JPH08126238A - アウターロータ型2相ブラシレスモータ - Google Patents

アウターロータ型2相ブラシレスモータ

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JPH08126238A
JPH08126238A JP6263858A JP26385894A JPH08126238A JP H08126238 A JPH08126238 A JP H08126238A JP 6263858 A JP6263858 A JP 6263858A JP 26385894 A JP26385894 A JP 26385894A JP H08126238 A JPH08126238 A JP H08126238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pcb
core cover
core
terminals
outer rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6263858A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Nakagome
伸行 中込
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP6263858A priority Critical patent/JPH08126238A/ja
Publication of JPH08126238A publication Critical patent/JPH08126238A/ja
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アウターロータ型2相ブラシレスモータにお
いて、コイル端末のカラゲ作業を容易にし、また、PC
Bを簡易に装着できるようにする。 【構成】 アウターロータ型2相ブラシレスモータにお
いて、コイル13,13…端末を係合する端子15,1
5…をコアカバー軸筒14の遠心方向に突設させる。そ
して、PCB16中央に前記軸筒14を嵌挿する軸孔1
7を開穿するとともに、該軸孔17の縁部に前記端子1
5,15…を貫挿する凹欠部18,18…を設けること
により該PCB16とコアカバー12とをバヨネット嵌
合できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアウターロータ型2相
ブラシレスモータに関するものであり、特に、コアカバ
ーに埋設されコイル端末を係合する端子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来此種アウターロータ型2相ブラシレ
スモータについて図5に従って説明する。図5において
1はコアカバーであり、コア2のスロット部を被覆する
ことにより、該コアとコイル3,3…とを絶縁してい
る。該コアカバー1の軸筒部の上端面にはピン状の端子
4,4…が垂直に埋設され、前記コイル3,3…の端末
を係合している。
【0003】一方、モータの駆動回路を組み込んだPC
B5には、ピン穴6,6…が開穿され、該ピン穴6,6
…に前記端子4,4…を嵌挿することによりPCB5を
コアカバー1に装着する。そして、ピン穴6,6…上方
に突出した端子4,4…とPCB5とをハンダ付けす
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアウターロータ
型2相ブラシレスモータはコイル端末を係合する端子が
コア平面に対して垂直に形成されているので、コイル自
体をコアに巻回する角度とその端末を前記端子に巻き付
ける角度とが90度異なり、カラゲ作業が煩雑である。
また、PCBをコアカバーに装着する場合には、上記端
子頂端部にPCBのピン穴を正確に一致させて嵌挿しな
ければならないため、細密な作業を要求される。
【0005】そこで、コイル端末のカラゲ作業を容易に
し、また、PCBを簡易に装着できるようにするために
解決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は該課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであり、コアにコアカバー
を介してコイルを巻回し、該コイル端末を前記コアカバ
ーの軸筒部に埋設された端子に係合し、更に、該コアカ
バーにPCBを装着して該PCBと前記端子とを溶着し
たアウターロータ型2相ブラシレスモータにおいて、端
子をコアカバー軸筒部の遠心方向に突設し、更に、PC
Bの中央に前記コアカバー軸筒部を嵌挿する軸孔を開穿
するとともに、該軸孔の縁部に前記端子を貫挿する凹欠
部を設けて、該PCBとコアカバーとをバヨネット嵌合
できるようにしたアウターロータ型2相ブラシレスモー
タを提供するものである。
【0007】
【作用】コイルのカラゲ作業においては、端子がコア平
面に対し水平に設けられているので、コアにコイルを巻
回するのと同じ角度で該コイル端末を端子に巻き付ける
ことができる。
【0008】また、PCBをコアカバーに装着する場合
においては、PCBの凹欠部と前記端子との位置を合わ
せてコアカバーの軸筒部にPCBの軸孔を嵌挿する。そ
して、該PCBを周方向に回して前記凹欠部と端子との
位置をずらすことにより、端子をバヨネット爪としてP
CBが浮き上がってもコアカバーから外れることのない
ようにする。
【0009】而して、端子を下方へ押圧してPCBに当
接させ、ハンダ付けを行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4に従っ
て詳述する。図1において11はアウターロータ型2相
ブラシレスモータのコアであり、該コア11は強磁性
で、且つ、ヒステリシス損失の小さい珪素鋼板等の薄板
をプレス金型で打ち抜き、それを複数板積層することに
よって形成されている。そして、該コア11の上平面、
下平面およびスロット部はコアカバー12によって被覆
されている。
【0011】該コアカバー12はコイル13,13…に
通電される電流からコア11を絶縁することを主な目的
とするものであり、プラスチック樹脂等の素材をコア1
1の形状に合わせて上下2個に分割して成型加工され、
コア11の上方と下方から嵌合することにより接着され
る。
【0012】該コア11およびコアカバー12の中央に
は、夫々アウターロータ(図示せず)の軸を枢支するた
めの軸孔が開穿されており、コアカバー12の軸孔の上
端部はコア11の上平面よりも上方に突起して軸筒14
を形成している。該軸筒14にはコイル13,13…の
端末を係合するための端子15,15…が、軸筒14の
遠心方向に突設した状態で埋設されている。
【0013】該端子15,15…は前述のコアカバー1
2の成型後に圧入してもよく、またはコアカバー12と
一緒にインサート成型してもよい。また、図2に図示せ
る如く、軸筒14の上端面に垂直に埋設して遠心方向に
折曲してもよく、もしくは図3に図示せる如く、折曲す
ることなく軸筒14の外側面に垂直に埋設してコア平面
に水平になるように形成してもよい。
【0014】而して、コア11の主極にコイル13,1
3…を巻回し、該コイル13,13…の端末を前記端子
15,15…に巻き付ける。この時、コア11の主極と
端子15,15…とはともにコア平面に沿って水平に形
成されているので、コイル13,13…を巻回する軸の
角度を水平にしたままの状態で簡易、迅速に端末を端子
15,15…に巻き付けることができる。
【0015】尚、図1に図示せる如く、端子15,15
…を平板状に形成すると、コイル13,13…を巻き付
けた場合の弾性復帰を小さくすることができ、カラゲ作
業がより容易になる。更に、図4に図示せる如く、該端
子15,15…の先端近傍の左右側辺に凹部15a,1
5aを設けておくとカラゲ作業効率が一層向上する。
【0016】而して、モータの駆動回路を組み込んだP
CB16の中央に前記軸筒14を嵌挿するための軸孔1
7を開穿するとともに、該軸孔17の縁部に前記端子1
5,15…を貫挿するための凹欠部18,18…を設け
る。そして、該凹欠部18,18…と端子15,15…
との位置を合わせてPCB16とコアカバー12とを対
峙させ、軸孔17に軸筒14を嵌挿することにより、P
CB16をコアカバー12に装着する。更に、該PCB
16を周方向に所定角度回転させて凹欠部18,18…
と端子15,15…との位置をずらしコアカバー12に
バヨネット嵌合する。
【0017】而して、端子15,15…は、PCB16
が浮き上がってもコアカバー12から外れることのない
ように係止するバヨネット爪としての役割を果たしてお
り、従来の如く、PCB16をコアカバー12に固定す
るための係止用ピンとして利用されることはない。従っ
て、前記凹欠部18,18…を端子15,15…よりも
ある程度大きく形成することによって、PCB16をコ
アカバー12に対峙させる時の位置決めが容易になる。
また、バヨネット方式であるので極めて容易にPCB1
6の装着をすることができる。
【0018】そして、端子15,15…をPCB16に
ハンダ付けする場合においては、図2及び図3に図示せ
る如く、端子15,15…を下方へ押圧してPCB16
に当接する。而して、該端子15,15…の下側面部が
PCB16の表面に当接した状態になるので、従来の如
く端子がPCB上方に突出した状態と比較して、ハンダ
付け作業が容易になる。
【0019】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記実施例にて詳述せる如く、
端子をコアカバー軸筒部の遠心方向に突設させることに
よって、コイル端末のカラゲ作業が容易になるばかりで
なく、PCBをバヨネット方式によってコアカバーに容
易に装着することができる。
【0021】更に、端子の下側面部がPCB表面に当接
した状態になるのでハンダ付け作業も容易に行うことが
できる等、正に諸種の効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、その分解斜視図。
【図2】図1を組み立てた状態の断面図。
【図3】本発明の変形例を示す断面図。
【図4】端子の変形例を示す一部切欠平面図。
【図5】従来例を示し、その分解斜視図。
【符号の説明】
11 コア 12 コアカバー 13 コイル 14 軸筒 15 端子 16 PCB 17 軸孔 18 凹欠部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアにコアカバーを介してコイルを巻回
    し、該コイル端末を前記コアカバーの軸筒部に埋設され
    た端子に係合し、更に、該コアカバーにPCBを装着し
    て該PCBと前記端子とを溶着したアウターロータ型2
    相ブラシレスモータにおいて、端子をコアカバー軸筒部
    の遠心方向に突設し、更に、PCBの中央に前記コアカ
    バー軸筒部を嵌挿する軸孔を開穿するとともに、該軸孔
    の縁部に前記端子を貫挿する凹欠部を設けて、該PCB
    とコアカバーとをバヨネット嵌合できるようにしたこと
    を特徴とするアウターロータ型2相ブラシレスモータ。
JP6263858A 1994-10-27 1994-10-27 アウターロータ型2相ブラシレスモータ Pending JPH08126238A (ja)

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