JPH0129967Y2 - - Google Patents

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JPH0129967Y2
JPH0129967Y2 JP1981179731U JP17973181U JPH0129967Y2 JP H0129967 Y2 JPH0129967 Y2 JP H0129967Y2 JP 1981179731 U JP1981179731 U JP 1981179731U JP 17973181 U JP17973181 U JP 17973181U JP H0129967 Y2 JPH0129967 Y2 JP H0129967Y2
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JP
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fixed contact
flange
coil
contact spring
fixed
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JP1981179731U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁継電器の改良に係り、特に固定接
点部とコイル部との結合構造に関するものであ
る。
コイルの巻枠の鍔部に固定接点ばねを固定した
構造の電磁継電器に於いて、従来は第1図に示す
ように、固定接点ばね1の固着部2cはコイル3
の巻枠2の一方の鍔部2aと一体に形成され、か
つ固定接点ばね1の接点部1aと端子部1bと
は、それぞれ上記鍔部2a及び他方の鍔部2bか
ら外方向に導出されていて、当該固定接点ばね1
は上記双方の鍔部2a,2bに渡つて装着されて
いるため、組立てるに際しては、まず巻枠2にコ
イル3を巻回し、その後巻枠2の固着部2cに固
定接点ばね1を固定しなければならない。
このため、電磁継電器の組立工程が複雑となる
ばかりでなく、コイル3を巻回した巻枠2に固定
接点ばね1を固定する作業は、巻回済みのコイル
3によつて固定個所の空スペースが狭くなつてい
るため、コイル3を損傷し易く、そのために固定
接点ばね1の固着治工具も取り扱いにくい複雑な
ものとなる。
また、巻枠2に固定接点ばね1を固着するに
は、例えば接着剤を用いるとか、かしめを施こす
とかの方法によらざるを得ないが、このような固
着方法では接点間の間隙(ゲージング)等を規格
値に厳密に設定することはむずかしく、特に接点
間の間隙が狭い小形電磁継電器ではこの構造を採
用することは極めてむずかしい。
このようにコイルの巻枠に固定接点ばねを固定
した構造の従来の電磁継電器は作業工程管理面及
び品質面で種々の問題点を有している。
本考案は、このような従来の問題点を解決すべ
くなされたものであり、このために本考案では、
コイルの巻枠と固定接点ばねの固着部とを別体に
構成して、固定接点ばねを当該固着部に埋設固定
(インジエクシヨンモールド)できるようにし、
組立てに際しては当該固定部でコイルの巻枠の鍔
部を抱持するような構造にしてコイル部と固定接
点部とが相互に固定されるようにした。
以下、第2図、第3図及び第4図A〜Cによ
り、本考案の実施例を説明する。
第2図は本考案の実施例に係る部品を、略その
組立て順に配列して示した斜視図、第3図は上記
部品のうち、固定接点部を第2図とは異つた方向
から示した一部切欠表示を含む斜視図、第4図A
〜Cはそれぞれ本考案の実施例の側面図、正面図
及び平面図である。
第1図〜第4図A〜Cに於いて、1は固定接点
ばね、2はコイル巻枠、3はコイル、4は絶縁ブ
ロツク、5は鉄心、6は継鉄、7は磁極片、8は
可動接点である。
固定接点ばね1に於いて、1aは接点部、1b
は端子部である。
コイル巻枠2に於いて、2a,2bは鍔部、2
cは鉄心5の挿通孔、2dは鍔部2aの廂状部、
2eはコイル3の接続端子、2fは固定接点ばね
1の係合溝である。
絶縁ブロツク4に於いて、4aは接点ばね埋設
部、4bは鉄心5の挿通孔、4cは鍔部2aの抱
持部、4dは鍔部2aの嵌合溝である。
鉄心5に於いて、5aはコア、5bは磁極面
部、5cは継鉄6への固定部、5dはかしめ加工
部である。
継鉄6に於いて、6aは鉄心固定孔、6bは接
続端子2eの導出空間を形成する切欠きである。
まず、各部品について主に第2図、第3図によ
り説明する。
固定接点部は絶縁ブロツク4に固定接点ばね1
が埋設固定(インジエクシヨンモールド)されて
成る。
絶縁ブロツク4は合成樹脂モールドで構成され
ており、一端に対向して一対の接点ばね埋設部4
aが、略中央部分に鉄心5の挿通孔4bがそれぞ
れ形成されている。また、接点ばね埋設部4aの
反対側にはコイル巻枠2の鍔部2aの形状に合わ
せて形成された当該鍔部2aの嵌合溝4dを有す
る抱持部4cが形成されている。
固定接点ばね1は導電性ばね材で構成されてお
り、上記絶縁ブロツク4の接点ばね埋設部4aに
埋設固定(インジエクシヨンモールド)されてい
て、その接点部1aが上記接点ばね埋設部4a側
に、端子部1bが上記抱持部4c側にそれぞれ導
出されている。
コイル部は、コイル巻枠2にコイル3が巻回さ
れて成る。
コイル巻枠2は合成樹脂モールドで構成され、
両端に鍔部2a,2bを有し、当該鍔部2a,2
bを貫通して鉄心5の挿通孔2cが設けられた略
ボビン形状に形成されており、上記絶縁ブロツク
4に嵌合する側の鍔部2aには当該絶縁ブロツク
との嵌合を確実にし、かつ絶縁ブロツク4とコイ
ル巻枠2との間の位置決め手段とするために廂状
部2dが当該鍔部2aから突設されている。ま
た、上記鍔部2aとは反対側の端部に設けられた
鍔部2bにはコイル3の接続端子2eが埋設固定
されており、また前記固定接点ばね1の係合溝2
fが側面に形成されている。
鉄心5は軟鉄で構成され、コア5aの両端に磁
極面部5bと継鉄6への固定部5cとが形成され
て成り、コア5aの太さは前記絶縁ブロツク4に
形成された挿通孔4b及びコイル巻枠2に形成さ
れた挿通孔2c(この双方の挿通孔4b,2cの
径は等しい。)の径に等しく設定され、磁極面部
5bの径はコア5aの径より太く設定され、固定
部5cの径はコア5aの径より細く設定されてい
る。
継鉄6は軟鉄で略L字状に構成され、一方の面
の略中央に上記鉄心5を固定するための鉄心固定
孔6aが、その側面に前記接続端子2eを導出す
るための切欠き6bが設けられて成り、上記鉄心
固定孔6aの径は上記鉄心5の固定部5cの径と
略等しく設定されている。
磁極片7と可動接点8とは本考案に直接関係し
ないので、第4図Aに一点鎖線でその設定個所の
みを示すに留める。
次に上記各部品による電磁継電器の構成につい
て述べる。
コイル巻枠2にコイル3を所定の回数だけ巻回
し、接続端子2eにコイル3を接続して形成され
たコイル部と、固定接点ばね1が絶縁ブロツク4
の成形時に当該絶縁ブロツク4に埋設されて成る
固定接点部とは、コイル巻枠2の廂状部2dを中
心にして鍔部2aの略半周部分が絶縁ブロツク4
の嵌合溝4dに嵌合されて相互に組み立てられ
る。このとき、コイル巻枠2の挿通孔2cの位置
に絶縁ブロツク4の挿通孔4bが一致し、又、固
定接点ばね1はコイル巻枠2の鍔部2bに設けら
れた係合溝2fに係合支持される。
上記相互に組立てられたコイル部と固定接点部
の中央の挿通孔4b,2cには鉄心5が絶縁ブロ
ツク4側から挿通され、コイル巻枠2の鍔部2b
側に継鉄6が、その鉄心固定孔6aに上記鉄心5
の固定部5cが挿通嵌合されて組立てられる。そ
して鉄心5の上方(磁極面部5b側)からの押圧
固着作業によつて、その固定部5c先端に、例え
ばかしめ加工が施され、鉄心5と継鉄6とが相互
に強固に固定される。
以上のようにして構成された電磁継電器が第4
図A〜Cに示されている。この第4図A〜Cで明
らかなように、固定接点部とコイル部とは絶縁ブ
ロツク4の抱持部4cがコイル巻枠2の鍔部2a
及び廂状部2dを抱持する状態となることで相互
位置関係が正しく設定され、また鉄心5の磁極面
部5bがコア5aより径が太いことにより、当該
鉄心5と継鉄6とが相互に固定されたことに連係
してコイル部と固定接点部も相互に固定される。
尚、第4図A及びBに示す“5d”は鉄心5の固
定部5c先端のかしめ加工によつて形成されたか
しめ加工部を示している。
以上、詳細に説明したように、本考案ではコイ
ル部と固定接点部とを別個に構成し、それらに設
けられた嵌合構造により相互に嵌合されて組立て
られるようにしたことにより、 (A) 固定接点ばねを絶縁ブロツクの成形と同時に
当該絶縁ブロツクに固定できるため、固定接点
ばねの接点部の寸法設定が正確に行なえ、電磁
継電器の品質が向上する。
(B) 組立て時に固定接点ばねを組込む必要がない
ので組立て工数を削減でき、また組立て時に巻
回済みのコイルを損傷する等の事故が少ない。
等の利益が享受でき、本考案は顕著な効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図は本考案の実
施例に係る部品を、略その組立て順に配列して示
した斜視図、第3図は第2図に示す部品のうち、
固定接点部を第2図とは異つた方向からみた斜視
図、第4図A,B及びCは、それぞれ本考案の実
施例の側面図、正面図及び平面図である。 主な記号、1…固定接点ばね、2…コイル巻
枠、2a…鍔部、2c…鉄心の挿通孔、2d…廂
状部、4…絶縁ブロツク、4a…接点ばね埋設
部、4b…鉄心の挿通孔、4c…鍔部の抱持部、
4d…鍔部の嵌合溝、5…鉄心、6…継鉄、6a
…鉄心固定孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも一端に位置決め手段を設けた鍔部を有
    する巻枠にコイルが巻回されたコイル部と、上記
    鍔部を抱持状に嵌合し、かつ上記鍔部との相互位
    置関係を上記位置決め手段との係合によつて固定
    的に規制する嵌合溝が形成された絶縁ブロツクに
    固定接点ばねを埋設して構成した固定接点部を有
    し、上記嵌合溝に上記鍔部を嵌合することによつ
    て上記コイル部と上記固定接点部とを結合するよ
    うにした電磁継電器。
JP17973181U 1981-12-02 1981-12-02 電磁継電器 Granted JPS5883743U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17973181U JPS5883743U (ja) 1981-12-02 1981-12-02 電磁継電器

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JP17973181U JPS5883743U (ja) 1981-12-02 1981-12-02 電磁継電器

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Publication Number Publication Date
JPS5883743U JPS5883743U (ja) 1983-06-07
JPH0129967Y2 true JPH0129967Y2 (ja) 1989-09-12

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ID=29975688

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JP17973181U Granted JPS5883743U (ja) 1981-12-02 1981-12-02 電磁継電器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638024A (en) * 1980-07-16 1981-04-13 Canon Inc Photographing control unit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638024A (en) * 1980-07-16 1981-04-13 Canon Inc Photographing control unit

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JPS5883743U (ja) 1983-06-07

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