JP2009026446A - 不揮発性メモリ装置及びそれのプログラム方法 - Google Patents

不揮発性メモリ装置及びそれのプログラム方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プログラム時間を短縮する不揮発性メモリ装置、及びそれのプログラム方法を提供する。
【解決手段】本発明による不揮発性メモリ装置のプログラム方法は、プログラム動作を遂行するステップと、プログラム検証読み出し動作を遂行するステップと、前記フロッグラム検証読み出し動作直後に検証リカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するステップと、を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、不揮発性メモリ装置に係り、さらに具体的には、不揮発性メモリ装置のプログラム方法に関する。
MROM、PROM、EPROM、EEPROMなどのような不揮発性メモリ装置は、電源が遮断されてもデータを保存できる。不揮発性メモリのデータ保存状態は、用いられる製造技術によって永久的であるか再プログラミングが可能になる。不揮発性半導体メモリ装置は、コンピュータ、航空電子工学、通信、そして消費者電子技術産業のように広い範囲での応用においてプログラム及びマイクロコードの保存のために使用される。単一チップで揮発性及び不揮発性メモリの保存モードの組み合わせが速く再プログラミングが可能な不揮発性メモリを要求するシステムで、不揮発性RAM(nvRAM)のような装置が使用できる。それに、応用指向業務のための性能を最適化するために追加的なロジック回路を幾つか含む特定のメモリ構造が開発されている。
不揮発性半導体メモリ装置において、MROM、PROM、及びEPROMは、システム自体では消去及び書き込みが不自由で、一般ユーザが記憶内容を書き換えることは容易ではない。これに対して、EEPROMは電気的に消去及び書き込みが可能なので、継続的な更新が必要なシステムプログラミング(system programming)が補助記憶装置への応用が拡大されつつある。
特にフラッシュEEPROM(以下、フラッシュメモリと称する)は従来のEEPROMに比べて集積度が高いため、大容量補助記憶装置への応用において非常に有利である。フラッシュメモリの中でもNAND型(NAND−type)フラッシュメモリはNORフラッシュメモリに比べて集積度が非常に高い。
フラッシュメモリはセルとビット線との連結状態によってNORフラッシュメモリとNANDフラッシュメモリとに分類される。一般的に、NORフラッシュメモリは電流の消費が激しいため、高集積化には不利であるが、高速化には容易に対処できる長所を有する。そして、NANDフラッシュメモリはNORフラッシュメモリに比べて少ないセル電流を消費するため、高集積化に有利な長所を有する。
周知のように、NANDフラッシュメモリのメモリセルはF−Nトンネリング電流(Fowler−Nordheim tunneling current)を利用して消去及びプログラムされる。NANDフラッシュメモリの消去及びプログラム方法は、「NONVOLATILE SEMICONDUCTOR MEMORY」というタイトルで特許文献1に、及び「INTEGRATED CIRCUIT MEMORY DEVICES HAVING ADJUSTABLE ERASE/PROGRAM THRESHOLD VOLTAGE VERIFICATION CAPABILITY」というタイトルで特許文献2に掲載されており、本発明の参照文献として含まれる。
一般的にNANDフラッシュメモリはメモリセルのしきい値電圧の分布を正確に制御するために増加型ステップパルスプログラミング(ISPP:Incremental Step Pulse Programming)方式によって選択されたメモリセルをプログラムする。ISPP方式によってプログラム電圧を生成する回路は、「AUTO−PROGRAM CIRCUIT IN A NONVOLATILE SEMICONDUCTOR MEMORY DEVICE」というタイトルで特許文献3に掲載されており、本発明の参照文献として含まれる。
データをメモリセルアレイに保存するためには、先ず、データ読み出し命令がフラッシュメモリに与えられ、アドレス及びデータがフラッシュメモリに連続的に入力される。一般的に、プログラムされるデータはバイトまたはワード単位でページバッファへ順次に伝達される。プログラムされるデータ、即ち、1ページ分のデータが全てページバッファに読み出されれば、ページバッファに保管されたデータはプログラム命令に従ってメモリセルアレイ(即ち、選択されたページのメモリセル)に同時にプログラムされる。一般的に、データがプログラムされるサイクル(以下、プログラムサイクルと称する)は複数のプログラムループからなり、各プログラムループはプログラム区間とプログラム検証区間とに分類される。
プログラム区間では、周知の方式によってメモリセルが与えられたバイアス条件下でプログラムされる。プログラム検証区間ではメモリセルが所望のしきい値電圧までプログラムされたかどうかが検証される。所定回数内でメモリセルが全てプログラムされるまで上記のプログラムループを繰り返し遂行する。
周知のように、プログラム検証動作は読み出されたデータが外部に出力されないことを除けば、読み出し動作と同一である。メモリセルが所望のしきい値電圧までプログラムされたかどうかを判別するために多様な検証方式が提案されている。そのような検証方式のうち一つはワイヤードオア方式(Wired−OR type)である。
フラッシュメモリ装置はプログラム状態検出回路を含み、プログラム状態検出回路は、プログラム検証区間でページバッファのラッチに保存されたデータを同時に受信し、受信したデータ値がプログラムデータ値を示すかどうかを検出する。例えば、プログラム状態検出回路は選択された全てのメモリセルが最適状態にプログラムされれば、正常を示す検出信号を出力するが、少なくとも一つの選択されたメモリセルが不充分にプログラムされれば非正常を示す検出信号を出力する。
米国特許公報第5,473,563号 米国特許公報第5,696,717号 米国特許公報の第5,642,309号
本発明の目的は、プログラム時間を短縮する不揮発性メモリ装置、及びそれのプログラム方法を提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明によるプログラム方法は、検証読み出しが完了した直後にリカバリ動作とパス/フェイルチェック動作とを同時に遂行する。
本発明によるプログラム方法は、ビット線セットアップ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行する。
本発明による不揮発性メモリ装置のプログラム方法は、プログラム動作を遂行するステップと、プログラム検証読み出し動作を遂行するステップと、前記プログラム検証読み出しの直後に検証リカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するステップと、を含む。
本発明の実施の形態によれば、前記パス/フェイル判別動作ではワイヤードオアスキームが用いられる。
本発明の実施の形態によれば、前記パス/フェイル判別動作は、前記検証読み出し動作時に複数のビット線を介してデータセンスが完了した直後に遂行される。
本発明の実施の形態によれば、前記データセンスが完了した後、前記ビット線は、前記ビット線と対応するページバッファのラッチから電気的に遮断される。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を行う間に、プログラム電圧はプログラムループによって段階的に増加されるプログラム電圧が提供される。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を遂行するステップは、プログラムに必要なワード線電圧とビット線電圧とを発生する高電圧活性化ステップ、及びプログラムされるデータを読み出すステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を遂行するステップは、プログラムされるメモリセルに連結されるビット線にはプログラム電圧として接地電圧を提供し、プログラムが禁止されるメモリセルに連結されるビット線にはプログラム禁止電圧として電源電圧を提供するビット線セットアップステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を遂行するステップは、前記読み出されたデータをプログラムするために選択されたワード線にプログラム電圧を提供し、選択されなかったワード線にパス電圧を提供するプログラム実行ステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を遂行し、前記複数のワード線及び前記複数のビット線の電圧レベルを接地電圧に放電させるコアリカバリステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記パス/フェイル判別動作を遂行した結果としてプログラムパスが発生すれば、高電圧発生回路を非活性化させてプログラム動作を終了するステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記パス/フェイル判別動作を遂行した結果としてプログラムフェイルが発生すれば、プログラムループカウンタ値が増加され、増加されたプログラム電圧でプログラム動作がもう一度遂行される。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラムループカウンタ値が基準値を超えると、前記プログラム動作を終了するステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム検証読み出し動作を遂行した後、検証リカバリ動作を遂行するステップをさらに含む。
本発明による不揮発性メモリ装置のまた他のプログラム方法は、プログラム動作を遂行するステップと、プログラム検証読み出し動作を遂行するステップと、前記プログラム検証読み出しの直後にビット線セットアップ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行する。
本発明の実施の形態によれば、前記パス/フェイル判別動作でワイヤードオアスキームが用いられる。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を行う間に、プログラム電圧はプログラムループによって段階的に増加されるプログラム電圧が提供される。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を遂行するステップは、プログラムに必要なワード線電圧とビット線電圧とを発生する高電圧活性化ステップ、及びプログラムされるデータを読み出すステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を遂行するステップは、プログラムされるメモリセルに連結されるビット線にはプログラム電圧として接地電圧を提供し、プログラムが禁止されるメモリセルに連結されるビット線にはプログラム禁止電圧として電源電圧を提供するビット線セットアップステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を遂行するステップは、前記読み出されたデータをプログラムするために選択されたワード線にプログラム電圧を提供し、選択されなかったワード線にパス電圧を提供するプログラム実行ステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラム動作を遂行し、前記複数のワード線及び前記複数のビット線の電圧レベルを接地電圧に放電させるコアリカバリステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記コアリカバリ動作を遂行した直後に前記検証読み出し動作が遂行される。
本発明の実施の形態によれば、前記検証読み出し動作を遂行した直後に前記ビット線セットアップ動作及び前記パス/フェイル判別動作が同時に遂行される。
本発明の実施の形態によれば、前記パス/フェイル判別動作を遂行した結果としてプログラムパスが発生すれば、高電圧発生回路を非活性化させてプログラム動作を終了するステップをさらに含む。
