JP3892151B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置のブロアモータ等に好適なアウターロータ型のブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アウタロータ型ブラシレスモータは、モータホルダの上面にステータが固定されている。そのステータは、センターピースと、そのセンターピースに固設されたコアと、そのコアに巻装した巻線とを備えている。このセンターピースはモータホルダに対してマウントゴムを介して固定されるフランジ部と前記コアを保持する円筒状の軸支持部とから構成されている。
【0003】
この軸支持部の外周面には、コアを支持するための支持小径部が形成されている。この支持小径部には巻線を備えたコアが圧入されている。又、この軸支持部の内周面は、その上部及び下部にそれぞれ支持凹部が形成されている。これらの支持凹部には一つずつ軸受が圧入され、各軸受によってロータを固着した回転軸が回転可能に支持されている。
【0004】
従って、センターピースは、ロータを回転可能に支持するとともに、ステータをモータホルダに固定している。このようにセンターピースは、ブラシレスモータの骨格となる重要部品であって、強度、精度の観点からアルミダイカストや高強度合成樹脂材料から形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、アルミダイカストや高強度合成樹脂材料で形成したセンターピースは、精度がそれほど出ないため、その軸支持部の内周面に形成した支持凹部及び軸支持部の外周面に形成した支持小径部は、その精度を上げるために切削加工が必要である。
【0006】
更に、軸受及びコアをセンターピースに圧入するためには油圧プレス機が必要である。このため、切削加工費及び圧入作業に伴う設備コストがかかり、センターピースの製造コストが高くなる問題点がある。
【0007】
本発明の目的は、機能及び性能を損なわす、製造コストを低減させたブラシレスモータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータホルダに固定されたセンターピースと、そのセンターピースに支持されたコアと、そのコアに巻装した巻線とを備えたステータがそのセンターピースに配設した軸受を介して回転軸を回転可能に支持してなるブラシレスモータにおいて、前記センターピースは、同一形状の上下一対からなるセンターピースであって、その上側及び下側センターピースは、前記軸受を収容すると共に反コア側端面にネジ穴が形成されたセンターボス部と、そのセンターボス部から外周に延出されるように一体形成され、一側に嵌合凹部が形成されたコアインシュレータ部とを備え、前記コアは、前記上側センターピースの前記嵌合凹部と下側センターピースの前記嵌合凹部との間に配設されることによりそれら上側及び下側センターピースの各コアインシュレータ部にて前記巻線と電気的に絶縁されており、前記センターピースは、前記モータホルダの上面に配設されたマウントプレートに対して同マウントプレート側から前記センターボス部の前記ネジ穴にネジが螺合されることによって前記モータホルダに固定されていることを要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記センターボス部に形成された軸受保持面に球形軸受がロックワッシャによって押圧固定されたことを要旨とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおいて、前記センターボス部の前記反コア側端面には、複数箇所に位置決め凸部が形成されており、前記下側センターピースは、該位置決め凸部により位置決めされた状態で前記ネジ穴を通じて前記モータホルダに固定されていることを要旨とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のブラシレスモータにおいて、前記センターボス部の外側面には、その上部を切り欠いて3個の凹部が等間隔に形成され、前記凹部にはそれぞれ係止孔が形成されたことを要旨とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のブラシレスモータにおいて、前記センターピースは、合成樹脂から形成されたことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、コアは上側及び下側センターピースのコアインシュレータ部に形成した嵌合凹部内に配設される。
【0013】
従って、センターピースにコアを圧入する作業は無くなり組立作業が簡単になる。しかも、コアが圧入されないので、強度のある高価な材質でセンターピースを成形する必要がなくコストダウンを図ることができる。
【0014】
しかも、請求項1に記載の発明によれば、前記上側及び下側センターピースは、同一形状であるので、部品点数の低減を図ることができ、部品管理を容易にすることができる。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、球形軸受は、センターピースの軸受保持面に押圧支持されている。球形軸受は、押圧支持されているのみであるため、押圧支持部材を取り外せば、球形軸受の長軸が、回転軸の長軸と一致するように球形軸受の傾きを調整することができる。
【0016】
従って、軸受を圧入する前に、センターピースを切削加工する必要がなく、ステータの組立作業が簡単になり、効率化することができる。しかも、軸受が圧入されないので強度のある高価な材料でセンターピースを形成する必要がなく、コストダウンを図ることができる。
【0017】
請求項3に記載の発明によれば、センターボス部上面には、複数箇所に位置決め凸部が形成されている。
【0018】
従って、センターピースを容易に正確に螺設することができる。その結果、組立作業を効率化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、センターボス部の外側面には、その上部を切り欠いて複数個の凹部が等間隔に形成されている。各凹部には出力端子を挿入するための係止孔が周方向に形成されている。
【0019】
従って、出力端子を前記係止孔に嵌挿するだけで取り付けることができるため、ブラシレスモータの組立作業を効率化することができる。
請求項5に記載の発明によれば、センターピースは合成樹脂から形成される。
従って、高価なアルミダイカスト、高強度樹脂材料を使用しなくてもよい。その結果、材料費を低減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したブラシレスモータの一実施形態を図1〜図8従って説明する。
【0021】
図1に示すように、モータホルダ1の上面1aには、マウントゴム2を介してマウントプレート3が配設され、そのマウントプレート3は、モータホルダ1の下面に配設されたバックプレート4とネジ4aにて連結固定されている。マウントプレート3の上面3aにはステータ5が固定されている。ステータ5は、上下一対のセンターピース6、その上下一対のセンターピース6間に配設され、挟持されるコア7、前記コア7に巻装される巻線8とを備えている。
【0022】
前記コア7を挟持する上下一対のセンターピース6は、共に同一形状で同一の電気的な絶縁材料で、且つ合成樹脂材料で形成されている。従って、説明の便宜上、下側センターピース6について詳細に説明し、上側センターピース6はその組み付け方法を後記説明して、その詳細な構成は省略する。
【0023】
図2は、コア7を配設しない側(以下、反コア側という)を上方としたセンターピース6の全体斜図、図3は、コア7が配設される側(以下、コア側という)を上方に向けたときのセンターピース6の全体斜図である。図4は、下側センターピース6、コア7及び上側センターピース6の分解斜視図を示す。
【0024】
下側センターピース6は、センターボス部(以下、ボス部という)11と、ボス部11のコア側端部に延出形成されたコアインシュレータ部(以下、インシュレータ部という)12を備えている。ボス部11は、図2及び図5に示すように、円筒状に形成されている。その円筒状のボス部11の内周面11aにおけるコア側端部には、環状に軸受支持部13が形成されている。その環状の軸受支持部13の反コア側開口縁は、図6に示すように、縦断面形状が円弧面状となるように切り欠かれて軸受保持面14が形成している。又、ボス部11の内周面11aにおける反コア側端部には、3個の爪部15が等角度間隔に突出形成されている。
【0025】
一方、ボス部11の外側面11bには、軸線方向に延びた3個の拡幅部16が張り出し形成されている。ボス部11の外側面11bにおける反コア側端部であって、前記3個の拡幅部16うちの特定の2個の拡幅部16の間には、ボス部11の反コア側端面11cから軸線方向に切り欠いて形成した3個の凹部17が等角度間隔に凹設され、その凹部17の段差面17aには係止孔18が軸線方向に凹設されている。更に、ボス部11の反コア側端面11cにおいて、前記3個の拡幅部16に対応する位置にはネジ穴19が形成されている。又、反コア側端面11cには、2個の位置決め凸部20が所定のネジ穴19間の中間位置に突出形成されている。
【0026】
前記ボス部11のコア側端部における外側面11bには、インシュレータ部12が延出形成されている。インシュレータ部12は、コア側端部の外側面11bから延出形成された円板形状の基部支持板部21と、該基部支持板部21から径方向に延出形成されたティース支持板部22を備えている。基部支持板部21は、そのコア側の面21aの中央部に前記円筒状のボス部11と連通する嵌合筒部23が軸線方向に突出形成されている。ティース支持板部22は、前記基部支持板部21の外周部に18個等角度の間隔で径方向に延出形成され、その先端部分は拡開形成されている。ティース支持板部22の両側部及びティース支持板部22間の基部支持板部21の外周部には、壁板26がコア側に向かって延出形成されている。そして、これら基部支持板部21、ティース支持板部22、嵌合筒部23及び壁板26にて形成される嵌合凹部27にコア7が配設されることになる。
【0027】
コア7は、複数枚のコアシート30が積層されて構成されている。コアシート30は、その中央部に穴が形成された円板状の基部30aと、その基部30aの外周部から等角度間隔に形成されたティース部30bから構成されている。そして、コアシート30の平面形状は、そのティース部30bの先端部に形成した凹部を除いて前記嵌合凹部27の平面形状と同一となるように形成されている。そして、コアシート30が前記嵌合凹部27に積層配置されるとき、その基部30aが前記嵌合凹部27を形成する基部支持板部21に位置するとともに、ティース部30bが前記嵌合凹部27を形成するティース支持板部22に位置することになる。
【0028】
尚、コア7を形成するためのコアシート片30の枚数は、前記嵌合凹部27を形成する壁板26の高さH/2の2倍の厚さHのコア7が形成される枚数である。つまり、半分の枚数のコアシート30が下側センターピース6の嵌合凹部27に収容され、残り半分の枚数のコアシート30が上側センターピース6の嵌合凹部27に収容される。そして、下側及び上側センターピース6の嵌合凹部27にコアシート30が嵌合された状態で、下側センターピース6と上側センターピース6を互いに重ね合わせる。そして、重ね合わせた状態で、巻線8を巻装する。っまり、ティース支持板部22間に形成される空間(スロット)に巻線8が巻装されてステータ5が形成される。
【0029】
ステータ5は、図1に示すように、前記マウントプレート3に固設される。詳述すると、ステータ5は、図7に示すように、前記下側センターピース6に形成した位置決め凸部20をマウントプレート3に形成した位置決め凹部3bに嵌合させることにより位置決めされる。位置決した後、ステータ5は、下側センターピース6のネジ穴19に対してマウントプレート3の下面からネジ31を螺合することによりマウントプレート3に固設される。
【0030】
前記ステータ5は、上下一対の球形軸受32,33を介して回転軸34を回転可能に支持している。下側球形軸受32は、下側センターピース6の軸受支持部13に配置され、下側に配設されたロックワッシャ35を前記爪部15に係合させることにより、該下側センターピース6の軸受保持面14と同ロックワッシャ35との間で保持される。上側球形軸受33は、上側センターピース6の軸受支持部13に配置され、上側に配設されたロックワッシャ36を前記爪部15に係合させることにより、該上側センターピース6の軸受保持面14と同ロックワッシャ36との間で保持される。
【0031】
回転軸34は、ロータ40を取着している。ロータ40を構成する釣り鐘状のヨーク41は、ステータ5を覆うように形成されており、該ヨーク41の内周面には複数のマグネット42が配設されている。
【0032】
前記モータホルダ1の下方には、励磁回路を備えた回路基板43が配設されている。そして、その励磁回路から前記ステータ5の巻線8に励磁電流が供給されるとステータ5に磁界が発生し、その磁界に基づいてロータ40は回転駆動される。
【0033】
本実施形態のブラシレスモータによれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)本実施形態では、上側及び下側センターピース6はセンターボス部11と、センターボス部11に一体成形されたコアインシュレータ部12とから構成されている。下側センターピース6のインシュレータ部12に形成された嵌合凹部27内にコア7が嵌挿されるとともに、更に上側センターピース6に形成された嵌合凹部27が前記コア7に嵌合して、コア7は、2個のセンターピース6によって覆設される。
【0034】
従って、ステータ5の組立作業において、上側及び下側センターピース6にコア7を圧入する作業が無くなって、組立作業が簡単になるとともに、コア7を圧入するために必要であった油圧プレス機が不要になり、製造コストを低減することができる。
【0035】
(2)本実施形態では、2個の球形軸受32,33は、その一側面を上側及び下側センターピース6の軸受支持部13の軸受保持面14に当接させるとともに、その他側面をロックワッシャ35,36を介して上側及び下側センターピース6内周面からステータの中心方向に向かって押圧される。又、前記ロックワッシャ35,36は、上側及び下側センターピース6の内周面に形成された3箇所の爪部15によって支持されている。球形軸受32,33は、ロックワッシャ35,36によって固定されているのみであるため、ロックワッシャ35,36を緩めて、球形軸受32,33の長軸が回転軸34の長軸と一致するように球形軸受32,33の傾きを調整することができる。
【0036】
従って、軸受を圧入する前に、上側及び下側センターピース6を切削加工する必要がない。その結果、ステータ5の組立作業が簡単になり、効率化することができる。
【0037】
(3)本実施形態では、拡幅部16には、センターボス部11の反コア側端面11cからネジ穴19が形成されている。センターボス部11の反コア側端面11cは、平面に形成され、その反コア側端面11cの2箇所に位置決め凸部20が形成されている。従って、マウントプレート3に下側センターピース6を容易に正確に螺設することができる。その結果、ブラシレスモータの組立作業を効率化することができる。
【0038】
(4)本実施形態では、センターボス部11の外側面11bには、その上部を切り欠いて3個の凹部17が等間隔に形成されている。それぞれの凹部17には係止孔18が周方向に形成されている。前記係止孔18には、図1に示すように、回路基板43から延びた出力端子44が嵌挿される。
【0039】
従って、出力端子44を前記係止孔18に嵌挿するだけで取り付けることができるため、ブラシレスモータの組立作業を効率化することができる。
(5)本実施形態では、上側及び下側センターピース6は、従来のようにコアシート30が圧入されていないとともに、軸受32,33が圧入されない構造にしたので、材質を従来のように強度のあるもので実施しなくても可能となり、合成樹脂にてから形成した。従って、高価なアルミダイカスト、高強度樹脂材料を使用しなくてもよい。その結果、材料費を低減することができる。しかも、切削加工しなくても精度の高いセンターピース6を製造することができる。
【0040】
(6)本実施形態では、上側及び下側センターピース6は、同一形状で形成した。従って、部品点数の低減を図ることができ、部品管理を容易にすることができる。
【0041】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、コアインシュレータ部12には18個のティース支持板部22が形成されたが、これは任意の数だけ形成してもよい。
【0042】
○上記実施形態では、センターボス部11は、軸受支持部13の上部に3個の爪部15が等角度間隔に形成されたが、3個に限定されることなく任意の個数だけ形成してよい。
【0043】
○上記実施形態では、センターボス部11には軸方向に延びた3個の拡幅部16が等角度間隔に形成されたが、拡幅部16を形成しなくてもよい。
○上記実施形態では、センターボス部11の反コア側端面11cには2箇所に位置決め凸部20が形成されたが、2箇所に限定されることなく任意の箇所に任意の数だけ形成してよい。
【0044】
○上記実施形態では、上側及び下側センターピース6を合成樹脂材料を用いて形成したが、アルミダイカスト、高強度樹脂材料等を用いて形成してもよい。
このようにした場合にも、前記実施形態に記載の特徴と同様の特徴を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、コストダウンを図ることができる。
【0046】
また、請求項1に記載の発明によれば、部品点数の低減を図ることができ、部品管理を容易にすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ステータの組立作業が簡単になり、効率化することができる。しかも、軸受が圧入されないので強度のある高価な材料でセンターピースを形成する必要がなく、コストダウンを図ることができる。
【0047】
請求項3に記載の発明によれば、組立作業を効率化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ブラシレスモータの組立作業を効率化することができる。
【0048】
請求項5に記載の発明によれば、材料費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるブラシレスモータの要部断面図。
【図2】 同じくセンターピースの反コア側の全体斜図。
【図3】 同じくセンターピースのコア側の全体斜図。
【図4】 同じく上側及び下側センターピース及びコアの分解斜視図。
【図5】 同じくセンターピースの要部平面図。
【図6】 同じくセンターピースの要部断面図。
【図7】 同じくブラシレスモータの要部断面図。
【符号の説明】
6…上側及び下側センターピース、7…コア、8…巻線、11…センターボス部、11b…センターピースの外側面、11c…センターピースの反コア側端面、12…コアインシュレータ部、14…軸受保持面、17…凹部、19…ネジ穴、20…位置決め凸部、27…嵌合凹部、32,33…球形軸受、35,36…ロックワッシャ。
Claims (5)
- モータホルダに固定されたセンターピースと、そのセンターピースに支持されたコアと、そのコアに巻装した巻線とを備えたステータがそのセンターピースに配設した軸受を介して回転軸を回転可能に支持してなるブラシレスモータにおいて、
前記センターピースは、同一形状の上下一対からなるセンターピース(6)であって、
その上側及び下側センターピース(6)は、
前記軸受(32,33)を収容すると共に反コア側端面(11c)にネジ穴(19)が形成されたセンターボス部(11)と、そのセンターボス部(11)から外周に延出されるように一体形成され、一側に嵌合凹部(27)が形成されたコアインシュレータ部(12)とを備え、
前記コア(7)は、前記上側センタピース(6)の前記嵌合凹部(27)と前記下側センターピース(6)の前記嵌合凹部(27)との間に配設されることによりそれら上側及び下側センターピース(6)の各コアインシュレータ部(12)にて前記巻線(8)と電気的に絶縁されており、
前記センターピース(6)は、前記モータホルダ(1)の上面に配設されたマウントプレート(3)に対して同マウントプレート(3)側から前記センターボス部(11)の前記ネジ穴(19)にネジが螺合されることによって前記モータホルダ(1)に固定されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
前記センターボス部(11)に形成された軸受保持面(14)に球形軸受(32,33)がロックワッシャ(35,36)によって押圧固定されたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、
前記センターボス部(11)の前記反コア側端面(11c)には、複数箇所に位置決め凸部(20)が形成されており、前記下側センタピース(6)は、該位置決め凸部(20)により位置決めされた状態で前記ネジ穴(19)を通じて前記モータホルダ(1)に固定されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のブラシレスモータにおいて、
前記センターボス部(11)の外側面(11b)には、その上部を切り欠いて3個の凹部(17)が等間隔に形成され、前記凹部(17)にはそれぞれ係止孔(18)が形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のブラシレスモータにおいて、
前記センターピース(6)は、合成樹脂から形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。
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