JP2000348930A - コイルボビン - Google Patents

コイルボビン

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JP2000348930A
JP2000348930A JP11160643A JP16064399A JP2000348930A JP 2000348930 A JP2000348930 A JP 2000348930A JP 11160643 A JP11160643 A JP 11160643A JP 16064399 A JP16064399 A JP 16064399A JP 2000348930 A JP2000348930 A JP 2000348930A
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JP
Japan
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coil
bobbin
connector
winding
connector portion
Prior art date
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JP11160643A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Himei
秀和 姫井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to US09/439,081 priority patent/US6160468A/en
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/04Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R35/00Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
    • H01R35/04Turnable line connectors with limited rotation angle with frictional contact members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した巻線処理を行なうと共に多種多様な
コネクタ形状に対応できるコイルボビンを提供する。 【解決手段】 巻線部となるボビン1と電気接続部とな
るコネクタ部2を別部品とし、ボビン1に設けられた支
持フック1aにコネクタ部2に設けられたコネクタ回転
軸2aを嵌合させ、組み付けた後もコネクタ部2を回動
可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁ソレノイド
を巻線するためのコイルボビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来このような技術分野においては、例
えば、図10に示すように、コイル巻線胴11c、及び
その両端のフランジ11dを有するボビン11に、電気
接続を行うターミナル12,13がコイル巻線胴11c
と平行にインサート成形されているものがあった。そし
てコイル15は、巻線時に、巻線ノズル14をボビン1
1の巻線幅11a間で往復させるため、ボビン11とタ
ーミナル12,13間の距離11bに一定以上のスペー
スを確保しコイル巻線を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコイルボビンは
以上のように構成されているので、ボビンとターミナル
間の距離に一定以上のスペースが必要となり、製品の小
型化に対応出来ないという問題点があった。又、巻線ノ
ズルをボビン巻線部に対し、平行方向で挿入するため、
コイルと巻線ノズルの方向が直角となり、この直角にな
った箇所でテンションがかかるため、テンション管理が
困難であるという問題点もあった。また、ボビンとター
ミナルがインサート成形となっているため、コネクタ部
形状を変更するたびに、ボビンも新たに必要となるとい
うコスト面での問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、コイル巻線部となるボビン
と、コイル導線が接続されるコネクタ部を別部品とし、
ボビンとコネクタ部の嵌合部を可動式にすることによ
り、コイル巻線時にはコネクタ部をボビン巻線軸側に移
動させ、巻線ノズル移動範囲外にすることにより、巻線
ノズルをボビン巻線部に対し、直角にすることが可能と
なり、テンション管理が容易となるコイルボビンを提供
することを目的とする。
【0005】又、巻線終了後には、可動コネクタ部を巻
線軸垂直方向に可動させるため、コイルとターミナルの
接続部に緩みが発生するが、コイルとターミナルとの接
続部とコネクタ可動部の回転軸を同一軸上に設置するこ
とで、緩み発生量を最小限に抑えることが可能となるコ
イルボビンを提供することを目的とする。更にコネクタ
部については、脱着方式にすることで、コネクタ部の変
更のみで多種多様な種類に対し交換可能なコイルボビン
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るコイルボビンは、コイルを巻線するための巻胴を有す
るボビンに対し、コイルが接続されるターミナルを有す
るコネクタ部を脱着可能に取付けたものである。
【0007】この発明の請求項2に係るコイルボビン
は、ボビンに設けられた支持フックにコネクタ部に設け
られたコネクタ回転軸を嵌合させることによりボビンと
コネクタ部を接合すると共に、コイル巻線時にはコネク
タ部をボビン固定軸方向に可動させ、更にコイル巻線終
了後、コネクタ部をボビン固定軸に対し垂直方向に可動
させるものである。
【0008】この発明の請求項3に係るコイルボビン
は、コネクタ部のコイル接合箇所をコネクタ回転軸と同
一軸上に設けたものである。
【0009】この発明の請求項4に係るコイルボビン
は、ボビンにコネクタ部固定用の熱カシメ用突起部を設
けたものである。
【0010】この発明の請求項5に係るコイルボビン
は、ボビンにコネクタ部固定用のフックを設けたもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図について説明する。図1はこの発明の実
施の形態1によるコイルボビンを示す正面断面図、図
2,図3はボビン部を示すそれぞれ平面図並びに正面
図、図4,図5はコネクタ部を示すそれぞれ正面図及び
平面図、図6はコイルボビンを示す分解斜視図、図7は
巻線開始時のコイルボビンを示す正面図、図8は巻線終
了時のコイルボビンを示す正面図である。
【0012】本発明に係るコイルボビンは、巻線部とな
るボビン1と、図4に示すような電気接続を行うコネク
タ部2の2部品で成り立っており、図6に示すように、
ボビン1のボビン支持フック1aとコネクタ部2のコネ
クタ回転軸2aを嵌合させることで接合している。ボビ
ン1は、単品で樹脂成形されたもので、コイル巻線部と
なる巻胴1bと、その両端に設けられたフランジ1c
と、上側のフランジ1cに設けられた、コネクタ部2固
定用の熱カシメ用突起部1dと、可動側コネクタの接合
支持部となるボビン支持フック1aとから成り立ってい
る。一方、コネクタ部2は、インサート成形されたター
ミナル3,4と、ボビン支持フック1aと嵌合するコネ
クタ回転軸2aで成り立っており、ターミナル3,4に
はそれぞれコイル5の接合箇所となるコイル接合箇所3
a,4aを回転軸2aと同一軸上に設けることにより、
コネクタ部2可動時のコイル5の緩みを抑えるようにし
ている。又、6はコイル5を巻胴1bに巻き付けるため
の巻線ノズルである。
【0013】次に、動作について説明する。巻線開始時
は図7に示すように、コネクタ部2はコネクタ回転軸2
aを基準にボビン1のボビン固定軸側に可動させた状態
で、巻線治具に固定されている。巻線はターミナル3の
コイル接続箇所3aにカラゲ処理を行った後、規定巻数
まで巻線処理を行ない、その後もう一方のターミナル4
のコイル接続箇所4aにカラゲ処理を行ない、最後に接
合箇所をハンダ付け、又は溶接にて電気接続を確保して
いる。巻線時の巻線ノズル6については、ボビン巻胴1
bに対し、直角方向にセットし、テンション管理を行
う。
【0014】巻線終了後は図8に示すように、コネクタ
部2をコネクタ回転軸2aを基準にボビン1のボビン固
定軸垂直方向に可動させ、ボビン1の熱カシメ突起部1
dを熱カシメで溶かし、コネクタ部2を固定させる。
【0015】以上のようにこの発明によれば、部品点数
が従来より増加するが、コネクタ部2の形状が変化して
も、巻線時の巻線ノズル6の位置を変更することなく、
テンション管理も容易となり、工程歩留まりの改善が可
能となる。また、従来必要であった巻線ノズル6のスペ
ースが不要となるため、コイルボビンの小型化も可能と
なる。又、最少部品変更で各種コネクタ形状に変更で
き、どのコネクタ形状においても巻線効率が悪化しない
メリットがある。
【0016】実施の形態2.上記実施の形態1において
は、熱カシメ突起部1dによりコネクタ部2を固定させ
る場合について説明したが、図9に示すように、固定用
フック7によって固定してもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るコイルボビン
によれば、コイルを巻線するための巻胴を有するボビン
に対し、コイルが接続されるターミナルを有するコネク
タ部を脱着可能に取付けたので、コネクタ部のみの変更
で各種コネクタへの対応を可能とすることができる。
【0018】この発明の請求項2に係るコイルボビンに
よれば、ボビンに設けられた支持フックにコネクタ部に
設けられたコネクタ回転軸を嵌合させることによりボビ
ンとコネクタ部を接合すると共に、コイル巻線時にはコ
ネクタ部をボビン固定軸方向に可動させ、更にコイル巻
線終了後、コネクタ部をボビン固定軸に対し垂直方向に
可動できるようにしたので、巻線時の巻線ノズル位置を
変更することなく、テンション管理も容易となり、工程
歩留まりの改善を図ることができる。
【0019】この発明の請求項3に係るコイルボビンに
よれば、コネクタ部のコイル接合箇所をコネクタ回転軸
と同一軸上に設けたので、コネクタ部回動時のコイルの
緩みを抑えることができる。
【0020】この発明の請求項4に係るコイルボビンに
よれば、ボビンにコネクタ部固定用の熱カシメ用突起部
を設けたので、コネクタ部をボビンに確実に固定させる
ことができる。
【0021】この発明の請求項5に係るコイルボビンに
よれば、ボビンにコネクタ部固定用のフックを設けたの
で、コネクタ部をボビンに確実に固定させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるコイルボビン
を示す正面断面図である。
【図2】 図1のボビン部を示す平面図である。
【図3】 図1のボビン部を示す正面図である。
【図4】 図1のコネクタ部を示す正面図である。
【図5】 図1のコネクタ部を示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるコイルボビン
を示す分解斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるコイルボビン
を示す正面図である。
【図8】 この発明の実施の形態1によるコイルボビン
を示す正面図である。
【図9】 この発明の実施の形態2によるコイルボビン
を示す正面断面図である。
【図10】 従来のコイルボビンを示す正面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ボビン、1a 支持フック、1b 巻胴、1d 熱
カシメ突起部、2 コネクタ部、2a コネクタ回転
軸、3,4 ターミナル、3a,4a コイル接続箇
所、5 コイル、7 フック。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻線するための巻胴を有するボ
    ビンに対し、上記コイルが接続されるターミナルを有す
    るコネクタ部を脱着可能に取付けたことを特徴とするコ
    イルボビン。
  2. 【請求項2】 ボビンに設けられた支持フックにコネク
    タ部に設けられたコネクタ回転軸を嵌合させることによ
    り上記ボビンと上記コネクタ部を接合すると共に、コイ
    ル巻線時には上記コネクタ部をボビン固定軸方向に可動
    させ、更にコイル巻線終了後、上記コネクタ部をボビン
    固定軸に対し垂直方向に可動させるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のコイルボビン。
  3. 【請求項3】 コネクタ部のコイル接合箇所をコネクタ
    回転軸と同一軸上に設けたことを特徴とする請求項2記
    載のコイルボビン。
  4. 【請求項4】 ボビンにコネクタ部固定用の熱カシメ用
    突起部を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3
    記載のコイルボビン。
  5. 【請求項5】 ボビンにコネクタ部固定用のフックを設
    けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のコイ
    ルボビン。
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