本発明の実施の形態によれば、前記パス/フェイル判別動作を遂行した結果としてプログラムフェイルが発生すれば、プログラムループカウンタ値が増加され、増加されたプログラム電圧でプログラム動作がもう一度遂行される。
本発明の実施の形態によれば、前記プログラムループカウンタ値が基準値を超えると、前記プログラム動作を終了するステップをさらに含む。
本発明による不揮発性メモリ装置は、複数のワード線と複数のビット線とが交差する領域に配列されるメモリセルを有するメモリセルアレイと、アドレスを受信して前記複数のワード線のうち何れか一つのワード線を選択するローデコーダと、前記メモリセルアレイにプログラムされる前記データビットを一時的に保存するか、又は前記メモリセルアレイから前記複数のビット線を介して感知したデータビットを一時的に保存するページバッファと、プログラム検証動作時に前記ページバッファにラッチされたデータ値がパスデータと同一であるかを判別するパス/フェイル検出回路と、プログラム動作時に検証読み出し動作を遂行した直後に検証リカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するように前記ローデコーダ、前記ページバッファ、及び前記パス/フェイル検出回路を制御する制御ロジックと、を含む。
本発明の実施の形態によれば、前記パス/フェイル検出回路はワイヤードオアスキームを用いる。
本発明の実施の形態によれば、前記パス/フェイル検出回路は、プリチャージイネーブル信号に応じて検出ノードを電源電圧レベルにプリチャージさせるプリチャージ部と、ディベロップイネーブル信号に応じて前記ページバッファのラッチされたデータを前記検出ノードに展開するデータ展開部と、ラッチイネーブル信号に応じて前記検出ノードの電圧レベルをラッチするラッチ部と、を含み、前記パス/フェイル判別動作時に前記プリチャージイネーブル信号、前記ディベロップイネーブル信号及び前記ラッチイネーブル信号は前記制御ロジック回路から生成される。
本発明によるまた他の不揮発性メモリ装置は、複数のワード線と複数のビット線とが交差する領域に配列されるメモリセルを有するメモリセルアレイと、アドレスを受信して前記複数のワード線のうち何れか一つのワード線を選択するローデコーダと、前記メモリセルアレイにプログラムされる前記データビットを一時的に保存するか、又は前記メモリセルアレイから前記複数のビット線を介して感知したデータビットを一時的に保存するページバッファと、プログラム検証動作時に前記ページバッファにラッチされたデータ値がパスデータと同一であるか否かを判別するパス/フェイル検出回路と、プログラム動作時に検証読み出し動作を遂行した直後にビット線セットアップ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するように前記ローデコーダ、前記ページバッファ及び前記パス/フェイル検出回路を制御する制御ロジックと、を含む。
本発明によるメモリシステムは、不揮発性メモリ装置、及び前記不揮発性メモリ装置を制御するメモリ制御機を含み、前記不揮発性メモリ装置は、複数のワード線と複数のビット線とが交差する領域に配列されるメモリセルを有するメモリセルアレイと、アドレスを受信して前記複数のワード線のうち何れか一つのワード線を選択するローデコーダと、前記メモリセルアレイにプログラムされる前記データビットを一時的に保存するか、又は前記メモリセルアレイから前記複数のビット線を介して感知したデータビットを一時的に保存するページバッファと、プログラム検証動作時に前記ページバッファにラッチされたデータ値がパスデータと同一であるか否かを判別するパス/フェイル検出回路と、プログラム動作時に検証読み出し動作を行った直後に検証リカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するように前記ローデコーダ、前記ページバッファ、及び前記パス/フェイル検出回路を制御する制御ロジックと、を含む。
本発明の実施の形態によれば、前記不揮発性メモリ装置はNANDフラッシュメモリ装置である。
以下、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施できるように本発明の実施の形態を添付した図面を参照して説明する。
本発明による不揮発性メモリ装置は、プログラム動作時に検証読み出し動作を行った直後にリカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行する。又は本発明の不揮発性メモリ装置はプログラム動作時にビット線セットアップ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行する。これによって、不揮発性メモリ装置のプログラム動作時間が短縮される。
本発明による不揮発性メモリ装置は、プログラム動作時にリカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するか、又はビット線セットアップ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行する。従って、本発明による不揮発性メモリ装置ではパス/フェイル判別動作を遂行するための追加的な時間の必要がなくなる。
図1は、本発明による不揮発性メモリ装置10を示すブロック図である。
図1に示す不揮発性メモリ装置10は、例えば、NANDフラッシュメモリである。
しかし、本発明が他のメモリ装置(MROM、PROM、FRAM、NOR Flash Memoryなど)にも適用できることはこの分野の通常の知識を有する者には自明である。
図1に示すように、本発明の不揮発性メモリ装置10は、メモリセルアレイ100とローデコーダ200とページバッファ300とパス/フェイル検出回路400と制御ロジック500とを含む。不揮発性メモリ装置100の場合、プログラム動作時にパス/フェイル判別動作区間が別途に設定されない。プログラム動作時にパス/フェイル判別動作は、検証読み出し(Verify Read)の直後に遂行されるリカバリ(Recovery)動作、又はビット線セットアップ動作と同時に遂行される。
