JP2008253104A - モータ - Google Patents

モータ Download PDF

Info

Publication number
JP2008253104A
JP2008253104A JP2007094350A JP2007094350A JP2008253104A JP 2008253104 A JP2008253104 A JP 2008253104A JP 2007094350 A JP2007094350 A JP 2007094350A JP 2007094350 A JP2007094350 A JP 2007094350A JP 2008253104 A JP2008253104 A JP 2008253104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
winding
motor
pin
terminal block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007094350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4971009B2 (ja
Inventor
Shinichi Uchiumi
信一 内海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2007094350A priority Critical patent/JP4971009B2/ja
Publication of JP2008253104A publication Critical patent/JP2008253104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4971009B2 publication Critical patent/JP4971009B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

【課題】モータの小型化に貢献することができる端子台を備えたモータを提供すること。
【解決手段】ステータに組み付けられる駆動コイルと、この駆動コイルから引き出された巻線端末が絡げられる複数の端子ピンが設けられた端子台とを備えたモータにおいて、端子ピンは端子台に取り付けられる取付部と巻線端末が絡げられる巻線絡げ部からなると共に、取付部は端子台からモータ半径方向に突出するように設けられ、巻線絡げ部はモータ半径方向とは異なる方向に折り曲げられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、巻線が巻回された端子ピンを備えたモータに関するものである。
図11に示すような小型のステッピングモータ50では、複数の端子ピン51が取り付けられた樹脂材料からなる端子台52が、モータ50の半径方向外側に設けられている。そして、これら端子ピン51には、コイルの巻線端末53が絡げられて接続されている。尚、本発明に関連する先行技術文献としては下記特許文献が挙げられる。
特開2004−147426号公報
しかしながら、端子ピン51が図示されるように端子台52から突出されていると、モータ本体の径寸法を、例えば図示されるような円状の枠C内に入るように小型化しても端子ピン51が、枠Cからはみ出てしまうという問題がある。そこで対策案として、端子ピン51の突出長さを短くすることが考えられるが、十分な巻線絡げ長さを確保できなくなるおそれがあった。また、端子ピン51の突出長さを短くすると、端子ピン51へのフレキシブル基板のはんだ付けが難しくなるという問題もある。
そこで、本発明が解決する課題は、モータの小型化に貢献することができる端子台を備えたモータを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るモータは、ステータに組み付けられる駆動コイルと、この駆動コイルから引き出された巻線端末が絡げられる複数の端子ピンが設けられた端子台とを備えたモータにおいて、前記端子ピンは前記端子台に取り付けられる取付部と前記巻線端末が絡げられる巻線絡げ部からなると共に、前記取付部は前記端子台から半径方向に突出するように設けられ、前記巻線絡げ部は前記半径方向とは異なる方向に折り曲げられていることを要旨とするものである。
本発明によれば、端子ピンが端子台に取り付けられる取付部と巻線端末が絡げられる巻線絡げ部からなると共に、その取付部が端子台から半径方向に突出するように設けられ、その巻線絡げ部が半径方向とは異なる方向に折り曲げられているので、端子台上での端子ピン高さを低くすることができる。これにより、端子ピンの全体の長さを短くすることなく、十分な巻線絡げ長さを確保しつつ、モータの小型化に貢献することができる。
この場合、前記巻線絡げ部は、前記巻線端末が前記駆動コイルから引き出された方向に折り曲げられていることが好ましい。このように構成すれば、駆動コイルから巻線絡げ部に引き出された巻線にかかっている引っ張り力が緩められるので、断線のおそれがなくなる。また、前記端子ピンには小径部が形成され、前記巻線絡げ部は前記小径部から折り曲げられていることが好ましい。このように構成すれば、巻線絡げ部の折り曲げ加工が行いやすい。また、巻線絡げ部の基端部位置で折り曲げずに、小径部位置で折り曲げる構成なので、曲げ加工時に端子台に加わる力が緩和され、端子台が破損するおそれがなくなる。また、端子台に端子ピンが固定されている固定強度を損なわない構成でもある
更に、前記ステータは2相構造を有し、前記端子ピンは前記ステータの一方の相の駆動コイルから引き出された巻線端末が絡げられる複数の第1端子ピンと他方の相の駆動コイルから引き出された巻線端末が絡げられる複数の第2端子ピンからなると共に、前記第1端子ピンと前記第2端子ピンのうち、少なくとも前記端子台の両端に取り付けられた端子ピンの巻線絡げ部が折り曲げられていることが好ましい。このように構成すれば、端子台に設けられた全ての端子ピンの巻線絡げ部を折り曲げなくても、端子台上での端子ピンの長さを短くすることができる。これにより、端子ピンの全体の長さを短くすることなく、十分な巻線絡げ長さを確保しつつ、モータの小型化に貢献することができる。
そして、前記端子台には給電基板が取り付けられると共に、前記端子ピンの折り曲げられた巻線絡げ部によって前記給電基板の抜け止めがなされていることが好ましい。このように構成すれば、端子ピンへの給電基板のはんだ接続が行いやすいとともに、給電基板の抜け防止が図れる。
また、前記端子台には給電基板が取り付けられ、前記給電基板には前記端子ピンが挿通されるピン接続孔が形成されると共に、該ピン接続孔には前記給電基板と前記端子ピン又は/及び前記端子台の位置合わせするための位置合わせ部が設けられていることが好ましい。このように構成すれば、端子ピンの巻線絡げ部が折り曲げられた状態であっても、折り曲げ部分の巻線絡げ部が給電基板と干渉しない上に、はんだ接続のための位置合わせも行われるので、給電基板を好適な状態で端子台に取り付けることができる。
更に、前記端子台には給電基板が取り付けられ、この給電基板には前記端子ピンが挿通されるピン接続孔が形成されると共に、該ピン接続孔が前記給電基板の端縁から延設されたスリット形状を有していることが好ましい。このように構成しても、端子ピンの巻線絡げ部が折り曲げられた状態であっても、折り曲げ部分の巻線絡げ部が給電基板と干渉しないため、給電基板を好適な状態で端子台に取り付けることができる。
そして、前記給電基板がFPCであることが好ましい。このように構成すれば、給電基板として広く用いられているFPC(フレキシブル回路基板)に適用できる。また、FPCは可撓性を有するので、撓ませることでピン接続孔を広げることができることから、給電基板としてFPCを適用すれば、端子ピンが折り曲げ状態であっても、FPCを端子台に装着することが簡便に行うことができる上に、装着後は端子台から抜け難くすることができる。
上記構成を有するモータによれば、端子ピンが端子台に取り付けられる取付部と巻線端末が絡げられる巻線絡げ部からなると共に、その取付部が前記端子台から半径方向に突出するように設けられ、その巻線絡げ部が前記半径方向とは異なる方向に折り曲げられているので、端子台上での端子ピン長さを短くすることができる。これにより、端子ピン全体の長さを短くすることなく、十分な巻線絡げ長さを確保しつつ、モータの小型化に貢献することができる。
以下に、本発明の係るモータの一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態に係るモータの概略を示した断面側面図、図2は正面図、図3は上面図である。そして、図4は本発明に係るモータが備える端子台の外観斜視図である。
図示されるモータ1は、回転軸2と回転軸2に固着されたロータマグネット(永久磁石)3とを備えるロータ4、ロータマグネット3と間隙を介して対向配置されたステータ5を備えている。
回転軸2は、第1ラジアル軸受6と第2ラジアル軸7で回転自在に支持されている。ロータマグネット3は、略円筒状の永久磁石で構成されている。
ステータ5は、第1ステータ組8と、この第1ステータ組8と背中合わせに固定される第2ステータ組9によって2相構造に構成されている。なお、第1ステータ組8と第2ステータ組9の基本的な構成は同じであるため、以下では共通する部分については同一の符号を付して説明する。
第1及び第2ステータ組8,9は、各々、内ステータコア12と、駆動コイル10,11が巻回されたコイルボビン14と、コイルボビン14を内ステータコア12との間に挟む外ステータコア13とか構成されている。コイルボビン14の内周側には、内ステータコア12と外ステータコア13のそれぞれに形成された複数の極歯が交互に入り組むように構成されている。したがって、本実施の形態では、第1ステータ組8の内ステータコア12と外ステータコア13における各極歯の外周には、コイルボビン14を介して円環状の駆動コイル10が配置されており、同様に第2ステータ組9の内ステータコア12と外ステータコア13における各極歯の外周には、コイルボビン14を介して円環状の駆動コイル11が配置されている。これら駆動コイル10,11の表面全体には、絶縁性の絶縁膜が形成されている。
