JP2000265289A - 次亜塩素酸塩の製造装置および製造方法 - Google Patents

次亜塩素酸塩の製造装置および製造方法

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JP2000265289A JP11067918A JP6791899A JP2000265289A JP 2000265289 A JP2000265289 A JP 2000265289A JP 11067918 A JP11067918 A JP 11067918A JP 6791899 A JP6791899 A JP 6791899A JP 2000265289 A JP2000265289 A JP 2000265289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高濃度の次亜塩素酸塩を電気分解で製造する
塩の効率的な利用が可能な装置を得る。 【解決手段】 陽イオン交換膜によって陰極室と陽極室
に区画した電解槽と一体に次亜塩素酸塩反応槽を設け、
次亜塩素酸塩反応槽と、陽極室あるいは陰極室の少なく
ともいずれか一方との間には、陽極室生成物あるいは陰
極室生成物の少なくともいずれか一方を次亜塩素酸塩反
応槽へ導入する導入手段、陽極室への塩水の供給路に
は、食塩濃度測定手段、流量測定手段、食塩濃度および
流量の変化に基づき流量を調整する食塩流量制御手段を
有し、陰極室への水の供給路には、水量測定手段、給水
ポンプ、水量測定手段の測定値と陽極室への塩水の濃度
および供給量に基づく水供給制御手段を有する次亜塩素
酸塩の製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は次亜塩素酸塩の電解
による製造装置に関し、とくに高濃度の次亜塩素酸塩を
効率的に製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】次亜塩素酸ナトリウムに代表される次亜
塩素酸塩類は、漂自剤、殺菌剤として、上下水の処理、
排水の処理から家庭の台所用あるいは洗濯用等の各方面
で用いられている。次亜塩素酸塩の製造は、食塩水等の
アルカリ金属塩化物の水溶液の電気分解によって得られ
たアルカリ金属水酸化物と塩素とを反応させて製造する
方法、あるいはアルカリ金属塩化物を無隔膜電解槽にお
いて電気分解を行って、電解槽中で次亜塩素酸塩を直接
製造する方法で行われている。アルカリ金属水酸化物と
塩素を反応させる方法は、高濃度の次亜塩素酸塩を得る
ことができるので、次亜塩素酸塩を販売する目的で製造
する場合にはこの方法で行われているが、アルカリ金属
水酸化物と塩素を製造する電解設備が必要となるので、
食塩水の電解工場において水酸化ナトリウムあるいは塩
素の製造に付随して大規模に行われている。
【0003】また、食塩などの水溶液を無隔膜電解槽に
おいて電気分解する方法も知られている。この方法で
は、生成する次亜塩素酸塩の濃度は比較的低濃度である
が、水の浄化や殺菌に直接利用することが可能な濃度の
ものを製造することができ、製造設備も水酸化アルカリ
と塩素を製造する電解設備に比べて簡単であるので、次
亜塩素酸塩を必要とする現場において製造されている。
しかも、電気分解による次亜塩素酸塩の製造は、次亜塩
素酸塩の量に応じて通電する電流を調整することによっ
て製造量を調製することが可能であり、得られるものは
殺菌などに有効な塩素分がすべて水中に溶解しているの
で利用が容易であるという特徴を有している。
【0004】したがって、これまで液体塩素の貯蔵設備
を設け、発生した気体状の塩素を溶解したり、あるいは
濃厚な次亜塩素酸塩を貯蔵し希釈して使用する、塩素あ
るいは次亜塩素酸塩の使用設備においても、塩素等の貯
蔵や運搬の必要がない現場での電気分解による次亜塩素
酸の製造が行われるようになっている。また、食塩など
の塩化アルカリの水溶液を、無隔膜電解槽を使用して電
気分解を行う方法の場合には、電解液として供給する塩
水は濃度が2%ないし4%程度のものである。食塩濃度
が高いほど陽極での塩素の発生効率は高いが、電気分解
で製造した次亜塩素酸を含む塩水をそのまま水処理等に
使用するために濃厚な塩水を使用すれば、高濃度の塩水