メモリセルアレイ100は情報を保存するための保存領域である。メモリセルアレイ100に含まれたメモリセルは、複数のワード線及び複数のビット線の交差領域にそれぞれ配列される。各メモリセルは、それぞれ1−ビットデータ又はn−ビット(n=2又はそれ以上の整数)を保存する。メモリセルアレイ100は複数のメモリブロックから構成される。図1には一つのメモリブロックのみが図示されている。図1に示すように、メモリセルアレイ100の各々のメモリブロックは複数のセルストリングを含む。各ストリングは、複数のフローティングゲートトランジスタを含む。複数のフローティングゲートトランジスタは各ストリング内に配列されているストリング選択トランジスタ(SST)とグラウンド選択トランジスタ(GST)との間で直列に連結される。ストリングに交差されるように複数のワード線WL0〜WLn−1が配列される。ワード線WL0〜WLn−1は各ストリングの対応するフローティングゲートトランジスタの制御ゲートにそれぞれ連結される。プログラム/読み出し電圧を選択されたワード線に印加することにより選択されたフローティングゲートトランジスタに/からデータをプログラム/読み出すことができる。メモリセルアレイ100にデータを保存するか、それからデータを読み出すためにフラッシュメモリにはページバッファがさらに提供される。
ローデコーダ200はローアドレスバッファ(図示せず)から提供されるローアドレスをデコードし、デコード結果によって複数のワード線のうち何れか一つを選択する。選択されたワード線に動作モードによるワード線電圧が提供される。例えば、ワード線電圧はワード線プログラム電圧、パス電圧、検証電圧、消去電圧、読み出し電圧、などを含む。
ページバッファ300は、メモリセルアレイ100のページからデータを感知して一時的に保存するか、選択されたページにプログラムされるデータを一時的に保存する。ペ―ジバッファ300は、動作モードによって感知増幅器または書き込みドライバとして動作するように制御ロジック500によって制御される。ページバッファ300は、読み出し/検証動作時にビット線BL0−BLm−1を介して選択されたワード線のメモリセルからデータを感知し、プログラム動作モードでプログラムされるデータによってビット線BL0−BLm−1に電源電圧(又はプログラム禁止電圧:program−inhibited voltage)又は接地電圧(又はプログラム電圧:program voltage)をそれぞれ供給する。
ページバッファ300にはビット線BL0−BLm−1にそれぞれ対応するページバッファが提供され得る。又は、各々のページバッファは一対のビット線を共有するように具現され得る。ページバッファ300は複数のラッチLAT0〜LATm−1を含む。ラッチLAT0〜LATm−1は、プログラム動作時に外部から受信したデータをラッチしておく。一方、ラッチLAT0〜LATm−1は読み出し/検証動作時にメモリセルアレイ100からデータを感知してラッチしておく。読み出し動作時に読み出されたデータは、データ入出力回路(図示せず)を介して外部に出力される。一方、検証動作時に読み出されたデータは、検出ラインCL0〜CLm−1を介してパス/フェイル検出回路400に出力される。
パス/フェイル検出回路400は、プログラム動作時にページバッファ300のラッチLAT0〜LATm−1にラッチされたデータ値がパスデータと同一であるか否かを判別する。パス/フェイル検出回路400は、プログラム検証結果としてパス/フェイル信号P/Fを制御ロジック500に出力する。本発明によるパス/フェイル判別動作はワイヤードオア方式を用いる。プログラム/消去検証動作時にパス/フェイル検出回路400は、制御ロジック500から伝達される信号PREEN、DVLEN、LATENに応じてパス/フェイル判別動作を遂行する。その詳細については図2及び図3で説明する。
制御ロジック500は外部のメモリ制御機(図示せず)から制御信号(例えば、/CE、/RE、/WE/、CLE、ALE、/WPなど)を受信して、不揮発性メモリセルアレイ100の複数のメモリセルのプログラム/消去/読み出し/検証に関する全ての動作を制御する。制御ロジック500はメモリセルのプログラム/消去/読み出し/検証動作に必要な高電圧を生成する高電圧生成回路(図示せず)を含む。
例えば、高電圧生成回路はプログラム動作時に選択されたワード線にプログラム電圧を提供し、選択されなかったワード線にパス電圧を提供する。高電圧生成回路は、読み出し動作時に選択されたワード線に読み出し電圧を提供し、選択されなかったワード線に接地電圧を提供する。制御ロジック500は、プログラム/消去検証動作時にパス/フェイル判別動作を遂行するための信号PREEN、DVLEN、LATENを生成してパス/フェイル検出回路400に伝達する。
本発明による制御ロジック500は、検証読み出し動作を行った直後にリカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するようにローデコーダ200、ページバッファ300及びパス/フェイル検出回路400を制御する。即ち、検証読み出し動作を遂行した直後に制御ロジック500は複数のワード線と複数のビット線とが接地電圧になるように放電するリカバリ動作を遂行しながら、パス/フェイル判別動作を同時に遂行する。この時、複数のビット線BL0〜BLm−1は対応するラッチLAT0〜LATm−1と電気的に遮断されているため、リカバリ動作とパス/フェイル判別動作とは互いに影響を与えない。
一方、制御ロジック500は検証読み出し動作を行った後に遂行されるビット線セットアップ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するようにページバッファ300及びパス/フェイル検出回路400を制御することもできる。
本発明による不揮発性メモリ装置10は、パス/フェイル判別動作を検証読み出し動作の直後にリカバリ動作と同時に遂行するか、又はビット線セットアップ動作と同時に遂行する。従って、不揮発性メモリ装置10はパス/フェイル判別動作を遂行するための別途の時間を必要としなくなる。
図2は、本発明によるパス/フェイル検出回路400の実施の形態を示す。以下、図1及び図2を参照してプログラム動作を説明する。
