JP2009076151A - 再生装置、再生方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

再生装置、再生方法、記録媒体及びプログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 音途切れのない、シームレスな再生演出が可能な再生技術を提供する。
【解決手段】 本願にかかる再生方法は、記録媒体に記録された楽曲信号を再生し、再生した楽曲信号をメモリに蓄積し、メモリに蓄積される楽曲信号の無音区間を検出し、無音区間を検出したとき、当該無音区間より前の一定区間の楽曲信号を自動ループ区間としてループ再生する、ことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、音途切れのない、シームレスな再生演出が可能な再生装置の技術に関する。
人々が音楽に合わせてダンスを楽しむクラブ等では、異なる楽曲間でも一定のリズムを維持しつつ音を途切れさせること無く連続で再生し続ける事が必要とされる。DJ(Disc Jockey)等は、二つの再生装置でそれぞれ異なる楽曲をミキシング装置に出力させつつ、それぞれの再生装置を操作してBPM(Beat Per Minute)及び拍のタイミングを合わせ、異なる楽曲が一つの楽曲のように違和感無く聞こえるようにミキシング装置を通して出力する。このような構成において、二つの再生装置間で通信を行い、第一の楽曲の終わりと第二の楽曲の始めとを自動的に連続再生できるものもある(例えば特許文献1参照)。
特開2001−52443号公報
しかしながら、前述のように二つの再生装置間で通信を行い自動的に連続再生する機能は、基本的に、同一メーカーの再生装置同士のみでしか実現できない。このような特殊な機能を備えていない一般的な再生装置を用いる場合には、第一の再生装置の音声をミキシング装置を通して出力している間に、次に途切れなく繋ごうとする楽曲を第二の再生装置でスタンバイする操作を行うこととなる。
この際、第二の再生装置に挿入する光ディスクを探すのに手間取ったり、BPMや拍を合わせこむのに時間がかかったりした場合、第一の再生装置で再生している楽曲が終了してしまう可能性がある。その場合、出力が無音となり、DJの絶対条件である音を途切れさせないという事を満足できない。よって、本発明は、上記従来技術における問題点を解決することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様における再生装置は、
記録媒体に記録された楽曲信号を再生する再生部と、
前記再生部が再生した楽曲信号を蓄積するメモリと、
前記メモリへの楽曲信号の蓄積及び前記メモリからの楽曲信号の読出しを行うとともに、前記メモリに蓄積される楽曲信号の無音区間を検出する信号処理部と、
前記信号処理部が無音区間を検出したとき、当該無音区間より前の一定区間の楽曲信号を自動ループ区間としてループ再生するよう制御する制御部と、
を備える。
上記構成において、前記信号処理部は楽曲信号の拍ポイントを検出し、前記自動ループ区間のスタートポイント及びエンドポイントは拍ポイントに設定されることが好ましい。違和感のないシームレスな連続再生が可能となるからである。
上記構成において、前記信号処理部は楽曲信号の拍ポイントを検出し、前記自動ループ区間のエンドポイントは、前記無音区間の直前の拍ポイントから所定の拍分前に設定されてもよい。エンドポイント前の区間には、特殊な再生音がありうるからである。
上記構成において、前記無音区間は、例えば、再生する楽曲信号のBPMに応じて設定される。
上記目的を達成するため、本発明の第2の態様における再生方法は、
記録媒体に記録された楽曲信号を再生し、
再生した楽曲信号をメモリに蓄積し、
前記メモリに蓄積される楽曲信号の無音区間を検出し、
無音区間を検出したとき、当該無音区間より前の一定区間の楽曲信号を自動ループ区間としてループ再生する。
上記方法において、前記自動ループ区間のスタートポイント及びエンドポイントは拍ポイントに設定されることが好ましい。違和感のないシームレスな連続再生が可能となるからである。
上記方法において、前記自動ループ区間のエンドポイントは、前記無音区間の直前の拍ポイントから所定の拍分前に設定されてもよい。エンドポイント前の区間には、特殊な再生音がありうるからである。
上記方法において、前記無音区間は、例えば、再生する楽曲信号のBPMに応じて設定される。
上記目的を達成するため、本発明の第3の態様におけるプログラムは、
記録媒体に記録された楽曲信号を再生する処理と、
前記再生部が再生した楽曲信号をメモリに蓄積する処理と、
前記メモリへの楽曲信号の蓄積及び前記メモリからの楽曲信号の読出しを行うとともに、前記メモリに蓄積される楽曲信号の無音区間を検出する処理と、
無音区間を検出したとき、当該無音区間より前の一定区間の楽曲信号を自動ループ区間としてループ再生するよう制御する処理と、
をコンピュータに実行させる。
上記プログラムにおいて、前記自動ループ区間のスタートポイント及びエンドポイントは拍ポイントに設定されることが好ましい。違和感のないシームレスな連続再生が可能となるからである。
上記プログラムにおいて、前記自動ループ区間のエンドポイントは、前記無音区間の直前の拍ポイントから所定の拍分前に設定されてもよい。エンドポイント前の区間には、特殊な再生音がありうるからである。
上記プログラムにおいて、前記無音区間は、例えば、再生する楽曲信号のBPMに応じて設定される。
上記プログラムはコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。
すなわち、上記プログラムを再生装置、コンピュータ装置、ゲーム装置等に読み込ませるとともに、一連の処理を実行させることで、本発明を容易に実現することができる。この場合、プログラムを、プログラム記録媒体という形態とすることにより、ソフトウェア商品として装置とは独立した形で、生産、販売、配布等を容易に行うことができる。また、再生装置、コンピュータ装置、ゲーム装置等のハードウェアに、このソフトウェアを予め組み込んでおくことによって本発明を容易に実施することができる。さらには、上記プログラムをホームページ等において送信可能化し、ダウンロードにより利用可能としても良い。
本発明によれば、音途切れのない、シームレスな再生演出が可能な再生装置、再生方法、プログラム及び記憶媒体が提供される。
本発明に係る実施の形態について、以下、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は一例であり、これに限定されない。
図1に、本実施の形態における再生装置を用いた、クラブ等における再生システムの構成例を示す。図に示す再生システムは、第一及び第二の再生装置10、11と、ミキシング装置12と、アンプ13と、スピーカL,Rと、を備える。
第一及び第二の再生装置10、11は、本発明が適用された再生装置であり、夫々異なる楽曲を再生し、出力する。
ミキシング装置12は、第一及び第二の再生装置10、11から入力された楽曲信号の合成等を行う。
アンプ13は、ミキシング装置12から出力された楽曲信号を増幅して、スピーカL,Rに出力する。
図2に、本発明の実施の形態に係る再生装置10(又は11)の構成を示すブロック図である。図1に示す再生装置10は、再生部16と、メモリ18と、DSP(Digital Signal Processor)20と、DAC(Digital to Analog Converter)22と、表示部24と、操作部26と、不揮発性メモリ28と、マイクロコンピュータ30と、を備える。
再生部16は、記録媒体の読み取りドライブ等を備え、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ハードディスク等の記録媒体に記録されたデジタルデータを読み取り、再生する。再生部16は、デジタルデータが記憶された外部記録媒体、例えば、外付けハードディスク、フラッシュメモリ等からデジタルデータを読み出してもよい。
DSP20は、再生部16からのデジタル楽曲信号を後述するメモリ18に記憶させ、また、メモリ18に蓄積された楽曲信号を読み出し、所定の信号処理を施して出力する。DSP20は、メモリ18に記憶される信号について、BPM・拍検出を行い、ピッチ・キーコントロール等の処理を行う。DSP20は、例えば、楽曲信号のレベルを検出し、フィルターをかけ、リズムベースの強い部分を拍として認識する。
メモリ18は、DSP20から出力されたデジタル楽曲信号を記憶する。本実施の形態において、メモリ18は、再生部16が例えば8倍速で記録媒体から読み出した楽曲信号を蓄積し、例えば、30秒分の楽曲信号を蓄積する。
DAC22は、DSP20によりメモリ18から読み出されたデジタル楽曲信号をアナログ信号に変換する。DAC22からのアナログ信号は増幅部32に入力され、増幅部32により増幅された信号は出力端子34を介してミキシング装置12に出力される。
表示部24は、液晶表示装置等から構成される。表示部24は、現在再生している楽曲トラック、ファイルの再生時間、操作内容等の操作に必要な情報を表示する。
操作部26は、楽曲の再生操作を行うPLAYボタン、再生を中止してキュー(CUE)ポイントにスタンバイするCUEボタン、選曲操作及びプリセットモード内での各種設定を行うトラックセレクトノブ、設定を行うプリセットモードへ入るためのPRESET MODEボタン、BPMの値をマニュアルで決定したい時に使用するTAPボタン等(いずれも図示せず)を備え、操作者からの種々の操作入力を受け付ける。
本実施の形態において、再生装置10は、設定された区間の楽曲信号を連続して繰り返すループ(SEAMLESS LOOP)機能を備え、操作部26は、自動ループ機能をオン/オフするAUTO LOOPボタン(図示せず)を備える。
不揮発性メモリ28は、操作者がプリセットモード等で設定した値を保持する。設定変更時は不揮発性メモリ28のデータが書き換えられ、電源オン時に不揮発性メモリ28のデータが読み込まれる。以下で詳述するように、不揮発性メモリ28には、ループ区間等が記憶される。なお、不揮発性メモリ28は、着脱可能なリムーバブル記憶媒体であってもよい。
マイクロコンピュータ30は、再生装置10を統括的に制御し、操作部26からの操作入力に基づき、DSP20、表示部24、不揮発性メモリ28の制御等を行う。
本実施の形態において、マイクロコンピュータ30は、自動ループ機能がオンとされているとき(AUTO LOOPボタン押下時)、楽曲が途切れないよう、楽曲の終わり付近の所定区間をループ再生する。より詳細には、マイクロコンピュータ30は、メモリ18に蓄積される楽曲信号の無音区間を検出し、それより前の所定小節分の有音区間を自動的にループ再生し、違和感のないシームレスな連続再生が実現される。
図3に、一実施例に係るループ区間の構成を示す。図3に示す例において、メモリ18にはBPMが120の楽曲信号が30秒分、すなわち、一拍が0.5秒間であって、一小節が4拍である楽曲信号が15小節分蓄積されている。ダンスミュージックのテンポとしては、120BPMが一般的である。メモリ18に蓄積される15小節は、14小節分の有音区間と、1小節分の無音区間とから構成されている。また、図中、1小節は4拍としているが、これは、ダンスミュージックが4拍子であるためである。
勿論、メモリ18の容量が大きければより多くの楽曲信号がメモリ18に蓄積される。また、楽曲信号のBPMが例えば90であれば、30秒分に相当する11小節分の楽曲信号が蓄積される。
図に示す例において、自動ループされる区間は、A点からB点までの4小節分の楽曲信号である。ループ区間は、無音区間を検出して、自動的に設定される。具体的には、マイクロコンピュータ30は、例えば4拍(1小節)分の無音区間を検出したとき、有音区間の最後の拍ポイント(C点)を基準として、ここから5小節(20拍)分前のA点をループのスタートポイントに設定し、また、C点から1小節(4拍)分前のB点をループのエンドポイントに設定する。ループのスタート/エンドポイントは拍ポイントにあたり、違和感のないシームレスな再生が実現される。
よって、最後の有音拍ポイントC点から5小節前=20拍前=10.0秒前のA点から1小節前=4拍前=2.0秒前のB点までの、4小節分=16拍分=8.0秒区間でループが自動的に構成されて再生を継続することが出来る。
本例において、無音区間と判断する条件としては4拍(120BPMの曲で2.0秒)の設定を行っているが、これは、まれに曲中でわざと音を一瞬切っている楽曲があるためで、この楽曲に対して無音区間を誤検出しないための設定である。4拍分の無音区間を検出すると言う事は、トラックエンドの検出を意味する。勿論、無音区間の検出は、4拍分に限らず、どのように設定しても良い。
また、本例では有音区間中、一部の区間をループ区間から除外している。具体的にはC点から前の4拍分(B−C間)で、これはトラックエンドで特殊な音の変化を行っている楽曲の場合に、無音になる直前の音をループ内に取り込んでしまうと、ループエンドポイントからループスタートポイントへ音を繋ぎながら戻る際、ループのつなぎ目に不自然さを感じてしまう可能性があるため、この不自然さを無くすためにこの区間を除外して、ループを構成している。勿論、この除外区間は、1小節分を超えて設定してもよく、あるいは、全く設けないようにしてもよい。
上記処理によれば、第一の再生装置10において自動ループ機能をオンして再生すれば、第二の再生装置11で他の楽曲をスタンバイする際に、光ディスクの出し入れに時間がかかったり、光ディスクを探すのに時間がかかったり、第一の楽曲にBPMと拍を合わせこむのに時間がかかったりして、第一の再生装置10で再生している楽曲がトラックエンドまで再生し終わってしまうような事態に陥っても、第一の再生装置10で自動的にループを構成して再生を継続するため、無音状態の発生を確実に防ぐことができる。
このように、操作者は第一の再生装置10で自動的にループ再生によって無音を回避している間に、第二の再生装置11での他の楽曲のスタンバイを完了し、その後、ミキシング装置12のクロスフェーダを操作して、無音状態を発生させることなく、楽曲同士をフェードイン又はカットインで繋ぐ操作を行うことができる。
以下、本実施の形態に係る再生装置10の動作について説明する。図4に、再生装置10の動作の一例を表すフローチャートを示す。なお、図4に示すフローチャートは一例であり、これに限定されない。
まず、最初に再生したい楽曲が記録された光ディスク等の記録媒体を再生装置10にセットし(ステップS11)、選曲する(ステップS12)。再生部16は、TOC(Table Of Contents)情報等を読み込み、選曲された楽曲の先頭を検索し(頭出し)スタンバイ状態に入る。
この状態で、再生部16は、楽曲データを例えば8倍速で読み込み、メモリ18に蓄積する(ステップS13)。またこのとき、DSP20は、メモリ18に記録されるデータについて、BPMの検出及び拍ポイントのアドレス記録を行う(ステップS14)。BPM、拍ポイントアドレス等は、不揮発性メモリ28に記録される。
操作部26で特に選曲操作が行われなかった場合は、自動的に1曲目の先頭でスタンバイし、同様に楽曲データを読み込み蓄積するという一連の動作を行う。
操作部26の図示しないPLAYボタンが押され、再生操作が行われたとき(ステップS15:Y)、DSP20はメモリ18から楽曲のデータを読み出し、DAC22に送る(ステップS16)。DAC22は、デジタル楽曲データをアナログ信号に変換し、増幅部32へ送る。増幅部32は楽曲の楽曲信号を増幅して出力端子34へ送る。
再生操作が行われない場合(ステップS15:N)は、メモリ18からの読み出しを行わず、メモリ18が一杯になるまでメモリ18への蓄積(ステップS13)、BPM値・拍検出(ステップS14)を継続して行う。
光ディスクから楽曲情報を読み込みメモリ18に蓄積するまでの処理は、例えば8倍速等で高速に処理され、メモリ18から楽曲情報を読み出し再生出力する処理は1倍速で行われる。このように、高速で楽曲の情報を読み込み、BPM・拍検出等楽曲信号レベル検出の処理を行う事により、数十秒分、例えば30秒分の楽曲データを短時間でメモリ18に蓄積する事が可能となる。また高速で読み込む事により、無音区間を予め素早く探すことが出来る。
メモリ18から楽曲データが読み出されているとき(ステップS16)、マイクロコンピュータ30は、無音となる事を防ぐ自動ループ機能がオンになっているかどうかの判断を行う(ステップS17)。例えば、再生装置10の電源をオンした際の初期設定は自動ループ機能オンであり、これはプリセットの操作やAUTO LOOPボタンによって変更が可能である。
自動ループ機能がオンの場合(ステップS17:Y)、無音区間が検出されたか判断する(ステップS18)。上述したように、例えば、120BPMの楽曲についていれば、4拍分(2秒)の無音状態が存在したときに、無音区間として検出される。
次に、検出した無音区間に基づいて、ループ区間(スタート/エンドポイント)を設定する(ステップS19)。
スタートポイントは、例えば、無音区間を検出したポイントから無音区間分戻ったポイント(無音区間の開始ポイント)から、所定区間遡ったポイント、例えば、5小節分戻ったポイントをループのスタートポイントに設定する。楽曲が4拍子であれば、5小節分は20拍分に相当する。
エンドポイントは、例えば、無音区間を検出したポイントから無音区間分戻ったポイント(無音区間の開始ポイント)から、所定区間遡ったポイント、例えば、1小節分戻ったポイントをループのエンドポイントに設定する。楽曲が4拍子であれば、1小節分は4拍分に相当する。
設定されたループのスタート/エンドポイントのアドレスは、不揮発性メモリ28に保持される。その後、DSP20が出力する楽曲データの再生ポイントが、無音区間の1小節分前のポイントに達したとき、自動ループ再生が開始され、楽曲の最後から1小節を除いて、その前4小節分の楽曲データがループ再生されることとなる(ステップS20)。
その後、操作者が、CUEボタンを押したり、選曲操作を行わなければ、自動ループ再生が継続され(ステップS21:N)、新たな操作があれば自動ループ再生は解除される(ステップS21:Y)。
以上説明したように、本実施の形態では、再生する楽曲に無音区間(楽曲の終了)が検出されたとき、直前の拍ポイントの前の所定区間、例えば、数小節分を自動的にループ再生する。これにより、楽曲の再生における音途切れを確実に回避することが可能となる。
例えば、第一の再生装置10の自動ループ機能をオンして第一の楽曲を再生しておくことにより、第一の楽曲に繋ごうとする第二の再生11装置での第二の楽曲のスタンバイに手間取り(第二の楽曲が記録されている光ディスクを探すのに時間がかかったり、第二の楽曲のBPM及び拍を再生中の第一の楽曲に合わせるのに時間がかかったりする事等)、その間に第一の再生装置10で再生している第一の楽曲が例えばトラックエンドまで再生が終了するような状況になっても、第一の再生装置10において無音の発生を回避すべく自動でループを構成し、再生を継続できるため、クラブにおいて致命傷となる無音の状況を起こさないようにすることが出来る。
また、単にループを構成しているだけではなく、検出している拍単位でループスタートポイント及びループエンドポイントを決定しているため、リズムが一定で繰り返しを継続しても違和感の無いシームレスな再生音出力が可能である。
更に、無音がスタートする前の最後の有音の拍ポイントから例えば4拍分の範囲をループ範囲から除外する処理を行うことにより、トラックエンド付近で特殊な音の変化がある楽曲であっても、不自然さの無いループ再生音を出力することが出来る。
本発明の実施の形態にかかる再生システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における自動ループ区間の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる再生装置の動作を説明するフロー図である。
符号の説明
10、11:再生装置、16:再生部、18:メモリ、20:DSP、22:DAC、24:表示部、26:操作部、28:不揮発性メモリ、30:マイクロコンピュータ

Claims (13)

  1. 記録媒体に記録された楽曲信号を再生する再生部と、
    前記再生部が再生した楽曲信号を蓄積するメモリと、
    前記メモリへの楽曲信号の蓄積及び前記メモリからの楽曲信号の読出しを行うとともに、前記メモリに蓄積される楽曲信号の無音区間を検出する信号処理部と、
    前記信号処理部が無音区間を検出したとき、当該無音区間より前の一定区間の楽曲信号を自動ループ区間としてループ再生するよう制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 前記信号処理部は楽曲信号の拍ポイントを検出し、前記自動ループ区間のスタートポイント及びエンドポイントは拍ポイントに設定される、ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記信号処理部は楽曲信号の拍ポイントを検出し、前記自動ループ区間のエンドポイントは、前記無音区間の直前の拍ポイントから所定の拍分前に設定される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の再生装置。
  4. 前記無音区間は、再生する楽曲信号のBPMに応じて設定される、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の再生装置。
  5. 記録媒体に記録された楽曲信号を再生し、
    再生した楽曲信号をメモリに蓄積し、
    前記メモリに蓄積される楽曲信号の無音区間を検出し、
    無音区間を検出したとき、当該無音区間より前の一定区間の楽曲信号を自動ループ区間としてループ再生する、
    ことを特徴とする再生方法。
  6. 前記自動ループ区間のスタートポイント及びエンドポイントは拍ポイントに設定される、ことを特徴とする請求項5に記載の再生方法。
  7. 前記自動ループ区間のエンドポイントは、前記無音区間の直前の拍ポイントから所定の拍分前に設定される、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の再生方法。
  8. 前記無音区間は、再生する楽曲信号のBPMに応じて設定される、ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の再生方法。
  9. 記録媒体に記録された楽曲信号を再生する処理と、
    前記再生部が再生した楽曲信号をメモリに蓄積する処理と、
    前記メモリへの楽曲信号の蓄積及び前記メモリからの楽曲信号の読出しを行うとともに、前記メモリに蓄積される楽曲信号の無音区間を検出する処理と、
    無音区間を検出したとき、当該無音区間より前の一定区間の楽曲信号を自動ループ区間としてループ再生するよう制御する処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記自動ループ区間のスタートポイント及びエンドポイントは拍ポイントに設定される、ことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記自動ループ区間のエンドポイントは、前記無音区間の直前の拍ポイントから所定の拍分前に設定される、ことを特徴とする請求項9又は10に記載のプログラム。
  12. 前記無音区間は、再生する楽曲信号のBPMに応じて設定される、ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 請求項9乃至12のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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