上述した第1及び第2ステータ組8,9の内ステータコア12の極歯は、内周縁からそれぞれ複数本の極歯が略等間隔に環状に起立形成されている。同様に、外ステータコア13の極歯は、内周縁からそれぞれ複数本の極歯が略等間隔に環状に起立形成されている。尚、本実施の形態において、外ステータコア13の外周縁は、折曲して駆動コイル10,11の外周を覆うように起立形成されており、それぞれモータケースとして機能している。以下ではこの外ステータコア13の外周縁から折曲して駆動コイル10,11の外周を覆うように起立形成した部分を第1モータケース15と第2モータケース16とする。これら第1モータケース15と第2モータケース16は、それぞれ絞り加工により円筒形状に形成され、周側面の向き合う2面を軸方向に剪断されて開口部17が形成されている。
第1ステータ組8の外ステータコア13には、モータ1を機器に搭載する際に利用される取付板18が固定されており、この取付板18には、回転軸2を出力側でラジアル方向に回転自在に支承する第1ラジアル軸受6が固定されている。また、第2ステータ組9の外ステータコア13には、側板19が固定されており、この側板19には回転軸2を反出力側でラジアル方向に回転自在に支承する第2ラジアル軸受7が固定されている。すなわち、ロータ4は第1ラジアル軸受6と第2ラジアル軸受7とにより回転自在に支承されている。そして、ロータ4の回転軸2の一端側は第1ステータ組8の外ステータコア13より外側(出力側)に突出され、回転駆動用の出力軸とされている。
内ステータコア12の外周縁には、駆動コイル10,11から引き出された巻線端末10a,10b,11a,11bが絡げられる複数の端子ピン21a,21b,22a,22bが設けられた端子台20を備えている。
このように構成されたモータ1は、ステータ5の駆動コイル10,11に所定の電流を通電することにより、ステータ5とロータマグネット3との間の磁気相互作用により、ロータマグネット3が回転付勢され、これと一体の回転軸2が回転する。尚、モータ1の動作は公知のステッピングモータ等の動作と同じであるので、詳細な説明は省略する。
次に、本発明に係るモータが備える端子台について説明する。図4(a)に示されるようにモータ1には、駆動コイル10,11から引き出された巻線端末10a,10b,11a,11bが巻き付けられる4つの端子ピン21a,21b,22a,22bが設けられた端子台20が備えられている。この端子台20は、上述した内ステータコア12の外周縁にインサート成型や圧入等により固定されている。
この場合、第1端子ピン21a,21bには、第1ステータ組8の駆動コイル10から引き出された巻線端末10a,10bが絡げられている。また、第2端子ピン22a、22bには、第2ステータ組9の駆動コイル11から引き出された巻線端末11a,11bが絡げられている。
これら端子ピン21a,21b,22a,22bは、絶縁材からなる端子台20が樹脂成形されるときにインサート成形にて一体的に設けられている。この場合、それぞれの端子ピン21a,21b,22a,22bは、端子台20に埋没して取り付けられる取付部23と、巻線端末10a,10b,11a,11bが絡げられる巻線絡げ部24から構成されている。
図示されるように、端子ピン21a,21b,22a,22bの取付部23はモータ1の半径方向と略平行な方向に向けて端子台20に埋没して設けられている。また、端子ピン21a,21b,22a,22bの巻線絡げ部24は、上述の取付部23が設けられている方向とは異なる方向、この場合、モータ1の軸線方向と略平行な方向に折り曲げられている。
図4(b)は折り曲げ前の端子ピン21a,21b,22a,22bの状態を示している。図示されるように、端子ピン21a,21b,22a,22bの巻線絡げ部24は取付部23と同様に、モータ1の半径方向と略平行な方向に向けて端子台20に設けられている。そして、図中の矢印のように折り曲げ加工を施すことで、簡便に図4(a)のような状態にすることができる。
尚、端子ピン21a,21b,22a,22bの取付部23の端子台20への取付は、インサート成形の他に、圧入等により行ってもよい。
このように、巻線絡げ部24を端子台20上で折り曲げることで、端子台20上における端子ピン21a,21b,22a,22bのモータ半径方向外側への突出長さが短くなり、図2に示すように円状の枠Cから端子ピン21a,21b,22a,22bがはみ出さないようにすることができる。このように端子台20上での端子ピン21a,21b,22a,22bの長さを短くすることができるので、端子ピン21a,21b,22a,22b全体の長さを短くすることなく、十分な巻線絡げ長さを確保しつつ、モータの小型化に貢献することができる。
この場合、図4(b)にも示されるように、端子ピン21a,21b,22a,22bの巻線絡げ部24は、巻線端末10a,10b,11a,11bが駆動コイル10,11から引き出された方向に折り曲げられている。このようにすれば、引き出された巻線にかかっている引っ張り力(テンション)が緩められるので、断線のおそれがなくなる。通常、巻線絡げ部24に巻線端末10a,10b,11a,11bを絡げる場合、所定の引っ張り力(テンション)をかけて巻回すため、引き出された巻線端末10a,10b,11a,11bには引っ張り力(テンション)がかかっている。
また、図5に示すように端子ピン21a,21b,22a,22bに小径部25を形成し、この小径部25から巻線絡げ部24を折り曲げるようにすれば、図4(b)に示すような巻線絡げ部24の折り曲げ加工が行いやすい。この場合、巻線絡げ部24の基端部位置で折り曲げずに、小径部25位置で折り曲げる構成なので、曲げ加工時に端子台20に加わる力が緩和される。これにより、端子台20が破損するおそれがなくなる。また、端子台20に端子ピン21a,21b,22a,22bが固定されている固定強度を損なわない構成でもある。
図6のモータ30は、上述したモータ1の変形例を示している。尚、上述したモータ1と同一の構成については同符号を付して説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
図6(a)に示されるように、端子台20の両端に位置する第1端子ピン21aと第2端子ピン22bの巻線絡げ部24だけが折り曲げられている。このように端子台20上の全ての端子ピン21a,21b,22a,22bの巻線絡げ部24を折り曲げなくても、図6(b)に示すように、円状の枠Cから端子ピンがはみ出さないようにすることができる。
次に、上述した端子ピン21a,21b,22a,22bを有する端子台20への給電基板の取付構造について図7〜図10を用いて説明する。
図7は図4(b)に示した端子ピン折り曲げ前のモータ1の端子台20に、給電基板であるFPC41を取り付ける際の手順を示した図である。
図示されるように、FPC41にはピン接続孔41a〜41dが、端子台20の端子ピン21a,21b,22a,22bの配置に対応して開口形成されている。この場合、図7(a)に示すように、折り曲げ前の端子ピン21a,21b,22a,22bの上方からFPC41を装着し、図7(b)に示すようにピン接続孔41a〜41dにそれぞれ端子ピン21a,21b,22a,22bを挿入する。そして、図7(c)に示すように、端子ピン21a,21b,22a,22bのそれぞれの巻線絡げ部24を折り曲げる。その後、それぞれの巻線絡げ部24とFPC41の図示しない給電回路パターンのはんだ接続等を行うことで、電気的に接続される。
この場合、端子ピン21a,21b,22a,22bの折り曲げられた巻線絡げ部24によってFPC41の抜け止めがなされているので、はんだ接続等が行いやすい。
図8は、図4(a)に示した端子ピン折り曲げ後のモータ1の端子台20に、給電基板であるFPC42を取り付ける際の手順を示した図である。
図示されるように、FPC42には長穴形状のピン接続孔42aが、端子台20の端子ピン21a,21b,22a,22bの配置に対応した大きさで開口形成されている。この場合、図8(a)に示すように、折り曲げ後の端子ピン21a,21b,22a,22bの上方からFPC42を装着し、図8(b)に示すようにピン接続孔42aに端子ピン21a,21b,22a,22bを挿入する。その後、それぞれの巻線絡げ部24とFPC42の図示しない給電回路パターンのはんだ接続等を行うことで、電気的に接続される。
図9は、同じく図4(a)に示した端子ピン折り曲げ後のステッピングモータ1の端子台20に、給電基板であるFPC43を取り付ける際の手順を示した図である。
図示されるように、FPC43には略長穴形状のピン接続孔43aが、端子台20の端子ピン21a,21b,22a,22bの配置に対応して開口形成されている。この場合、ピン接続孔43aには、端子ピン21a,21b,22a,22bの折り曲げられた巻線絡げ部24との位置合わせを容易にする凸凹形状を有した位置合わせ部43b,43cが形成されている。
図8(a)に示すように、折り曲げ後の端子ピン21a,21b,22a,22bの上方からFPC43を装着し、図8(b)に示すようにピン接続孔43aに端子ピン21a,21b,22a,22bを挿入する。このとき、ピン接続孔43aに設けられた位置合わせ部43b,43cにより、端子ピン21a,21b,22a,22bへのはんだ接続のための位置合わせが行われている。その後、それぞれの巻線絡げ部24とFPC43の図示しない給電回路パターンのはんだ接続等を行うことで、電気的に接続される。