図2に示すように、パス/フェイル検出回路400はプリチャージ部420、データ展開部440、及びラッチ部460を含む。プログラム動作時にパス/フェイル検出回路400は制御ロジック500から受信した信号PREEN、DVLEN、LATENに応じてプログラムパス/フェイルを判別する信号P/Fを生成する。
プリチャージ部420は、プリチャージイネーブル信号PREENに応じて検出ノードCNを電源電圧VCCレベルに上昇させる。プリチャージ部420は、PMOSトランジスタ421を含む。PMOSトランジスタ421は、電源電圧Vccが連結されたソース、検出ノードCNに連結されたドレイン、及びプリチャージイネーブル信号PREENを受信したゲートを含む。もし、ローレベルのプリチャージイネーブル信号PREENを受信すれば、検出ノードCNは電源電圧Vccの電圧レベルを有するようになる。
データ展開部440は、ディベロップイネーブル信号DVLENに応じてページバッファ300のラッチLAT0〜LATm−1にラッチされたデータを展開する。データ展開部440は複数のデータ展開回路441,445を含む。図2では、説明の便宜上二つのデータ展開回路のみを図示している。データ展開回路441、445は二つのNMOSトランジスタ442、443、446、447で構成されている。第1NMOSトランジスタ442、446は各ラッチLAT0、LATm−1のラッチされたデータによってオン/オフされる。第1NMOSトランジスタ442、446のドレインは接地電圧Vssに連結されている。第2NMOSトランジスタ443、447はディベロップイネーブル信号DVLENに応じてオン/オフされる。もし、複数のラッチLAT0〜LATm−1のうち何れか一つでもラッチされたデータが「1」である場合、当該第1NMOSトランジスタはターンオンされる。一方、ハイレベルのディベロップイネーブル信号DVLENを受信すれば、検出ノードCNは接地電源Vssの電圧レベルを有するようになる。これはプログラムフェイルであることを意味する。
ラッチ部460は、ラッチイネーブル信号LATENに応じて検出ノードCNの電圧レベルをラッチしてプログラムパス/フェイルを決めるパス/フェイル信号P/Fを出力する。
ラッチ部460は図2に示すように二つのインバータ461、462で具現される。この時、インバータ462はラッチイネーブル信号LATENに応じて活性化される。即ち、ハイレベルのラッチイネーブル信号LATENに応じて、ラッチ部460は検出ノードCNの電圧レベルを感知して出力する。もし、検出ノードCNが電源電圧Vccの電圧レベルを有する場合、ラッチ部460はローレベルのパス/フェイル信号P/Fを出力する。これは、プログラム動作が正常に完了したことを意味する。一方、検出ノードCNが接地電圧Vssの電圧レベルを有する場合、ラッチ部460はハイレベルのパス/フェイル信号P/Fを出力する。これはプログラム動作が正常に完了できなかったことを示す。
図3は、本発明のパス/フェイル判別動作時に入力される信号のタイミング図である。図3に示すように、パス/フェイル判別動作を遂行しながら同時に検証リカバリ動作を遂行する。即ち、検証リカバリ動作を遂行しながら、パス/フェイル検出回路400はプリチャージイネーブル信号PREEN、ディベロップイネーブル信号DVLEN、及びラッチイネーブル信号LATENに応じてパス/フェイル判別動作を遂行する。
図4は、本発明によるプログラム方法の第1実施の形態を示すフローチャートである。以下、本発明による不揮発性メモリ装置のプログラム方法を参照図面に基づき詳しく説明される。動作の説明の前に、周知のように不揮発性メモリ装置がプログラム動作モードに進入すれば、複数のプログラムループが制御ロジック500の制御によって自動的に遂行する。各プログラムループはプログラム区間及びプログラム検証区間で構成される。プログラム区間では、ページバッファ300に読み出されたデータ値によって選択されたページのメモリセルがプログラムされる。プログラム検証区間では、選択されたワード線のメモリセルが正常にプログラムされたかどうかを所定のプログラムループ回数内で判別しなくてはならない。もし、所定のプログラムループ回数内で正常にプログラムされなければ、プログラムフェイルとしてプログラム動作が完了する。
プログラム動作モードが始まれば、先ず、外部から受信したプログラム命令に応じて制御ロジック500が高電圧発生回路を活性化させ、プログラム動作に必要なワード線及びビット線にそれぞれ提供される電圧(例えば、プログラム電圧、パス電圧、検証電圧、プログラム禁止電圧など)を発生させる(S111)。一方、外部から受信したアドレスに応じてローデコーダ200はプログラムされるワード線を活性化させる。また、プログラムされるデータがページバッファ300のそれぞれのラッチLAT0〜LATm−1に読み出される(S111)。
ビット線セットアップ区間(S112)では、複数のビット線BL0〜BLm−1がラッチLAT0〜LATM−1に読み出されたデータによって電源電圧Vcc、又は接地電圧Vssで充電される。例えば、プログラムされるメモリセルに連結されたビット線は接地電圧Vssで充電され、プログラムが禁止されるメモリセルに連結されたビット線は電源電圧Vccで充電される。説明の便宜上読み出されたデータが論理「1」である場合、当該メモリセルはプログラムされ、読み出されたデータが論理「0」である場合、当該メモリセルはプログラムが禁止されると仮定する。プログラム禁止動作についての詳細な説明は、米国特許公報の第5,677,873号に「METHOD OF PROGRAMMING FLASH EEPROM NITEGRATED CIRCUIT MEMORY DEVICES TO PREVENT INADVENTENT PROGRAMMING OF NONDESIGNATED NAND MEMORY CELLS TEHERIN」というタイトルで掲載されており、本発明の参照文献として含まれる。
プログラム実行区間(S113)では最初のプログラムループのプログラム動作が周知の方式によって遂行される。例えば、選択されたワード線にはプログラム電圧が提供され、選択されなかったワード線にはパス電圧が提供される。プログラム動作が遂行された後、コアリカバリ動作が遂行される(S114)。ここで、コアリカバリ動作は複数のワード線WL0〜WLn-1及び複数のビット線BL0〜BLm−1に存在する電荷を接地に放電させることを意味する。コアリカバリ動作が遂行された後、最初のループの検証読み出し動作が遂行される(S115)。検証読み出し動作によれば、選択されたワード線の全てのメモリセルのデータ値がページバッファ300によって読み出される。ここで読み出されたデータ値はページバッファ300のラッチLAT0〜LATm−1にラッチされている。以後、制御ロジック500はそれぞれのラッチLAT0〜LATm−1と対応するビット線BL0〜BLm−1を電気的に遮断させる。
本発明は、検証読み出し動作を遂行した直後に検証リカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行する(S116)。ここで、検証リカバリ動作は検証読み出し動作時に複数のワード線WL0〜WLn−1、及び複数のビット線BL0〜BLm−1に充電されていた電荷を接地によって放電させる。一方、複数のビット線BL0〜BLm−1は、電気的にラッチLAT0〜LATm−1と遮断されている状態であるため、検証リカバリ動作を遂行しながら同時にパス/フェイル判別動作を遂行することができる。パス/フェイル判別動作は周知のワイヤードオア方式を採用する。ワイヤードオア方式を採用した例示的なメモリ装置が、米国特許公報の第5、299、162号に「NONVOLATILE SEMICONDUCTOR MEMORY DEVICE AND ANOPTIMIZING PROGRAMMING METHOD THEREOF」というタイトルで掲載されており、本発明の参照文献として含まれる。
パス/フェイル判別動作の結果がプログラムパスであれば(S117)、高電圧発生回路を非活性化させる高電圧リカバリ動作を遂行して(S120)プログラム動作を完了させる。一方、パス/フェイル判別動作の結果がプログラムフェイルであれば(S118)、現在のプログラムループが最大であるかを判別する(S118)。プログラムループが最大であれば、高電圧リカバリ動作を遂行して(S120)プログラム動作を完了させる。
一方、プログラムループが最大でなければ、ループカウンタ値を増加させて(S119)ビット線セットアップ動作(S112)からもう一度遂行される。以後、プログラム実行動作は繰り返されるプログラムループのカウンタ値によって所定のレベル分上昇して遂行される。ループを繰り返す時にプログラム電圧を増加させる技術は、IEEE International Solid−State Circuits conference、1995,pp.128−129に「A 3.3V 32Mb NAND Flash Memory with Incremental Step Pulse Programming Scheme「(By Suh、Kang−Deong et al.)というタイトルで掲載されており、本発明の参照文献として含まれる。プログラムパスになるまで上記ステップは繰り返し遂行される。
本発明によるプログラム方法は、パス/フェイル判別動作を検証リカバリ動作と同時に遂行する。従って、本発明によるプログラム方法はパス/フェイル判別動作のための時間を別途に必要としないため、その分プログラム時間を短縮できる。
図4では、パス/フェイル判別動作が検証リカバリ動作と同時に遂行された。しかし、パス/フェイル判別動作区間が必ずこれに限定されるのではない。図5は、本発明によるプログラム方法の第2実施の形態示すフローチャートである。図5に示すように、本発明によるプログラム方法は、最初のプログラムループ以後は、ビット線セットアップ動作を遂行しながら同時にパス/フェイル判別動作を遂行する(S218)。
図6A乃至図6Cは、本発明及び一般的な技術による不揮発性メモリ装置のプログラム時間を比較する図である。ここで、6Aは一般的な技術による不揮発性メモリ装置のプログラム時間を示し、図6B及び図6Cは本発明による不揮発性メモリ装置のプログラム時間を示す。
一般的に不揮発性メモリ装置のプログラム時間は高電圧活性化区間、データ読み出し区間、ビット線セットアップ区間、プログラム実行区間、コアリカバリ区間、検証読み出し区間、検証リカバリ区間、パス/フェイル判別区間、及び高電圧リカバリ区間に分類される。ここで、ビット線セットアップ区間乃至パス/フェイル判別区間はプログラムループによって繰り返される。図6Aに示すように、一般的な不揮発性メモリ装置のプログラム時間はプログラムループを行う度に、別途のパス/フェイル判別区間を含む。一方、図6B及び図6Cに示すように、本発明による不揮発性メモリ装置のプログラム時間は、別途のパス/フェイル判別区間を含まない。図6Bに示すように、不揮発性メモリ装置のプログラム時間における検証リカバリ区間とパス/フェイル判別区間とが同一である。図6Cに示すように、不揮発性メモリ装置のプログラム時間におけるビット線セットアップ区間とパス/フェイル判別区間とが同一である。これにより、本発明による不揮発メモリ装置ではプログラム時間が短縮される。
図7は、本発明による不揮発性メモリ装置10を含むメモリシステム1を示すブロック図である。図7に示すように、メモリシステム1は不揮発性メモリ装置10及びメモリ制御機20を含む。ここで、不揮発性メモリ装置10は図1に示す不揮発性メモリ装置である。
図8のフラッシュメモリ装置は、電力が遮られても保存されたデータを維持することができる不揮発性メモリ装置である。携帯電話、PDA、デジタルカメラ、ポータブルゲームコンソール、そしてMP3Pのようなモバイル装置の使用の増加に伴い、フラッシュメモリ装置はデータストレージだけでなくコードストレージとしてもよく使われる。フラッシュメモリ装置は、またHDTV、DVD、ラウタ、そしてGPSのようなホームアプリケーションに使用され得る。
図8は、本発明によるフラッシュメモリ装置及びメモリ制御機を含むコンピュータシステムを概略的に示す図である。本発明によるコンピュータシステム2は、バス11に電気的に連結されるマイクロプロセッサ21、ユーザインタフェース22、ベースバンドチップセット(baseband chipset)のようなモデム26、メモリ制御機24、及びフラッシュメモリ装置25を含む。フラッシュメモリ装置25は、図1に示す不揮発性メモリ装置と実質的に同一の構成を有する。フラッシュメモリ装置25にはマイクロプロセッサ21によって処理された/処理されるN−ビットデータ(Nは1と等しいか又はそれより大きな整数)がメモリ制御機24によって保存される。
本発明によるコンピュータシステムがモバイル装置である場合、コンピュータシステムの動作電圧を供給するためのバッテリ23が追加的に提供される。図面には示していないが、本発明によるコンピュータシステムには応用チップセット(application chipset)、カメライメージプロセッサ(CIS:Camera Image Processor)、モバイルDRAMなどがさらに提供され得ることはこの分野における通常の知識を有する者には自明である。メモリコントローラとフラッシュメモリ装置は、例えば、データを保存するのに不揮発性メモリを用いるSSD(Solid State Drive/Disk)を構成することができる。
本発明によるフラッシュメモリ装置および/又はメモリコントローラは、多様な形態のパッケージを用いて実装することができる。例えば、本発明によるメモリチップは、パッケージオンパッケージ(PoP:Package on Package)、ボールグリッドアレイ(BGAs:Ball grid arrays)、チップスケールパッケージ(CSPs:Chip scale packages)、プラスチック鉛添加チップキャリア(PLCC:Plastic Leaded Chip Carrier)、プラスチックデュアルイン−ラインパッケージ(PDIP:Plastic Dual In−Line Package)、ダイインワッフルパック(Die in Waffle Pack)、ダイインウェハフォーム(Die in Wafer Form)、チップオンボード(COB:Chip On Board)、セラミックデュアルイン‐ラインパッケージ(CERDIP:Ceramic Dual In−Line Package)、プラスチックメトリッククワッドフラットパック(PMQFP:Plastic Metric Quad Flat Pack)、薄型クワッドフラットパック(TQFP:Thin Quad Flat pack)、スモールアウトライン集積回路(SOIC:Small Outline Integrated Circuit)、シュリンクスモールアウトラインパッケージ(SSOP:Shrink Small Outline Package)、薄型スモールアウトラインパッケージ(TSOP:Thin Small Outline Package)、システムインパッケージ(SIP:System In Package)、マルチチップパッケージ(MCP:Multi Chip Package)、ウエハレベル製造されたパッケージ(WFP:Wafer‐level Fabricated Package)、ウエハレベル処理されたスタックパッケージ(WSP:Wafer‐level Processed Stack Package)などのようなパッケージを利用して実装することができる。
一方、本発明の発明の開示では、具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から離脱しない限度内で様々な変形が可能であるため、本発明の範囲は上記実施の形態に限定されるものではない。従って、本発明の範囲は上記特許請求の範囲だけでなく、本発明の特許請求範囲と均等なものによって決定されるべきである。
本発明による不揮発性メモリ装置を示すブロック図である。 本発明によるパス/フェイル検出回路の実施の形態を示す回路図である。 本発明のパス/フェイル判別動作時に、入力される信号のタイミング図である。 本発明によるプログラム方法の第1実施の形態を示すフローチャートである。 本発明によるプログラム方法の第2実施の形態示すフローチャートである。 本発明及び一般的な技術による不揮発性メモリ装置のプログラム時間を比較する図である。 本発明及び一般的な技術による不揮発性メモリ装置のプログラム時間を比較する図である。 本発明及び一般的な技術による不揮発性メモリ装置のプログラム時間を比較する図である。 本発明による不揮発性メモリ装置を含むメモリシステムを示すブロック図である。 本発明によるフラッシュメモリ装置及びメモリ制御機を含むコンピュータシステムを概略的に示す図である。
符号の説明
10 不揮発性メモリ装置
20 メモリ制御機
100 メモリセルアレイ
200 ローデコーダ
300 ページバッファ
400 パス/フェイル検出回路
420 プリチャージ部
440 データ展開部
460 ラッチ部
500 制御ロジック
LAT0〜LATm−1 ラッチ

Claims (20)

  1. 不揮発性メモリ装置のプログラム方法であって、
    プログラム動作を遂行するステップと、
    プログラム検証読み出し動作を遂行するステップと、
    前記プログラム検証読み出しの直後に検証リカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するステップと、を含むことを特徴とするプログラム方法。
  2. 前記パス/フェイル判別動作ではワイヤードオア(Wired−OR)スキームが用いられることを特徴とする請求項1に記載のプログラム方法。
  3. 前記パス/フェイル判別動作は、前記検証読み出し動作時に複数のビット線を介してデータセンスが完了した直後に遂行されることを特徴とする請求項2に記載のプログラム方法。
  4. 前記データセンスが完了した後、前記ビット線は、前記ビット線と対応するページバッファのラッチから電気的に遮断されることを特徴とする請求項3に記載のプログラム方法。
  5. 前記プログラム動作を行う間に、プログラム電圧はプログラムループによって段階的に増加されるプログラム電圧が提供されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム方法。
  6. 前記プログラム動作を遂行するステップは、
    プログラムに必要なワード線電圧とビット線電圧とを発生する高電圧活性化ステップと、
    プログラムされるデータを読み出すステップとをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のプログラム方法。
  7. 前記プログラム動作を遂行するステップは、
    プログラムされるメモリセルに連結されるビット線にはプログラム電圧として接地電圧を提供し、プログラムが禁止されるメモリセルに連結されるビット線にはプログラム禁止電圧として電源電圧を提供するビット線セットアップステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のプログラム方法。
  8. 前記プログラム動作を遂行するステップは、
    前記読み出されたデータをプログラムするために選択されたワード線にプログラム電圧を提供し、選択されなかったワード線にパス電圧を提供するプログラム実行ステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のプログラム方法。
  9. 前記プログラム動作を遂行し、前記複数のワード線及び前記複数のビット線の電圧レベルを接地電圧に放電させるコアリカバリステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のプログラム方法。
  10. 前記パス/フェイル判別動作を遂行した結果としてプログラムパスが発生すれば、高電圧発生回路を非活性化させてプログラム動作を終了するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のプログラム方法。
  11. 前記パス/フェイル判別動作を遂行した結果としてプログラムフェイルが発生すれば、プログラムループカウンタ値が増加され、増加されたプログラム電圧でプログラム動作がもう一度遂行されることを特徴とする請求項10に記載のプログラム方法。
  12. 前記プログラムループカウンタ値が基準値を超えると、前記プログラム動作を終了するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のプログラム方法。
  13. 前記プログラム検証読み出し動作を遂行した後、検証リカバリ動作を遂行するステップをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のプログラム方法。
  14. 前記コアリカバリ動作を遂行した直後に前記検証読み出し動作が遂行されることを特徴とする請求項9に記載のプログラム方法。
  15. 前記検証読み出し動作を遂行した直後に前記ビット線セットアップ動作及び前記パス/フェイル判別動作が同時に遂行されることを特徴とする請求項14に記載のプログラム方法。
  16. 不揮発性メモリ装置のプログラム方法であって、
    プログラム動作を遂行するステップと、
    プログラム検証読み出し動作を遂行するステップと、
    前記プログラム検証読み出しの直後にビット線セットアップ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するステップと、を含むことを特徴とするプログラム方法。
  17. 複数のワード線と複数のビット線とが交差する領域に配列されるメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    アドレスを受信して前記複数のワード線のうち何れか一つのワード線を選択するローデコーダと、
    前記メモリセルアレイにプログラムされるデータビットを一時的に保存するか、又は前記メモリセルアレイから前記複数のビット線を介して感知したデータビットを一時的に保存するページバッファと、
    プログラム検証動作時に前記ページバッファにラッチされたデータ値がパスデータと同一であるか否かを判別するパス/フェイル検出回路と、
    プログラム動作時に検証読み出し動作を遂行した直後に検証リカバリ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するように前記ローデコーダ、前記ページバッファ、及び前記パス/フェイル検出回路を制御する制御ロジックと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置。
  18. 前記パス/フェイル検出回路としてはワイヤードオアスキームが用いられることを特徴とする請求項17に記載の不揮発性メモリ装置。
  19. 前記パス/フェイル検出回路は、
    プリチャージイネーブル信号に応じて検出ノードを電源電圧レベルにプリチャージさせるプリチャージ部と、
    ディベロップイネーブル信号に応じて前記ページバッファのラッチされたデータを前記検出ノードに展開するデータ展開部と、
    ラッチイネーブル信号に応じて前記検出ノードの電圧レベルをラッチするラッチ部と、を含み、
    前記パス/フェイル判別動作時に前記プリチャージイネーブル信号、前記ディベロップイネーブル信号及び前記ラッチイネーブル信号は、前記制御ロジック回路から生成されることを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ装置。
  20. 複数のワード線と複数のビット線とが交差する領域に配列されるメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    アドレスを受信して前記複数のワード線のうち何れか一つのワード線を選択するローデコーダと、
    前記メモリセルアレイにプログラムされる前記データビットを一時的に保存するか、又は前記メモリセルアレイから前記複数のビット線を介して感知したデータビットを一時的に保存するページバッファと、
    プログラム検証動作時に前記ページバッファにラッチされたデータ値がパスデータと同一であるか否かを判別するパス/フェイル検出回路と、
    プログラム動作時に検証読み出し動作を遂行した直後にビット線セットアップ動作とパス/フェイル判別動作とを同時に遂行するように前記ローデコーダ、前記ページバッファ及び前記パス/フェイル検出回路を制御する制御ロジックと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置。
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