JP2009070107A - 画像処理装置、画像形成システム、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成システム、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザがファイルと異なる態様で変換されたプリント出力データ部分を、プリント前に容易に認識することができるようにすることにより、アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換する際に発生したエラーに起因する無駄なプリントをなくすことができる画像処理装置等を提供する。
【解決手段】アプリケーションソフトによって作成されたファイルが、変換手段100、210によってプリント出力データに変換される。抽出手段100、210は、変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出する。抽出された差異部分は表示手段103、202、110、214で表示される。
【選択図】図8

Description

この発明は、多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Periferals)やパーソナルコンピュータからなる端末装置等の画像処理装置、端末装置と画像形成装置とがネットワークを介して接続された画像形成システム、画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。
パーソナルコンピュータ等の端末装置にインストールされたアプリケーションソフトにより、文章や表・図形等のファイル、あるいはこれら文章と表・図形とを合成編集したファイルの作成を、容易に行うことができるようになっている。また、文章の配置の多様化から、同じ文字であっても、異なる文書作成用のアプリケーションソフトで作成された文字が1つのファイル内に混在することがある。また、エクセルなどの表中やオブジェクト配置による図形(グラフを含む)中に、作成方法が異なり書式設定もまちまちな他のアプリケーションソフトで作成された文字が存在することもある。このようなファイルは、アプリケーションソフトで使用した設定によっては、プリント出力を行うためのプリント出力データへの変換時に、配置が異なったり、文字情報の一部が欠けてプリントできない状況が発生することもある。
一般文章であれば、改行点、文章のページ間の跨り具合等について、レイアウトエラーが発生しても、文章としては成立しているため、プリントが無駄にならない場合もある。
しかし、エクセル等で作成した表や文章、テキストボックスへの文字の貼り付け等に対しては、設定領域に対する選択フォントのミスマッチにより、文字自体がプリントできなくなる恐れがある。その場合には文章自体が成立しなくなり、プリントしても無駄となるが、このようなエラーはプリントして初めてわかるため、無駄なプリントが頻繁に生じてしまうという問題があった。
なお、特許文献1には、利用者の意図しない改行位置・改ページ位置のずれなどを検知し、印刷ミスを未然に防止することができる印刷装置が提案されている。具体的には、 仮想プリンタドライバが、印刷要求が来たならば、これをプリンタドライバに渡す前に解析し、印刷要求の組み合わせを抽出して、対応する減点を算出し、これを全文書にわたって累積する。結果があらかじめ指定した閾値に達したならば、利用者の意図していない強制改行・強制改ページが行われていると判断し、利用者に診断結果を提示して警告した後、利用者の選択に対応して印刷処理を続行あるいは中断を行う。一方、文書終了まで減点が閾値を越えなければ、正常な印刷と判断するものである。
特開2000−181671号公報
しかし、上記特許文献1に記載された技術は、プリンタドライバによりプリント出力データに変換される前に、ファイルを解析するものであるため、プリンタドライバによって実際にどのようなプリント出力データに変換されるかわからないという問題がある。つまり、上記特許文献1に記載された技術は、ファイルの内容が正確に印字されるかどうかを判断する技術ではなく、無駄なプリントが頻繁に生じてしまうという前記問題を解決しうるものではなかった。
しかも、減点表に基づく警告がなされるので、全体のずれは認識できても、どの箇所がずれているかを容易に認識することができないという問題もあった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、ユーザがファイルと異なる態様で変換されたプリント出力データ部分を、プリント前に容易に認識することができるようにすることにより、アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換する際に発生したエラーに起因する無駄なプリントをなくすことができる画像処理装置、画像形成システム、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって達成される。
(1)アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換する変換手段と、前記変換手段により変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出する差異部分抽出手段と、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
(2)前記差異部分抽出手段は、前記ファイルのテキスト部分と、プリント出力データに対して文字認識処理されることにより得られたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する前項1に記載の画像処理装置。
(3)前記ファイルが、文章領域と、表または図形の少なくとも何れかを含む表・図形領域とが合成編集されたものであり、前記プリント出力データの文章領域及び表・図形領域の領域判別を行う領域判別手段を備え、前記差異部分抽出手段は、領域判別手段で判別された領域毎に、前記ファイルのテキスト部分と、プリント出力データに対して文字認識処理されることにより得られたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する前項1に記載の画像処理装置。
(4)領域判別された文章領域については前記文字認識処理が行われず、前記差異部分抽出手段は、プリント出力データの改行数及び行当たりの文字数の差を検出し、領域判別された表・図形領域については前記文字認識処理が行われ、前記差異部分抽出手段は、前記ファイルのテキスト部分と、前記文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する前項3に記載の画像処理装置。
(5)前記差異部分抽出手段は、領域判別された文章領域については、ファイルとの比較処理は行わず、領域判別された表・図形領域については、前記ファイルのテキスト部分と前記文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する前項3に記載の画像処理装置。
(6)前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分が、領域判別された文章領域についてのみ存在する場合は、前記プリント出力データの画像形成装置によるプリントを実行させ、表・図形領域について存在する場合は、プリント出力データのプリントを中止させる制御手段を備えている前項4または5に記載の画像処理装置。
(7)前記表示手段が視覚による表示手段であり、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、前記表示手段によるプリント出力データのプレビュー表示画面で表示される前項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
(8)前記表示手段が音声による表示手段であり、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、前記表示手段で音声により表示される前項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
(9)プリンタ部を備え、前記プリント出力データに対して親展プリント機能が設定された場合、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分を、親展プリント実行者がプリント実行操作を行ったときに、前記表示手段に再度表示させる前項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
(10)画像形成装置と端末装置とがネットワークを介して接続された画像形成システムであって、前記端末装置に設けられ、アプリケーションソフトによって作成されたファイルを、画像形成装置のプリント出力データに変換する変換手段と、前記画像形成装置または端末装置に設けられ、前記変換手段により変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出する差異部分抽出手段と、前記端末装置に設けられ、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
(11)画像形成装置は前記プリント出力データに対して文字認識処理を行う文字認識手段を備え、前記差異部分抽出手段は、前記ファイルのテキスト部分と、前記文字認識手段により文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する前項10に記載の画像形成システム。
(12)前記ファイルが、文章領域と、表または図形の少なくとも何れかを含む表・図形領域とが合成編集されたものであり、前記画像形成装置は前記プリント出力データの文章領域及び表・図形領域の領域判別を行う領域判別手段と、前記プリント出力データに対して文字認識処理を行う文字認識手段と、を備え、前記差異部分抽出手段は、領域判別手段で判別された領域毎に、前記ファイルのテキスト部分と、前記文字認識手段により文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する前項10に記載の画像形成システム。
(13)領域判別された文章領域については前記文字認識処理が行われず、前記差異部分抽出手段は、プリント出力データの改行数及び行当たりの文字数の差を検出し、領域判別された表・図形領域については前記文字認識処理が行われ、前記差異部分抽出手段は、前記ファイルのテキスト部分と、前記文字認識手段により文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する前項12に記載の画像形成システム。
(14)前記差異部分抽出手段は、領域判別された文章領域については、ファイルとの比較処理は行わず、領域判別された表・図形領域については、前記ファイルのテキスト部分と前記文字認識手段により文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する前項12に記載の画像形成システム。
(15)前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分が、領域判別された文章領域についてのみ存在する場合は、前記画像形成装置に前記プリント出力データのプリントを実行させ、表・図形領域について存在する場合は、前記画像形成装置によるプリント出力データのプリントを中止させる制御手段を備えている前項12または13に記載の画像形成システム。
(16)前記表示手段が視覚による表示手段であり、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、前記表示手段によるプリント出力データのプレビュー表示画面で表示される前項10〜15のいずれかに記載の画像形成システム。
(17)前記表示手段が音声による表示手段であり、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、前記表示手段で音声により表示される前項10〜15のいずれかに記載の画像形成システム。
(18)前記画像形成装置に親展プリント機能が設定された場合、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、親展プリント実行者が画像形成装置のプリント実行操作を行ったときに、画像形成装置側の表示手段に再度表示される前項10〜17のいずれかに記載の画像形成システム。
(19)アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換するステップと、前記変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出するステップと、前記抽出された差異部分を表示するステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法。
(20)アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換するステップと、前記変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出するステップと、前記抽出された差異部分を表示するステップと、を画像処理装置のコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、アプリケーションソフトによって作成されたファイルが、プリント出力データに変換されるとともに、この変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとの比較により、差異部分が抽出される。そして、この抽出された差異部分が表示手段に表示されるから、ユーザは、ファイルと異なる態様で変換されたプリント出力データ部分を、プリント前に容易に認識することができ、ファイルの訂正等、必要な措置を講ずることができる。このため、アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換する際に生じたエラーに起因する無駄なプリントをなくすことができる。
前項(2)に記載の発明によれば、文字認識手段によりプリント出力データに対して文字認識処理が実施され、この文字認識されたテキストコードとファイルのテキスト部分との比較により、差異部分が抽出されるから、ファイルと異なる態様で変換されたテキスト部分を、ユーザは容易に認識することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、プリント出力データの文章領域及び表・図形領域の領域判別が行われるとともに、判別された領域毎に、ファイルのテキスト部分と文字認識処理されたテキストコードとが比較されることにより、差異部分が抽出されるから、ファイルと異なる態様で変換されたテキスト部分を、ユーザはより認識しやすくなる。
前項(4)に記載の発明によれば、領域判別された文章領域については、文字自体がプリントできなくなる恐れは少ないから、文字認識処理を省略してプリント出力データの改行数及び行当たりの文字数の差を検出することにより、処理を簡略化することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、領域判別された文章領域については、文字自体がプリントできなくなる恐れは少ないから、領域判別された文章領域については、ファイルとの比較処理そのものを行わないことで、処理を簡略化することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、抽出された差異部分が、領域判別された文章領域についてのみ存在する場合は、画像形成装置に前記プリント出力データのプリントを実行させ、表・図形領域について存在する場合は、前記画像形成装置によるプリント出力データのプリントを停止させるから、プリンタデータへの変換により文字自体がプリントできなくなる恐れがあるような場合に、プリント動作を中止させることにより、無駄なプリントを確実に防止することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、ユーザは、表示手段によるプリント出力データのプレビュー表示画面で、抽出された差異部分を認識することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、ユーザは、音声で抽出された差異部分を認識することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、親展プリント機能が設定された場合、抽出された差異部分は、親展プリント実行者がプリント実行操作を行ったときに、表示手段に再度表示されるから、前記親展プリント実行者は元のファイルとの間に差異が生じていることを認識することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、ユーザは、ファイルと異なる態様で変換されたプリント出力データ部分を、プリント前に容易に認識することができ、ファイルの訂正等、必要な措置を講ずることができるから、アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換する際に生じたエラーに起因する無駄なプリントをなくすことができる。
前項(11)に記載の発明によれば、プリント出力データに対して画像形成装置による文字認識処理が実施され、この文字認識されたテキストコードとファイルのテキスト部分との比較により、差異部分が抽出されるから、ファイルと異なる態様で変換されたテキスト部分を、ユーザは容易に認識することができる。
前項(12)に記載の発明によれば、文章領域及び表・図形領域の領域毎に、ファイルのテキスト部分と文字認識処理されたテキストコードとが比較されることにより、差異部分が抽出されるから、ファイルと異なる態様で変換されたテキスト部分を、ユーザはより認識しやすくなる。
前項(13)に記載の発明によれば、領域判別された文章領域については、文字自体がプリントできなくなる恐れは少ないから、文字認識処理の省略により処理を簡略化することができる。
前項(14)に記載の発明によれば、領域判別された文章領域については、ファイルとの比較処理そのものを行わないことで、処理を簡略化することができる。
前項(15)に記載の発明によれば、プリンタデータへの変換により文字自体がプリントできなくなる恐れがあるような場合に、画像形成装置によるプリント動作を中止させることにより、無駄なプリントを確実に防止することができる。
前項(16)に記載の発明によれば、ユーザは、表示手段によるプリント出力データのプレビュー表示画面で、抽出された差異部分を認識することができる。
前項(17)に記載の発明によれば、ユーザは、音声で抽出された差異部分を認識することができる。
前項(18)に記載の発明によれば、プリント出力データに対する画像形成装置の親展プリント機能が設定された場合、抽出された差異部分は、親展プリント実行者がプリント実行操作を行ったときに、画像形成装置の表示手段に再度表示されるから、親展プリント実行者は、元のファイルとの間に差異が生じていることを認識することができる。
前項(19)に記載の発明によれば、ユーザは、ファイルと異なる態様で変換されたプリント出力データ部分を、プリント前に容易に認識することができ、ファイルの訂正等、必要な措置を講ずることができるから、アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換する際に生じたエラーに起因する無駄なプリントをなくすことができる。
前項(20)に記載の発明によれば、アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換する処理、変換されたプリント出力データとアプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出する処理、抽出された差異部分を表示する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
次に、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成図である。
この画像形成システムは、この発明の一実施形態に係る画像処理装置としての端末装置1と、同じく画像処理装置としての画像形成装置2とが、ネットワーク3を介して相互に接続されてなる。尚、ネットワーク3はLAN等の専用回線、無線通信又は一般回線等により構成されている
前記端末装置1は、パーソナルコンピュータからなり、インストールされたアプリケーションソフトにより、文書、表、図形(グラフも含む)等のファイルを作成可能である。
図2に端末装置1の電気的構成を示す。端末装置1は、CPU100、ROM101、RAM102、表示部103、記憶部104、キー入力部105、マウス106、通信インターフェイス部(通信I/F)107及びCD−ROM108、スピーカ110等から構成されており、システムバス109を介して互いに接続されている。
CPU100は、端末装置1の全体を総括的に制御する。
ROM101は、CPU101が実行するプログラムやその他のデータを記憶する。
RAM102は、CPU100がプログラムを実行する際の作業領域となるものである。
表示部103は、液晶やCRT等からなり、各種メッセージやユーザの作成文書等を表示する。
記憶部104は、例えばハードディスク等の記録媒体からなり、キー入力部105やマウス106の操作により作成された文書データ等のデータファイル、アプリケーションソフト、画像形成装置2を使用するためのプリンタドライバの他、各種データを保存するものである。
キー入力部105及びマウス106は、ユーザによる入力操作に用いられる。
通信I/F107は、画像形成装置2との間で各種データの送受信等を行う。この実施形態では、アプリケーションソフトによって作成されたファイル(以下、アプリケーションデータとも言う)が、プリントドライバによりプリント出力データに変換されたのち、送信される。
CD―ROMドライブ108は、CD−ROMを駆動するものである。
スピーカ110は、音声により情報を表示するものである。
一方、画像形成装置2として、この実施形態では、コピー、ネットワークプリンティング、スキャナ、FAX、またはドキュメントサーバなどの機能を集約した多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)で構成されている。この画像形成装置2を使用する場合、画像形成装置2に登録されたユーザ情報に基づいた認証を行わなければ使用できないという設定もできる。
この画像形成装置2は、図3の外観図および図4のハードウェア構成ブロック図に示すように、操作装置201、ディスプレイ装置202、スキャナ装置203、プリンタ装置204、ステープル、パンチ等の処理を行うフィニッシャ装置205、通信インターフェース206、ドキュメントフィーダ207、給紙装置208、CPU210、RAM211、ROM212およびデータ記憶部213、排紙トレイ214、スピーカ215などによって構成される。
操作装置201は、数字、文字、および記号などを入力するための複数キー、押下されたキーを認識するセンサ、および認識したキーを示す信号をCPU210に送信する送信用回路などによって構成されている。
ディスプレイ装置202は、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが設定内容および処理内容を入力するための画面、および画像形成装置2で形成された画像、および処理の結果を示す画面などを表示する。本実施形態では、ディスプレイ装置202として、タッチパネルが用いられている。したがって、ディスプレイ装置202はユーザが指で触れたタッチパネル上の位置を検知し、検知結果を示す信号をCPU210に送信する機能を備えている。
このように、操作装置201およぴディスプレイ装置202は、ユーザが画像形成装置2を直接操作するためのユーザインターフェースの役割を果たしている。なお、端末装置1には、画像形成装置2に対して指令を与えるためのアプリケーションプログラムおよぴドライバがインストールされている。したがって、ユーザは、端末装置1を使用して画像形成装置2を遠隔的に操作することもできる。
スキャナ装置203は、写真、文字、絵などの画像情報を原稿から光電的に読取って画像データを取得する。取得された画像データ(濃度データ)は、図示しない画像処理部においてデジタルデータに変換され、周知の各種画像処理を施された後、プリンタ装置204や通信インターフェース206に送られ、画像の印刷やデータの送信に供されるか、または後の利用のために記憶部213に格納される。また、OCR(Optical Character Reader:文字認識)機能を持ち、デジタルデータに変換されたデータから、文字部の抽出、テキストコードヘの変換機能を備え、原稿の文字部をテキストデータとして保存することが可能である。
プリンタ装置204は、スキャナ装置203により取得された画像データ、通信部206により外部機器から受信した画像データまたは記憶部213に格納されている画像を、用紙またはフイルムなどの記録シートに印刷する。給紙装置208は、画像形成装置2本体の下部に設けられており、印刷対象の画像に適した記録シートをプリンタ装置204に供給するために用いられている。プリンタ装置204によって画像が印刷された記録シートつまり印刷物は、フィニッシャ装置205を通って、モード設定に応じてステープル、パンチ等の処理を行い、排紙トレイ214に排出される。
また通信インターフェース206を介して、端末装置1のアプリケーションデータを専用のプリンタドライバにより、プリント用出力データ(印刷画像の形成)化し、プリンタ装置204により用紙またはフイルムなどの記録シートに印刷することも可能である。
通信インターフェース206は、送信部および受信部などによって構成され、端末装置1やFAX装置等の外部機器とデータのやりとりを行うための装置である。通信インターフェース206としては、NIC、モデム、またはTAなどが用いられる。
データ記憶部213は、ハードディスク213Hおよびカードリードライタ213Rなどを有している。カードリードライタ213Rは、コンパクトフラッシュ(登録商標)またはスマートメディアなどのメモリカード91からデータを読取る、またはメモリカード91にデータを書き込む。メモリカード91は、主に端末装置1とのデータのやり取りをネットワーク3を介さずに行うためまたはデータのバックアップのため用いられる。
ハードディスク213Hには、スキャナ装置203で読み取った画像データ、通信インターフェース206により外部機器から受信した画像データが保存される。
ハードディスク213Hのデータは、ネットワーク3を介してその他の画像形成装置からも参照可能な構成になっている。
CPU210は、ROM212に記憶されているプログラムまたはRAM211にロードされたプログラムを実行し、画像形成装置2の全体を制御する。
スピーカ215は、音声により情報を表示するためのものである。
次に、端末装置1でアプリケーションソフト(以下、単にアプリケーションともいう)を用いて作成したファイルを、画像形成装置2でプリントする場合の端末装置1及び画像形成装置2の動作を、図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。これらの動作は、端末装置1のCPU100、画像形成装置2のCPU210が、それぞれROM101,ROM212に記憶された動作プログラムに従って動作することにより実行される。なお、以後の説明において、画像形成装置をMFPともいう。
図5において、端末装置1では、アプリケーションにより作成されたファイルについて、ユーザによるプリント指示を受け付けると(ステップS01)、プリントドライバが起動され(ステップS02)、印刷ウインドウが表示部103の画面に開かれる(ステップS03)。ユーザが、印刷装置として画像形成装置2を選択し、そのプロパティを選択すると、プリンタの詳細設定ウインドウが開かれ、そのウインドウにより「プレビュー」又は「DIFF」が選択されることにより、プリント警告モードが設定される。このプリント警告モードは、プリント出力データへの変換によって元のアプリケーションデータと差異が生じた場合に、これを画面上でまたは音声により通知するモードである。
次いで、ユーザが印刷ウインド上でプリントを実行すると、プリントドライバはアプリケーションデータを読み込み、読み込まれたアプリケーションデータは、画像形成装置2でプリントを行うためのプリント出力データへ変換される(ステップS04)。そして、プリント出力データは順次MFPへと転送される(ステップS05)。同時に、端末装置1はアプリケーションの属性を所定の分類に変換し、プリント出力データと同時にMFPに転送する。
アプリケーションの属性は、文書作成アプリケーション(いわゆるワープロソフト)、表計算アプリケーション、図面(ドロー)作成アプリーション、写真処理アプリーション、その他の5種類に分類され、コード化する。
次に、プリント出力データをプレビュー表示したのち(ステップS06)、プリント警告モードが設定されているかどうかを判断する(ステップS07)。警告モードが設定されていなければ(ステップS07でNO)、その旨を画像形成装置2へ通知したのち(ステップS19)、ステップS15に進む。なお、この場合は、プリント出力データへの変換によって元のアプリケーションデータと差異が生じていても、そのまま画像形成装置2でプリントされることになる。