このような図8及び図9に示したFPC42,43の構成によれば、端子ピン21a,21b,22a,22bのそれぞれの巻線絡げ部24が折り曲げられた状態のまま、FPC42,43を端子台20に取り付けることができる。また、FPC42,43は可撓性を有するので、撓ませることでピン接続孔42a,43aを広げることができることから、給電基板としてこのようなFPC42,43を適用すれば、端子ピン21a,21b,22a,22bが折り曲げ状態であっても、FPC42,43を端子台20に装着することが簡便に行うことができる上に、装着後は端子台20から抜け難くすることができる。
この場合、特に図9に示したFPC43の構成によれば、端子ピン21a,21b,22a,22bの巻線絡げ部24が折り曲げられた状態であっても、折り曲げ部分の巻線絡げ部24がFPC43と干渉しない上に、はんだ接続のための位置合わせも行われるので、FPC43を好適な状態で端子台20に取り付けることができる。
図10は、同じく図4(a)に示した端子ピン折り曲げ後のモータ1の端子台20に、給電基板であるFPC44を取り付ける際の手順を示した図である。
図示されるように、FPC44には端縁から延設されたスリット形状のピン接続孔44aが、端子台20の端子ピン21a,21b,22a,22bの配置に対応して開口形成されている。この場合、図10(a)に示すように、折り曲げ後の端子ピン21a,21b,22a,22bの側方からFPC44を装着し、図10(b)に示すようにピン接続孔44aに端子ピン21a,21b,22a,22bを挿入する。その後、それぞれの巻線絡げ部24とFPC44の図示しない給電回路パターンのはんだ接続等を行うことで、電気的に接続される。このようなFPC44の構成によっても、端子ピン21a,21b,22a,22bのそれぞれの巻線絡げ部24が折り曲げられた状態のまま、FPC44を端子台20に取り付けることができる。
尚、上述した図8〜図9に示した端子ピン21a,21b,22a,22bの巻線絡げ部24は折り曲げられた状態であったが、図7と同様に折り曲げ前の状態において上述したFPC42,43,44を端子台20に装着し、巻線絡げ部24を折り曲げてから、はんだ接続を行うこともできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば上述したステッピングモータは2相構造を有していたが、単相構造のもの、あるいは3相以上の構造のものにも本発明を適用できる。また、巻線絡げ部の折り曲げ方向が、モータ軸方向と平行な方向を示したが、斜め方向であっても良い。
本発明の一実施形態に係るモータの概略構成を示した断面側面図である。 図1に示したモータの正面図である。 図1に示したモータの上面図である。 (a)は図1に示したモータの外観斜視図、(b)は折り曲げ前の端子ピンを備えた端子台の外観斜視図である。 図4(b)に示した折り曲げ前の端子ピンの変形例を示した図である。 図4(a)に示した端子ピンの折り曲げの変形例を示した図である。 図4(b)に示した折り曲げ前の端子ピンを備えた端子台にFPCを接続する手順を示した図である。 図4(a)に示した折り曲げ後の端子ピンを備えた端子台に第1の構成のFPCを接続する手順を示した図である。 図4(a)に示した折り曲げ後の端子ピンを備えた端子台に第2の構成のFPCを接続する手順を示した図である。 図4(a)に示した折り曲げ後の端子ピンを備えた端子台に第3の構成のFPCを接続する手順を示した図である。 従来用いられてきたモータの正面図である。
符号の説明
1 モータ
2 回転軸
3 ロータマグネット
4 ロータ
5 ステータ
6 第1ラジアル軸受
7 第2ラジアル軸受
8 第1ステータ組
9 第2ステータ組
10,11 駆動コイル
10a,10b 巻線端末
11a,11b 巻線端末
12 内ステータコア
13 外スタータコア
14 コイルボビン
15 第1モータケース
16 第2モータケース
17 開口部
18 取付板
19 側板
20 端子台
21a,21b 第1端子ピン
22a 22b 第2端子ピン
23 取付部
24 巻線絡げ部
25 小径部
30 モータ
41,42,43,44 FPC
41a〜41d ピン接続孔
42a ピン接続孔
43a ピン接続孔
43b,43c 凹部
44a ピン接続孔
C 枠

Claims (8)

  1. ステータに組み付けられる駆動コイルと、この駆動コイルから引き出された巻線端末が絡げられる複数の端子ピンが設けられた端子台とを備えたモータにおいて、前記端子ピンは前記端子台に取り付けられる取付部と前記巻線端末が絡げられる巻線絡げ部からなると共に、前記取付部は前記端子台から半径方向に突出するように設けられ、前記巻線絡げ部は前記半径方向とは異なる方向に折り曲げられていることを特徴とするモータ。
  2. 前記巻線絡げ部は、前記巻線端末が前記駆動コイルから引き出された方向に折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記端子ピンには小径部が形成され、前記巻線絡げ部は前記小径部から折り曲げられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 前記ステータは2相構造を有し、前記端子ピンは前記ステータの一方の相の駆動コイルから引き出された巻線端末が絡げられる複数の第1端子ピンと他方の相の駆動コイルから引き出された巻線端末が絡げられる複数の第2端子ピンからなると共に、前記第1端子ピンと前記第2端子ピンのうち、少なくとも前記端子台の両端に取り付けられた端子ピンの巻線絡げ部が折り曲げられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のモータ。
  5. 前記端子台には給電基板が取り付けられると共に、前記端子ピンの折り曲げられた巻線絡げ部によって前記給電基板の抜け止めがなされていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のモータ。
  6. 前記端子台には給電基板が取り付けられ、前記給電基板には前記端子ピンが挿通されるピン接続孔が形成されると共に、該ピン接続孔には前記給電基板と前記端子ピン又は/及び前記端子台の位置合わせするための位置合わせ部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のモータ。
  7. 前記端子台には給電基板が取り付けられ、前記給電基板には前記端子ピンが挿通されるピン接続孔が形成されると共に、該ピン接続孔が前記給電基板の端縁から延設されたスリット形状を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のモータ。
  8. 前記給電基板がFPCであることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載のモータ。
JP2007094350A 2007-03-30 2007-03-30 モータ Expired - Fee Related JP4971009B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007094350A JP4971009B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007094350A JP4971009B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008253104A true JP2008253104A (ja) 2008-10-16
JP4971009B2 JP4971009B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=39977396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007094350A Expired - Fee Related JP4971009B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4971009B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010279244A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Zhejang Sanhua Co Ltd 電磁コイル装置
JP2011072089A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Nidec Sankyo Corp コイル巻回体およびモータ
JP2014204591A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 トネックス株式会社 ステッピングモータにおけるマグネットワイヤの端末処理方法及びその端末処理装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257555U (ja) * 1985-09-30 1987-04-09
JPS6340152U (ja) * 1986-08-29 1988-03-15
JPH033176U (ja) * 1989-05-30 1991-01-14
JPH0428758U (ja) * 1990-06-29 1992-03-06
JPH08126238A (ja) * 1994-10-27 1996-05-17 Mitsumi Electric Co Ltd アウターロータ型2相ブラシレスモータ
JPH10271795A (ja) * 1997-03-27 1998-10-09 Nippon Seiki Co Ltd ステッピングモータ
JP2004153989A (ja) * 2002-09-02 2004-05-27 Minebea Co Ltd ステータサブアセンブリ、ステータ、モータおよびステータの組み立て方法
