JPS6219096Y2 - - Google Patents

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JPS6219096Y2
JPS6219096Y2 JP1980118134U JP11813480U JPS6219096Y2 JP S6219096 Y2 JPS6219096 Y2 JP S6219096Y2 JP 1980118134 U JP1980118134 U JP 1980118134U JP 11813480 U JP11813480 U JP 11813480U JP S6219096 Y2 JPS6219096 Y2 JP S6219096Y2
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JP
Japan
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stator
coil bobbin
motor
magnetic pole
excitation
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JP1980118134U
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JPS5742580U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ステーター構造を改良したスウイ
ング式モーターに関する。
従来提案されているスウイング式モーターは、
特開昭54−89207号公報等に示されるように、コ
イルボビンの保持が、E型ステーターの真中にあ
る励磁部と、コイルボビンの真中の角孔とで行わ
れていた。しかしこのような構成では、ステータ
ーとコイルボビンの間にガタツキが生じたり、ま
たコイルボビンの挿入時にその位置決めがうまく
できず、コイルボビンに巻回された巻線が、励磁
部より長くしかも先端にローターと同心の円弧部
を持つ磁極部等に接触して損傷してしまうといつ
た欠点があつた。
本考案の目的は、上記欠点を解決し、簡単な構
造で組み立て容易なモーターを提供することにあ
る。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。第2
図、第3図でモーター1はステーター2が板状E
型に形成され、コイルボビン3が取りつけられ、
ローター4が配設されている。
上記ステーター2は真中に励磁部2aが、励磁
部の両側にこの励磁部より長い磁極部2b,2c
が一体に設けられ、励磁部先端と両磁極部の先端
にローター4と対峙しかつローターと同心円弧状
に湾曲された円弧部2d,2e,2fで磁極が形
成されている。更に励磁部2aの基部周縁と両磁
極部2b,2cの先端に近い周縁に切欠き2g,
2h,2iが夫々形成されている。
上記コイルボビン3は真中に角孔3aが穿設さ
れた中空筒部3bと、中空筒部の両端のツバ3
c,3cと、ツバの長手方向両端に夫々形成され
た4箇所の切欠き3dと、ツバの一側に突設され
た凸部3e,3eと、両ツバの夫々一端に形成さ
れた端子取付部3f,3fとが夫々形成され、端
子取付部に端子5,5が固定されている。上記角
孔3aには上記ステーター2の励磁部2aが貫装
され、切欠き3dには両磁極部2b,2cが嵌合
されている。中空筒部外周には電線6が巻線さ
れ、その両端は夫々端子5,5に接続されてい
る。
上記モーターが組み立てられるときは、第3図
で示されるように、切欠き3dをガイドとして、
巻線されたコイルボビン3がステーター2の磁極
部2b,2cの示矢方向Aから挿入される。この
ように組み立てられると、ボビンに巻回された巻
線が、励磁部より長くしかも先端にローターと同
心の円弧部を持つ磁極部等に接触することにより
傷つくことがなく、またコイルボビンのツバが端
子の固定部をも兼用しているので、構造が簡単な
ものとなり、さらにコイルボビン3は励磁部2a
と角孔3aの嵌合及び磁極部2b,2cと切欠き
3dとで励磁部周囲方向への回転ずれが係止さ
れ、ステーターとコイルボビンのガタツキがなく
なる。
上記モーター1が基板7に取りつけられるとき
は、第4図のように基板の一側にツバ付ピン8
が、他側に2本の弾性爪9,9が夫々固定され、
弾性爪よりのツバ付ピンと弾性爪間に2本の段付
ピン10,10が固定されている。上記ツバ付ピ
ン8の横方向の基板7には段付ピンの中間方向に
向けて2箇所に角孔7a,7aが穿設されてい
る。上記ツバ付ピン8はステーター2の切欠き2
g位置に、弾性爪9,9はステーターの磁極部2
e,2f先端位置に、段付ピン10,10はステ
ーターの切欠き2h,2i位置に、角孔7a,7
aはコイルボビン3の凸部3e、3e位置に夫々
対応するように設けられている。モーターが基板
に取りつけられるとき、モーターは第5図の一点
鎖線のように傾斜させて切欠き2gをツバ付ピン
8に掛け止めて後、水平状態に他端が降ろされて
磁極部2e,2fが弾性爪9,9に掛け止めされ
る。このとき段付ピン10,10はステーターの
切欠き2h,2iに嵌合係止されて位置決めさ
れ、コイルボビンの凸部3e,3eは角孔7a,
7aに挿入される。モーターが基板に上記のよう
に取りつけられると、ネジやナツト等の固着手段
を用いずに簡単に取りつけられる。又コイルボビ
ンはステーターへの挿入又は挿入とは逆方向に位
置決めされて抜け止めが簡単になされる。
本考案は上述のように構成されたから、ステー
ターとコイルボビンのガタツキがなくなり、ボビ
ンに巻回された巻線が、励磁部より長くしかも先
端にローターと同心の円弧部を持つ磁極部等に接
触して傷ついてしまうことを防止し、組立性を向
上させ、構造を簡単にする等優れた実用上著しい
効果を奏するモーターが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のこの種のモーターの説明図、第
2図は本考案モーターの説明図、第3図は同上分
解斜視図、第4図は同上モーターと基板との関係
分解斜視図、第5図は同上モーターと基板の側面
図である。 1……モーター、2……ステーター、2a……
励磁部、2b,2c……磁極部、2d,2e,2
f……円弧部、3……コイルボビン、3a……角
孔、3c……ツバ、3d……切欠き、4……ロー
ター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真中に設けられた励磁部と、その両側に設けら
    れこの励磁部より長くかつ先端がローターを介し
    て対峙する磁極を持つ磁極部とを一体的に有する
    板状E型ステーターと、電線が巻装されたコイル
    ボビンと、このコイルボビンの真中に設けられ上
    記励磁部が挿入される角孔と、上記コイルボビン
    のツバに形成された上記磁極部と係合する切欠き
    と、該切欠きを囲むツバの一部に固定された端子
    とを備えてなるモーター。
JP1980118134U 1980-08-22 1980-08-22 Expired JPS6219096Y2 (ja)

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JP1980118134U JPS6219096Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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JP1980118134U JPS6219096Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS5742580U JPS5742580U (ja) 1982-03-08
JPS6219096Y2 true JPS6219096Y2 (ja) 1987-05-15

Family

ID=29478854

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JP1980118134U Expired JPS6219096Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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Families Citing this family (2)

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JP2533632Y2 (ja) * 1987-02-19 1997-04-23 株式会社コパル モータにおける磁極の位置決め構造
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JPS5489207A (en) * 1977-12-27 1979-07-16 Iida Sankyo Turn displacement drive gear

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Publication number Publication date
JPS5742580U (ja) 1982-03-08

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