JP2009028960A - 孔版印刷装置におけるコーティング装置およびコーティングユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ニスコーティング装置39は、ドラムユニット40に代えて、ニスコーティングユニット20が印刷装置本体100の装着部に装着・セットされた場合にニスコーティング装置39として機能する。ニスコーティングユニット20は、印刷済みの用紙2の表面に透明なニス液を塗布してその用紙2を送り出す塗布ローラ8と、塗布ローラ8上に液溜まり22を形成するとともに塗布ローラ8表面の所定範囲に亘って所定厚さのニス液を供給するドクターローラ21を含む供給装置と、ニス容器24を着脱自在に保持する受け台24Aと、ポンプ装置26等とを有する。
【選択図】図1
Description
また、他にも印刷物に高級感や保存性、耐擦性を持たせるための方法として、ニスコート装置が知られている。これは印刷物を搬送しながらその表面に透明ニスを塗布するための専用の装置である。こうした装置は比較的大型で高価な設備であることから、手軽に安価に誰でもニスコートをするというわけにはいかなかった。
また、特開2006−35816号公報(特許文献3)には、独立した専用の比較的小型のニスコーティング装置が開示されている。
請求項1記載の発明は、製版済みのマスタを外周面に巻装する印刷ドラムユニットが、印刷装置本体に対して着脱可能に構成された孔版印刷装置において、前記印刷ドラムユニットに代えて、給送されてくる印刷済みのシートの表面の所定範囲に粘液性のコーティング液を一定の厚さにコーティングするためのコーティングユニットを前記印刷装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とする孔版印刷装置におけるコーティング装置である。
給紙台1、呼び出しコロ3、分離コロ4、分離パッド5、レジストローラ上6、レジストローラ下7等によりシート給送装置としての給紙装置もしくは給紙部が構成されている。
紫外線硬化型ニスとしては、原材料が有機溶剤等を使用していないモノマー、反応開始剤、体質顔料等からなるものが、取り扱いの容易さおよび環境に優しい点から好ましく用いられる。
ニスコーティング装置39は、ドラムユニット40に代えて、ニスコーティングユニット20が印刷装置本体100の装着部に装着・セットされた場合にニスコーティング装置39として機能することを意味している。
上述の意味内容から、孔版印刷装置50におけるニスコーティング装置39とは、基本的には従来のデジタル製版式の孔版印刷装置50を利用したニスコーティング装置39を意味し、また別言すれば孔版印刷装置50を兼ねたニスコーティング装置39を意味するものである。
図1において、符号63は、排出された印刷済みの用紙2の先端を衝突させて用紙搬送方向Xの揃えを行うエンドフェンスであり、符号64は、排出された印刷済みの用紙2の両側端面を案内位置決めする、換言すれば用紙幅方向の揃えを行う左右一対のサイドフェンスである。
液溜まり22には、液検知針27aを備えた液量検出用センサ27が配置・セットされている。液量検出用センサ27は、図7に示すインキ検知針48aを備えたインキ量検出用センサ48と同様の原理によって液溜まり22の大きさ、すなわちニス液量を検出するものである。液量検出用センサ27によって液溜まり22のニス液量が低下したと検出された場合、図5に示す制御装置68はニス送出ポンプ26を駆動するポンプモータ26Aをオン制御してニス送出ポンプ26を駆動させ、液量検出用センサ27がニス液量充足を検出した時点でニス送出ポンプ26を停止させるようにポンプモータ26Aをオフ制御する。
エアー分離爪10は、図示しない駆動装置によって送り出された圧縮空気を下向きに吐出して、印刷済みの用紙2を塗布ローラ8から分離・剥離する働きをする。前記の各部品は、全てニスコーティングユニット20を構成していて、ニスコーティングユニット20とともに印刷装置本体100の前記装着部に対して着脱可能になっている。
モード選択キー91aは、図7に示すドラムユニット40を印刷装置本体100の前記装着部に装着して印刷を行う孔版印刷モードを、モード選択キー91bは、ニスコーティングユニット20を印刷装置本体100の前記装着部に装着してニス液の塗布を行うコーティング液塗布モードとしてのニスコートモードを、それぞれ選択設定するモード選択設定手段として機能する。
同図において、制御装置68は、それぞれ図示しない、CPU(中央演算処理装置)、I/O(入出力)ポート、ROM(読み出し専用記憶装置)、RAM(読み書き可能な記憶装置)およびタイマ等を備え、それらが図示しない信号バスによって接続された構成を有するマイクロコンピュータを具備している。制御装置68は、印刷装置本体100内の制御基板配置部に設けられている。
制御装置68は、前記各ROMの動作プログラム等を呼び出し参照しながら、後述の諸制御を行う第1ないし第8の制御手段として機能する。
シート幅サイズ検知手段およびシート搬送方向サイズ検知手段の具体例としては、例えば特開2003−312914号公報の図11に示され段落「0122」〜「0125」に記載されている用紙サイズ検出手段(109)の用紙サイズ検知センサ(117)〔横サイズ検知センサ(118a,118b)および縦サイズ検知センサ(119a,119b,119c)〕と同様のものを採用している。すなわち、横サイズ検知センサ(118a,118b)と同じセンサを、本実施形態の図5において用紙幅検知センサ118a,118bとし、縦サイズ検知センサ(119a,119b,119c)と同じセンサを、本実施形態の図1および図5において用紙長さ検知センサ119a〜119cとする。
ドラムユニット40は、版胴70aの内周面にインキを供給するインキ供給部材としてのインキ供給ローラ41と、インキ供給ローラ41と平行に所定の隙間を有して配置され、インキ供給ローラ41との間にインキ溜まり43を形成するドクターローラ42と、所定量のインキを収納するインキ収納容器としてのインキ容器45を着脱自在に保持する受け台(図示せず)と、インキ容器45からインキ溜まり43に向けてインキを送出するインキ送出ポンプ47と、インキ送出ポンプ47に接続されインキ溜まり43に向けてインキを供給するインキ供給管44とから主に構成されている。
所定量のインキが収納されたインキ容器45がドラムユニット40の前記受け台に対して着脱可能になっていて、インキ容器45は前記受け台に装着・セットされる。インキ送出ポンプ47は、例えば機構が簡単なギヤポンプからなるが、往復ポンプ等でもよい。インキ送出ポンプ47は、インキポンプモータ47Aによって駆動される。インキポンプモータ47Aによってインキ送出ポンプ47が駆動されることにより、インキ容器45の口金46から印刷用のインキが吸引・搬送されて、インキ供給管44を通ってインキ溜まり43に供給されるようになっている。
前記の各部品は全てドラムユニット40を構成していて、ドラムユニット40とともに印刷装置本体100の前記装着部に対して着脱可能になっている。
ガイドレール18a,18bとユニットレール49a,49bとで、ドラムユニット40を印刷装置本体100の前記装着部に対して着脱可能ないし挿脱可能とする着脱手段ないし挿脱手段が構成されている。印刷装置本体100の前記装着部は、ドラムユニット40がガイドレール18a,18bに沿って図7の紙面の奥側にスライド挿入されてセットされた状態となる部位、すなわち版胴70aを外周部に備えた印刷ドラム70やインキ供給ローラ41を回転駆動する駆動系とカップリング等を介して接続され、かつ、ドラムユニット40のインキポンプモータ47Aやインキ量検出用センサ48等の端子を収納した電気コネクタと印刷装置本体100側に設けられた電気コネクタとが係合可能となる部位を意味し、また図3(a)に示した突起部36がユニット識別センサ37と近接・対向して装着されたユニットドラムユニット40であるか図1や図2等に示したニスコーティングユニット20であるかを識別・検知可能となる位置部位を意味する。
印圧ローラ9は、L字状をなす印圧アーム75の一端部に軸9aをもって回転可能に支持されている。印圧アーム75のL字状をなす曲折部には、印刷装置本体100に所定角度の範囲で回動自在に支持された軸76が固着されていて、印圧アーム75は軸76を中心として同図の矢印両方向に揺動可能に支持されている。そして、軸76に回転可能に支持されたタイミングプーリ77と、軸9aに回転可能に支持されたタイミングプーリ78との間に掛け渡されたタイミングベルト79によって、印圧ローラ9には前記メインモータの回転駆動力が付与されるようになっている。すなわち、タイミングプーリ77は2段プーリとなっていて、タイミングベルト79とは別の前記メインモータの回転駆動力を伝達するタイミングベルト(図示せず)が掛け渡されている。
図8において、符号80は印圧アーム75に回動自在に設けられたカムフォロア玉軸受であり、符号82はカムフォロア玉軸受80に対向して設けられ選択的に係合可能なカム軸81の周りに回転可能な圧解除カムであり、符号83はその一端が印圧アーム75の他端部に係止され、他端が用紙搬送方向Xに移動可能なリードネジ86の一端に係止された印圧ローラ9に押圧力を付与する引張りバネである。圧解除カム82は、その輪郭周面に大径部と小径部とを所定の範囲に備えており、その大径部がカムフォロア玉軸受80と係合することにより、塗布ローラ8や版胴70aに対する印圧がオフされ、その小径部がカムフォロア玉軸受80と隙間をもって対向(非係合)することにより、引張りバネ83の付勢力によって塗布ローラ8や版胴70aに対する印圧がオンされる。換言すれば、圧解除カム82とカムフォロア玉軸受80との係合・非係合によって、印圧を所定範囲でオフ・解除するようになっている。
印圧ローラ9により印刷済みの用紙2を版胴70aや塗布ローラ8に押圧するときの押圧力は、押圧力可変モータ84の駆動で回転される歯車85によって、リードネジ86が図の矢印方向に移動することにより、変わるようになっている。
この方法では任意の範囲で印圧をオンとオフにすることができるので、用紙長さ検知センサ119a〜119cにより検知された用紙搬送方向の用紙サイズ(用紙長さ)に応じて最適な範囲で印圧ローラ9を塗布ローラ8に押し付けることが可能になる。図10に示すニスコートエリアL範囲部で印圧がオンになるように制御すればよい。
先ず、ステップS1において、孔版印刷モードか否かがチェックされる。すなわち、図4において、ユーザがモード選択キー91aを押せば、モード選択キー91aの左隣に配置されている孔版印刷モード設定用LED(発光ダイオード)が点灯して孔版印刷モード設定状態になったことを視認できる。ユーザがモード選択キー91bを押せば、モード選択キー91bの左隣に配置されているニスコートモード設定用LED(発光ダイオード)が点灯してニスコートモード設定状態になったことを視認できる。
一方、ニスコートモード設定用LED(発光ダイオード)が点灯してニスコートモード設定状態になったとき、ニスコーティングユニット20が印刷装置本体100の前記装着部に装着されているか否かがチェックされる(ステップS12、ステップS13)。
一方、ステップS13において、ユニット識別センサ37によりユニット識別センサ37によりニスコーティングユニット20の装着が検知されないときには、操作パネル90の液晶表示部95に「ニスコーティングユニットを装着して下さい」という旨のニスコーティングユニット装着の警告表示がされる(ステップS23)。なお、ステップS12およびステップS23において、図示しないブザー吹鳴やLED等などでの点滅表示を適宜併用して警告を行うようにしてもよい。
すなわち、図示しない原稿読取装置に原稿をセットしたり、給紙トレイ1に用紙2を適宜補充したりして孔版印刷動作の準備を行い、製版スタートキー92を押せば、先ず排版工程(排版動作)が実行される。すなわち、図1において、版胴70aの外周に巻かれた使用済みのマスタが排版装置66によって版胴70aから剥離され搬送されて図示しない排版収納箱内部に収納され、図示しない圧縮板により圧縮される。排版工程と同時に前記原稿読取装置はCCD等の画像センサによって原稿を光学的に読み取って電気信号に変換し、その画像情報に従って、製版装置65における製版手段としてのサーマルヘッド(図示せず)の多数の発熱素子が位置選択的に発熱駆動されることによって、マスタ71に画像を穿孔製版し、マスタ搬送手段としてのプラテンローラ(図示せず)や図示しないテンションローラ対、給版ローラ上73、給版ローラ下74の回転搬送によってマスタ搬送方向の下流側に搬送される(ステップS4)。
次いで、前記給紙装置より1枚の用紙2を搬送し、版胴70aの外周面上の製版済みのマスタ71に版胴70aの内周面からインキを供給しその付着力で版胴70aの外周面に密着させる版付印刷工程が実行される(ステップS6)。
まず、ステップS15において、給紙トレイ1に積載・セットされた用紙2の用紙サイズの検出が、図1および図5に示した用紙幅検知センサ118a,118bと用紙長さ検知センサ119a〜119cとで行われる。次いで、用紙サイズに合わせてニスコーティングユニット20内の図3に示した仕切り板32a,32bが移動してニス液の塗布範囲幅を最適に設定する仕切り板移動調整が行われる(ステップS16)。
この際、制御装置68は、用紙幅検知センサ118a,118b(シート幅サイズ検知手段)により検知された印刷済みの用紙2の用紙幅方向サイズに応じて、ニス塗布エリア長さ(コーティング液供給長さとしてのニス液供給長さ)を変えるように図3に示した供給範囲可変手段のステッピングモータ34を制御する第2の制御手段としての機能を発揮する。
制御装置68はテンキー93により入力された数値の幅寸法になるように、ステッピングモータ34を駆動してリードネジ33を回転させて仕切り板32a,32bの間隔を前記入力値に合わせることとなる。
この際、制御装置68は、ニスコーティングユニット20の装着が検知されたとき、印圧ローラ9による印刷済みの用紙2の押圧範囲を、用紙長さ検知センサ119a〜119c(シート搬送方向サイズ検知手段)により検知された用紙搬送方向サイズに応じて変えるように前記押圧範囲可変手段のソレノイド88を制御する第5の制御手段としての機能を発揮する(ステップS17)。
この際、制御装置68は、ユニット識別センサ37によりニスコーティングユニット20の装着が検知されているとき、ニス塗布後に送り出された印刷済みの用紙2と塗布ローラ8との間に吹き付ける送風を、熱線ヒータ29を加熱するようオンさせて熱風に変更するようにエアー吐出ファン11の熱線ヒータ29へ電力を供給する電源を制御する第3の制御手段としての機能を発揮する。
このように、印刷済みの用紙(印刷物)2表面のニスに熱風を当てるようにすることで、ニスの粘度を低下させてまた空気圧で表面のレベリングを行い、ニス表面が平滑になり十分なツヤを出すことが可能になる。
この塗布エリア103は、印刷画像の上に所定厚さのニスが印刷・塗布されているために、印刷画像にツヤがでて耐久性が向上し、耐濡れ性や耐こすり性(耐擦性)も向上する。従って、見栄えがよくなり印刷物の価値を上げることができるようになる。
2 用紙(シート、被印刷媒体)
8 塗布ローラ(塗布部材)
9 印圧ローラ(押圧部材)
11 エアー吐出ファン(送風剥離手段)
21 ドクターローラ(供給装置を構成)
22 液溜まり
24 ニス容器(コーティング液収納容器)
29 熱線ヒータ
32a,32b 仕切り板(供給範囲可変手段を構成)
33 リードネジ(供給範囲可変手段を構成)
34 ステッピングモータ(供給範囲可変手段を構成)
37 ユニット識別センサ(ユニット種別検知手段)
39 ニスコーティング装置
40 ドラムユニット(印刷ドラムユニット)
50 孔版印刷装置
51 紫外線照射装置
65 製版装置
51 紫外線照射装置
67 製版給版駆動回路
68 制御装置(第1〜第8の制御手段)
70a 版胴
70 印刷ドラム
71 製版済みのマスタ
84 押圧力可変モータ(押圧力可変手段を構成)
88 ソレノイド(押圧範囲可変手段を構成)
90 操作パネル(操作部)
91a,91b モード選択キー(モード選択設定手段)
92 製版スタートキー(起動設定手段)
96 押圧力可変手段
100 印刷装置本体
101 印刷物
102 画像部
103 塗布エリア
H ニス塗布エリア
h2,h2 余白
M 用紙の幅方向寸法(シート幅方向サイズ)
N 用紙の搬送方向長さ(シート搬送方向サイズ)
L ニスコートエリア
X 用紙搬送方向(シート搬送方向)
Y 用紙幅方向(シート幅方向)
Claims (13)
- 製版済みのマスタを外周面に巻装する印刷ドラムユニットが、印刷装置本体に対して着脱可能に構成された孔版印刷装置において、
前記印刷ドラムユニットに代えて、給送されてくる印刷済みのシートの表面の所定範囲に粘液性のコーティング液を一定の厚さにコーティングするためのコーティングユニットを前記印刷装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とする孔版印刷装置におけるコーティング装置。 - 前記コーティングユニットは、印刷済みのシートの表面に前記コーティング液を塗布する塗布部材と、該塗布部材上に前記コーティング液を一時貯容する液溜まりを形成するとともに前記塗布部材の表面に所定厚さの前記コーティング液を供給する供給装置と、前記コーティング液を収納するコーティング液収納容器を保持する保持部材と、該コーティング液収納容器から前記液溜まりに向けて前記コーティング液を送出するポンプ装置とを有することを特徴とする請求項1記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。
- 前記供給装置は、シート搬送方向と直交するシート幅方向のコーティング液供給長さを変える供給範囲可変手段を有し、
前記供給範囲可変手段の前記コーティング液供給長さを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記コーティング液供給長さとなるように前記供給範囲可変手段を制御する第1の制御手段と、
を具備することを特徴とする請求項2記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。 - 前記供給装置は、シート搬送方向と直交するシート幅方向のコーティング液供給長さを変える供給範囲可変手段を有し、
印刷済みのシートのシート幅方向サイズを検知するシート幅サイズ検知手段と、
前記シート幅サイズ検知手段により検知された前記シート幅方向サイズに応じて、前記コーティング液供給長さを変えるように前記供給範囲可変手段を制御する第2の制御手段と、
を具備することを特徴とする請求項2記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。 - 前記塗布部材の近傍に配置され、印刷済みのシートへの前記コーティング液塗布後に、前記塗布部材から印刷済みのシートを剥離させるための送風を、熱風に変えることが可能な送風剥離手段と、
前記印刷ドラムユニットおよび前記コーティングユニットの何れのユニットが前記印刷装置本体に装着されたかを検知するユニット種別検知手段と、
前記ユニット種別検知手段により前記コーティングユニットの装着が検知されたとき、前記コーティング液塗布後に送り出された印刷済みのシートと前記塗布部材との間に吹き付ける送風を熱風に変更するように前記送風剥離手段を制御する第3の制御手段と、
を具備することを特徴とする請求項2ないし4の何れか一つに記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。 - 前記印刷ドラムユニットおよび前記コーティングユニットの何れのユニットが前記印刷装置本体に装着されたかを検知するユニット種別検知手段と、
印刷済みのシートを前記塗布部材に押圧する押圧部材と、
前記押圧部材により印刷済みのシートを前記塗布部材に押圧するときの押圧力を変える押圧力可変手段と、
前記ユニット種別検知手段により前記コーティングユニットの装着が検知されたとき、前記押圧力が前記印刷ドラムユニットの装着されたときと比較して小さくなるように前記押圧力可変手段を制御する第4の制御手段と、
を有することを特徴とする請求項2ないし5の何れか一つに記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。 - 前記印刷ドラムユニットおよび前記コーティングユニットの何れのユニットが前記印刷装置本体に装着されたかを検知するユニット種別検知手段と、
印刷済みのシートのシート搬送方向サイズを検知するシート搬送方向サイズ検知手段と、
印刷済みのシートを前記塗布部材に押圧する押圧部材と、
前記押圧部材により印刷済みのシートを前記塗布部材に押圧するときの前記シート搬送方向の押圧範囲を変える押圧範囲可変手段と、
前記ユニット種別検知手段により前記コーティングユニットの装着が検知されたとき、前記押圧範囲を、前記シート搬送方向サイズ検知手段により検知された前記シート搬送方向サイズに応じて変えるように前記押圧範囲可変手段を制御する第5の制御手段と、
を有することを特徴とする請求項2ないし6の何れか一つに記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。 - 前記印刷ドラムユニットおよび前記コーティングユニットの何れのユニットが前記印刷装置本体に装着されたかを検知するユニット種別検知手段と、
印刷済みのシートのシート搬送方向サイズを設定するシート搬送方向サイズ設定手段と、
印刷済みのシートを前記塗布部材に押圧する押圧部材と、
前記押圧部材により印刷済みのシートを前記塗布部材に押圧するときの前記シート搬送方向の押圧範囲を変える押圧範囲可変手段と、
前記ユニット種別検知手段により前記コーティングユニットの装着が検知されたとき、前記押圧範囲を、前記シート搬送方向サイズ設定手段により設定された前記シート搬送方向サイズに応じて変えるように前記押圧範囲可変手段を制御する第6の制御手段と、
を有することを特徴とする請求項2ないし6の何れか一つに記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。 - 前記印刷ドラムユニットを前記印刷装置本体に装着して印刷を行う孔版印刷モードおよび前記コーティングユニットを前記印刷装置本体に装着してコーティング液の塗布を行うコーティング液塗布モードの何れか一方を選択設定するモード選択設定手段と、
前記印刷ドラムユニットおよび前記コーティングユニットの何れのユニットが前記印刷装置本体に装着されたかを検知するユニット種別検知手段と、
前記選択設定手段により孔版印刷モードが選択設定されている場合であって、前記ユニット種別検知手段により前記印刷ドラムユニットの装着が検知されているときには、入力と動作を許容し、前記選択設定手段によりコーティング液塗布モードが選択設定されている場合であって、前記ユニット種別検知手段により前記コーティングユニットの装着が検知されているときには、入力と動作を許容するよう制御する第7の制御手段と、
を有することを特徴とする請求項1ないし8の何れか一つに記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。 - 前記印刷ドラムユニットおよび前記コーティングユニットの何れか一方が前記孔版印刷装置におけるコーティング装置本体へ装着されたか否かを検知するユニット種別検知手段と、
マスタへの製版を行う製版動作および前記印刷ドラムへ製版済みのマスタを供給する給版動作の起動設定を行う起動設定手段と、
前記ユニット種別検知手段により前記印刷ドラムユニットが装着されている場合であって、前記起動設定手段により前記起動設定がされたときには、前記製版動作および前記給版動作を実施可能に許容し、前記ユニット種別検知手段により前記コーティングユニットの装着が検知されている場合であって、前記起動設定手段により前記起動設定がされたときでも、前記製版動作および前記給版動作を実施不可とする第8の制御手段と、
を有することを特徴とする請求項1ないし9の何れか一つに記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。 - 前記コーティング液は、透明または半透明の紫外線硬化型ニスであり、前記孔版印刷装置におけるコーティング装置のシート搬送方向後流側には印刷済みのシートの表面に塗布された前記ニスを硬化させるための紫外線照射装置が接続されていることを特徴とする請求項1ないし10の何れか一つに記載の孔版印刷装置におけるコーティング装置。
- 製版済みのマスタを外周面に巻装する印刷ドラムユニットが、印刷装置本体に対して着脱可能に構成された孔版印刷装置の該印刷装置本体に対して、前記印刷ドラムユニットに代えて着脱されるコーティングユニットであって、
前記コーティングユニットは、印刷済みのシートの表面の所定範囲に粘液性のコーティング液を一定の厚さにコーティングすることを特徴とするコーティングユニット。 - 前記コーティングユニットは、印刷済みのシートの表面に前記コーティング液を塗布する塗布部材と、該塗布部材上に前記コーティング液を一時貯容する液溜まりを形成するとともに前記塗布部材の表面に所定厚さの前記コーティング液を供給する供給装置と、前記コーティング液を収納するコーティング液収納容器を保持する保持部材と、該コーティング液収納容器から前記液溜まりに向けて前記コーティング液を送出するポンプ装置とを有することを特徴とする請求項12記載のコーティングユニット。
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