JP2006067736A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Asmo Co Ltd モータ及びモータの製造方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257555U (ja) * 1985-09-30 1987-04-09
JPS6340152U (ja) * 1986-08-29 1988-03-15
JPH033176U (ja) * 1989-05-30 1991-01-14
JPH0428758U (ja) * 1990-06-29 1992-03-06
JPH08126238A (ja) * 1994-10-27 1996-05-17 Mitsumi Electric Co Ltd アウターロータ型2相ブラシレスモータ
JPH10271795A (ja) * 1997-03-27 1998-10-09 Nippon Seiki Co Ltd ステッピングモータ
JP2004153989A (ja) * 2002-09-02 2004-05-27 Minebea Co Ltd ステータサブアセンブリ、ステータ、モータおよびステータの組み立て方法
JP2006067736A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Asmo Co Ltd モータ及びモータの製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010279244A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Zhejang Sanhua Co Ltd 電磁コイル装置
EP2256751A3 (en) * 2009-05-26 2012-09-12 Zhejang Sanhua Co. Ltd. electromagnetic coil with terminal means
JP2011072089A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Nidec Sankyo Corp コイル巻回体およびモータ
JP2014204591A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 トネックス株式会社 ステッピングモータにおけるマグネットワイヤの端末処理方法及びその端末処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4971009B2 (ja) 2012-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100428612C (zh) 用于电机定子的互连环和线导向件
TW200934062A (en) Stator and rotating electrical machine using the same
JP4815299B2 (ja) モータ及びその製造方法
JP2009118615A (ja) ブラシレスモータ
JP2008005588A (ja) ブラシレスモータ
JP2008301634A (ja) モータ
JP2015122854A (ja) インナーロータ型モータ
JP5200521B2 (ja) モータ及び冷却ファン
JP2009100531A (ja) インナーロータブラシレスモータ及びその製造方法
US20130106214A1 (en) Three-Phase Motor Structure
JP2011182612A (ja) 単相モータおよびそれを用いた軸流ファン
JP5953200B2 (ja) ブラシレスモータ用インシュレータ、ブラシレスモータ用ステータ、ブラシレスモータ、およびブラシレスモータの製造方法
JP2009268219A (ja) 回転電機の固定子およびその製造方法
JP2006158199A (ja) 回転電機の固定子
JP4971009B2 (ja) モータ
WO2017122606A1 (ja) ステータ、モータ及びステータの製造方法
JP2007267535A (ja) 回転電機
JP2009077621A (ja) ステッピングモータ
EP2672609A1 (en) Three-phase motor structure
JPH11215745A (ja) 電動モータ及びステータコアの形成方法
JP6469550B2 (ja) モータおよび送風機
JP5185590B2 (ja) モータ
JP2010109727A (ja) ラインフィルタ
JP2009077622A (ja) ステッピングモータ
JP2004297903A (ja) 軸方向空隙型ブラシレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees