JP2000050555A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

Info

Publication number
JP2000050555A
JP2000050555A JP21906898A JP21906898A JP2000050555A JP 2000050555 A JP2000050555 A JP 2000050555A JP 21906898 A JP21906898 A JP 21906898A JP 21906898 A JP21906898 A JP 21906898A JP 2000050555 A JP2000050555 A JP 2000050555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
brushless motor
center
support plate
center piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21906898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3892151B2 (ja
Inventor
Toshio Ishikawa
祀男 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP21906898A priority Critical patent/JP3892151B2/ja
Publication of JP2000050555A publication Critical patent/JP2000050555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3892151B2 publication Critical patent/JP3892151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能及び性能を損なわす、製造コストを低減
させたブラシレスモータを提供する。 【解決手段】 センターピース6は、ボス部11と、ボ
ス部11のコア側端部に延出形成されたインシュレータ
部12を備えている。前記インシュレータ部12は、基
部支持板部21と、ティース支持板部22を備えてい
る。ティース支持板部22は、前記基部支持板部21の
外周部に18個等角度の間隔で径方向に延出形成され、
その先端部分は拡開形成されている。ティース支持板部
22の両側部及びティース支持板部22間の基部支持板
部21の外周部には、壁板26がコア側に向かって延出
形成されている。そして、これら基部支持板部21、テ
ィース支持板部22、嵌合筒部23及び壁板26にてコ
ア7を嵌挿する嵌合凹部27が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置の
ブロアモータ等に好適なアウターロータ型のブラシレス
モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アウタロータ型ブラシレスモータ
は、モータホルダの上面にステータが固定されている。
そのステータは、センターピースと、そのセンターピー
スに固設されたコアと、そのコアに巻装した巻線とを備
えている。このセンターピースはモータホルダに対して
マウントゴムを介して固定されるフランジ部と前記コア
を保持する円筒状の軸支持部とから構成されている。
【0003】この軸支持部の外周面には、コアを支持す
るための支持小径部が形成されている。この支持小径部
には巻線を備えたコアが圧入されている。又、この軸支
持部の内周面は、その上部及び下部にそれぞれ支持凹部
が形成されている。これらの支持凹部には一つずつ軸受
が圧入され、各軸受によってロータを固着した回転軸が
回転可能に支持されている。
【0004】従って、センターピースは、ロータを回転
可能に支持するとともに、ステータをモータホルダに固
定している。このようにセンターピースは、ブラシレス
モータの骨格となる重要部品であって、強度、精度の観
点からアルミダイカストや高強度合成樹脂材料から形成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アルミダイ
カストや高強度合成樹脂材料で形成したセンターピース
は、精度がそれほど出ないため、その軸支持部の内周面
に形成した支持凹部及び軸支持部の外周面に形成した支
持小径部は、その精度を上げるために切削加工が必要で
ある。
【0006】更に、軸受及びコアをセンターピースに圧
入するためには油圧プレス機が必要である。このため、
切削加工費及び圧入作業に伴う設備コストがかかり、セ
ンターピースの製造コストが高くなる問題点がある。
【0007】本発明の目的は、機能及び性能を損なわ
す、製造コストを低減させたブラシレスモータを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、モータホルダに固定さ
れたセンターピースと、そのセンターピースに支持され
たコアと、そのコアに巻装した巻線とを備えたステータ
がそのセンターピースに配設した軸受を介して回転軸を
回転可能に支持してなるブラシレスモータにおいて、前
記センターピースは、上下一対からなるセンターピース
であって、その上側及び下側センターピースは、前記軸
受を収容するセンターボス部と、そのセンターボス部か
ら外周に延出形成され、一側に嵌合凹部が形成されたコ
アインシュレータ部とを備え、その上側及び下側センタ
ーピースのコアインシュレータ部に形成した嵌合凹部内
に前記コアを配設し、同一対のコアインシュレータ部に
てコアと前記巻線とを電気的に絶縁したことを要旨とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のブラシレスモータにおいて、前記上側及び下側センタ
ーピースは、同一形状であることを要旨とする。請求項
3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のブラシレス
モータにおいて、前記センターボス部に形成された軸受
保持面に球形軸受がロックワッシャによって押圧固定さ
れたことを要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のブラシレスモータにおいて、前記センターボス
部の上面にはネジ穴が形成されるとともに、複数箇所に
位置決め凸部が形成されたことを要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のブラシレスモータにおいて、前記センターボス
部の外側面には、その上部を切り欠いて3個の凹部が等
間隔に形成され、前記凹部にはそれぞれ係止孔が形成さ
れたことを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のブラシレスモータにおいて、前記センターピー
スは、合成樹脂から形成されたことを要旨とする。請求
項1に記載の発明によれば、コアは上側及び下側センタ
ーピースのコアインシュレータ部に形成した嵌合凹部内
に配設される。
【0013】従って、センターピースにコアを圧入する
作業は無くなり組立作業が簡単になる。しかも、コアが
圧入されないので、強度のある高価な材質でセンターピ
ースを成形する必要がなくコストダウンを図ることがで
きる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、前記上側
及び下側センターピースは、同一形状であるので、部品
点数の低減を図ることができ、部品管理を容易にするこ
とができる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、球形軸受
は、センターピースの軸受保持面に押圧支持されてい
る。球形軸受は、押圧支持されているのみであるため、
押圧支持部材を取り外せば、球形軸受の長軸が、回転軸
の長軸と一致するように球形軸受の傾きを調整すること
ができる。
【0016】従って、軸受を圧入する前に、センターピ
ースを切削加工する必要がなく、ステータの組立作業が
簡単になり、効率化することができる。しかも、軸受が
圧入されないので強度のある高価な材料でセンターピー
スを形成する必要がなく、コストダウンを図ることがで
きる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、拡幅部に
は、センターボス部上面からネジ穴が形成されている。
センターボス部上面には、複数箇所に位置決め凸部が形
成されている。
【0018】従って、センターピースを容易に正確に螺
設することができる。その結果、組立作業を効率化する
ことができる。請求項5に記載の発明によれば、センタ
ーボス部の外側面には、その上部を切り欠いて複数個の
凹部が等間隔に形成されている。各凹部には出力端子を
挿入するための係止孔が周方向に形成されている。
【0019】従って、出力端子を前記係止孔に嵌挿する
だけで取り付けることができるため、ブラシレスモータ
の組立作業を効率化することができる。請求項6に記載
の発明によれば、センターピースは合成樹脂から形成さ
れる。従って、高価なアルミダイカスト、高強度樹脂材
料を使用しなくてもよい。その結果、材料費を低減する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したブラシ
レスモータの一実施形態を図1〜図8従って説明する。
【0021】図1に示すように、モータホルダ1の上面
1aには、マウントゴム2を介してマウントプレート3
が配設され、そのマウントプレート3は、モータホルダ
1の下面に配設されたバックプレート4とネジ4aにて
連結固定されている。マウントプレート3の上面3aに
はステータ5が固定されている。ステータ5は、上下一
対のセンターピース6、その上下一対のセンターピース
6間に配設され、挟持されるコア7、前記コア7に巻装
される巻線8とを備えている。
【0022】前記コア7を挟持する上下一対のセンター
ピース6は、共に同一形状で同一の電気的な絶縁材料
で、且つ合成樹脂材料で形成されている。従って、説明
の便宜上、下側センターピース6について詳細に説明
し、上側センターピース6はその組み付け方法を後記説
明して、その詳細な構成は省略する。
【0023】図2は、コア7を配設しない側(以下、反
コア側という)を上方としたセンターピース6の全体斜
図、図3は、コア7が配設される側(以下、コア側とい
う)を上方に向けたときのセンターピース6の全体斜図
である。図4は、下側センターピース6、コア7及び上
側センターピース6の分解斜視図を示す。
【0024】下側センターピース6は、センターボス部
(以下、ボス部という)11と、ボス部11のコア側端
部に延出形成されたコアインシュレータ部(以下、イン
シュレータ部という)12を備えている。ボス部11
は、図2及び図5に示すように、円筒状に形成されてい
る。その円筒状のボス部11の内周面11aにおけるコ
ア側端部には、環状に軸受支持部13が形成されてい
る。その環状の軸受支持部13の反コア側開口縁は、図
6に示すように、縦断面形状が円弧面状となるように切
り欠かれて軸受保持面14が形成している。又、ボス部
11の内周面11aにおける反コア側端部には、3個の
爪部15が等角度間隔に突出形成されている。
【0025】一方、ボス部11の外側面11bには、軸
線方向に延びた3個の拡幅部16が張り出し形成されて
いる。ボス部11の外側面11bにおける反コア側端部
であって、前記3個の拡幅部16うちの特定の2個の拡
幅部16の間には、ボス部11の反コア側端面11cか
ら軸線方向に切り欠いて形成した3個の凹部17が等角
度間隔に凹設され、その凹部17の段差面17aには係
止孔18が軸線方向に凹設されている。更に、ボス部1
1の反コア側端面11cにおいて、前記3個の拡幅部1
6に対応する位置にはネジ穴19が形成されている。
又、反コア側端面11cには、2個の位置決め凸部20
が所定のネジ穴19間の中間位置に突出形成されてい
る。
【0026】前記ボス部11のコア側端部における外側
面11bには、インシュレータ部12が延出形成されて
いる。インシュレータ部12は、コア側端部の外側面1
1bから延出形成された円板形状の基部支持板部21
と、該基部支持板部21から径方向に延出形成されたテ
ィース支持板部22を備えている。基部支持板部21
は、そのコア側の面21aの中央部に前記円筒状のボス
部11と連通する嵌合筒部23が軸線方向に突出形成さ
れている。ティース支持板部22は、前記基部支持板部
21の外周部に18個等角度の間隔で径方向に延出形成
され、その先端部分は拡開形成されている。ティース支
持板部22の両側部及びティース支持板部22間の基部
支持板部21の外周部には、壁板26がコア側に向かっ
て延出形成されている。そして、これら基部支持板部2
1、ティース支持板部22、嵌合筒部23及び壁板26
にて形成される嵌合凹部27にコア7が配設されること
になる。
【0027】コア7は、複数枚のコアシート30が積層
されて構成されている。コアシート30は、その中央部
に穴が形成された円板状の基部30aと、その基部30
aの外周部から等角度間隔に形成されたティース部30
bから構成されている。そして、コアシート30の平面
形状は、そのティース部30bの先端部に形成した凹部
を除いて前記嵌合凹部27の平面形状と同一となるよう
に形成されている。そして、コアシート30が前記嵌合
凹部27に積層配置されるとき、その基部30aが前記
嵌合凹部27を形成する基部支持板部21に位置すると
ともに、ティース部30bが前記嵌合凹部27を形成す
るティース支持板部22に位置することになる。
【0028】尚、コア7を形成するためのコアシート片
30の枚数は、前記嵌合凹部27を形成する壁板26の
高さH/2の2倍の厚さHのコア7が形成される枚数で
ある。つまり、半分の枚数のコアシート30が下側セン
ターピース6の嵌合凹部27に収容され、残り半分の枚
数のコアシート30が上側センターピース6の嵌合凹部
27に収容される。そして、下側及び上側センターピー
ス6の嵌合凹部27にコアシート30が嵌合された状態
で、下側センターピース6と上側センターピース6を互
いに重ね合わせる。そして、重ね合わせた状態で、巻線
8を巻装する。っまり、ティース支持板部22間に形成
される空間(スロット)に巻線8が巻装されてステータ
5が形成される。
【0029】ステータ5は、図1に示すように、前記マ
ウントプレート3に固設される。詳述すると、ステータ
5は、図7に示すように、前記下側センターピース6に
形成した位置決め凸部20をマウントプレート3に形成
した位置決め凹部3bに嵌合させることにより位置決め
される。位置決した後、ステータ5は、下側センターピ
ース6のネジ穴19に対してマウントプレート3の下面
からネジ31を螺合することによりマウントプレート3
に固設される。
【0030】前記ステータ5は、上下一対の球形軸受3
2,33を介して回転軸34を回転可能に支持してい
る。下側球形軸受32は、下側センターピース6の軸受
支持部13に配置され、下側に配設されたロックワッシ
ャ35を前記爪部15に係合させることにより、該下側
センターピース6の軸受保持面14と同ロックワッシャ
35との間で保持される。上側球形軸受33は、上側セ
ンターピース6の軸受支持部13に配置され、上側に配
設されたロックワッシャ36を前記爪部15に係合させ
ることにより、該上側センターピース6の軸受保持面1
4と同ロックワッシャ36との間で保持される。
【0031】回転軸34は、ロータ40を取着してい
る。ロータ40を構成する釣り鐘状のヨーク41は、ス
テータ5を覆うように形成されており、該ヨーク41の
内周面には複数のマグネット42が配設されている。
【0032】前記モータホルダ1の下方には、励磁回路
を備えた回路基板43が配設されている。そして、その
励磁回路から前記ステータ5の巻線8に励磁電流が供給
されるとステータ5に磁界が発生し、その磁界に基づい
てロータ40は回転駆動される。
【0033】本実施形態のブラシレスモータによれば、
以下のような特徴を得ることができる。 (1)本実施形態では、上側及び下側センターピース6
はセンターボス部11と、センターボス部11に一体成
形されたコアインシュレータ部12とから構成されてい
る。下側センターピース6のインシュレータ部12に形
成された嵌合凹部27内にコア7が嵌挿されるととも
に、更に上側センターピース6に形成された嵌合凹部2
7が前記コア7に嵌合して、コア7は、2個のセンター
ピース6によって覆設される。
【0034】従って、ステータ5の組立作業において、
上側及び下側センターピース6にコア7を圧入する作業
が無くなって、組立作業が簡単になるとともに、コア7
を圧入するために必要であった油圧プレス機が不要にな
り、製造コストを低減することができる。
【0035】(2)本実施形態では、2個の球形軸受3
2,33は、その一側面を上側及び下側センターピース
6の軸受支持部13の軸受保持面14に当接させるとと
もに、その他側面をロックワッシャ35,36を介して
上側及び下側センターピース6内周面からステータの中
心方向に向かって押圧される。又、前記ロックワッシャ
35,36は、上側及び下側センターピース6の内周面
に形成された3箇所の爪部15によって支持されてい
る。球形軸受32,33は、ロックワッシャ35,36
によって固定されているのみであるため、ロックワッシ
ャ35,36を緩めて、球形軸受32,33の長軸が回
転軸34の長軸と一致するように球形軸受32,33の
傾きを調整することができる。
【0036】従って、軸受を圧入する前に、上側及び下
側センターピース6を切削加工する必要がない。その結
果、ステータ5の組立作業が簡単になり、効率化するこ
とができる。
【0037】(3)本実施形態では、拡幅部16には、
センターボス部11の反コア側端面11cからネジ穴1
9が形成されている。センターボス部11の反コア側端
面11cは、平面に形成され、その反コア側端面11c
の2箇所に位置決め凸部20が形成されている。従っ
て、マウントプレート3に下側センターピース6を容易
に正確に螺設することができる。その結果、ブラシレス
モータの組立作業を効率化することができる。
【0038】(4)本実施形態では、センターボス部1
1の外側面11bには、その上部を切り欠いて3個の凹
部17が等間隔に形成されている。それぞれの凹部17
には係止孔18が周方向に形成されている。前記係止孔
18には、図1に示すように、回路基板43から延びた
出力端子44が嵌挿される。
【0039】従って、出力端子44を前記係止孔18に
嵌挿するだけで取り付けることができるため、ブラシレ
スモータの組立作業を効率化することができる。 (5)本実施形態では、上側及び下側センターピース6
は、従来のようにコアシート30が圧入されていないと
ともに、軸受32,33が圧入されない構造にしたの
で、材質を従来のように強度のあるもので実施しなくて
も可能となり、合成樹脂にてから形成した。従って、高
価なアルミダイカスト、高強度樹脂材料を使用しなくて
もよい。その結果、材料費を低減することができる。し
かも、切削加工しなくても精度の高いセンターピース6
を製造することができる。
【0040】(6)本実施形態では、上側及び下側セン
ターピース6は、同一形状で形成した。従って、部品点
数の低減を図ることができ、部品管理を容易にすること
ができる。
【0041】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、コアインシュレータ部12には1
8個のティース支持板部22が形成されたが、これは任
意の数だけ形成してもよい。
【0042】○上記実施形態では、センターボス部11
は、軸受支持部13の上部に3個の爪部15が等角度間
隔に形成されたが、3個に限定されることなく任意の個
数だけ形成してよい。
【0043】○上記実施形態では、センターボス部11
には軸方向に延びた3個の拡幅部16が等角度間隔に形
成されたが、拡幅部16を形成しなくてもよい。 ○上記実施形態では、センターボス部11の反コア側端
面11cには2箇所に位置決め凸部20が形成された
が、2箇所に限定されることなく任意の箇所に任意の数
だけ形成してよい。
【0044】○上記実施形態では、上側及び下側センタ
ーピース6を合成樹脂材料を用いて形成したが、アルミ
ダイカスト、高強度樹脂材料等を用いて形成してもよ
い。 このようにした場合にも、前記実施形態に記載の特徴と
同様の特徴を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、コストダウンを図ることができる。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、部品点数
の低減を図ることができ、部品管理を容易にすることが
できる。請求項3に記載の発明によれば、ステータの組
立作業が簡単になり、効率化することができる。しか
も、軸受が圧入されないので強度のある高価な材料でセ
ンターピースを形成する必要がなく、コストダウンを図
ることができる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、組立作業
を効率化することができる。請求項5に記載の発明によ
れば、ブラシレスモータの組立作業を効率化することが
できる。
【0048】請求項6に記載の発明によれば、材料費を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるブラシレスモータの要部
断面図。
【図2】 同じくセンターピースの反コア側の全体斜
図。
【図3】 同じくセンターピースのコア側の全体斜図。
【図4】 同じく上側及び下側センターピース及びコア
の分解斜視図。
【図5】 同じくセンターピースの要部平面図。
【図6】 同じくセンターピースの要部断面図。
【図7】 同じくブラシレスモータの要部断面図。
【符号の説明】
6…上側及び下側センターピース、7…コア、8…巻
線、11…センターボス部、11b…センターピースの
外側面、11c…センターピースの反コア側端面、12
…コアインシュレータ部、14…軸受保持面、17…凹
部、19…ネジ穴、20…位置決め凸部、27…嵌合凹
部、32,33…球形軸受、35,36…ロックワッシ
ャ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータホルダに固定されたセンターピー
    スと、そのセンターピースに支持されたコアと、そのコ
    アに巻装した巻線とを備えたステータがそのセンターピ
    ースに配設した軸受を介して回転軸を回転可能に支持し
    てなるブラシレスモータにおいて、 前記センターピースは、上下一対からなるセンターピー
    ス(6)であって、 その上側及び下側センターピース(6)は、 前記軸受(32,33)を収容するセンターボス部(1
    1)と、そのセンターボス部(11)から外周に延出形
    成され、一側に嵌合凹部(27)が形成されたコアイン
    シュレータ部(12)とを備え、 その上側及び下側センターピース(6)のコアインシュ
    レータ部(12)に形成した嵌合凹部(27)内に前記
    コア(7)を配設し、同一対のコアインシュレータ部
    (12)にてコア(7)と前記巻線(8)とを電気的に
    絶縁したことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブラシレスモータにお
    いて、 前記上側及び下側センターピース(6)は、同一形状で
    あることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のブラシレスモー
    タにおいて、 前記センターボス部(11)に形成された軸受保持面
    (14)に球形軸受(32,33)がロックワッシャ
    (35,36)によって押圧固定されたことを特徴とす
    るブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のブラシレスモー
    タにおいて、 前記センターボス部(11)の反コア側端面(11c)
    にはネジ穴(19)が形成されるとともに、複数箇所に
    位置決め凸部(20)が形成されたことを特徴とするブ
    ラシレスモータ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載のブラシレスモー
    タにおいて、 前記センターボス部(11)の外側面(11b)には、
    その上部を切り欠いて3個の凹部(17)が等間隔に形
    成され、前記凹部(17)にはそれぞれ係止孔(18)
    が形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載のブラシレスモー
    タにおいて、 前記センターピース(6)は、合成樹脂から形成された
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
JP21906898A 1998-08-03 1998-08-03 ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP3892151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21906898A JP3892151B2 (ja) 1998-08-03 1998-08-03 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21906898A JP3892151B2 (ja) 1998-08-03 1998-08-03 ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000050555A true JP2000050555A (ja) 2000-02-18
JP3892151B2 JP3892151B2 (ja) 2007-03-14

Family

ID=16729775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21906898A Expired - Fee Related JP3892151B2 (ja) 1998-08-03 1998-08-03 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3892151B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176597A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Lg Electron Inc ドラム洗濯機のアウターローター型モーター及びその製造方法
GB2426636A (en) * 2005-05-26 2006-11-29 Nuria Coma Roma Stator slot insulation supporting rotor bearings
WO2011102921A3 (en) * 2010-02-18 2012-07-19 Nidec Motor Corporation Stator with monolithic mounting bosses and assembly comprising the same
WO2013021900A1 (ja) 2011-08-08 2013-02-14 アイシン精機株式会社 車両用回転電機
EP2287380A3 (en) * 2009-08-17 2017-04-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Motor usable with washing machine and washing machine having the same

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176597A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Lg Electron Inc ドラム洗濯機のアウターローター型モーター及びその製造方法
GB2426636A (en) * 2005-05-26 2006-11-29 Nuria Coma Roma Stator slot insulation supporting rotor bearings
ES2289862A1 (es) * 2005-05-26 2008-02-01 Nuria Coma Roma Motor electrico de induccion asincronico de rotor interior.
GB2426636B (en) * 2005-05-26 2009-04-08 Nuria Coma Roma Induction motor
EP2287380A3 (en) * 2009-08-17 2017-04-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Motor usable with washing machine and washing machine having the same
WO2011102921A3 (en) * 2010-02-18 2012-07-19 Nidec Motor Corporation Stator with monolithic mounting bosses and assembly comprising the same
US8405268B2 (en) 2010-02-18 2013-03-26 Nidec Motor Corporation Stator with monolithic mounting bosses and assembly comprising the same
WO2013021900A1 (ja) 2011-08-08 2013-02-14 アイシン精機株式会社 車両用回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3892151B2 (ja) 2007-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001078382A (ja) ブラシレスモータ及び車両用空調装置
US6700262B2 (en) Rotary electric machine
JP2001054270A (ja) 面対向型モータ
JP2000050555A (ja) ブラシレスモータ
JP4397465B2 (ja) 回転電機の回転軸の取付構造
JP2001086693A (ja) 高効率、高トルク、高支持力を有する外部ローター式モータ
JP3694171B2 (ja) ファンモータ
JPH10136610A (ja) エンジン駆動発電機
US20050093383A1 (en) Fan motor
JP3439954B2 (ja) アウターロータ型ステッピングモータ
EP0677913B1 (en) Small brush-use DC motor and music device
JP2563740Y2 (ja) ブラシレスモータ
JP3793670B2 (ja) モータの取付機構及び取付方法
JP2003180047A (ja) ブラシレスモータ
JP2003070193A (ja) 回転電機のマグネット固定構造
JP2002315235A (ja) モータ
JPH0750862Y2 (ja) 回転電力機
JP2000217322A (ja) 単相dcブラシレスモ―タ
JP2003070195A (ja) 回転電機のマグネット固定構造
JPH083153Y2 (ja) 回転電力機
JP3517088B2 (ja) ファンモータ
JPH036148Y2 (ja)
JPH11355984A (ja) 小型電動機
JPH0993898A (ja) 無刷子電動機
JPH05316683A (ja) 直流ブラシレス電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040820

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20061205

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20061206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees