JP2009032638A - マイクロ波処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の給電部を加熱室壁面に最適配置し夫々の給電部からの放射マイクロ波の周波数および位相差を最適化することで、様々な被加熱物を高効率に加熱する装置を提供する。
【解決手段】マイクロ波発生部1は発振部2a,2b、電力分配部3a,3b、増幅部5a〜5d、被加熱物を収納する加熱室8、加熱室8の壁面に配置されマイクロ波発生部1の出力が伝送されそのマイクロ波を加熱室8内に放射供給する給電部7a〜7d、マイクロ波伝送路に挿入した位相可変部4a〜4dを備え、給電部7a〜7dより出力されるマイクロ波の位相差および発振周波数の可変制御とにより、様々な被加熱物に対して反射電力を最小に抑制し高効率な加熱を実現させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子を用いて構成したマイクロ波発生部を備えたマイクロ波処理装置に関するものである。
従来のこの種のマイクロ波処理装置は、半導体発振部と、発振部の出力を複数に分割する分配部と、分配された出力をそれぞれ増幅する複数の増幅部と、増幅部の出力を再合成する合成部とを有し、分配部と増幅部との間に位相器を設けたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
そして、位相器はダイオードのオンオフ特性によりマイクロ波の通過線路長を切り替える構成としている。また、合成部は90度および180度ハイブリッドを用いることで合成部の出力を2つにすることができ、位相器を制御することで2出力の電力比を変化させたり、2出力間の位相を同相あるいは逆相にさせたりすることができるとしている。
また、この種のマイクロ波処理装置は、一般には電子レンジに代表されるようにマイクロ波発生部にマグネトロンと称される真空管を用いている。
特開昭56−132793号公報
しかしながら、前記従来の構成での合成部の2つの出力から放射されるマイクロ波は、位相器によって位相を変化させることで2つの放射アンテナからの放射電力比や位相差を任意にかつ瞬時に変化させることは可能だが、その放射によってマイクロ波が供給される加熱室内に収納されたさまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を所望の状態に加熱することは難しいという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、マイクロ波を放射する機能を有した複数の給電部を加熱室を構成する壁面に最適に配置するとともに、複数の給電部で対を構成し、対となる給電部間の位相差および発振周波数をそれぞれ最適化することで、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を所望の状態に加熱するマイクロ波発処理装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のマイクロ波処理装置は、被加熱物を収容する加熱室と、発振部と、前記発振部の出力を複数に分配して出力する電力分配部と、前記電力分配部の出力をそれぞれ電力増幅する増幅部と、前記増幅部の出力を前記加熱室に供給する給電部とを有し、前記発振部の発振周波数を制御する制御部とを備え、前記給電部は前記加熱室を構成する壁面の異なる複数の壁面に配置するとともに、前記複数の給電部は対を構成し前記制御部は前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の周波数を制御する構成としたものであり、給電部の発振周波数を制御することで反射電力最小値で加熱動作させることにより、加熱効率の向上、電力増幅器を熱保護できる。
さらに、本発明のマイクロ波処理装置は、被加熱物を収容する加熱室と、発振部と、前記発振部の出力を複数に分配して出力する電力分配部と、前記電力分配部の各々の出力位相を可変する複数の位相可変部と、前記位相可変部の出力をそれぞれ電力増幅する増幅部と、前記増幅部の出力を前記加熱室に供給する給電部とを有し、前記発振部の発振周波数と前記位相可変部の位相量を制御する制御部とを備え、前記給電部は前記加熱室を構成する壁面の異なる複数の壁面に配置するとともに、前記複数の給電部は対を構成し前記制御部は前記複数の位相可変部を制御することで前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の位相差と周波数を制御する構成としたものであり、複数の給電部から放射するマイクロ波の位相差および周波数を反射電力が最小となるように制御することによって加熱室に放射したマイクロ波を有効に被加熱物に吸収させ、またマイクロ波放射を異なる複数の壁面から行うことで異なる方向から被加熱物に直接的にマイクロ波を入射させることができ、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を所望の状態に加熱することができる。
また、本発明のマイクロ波処理装置は、被加熱物を収容する加熱室と、発振部と、前記発振部の出力を複数に分配して出力する電力分配部と、前記電力分配部の各々の出力位相を可変する複数の位相可変部と、前記位相可変部の出力をそれぞれ電力増幅する複数の増幅部と、前記複数の増幅部の出力を前記加熱室に供給する複数の給電部と、前記複数の発振部の発振周波数と前記複数の位相可変部の位相量とを制御する制御部とを備え、前記複数の給電部は前記加熱室を構成する壁面に配置するとともに、前記複数の給電部は対を構成し前記制御部は前記発振部を制御することで前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の発振周波数、位相差、出力のうちの少なくとも一つを制御する構成としたものであり、複数の給電部から放射するマイクロ波の位相差および周波数を反射電力が最小となるように制御することによって加熱室に放射したマイクロ波を有効に被加熱物に吸収させ、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を所望の状態に加熱することができる。
本発明のマイクロ波処理装置は、マイクロ波を放射する機能を有した複数の給電部を、加熱室を構成する壁面に最適に配置するとともに、それぞれの給電部から放射されるマイクロ波の位相差および周波数を最適化することで、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を所望の状態に加熱するマイクロ波処理装置を提供することができる。
第1の発明は、被加熱物を収容する加熱室と、発振部と、前記発振部の出力を複数に分配して出力する電力分配部と、前記電力分配部の出力をそれぞれ電力増幅する増幅部と、前記増幅部の出力を前記加熱室に供給する給電部とを有し、前記発振部の発振周波数を制御する制御部とを備え、前記給電部は前記加熱室を構成する壁面の異なる複数の壁面に配置するとともに、前記複数の給電部は対を構成し前記制御部は前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の周波数を制御する構成としたものであり、給電部の発振周波数を制御することで反射電力最小値で加熱動作させることにより、加熱効率の向上、電力増幅器を熱保護できる。
第2の発明は、前記制御部は、前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の周波数として互いに異なる発振周波数を選択する構成としたものであり、発振周波数によって被加熱物の加熱分布が異なり被加熱物の均一加熱が図れる。
第3の発明は、被加熱物を収容する加熱室と、発振部と、前記発振部の出力を複数に分配して出力する電力分配部と、前記電力分配部の各々の出力位相を可変する複数の位相可変部と、前記位相可変部の出力をそれぞれ電力増幅する増幅部と、前記増幅部の出力を前記加熱室に供給する給電部とを有し、前記発振部の発振周波数と前記位相可変部の位相量を制御する制御部とを備え、前記給電部は前記加熱室を構成する壁面の異なる複数の壁面に配置するとともに、前記複数の給電部は対を構成し前記制御部は前記複数の位相可変部を制御することで前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の位相差と周波数を制御する構成としたものであり、複数の給電部から放射するマイクロ波の位相差および周波数を制御することによって加熱室に放射したマイクロ波を効率的に被加熱物に吸収させ、またマイクロ波放射を異なる複数の壁面から行うことで異なる方向から被加熱物に直接的にマイクロ波を入射させることができ、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を所望の状態に加熱することができる。
第4の発明は、特に第1の発明の対となる複数の給電部を、加熱室を構成する壁面のうち対向する壁面に配置する構成とすることにより、対となる給電部から放射されるマイクロ波を被加熱物が存在する位置で干渉させることができ、加熱室内に放射したマイクロ波を効率的に被加熱物に吸収させ反射電力を最小に抑制して被加熱物の加熱を効果的に行い、短時間での加熱を実現することが可能となる。
第5の発明は、特に第1の発明の対となる複数の給電部を、加熱室を構成する壁面のうち隣接する壁面に配置する構成とすることにより、対となる給電部から放射されるマイクロ波を被加熱物が存在する位置で干渉させることができ、加熱室内に放射したマイクロ波を効率的に被加熱物に吸収させ反射電力を最小に抑制して被加熱物の加熱を効果的に行い、短時間での加熱を実現することが可能となる。
第6の発明は、特に第1ないし第3のいずれか1つの発明の発振部が、複数の発振周波数を同時に出力できる構成とし、異なる対となる給電部からはそれぞれ異なる周波数のマイクロ波を照射する構成とすることにより、様々な形状、種類、分量の異なる被加熱物が加熱室に載置された場合でも加熱室内に放射したマイクロ波を効率的に被加熱物に吸収させ反射電力を最小に抑制して被加熱物の加熱を効果的に行い、短時間での加熱を実現することが可能となる。
第7の発明は、特に第1ないし第4のいずれか1つの発明の位相可変部が、制御部から与えられる電圧によって連続的に位相差を制御する構成とすることにより、様々な形状、種類、分量の異なる被加熱物が加熱室に載置された場合でも過大な反射電力によって増幅部に致命的な損傷を負わせることなく被加熱物の加熱を効率的におこうなうことができると同時に、加熱中も常時所定の反射電力以下となる位相差および発振周波数を維持できるため被加熱物の温度上昇によって電波の吸収および反射の状態が変化しても常に効率的に被加熱物の加熱を行うことができる。
第8の発明は、特に第4の発明のそれぞれの給電部から増幅部に反射するマイクロ波電力を検出する電力検出部を設け、制御部は対となる給電部からの反射電力がそれぞれ最小となる位相差および周波数となるように各々の位相可変部の位相差および発振周波数を制御する構成としたものであり、様々な形状、種類、分量の異なる被加熱物が加熱室に載置された場合でも過大な反射電力によって増幅部に致命的な損傷を負わせることなく被加熱物の加熱を効率的におこうなうことができると同時に、加熱中も常時所定の反射電力以下となる位相差および発振周波数を維持できるため被加熱物の温度上昇によって電波の吸収および反射の状態が変化しても常に効率的に被加熱物の加熱を行うことができる。
第9の発明は、特に第6の発明の制御部が、加熱室に収容された被加熱物を加熱処理する際、電力検出部が検出する反射電力が常に最低値となるように位相可変部の位相量と発振部の発振周波数を可変制御する構成としたものである。これにより、様々な形状、種類、分量の異なる被加熱物が加熱室に載置された場合でも過大な反射電力によって増幅部に致命的な損傷を負わせることなく被加熱物の加熱を効率的におこうなうことができると同時に、加熱中も常時所定の反射電力以下となる位相差および発振周波数を維持できるため被加熱物の温度上昇によって電波の吸収および反射の状態が変化しても常に効率的に被加熱物の加熱を行うことができる。
第10の発明は、被加熱物を収容する加熱室と、発振部と、前記発振部の出力を複数に分配して出力する電力分配部と、前記電力分配部の各々の出力位相を可変する複数の位相可変部と、前記位相可変部の出力をそれぞれ電力増幅する複数の増幅部と、前記複数の増幅部の出力を前記加熱室に供給する複数の給電部と、前記複数の発振部の発振周波数と前記複数の位相可変部の位相量とを制御する制御部とを備え、前記複数の給電部は前記加熱室を構成する壁面に配置するとともに、前記複数の給電部は対を構成し前記制御部は前記発振部を制御することで前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の発振周波数、位相差、出力のうちの少なくとも一つを制御する構成としたものであり、複数の給電部から放射するマイクロ波の位相差および周波数を反射電力が最小となるように制御することによって加熱室に放射したマイクロ波を有効に被加熱物に吸収させ、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を所望の状態に加熱することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるマイクロ波処理装置の構成図である。
図1において、マイクロ波発生部1は、半導体素子を用いて構成した発振部2a,2b、発振部2a,2bの出力を2分配する電力分配部3a,3b、電力分配部3a,3bそれぞれの出力を増幅する半導体素子を用いて構成した増幅部5a〜5d、増幅部5a〜5dによって増幅されたマイクロ波出力を加熱室8内に放射する給電部7a〜7d、および電力分配部3a,3bと増幅部5a〜5dとを接続するマイクロ波伝送路に挿入され入出力に任意の位相差を発生させる位相可変部4a〜4d、増幅部5a〜5dと給電部7a〜7dとを接続するマイクロ波伝送路に挿入され給電部7a〜7dから反射する電力を検出する電力検出部6a〜6d、電力検出部6a〜6dによって検出される反射電力に応じて発振部2a,2bの発振周波数と位相可変部4a〜4dの位相量を制御する制御部10とで構成している。
また、本発明のマイクロ波処理装置は、被加熱物を収納する略直方体構造からなる加熱室8を有し、加熱室8は金属材料からなる左壁面、右壁面、底壁面、上壁面、奥壁面および被加熱物を収納するために開閉する開閉扉(図示していない)と、被加熱物を載置する載置台から構成し、供給されるマイクロ波を内部に閉じ込めるように構成している。
そして、マイクロ波発生部1の出力が伝送されそのマイクロ波を加熱室8内に放射供給する給電部7a〜7dが加熱室8を構成する壁面に配置されている。本実施の形態では対となる給電部を対向構成の左壁面と右壁面の略中央にそれぞれ給電部7a,7bを配置し、加熱室8の上壁面と底面の略中央にそれぞれ給電部7c,7dを配置した構成を示している。この給電部の配置は本実施の形態に拘束されるものではなくいずれかの壁面に複数の給電部を設けてもよいし、対向面ではない例えば右壁面と底壁面のような隣接する組合せで対となる給電部を構成してもかまわない。
増幅部5a〜5dは、低誘電損失材料から構成した誘電体基板の片面に形成した導電体パターンにて回路を構成し、各増幅部の増幅素子である半導体素子を良好に動作させるべく各半導体素子の入力側と出力側にそれぞれ整合回路を配している。各々の機能ブロックを接続するマイクロ波伝送路は、誘電体基板の片面に設けた導電体パターンによって特性インピーダンスが略50Ωの伝送回路を形成している。
電力分配部3a,3bは、例えばウィルキンソン型分配器のような出力間に位相差を生じない同相分配器であってもよいし、ブランチライン型やラットレース型のような出力間に位相差を生じる分配器であってもかまわない。この電力分配部3a,3bによって各々の出力には発振部2a,2bから入力されたマイクロ波電力の略1/2の電力が伝送される。
また、位相可変部4a〜4dは、印加電圧に応じて容量が変化する容量可変素子を用いて構成し、各々の位相可変範囲は、0度から略180度の範囲としている。これによって位相可変部4a〜4dより出力されるマイクロ波電力の位相差は0度から±180度の範囲を制御することができる。
また、電力検知部6a〜6dは、加熱室8側からマイクロ波発生部1側にそれぞれ伝送するいわゆる反射波の電力を抽出するものであり、電力結合度をたとえば約40dBとし、反射電力の約1/10000の電力量を抽出する。この電力信号はそれぞれ、検波ダイオード(図示していない)で整流化しコンデンサ(図示していない)で平滑処理し、その出力信号を制御部10に入力させている。
制御部10は、使用者が直接入力する被加熱物の加熱条件あるいは加熱中に被加熱物の加熱状態から得られる加熱情報と電力検知部6a〜6dよりの検知情報に基づいて、マイクロ波発生部の構成要素である発振部2a,2bと増幅部5a〜5dのそれぞれに供給する駆動電力の制御や位相可変部4a〜4dに供給する電圧を制御し、加熱室8内に収納された被加熱物を最適に加熱する。
また、マイクロ波発生部1には主に増幅部5a〜5dに備えた半導体素子の発熱を放熱させる放熱手段(図示していない)を配する。
以上のように構成されたマイクロ波処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず被加熱物を加熱室8に収納し、その加熱条件を操作部(図示していない)から入力し、加熱開始キーを押す。加熱開始信号を受けた制御部10の制御出力信号によりマイクロ波発生部が動作を開始する。制御手段10は、駆動電源(図示していない)を動作させて発振部2a,2bに電力を供給する。この時、発振部2a,2bの初期の発振周波数は、たとえば2400MHzに設定する電圧信号を供給し、発振が開始する。
発振部2a,2bを動作させると、その出力は電力分配部3a,3bにて各々略1/2分配され、4つのマイクロ波電力信号となる。以降、駆動電源を制御して増幅部5a〜5dを動作させる。
そしてそれぞれのマイクロ波電力信号は並列動作する増幅部5a〜5d、電力検知部6a〜6dを経て給電部7a〜7dにそれぞれ出力され加熱室8内に放射される。このときの各主増幅部はそれぞれ100W未満、たとえば50Wのマイクロ波電力を出力する。
加熱室8内に供給されるマイクロ波電力が被加熱物に100%吸収されると加熱室8からの反射電力は0Wになるが、被加熱物の種類・形状・量が被加熱物を含む加熱室8の電気的特性を決定し、マイクロ波発生部の出力インピーダンスと加熱室8のインピーダンスとに基づいて、加熱室8側からマイクロ波発生部1側に伝送する反射電力が生じる。
電力検出器6a〜7dは、マイクロ波発生部1側に伝送する反射電力を検出し、その反射電力量に比例した信号を検出するものであり、その検出信号を受けた制御部10は、反射電力が極小値となる発振周波数および位相差の選択を行う。この周波数、位相差の選択に対して、制御部10は、位相可変部4a〜4dによって生じる位相差を0度の状態で発振部2a,2bの発振周波数を初期の2400MHzから例えば1MHzピッチで高い周波数側に変化させ、周波数可変範囲の上限である2500MHzに到達すると、位相可変部4a〜4dによって生じる位相差を例えば30度に変更し、今度は周波数可変範囲の上限である2500MHzから1MHzピッチで低周波側に変化させる。
発振周波数が2400MHzに達すると、再び位相可変部4a〜4dの出力の位相差を変化(例えば60度)させ、再び発振部2a,2bの発振周波数を2400MHzから2500MHzに向かって変化させる。この操作を行うことで制御部10は発振部2a,2bの発振周波数と位相可変部4a〜4dの位相差に対する反射電力の配列を得ることができる。
制御部10は、この反射電力が最も小さくなる発振部2a,2bおよび位相可変部4a〜4dの位相差の条件で制御するとともに、発振出力を入力された加熱条件に対応した出力が得られるように制御する。これにより、各増幅部5a〜5dはそれぞれ所定のマイクロ波電力を出力する。そして、それぞれの出力は給電部7a〜7dに伝送され加熱室8内に放射される。
このように動作することで様々な形状・大きさ・量の異なる被加熱物に対しても反射電力が最も小さくなる条件で加熱を開始することができ、増幅部5a〜5dに備えられた半導体素子が反射電力によって過剰に発熱することを防止でき熱的な破壊を回避することができる。
図2は加熱動作中における対となっている位相可変部4a,4bの位相差および発振部2の発振周波数の制御例を示すフローチャートである。別の対である位相可変部4c,4dも同様の制御をするためここでは代表して一方の対である位相可変部4a,4bの制御フローについて説明する。
はじめに、ステップS1において、位相差Φで位相可変部4a,4bが位相差を生じている状態で動作している状態から、ΔΦ(例えば5度)位相差をずらした状態に制御する。
この時、電力検出部6a,6bは反射電力Pr(n)を各々計測し、制御部10にその反射電力量に応じた信号を伝送する(S2)。制御部10は、前回に計測した反射電力Pr(n−1)と今回計測した反射電力Pr(n)とを比較し(S3)、反射電力Pr(n)が減少していればΔΦをそのままとし(S4)、反射電力Pr(n)が増加していればΔΦの符号を逆にする(S5)。
このようにすることによって、位相差Φの変化に対して反射電力Pr(n)が減少する方向に、常に制御することができる。
また、発振周波数fについても同じような操作、すなわちある発振周波数f(n)で発振部2が発振している状態で、Δf(例えば0.1MHz)発振周波数をずらした状態に制御し(S6)、その時の反射電力Pr(n)を計測する(S7)。ステップS8において、制御部10は、この反射電力Pr(n)と前回(発振周波数を変化させる前に)計測した反射電力Pr(n−1)を比較し、反射電力Pr(n)が減少していればΔfをそのままの値とし(S9)、反射電力Pr(n)が増加していればΔfの符号を逆にする(S10)。
この操作によって発振周波数f(n)の変化に対して反射電力Pr(n)が常に減少する方向で制御することができる。
このように制御することで、加熱動作中においても電力検出部6a、6bは加熱室8からの反射電力を検出できるので、制御部10がこれを判断し、発振周波数および位相差を時々刻々微調整し常に反射電力が低い状態を維持できるのでさらに半導体素子の発熱を低く抑えることが可能となり、加熱効率を高く維持できるので短時間での加熱を図ることができる。あるいは、許容する反射電力を所定の値に定めその許容する反射電力の範囲において制御部10は時間的に位相可変部4a、4bの位相差と発振部2の発振周波数を変化させることもできる。このような動作をすることで加熱室8内でのマイクロ波の伝播状態を時間的に変化させることができるので、被加熱物の局所加熱を解消し、加熱の均一化を図ることも可能である。
(実施の形態2)
図3に示すフローチャートは、本発明に係る実施の形態2の加熱動作中における対となっている発振部2の発振周波数の制御例である。この実施の形態2は、反射電力が極小または最小となる周波数をトレースし、位相差は加熱分布改善のため反射電力とは無関係に変化させる(アンテナを回転させるのと同じ効果)。
はじめに、ステップS1において、発振周波数をスイープし、反射電力の周波数特性を取得する。この際、発振出力は反射電力を検出できる程度の低出力とする。
次に、ステップS2において、発振周波数を反射電力が極小/最小となる周波数にセットした後、ステップS3において、所定値で増幅器出力を指示する。
ステップS4において、位相差Φで位相可変部4a,4bが位相差を生じている状態で動作している状態から、ΔΦ(例えば5度)位相差をずらした状態に制御する。
ステップS5において、ある発振周波数f(n)で発振部2が発振している状態で、Δf(例えば0.1MHz)発振周波数をずらした状態に制御し、ステップS6において、その時の反射電力Pr(n)を計測する。
ステップS7において、制御部10は、この反射電力Pr(n)と前回(発振周波数を変化させる前に)計測した反射電力Pr(n−1)を比較し、反射電力Pr(n)が減少していればΔfをそのままの値とし(S8)、反射電力Pr(n)が増加していればΔfの符号を逆にする(S9)。
その後、ステップS10において、調理終了条件を満たしていれば調理を終了し(S11)、調理終了条件を満たしていなければ、ステップS12に進む。
なお、ステップS10における調理終了条件とは、例えば調理設定時間に到達した場合、温度センサなどで加熱終了条件に到達した場合、ユーザーによる停止指示が入力された場合等を例示できる。
ステップS12において、保護必要条件を満たしていれば保護動作ルーチンに進み(S13)、保護必要条件を満たしていなければステップS4に戻る。
なお、ステップS12における保護必要条件とは、例えば反射電力が規定値を超えた場合、増幅器の温度が規定値を超えた場合等を例示できる。
そして、ステップS13において、保護動作を完了した後、ステップS4に戻る。
なお、保護動作としては、例えば反射電力が所定値に収まるように増幅器の出力をレベルダウンしたり、強制的に調理を終了する強制停止、あるいは反射電力の第2の極小値へ発振周波数を変更する等の処理を例示できる。
(実施の形態3)
図4に示すフローチャートは、本発明に係る実施の形態3の加熱動作中における対となっている発振部2の発振周波数の制御例である。この実施の形態3は、反射電力が極小または最小となる位相差と周波数をトレースする。
はじめに、ステップS1において、発振周波数をスイープし、反射電力の周波数特性を取得する。この際、発振出力は反射電力を検出できる程度の低出力とする。
次に、ステップS2において、発振周波数を反射電力が極小/最小となる周波数にセットした後、ステップS3において、所定値で増幅器出力を指示する。
ステップS4において、位相差Φで位相可変部4a,4bが位相差を生じている状態で動作している状態から、ΔΦ(例えば5度)位相差をずらした状態に制御し、ステップS5において、その時の反射電力Pr(n)を計測する。
ステップS7において、制御部10は、前回に計測した反射電力Pr(n−1)と今回計測した反射電力Pr(n)とを比較し、反射電力Pr(n)が減少していればΔΦをそのままとし(S7)、反射電力Pr(n)が増加していればΔΦの符号を逆にする(S8)。
このようにすることによって、位相差Φの変化に対して反射電力Pr(n)が減少する方向に、常に制御することができる。
また、発振周波数fについても同じような操作、すなわちある発振周波数f(n)で発振部2が発振している状態で、Δf(例えば0.1MHz)発振周波数をずらした状態に制御し(S9)、その時の反射電力Pr(n)を計測する(S10)。ステップS11において、制御部10は、この反射電力Pr(n)と前回(発振周波数を変化させる前に)計測した反射電力Pr(n−1)を比較し、反射電力Pr(n)が減少していればΔfをそのままの値とし(S12)、反射電力Pr(n)が増加していればΔfの符号を逆にする(S13)。
その後、ステップS14において、調理終了条件を満たしていれば調理を終了し(S15)、調理終了条件を満たしていなければ、ステップS16に進む。
なお、ステップS14における調理終了条件とは、例えば調理設定時間に到達した場合、温度センサなどで加熱終了条件に到達した場合、ユーザーによる停止指示が入力された場合等を例示できる。
ステップS16において、保護必要条件を満たしていれば保護動作ルーチンに進み(S17)、保護必要条件を満たしていなければステップS4に戻る。
なお、ステップS16における保護必要条件とは、例えば反射電力が規定値を超えた場合、増幅器の温度が規定値を超えた場合等を例示できる。
そして、ステップS17において、保護動作を完了した後、ステップS4に戻る。
なお、保護動作としては、例えば反射電力が所定値に収まるように増幅器の出力をレベルダウンしたり、強制的に調理を終了する強制停止、あるいは反射電力の第2の極小値へ発振周波数を変更する等の処理を例示できる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の第4の実施の形態におけるマイクロ波処理装置の構成図である。
図5のマイクロ波処理装置は、前述した第1の実施の形態におけるマイクロ波処理装置との共通箇所が多いが、位相可変部を有していない点と、給電部7a〜7dを回転させる機構を備えている点との二点が相違点となっている。
そして、第4の実施の形態におけるマイクロ波処理装置は、制御部10が給電部7a、7bの発振周波数を個別に制御し、かつ、給電部7a、7bの発振周波数として互いに異なる発振周波数を選択できるようになっている。
このような第4の実施の形態におけるマイクロ波処理装置によれば、給電部7a、7bの発振周波数を制御部10が制御し、反射電力最小値で加熱動作させることにより、加熱効率の向上、増幅部5a〜5dを熱保護できる。
特に、制御部10が給電部7a、7bの発振周波数を個別に制御し、かつ、給電部7a、7bの発振周波数として互いに異なる発振周波数を選択できるため、発振周波数によって被加熱物の加熱分布が異なり被加熱物の均一加熱が図れる。
なお、上記の説明では、位相可変部を2つ挿入した例で説明したが、電力分配部3aのいずれかの出力にのみ挿入し、その位相変化幅を0度から360度となるように構成することもできる。
以上のように、本発明にかかるマイクロ波処理装置は複数の給電部を有しマイクロ波を放射する給電部を切り替え制御したり、動作中の給電部間のマイクロ波の位相差を変化させたりする装置を提供できるので、電子レンジで代表されるような誘電加熱を利用した加熱装置や生ゴミ処理機、あるいは半導体製造装置であるプラズマ電源のマイクロ波電源などの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるマイクロ波処理装置の構成図 実施の形態1における同マイクロ波処理装置の位相差、発振周波数の制御例を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における発振周波数の制御例を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における同マイクロ波処理装置の位相差、発振周波数の制御例を示すフローチャート 本発明の実施の形態4におけるマイクロ波処理装置の構成図
符号の説明
1 マイクロ波発生部
2a,2b 発振部
3a,3b 電力分配部
4a〜4d 位相可変部
5a〜5d 増幅部
6a〜6d 電力検出部
7a〜7d 給電部
8 加熱室
10 制御部

Claims (10)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、発振部と、前記発振部の出力を複数に分配して出力する電力分配部と、前記電力分配部の出力をそれぞれ電力増幅する増幅部と、前記増幅部の出力を前記加熱室に供給する給電部とを有し、前記発振部の発振周波数を制御する制御部とを備え、前記給電部は前記加熱室を構成する壁面の異なる複数の壁面に配置するとともに、前記複数の給電部は対を構成し前記制御部は前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の周波数を制御する構成としたマイクロ波処理装置。
  2. 前記制御部は、前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の周波数として互いに異なる発振周波数を選択する請求項1に記載のマイクロ波処理装置。
  3. 被加熱物を収容する加熱室と、発振部と、前記発振部の出力を複数に分配して出力する電力分配部と、前記電力分配部の各々の出力位相を可変する複数の位相可変部と、前記位相可変部の出力をそれぞれ電力増幅する増幅部と、前記増幅部の出力を前記加熱室に供給する給電部とを有し、前記発振部の発振周波数と前記位相可変部の位相量を制御する制御部とを備え、前記給電部は前記加熱室を構成する壁面の異なる複数の壁面に配置するとともに、前記複数の給電部は対を構成し前記制御部は前記複数の位相可変部を制御することで前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の位相差と周波数を制御する構成としたマイクロ波処理装置。
  4. 対となる複数の給電部は加熱室を構成する壁面のうち対向する壁面に配置する構成とした請求項3に記載のマイクロ波処理装置。
  5. 対となる複数の給電部は加熱室を構成する壁面のうち隣接する壁面に配置する構成とした請求項3に記載のマイクロ波処理装置。
  6. 発振部は複数の発振周波数を同時に出力できる構成とし、異なる対となる給電部からはそれぞれ異なる周波数のマイクロ波を照射する構成とした請求項3から5のいずれか1項に記載のマイクロ波処理装置。
  7. 位相可変部は制御部から与えられる電圧によって連続的に位相差を制御する構成とした請求項3から6のいずれか1項に記載のマイクロ波処理装置。
  8. それぞれの給電部から増幅部に反射するマイクロ波電力を検出する電力検出部を設け、制御部は対となる給電部からの反射電力がそれぞれ最小となる位相差および周波数となるように各々の位相可変部の位相差および発振周波数を制御する構成とした請求項6に記載のマイクロ波処理装置。
  9. 制御部は加熱室に収容された被加熱物を加熱処理する際、電力検出部が検出する反射電力が常に最低値となるように位相可変部の位相量と発振部の発振周波数を可変制御する構成とした請求項8に記載のマイクロ波処理装置。
  10. 被加熱物を収容する加熱室と、発振部と、前記発振部の出力を複数に分配して出力する電力分配部と、前記電力分配部の各々の出力位相を可変する複数の位相可変部と、前記位相可変部の出力をそれぞれ電力増幅する複数の増幅部と、前記複数の増幅部の出力を前記加熱室に供給する複数の給電部と、前記複数の発振部の発振周波数と前記複数の位相可変部の位相量とを制御する制御部とを備え、
    前記複数の給電部は前記加熱室を構成する壁面に配置するとともに、前記複数の給電部は対を構成し前記制御部は前記発振部を制御することで前記対となる給電部から放射されるマイクロ波の発振周波数、位相差、出力のうちの少なくとも一つを制御する構成としたマイクロ波処理装置。
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