が被処理水に混合するために、好ましくないので、通常
は海水の食塩濃度程度のものを使用している。電気分解
では、陽極側で生じた塩素と陰極側で生じたアルカリと
の反応によって次亜塩素酸塩を生じるが、次亜塩素塩は
電解槽中において更に電気分解を続けていると塩素酸塩
へと変化する。したがって、比較的濃度が低い塩水を原
料として無隔膜電解槽において高濃度の次亜塩素酸塩を
製造しようとして、電解液の滞留時間を長くしても塩素
酸塩の生成量が多くなるのみで、次亜塩素酸塩の生成効
率は低下する。
【0005】そこで、高電流効率で次亜塩素酸塩を製造
するためには、単位電解槽での電気分解率を高くせず
に、陽極と陰極を備えた複数の電解槽を仕切板を介して
多段式に設置した電解槽が提案されている(例えば、特
公昭52−28104号公報、特公昭61−44956
号公報)。ところが、このような方法において得られる
次亜塩素酸の濃度は十分なものではなく、高効率で高濃
度の次亜塩素酸塩を電気分解で製造する方法が求められ
ていた。そこで、本出願人は、陽イオン交換膜によって
区画した電解槽の陽極室において得られる濃度の低下し
たアルカリ金属塩化物水溶液を陰極室に加えて得られた
次亜塩素酸塩を含有したアルカリ水溶液と陽極室で得ら
れた塩素を反応させることによって高濃度の次亜塩素酸
塩水溶液を得る方法を特開平5−179475号公報と
して提案しているが、この方法では、特定化学物質とし
て安全上の規制がある塩素を発生させて陰極液と反応さ
せるために、塩素製造設備と同様に取り扱う必要があ
り、塩素が機器の配管等から漏洩しないように保守には
細心の注意を払う必要があった。本出願人は、食塩水の
イオン交換膜電解槽による電気分解で得られる水酸化ナ
トリウムと塩素を用いた場合と同様の高濃度の次亜塩素
酸塩の製造が可能であり、しかも塩素の漏洩の心配がな
い次亜塩素酸塩の製造装置を特開平10−121280
号公報において提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】次亜塩素酸塩の製造装
置においては、原料塩として溶解のみによって電解用食
塩水として使用可能な比較的高純度の原料塩が用いられ
ているので、電解槽の陽極室には食塩を溶解した食塩水
を直接に供給し、陽極液室からは塩素とともに食塩を含
んだ陽極液が排出されている。次亜塩素酸塩の生成量に
応じた適正な濃度以上の食塩水が供給されたとしても、
過剰な食塩水は利用されることなく排出されることとな
る。そこで、適正な濃度の食塩水の適量を供給すること
が必要となる。一定濃度の食塩水を、適量供給するため
には、塩水濃度に応じた塩水流量を決定し、塩水ポンプ
の吐出量を調整することが行われている。ところが、食
塩水の温度の変動によって、食塩水中への食塩の溶解不
足から塩水濃度が低下しても、充分な量の次亜塩素酸塩
が得られるように、あるいは多少の流量の変動があって
も充分な量の食塩が供給されるように食塩水の流量を大
きくすることが行われている。ところが、利用されない
食塩はそのまま排出されることとなり、食塩の利用率を
低下させる要因となっていた。本発明は、次亜塩素酸塩
の製造方法において、食塩の効率的な利用を可能とする
製造方法を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩水の電気分
解による次亜塩素酸塩の製造装置において、陽イオン交
換膜によって陰極室と陽極室に区画した電解槽と一体に
次亜塩素酸塩反応槽を設け、次亜塩素酸塩反応槽と、陽
極室あるいは陰極室の少なくともいずれか一方との間に
は、陽極室生成物あるいは陰極室生成物の少なくともい
ずれか一方を次亜塩素酸塩反応槽へ導入する導入手段、
陽極室への塩水の供給路には、食塩濃度測定手段、流量
測定手段、食塩濃度および流量の変化に基づき流量を調
整する食塩流量制御手段を有し、陰極室への水の供給路
には、水量測定手段、給水ポンプ、水量測定手段の測定
値と陽極室への塩水の濃度および供給量に基づく水供給
制御手段を有する次亜塩素酸塩の製造装置である。
【0008】また、塩水の電気分解による次亜塩素酸塩
の製造方法において、陽イオン交換膜によって陰極室と
陽極室に区画した電解槽と一体に次亜塩素酸塩反応槽を
設け、次亜塩素酸塩反応槽と、陽極室あるいは陰極室の
少なくともいずれか一方との間には、陽極室生成物ある
いは陰極室生成物の少なくともいずれか一方を次亜塩素
酸塩反応槽へ導入する導入手段を設けた電解槽の陽極室
への塩水の供給量を、食塩濃度、および流量に基づき調
整し、陰極室への水の供給量を水量測定手段の測定値と
陽極室への塩水の濃度および供給量に基づいて調整する
次亜塩素酸塩の製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置
および製造方法は、陽イオン交換膜によって陰極室と陽
極室に区画したイオン交換膜電解槽と一体に次亜塩素酸
塩反応槽を設けるとともに、イオン交換膜電解槽で生成
する塩素を電解槽外に取り出すことなく、陰極室で生成
した水酸化アルカリ水溶液と反応させ、次亜塩素酸塩を
製造する装置において、陽極室に供給する塩水の濃度を
測定し、濃度に応じて流量を調整するとともに、陰極室
に供給する水の量を調整することによって製造装置にお
いて必要とする適正な量の塩水を供給することができる
ので、過剰に塩水を供給して塩水を無駄にすることを防
ぐことができるという特徴を有している。
【0010】以下に、本発明を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の一実施
例を示す図である。陽イオン交換膜1によって区画され
たイオン交換膜電解槽2の陰極室3にはニッケル、ステ
ンレス、チタンあるいはこれらの金属に水素過電圧を低
下させる陰極活性物質の被覆を形成した陰極4が設けら
れており、陽極室5には、チタン等の金属基体上に白金
族の金属の酸化物を含む電極触媒物質の被覆が形成され
た陽極6が設けられている。塩水および水は、電解液調
製装置Aによって濃度、流量が調製されて、それぞれ陽
極液供給路7から、また水は水供給路8から供給され
る。食塩9を水10によって溶解して食塩水11を調製
し、食塩水を食塩水ポンプ12によって食塩水濃度計1
3および流量計14を介して陽極室5へ供給する。ま
た、水15を給水ポンプ16によって、流量計17を介
して陰極室3へ供給する。
【0011】陽極室へ供給する食塩水の濃度、流量の測
定値に基づいて、制御装置18が食塩水ポンプ12およ
び給水ポンプ16の吐出量を調整することによって電解
槽には常に次亜塩素酸塩の生成量に応じた食塩水、およ
び水を供給することが可能となる。陰極室3の上部から
は、水酸化ナトリウム水溶液と水素を含んだ陰極室生成
物を、陰極室生成物導入手段19によって次亜塩素酸塩
反応槽20に供給すると共に、陽極室5の上部からは、
食塩濃度が低下した食塩水と塩素を含んだ陽極室生成物
を陽極室生成物導入手段21によって次亜塩素酸塩反応
槽20に供給する。次亜塩素酸塩反応槽20において、
塩素と水酸化ナトリウムが反応して次亜塩素酸塩が生成
する。また、次亜塩素酸塩反応槽内では、陰極室で発生
した水素気泡によって攪拌混合されるが、塩素と水酸化
ナトリウム水溶液の反応効率を高めるために、邪魔板を
設けたり充填物を充填しても良い。
【0012】次亜塩素酸塩水溶液は、水封安全器を備え
た水素分離手段22において水素23を分離して、次亜
塩素酸塩水溶液の循環槽24に流入する。循環槽24か
らは製品として次亜塩素酸塩水溶液25を取り出すと共
に、次亜塩素酸塩水溶液を循環ポンプ26によって冷却
装置27に供給して次亜塩素酸塩水溶液の温度を冷却し
て次亜塩素酸塩反応槽20に循環する。これによって、
電解槽の温度上昇を防止すると共に、生成した次亜塩素
酸塩の分解を防止することができる。
【0013】また、次亜塩素酸塩反応槽では、下記の電
気分解によって 2NaCl+2H2O→2NaOH+Cl2+H2 生成した水酸化ナトリウムと塩素の全量が、下記の反応
式によって反応し、 2NaOH+Cl2→NaClO+NaCl+H2O 次亜塩素酸塩と等モルの食塩が生成する。一方、本発明
の方法で次亜塩素酸塩反応槽に供給した塩水中には60
ないし70g/lの食塩が含まれているので、生成する
次亜塩素酸塩の水溶液中には、次亜塩素酸塩の生成反応
で生じた食塩と塩水中に含まれていた食塩の両者が含ま
れることとなる。
【0014】したがって、食塩の濃度が問題となる用途
において使用する場合には、陽極室への塩水の供給量を
減少し、食塩の分解率を上昇させることによって陽極室
