JP2003094704A - 熱転写プリンタおよび転写方法 - Google Patents
熱転写プリンタおよび転写方法Info
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- JP2003094704A JP2003094704A JP2002176228A JP2002176228A JP2003094704A JP 2003094704 A JP2003094704 A JP 2003094704A JP 2002176228 A JP2002176228 A JP 2002176228A JP 2002176228 A JP2002176228 A JP 2002176228A JP 2003094704 A JP2003094704 A JP 2003094704A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/325—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属色と通常色とを用いて効率的且つ安価に
印刷する。 【解決手段】 熱転写プリンタは転写ローラ、第１プラ
テン、熱転写印刷部と第２プラテンとで構成される。転
写ローラは、第１インクフィルムから印刷媒体へ第１イ
ンクを転写するために、第１インクを加熱するように機
能する。転写ローラは、第１インクフィルムと印刷媒体
を第１プラテンに押し付ける。熱転写印刷部は、第２イ
ンクフィルムから印刷媒体へ第２インクを転写するため
に、第２インクを加熱するように機能する。熱転写印刷
部は、第２インクフィルムと印刷媒体を第２プラテンに
押し付ける。
印刷する。 【解決手段】 熱転写プリンタは転写ローラ、第１プラ
テン、熱転写印刷部と第２プラテンとで構成される。転
写ローラは、第１インクフィルムから印刷媒体へ第１イ
ンクを転写するために、第１インクを加熱するように機
能する。転写ローラは、第１インクフィルムと印刷媒体
を第１プラテンに押し付ける。熱転写印刷部は、第２イ
ンクフィルムから印刷媒体へ第２インクを転写するため
に、第２インクを加熱するように機能する。熱転写印刷
部は、第２インクフィルムと印刷媒体を第２プラテンに
押し付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写プリンタおよ
び転写方法に係り、特に、金属層と通常色層を印刷する
熱転写プリンタおよび転写方法に関する。
び転写方法に係り、特に、金属層と通常色層を印刷する
熱転写プリンタおよび転写方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】個人識別カードを含む種々の文書を印刷
するために、熱転写プリンタが使用されている。一般的
に、これらの識別カードはさまざまな色で印刷された表
面に画像を有している。カードによっては、金属色で印
刷された画像を有している。
するために、熱転写プリンタが使用されている。一般的
に、これらの識別カードはさまざまな色で印刷された表
面に画像を有している。カードによっては、金属色で印
刷された画像を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】先行技術においては、
シアン、マゼンタ、黄色、黒や白などの通常色で印刷媒
体上に印刷する熱転写プリンタがある。印刷媒体に背景
層を印刷するために、媒体上に金属層を貼りつけるため
の単独前処理印刷工程が必要である。しかし、金属層を
貼りつけるには問題がある。例えば、通常色印刷前に金
属層を印刷する場合には、二つの印刷工程の間である程
度のリードタイムが発生し、これは避けられない。さら
に、金属層上で通常印刷を行うまで、金属色で印刷され
た表面を清浄に保持しておくのは困難である。
シアン、マゼンタ、黄色、黒や白などの通常色で印刷媒
体上に印刷する熱転写プリンタがある。印刷媒体に背景
層を印刷するために、媒体上に金属層を貼りつけるため
の単独前処理印刷工程が必要である。しかし、金属層を
貼りつけるには問題がある。例えば、通常色印刷前に金
属層を印刷する場合には、二つの印刷工程の間である程
度のリードタイムが発生し、これは避けられない。さら
に、金属層上で通常印刷を行うまで、金属色で印刷され
た表面を清浄に保持しておくのは困難である。
【０００４】これらや他の問題に鑑みると、熱転写プリ
ンタが金属色と通常色とを用いて効率的かつ安価に印刷
することができる技術を有していることが望ましい。
ンタが金属色と通常色とを用いて効率的かつ安価に印刷
することができる技術を有していることが望ましい。
【０００５】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、金属色と通常色とを用いて効率的かつ安価に印
刷することができる熱転写プリンタおよび転写方法を提
供することを目的とする。
であり、金属色と通常色とを用いて効率的かつ安価に印
刷することができる熱転写プリンタおよび転写方法を提
供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の種々の実施形態
によれば、熱転写プリンタには、金属インクを背景層と
して印刷媒体に転写するためのローラ印刷部、通常色イ
ンクを背景層の上面部に転写することにより画像を印刷
するための熱転写印刷部が含まれている。つまり、本実
施形態では、金属インク層を印刷媒体の全面に効率的に
転写し、通常色インクを使って金属インク層上に画像を
転写することができる。
によれば、熱転写プリンタには、金属インクを背景層と
して印刷媒体に転写するためのローラ印刷部、通常色イ
ンクを背景層の上面部に転写することにより画像を印刷
するための熱転写印刷部が含まれている。つまり、本実
施形態では、金属インク層を印刷媒体の全面に効率的に
転写し、通常色インクを使って金属インク層上に画像を
転写することができる。
【０００７】ある実施形態においては、ローラ印刷部に
は転写ローラと第１プラテンが含まれている。転写ロー
ラは、金属インクフィルムから印刷媒体へ金属インクを
転写するために、金属インクフィルム上の金属インクを
加熱するように機能する。転写ローラは、金属インクフ
ィルムと印刷媒体を第１プラテンに対して押し付ける。
熱転写印刷部は、通常色インクを通常色インクフィルム
から印刷媒体へ転写するために通常色インクを加熱する
ように機能する。熱転写印刷部は、通常色インクフィル
ムと印刷媒体を第２プラテンに対して押し付ける。
は転写ローラと第１プラテンが含まれている。転写ロー
ラは、金属インクフィルムから印刷媒体へ金属インクを
転写するために、金属インクフィルム上の金属インクを
加熱するように機能する。転写ローラは、金属インクフ
ィルムと印刷媒体を第１プラテンに対して押し付ける。
熱転写印刷部は、通常色インクを通常色インクフィルム
から印刷媒体へ転写するために通常色インクを加熱する
ように機能する。熱転写印刷部は、通常色インクフィル
ムと印刷媒体を第２プラテンに対して押し付ける。
【０００８】ある実施形態においては、熱転写印刷部に
は、中間転写フィルム、印刷ヘッドと中間転写ローラが
含まれている。印刷ヘッドは、通常色インクを通常色イ
ンクフィルムから中間転写フィルムへ転写するために、
複数の発熱素子を具備している。中間転写ローラは、通
常色インクを中間転写フィルムから印刷媒体へ転写する
ために、中間転写フィルム上の通常色インクを加熱する
ように機能する。
は、中間転写フィルム、印刷ヘッドと中間転写ローラが
含まれている。印刷ヘッドは、通常色インクを通常色イ
ンクフィルムから中間転写フィルムへ転写するために、
複数の発熱素子を具備している。中間転写ローラは、通
常色インクを中間転写フィルムから印刷媒体へ転写する
ために、中間転写フィルム上の通常色インクを加熱する
ように機能する。
【０００９】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の種々の実
施形態を以下で詳細に説明するが、図面全体を通して同
じ部材には同じ参照符号を付することとする。
施形態を以下で詳細に説明するが、図面全体を通して同
じ部材には同じ参照符号を付することとする。
【００１０】本発明の種々の実施形態は、（ｉ）「ロー
ラ印刷」部を使用することにより金属インクを背景層と
して印刷媒体へ転写し、（ｉｉ）「熱転写印刷」部を使
用して背景層の上面へ通常色インクを転写することによ
り、画像を印刷する。つまり、本実施形態により、金属
インク層を印刷媒体の全面へ効率的に転写し、通常色イ
ンクを使って金属インク層への画像の転写が可能にな
る。
ラ印刷」部を使用することにより金属インクを背景層と
して印刷媒体へ転写し、（ｉｉ）「熱転写印刷」部を使
用して背景層の上面へ通常色インクを転写することによ
り、画像を印刷する。つまり、本実施形態により、金属
インク層を印刷媒体の全面へ効率的に転写し、通常色イ
ンクを使って金属インク層への画像の転写が可能にな
る。
【００１１】本明細書においては、「金属インク」に
は、金属粉や金属フィルムなどの金属物質を含むいずれ
かのインクが含まれる。つまり、金属インクには、例え
ば、金色インク、銀色インクやブロンズ（または銅）色
インクなどが含まれる。同様に、「金属インクフィル
ム」には、その上に金属インクを担持するいずれかのイ
ンクフィルムが含まれる。つまり、金属インクフィルム
には、金属粉、金属フィルムなどの金属物質が含まれ
る。「通常色インク」は、例えば、シアンインク、マゼ
ンタインク、黄色インク、黒インクや白色インクを含
む、金属インク以外のいずれかのインクを意味する。
「通常色インクフィルム」には、その上に通常色インク
を担持するいずれかのフィルムが含まれる。
は、金属粉や金属フィルムなどの金属物質を含むいずれ
かのインクが含まれる。つまり、金属インクには、例え
ば、金色インク、銀色インクやブロンズ（または銅）色
インクなどが含まれる。同様に、「金属インクフィル
ム」には、その上に金属インクを担持するいずれかのイ
ンクフィルムが含まれる。つまり、金属インクフィルム
には、金属粉、金属フィルムなどの金属物質が含まれ
る。「通常色インク」は、例えば、シアンインク、マゼ
ンタインク、黄色インク、黒インクや白色インクを含
む、金属インク以外のいずれかのインクを意味する。
「通常色インクフィルム」には、その上に通常色インク
を担持するいずれかのフィルムが含まれる。
【００１２】また、本明細書においては、「インクフィ
ルム」には、金属インクまたは通常色インクを担持する
いずれかのインクフィルムが含まれる。つまり、インク
フィルムには、図１と図２において以下で詳細に説明す
るように、インクフィルム１２２、通常色インクフィル
ム１４０，２４０、中間転写フィルム１４８が含まれて
いる。
ルム」には、金属インクまたは通常色インクを担持する
いずれかのインクフィルムが含まれる。つまり、インク
フィルムには、図１と図２において以下で詳細に説明す
るように、インクフィルム１２２、通常色インクフィル
ム１４０，２４０、中間転写フィルム１４８が含まれて
いる。
【００１３】図１は、本発明による一実施形態の熱転写
プリンタ１００の断面図である。
プリンタ１００の断面図である。
【００１４】熱転写プリンタ１００は、ハウジング１０
８内にローラ印刷部１０２、熱転写印刷部１０４と制御
装置１０６を有する。印刷媒体１１０は、図１の左から
右へ媒体流れ経路１１２に沿って供給される。図１にお
いては、熱転写プリンタ１００内において、印刷媒体１
１０の３つの位置が示されている。
８内にローラ印刷部１０２、熱転写印刷部１０４と制御
装置１０６を有する。印刷媒体１１０は、図１の左から
右へ媒体流れ経路１１２に沿って供給される。図１にお
いては、熱転写プリンタ１００内において、印刷媒体１
１０の３つの位置が示されている。
【００１５】印刷媒体１１０に適した重合体には、ポリ
塩化ビニール（ＰＶＣ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、
アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン（ＡＢＳ）、
硫化ポリプロピレン（ＰＰＳ）、ポリエチレン・テレフ
タレート・グリコール（ＰＥＴＧ）が含まれている。
塩化ビニール（ＰＶＣ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、
アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン（ＡＢＳ）、
硫化ポリプロピレン（ＰＰＳ）、ポリエチレン・テレフ
タレート・グリコール（ＰＥＴＧ）が含まれている。
【００１６】図１に示されている円はローラまたはプラ
テンを示し、図１の長方形１１０は印刷媒体１１０とし
て使用されるカードまたはプレート状の材料を示してい
る。
テンを示し、図１の長方形１１０は印刷媒体１１０とし
て使用されるカードまたはプレート状の材料を示してい
る。
【００１７】ローラ印刷部１０２には、インクフィルム
１２２上で金属インクを加熱するように機能する転写ロ
ーラ１２０が含まれていて、金属インクをインクフィル
ム１２２から印刷媒体１１０へ転写する。金属インクを
加熱するために、転写ローラ１２０は内部にヒータ１２
４を備えている。インクフィルム１２２と印刷媒体１１
０を加圧するために、転写ローラ１２０は、プラテン１
２８に対して転写ローラ１２０を押し付ける圧力機構１
２６に機械的に連結されている。圧力機構１２６には、
例えば、スプリングが含まれている。
１２２上で金属インクを加熱するように機能する転写ロ
ーラ１２０が含まれていて、金属インクをインクフィル
ム１２２から印刷媒体１１０へ転写する。金属インクを
加熱するために、転写ローラ１２０は内部にヒータ１２
４を備えている。インクフィルム１２２と印刷媒体１１
０を加圧するために、転写ローラ１２０は、プラテン１
２８に対して転写ローラ１２０を押し付ける圧力機構１
２６に機械的に連結されている。圧力機構１２６には、
例えば、スプリングが含まれている。
【００１８】つまり、転写ローラ１２０がインクフィル
ム１２２と印刷媒体１１０をプラテン１２８に押し付け
る。インクフィルム１２２には、基体フィルム上に金色
層、銀色層とブロンズ層の少なくとも１つが含まれてい
る。基体フィルムはポリスチレン・テレフタレート（Ｐ
ＥＴ）を含むプラスチック材料で作られている。
ム１２２と印刷媒体１１０をプラテン１２８に押し付け
る。インクフィルム１２２には、基体フィルム上に金色
層、銀色層とブロンズ層の少なくとも１つが含まれてい
る。基体フィルムはポリスチレン・テレフタレート（Ｐ
ＥＴ）を含むプラスチック材料で作られている。
【００１９】本実施形態のローラ印刷部１０２内に設け
られているプラテン１２８は、その上にゴム層を有する
ローラである。しかし、プラテン１２８は平プラテンを
含む他の適切な種類のプラテンであってもよい。供給ロ
ーラ１３０，１３２は、媒体流れ経路１１２に沿って、
転写ローラ１２０とプラテン１２８上へ印刷媒体１１０
を供給する。制御装置１０６は、転写ローラ１２０と供
給ローラ１３０の回転速度と方向を適切に制御する。
られているプラテン１２８は、その上にゴム層を有する
ローラである。しかし、プラテン１２８は平プラテンを
含む他の適切な種類のプラテンであってもよい。供給ロ
ーラ１３０，１３２は、媒体流れ経路１１２に沿って、
転写ローラ１２０とプラテン１２８上へ印刷媒体１１０
を供給する。制御装置１０６は、転写ローラ１２０と供
給ローラ１３０の回転速度と方向を適切に制御する。
【００２０】熱転写印刷部１０４は、通常色インクを通
常色インクフィルム１４０から印刷媒体１１０へ転写す
るために、前記通常色インクフィルム１４０上で通常色
インクを加熱するように機能する。通常色インクフィル
ム１４０には、基体フィルム上にシアン色層、マゼンタ
色層、黄色層、黒色層と白色層が含まれている。基体フ
ィルムはポリエチレン・テレフタレート（ＰＥＴ）を含
むプラスチック材料から構成されている。
常色インクフィルム１４０から印刷媒体１１０へ転写す
るために、前記通常色インクフィルム１４０上で通常色
インクを加熱するように機能する。通常色インクフィル
ム１４０には、基体フィルム上にシアン色層、マゼンタ
色層、黄色層、黒色層と白色層が含まれている。基体フ
ィルムはポリエチレン・テレフタレート（ＰＥＴ）を含
むプラスチック材料から構成されている。
【００２１】熱転写印刷部１０４には、複数の発熱素子
１４４を有する印刷ヘッド１４２とプラテン１４６が含
まれている。発熱素子１４４は、画像データを表す電気
駆動パルスに基づいて、通常色インクフィルム１４０に
熱を加える。印刷ヘッド１４２は通常色インクフィルム
１４０と中間転写フィルム１４８をプラテン１４６に押
し付け、熱と圧力によって通常色インクを中間転写フィ
ルム１４８へ転写する。中間転写フィルム１４８は閉ル
ープを構成し、このループは供給ローラ１５０，１５
２，１５４，１５６により支持され、図１において反時
計回りに回転する。
１４４を有する印刷ヘッド１４２とプラテン１４６が含
まれている。発熱素子１４４は、画像データを表す電気
駆動パルスに基づいて、通常色インクフィルム１４０に
熱を加える。印刷ヘッド１４２は通常色インクフィルム
１４０と中間転写フィルム１４８をプラテン１４６に押
し付け、熱と圧力によって通常色インクを中間転写フィ
ルム１４８へ転写する。中間転写フィルム１４８は閉ル
ープを構成し、このループは供給ローラ１５０，１５
２，１５４，１５６により支持され、図１において反時
計回りに回転する。
【００２２】通常色インクフィルム１４０から中間転写
フィルム１４８へ転写された通常色インクは、反時計回
りに、中間転写ローラ１５８とプラテン１６０が印刷媒
体１１０と接触する点へ搬送される。印刷媒体１１０の
正確な位置を決めるために、熱転写印刷部１０４には、
例えば、光学検出技術を用いることによって印刷媒体１
１０上の所定位置を検出するセンサ１６２が含まれてい
る。供給ローラ１６４，１６６は印刷媒体１１０を、媒
体流れ経路１１２に沿って、中間転写ローラ１５８とプ
ラテン１６０上へ供給する。制御装置１０６は供給ロー
ラ１６４の回転速度と方向を適切に制御する。
フィルム１４８へ転写された通常色インクは、反時計回
りに、中間転写ローラ１５８とプラテン１６０が印刷媒
体１１０と接触する点へ搬送される。印刷媒体１１０の
正確な位置を決めるために、熱転写印刷部１０４には、
例えば、光学検出技術を用いることによって印刷媒体１
１０上の所定位置を検出するセンサ１６２が含まれてい
る。供給ローラ１６４，１６６は印刷媒体１１０を、媒
体流れ経路１１２に沿って、中間転写ローラ１５８とプ
ラテン１６０上へ供給する。制御装置１０６は供給ロー
ラ１６４の回転速度と方向を適切に制御する。
【００２３】印刷媒体１１０は、センサ１６２と制御装
置１０６によって制御される供給ローラ１６４を使用す
ることにより、媒体流れ経路１１２上の所定位置に位置
決めされる。その後、供給ローラ１６４，１６６は、媒
体流れ経路１１２に沿って、中間転写ローラ１５８とプ
ラテン１６０上へ印刷媒体１１０を供給する。中間転写
ローラ１５８は中間転写フィルム１４８と印刷媒体１１
０をプラテン１６０に対して押し付けるので、圧力によ
り通常色インクを中間転写フィルム１４８から印刷媒体
１１０へ転写する。供給ローラ１７０，１７２は、媒体
流れ経路１１２に沿って、熱転写プリンタ１００のハウ
ジング１０８の外へ印刷媒体１１０を供給する。制御装
置１０６は供給ローラ１７０，１７２の回転速度と方向
を適切に制御する。
置１０６によって制御される供給ローラ１６４を使用す
ることにより、媒体流れ経路１１２上の所定位置に位置
決めされる。その後、供給ローラ１６４，１６６は、媒
体流れ経路１１２に沿って、中間転写ローラ１５８とプ
ラテン１６０上へ印刷媒体１１０を供給する。中間転写
ローラ１５８は中間転写フィルム１４８と印刷媒体１１
０をプラテン１６０に対して押し付けるので、圧力によ
り通常色インクを中間転写フィルム１４８から印刷媒体
１１０へ転写する。供給ローラ１７０，１７２は、媒体
流れ経路１１２に沿って、熱転写プリンタ１００のハウ
ジング１０８の外へ印刷媒体１１０を供給する。制御装
置１０６は供給ローラ１７０，１７２の回転速度と方向
を適切に制御する。
【００２４】図２は、本発明による他の実施形態の熱転
写プリンタ２００の断面図である。熱転写プリンタ２０
０には、ローラ印刷部１０２、熱転写印刷部２０４、ハ
ウジング１０８内には制御装置１０６が含まれている。
図１と図２で示す実施形態の違いは、主に熱転写印刷部
２０４内部にある。図１に示されている同じ参照符号を
割当てられている図２の部材は、熱転写印刷部２０４と
連係するように設計されている部材を除いては、図１に
示す部材の機能と同じ機能を有することが理解される。
写プリンタ２００の断面図である。熱転写プリンタ２０
０には、ローラ印刷部１０２、熱転写印刷部２０４、ハ
ウジング１０８内には制御装置１０６が含まれている。
図１と図２で示す実施形態の違いは、主に熱転写印刷部
２０４内部にある。図１に示されている同じ参照符号を
割当てられている図２の部材は、熱転写印刷部２０４と
連係するように設計されている部材を除いては、図１に
示す部材の機能と同じ機能を有することが理解される。
【００２５】熱転写印刷部２０４は、通常色インクを通
常色インクフィルム２４０から印刷媒体１１０へ転写す
るために、通常色インクを前記通常色インクフィルム２
４０上で加熱するように機能する。通常色インクフィル
ム２４０には、基体フィルム上にシアン色層、マゼンタ
色層、黄色層、黒色層と白色層が含まれていて、基体フ
ィルムはＰＥＴを含むプラスチック材料から構成されて
いる。
常色インクフィルム２４０から印刷媒体１１０へ転写す
るために、通常色インクを前記通常色インクフィルム２
４０上で加熱するように機能する。通常色インクフィル
ム２４０には、基体フィルム上にシアン色層、マゼンタ
色層、黄色層、黒色層と白色層が含まれていて、基体フ
ィルムはＰＥＴを含むプラスチック材料から構成されて
いる。
【００２６】熱転写印刷部２０４には、複数の発熱素子
２４４を有する印刷ヘッド２４２とプラテン２４６とが
設けられている。発熱素子２４４は、画像データを表す
電気駆動パルスに基づいて、通常色インクフィルム２４
０に熱を加える。印刷ヘッド２４２は通常色インクフィ
ルム２４０と印刷媒体１１０をプラテン２４６に押し付
け、熱と圧力によって通常色インクを通常色インクフィ
ルム２４０から印刷媒体１１０へ転写する。
２４４を有する印刷ヘッド２４２とプラテン２４６とが
設けられている。発熱素子２４４は、画像データを表す
電気駆動パルスに基づいて、通常色インクフィルム２４
０に熱を加える。印刷ヘッド２４２は通常色インクフィ
ルム２４０と印刷媒体１１０をプラテン２４６に押し付
け、熱と圧力によって通常色インクを通常色インクフィ
ルム２４０から印刷媒体１１０へ転写する。
【００２７】図１と図２における前述した実施形態にお
いては、転写ローラ１２０は、印刷媒体１１０の媒体流
れ経路１１２に沿って、熱転写印刷部１０４，２０４に
対して上流で位置決めされる。例えば、最初にインクフ
ィルム１２２上の金属インクが印刷媒体１１０上に印刷
され、つぎに通常色インクフィルム１４０，２４０上の
通常色インクが印刷媒体１１０上に印刷される場合に
は、熱転写プリンタ１００，２００は効率的に金属イン
クを背景層として、印刷媒体１１０の片側表面上に印刷
するので、このような構成は望ましい場合もある。
いては、転写ローラ１２０は、印刷媒体１１０の媒体流
れ経路１１２に沿って、熱転写印刷部１０４，２０４に
対して上流で位置決めされる。例えば、最初にインクフ
ィルム１２２上の金属インクが印刷媒体１１０上に印刷
され、つぎに通常色インクフィルム１４０，２４０上の
通常色インクが印刷媒体１１０上に印刷される場合に
は、熱転写プリンタ１００，２００は効率的に金属イン
クを背景層として、印刷媒体１１０の片側表面上に印刷
するので、このような構成は望ましい場合もある。
【００２８】図３は、図１と図２において説明されてい
る本発明による熱転写プリンタの実施形態に使用される
インクフィルム１２２の具体例の断面図である。
る本発明による熱転写プリンタの実施形態に使用される
インクフィルム１２２の具体例の断面図である。
【００２９】インクフィルム１２２には、基体フィルム
３００、接着層３０２と金属色層３０４が設けられてい
る。基体フィルムはＰＥＴなどのプラスティック材料か
ら作られている。接着層３０２は、金属色層３０４を基
体フィルム３００に固定するために、基体フィルム３０
０と金属色層３０４間に介設される。金属色層３０４に
は、金色層、銀色層とブロンズ色層の少なくとも一つが
含まれていて、各々には対応する金属色を示す金属粉が
含まれている。これに代わる実施形態においては、イン
クフィルム１２２には、金属層３０４の代わりに接着層
３０２上に不透明層が含まれている。
３００、接着層３０２と金属色層３０４が設けられてい
る。基体フィルムはＰＥＴなどのプラスティック材料か
ら作られている。接着層３０２は、金属色層３０４を基
体フィルム３００に固定するために、基体フィルム３０
０と金属色層３０４間に介設される。金属色層３０４に
は、金色層、銀色層とブロンズ色層の少なくとも一つが
含まれていて、各々には対応する金属色を示す金属粉が
含まれている。これに代わる実施形態においては、イン
クフィルム１２２には、金属層３０４の代わりに接着層
３０２上に不透明層が含まれている。
【００３０】図４は、本発明による転写方法の一実施形
態を使用する印刷工程におけるカードの断面図である。
態を使用する印刷工程におけるカードの断面図である。
【００３１】熱転写プリンタ１００，２００を使用する
印刷工程の前で、カード４００は印刷媒体１１０のみを
含んでいる。本発明による方法の一実施形態を図１、図
４および図５を参照して以下に説明する。
印刷工程の前で、カード４００は印刷媒体１１０のみを
含んでいる。本発明による方法の一実施形態を図１、図
４および図５を参照して以下に説明する。
【００３２】最初に、熱転写プリンタ１００はハウジン
グ１０８上に設けられた開口部からカード４００を受取
る。供給ローラ１３０，１３２は、媒体流れ経路１１２
に沿って、転写ローラ１２０とプラテン１２８上へカー
ド４００を供給する。つぎに、転写ローラ１２０は、金
属色層３０４をインクフィルム１２２からカード４００
の印刷媒体１１０の上面へ転写する。転写された金属色
層４０４は、転写ローラ１２０と、ヒーター１２４とプ
ラテン１２８によって加えられた熱と圧力により印刷媒
体１１０へ固定される。つぎに、転写された金属色層４
０４と転写された金属色層４０４の上に印刷された通常
色層との間の接着性を高めるために、転写された金属色
層４０４の表面に接着層４０６が加えられる。
グ１０８上に設けられた開口部からカード４００を受取
る。供給ローラ１３０，１３２は、媒体流れ経路１１２
に沿って、転写ローラ１２０とプラテン１２８上へカー
ド４００を供給する。つぎに、転写ローラ１２０は、金
属色層３０４をインクフィルム１２２からカード４００
の印刷媒体１１０の上面へ転写する。転写された金属色
層４０４は、転写ローラ１２０と、ヒーター１２４とプ
ラテン１２８によって加えられた熱と圧力により印刷媒
体１１０へ固定される。つぎに、転写された金属色層４
０４と転写された金属色層４０４の上に印刷された通常
色層との間の接着性を高めるために、転写された金属色
層４０４の表面に接着層４０６が加えられる。
【００３３】図５は、本発明による転写方法の一実施形
態を使用する印刷工程後のカードの断面図である。
態を使用する印刷工程後のカードの断面図である。
【００３４】金属色層４０４を印刷した後で、供給ロー
ラ１６４，１６６は、媒体流れ経路１１２に沿って、中
間転写ローラ１５８とプラテン１６０上へカード４００
を供給する。カード４００は、センサ１６２と制御装置
１０６によって制御される供給ローラ１６４を使用し
て、媒体流れ経路１１２上の所定位置に位置決めされ
る。つぎに、供給ローラ１６４，１６６は、媒体流れ経
路１１２に沿って、中間転写ローラ１５８とプラテン１
６０上へカード４００を供給する。中間転写ローラ１５
８は、プラテン１６０に対して中間転写フィルム１４８
とカード４００を押し付け、シアン色層５０２、マゼン
タ色層５０４、黄色層５０６、黒色層５０８と白色層５
１０を中間転写フィルム１４８から接着層４０６の表面
へ転写する。
ラ１６４，１６６は、媒体流れ経路１１２に沿って、中
間転写ローラ１５８とプラテン１６０上へカード４００
を供給する。カード４００は、センサ１６２と制御装置
１０６によって制御される供給ローラ１６４を使用し
て、媒体流れ経路１１２上の所定位置に位置決めされ
る。つぎに、供給ローラ１６４，１６６は、媒体流れ経
路１１２に沿って、中間転写ローラ１５８とプラテン１
６０上へカード４００を供給する。中間転写ローラ１５
８は、プラテン１６０に対して中間転写フィルム１４８
とカード４００を押し付け、シアン色層５０２、マゼン
タ色層５０４、黄色層５０６、黒色層５０８と白色層５
１０を中間転写フィルム１４８から接着層４０６の表面
へ転写する。
【００３５】通常色層を印刷する順序は、使用する色層
材料に基づいて、適当に変更してもよい。シアン色層５
０２、マゼンタ色層５０４、黄色層５０６、黒色層５０
８と白色層５１０のうち１つ以上の層はカード４００上
に印刷する際に省略してもよいことが理解される。
材料に基づいて、適当に変更してもよい。シアン色層５
０２、マゼンタ色層５０４、黄色層５０６、黒色層５０
８と白色層５１０のうち１つ以上の層はカード４００上
に印刷する際に省略してもよいことが理解される。
【００３６】図１、図４および図５において前述した説
明されている本発明による方法の一実施形態は、通常色
印刷は熱転写印刷部１０４ではなく熱転写印刷部２０４
によって実施されることを除いては、同様に図２に示さ
れている熱転写プリンタ２００を使用することによって
実施される。したがって、さらに詳細な説明は省略す
る。
明されている本発明による方法の一実施形態は、通常色
印刷は熱転写印刷部１０４ではなく熱転写印刷部２０４
によって実施されることを除いては、同様に図２に示さ
れている熱転写プリンタ２００を使用することによって
実施される。したがって、さらに詳細な説明は省略す
る。
【００３７】前述した実施形態において、熱転写印刷部
１０４，２０４による通常色印刷は単一のサーマルヘッ
ドによって実施される。しかし、通常色印刷用に複数の
サーマルヘッドが使用できることは理解できる。
１０４，２０４による通常色印刷は単一のサーマルヘッ
ドによって実施される。しかし、通常色印刷用に複数の
サーマルヘッドが使用できることは理解できる。
【００３８】前述した実施形態において、熱転写印刷部
１０４，２０４による画像層の印刷は単一のサーマルヘ
ッドによって行うことができる。しかし、通常色印刷用
に複数のサーマルヘッドを使用できることは理解され
る。例えば、熱転写印刷部１０４，２０４で５色（例え
ば、シアン、マゼンタ、黄色と黒と白）用に、５個の分
離したサーマルヘッドを使うことができる。
１０４，２０４による画像層の印刷は単一のサーマルヘ
ッドによって行うことができる。しかし、通常色印刷用
に複数のサーマルヘッドを使用できることは理解され
る。例えば、熱転写印刷部１０４，２０４で５色（例え
ば、シアン、マゼンタ、黄色と黒と白）用に、５個の分
離したサーマルヘッドを使うことができる。
【００３９】図１および図２を参照して説明した本発明
による熱転写プリンタの上記実施形態において、供給ロ
ーラ１３０，１３２，１６４，１６６，１７０、１７２
は、媒体流れ経路１１２に沿って適切な場所に位置決め
され、印刷媒体１１０の位置は、印刷媒体１１０に適用
される特定の印刷工程（例えば、透かし模様層の印刷、
画像層の印刷と不透明層の印刷）に基づいて、媒体流れ
経路１１２に沿って、前後に制御される。
による熱転写プリンタの上記実施形態において、供給ロ
ーラ１３０，１３２，１６４，１６６，１７０、１７２
は、媒体流れ経路１１２に沿って適切な場所に位置決め
され、印刷媒体１１０の位置は、印刷媒体１１０に適用
される特定の印刷工程（例えば、透かし模様層の印刷、
画像層の印刷と不透明層の印刷）に基づいて、媒体流れ
経路１１２に沿って、前後に制御される。
【００４０】図１および図２を参照して説明した本発明
による熱転写プリンタの前述した実施形態においては、
制御装置１０６はソフトウェアとハードウェアのいずれ
かの組み合わせにより実行することができる。
による熱転写プリンタの前述した実施形態においては、
制御装置１０６はソフトウェアとハードウェアのいずれ
かの組み合わせにより実行することができる。
【００４１】例えば、制御装置１０６は、指示コードや
データを記憶するマイクロプロセッサ、記憶装置、供給
ローラ、転写ローラや中間転写ローラなどの外部装置を
駆動するインターフェースによって実行することができ
る。
データを記憶するマイクロプロセッサ、記憶装置、供給
ローラ、転写ローラや中間転写ローラなどの外部装置を
駆動するインターフェースによって実行することができ
る。
【００４２】図１および図２を参照して説明した本発明
による熱転写プリンタの前述した実施形態においては、
ローラ印刷部１０２は、金属インクを転写するために転
写ローラ１２０を使用している。しかし、ローラ印刷部
１０２にいずれかの適切な熱転写印刷機構が使用可能で
あることは理解できる。このような印刷機構には、例え
ば、中間転写フィルム１４８を使った熱転写印刷部１０
４や発熱素子２４４を具備する印刷ヘッド２４２を使用
した熱転写印刷部２０４が含まれる。
による熱転写プリンタの前述した実施形態においては、
ローラ印刷部１０２は、金属インクを転写するために転
写ローラ１２０を使用している。しかし、ローラ印刷部
１０２にいずれかの適切な熱転写印刷機構が使用可能で
あることは理解できる。このような印刷機構には、例え
ば、中間転写フィルム１４８を使った熱転写印刷部１０
４や発熱素子２４４を具備する印刷ヘッド２４２を使用
した熱転写印刷部２０４が含まれる。
【００４３】発明による実施形態の数例のみを詳細に説
明したが、本発明は、発明の趣旨や範囲から逸脱するこ
となく、他の多くの具体的形式に具現化することも可能
である。例えば、例示した実施形態は主にプラスチック
カード上に印刷するための熱転写プリンタを中心として
説明したが、本発明による熱転写プリンタの実施形態の
ために種々の形式が使用可能である。したがって、前述
した実施形態は例示に過ぎず、これに制限されるもので
はなく、本発明は上記で説明した詳細に限られるもので
はなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で変更可能であ
る。
明したが、本発明は、発明の趣旨や範囲から逸脱するこ
となく、他の多くの具体的形式に具現化することも可能
である。例えば、例示した実施形態は主にプラスチック
カード上に印刷するための熱転写プリンタを中心として
説明したが、本発明による熱転写プリンタの実施形態の
ために種々の形式が使用可能である。したがって、前述
した実施形態は例示に過ぎず、これに制限されるもので
はなく、本発明は上記で説明した詳細に限られるもので
はなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で変更可能であ
る。
【００４４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、金
属色と通常色とを用いて効率的かつ安価に印刷すること
ができる。
属色と通常色とを用いて効率的かつ安価に印刷すること
ができる。
【図１】 本発明による一実施形態の熱転写プリンタの
断面図
断面図
【図２】 本発明による一実施形態の代わりの熱転写プ
リンタの断面図
リンタの断面図
【図３】 図１と図２において説明されている本発明に
よる熱転写プリンタの実施形態に使用されるインクフィ
ルムの具体例の断面図
よる熱転写プリンタの実施形態に使用されるインクフィ
ルムの具体例の断面図
【図４】 本発明による方法の一実施形態を使用する印
刷工程中におけるカードの断面図
刷工程中におけるカードの断面図
【図５】 本発明による方法の一実施形態を使用する印
刷工程後のカードの断面図
刷工程後のカードの断面図
１００ 熱転写プリンタ
１０２ ローラ印刷部
１０４ 熱転写印刷部
１０６ 制御装置
１１０ 印刷媒体
１１２ 媒体流れ経路
１２０ 転写ローラ
１２２ インクフィルム
１２４ ヒータ
１２６ 圧力メカニズム
１２８ プラテン
１３０ 供給ローラ
１３２ 供給ローラ
１４０ 通常色インクフィルム
１４２ 印刷ヘッド
１４４ 発熱素子
１４６ プラテン
１４８ 中間転写フィルム
１５０ 供給ローラ
１５２ 供給ローラ
１５４ 供給ローラ
１５６ 供給ローラ
１５８ 中間転写ローラ
１６０ プラテン
１６２ センサ
１６４ 供給ローラ
１６６ 供給ローラ
１７０ 供給ローラ
１７２ 供給ローラ
Claims (12)
- 【請求項１】 第１インクフィルムから印刷媒体へ第１
インクを転写し、第２インクフィルムから印刷媒体へ第
２インクを転写するための熱転写プリンタであって、 第１インクフィルムから印刷媒体へ第１インクを転写す
るために第１インクを加熱するように機能する転写ロー
ラと、 転写ローラが第１インクフィルムと印刷媒体を押し付け
る第１プラテンと、 第２インクフィルムから印刷媒体へ第２インクを転写す
るために第２インクを加熱するように機能する熱転写印
刷部と、 熱転写印刷部が第２インクフィルムと印刷媒体を押し付
ける第２プラテンとにより構成されることを特徴とする
プリンタ。 - 【請求項２】 前記転写ローラは、印刷媒体の媒体流れ
経路に沿って、前記熱転写印刷部に対して上流に配置さ
れていることを特徴とする請求項１に記載の熱転写プリ
ンタ。 - 【請求項３】 前記熱転写印刷部は、 中間転写フィルムと、 前記第２インクを前記第２インクフィルムから前記中間
転写フィルムへ転写するために複数の発熱素子を有する
印刷ヘッドと、 前記中間転写フィルムから前記印刷媒体へ前記第２イン
クを転写するために、前記中間転写フィルム上の前記第
２インクを加熱するように機能する中間転写ローラとを
有することを特徴とする請求項２に記載の熱転写プリン
タ。 - 【請求項４】 前記中間転写フィルムは、閉ループを構
成することを特徴とする請求項３に記載の熱転写プリン
タ。 - 【請求項５】 前記転写ローラと前記第１プラテンは、
金属インクを転写するために、前記第１インクフィルム
に熱と圧力を加えることを特徴とする請求項４に記載の
熱転写プリンタ。 - 【請求項６】 前記中間転写ローラと前記第２プラテン
は、通常色インクを転写するために、前記第２インクフ
ィルムに熱と圧力を加えることを特徴とする請求項５に
記載の熱転写プリンタ。 - 【請求項７】 前記熱転写印刷部は、前記第２インクフ
ィルムから前記印刷媒体へ前記第２インクを転写するた
めに、複数の発熱素子を具備する印刷ヘッドを有するこ
とを特徴とする請求項２に記載の熱転写プリンタ。 - 【請求項８】 前記転写ローラと前記第１プラテンは、
金属インクを転写するために、熱と圧力を前記第１イン
クフィルムに加えることを特徴とする請求項７に記載の
熱転写プリンタ。 - 【請求項９】 前記印刷ヘッドと前記第２プラテンは、
通常色インクを転写するために、前記第２インクフィル
ムへ熱と圧力を加えることを特徴とする請求項８に記載
の熱転写プリンタ。 - 【請求項１０】 第１インクフィルムから印刷媒体へ第
１インクを転写し、第２インクフィルムから前記印刷媒
体へ第２インクを転写するための熱転写プリンタであっ
て、 前記第１インクフィルムから前記印刷媒体へ前記第１イ
ンクを転写するために前記第１インクを加熱する手段
と、 前記第１インクを加熱するための手段に、前記第１イン
クフィルムと前記印刷媒体を押し付けるための手段と、 前記第２インクフィルムから前記印刷媒体へ前記第２イ
ンクを転写するために前記第２インクを加熱するための
手段と、 前記第２インクを加熱するための手段に、前記第２イン
クフィルムと前記印刷媒体を押し付けるための手段とで
構成されることを特徴とする熱転写プリンタ。 - 【請求項１１】 第１インクフィルムから印刷媒体へ第
１インクを転写し、第２インクフィルムから印刷媒体へ
第２インクを転写するための転写方法であって、 前記第１インクフィルムから前記印刷媒体へ前記第１イ
ンクを転写するために前記第１インクを加熱し、 前記第１インクフィルムと前記印刷媒体を第１プラテン
に押し付け、 前記第２インクフィルムから前記印刷媒体へ前記第２イ
ンクを転写するために前記第２インクを加熱し、 前記第２インクフィルムと前記印刷媒体を第２プラテン
に押し付けることを特徴とする転写方法。 - 【請求項１２】 前記第１インクフィルムと前記印刷媒
体を第１プラテンへの押し付けは、前記印刷媒体の媒体
流れ経路に沿って、前記第２インクフィルムと前記印刷
媒体を第２プラテンへの押し付けより上流で行なわれる
ことを特徴とする請求項１１に記載の転写方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/964,931 US6476841B1 (en) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | Thermal transfer printer |
| US09/964931 | 2001-09-26 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003094704A true JP2003094704A (ja) | 2003-04-03 |
Family
ID=25509184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002176228A Withdrawn JP2003094704A (ja) | 2001-09-26 | 2002-06-17 | 熱転写プリンタおよび転写方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6476841B1 (ja) |
| JP (1) | JP2003094704A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014522328A (ja) * | 2011-05-24 | 2014-09-04 | レオンハード クルツ シュティフトゥング ウント コー． カーゲー | ホットスタンプの方法及び装置 |
| JP2017024285A (ja) * | 2015-07-23 | 2017-02-02 | 株式会社Ｊｖｃケンウッド | 印刷装置，印刷システム，印刷方法，及びカードの製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002361918A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Nisca Corp | 印刷装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06262784A (ja) * | 1993-03-15 | 1994-09-20 | Seiko Instr Inc | 記録装置 |
| JPH08118693A (ja) | 1994-10-28 | 1996-05-14 | Alps Electric Co Ltd | 熱転写プリンタのカラー画像形成方法 |
| JPH10175375A (ja) | 1996-12-18 | 1998-06-30 | Pilot Corp:The | 熱転写画像形成方法 |
-
2001
- 2001-09-26 US US09/964,931 patent/US6476841B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-06-17 JP JP2002176228A patent/JP2003094704A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014522328A (ja) * | 2011-05-24 | 2014-09-04 | レオンハード クルツ シュティフトゥング ウント コー． カーゲー | ホットスタンプの方法及び装置 |
| US9511619B2 (en) | 2011-05-24 | 2016-12-06 | Leonhard Kurz Stiftung & Co. Kg | Method and device for hot stamping |
| JP2017024285A (ja) * | 2015-07-23 | 2017-02-02 | 株式会社Ｊｖｃケンウッド | 印刷装置，印刷システム，印刷方法，及びカードの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6476841B1 (en) | 2002-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |