
    前記リング状のティース部を、反先端側を前記ヨーク部の内周面に嵌合して構成したモータのステータにおいて、
    前記ヨーク部内周面の、各前記ティースを嵌合する嵌合部分の両側に、前記ボビンと対面する先端を前記ヨーク部の径方向に対して垂直な平面部とし、前記ヨーク部内周面から前記ボビン側に突出した突起を形成し、
    周方向に隣り合う前記突起の間の前記ヨーク部内周面のうち、各前記嵌合部分以外の前記ヨーク部内周面に、前記ヨーク部内周面を切り欠いて形成したコイル逃げ部を設け
    前記ヨーク部内周面のうち、前記突起の平面部が前記ボビンを支持していることを特徴とするモータのステータ。
  2. 請求項1に記載のステータを備えたモータ。
JP2004367684A 2004-12-20 2004-12-20 モータのステータおよびモータ Expired - Fee Related JP4730648B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004367684A JP4730648B2 (ja) 2004-12-20 2004-12-20 モータのステータおよびモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004367684A JP4730648B2 (ja) 2004-12-20 2004-12-20 モータのステータおよびモータ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011014122A Division JP2011083192A (ja) 2011-01-26 2011-01-26 モータのステータおよびモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006174672A JP2006174672A (ja) 2006-06-29
JP4730648B2 true JP4730648B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=36674800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004367684A Expired - Fee Related JP4730648B2 (ja) 2004-12-20 2004-12-20 モータのステータおよびモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4730648B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5712785B2 (ja) * 2011-05-16 2015-05-07 ダイキン工業株式会社 ステータ
JP6436825B2 (ja) * 2015-03-24 2018-12-12 三菱電機株式会社 固定子および固定子の製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54164403U (ja) * 1978-05-10 1979-11-17
JPH0468447U (ja) * 1990-10-19 1992-06-17
JPH10285841A (ja) * 1997-04-10 1998-10-23 Toshiba Corp 回転電機のステータ
JPH1189128A (ja) * 1997-09-12 1999-03-30 Toshiba Corp 電動機の固定子およびその製造方法
JP2001112220A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Asmo Co Ltd 回転電機用固定子の製造方法
JP2002247782A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Hitachi Ltd 回転電機およびそのステータ
JP2003324867A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Honda Motor Co Ltd ブラシレスモータ及びブラシレスモータを搭載した電動パワーステアリング装置
JP2005261136A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Koyo Seiko Co Ltd 電動モータおよび電動パワーステアリング装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58108936A (ja) * 1981-12-23 1983-06-29 Hitachi Ltd 回転界磁極
JPH0468447A (ja) * 1990-07-09 1992-03-04 Fujitsu Ltd マイクロプロセッサの停止回路

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54164403U (ja) * 1978-05-10 1979-11-17
JPH0468447U (ja) * 1990-10-19 1992-06-17
JPH10285841A (ja) * 1997-04-10 1998-10-23 Toshiba Corp 回転電機のステータ
JPH1189128A (ja) * 1997-09-12 1999-03-30 Toshiba Corp 電動機の固定子およびその製造方法
JP2001112220A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Asmo Co Ltd 回転電機用固定子の製造方法
JP2002247782A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Hitachi Ltd 回転電機およびそのステータ
JP2003324867A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Honda Motor Co Ltd ブラシレスモータ及びブラシレスモータを搭載した電動パワーステアリング装置
JP2005261136A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Koyo Seiko Co Ltd 電動モータおよび電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006174672A (ja) 2006-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140010642A1 (en) Low noise stator of an electric motor or generator and method of assembling the same
JP4106375B2 (ja) 回転電機の固定子
JP2007043845A (ja) ステータ構造およびステータの製造方法
EP1883145A2 (en) Rotating armature
JP2012075213A (ja) ステータ
JP6627082B2 (ja) 電動機
JP2010115108A (ja) 電気モータ
JP4573626B2 (ja) モータ
JP5515656B2 (ja) 集中巻きモータの絶縁構造
JP2008199711A (ja) ステータ
JP5460370B2 (ja) ステータ分割コア
JP6143076B2 (ja) 超電導回転電機ステータ
JP2006121870A (ja) モータ装置
JP4730648B2 (ja) モータのステータおよびモータ
JP2017189095A (ja) ステータ構造およびレゾルバ
JP2019083619A (ja) モータおよびコイルボビン
JP2008148515A (ja) ステータおよびその製造方法
JP2007181259A (ja) ブラシレスモータ
JP2011083192A (ja) モータのステータおよびモータ
JP5292134B2 (ja) ステータおよびモータ
JP2009100625A (ja) ステータおよび回転電機
JP2008219997A (ja) ブラシレスモータ
JP2007166750A (ja) ステータコア及びそれを用いた回転電機
JPWO2019146009A1 (ja) 固定子、及び、電動機
JP2011166934A (ja) 電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100610

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110126

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4730648

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees