JPH11340054A - チョークコイル - Google Patents

チョークコイル

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Publication number
JPH11340054A
JPH11340054A JP14580798A JP14580798A JPH11340054A JP H11340054 A JPH11340054 A JP H11340054A JP 14580798 A JP14580798 A JP 14580798A JP 14580798 A JP14580798 A JP 14580798A JP H11340054 A JPH11340054 A JP H11340054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
winding
shaped
box
choke coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP14580798A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Sato
秀行 佐藤
Nobuyuki Takahashi
信行 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Coil Engineering Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Coil Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Coil Engineering Co Ltd filed Critical Tokyo Coil Engineering Co Ltd
Priority to JP14580798A priority Critical patent/JPH11340054A/ja
Publication of JPH11340054A publication Critical patent/JPH11340054A/ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チョークコイル全体の形状構造を簡略化して
組み立て作業工程数および作業時間は減少し、製造コス
トを低減するチョークコイルを提供する。 【解決手段】 コア7および巻線8より成るコイル80
を具備し、開口を有する下側の箱型コア68および開口
を有する上側の箱型コア69の開口端を突き合わせて構
成される箱型コア6を具備し、下側の箱型コア68およ
び上側の箱型コア69の両側壁60の上端部にはコイル
のコア7の先端部が嵌合位置決めされるコア受け凹部6
1が互いに対向して形成されると共に巻線8の端部を挿
通する巻線引き出し溝62が互いに対向して形成されて
おり、底壁に箱型コア6の巻線引き出し溝62に対応し
て巻線引き出し孔91が形成される断面コ字型端子9を
具備したチョークコイル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チョークコイル
に関し、特に、基板表面に実装されるSMDチョークコ
イルに関する。
【0002】
【従来の技術】SMDチョークコイルの従来例を図6お
よび図7を参照して説明する。図6(a)はSMDチョ
ークコイルの斜視図であり、図6(b)は図6(a)に
おける線b−b’に沿った断面を示す図である。図7は
図6のSMDチョークコイルの分解斜視図である。
【0003】図6および図7において、1はリングコ
ア、2はドラムコア、3は巻線、4は端子を示す。これ
らリングコア1およびドラムコア2は電気絶縁性材料で
あるフェライトにより構成される。リングコア1の側面
はその一部に互いに対向する一対の平面部12が形成さ
れている。互いに対向して一対の平面部12に隣接する
円弧面部13は、その下端部に切り欠き11が形成され
ている。
【0004】ドラムコア2は一対の鍔部21と、両鍔部
21と一体に結合して両者を連結する巻芯部22より成
る。この両鍔部21はその一部に互いに対向する一対の
平坦部211が形成されている。ドラムコア2の巻芯部
22に巻線3が捲回されてコイルが形成される。端子4
はその中央部に端子コア固定部41として切り起こし片
が形成されている。そして、この端子4の一方の端部は
先端を端子本体はら同一平面において少し屈曲してカラ
ゲ半田部42とされると共に、他方の端部は直角に屈曲
せしめて立ち上がり部43とされている。
【0005】以上の通りのリングコア1、ドラムコア
2、巻線3、端子4を製造して準備しておく。ここで、
図7(b)を参照するに、端子4をドラムコア2の一方
の鍔部21の表面に端子コア固定部41を介して接着剤
により接合固定する。この場合、端子4の立ち上がり部
43をドラムコア2の両鍔部21の平坦部211に対向
させて互いに平行に接合固定する。次いで、図7(c)
を参照するに、図7(b)の如くに構成されたドラムコ
ア2の巻芯部22に巻線3を捲回する。そして、巻線3
の両巻線端部を端子4のカラゲ半田部42にカラゲ付け
る。端子4のカラゲ半田部42に巻線3の巻線端部をカ
ラゲ付けた状態において、カラゲ半田部42にリフロー
半田付けを施して端子4と巻線3とを電気機械的に完全
に接続する。
【0006】以上の通りに組み立てられたドラムコア
2、巻線3、端子4に対してリングコア1を嵌合する。
リングコア1を嵌合するに際して、リングコア1の円弧
面部13下端の切り欠き11をカラゲ半田部42に対向
させると共に、平面部12下端を端子4の立ち上がり部
43に対応させて互いに平行にして嵌合する。端子4の
カラゲ半田部42は半田付け後に屈曲せしめられるが、
切り欠き11はこの屈曲せしめられたカラゲ半田部42
を収容領域を構成する。ここで、5はドラムコア2と巻
線3より成るコイルとリングコア1との間の間隙を示
す。この間隙5に接着性充填剤を充填してこれを硬化す
ることによりチョークコイル全体の組み立ては完了す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述されたSMDチョ
ークコイルは、端子4をドラムコア2の鍔部21の表面
に接着により接合固定する構成を採用するものである。
そして、この接合固定の工程の後、端子4のカラゲ半田
付け部42にリフロー半田付け工程が施される。このリ
フロー半田付け時に発生する高温に起因する熱ストレス
よりドラムコア2の鍔部21に対する端子4の接着固定
の強度が弱体化する場合がある。
【0008】そして、端子4をドラムコア2の鍔部21
の表面に接着剤により接合固定するに際して、接着剤の
塗布量にバラツキが生ずると、これに起因して鍔部21
の表面に対する端子4の平坦性にバラツキが生じ、表面
実装部品として不適格な部品が製造されることとなる。
また、チョークコイルの部品の製造を含む全組立て工程
は、リングコア1、ドラムコア2、巻線3、端子4の製
造、ドラムコア2に対する端子4の接合固定、ドラムコ
ア2に対する巻線3の捲回、端子4に対する巻線3のカ
ラゲおよび半田付け、リングコア1の嵌合固定の各工程
を含む。この通りに全組み立て工程数は多数であるとこ
ろから、SMDチョークコイルの全組み立て工程を完了
するに長時間を要することとなる。
【0009】この発明は、上述の問題を解消したSMD
チョークコイルを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1:コア7および
巻線8より成るコイル80を具備し、開口を有する下側
の箱型コア68および開口を有する上側の箱型コア69
の開口端を突き合わせて構成される箱型コア6を具備
し、下側の箱型コア68および上側の箱型コア69の両
側壁60の上端部にはコイルのコア7の先端部が嵌合位
置決めされるコア受け凹部61が互いに対向して形成さ
れると共に巻線8の端部を挿通する巻線引き出し溝62
が互に対向して形成されており、底壁に箱型コア6の巻
線引き出し溝62に対応して巻線引き出し孔91が形成
される断面コ字型端子9を具備し、コイル80を箱型コ
ア6に収容すると共に巻線8の端部を巻線引き出し溝6
2および巻線引き出し孔91を介して断面コ字型端子9
の外部に引き出して下側の箱型コア68および上側の箱
型コア69の両側壁60に断面コ字型端子9を嵌合固定
したチョークコイルを構成した。
【0011】そして、請求項2:請求項1に記載される
チョークコイルにおいて、コイル80はコア7に1個の
巻線8を捲回したものより成るチョークコイルを構成し
た。また、請求項3:請求項1および請求項2の内の何
れかに記載されるチョークコイルにおいて、断面コ字型
端子9は箱型端子とされたチョークコイルを構成した。
【0012】ここで、請求項4:請求項1に記載される
チョークコイルにおいて、コイル80はコア7に2個の
巻線81、82を捲回したものより成り、断面コ字型端
子9を2分割したチョークコイルを構成した。そして、
請求項5:請求項4に記載されるチョークコイルにおい
て、断面コ字型端子9はこれを箱型端子を2分割したも
のにより構成したチョークコイルを構成した。
【0013】また、請求項6:請求項4および請求項5
の内の何れかに記載されるチョークコイルにおいて、コ
イル80は各別のコア7に各別の巻線81、82を捲回
した2個のコイルより成るチョークコイルを構成した。
更に、請求項7:請求項1ないし請求項6の内の何れか
に記載されるチョークコイルにおいて、巻線のコアはI
型コア、コ型コア、E型コア、ロ型コア、日型コアの内
から選択された何れかより成るチョークコイルを構成し
た。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1およ
び図2の実施例を参照して説明するに、図1(a)はS
MDチョークコイルの実施例の斜視図、図1(b)は図
1(a)における線b−b’に沿った断面を示す図であ
る。図2は図1のSMDチョークコイルの分解斜視図で
ある。
【0015】図1および図2において、6は箱型コアで
あり、開口を有する下側の箱型コア68および開口を有
する上側の箱型コア69の開口端を突き合わせ構成され
る。7は丸棒コア、8は巻線である。9は断面コ字型端
子を示し、実施例としては箱型端子が示されている。こ
れら箱型コア6および丸棒コア7は電気絶縁性材料であ
るフェライトにより構成される。
【0016】箱型コア6を構成する下側の箱型コア68
および上側の箱型コア69は、互いに対向する一対の平
行な側壁60を有している。下側の箱型コア68の側壁
60双方の上端部には、丸棒コア7の先端部が嵌合位置
決めされるコア受け凹部61が互いに対向して形成され
ると共に、巻線8の端部を挿通する巻線引き出し溝62
が互いに対向して形成されている。同様に、蓋である上
側の箱型コア69の側壁60双方の下端部にも、丸棒コ
ア7の先端部が嵌合位置決めされるコア受け凹部61が
互いに対向して形成されると共に、巻線8の端部を挿通
する巻線引き出し溝62が互いに対向して形成されてい
る。
【0017】丸棒コア7にはその両端部の一部を除いて
巻線8が捲回され、コイル80が形成される。断面コ字
型端子9はその底壁に箱型コア6の巻線引き出し溝62
に対応して巻線引き出し孔91が形成されている。この
断面コ字型端子9の内形寸法は、下側の箱型コア68の
上端面に上側の箱型コア69の下端面を整列突き合わせ
た場合の側壁60の外形寸法に等しく、箱型コア6を側
壁60側から断面コ字型端子9に嵌合固定することによ
り箱型コア6と断面コ字型端子9とを一体化する形状寸
法に設計される。この実施例は、1本の丸棒コア7に1
個の巻線8が捲回されて2端子1回路のコイル80が形
成されたノーマルモードチョークコイルである。
【0018】SMDチョークコイルを組み立てるには、
先ず、下側の箱型コア68の側壁60に形成される両コ
ア受け凹部61に丸棒コア7の巻線8の捲回されていな
い先端部を嵌合位置決めし、次いで、巻線8の端部を巻
線引き出し溝62を介して箱型コア外部に引き出す。こ
こで、上側の箱型コア69を、そのコア受け凹部61お
よび巻線引き出し溝62を下側の箱型コア68のコア受
け凹部61および巻線引き出し溝62に整列させた状態
で、下側の箱型コア68に突き合わせる。そして、上側
の箱型コア69を下側の箱型コア68に突き合わせた状
態で、巻線8の端部を断面コ字型端子9の底壁90に形
成される巻線引き出し孔91を介して断面コ字型端子外
部に引き出しながら箱型コア6を断面コ字型端子9に嵌
合する。箱型コア6を断面コ字型端子9に嵌合するに先
だって、断面コ字型端子9内面には接着剤を施しておく
ことにより、箱型コア6と断面コ字型端子9とを一体的
に接合固定することができる。最後に、巻線引き出し孔
91を介して断面コ字型端子9外部に引き出された巻線
8の端部を断面コ字型端子9の底壁90の外表面の結合
部92に半田付け或いは溶接により結合する。これによ
り、SMDチョークコイルの全組み立ては完了する。
【0019】この発明の第2の実施例を図3および図4
を参照して説明する。図3(a)はSMDチョークコイ
ルの第2の実施例の斜視図であり、図3(b)は図3
(a)における線b−b’に沿った断面を示す図であ
る。図4は図3のSMDチョークコイルの分解斜視図で
ある。図3および図4において、6は箱型コア、7は丸
棒コア、8は巻線、9は断面コ字型端子であり、実施例
としては箱型端子をその開口部と底壁に直角に切断2分
して構成されたものが示されている。これら箱型コア6
および丸棒コア7は電気絶縁性材料であるフェライトに
より構成される。
【0020】箱型コア6は互いに対向する一対の平行な
側壁60を有している。下側の箱型コア68の側壁60
双方の上端部には、丸棒コア7の先端部が嵌合位置決め
されるコア受け凹部61が互いに対向して形成されて
い。そして、この側壁60双方の上端部には、コア受け
凹部61に関して対称に巻線8の端部を挿通する巻線引
き出し溝62が一対形成され、対向する側壁60の巻線
引き出し溝62同志は互いに対向して形成されている。
上側の箱型コア69の側壁60双方の下端部にも、同様
にしてコア受け凹部61および巻線引き出し溝62が形
成される。
【0021】丸棒コア7にはその両端部の一部を除いて
巻線8が捲回され、コイル80が形成される。この第2
の実施例においては、コア7には各別の2個の巻線81
および巻線82が捲回されている。断面コ字型端子9は
その底壁に箱型コア6の巻線引き出し溝62に対応して
巻線引き出し孔91が形成されている。この断面コ字型
端子9の内形寸法は、下側の箱型コア68の上端面に上
側の箱型コア69の下端面を整列突き合わせた場合の側
壁60の外形寸法に等しく、箱型コア6を側壁60側か
ら断面コ字型端子9に嵌合固定することにより箱型コア
6と断面コ字型端子9とを一体化する形状寸法に設計さ
れる。この第2実施例は、1本の丸棒コア7に2個の巻
線81および巻線82が捲回されて4端子2回路のコイ
ル80が形成されたコモンモードチョークコイルであ
る。
【0022】SMDチョークコイルを組み立てるには、
先ず、下側の箱型コア68の側壁60に形成される両コ
ア受け凹部61に丸棒コア7の巻線8の捲回されていな
い先端部を嵌合位置決めし、次いで、巻線8の端部を巻
線引き出し溝62を介して箱型コア外部に引き出す。こ
こで、上側の箱型コア69を、そのコア受け凹部61お
よび巻線引き出し溝62を下側の箱型コア68のコア受
け凹部61および巻線引き出し溝62に整列させた状態
で、下側の箱型コア68に突き合わせる。そして、上側
の箱型コア69を下側の箱型コア68に突き合わせた状
態で、巻線8の端部を断面コ字型端子9の底壁90に形
成される巻線引き出し孔91を介して断面コ字型端子外
部に引き出しながら箱型コア6を断面コ字型端子9に嵌
合する。箱型コア6を断面コ字型端子9に嵌合するに先
だって、断面コ字型端子9内面には接着剤を施しておく
ことにより、箱型コア6と断面コ字型端子9とを一体的
に接合固定することができる。最後に、巻線引き出し孔
91を介して断面コ字型端子9外部に引き出された巻線
8の端部を断面コ字型端子9の底壁90の外表面の結合
部92に半田付け或いは溶接により結合する。これによ
り、SMDチョークコイルの全組み立ては完了する。
【0023】図5を参照して第3の実施例を説明する。
図3および図4の第2の実施例においては、巻線8は丸
棒コア7に各別の2個の巻線81および巻線82が捲回
されていたが、この第3の実施例はこのこの巻線81お
よび巻線82が各別のコア7に捲回されたものに相当す
る。即ち、この第3の実施例においては、1本の丸棒コ
ア7に1個の巻線81が捲回されて2端子1回路のコイ
ルが形成されたノーマルモードチョークコイルと、同様
に1本の丸棒コア7に1個の巻線82が捲回されて2端
子1回路のコイルが形成されたノーマルモードチョーク
コイルにより構成される。ここで、4端子2回路のコイ
ル80が形成されたノーマルコモンチョークコイルが構
成される。
【0024】以上の説明において、巻線8のコアは丸棒
コア7であったが、このコアはI型コア、コ型コア、E
型コア、ロ型コア、日型コアの内から選択された何れか
とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明によれ
ば、端子と箱型コアの接合固定はコ字型端子を両側から
嵌合して実施する。この場合、接着剤はコ字型端子の内
側に適用して接合固定を実施するので、接着剤が表面に
進出する恐れはない。そして、殆どの工程は部品相互を
単に組み合わせることのみによりSMDチョークコイル
を構成することができるので、SMDチョークコイルの
全組み立てに要する時間を従来例と比較して短縮するこ
とができる。
【0026】また、コア対する巻線終了後に端子に対し
て巻線端部をカラゲ付ける工程は不要となり、その分だ
け組み立て作業工程を減少することができる。更に、チ
ョークコイル全体の形状構造が簡略化されたことによ
り、組み立て作業工程数および組み立て作業時間は減少
する。ここで、ノーマルモードのSMDチョークコイル
とコモンモードのSMDチョークコイルを共通する部材
により構成することができ、チョークコイルの製造コス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する斜視図。
【図2】図1の実施例の分解斜視図。
【図3】第2の実施例を説明する斜視図。
【図4】図3の実施例の分解斜視図。
【図5】第3の実施例の分解斜視図。
【図6】従来例を説明する斜視図。
【図7】図6の従来例の分解斜視図。
【符号の説明】 1 リングコア 11 切り欠き 12 平面部 13 円弧面部 2 ドラムコア 21 鍔部 211 平坦部 22 巻芯部 3 巻線 4 端子 41 端子コア固定部 42 カラゲ半田部 43 立ち上がり部 6 箱型コア 60 側壁 61 コア受け凹部 62 巻線引き出し溝 7 丸棒コア 8 巻線 80 コイル 81 巻線 82 巻線 9 断面コ字型端子 91 巻線引き出し孔 92 結合部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】ドラムコア2は一対の鍔部21と、両鍔部
21と一体に結合して両者を連結する巻芯部22より成
る。この両鍔部21はその一部に互いに対向する一対の
平坦部211が形成されている。ドラムコア2の巻芯部
22に巻線3が捲回されてコイルが形成される。端子4
はその中央部に端子コア固定部41として切り起こし片
が形成されている。そして、この端子4の一方の端部は
先端を端子本体ら同一平面において少し屈曲してカラ
ゲ半田部42とされると共に、他方の端部は直角に屈曲
せしめて立ち上がり部43とされている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】以上の通りに組み立てられたドラムコア
2、巻線3、端子4に対してリングコア1を嵌合する。
リングコア1を嵌合するに際して、リングコア1の円弧
面部13下端の切り欠き11をカラゲ半田部42に対向
させると共に、平面部12下端を端子4の立ち上がり部
43に対応させて互いに平行にして嵌合する。端子4の
カラゲ半田部42は半田付け後に屈曲せしめられるが、
切り欠き11はこの屈曲せしめられたカラゲ半田部42
収容領域を構成する。ここで、5はドラムコア2と巻
線3より成るコイルとリングコア1との間の間隙を示
す。この間隙5に接着性充填剤を充填してこれを硬化す
ることによりチョークコイル全体の組み立ては完了す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1:コア7および
巻線8より成るコイル80を具備し、開口を有する下側
の箱型コア68および開口を有する上側の箱型コア69
の開口端を突き合わせて構成される箱型コア6を具備
し、下側の箱型コア68および上側の箱型コア69の両
側壁60は、内部空間及び外形が箱型とされ、上端部に
はコイルのコア7の先端部が嵌合位置決めされるコア受
け凹部61が互いに対向して形成されると共に巻線8の
端部を挿通する巻線引き出し溝62が互に対向して形成
されており、底壁に箱型コア6の巻線引き出し溝62に
対応して巻線引き出し孔91が形成される断面コ字型端
子9を具備し、コイル80を箱型コア6に収容すると共
に巻線8の端部を巻線引き出し溝62および巻線引き出
し孔91を介して断面コ字型端子9の外部に引き出して
下側の箱型コア68および上側の箱型コア69の両側壁
60に断面コ字型端子9を嵌合固定したチョークコイル
を構成した。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】そして、請求項2:請求項1に記載される
チョークコイルにおいて、コイル80はコア7に1個の
巻線8を捲回したものより成るチョークコイルを構成し
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】ここで、請求項:請求項1に記載される
チョークコイルにおいて、コイル80はコア7に2個の
巻線81、82を捲回したものより成り、断面コ字型端
子9を2分割したチョークコイルを構成した
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、請求項:請求項に記載されるチ
ョークコイルにおいて、コイル80は各別のコア7に各
別の巻線81、82を捲回した2個のコイルより成るチ
ョークコイルを構成した。更に、請求項:請求項1な
いし請求項の内の何れかに記載されるチョークコイル
において、巻線のコアはI型コア、コ型コア、E型コ
ア、ロ型コア、日型コアの内から選択された何れかより
成るチョークコイルを構成した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図1および図2において、6は箱型コアで
あり、開口を有する下側の箱型コア68および開口を有
する上側の箱型コア69の開口端を突き合わせ構成され
る。7は丸棒コア、8は巻線である。9は断面コ字型端
子が示されている。これら箱型コア6および丸棒コア7
は電気絶縁性材料であるフェライトにより構成される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】箱型コア6を構成する下側の箱型コア68
および上側の箱型コア69は、互いに対向する一対の平
行な側壁60を有している。下側の箱型コア68の側壁
60双方の上端部には、丸棒コア7の先端部が嵌合位
置決めされるコア受け凹部61が互いに対向して形成さ
れると共に、巻線8の端部を挿通する巻線引き出し溝6
2が互いに対向して形成されている。同様に、蓋である
上側の箱型コア69の側壁60双方の下端部にも、丸棒
コア7の先端部が嵌合位置決めされるコア受け凹部61
が互いに対向して形成されると共に、巻線8の端部を挿
通する巻線引き出し溝62が互いに対向して形成されて
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01F 37/00 H01F 37/00 A H05K 1/18 H05K 1/18 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアおよび巻線より成るコイルを具備
    し、 開口を有する下側の箱型コアおよび開口を有する上側の
    箱型コアの開口端を突き合わせて構成される箱型コアを
    具備し、 下側の箱型コアおよび上側の箱型コアの両側壁の上端部
    にはコイルのコアの先端部が嵌合位置決めされるコア受
    け凹部が互いに対向して形成されると共に巻線の端部を
    挿通する巻線引き出し溝が互いに対向して形成されてお
    り、 底壁に箱型コアの巻線引き出し溝に対応して巻線引き出
    し孔が形成される断面コ字型端子を具備し、 コイルを箱型コアに収容すると共に巻線の端部を巻線引
    き出し溝および巻線引き出し孔を介して断面コ字型端子
    の外部に引き出して下側の箱型コアおよび上側の箱型コ
    アの両側壁に断面コ字型端子を嵌合固定したことを特徴
    とするチョークコイル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるチョークコイルに
    おいて、 コイルはコア7に1個の巻線を捲回したものより成るこ
    とを特徴とするチョークコイル。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2の内の何れかに
    記載されるチョークコイルにおいて、 断面コ字型端子は箱型端子であることを特徴とするチョ
    ークコイル。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されるチョークコイルに
    おいて、 コイルはコアに2個の巻線を捲回したものより成り、 断面コ字型端子を2分割したことを特徴とするチョーク
    コイル。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されるチョークコイルに
    おいて、 断面コ字型端子を箱型端子を2分割したものにより構成
    したことを特徴とするチョークコイル。
  6. 【請求項6】 請求項4および請求項5の内の何れかに
    記載されるチョークコイルにおいて、 コイルは各別のコアに各別の巻線を捲回した2個のコイ
    ルより成ることを特徴とするチョークコイル。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の内の何れかに
    記載されるチョークコイルにおいて、 巻線のコアはI型コア、コ型コア、E型コア、ロ型コ
    ア、日型コアの内から選択された何れかより成ることを
    特徴とするチョークコイル。
JP14580798A 1998-05-27 1998-05-27 チョークコイル Pending JPH11340054A (ja)

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