JP2009034593A - 浄水器、局部洗浄機能付き便座、床洗浄機、クーリングタワー、空気洗浄システム、排水処理システム、コンタクトレンズ洗浄器、シャワー装置、ダイアライザー、医療器具洗浄装置、農業向け潅水及び散水システム、除菌マスク、食器洗浄機、食肉等洗浄除菌装置、洗濯システム、排便機消臭システム、食品徐菌洗浄システムおよび浴場・プール除菌システム - Google Patents
浄水器、局部洗浄機能付き便座、床洗浄機、クーリングタワー、空気洗浄システム、排水処理システム、コンタクトレンズ洗浄器、シャワー装置、ダイアライザー、医療器具洗浄装置、農業向け潅水及び散水システム、除菌マスク、食器洗浄機、食肉等洗浄除菌装置、洗濯システム、排便機消臭システム、食品徐菌洗浄システムおよび浴場・プール除菌システム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 電解水の製造装置10は、陽極電極22が設けられた陽極室20と、陰極電極32が設けられた陰極室30と、陽極室20と陰極室30との間に設けられ、電解質水溶液を収容する中間室40と、陽極室20と中間室40とを隔てる陰イオン交換膜24と、陰極室30と中間室40とを隔てる陽イオン交換膜34とを含む。陽極室20と陰極室30とは隔壁50に設けられた連通孔52により連通している。このような電解水の製造装置10は、浄水器等の徐菌が必要な装置に好ましく適用される。
【選択図】 図1
Description
第1の電解水の製造装置は、
陽極電極が設けられた陽極室と、
陰極電極が設けられた陰極室と、
前記陽極室と前記陰極室との間に設けられ、電解質水溶液を収容する中間室と、
前記陽極室と前記中間室とを隔てる陰イオン交換膜からなる第1の隔膜と、
前記陰極室と前記中間室とを隔てる陽イオン交換膜からなる第2の隔膜と、を含み、
前記陽極室と前記陰極室とが連通している。
第2の電解水の製造装置は、
陽極電極が設けられた陽極室と、
陰極電極が設けられた陰極室と、
前記陽極室と前記陰極室とを仕切る隔壁と、を含み、
前記隔壁は、イオン交換膜を含んで構成され、
前記陽極室と前記陰極室とが連通している。
第3の電解水の製造装置は、電解水製造ユニットと、
前記電解水製造ユニットが備え付けられた水槽とを含む。
筐体と、前記筐体により画定された電解質収容室と、陽極と、陰極とを含み、
前記電解質収容室は、電解質水溶液を収容し、
前記電解質収容室と前記陽極との間の前記筐体は、陰イオン交換膜により構成され、
前記電解質収容室と前記陰極との間の前記筐体は、陽イオン交換膜により構成されていることができる。
前記陰極および前記陽イオン交換膜を保持する第2の保持体と、を含むことができる。
前記第1の内枠と前記第1の外枠との間に、前記陽極および前記陰イオン交換膜が収容されていることができる。
前記第2の内枠と前記第2の外枠との間に、前記陰極および前記陽イオン交換膜が設けられていることができる。
前記整流素子を制御するための制御部を含むことができる。
第4の電解水の製造装置は、
陽極電極が設けられた陽極室と、
陰極電極が設けられた陰極室と、
前記陽極室と前記陰極室との間に設けられ、電解質水溶液を収容する中間室と、
前記陽極室と前記中間室とを隔てる陰イオン交換膜と、
前記陰極室と前記中間室とを隔てる陽イオン交換膜と、を含み、
前記陽極電極の電極面積と前記陰極電極の電極面積とが異なり、
前記陽極室にて生成された電解水と、前記陰極室にて生成された電解水とが混合される
。
(3室型電解装置)
(1)電解装置
本実施の形態では、電解装置を次亜塩素酸水の製造の場合に適用した例を示す。
2Cl−→Cl2+2e−
この塩素は、さらに、水と反応して次亜塩素酸が生成される。
Cl2+H2O→HClO+HCl
一方で、陰極室30では、陰極にて次式の反応が起こる。
H2O+2e−→1/2H2+OH−
この電気分解時において、陽極室20と陰極室30とを隔てる隔壁50に設けられた連通孔52から陽極室20で生成された酸性の電解水が陰極室30に移動すると共に陰極室30で生成されたアルカリ性の電解水は陽極室20に移動する。これにより、陽極室20で生成された酸性水と陰極室30で生成されたアルカリ電解水が混合する。また、陽極室20で生成された酸性水が陰極室30に移動することで、陰極32で発生するスケールが付着するのを防ぐことができる。
なお、第1の吐出バルブ28bと第2の吐出バルブ38bとを同じ程度開放することで、陽極室20で生成された電解水と陰極室30で生成された電解水との混合比率は下がることになるため、混合比率は特に第1および第2の吐き出しバルブ28b,38bで調整することができる。
(1)第1の変形例
陰イオン交換膜からなる第1の隔膜24は、微細孔が設けられることができる。その微細孔の径としては、たとえば、30〜80μmとすることができる。この場合に、第1の隔膜24は不織布で構成してもよい。
図5〜図9に示すように、陰極32は、水に対して透過性のあるシート体90で覆われていることができる。シート体90としては、たとえば不織布、多層の網状シートを挙げることができる。このように陰極32をシート体で覆うと次の効果が奏される。
上記の実施の形態において、陽極室20と陰極室30とは、隔壁50の連通孔52により連通させているが、図11に示すように、別途設けた連通路54により連通させてもよい。連通路54によると、陽極室20と陰極室30との間を行き来する水の量を把握しやすいという利点がある。その連通路54に開閉量調整バルブ56を設けることができる。この開閉量調整バルブ56により、陽極室20と陰極室30との間を行き来する水の量を調整することができる。
図12に示すように、陽極室20にて発生したガスを抜くための第1のガス抜き口28cを設けてもよい。これにより、陽極室20にて発生したガスを排出することができ、ガスによる流量の不安定化を防ぐことができる。また、陰極室30にて発生したガスを抜くための第2のガス抜き口38cを設けてもよい。これにより、陰極室30にて発生したガスを排出することができ、ガスによる流量の不安定化を防ぐことができる。第1および第2のガス抜き口28c,38cは、必要に応じて栓をしておくことができる。
陽極22は、図13に示すように、爪電極部22aを有する電極とすることができる。また、陰極32も同様に爪電極部32aを設けてもよい。爪電極部22a,32aは、パンチングにより形成された孔22b,32bの一辺から伸びるように形成されている。電極22,32をパンチングにより穴を開ける際に、切り抜かずに残すようにパンチングを行うことで、この爪電極部22a,32aを形成することができる。従来、パンチング電極では、パンチングにより開口した部分は廃棄され、その残った電極の面積部分を使うが、この方法では電解に使う面積はパンチングにより開口する前の約50%位となり、電極面に接触する水の量が半減するため、電解効率が落ちてしまう。しかし、このようにパンチング部分の電極を切り抜かずに残すことで、パンチング前の電極をすべて残すことができ(面積をすべて維持することができ)、電解効率が落ちない。また、パンチングで残した羽根部分があることで、電極表裏の水の移動がスムーズとなり、この点からも電解効率の向上につながる。さらに、羽根部分の付け根の切片角では、電極の平面部分よりも気泡が多く発生し、盛んな電解反応が生じていることが確認された。これは、ハーフパンチングにより電極22,32の表裏の水の移動が乱流を起し、電解効率の向上につながったと思われる。つまり、中間室40から各電極22,32側に移動してきたイオン水は、パンチングされた通過口22b,32bから電極22,32の外側の電解槽に移動するが、その時、電極22,32の外側を通過する原水は、電極22,32の爪電極部22a,32aに当たりながら乱流を起し、中間室40から移動してくるイオン水と混合され更には乱流として電極板表面に接触し、電解効率の向上が図られる。なお、パンチングの方法は、公知の方法を適用することができる。パンチングの穴の形状は、円形であっても角形であってもよい。
本実施の形態では、第2の電解装置を次亜塩素酸水の製造の場合に適用した例を示す。
図15は、電解水の製造装置(以下、「電解装置」という)に係る模式図を示す。
2Cl−→Cl2+2e−
この塩素は、さらに、水と反応して次亜塩素酸が生成される。
Cl2+H2O→HClO+HCl
一方で、陰極24では、次式の反応が起こる。
H2O+2e−→1/2H2+OH−
この電気分解時において、陽極22の付近で生成された次亜塩素酸を含む酸性の電解水は、水槽の水全体に広がっていく。酸性の電解水が陰極24の付近に広がっていくため、陰極24にスケールが付着するのを防ぐことができる。また、陰極24の付近で生成されたアルカリの電解水もまた水槽の水全体に広がっていく。こうして、酸性の電解水とアルカリの電解水とが混合していく。こうして、酸性の電解水とアルカリの電解水との混合水を生成することができる。この混合水は、弱アルカリ性、中性または弱酸性を示す。
大切な水資源を無駄に捨てないで済むようになった。
(1)浄水器一体型次亜塩素酸混合電解水生成装置
図17に示すように、浄水器一体型次亜塩素酸混合電解水生成装置は、電解部で生成された電解水を濾過水送水パイプ部を通じて中空糸膜濾過部に導入し、その中空糸膜濾過部により電解水を濾過させ、水道水供給部に供給する。
(2)局部洗浄機能付き便座
図18に示すように、電解装置をトイレの局部洗浄機能付き便座に適用した例である。この場合には、上記の第の電解装置を適用するのが好適である。具体的には、水洗便器用水タンク内に、上記の電解装置(特に一室型電解装置が好適)が設置されている。水洗便器用タンクに水を供給し、電解を行い、電解水を生成する。その電解水は、操作部からの指令により、局部洗浄機能付き便座のポンプにより、ウォシュレット洗浄水吐出部により吐出される。
図19に示すように、床洗浄機は、電解水タンクに上記の電解装置により生成された電解水が貯められている。噴射ポンプを通じて、スプレーノズルにより床面に電解水がスプレーされる。ロール洗浄部がその床面を通過するに当たって、床面を洗浄し、床面に残存した汚水を汚水吸引部により吸引する。汚水はバキュームポンプにより汚水吸引部に供給される。汚水は、汚水排出部により排出される。なお、床洗浄機は、車が着いており、床洗浄機を移動させることができる。必要に応じて、床洗浄機を移動させるための取っ手を取り付けてもよい。
図21に示すように、クーリングタワーの冷却循環水に電解装置により生成された電解水を混ぜてもよい。クーリングタワー、特に開放型のクーリングタワーは、藻類や原生動物が繁殖してレジオネラの繁殖環境を形成し、熱交換時に発生するエアロゾルがレジオネラ症の感染源となることがある。電解水を含ませることで、これらの感染源の繁殖を防ぐことができる。
図22に示すように、空気清浄機内で、電解装置から生成される電解水をナノミスト化させると共に、未処理の汚染空気を混合して、その混合空気を塵埃除去フィルタとしての中性能二重膜に通過させる。この中性能二重膜により、一次空気清浄処理を行う。中性能二重膜を通過した空気はコンデンサからなる冷却機で湿度調整が行われ、給気ブロアによりHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)に給気され、二次空気洗浄処理が行われる。HEPAフィルタを通過した空気は、クリーンルーム内に給気される。
図25に示す排水処理システムは、次亜塩素酸及び次亜塩素酸ソーダ含有電解水を排水液溜めグリストラップに供給混合し、排水に含まれる臭気物質の分解を行うシステム装置である。具体的には、洗浄シンクから汚水配水管に流れた汚水と電解水貯蔵タンクに貯められた電解水を混合する。この混合に当たっては、排水を感知すると、排水感知装置電解水供給弁を開き、電解水をグリストラップの汚水槽に供給するとよい。ごみ収集部によりごみを回収するとともに油止め板により混合水の水分と油分とを分離し、排水口により混合水の水分を排水口により排水する。
(7)コンタクトレンズ洗浄器
コンタクトレンズ洗浄器は、図26に示すように、電解水をコンタクトレンズの洗浄槽に供給し、電源スイッチをONすると、超音波振動部が振動し、コンタクトレンズを洗浄するものである。
シャワー装置は、図27に示すように、電解装置が適用されている。具体的には、電解装置で生成された電解水を温度調節器付き温水タンクで温度調整する。吐出ポンプによりシャワーノズルを通じて、電解水が放水される。
(ii)シャワーの電解水には水素イオンに因る洗浄力と酸性水に因るアストリンゼン効果で肌を整えることができる。
図28に示すように、ダイアライザーの管や老廃物除去部および血液循環ポンプ部に電解水を供給し、それらを電解水で洗浄できるような構成となっている。電解水は、水道水を軟水器により軟水化し、軟水を電解装置に供給することで生成される。生成された電解水は、タンクに貯められ、送水ポンプによりダイアライザー内に供給される。これによると、従来、血液透析装置内洗浄除菌方法では過酢酸製剤等の薬剤を使用して洗浄を行っていたが、薬剤が不要となる。
電解装置を医療機器洗浄装置に適用した例を図29に示す。水道水を軟水器により軟水化する。軟水を電解装置に供給し、電解水を生成し、タンクに貯める。送水ポンプを駆動させ、医療機器洗浄装置に供給する。医療機器洗浄装置内に納められた医療機器は電解水で浸される。洗浄に当たって、ジェット噴霧部を用いて、医療機器を洗浄するとよい。
図30に農業向け潅水及び散水システムを示す。水道水を電解装置に供給し、中性付近の電解水を生成する。この電解水は、電解質を塩化カリウムで行うとよい。この電解水を希釈タンクに供給し、希釈する。その希釈された電解水をビニールハウス内に噴霧ノズルにより噴霧する。この制御は、自動潅水制御板で行うことができる。次亜塩素酸入り中性付近電解水での農業向け潅水及び散水システムでは、例えば電解次亜塩素酸散布によるうどん粉病の除菌などは公知の事実であるが、現在、三室型電解装置により生成された次亜塩素酸混合中性付近電解水による方法は全く存在しないのである。
図31および図32に除菌マスクを示す。除菌マスクの原理は次のとおりである。吸気ポンプから空気を小型タンクに供給し、電解水を通過させる。電解水を通過することでミストが発生し、そのミストをスポンジなどのフィルタを通過させ、マスク内にそのミストを供給する。
図33に食器洗浄機を示す。食器洗浄機の原理は次のとおりである。洗浄用電解水噴霧ポンプを駆動させることで、電解装置により生成された電解水が電解水噴射パイプを通じて食器皿等に噴射される。この電解水は、必要に応じて、電解水加温ヒーターにより加温される。洗浄に供された汚水は、洗浄済み汚水誘導板を通じて洗浄済み汚水廃棄パイプに供給される。電解水は必要に応じて水位センサー付きの電解水貯蔵タンクに貯められる。電解水は、中性付近であるとよい。
図34に食肉等洗浄除菌装置を示す。食肉等洗浄除菌装置の原理は次のとおりである。食鳥肉等運搬ガイドで運搬される食鳥肉等に電解装置により生成された電解水を次亜塩素酸ミスト発生空気洗浄器により噴霧する。このミスト発生空気洗浄器は、特願に開示された技術を適用することができる。また、食鳥肉等を食肉等洗浄除菌用電解水水槽に浸してもよい。
(i)強い除菌性能を示す。
(ii)皮膚や粘膜等に負荷を与えない。
(iii)排水基準に抵触しないので二次処理無しで排水が可能である。
(iv)塩酸等の薬品を使わないので安全である。
(v)安価な除菌を可能にする。
(vi)中性付近なので錆びなどが起き難い。
(vii)中性付近なので生肉等から水分を抜きとらない。
(viii)中性付近なので肉に味が着かない。
図35は、洗濯システムを示す。洗濯システムの原理は次のとおりである。大型電解水生成装置により生成された電解水を混合電解水貯蔵タンクに供給する。この混合電解水貯蔵タンクに貯められた混合電解水を各給水バルブを制御板で制御することで、洗濯機への混合電解水の供給を制御する。
図36は、排便機消臭システムを示す。排便機消臭システムの原理は次のとおりである。排便吸引ポンプを駆動させ、排便吸引部により吸引された排便を排便収納部に収納する。吸引された空気を排便消臭部に供給する。この排便消臭部には、電解水がミスト状で存在する。排便消臭部は、特願2005−147525および特願2004−339018に開示された空気浄化装置を適用することができる。空気清浄機には内部タンクに電解水供給式と一体型とがある。
図37および図38は、食品徐菌洗浄システムを示す。食品徐菌洗浄システムの原理は次のとおりである。水道水パイプから分岐された水道水はそのまま洗浄食品すすぎ部分に供給される流れと、分岐されて電解する電解装置に供給され、電解生成された厚生労働省より食品添加物である次亜塩素酸及び次亜塩素酸ナトリウム入り中性付近の電解水は洗浄装置1・2・3等の洗浄槽に供給され、槽内でバブリングを行ない野菜や魚や肉片等を洗浄除菌を同時に行える中性付近次亜塩素酸混合電解水洗浄措置である。
また、次亜塩素酸ナトリウム電解水はPh6,0よりも酸性側に調整可能と出来る上記の電解装置により、弱酸性電解水では野菜や生肉などの細胞にダメージを与えにくく洗浄除菌には最適である。
中性付近の次亜塩素酸(HClO)では約30ppm前後の濃度では、次の効果がある。
(i)通常の大腸菌やブドウ球菌はもとより芽胞菌に至るまで除菌を可能にする。
(ii)強い除菌性能を示す。
(iii)皮膚や粘膜等に負荷を与えない。
(iv)排水基準に抵触しないので二次処理無しで排水可能である。
(v)塩酸等の薬品を使わないので安全である。
(vi)安価な除菌を可能にする。
(vii)中性付近なので錆びなどが起き難い。
(viii)中性付近なので生肉等から水分を抜きとらない。
(ix)中性付近なので肉に味が着かない
(18)浴場・プール除菌システム
電解装置を浴場やプールに設置し、浴場やプールの除菌に利用することができる。
(1)特定悪臭物質と電解水との化学反応
消臭反応物質1−苛性ソーダ(アルカリ電解水含有成分NaOH)
消臭反応物質2−次亜塩素酸(電解酸性水含有成分HClO)
(i)硫化水素(H2S)(猛毒)(硫黄・卵腐乱臭)
* 無塩酸性水処理、 (1) H2S + 4HClO →H2SO4+4HCl(中和)
* 無塩アルカリ水処理 (2) H2S + 2NaOH →Na2S+2H2O
(ii)メチルメルカフ゜タン(CH3SH)(し尿処理場・腐敗玉ねぎや腐敗キャベツなど)
* 無塩酸性水処理 (1)CH3SH+3HClO →(CH3)2SO3H+4HCl(中和)
* 無塩アルカリ水処理 (2)CH3SH+NaOH →CH3SNa+H2O
(iii)アンモニア(NH3)(し尿・下水処理場・養豚場・顔料・青写真工場)
* 無塩酸性水処理 (1) NH3+HClO →NH2Cl+H2O クロラミンに分解無臭化
(2) NH3+HCl(酸性水)→NH4Cl(水に溶解)
(iv)トリメチルアミン((CH3)3N)(魚・腸・骨処理場・し尿・養鶏・養豚・油脂及び肥料工場)
* 無塩酸性水処理 (1) (CH3)3N +10HClO→NH2Cl+3H2CO3+H2O+9HCl(中和)
(1)2(CH3)3N+H2SO4(酸性水)→((CH3)3NH)2SO4(水に溶ける)
(2)その他の悪臭規制物質と電解水の化学反応事例
(i)二硫化メチル(CH3S-SCH3)(し尿処理場・下水処理場)
* 無塩酸性水処理 (1)CH3S-SCH3+5HClO+H2O→ 2CH3SO3H+5HCl(中和)
(ii)アセトアルテ゛ヒト゛(CH3CHO)(タバコ・骨・レンダリングなど) (エーテル様刺激臭)(石油化学臭・自動車排気ガス臭)
* 無塩酸性水処理、 (1)CH3CHO+HClO→CH3COOH +HCl(中和)
* 無塩アルカリ水処理 無塩酸性水処理で出来たCH3COOHをNaOH処理。CH3COOH+NaOH →CH3COONa +H2O
(iii)硫化メチル((CH3)2S)(し尿処理場・下水処理場)
* 無塩酸性水処理 (1)(CH3)2S +4HClO→ (CH3)2SO4 +4HCl(中和)(条件により更に酸化が進む)
(iv)酢酸エチル(CH3COOC2H5)(食品フレーバー・シンナーの成分) (果物臭)
* 無塩アルカリ水処理 (1)CH3COOC2H5+NaOH→CH3COONa +C2H5OH(無臭)
(v)イソ吉草酸(C4H9COOH)(他の脂肪酸、フ゜ロヒ゜オン酸、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸、も同様)(靴下のムレ臭・チーズ臭)
* 無塩アルカリ水処理 (2)C4H9COOH + NaOH→C4H9COONa + H2O
上記の実施の形態は、本発明の範囲内において、種々の変更が可能である。
20 陽極室
22 陽極
22a 爪電極部
22b パンチング孔
24 第1の隔膜
26 第1の給水口
28a 第1の吐出口
28b 第1の吐出バルブ
28c 第1のガス抜き口
30 陰極室
32 陰極
32a 爪電極部
32b パンチング孔
34 第2の隔膜
36 第2の給水口
38a 第2の吐出口
38b 第2の吐出バルブ
38c 第2のガス抜き口
40 中間室
50 隔壁
52 連通孔
54 連通路
56 開閉量調整バルブ
60 分配割合調整バルブ
70 直流電源
80 電解質水溶液の供給源
90 シート体
Claims (18)
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする浄水器。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする局部洗浄機能付き便座。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする床洗浄機。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とするクーリングタワー。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とするクリーンルーム用の空気清浄システム。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする排水処理システム。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とするコンタクトレンズ洗浄器。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とするシャワー装置。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とするダイアライザー。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする医療器具洗浄装置。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする農業向け潅水及び散水システム。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする除菌マスク。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする食器洗浄機。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする食肉等洗浄除菌装置。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする洗濯システム。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする排便機消臭システム。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする食品徐菌洗浄システム。
- 水酸化ナトリウムと次亜塩素酸との混合電解水を生成する電解水の製造装置を含むことを特徴とする浴場・プール除菌システム。
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