警告モードが設定されていれば(ステップS07でYES)、画像形成装置2から後述するOCR処理されたテキストデータを受信したかどうかを判断する(ステップS08)。受信していなければ(ステップS08でNO)、受信するまで待つ。
一方、端末装置1からプリント出力データを送信された画像形成装置2では、図6に示すように、プリント出力データを受信したかどうかが判断され(ステップS21)、受信しなければ(ステップS21でNO)、そのまま処理を終了する。受信すれば(ステップS21でYES)、受信したプリント出力データとアプリケーション属性データをRAM211等に保存したのち、警告モードが設定されていない旨の通知(図5のステップS19)が送られてきたかどうか、換言すれば警告モードが設定されているかどうかが判断される(ステップS22)。警告モードが設定されていなければ(ステップS22でNO)、ステップS27に進み、設定されていれば(ステップS22でYES)、ステップS23に進む。
ステップS23では、プリント出力データに対して領域判別処理を行う。後述するように、プリント出力データに対してはOCR処理を行い、プリント出力データ上の文字のテキストデータ化を行うが、OCR処理に際しては、プリント出力データを文章領域、罫線等で囲まれた表領域、グラフやブロック図やフローチャート等の図形領域、その他多値の画像領域に分割し、文章領域、表領域、図形領域に対して、領域毎に個別にテキストデータ化を行う。このため、前述した領域判別処理を行う。
OCR動作はアプリケーションより分類された5パターンのコードにより、以下の処理が選択される。
(1)文書作成アプリケーション
全文章領域に対してOCR処理を行う。
(2)表計算アプリケーション
文章領域、表領域に対して処理を行う。
(3)ドロー作成アプリケーション
全領域に対して処理を行う。
(4)写真処理アプリケーション
写真領域を除いたエリアに対して処理を行う。
(5)その他
OCR処理を行わない。
上記設定に従って、画像形成装置2はOCR処理すべき領域を決定し(ステップS24)、OCR処理を行い(ステップS25)、プリント出力データをテキスト化する。テキストデータはOCR領域毎に領域データを付加し、作画領域毎に扱われる。また、変換されたテキストデータは順次、端末装置1へ送信される(ステップS26)。
次に、端末装置1から全てのプリント出力データを受信したかどうかを判断し(ステップS27)、全てを受信していなければ(ステップS27でNO)、ステップS21に戻る。全てを受信した場合は(ステップS27でYES)、ステップS28に進む。
一方、画像形成装置2から転送されてきた、OCR処理されたテキストデータを端末装置1が受信すると(ステップS08でYES)、ドライバソフトにより、プリント出力データへの変換前の元のアプリケーションデータと、転送されてきたテキストデータとが比較され、差異部分(DIFF部ともいう)の抽出処理(DIFF処理)が行われる(ステップS09)。DIFF処理は、アプリケーションデータのテキストデータ部に対して行い、両者に差が生じた場合、差分のデータ(DIFFデータ)を出力する。
ステップS10では、DIFF部が発生したかどうかを判断し、発生しなければ(ステップS10でNO)、ステップS14に進む。発生した場合(ステップS10でYES)、DIFFデータは、プリント用出力データのページ毎のデータに付加され、再保存される(ステップS11)。DIFFデータの検出領域に応じて警告レベルを設定するため、DIFFデータには領域判別データも合わせて記録される。
ステップS06で説明したように、プリント出力データは表示部103にプレビュー表示されているが、前記再保存されたプリント出力データは、プリントドライバソフトのプリントプレビュー機能により、印刷ウインドー上のプレビュー部に、指定された倍率で再表示される。この時ユーザによりDIFF表示が指定されると、DIFFが発生したテキスト部分を警告色にて着色し表示する。警告は領域判別信号に従い、文章領域、表領域、図形領域に対して表示色を異ならせる事により、プリント文章に対するエラー度合いも同時に認識できるようにする。
作成データによって、発生するエラー度は異なり、表計算アプリケーションによる罫線内の文字や、ドロ一系のテキストボックス内の文字は文字指定領域の大きさにより文字かけが生じ、プリントされない事があるが、文書作成アプリケーションによる作成データの場合、改行、ページ送りによりレイアウトズレが発生するだけで、致命的なエラーとはならない。このため、エラー度合いにより、文章の修正必要度が異なる。
この実施形態では、前者の場合DIFF部を赤く表示し、後者の場合は緑色にて表示することにより、ユーザが瞬時にプリント実施の是非を判断できるようにしてある。また後者の場合でも、ドロー系の文字が用いられている場合、文字のレイアウトヘの比重が大きいため、黄色警告とし、アプリケーションにより表示方法を異ならせる。
ステップS12では、DIFF部領域をどのような色で警告するか、換言すれば警告レベルの判定を行う。具体的な判定方法は後述する。そして、判定結果に基づく所定の色でDIFF部をプレビュー画面上に警告表示する(ステップS13)。
なお、DIFF部の表示を画面上で行うのではなく、スピーカ100から音声で通知しても良い。
次いで、DIFF処理が完了したかどうかを判断し(ステップS14)、完了していなければ(ステップS14でNO)、ステップS04に戻る。完了していれば(ステップS14でYES)、ユーザにプリントするか否かを再度確認し(ステップS15)、プリントを中止する場合は(ステップS15でNO)、プリント中止を画像形成装置2に通知する(ステップS18)。プリントを続行する場合は(ステップS15でYES)、ステップS16で、全てのプリント出力データの画像形成装置2への送信が完了したかどうかを判断し、完了していなければ(ステップS16でNO)、ステップS04に戻る。完了していれば(ステップS16でYES)、プリント実行を画像形成装置に通知する(ステップS17)。
図6に戻って、画像形成装置2はステップS28で、端末装置1から上記プリント実行通知があったかどうか判断し、あれば(ステップS28でYES)、プリント処理を実行する(ステップS29)。なければ(ステップS28でNO)、プリント中止の通知があったかどうかを判断し(ステップS30)、あれば(ステップS30でYES)、プリントを中止する(ステップS31)。プリント中止の通知もなければ(ステップS30でNO)、そのまま処理を終了する。
次に、図5のステップS12のDIFF部の警告レベルの判定処理について説明する。この警告レベルの判定は、図7の判定表に基づいて行われる。この表は、領域が文章領域でアプリケーションがワープロソフトである場合(以下、第1の場合)、領域が文章領域でアプリケーションが表計算またはドロー作成アプリケーションである場合(以下、第2の場合)、領域が表領域でアプリケーションがワープロソフトまたは表計算またはドロー作成アプリケーションである場合(以下、第3の場合)、領域が図形領域でアプリケーションがワープロソフトまたは表計算またはドロー作成アプリケーションである場合(以下、第4の場合)、領域が画像領域でアプリケーションがワープロソフトまたは表計算またはドロー作成アプリケーションである場合(以下、第5の場合)、のそれぞれについて、改行ずれ、ページ不一致、文字不一致が生じた場合(図7の×印)と生じない場合(図7の○印)とで、警告(対応処理)の内容を規定したものである。
例えば、前記第1の場合に、改行ずれが生じた場合は、レイアウトにずれが発生したため、差異部分を緑色で警告表示することにより、ユーザに通知する。また、ページ不一致が生じた場合も同様に、レイアウトにずれが発生したため、差異部分を緑色で警告表示する。なお、表中、横線部分はその要素は判定に用いられないことを示す。
前記第2〜第4の場合は、ページ不一致及び文字不一致は生じていないが、改行ずれが生じていると、レイアウトにずれが発生し、視覚的には位置が異なるので意味合いが変わる恐れがあることから、差異部分を黄色で警告表示することにより、ユーザに通知する。また、ページ不一致が生じている場合は、レイアウトずれであるが文字特性上「けられ」と同等の影響があるため、差異部分を赤色で警告表示する。また、文字不一致の場合も、文章や文字内容に「けられ」が発生しているため、やはり赤色で警告表示する。なお、ページ不一致や改行ずれが発生している場合、プリントが無駄になる恐れがあるため、プリントそのものを中止しても良い。この点については後述する。
図8は、文書作成用アプリケーション(ワープロソフト)による文章領域に、DIFFが発生している状態を例示するものである。図8(a)は元のアプリケーションデータであり、同図(b)はDIFF部(図面中、文字を薄く表示している部分)を緑色に変えて警告表示したプレビュー画面である。図8では、テキスト化したデータに差異はないが、ワープロソフトによる文章のため、プリント結果への影響が少なく、このためDIFF部を緑色に変えたものである。
図9は、表計算またはドロー作成アプリケーションによる表領域にテキストBOXを使って文字を配置した場合に、DIFFが発生している状態を例示するものである。図9(a)は元のアプリケーションデータであり、同図(b)はDIFF部(図面中、文字を薄く表示している部分)を色を例えば赤色変えて警告表示したプレビュー画面である。
このように、この実施形態では、アプリケーションソフトデータが、プリント出力データに変換されるとともに、この変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトデータとの比較により、差異部分が抽出される。そして、この抽出された差異部分がプレビュー表示されるから、ユーザは、ファイルと異なる態様で変換されたDIFF部分を、プリント前に容易に認識することができ、プリントの中止、ファイルの訂正等、必要な措置を講ずることができる。このため、アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換する際に生じたエラーに起因する無駄なプリントをなくすことができる。
図5及び図6に示した実施形態では、アプリケーションデータの作成及びプリント出力データへの変換を、端末装置1により行い、OCR処理を画像形成装置2で行い、差異部分の抽出及び表示処理を端末装置1により行うものとした。しかし、アプリケーションデータのプリント出力データへの変換、OCR処理、差異部分の抽出及び表示処理を画像形成装置2で行うものとしても良い。
この場合の画像形成装置1の動作を、図10のフローチャートに基づいて説明する。尚、この動作も、画像形成装置2のCPU210が、ROM212に記憶された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
まず、ユーザ認証がなされたのち(ステップS41)、ユーザの記憶領域であるボックス(BOX)内に保存されているアプリケーションデータがディスプレイ装置202に表示される。次に、ユーザから指定されたデータを開くと(ステップS43)、対応するアプリケーションソフトが起動する(ステップS44)。
そのデータファイルについてのユーザによるプリント指示を受け付けると(ステップS45)、そのデータはプリント出力データへ変換されるとともに(ステップS46)、プリント出力データがプレビュー表示される(ステップS47)。なお、プリント指示に際して、ユーザにより「プレビュー」又は「DIFF」が選択されることにより、プリント警告モードが設定される。
ステップS48では、プリント警告モードが設定されているかどうかが判断される。警告モードが設定されていなければ(ステップS48でNO)、ステップS58に進む。警告モードが設定されていれば(ステップS48でYES)、プリント出力データに対して領域判別処理を行う(ステップS49)。
次いで、画像形成装置2はOCR処理すべき領域を決定し(ステップS50)、OCR処理を行い(ステップS51)、プリント出力データをテキスト化する。そして、プリント出力データへの変換前の元のアプリケーションデータと、返還後のテキストデータとを比較して、DIFF部の抽出処理(DIFF処理)を行う(ステップS52)。DIFF処理は、アプリケーションデータのテキストデータ部に対して行い、両者に差が生じた場合、差分のデータ(DIFFデータ)を出力する。
ステップS53では、DIFF部が発生したかどうかを判断し、発生しなければ(ステップS53でNO)、ステップS57に進む。発生した場合(ステップS53でYES)、DIFFデータは、プリント用出力データのページ毎のデータに付加され、再保存される(ステップS54)。DIFFデータの検出領域に応じて警告レベルを設定するため、DIFFデータには領域判別データも合わせて記録される。
ステップS55では、DIFF部領域をどのような色で警告するか、換言すれば警告レベルの判定を、図7の判定表に基づいて行う。そして、判定結果に基づく所定の色でDIFF部をプレビュー画面上に警告表示する(ステップS56)。
なお、この場合も、DIFF部の表示を画面上で行うのではなく、スピーカ214から音声で通知しても良い。
次いで、DIFF処理が完了したかどうかを判断し(ステップS57)、完了していなければ(ステップS57でNO)、ステップS49に戻る。完了していれば(ステップS57でYES)、ユーザにプリントするか否かを再度確認し(ステップS58)、プリントを中止する場合は(ステップS58でNO)、プリントを中止する(ステップS60)。プリントを続行する場合は(ステップS58でYES)、プリント処理を実行する(ステップS59)。
なお、図10に示した実施形態では、画像形成装置2により、アプリケーションデータのプリント出力データへの変換、OCR処理、差異部分の抽出及び表示処理を行うものとしたが、アプリケーションデータの作成、プリント出力データへの変換、OCR処理、差異部分の抽出及び表示処理を、OCR処理機能を有する端末装置1により実行しても良いし、OCR処理については他の外部機器により実施しても良い。
図11はこの発明の他の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態では、領域判別されたプリント出力データの文章領域についてはOCR処理を行うことなく、改行数及び行当たりの文字数の差を検出するものである。領域判別された文章領域については、文字自体がプリントできなくなるといった恐れは少ないから、OCR処理を省略して改行数及び行当たりの文字数の差のみを検出するものとして、処理の簡略化を図ったものである。
尚、図11の処理は基本的には図10の処理と同じであるので、同一のステップについては同一の符号を付し、図10との相違部分についてのみ説明する。
ステップS50でOCR処理部を決定したのち、ステップS61で、そのOCR処理部が文章領域かどうかを判断する。文章領域でなければ(ステップS61でNO)、ステップS51に進んで、図10と同じくOCR処理が実行される。文章領域であれば(ステップS61でYES)、その領域の改行・文字数のデータを検出したのち(ステップS62)、そのデータと元のアプリケーションデータの改行・文字数を比較して(ステップS63)、ステップS53に進み、DIFF部が発生したかどうかを判断する。
なお、図11は、画像形成装置単独で処理を行う場合であるが、端末装置での処理に適用しても良いし、図5に示したように端末装置1と画像形成装置2のシステムでの処理に適用しても良い。
図12はこの発明のさらに他の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態では、領域判別されたプリント出力データの文章領域についてはOCR処理はもとより、元のアプリケーションデータとの比較をも行わない構成としたものである。領域判別された文章領域については、文字自体がプリントできなくなる恐れは少ないから、OCR処理及び元データとの比較をもを省略して、さらなる処理の簡略化を図ったものである。
尚、図12の処理は基本的には図10の処理と同じであるので、同一のステップについては同一の符号を付し、図10との相違部分についてのみ説明する。
ステップS50でOCR処理部を決定したのち、ステップS71で、そのOCR処理部が文章領域かどうかを判断する。文章領域でなければ(ステップS71でNO)、ステップS51に進んで、図10と同じくOCR処理が実行される。文章領域であれば(ステップS71でYES)、ステップS57に進む。
なお、図12は、画像形成装置単独で処理を行う場合であるが、端末装置での処理に適用しても良いし、図5に示したように端末装置1と画像形成装置2とのシステムでの処理に適用しても良い。
図13はこの発明のさらに他の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態では、DIFF部分が表・図形領域について発生している場合は、プリント出力データのプリントを中止させる構成としたものである。このようにプリント動作の強制的中止により、無駄に印刷を未然に防止することができる。
尚、図13の処理は基本的には図10の処理と同じであるので、同一のステップについては同一の符号を付し、図10との相違部分についてのみ説明する。
ステップS57でDIFF処理が完了したのち、文章領域以外にDIFF部分が発生しているかどうかを判断し(ステップS81)、発生していなければ(ステップS81でNO)、そのままステップS58に進む。一方、文章領域以外にDIFF部分が発生していれば(ステップS81でYES)、プリントできないことをユーザに警告表示した後(ステップS82)プリントを中止する。
なお、図13は、画像形成装置単独で処理を行う場合であるが、端末装置での処理に適用しても良いし、図5に示したように端末装置1と画像形成装置2とのシステムでの処理に適用しても良い。
図14はこの発明のさらに他の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態は、プリント出力データに対して親展プリント機能が設定された場合、親展プリント実行者がプリント実行操作を行ったときに、DIFF部分を再度警告表示させるものである。
端末装置1から、プリント出力データに対して親展プリント機能が設定され、プリント出力データは画像形成装置2でプリントされることなく、例えば所定のボックス内に保存されているものとする。また、DIFF処理により検出されたDIFF部発生データも、プリント出力データに関連付けられて保存されている。
親展プリントの実行者が、親展プリント設定がなされた前記プリント出力データをプリントするために、画像形成装置1に対してプリント指示を行うと(ステップS101でYES)、プリント実行者固有の識別情報(ID)の入力画面が表示され、IDが入力されたかどうかが判断される(ステップS102)。正しいIDが入力されると(ステップS102でYES)、プリントしようとするプリント出力データに関連付けられたDIFF部発生データが存在しているかどうかが判断される(ステップS103)。DIFF部が発生していなければ(ステップS102でNO)、そのままステップS106に進んで、プリント出力データがプリントされる。DIFF部が発生していれば(ステップS102でYES)、操作装置201の表示パネルに、DIFF部の警告プレビュー画面が表示される(ステップS104)。
ステップS105ではユーザに確認を求め、プリント指示があれば(ステップS105でYES)、ステップS106で、プリント出力データがプリントされる。
このように、親展プリント実行者がIDを入力したときに、DIFF部警告画面が再度表示されるから、前記親展プリント実行者は元のデータファイルとの間に差異が生じていることを認識することができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成図である。 端末装置1の電気的構成を示すブロック図である。 画像形成装置の外観図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 端末装置でアプリケーションデータを、画像形成装置でプリントする場合の端末装置の動作を示すフローチャートである。 端末装置でアプリケーションソフトを用いて作成したファイルを、画像形成装置でプリントする場合の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 図5のステップS12の警告レベル判定処理に用いられる判定表である。 文書作成用アプリケーション(ワープロソフト)で作成された文章領域に、DIFFが発生している状態を例示する図である。 表計算またはドロー作成アプリケーションが用いられた場合のDIFFの発生状態を例示する図である。 アプリケーションデータのプリント出力データへの変換、OCR処理、差異部分の抽出及び表示処理を画像形成装置で行う場合の動作を示すフローチャートである。 この発明の他の実施形態を示すフローチャートである。 この発明のさらに他の実施形態を示すフローチャートである。 この発明のさらに他の実施形態を示すフローチャートである。 この発明のさらに他の実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
1 端末装置
2 画像形成装置
3 ネットワーク
100 CPU
101 ROM
103 表示部
104 記憶部
107 通信インターフェース
110 スピーカ
201 操作装置
202 ディスプレイ装置
203 スキャナ装置
204 プリンタ装置
210 CPU
212 ROM
213 データ記憶部
214 スピーカ

Claims (20)

  1. アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出する差異部分抽出手段と、
    前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記差異部分抽出手段は、前記ファイルのテキスト部分と、プリント出力データに対して文字認識処理されることにより得られたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ファイルが、文章領域と、表または図形の少なくとも何れかを含む表・図形領域とが合成編集されたものであり、
    前記プリント出力データの文章領域及び表・図形領域の領域判別を行う領域判別手段を備え、
    前記差異部分抽出手段は、領域判別手段で判別された領域毎に、前記ファイルのテキスト部分と、プリント出力データに対して文字認識処理されることにより得られたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 領域判別された文章領域については前記文字認識処理が行われず、前記差異部分抽出手段は、プリント出力データの改行数及び行当たりの文字数の差を検出し、
    領域判別された表・図形領域については前記文字認識処理が行われ、前記差異部分抽出手段は、前記ファイルのテキスト部分と、前記文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記差異部分抽出手段は、領域判別された文章領域については、ファイルとの比較処理は行わず、領域判別された表・図形領域については、前記ファイルのテキスト部分と前記文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分が、領域判別された文章領域についてのみ存在する場合は、前記プリント出力データの画像形成装置によるプリントを実行させ、表・図形領域について存在する場合は、プリント出力データのプリントを中止させる制御手段を備えている請求項4または5に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示手段が視覚による表示手段であり、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、前記表示手段によるプリント出力データのプレビュー表示画面で表示される請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記表示手段が音声による表示手段であり、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、前記表示手段で音声により表示される請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. プリンタ部を備え、
    前記プリント出力データに対して親展プリント機能が設定された場合、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分を、親展プリント実行者がプリント実行操作を行ったときに、前記表示手段に再度表示させる請求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 画像形成装置と端末装置とがネットワークを介して接続された画像形成システムであって、
    前記端末装置に設けられ、アプリケーションソフトによって作成されたファイルを、画像形成装置のプリント出力データに変換する変換手段と、
    前記画像形成装置または端末装置に設けられ、前記変換手段により変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出する差異部分抽出手段と、
    前記端末装置に設けられ、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  11. 画像形成装置は前記プリント出力データに対して文字認識処理を行う文字認識手段を備え、
    前記差異部分抽出手段は、前記ファイルのテキスト部分と、前記文字認識手段により文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する請求項10に記載の画像形成システム。
  12. 前記ファイルが、文章領域と、表または図形の少なくとも何れかを含む表・図形領域とが合成編集されたものであり、
    前記画像形成装置は前記プリント出力データの文章領域及び表・図形領域の領域判別を行う領域判別手段と、前記プリント出力データに対して文字認識処理を行う文字認識手段と、を備え、
    前記差異部分抽出手段は、領域判別手段で判別された領域毎に、前記ファイルのテキスト部分と、前記文字認識手段により文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する請求項10に記載の画像形成システム。
  13. 領域判別された文章領域については前記文字認識処理が行われず、前記差異部分抽出手段は、プリント出力データの改行数及び行当たりの文字数の差を検出し、
    領域判別された表・図形領域については前記文字認識処理が行われ、前記差異部分抽出手段は、前記ファイルのテキスト部分と、前記文字認識手段により文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する請求項12に記載の画像形成システム。
  14. 前記差異部分抽出手段は、領域判別された文章領域については、ファイルとの比較処理は行わず、領域判別された表・図形領域については、前記ファイルのテキスト部分と前記文字認識手段により文字認識処理されたテキストコードとを比較することにより、差異部分を抽出する請求項12に記載の画像形成システム。
  15. 前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分が、領域判別された文章領域についてのみ存在する場合は、前記画像形成装置に前記プリント出力データのプリントを実行させ、表・図形領域について存在する場合は、前記画像形成装置によるプリント出力データのプリントを中止させる制御手段を備えている請求項12または13に記載の画像形成システム。
  16. 前記表示手段が視覚による表示手段であり、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、前記表示手段によるプリント出力データのプレビュー表示画面で表示される請求項10〜15のいずれかに記載の画像形成システム。
  17. 前記表示手段が音声による表示手段であり、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、前記表示手段で音声により表示される請求項10〜15のいずれかに記載の画像形成システム。
  18. 前記画像形成装置に親展プリント機能が設定された場合、前記差異部分抽出手段により抽出された差異部分は、親展プリント実行者が画像形成装置のプリント実行操作を行ったときに、画像形成装置側の表示手段に再度表示される請求項10〜17のいずれかに記載の画像形成システム。
  19. アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換するステップと、
    前記変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出するステップと、
    前記抽出された差異部分を表示するステップと、
    を備えたことを特徴とする画像処理方法。
  20. アプリケーションソフトによって作成されたファイルをプリント出力データに変換するステップと、
    前記変換されたプリント出力データと、前記アプリケーションソフトによって作成されたファイルとを比較して、差異部分を抽出するステップと、
    前記抽出された差異部分を表示するステップと、
    を画像処理装置のコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
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