中の食塩の含有量を減少させたり、あるいは、次亜塩素
酸塩水溶液中から食塩を冷却等によって晶析させて分離
しても良い。また、晶析して分離した食塩は原料塩とし
て再度溶解して利用することができる。また、本発明の
装置では、陰極室へ供給する水の量を調整することによ
って、使用目的に応じ低濃度から高濃度までの次亜塩素
酸塩水溶液を製造することができる。
【0015】また、本発明の方法で使用するイオン交換
膜電解槽の陽イオン交換膜には、フッ素樹脂系の陽イオ
ン交換膜を用いることができるが、陰極で生成する水酸
化ナトリウム水溶液の濃度をとくに高濃度とする必要は
ないので、低濃度用の陽イオン交換膜を用いることがで
きる。本発明の装置では、原料の食塩として不純物の少
ないものを用いることにより、食塩の溶解によって得ら
れた塩水を直接に使用することができるが、得られる食
塩あるいは塩水に不純物が多く含まれている場合には、
食塩水の溶解工程に食塩水の精製工程を設けても良い。
【0016】図2は、本発明の他の実施例を説明する図
である。図1で示した装置が、給水ポンプおよび食塩水
ポンプの吐出量を調整することによって次亜塩素酸塩の
生成量に応じた食塩水を供給するのに対して、図2で示
した装置は、塩水および水は、電解液調製装置Bによっ
て濃度、流量が調製されて、それぞれ陽極液供給路7か
ら、また水は水供給路8から供給される。電解液調製装
置Bは、食塩9を水10によって溶解して食塩水11を
調製し、食塩水を食塩水ポンプ12によって食塩水濃度
計13および流量計14を介して陽極室5へ供給する。
そして、陽極室へ供給する食塩水の濃度、流量の測定値
に基づいて、制御装置18によって、給水調節弁28、
食塩水供給調節弁29を調整して水量および塩水流量を
調整するものである。
【0017】図3は、本発明の他の実施例を説明する図
である。図1、あるいは図2で示した装置が、次亜塩素
酸塩の循環回路内に冷却装置27を有しているのに対し
て、図3で示した装置は、次亜塩素酸塩反応槽20に接
して冷却水30を供給した冷却装置27を設けて次亜塩
素酸塩反応槽20での発熱を直接に取り除くものであ
り、外部に冷却装置を設ける必要がない。次亜塩素酸塩
反応槽20と冷却装置27との間の熱伝導面積を大きく
し冷却効率を高めるために、隔壁部分には表面積の大き
な部材で形成しても良い。また、電解液は、図1あるい
は図2で示した電解液調製装置AあるいはBを、陽極液
供給路7、または水供給路8に接続して供給することに
よって次亜塩素酸塩の生成量に見合った水および塩水を
供給することができる。
【0018】また、図4は、本発明の他の実施例を示す
図である。図4で示した装置は、図2で示した装置に比
べて、小型の製造装置に適した装置であり、次亜塩素酸
塩反応槽20に接した冷却装置27に冷却水30を導入
して冷却するものであり、次亜塩素酸塩反応槽20から
取り出した反応生成物を水素分離手段22において水素
23を分離して次亜塩素酸塩水溶液25を得るものであ
る。循環装置を設けていないので、構造が簡単となり、
小型の製造装置に適したものである。また、電解液は、
図1あるいは図2で示した電解液調製装置AあるいはB
を、陽極液供給路7、または水供給路8に接続して供給
することによって次亜塩素酸塩の生成量に見合った水お
よび塩水を供給することができる。
【0019】また、図5は、本発明の他の実施例を示す
図である。図5で示した装置は、陰極室3から取り出し
た陰極室生成物を水素分離手段22で水素23を分離し
た後に循環槽24へ供給し、循環槽24から循環ポンプ
26によって冷却装置27に供給して冷却した後に、次
亜塩素酸塩反応槽20に供給し、陽極室生成物導入手段
21から供給される陽極室生成物と反応させて反応生成
物を循環槽24へ供給し、次亜塩素酸塩水溶液25を得
るものである。また、電解液は、図1あるいは図2で示
した電解液調製装置AあるいはBを、陽極液供給路7、
または水供給路8に接続して供給することによって次亜
塩素酸塩の生成量に見合った水および塩水を供給するこ
とができる。
【0020】また、図6は、本発明の他の実施例を示す
図である。図6は、図5に示した装置において、冷却装
置27を次亜塩素酸塩水溶液の循環管路中に設けるので
はなく、次亜塩素酸塩反応槽20に接して冷却装置27
を設けて冷却水30を供給して次亜塩素酸塩反応槽20
を冷却するものである。また、電解液は、図1あるいは
図2で示した電解液調製装置AあるいはBを、陽極液供
給路7、または水供給路8に接続して供給することによ
って次亜塩素酸塩の生成量に見合った水および塩水を供
給することができる。
【0021】また、図7は、本発明の他の実施例を示す
図である。図7で示した装置は、陰極室3から取り出し
た陰極室生成物を水素分離手段22で水素23を分離し
た後に次亜塩素酸塩反応槽20へ上部から供給するとと
もに、陽極室生成物も陽極室生成物導入手段21で供給
される。次亜塩素酸塩反応槽20には、邪魔板31が設
けられており、上部から下部へ向かって流れながら反応
し、循環槽24へ供給される。循環槽24から次亜塩素
酸塩水溶液25を取り出すとともに、循環槽24から循
環ポンプ26によって冷却装置27へ送液して冷却して
次亜塩素酸塩反応槽20へ循環する。次亜塩素酸塩反応
槽20に邪魔板31を設けるとともに、冷却装置27に
おいて冷却された液が供給されるので、次亜塩素酸塩の
反応および冷却効率を高めることができる。また、電解
液は、図1あるいは図2で示した電解液調製装置Aある
いはBを、陽極液供給路7、または水供給路8に接続し
て供給することによって次亜塩素酸塩の生成量に見合っ
た水および塩水を供給することができる。
【0022】また、図8は、本発明の他の実施例を説明
する図である。イオン交換膜電解槽2の上部に次亜塩素
酸塩反応槽20を設け、陰極室生成物導入手段19およ
び陽極室生成物導入手段21で陰極室生成物および陽極
室生成物を供給して反応させる。反応生成物は、水素分
離手段12で水素13を分離した後に循環槽14へ供給
され、循環ポンプ16によって冷却装置17によって冷
却して次亜塩素酸塩反応槽10へ循環する。この装置
は、電解槽の陰極室と陽極室の上部に次亜塩素酸塩反応
槽を設けたので、装置を小型化することが可能であり、
装置を設置する面積が小さな場合に適する。また、電解
液は、図1あるいは図2で示した電解液調製装置Aある
いはBを、陽極液供給路7、または水供給路8に接続し
て供給することによって次亜塩素酸塩の生成量に見合っ
た水および塩水を供給することができる。
【0023】図9は、本発明の他の実施例を説明する図
であり、比較的低濃度の次亜塩素酸塩の製造に適した装
置である。図9の装置は、陽極室5の上部の一部を次亜
塩素酸塩反応槽20としたものであり、陰極室と陽極室
の上部の隔壁に貫通孔32を形成したものである。電解
液は、図1あるいは図2で示した電解液調製装置Aある
いはBを、陽極液供給路7、または水供給路8に接続し
て供給して、電解液および循環する次亜塩素酸塩水溶液
の流量を調整して、陰極室生成物が貫通孔32を通過し
て陽極室5の上部へ流入するようにする。陽極室の上部
で陰極室からの水酸化ナトリウム水溶液は、陽極室で発
生した塩素と反応し、水素分離手段22へ送られて水素
を分離した後に、循環槽24へと送られ、循環槽24か
ら次亜塩素酸塩水溶液25が取り出される。
【0024】図10は、本発明の他の実施例を説明する
図であり、図9の装置が陽極室5の上部の一部を次亜塩
素酸塩反応槽としたものに対して、図10に示した装置
は、陰極室3の上部を次亜塩素酸塩反応槽としたもので
あり、陰極室と陽極室の上部の隔壁に貫通孔32を形成
したものである。電解液は、図1あるいは図2で示した
電解液調製装置AあるいはBを、陽極液供給路7、また
は水供給路8に接続して供給することによって陽極室5
へ供給する塩水7、陰極室3へ供給する水8とおよび循
環する次亜塩素酸塩水溶液の流量を調整して、陽極室生
成物が貫通孔32を通過して陰極室3の上部へ流入する
ようにする。陰極室3で生成した水酸化ナトリウムは、
陽極室からの塩素と反応し、次亜塩素酸塩を生成する。
次亜塩素酸塩水溶液は、水素分離手段22へ送られて水
素を分離した後に、循環槽24へと送られ、循環槽24
から次亜塩素酸塩水溶液25が取り出されるとともに、
循環ポンプ26および冷却装置27によって冷却されて
陰極室へ循環される。この装置も図9に示した装置と同
様に比較的濃度が低い次亜塩素酸塩を必要とする場合に
適した装置であるが、陰極室の一部を反応槽としている
ために生成した次亜塩素酸塩が陰極表面で還元を受ける
可能性があるので、図9のように、陽極室の一部を次亜
塩素酸塩反応槽とする場合に比べて、電流効率が低くな
る可能性があるが、電流効率が問題とならない小型の装
置においては、充分に利用することができる。また、陰
極として、次亜塩素酸塩の還元を抑制することができる
陰極を用いることによって電流効率を改善することもで
きる。
【0025】図11は、本発明の他の実施例を説明する
図であり、図9および図10と同様に比較的濃度が低い
次亜塩素酸塩の製造に適した装置である。陰極室3から
陰極室生成物を取り出して、水素分離手段22へ供給し
て水素23を分離した後に、循環ポンプ26によって送
られた液と、図1あるいは図2で示した電解液調製装置
AあるいはBの陽極液供給路7の塩水7を陽極室5へ供
給するものであり、陽極室5を次亜塩素酸塩反応槽とし
て陽極室より次亜塩素酸塩水溶液25を得るものであ
る。また、次亜塩素酸塩反応槽を兼ねた陽極室5に接し
て冷却装置27を設けて冷却水30によって冷却して、
次亜塩素酸塩の分解を抑制している。以上のように、本
発明の次亜塩素酸塩製造装置は、多様な実施態様が存在
し、必要とする次亜塩素酸塩の濃度等に応じて、適当な
装置を選択することができる。
【0026】
【実施例】以下に、実施例を示し本発明を説明する。 実施例1 縦300mm、横165mmの自金族金属の酸化物を含
有する電極触媒物質を被覆した陽極を設けた陽極室、チ
タン陰極を有する陰極室、陽極室の陰極室に対向する面
とは反対側に、厚さ14mmの次亜塩素酸塩反応槽を電
解槽と一体に設け、フッ素樹脂系の陽イオン交換膜(デ
ュポン社 ナフィオン324)を使用して、陽極室と陰
極室を区画して電解槽を組み立てた。陽極室および陰極
室の上部からは次亜塩素酸塩反応槽中ヘ、それぞれ直径
10mmの導入手段を結合した。この電解槽に100ア
ンペアの電流を通電したところ、槽電圧は4Vであっ
た。陽極室への供給した食塩水濃度を変化させて、食塩
水濃度の変化に応じて塩水の供給量、陰極室への給水量
を変化させた場合の、、食塩水供給量、陰極室への給水
量、電解槽へ供給した食塩量を表1に示す。
【0027】
【表1】 設定値 試験1 試験2 試験3 塩水濃度(g/L) 300 250 280 310 塩水流量(L/時) 0.8 0.96 0.86 0.78 給水量(L/時) 1.2 1.04 1.14 1.23 供給塩量(g/時) 240 240 241 242 次亜塩素酸塩濃度(g/L) 58 58 58 58
【0028】比較例 食塩濃度310g/L(リットル)の食塩水を、塩水の
濃度の低下を考慮して1L/時間の流量で供給し、陰極
室には1リットル/時間で水を供給した。1時間当たり
の食塩の供給量は、310gであった。本発明の方法に
比べて、約22%の食塩を必要とした。
【0029】
【発明の効果】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置におい
て、陽イオン交換膜によって陰極室と陽極室に区画した
電解槽と一体に次亜塩素酸塩反応槽を設け、次亜塩素酸
塩反応槽と、陽極室あるいは陰極室の少なくともいずれ
か一方との間には、陽極室生成物あるいは陰極室生成物
の少なくともいずれか一方を次亜塩素酸塩反応槽へ導入
する導入手段、陽極室への塩水の供給路には、食塩濃度
測定手段、流量測定手段、食塩濃度および流量の変化に
基づき流量を調整する食塩流量制御手段を有し、陰極室
への水の供給路には、水量測定手段、給水ポンプ、水量
測定手段の測定値と陽極室への塩水の濃度および供給量
に基づく水供給制御手段を設けたので、温度変化による
塩水の濃度変化があっても常に適正な量の塩を供給する
ことができるので、得られる次亜塩素酸塩濃度を一定に
保持するともに、塩の利用率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の一実施例を
説明する図である。
【図2】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施例
を説明する図である。
【図3】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施例
を説明する図である。
【図4】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施例
を説明する図である。
【図5】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施例
を説明する図である。
【図6】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施例
を説明する図である。
【図7】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施例
を説明する図である。
【図8】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施例
を説明する図である。
【図9】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施例
を説明する図である。
【図10】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施
例を説明する図である。
【図11】本発明の次亜塩素酸塩の製造装置の他の実施
例を説明する図である。
【符号の説明】
1…陽イオン交換膜、2…イオン交換膜電解槽、3…陰
極室、4…陰極、5…陽極室、6…陽極、7…陽極液供
給路、8…水供給路、9…食塩、10…水、11…食塩
水、12…食塩水ポンプ、13…食塩水濃度計、14…
流量計、15…水、16…給水ポンプ、17…流量計、
18…制御装置、19…陰極室生成物導入手段、20…
次亜塩素酸塩反応槽、21…陽極室生成物導入手段、2
2…水素分離手段、23…水素、24…循環槽、25…
次亜塩素酸塩水溶液、26…循環ポンプ、27…冷却装
置、28…給水調節弁、29…食塩水供給調節弁、30
…冷却水、31…邪魔板、32…貫通孔、A,B…電解
液調製装置
フロントページの続き (72)発明者 須藤 茂樹 岡山県玉野市東紅陽台2−19−131 Fターム(参考) 4D061 DA03 DB10 EA02 EB13 EB30 EB37 EB39 ED13 GA02 GA04 GA06 GA12 GA14 GC02 4K021 AB07 BA03 BC01 BC03 BC04 BC05 BC07 CA08 CA09 CA10 CA11 CA12 DB18 DB19 DB21 DB31 DC07 DC11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩水の電気分解による次亜塩素酸塩の製
    造装置において、陽イオン交換膜によって陰極室と陽極
    室に区画した電解槽と一体に次亜塩素酸塩反応槽を設
    け、次亜塩素酸塩反応槽と、陽極室あるいは陰極室の少
    なくともいずれか一方との間には、陽極室生成物あるい
    は陰極室生成物の少なくともいずれか一方を次亜塩素酸
    塩反応槽へ導入する導入手段、陽極室への塩水の供給路
    には、食塩濃度測定手段、流量測定手段、食塩濃度およ
    び流量の変化に基づき流量を調整する食塩流量制御手段
    を有し、陰極室への水の供給路には、水量測定手段、給
    水ポンプ、水量測定手段の測定値と陽極室への塩水の濃
    度および供給量に基づく水供給制御手段を有することを
    特徴とする次亜塩素酸塩の製造装置。
  2. 【請求項2】 塩水の電気分解による次亜塩素酸塩の製
    造方法において、陽イオン交換膜によって陰極室と陽極
    室に区画した電解槽と一体に次亜塩素酸塩反応槽を設
    け、次亜塩素酸塩反応槽と、陽極室あるいは陰極室の少
    なくともいずれか一方との間には、陽極室生成物あるい
    は陰極室生成物の少なくともいずれか一方を次亜塩素酸
    塩反応槽へ導入する導入手段を設けた電解槽の陽極室へ
    の塩水の供給量を、食塩濃度、および流量に基づき調整
    し、陰極室への水の供給量を水量測定手段の測定値と陽
    極室への塩水の濃度および供給量に基づいて調整するこ
    とを特徴とする次亜塩素酸塩の製造方法。
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